JP5211683B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機 Download PDF

Info

Publication number
JP5211683B2
JP5211683B2 JP2007336266A JP2007336266A JP5211683B2 JP 5211683 B2 JP5211683 B2 JP 5211683B2 JP 2007336266 A JP2007336266 A JP 2007336266A JP 2007336266 A JP2007336266 A JP 2007336266A JP 5211683 B2 JP5211683 B2 JP 5211683B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
vending machine
bucket
belt
conveying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007336266A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009157722A (ja
Inventor
道 田中
晃一 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2007336266A priority Critical patent/JP5211683B2/ja
Publication of JP2009157722A publication Critical patent/JP2009157722A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5211683B2 publication Critical patent/JP5211683B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、自動販売機において、特に商品取出口が自動販売機の中段位置にあることで、下段位置にある場合に比して身体を大きく屈めることなく、商品の取出しを行うことができることを図った自動販売機に関するものである。
従来、購入者が自動販売機より商品を取り出しやすいように、商品取出口を下段位置より中段位置に変更した自動販売機は、イージーアクセス式自動販売機と云う名称で知られており、この自動販売機で使用される商品取出し搬送装置として、特許文献1に示されているようなものがある。
図10は特許文献1に記載された従来の自動販売機における商品取出し搬送装置の斜視図である。
商品払出口52より商品を受け取る降下位置と、商品受け台2の高さ位置に対応する上昇装置との間に上下方向に移動するバケット6を設け、昇降駆動手段によってバケット6を昇降駆動する。バケット6には商品を水平長手方向に搬送するベルトコンベア15を設け、降下位置においてバケット6が商品を受け取った場合、ベルトコンベア15によって商品を一旦商品到達検知用マイクロスイッチ23に向けて搬送し、商品到達検知用マイクロスイッチ23によってこれが検出された場合にバケット6を上昇駆動させ、上昇位置においてベルトコンベア15により商品を商品受け台2に向けて搬送する。
特開2004−164679号公報
しかしながら、上記従来の構成では、横方向の搬送手段であるバケット6が自動販売機のほぼ横幅に亘って構成されており、しかも、その横送り搬送手段自身が自動販売機の中段位置まで上昇する構成となっていたため、重量がある機構を上昇させるのに大きなパワーを必要とするが故に駆動源のモータが大型化し、搬送時間も長いという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、イージーアクセス式の自動販売機において、利用者が商品選択してから商品取出口に搬送されるまでの搬送時間をできるだけ短くし、搬送にかかる駆動源のパワーを低減しながら、駆動源に大きな負荷がかかった場合でも信頼性を確保した搬送手段を備えた自動販売機を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の自動販売機は、自動販売機本体内に商品が収納される収納棚の下方に備えた商品払出装置と、前記本体を覆う外扉に、払出された商品を受けて搬送する搬送手段と、前記搬送手段から商品を受けて一旦待機する中間搬送手段と、前記中間搬送手段から商品を受け取って前記中間搬送手段の上方に備えた商品取出口に商品を搬送する上下移動可能なバケットを備えた商品上昇手段と、商品姿勢制御部材とを備えた自動販売機であって、前記外扉の略中央部に前記バケットが上下移動可能になるように前記商品上昇手段が配置され、前記バケットの左右両側に払出された商品を前記中間搬送手段へ搬送する左右1対の前記搬送手段1つの駆動源によって同時に駆動する
ように連結され、左右1対のそれぞれの前記搬送手段に対応させて配置された2つの前記商品姿勢制御部材は、前記搬送手段による商品の搬送方向に回動可能に上端が軸支され前記搬送手段による商品の搬送方向とは逆方向に付勢手段で付勢された商品当接部を備え、前記搬送手段により搬送される立ち姿勢状態の高さ最小商品、前記高さ最小商品の高さ寸法よりも径の大きい横倒し状態の大径商品の両方とも前記商品当接部に当接し、横倒し状態の前記大径商品は前記商品当接部に当接した後は前記付勢手段に抗して前記商品当接部を回動させて前記中間搬送手段へ搬送され、立ち姿勢状態の前記高さ最小商品は前記商品当接部に当たって横倒し状態となって前記中間搬送手段へ搬送されるものである。
これによって、利用者への搬送時間を低減し、駆動源への負荷を低減することで、駆動源の信頼性を確保して、選択商品の搬送を行うことができる。また、搬送手段に立ち姿勢で払出された高さや径の異なる大小多種多様の商品を横倒しにして中間搬送手段へ搬送でき、搬送手段における搬送途中での商品詰まりを低減することができる。
本発明の自動販売機は、搬送手段による搬送距離を抑えて搬送時間を短くでき、駆動源への負荷低減を行えるので、駆動源のコンパクト化を図ることができ、また、搬送手段に立ち姿勢で払出された高さや径の異なる大小多種多様の商品を横倒しにして中間搬送手段へ搬送でき、搬送手段における搬送途中での商品詰まりを低減することができるので、信頼性の高い自動販売機提供することができる。
請求項1に記載の発明は、自動販売機本体内に商品が収納される収納棚の下方に備えた商品払出装置と、前記本体を覆う外扉に、払出された商品を受けて搬送する搬送手段と、前記搬送手段から商品を受けて一旦待機する中間搬送手段と、前記中間搬送手段から商品を受け取って前記中間搬送手段の上方に備えた商品取出口に商品を搬送する上下移動可能なバケットを備えた商品上昇手段と、商品姿勢制御部材とを備えた自動販売機であって、前記外扉の略中央部に前記バケットが上下移動可能になるように前記商品上昇手段が配置され、前記バケットの左右両側に払出された商品を前記中間搬送手段へ搬送する左右1対の前記搬送手段1つの駆動源によって同時に駆動するように連結され、左右1対のそれぞれの前記搬送手段に対応させて配置された2つの前記商品姿勢制御部材は、前記搬送手段による商品の搬送方向に回動可能に上端が軸支され前記搬送手段による商品の搬送方向とは逆方向に付勢手段で付勢された商品当接部を備え、前記搬送手段により搬送される立ち姿勢状態の高さ最小商品、前記高さ最小商品の高さ寸法よりも径の大きい横倒し状態の大径商品の両方とも前記商品当接部に当接し、横倒し状態の前記大径商品は前記商品当接部に当接した後は前記付勢手段に抗して前記商品当接部を回動させて前記中間搬送手段へ搬送され、立ち姿勢状態の前記高さ最小商品は前記商品当接部に当たって横倒し状態とな
って前記中間搬送手段へ搬送されるものであり、搬送手段の搬送距離を半分にすることができ、搬送時間を短くすることができ、また駆動源に係る負荷を低減することができる。また、搬送手段に立ち姿勢で払出された高さや径の異なる大小多種多様の商品を横倒しにして中間搬送手段へ搬送でき、搬送手段における搬送途中での商品詰まりを低減することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明にさらに、搬送手段を構成する搬送ベルトと、前記搬送ベルトに押圧しながら回転することで前記搬送ベルトを送るベルト送りローラとを備え、前記ベルト送りローラは付勢手段によって前記搬送ベルトに押圧しているものであり、一方の搬送ベルトが商品詰まりによってロックして回転しない場合でも、ベルト送りローラは回転駆動し、いわゆる搬送ベルトの空回り状態となって駆動源に大きな負荷がかかるのを防止できるので、ロックを阻止することができ、信頼性を確保することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明にさらに、ベルト送りローラの搬送ベルトとの接触面をゴム部材で形成したものであり、搬送ベルトに押圧された状態でも、ゴム部材による摩擦力の強化により、搬送ベルトを空回りさせることなく回転駆動させることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2または3に記載の発明にさらに、搬送ベルトは張力が張らないように撒かれて回転駆動したものであり、ベルト送りローラによる搬送ベルトの回転駆動をさらに空回りすることなく商品を搬送できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、先に説明した実施の形態と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における自動販売機本体の斜視図である。図2は同実施の形態の自動販売機の正面図である。図3は同実施の形態の自動販売機の詳細を示す部分斜視図である。図4は同実施の形態の自動販売機の外扉開放状態の斜視図である。図5は同実施の形態の自動販売機本体要部斜視図である。図6(a)は同実施の形態の自動販売機の外扉要部斜視図、図6(b)は(a)の要部斜視図である。図7は同実施の形態の自動販売機の縦断面図である。図8は同実施の形態の自動販売機の搬送ユニットの概略図で、図9は同実施の形態の自動販売機の動作の一部を示すフローチャートである。
図において、自動販売機の本体101内には複数の冷蔵もしくは温蔵された商品収納室103が区画構成されて、種々の商品107がそれぞれ収納されている。自動販売機本体101の前面開口部には商品収納室103と外気との断熱を司る内扉104が配置され、内扉104の前面には外扉102が配置されている。外扉102の前面上部には商品サンプル展示部115が備えられ選択ボタン118が配列されている。また、商品サンプル展示室115の下部中段には金銭投入部116が備えられ、また金銭投入部116とほぼ同じ高さの位置で外扉102の横幅寸法の略中央部には選択された商品107を排出する商品取出口117が備えられている。商品取出口117は、普段は取出口扉119にて閉塞されている。取出口扉119は、商品取出口117内部の回転軸119aに回動可能に取り付けられている。
商品収納室103内には商品収納ラック105が複数列配置され、最下部の商品は商品払出装置170によって保持され、商品選択ボタン118の操作により、対応する商品が、商品払出装置170によって払い出され、各々の商品収納ラック105の下部の本体後方から前方に向かって下降傾斜された商品シューター106上に落下しって搬出される。内扉104の下部には、シューター106によって案内される商品払出口108が横方向に複数個並べられている。商品払出口108は商品107が通過可能な寸法の開口部を形成しており、その下端は商品シューター106の前端より少し低い位置に配置されている。
また、商品払出口108の上端部に図示しないヒンジ機構を介して内扉フラッパ109が回動可能に取り付けられている。内扉フラッパ109(商品払出口ともいう)は、普段は自重で鉛直下向きに位置し、商品払出口108の断熱蓋の役目を果たしている。また、後方からの抗力により、前方へ回動する構造となっている。
内扉104の前方下部には搬送ベルトコンベア(搬送手段ともいう)121が左右に2個、一対になって配置されている。搬送ベルトコンベア121の上面は、商品払出口108の下端より少し低い位置に配置されている。左右の搬送ベルトコンベア121のそれぞれの両端にはコンベアローラ123が配置され、搬送ベルト122が張架されている。
左と右の搬送ベルトコンベア121の間には、中央傾斜スロープ(中間搬送手段ともいう)124が配置され、後方から前方に向かって下降傾斜している。また、幅寸法は最大商品の長さより少し大きい寸法となっている。
中央傾斜スロープ124の前部には、商品リフタ(商品上昇手段ともいう)131が配置されている。商品リフタ131の外郭はフレーム132にて構成されている。フレーム132に囲われた空間は中間仕切り153によって区画され、それぞれ昇降スペース151と駆動スペース152を形成している。
商品取出しスペース149の左右両側には、バケット133が上昇位置にある状態で商品107が載置されていることを検知する、商品取り忘れ検知センサ156が、商品リフタ131のフレーム132及び中間仕切り153に固着されている。
昇降スペース151の下部には商品保持プレート145が上下移動可能に取り付けられている。商品保持プレート145の両端は商品リフタ131の横溝132aに挿通しており、上端部にはスプリング146が取り付けられている。商品保持プレート145のスプリング146の他端は上方へ伸び、商品リフタ131のフレーム132のほぼ中段高さに取り付けられ、張架されている。
よって、商品保持プレート145は普段は上方向に付勢されており、この状態では、後方開口部134のほぼ下半分を隠す位置まで上がっている。商品保持プレート145の前後位置は、バケット133が下降したとき当接する位置関係にある。このとき当接するバケット133の当接面には、バケット下部緩衝材163が貼られている。また、商品保持プレート145の後方表面には緩衝材162が貼られている。
一方、昇降スペース151の隣の空間(図では左隣)には、駆動スペース152が形成されている。駆動スペース152の最下位置には、下部タイミングプーリ136が軸部136aに回動可能に軸支されている。また、駆動スペース152の上方、商品取出しスペース149の高さには上部タイミングプーリ137が軸部137aに固着され、軸部137aと共に図示しない軸受けに回動可能に軸支されており、下部タイミングプーリ136と上部タイミングプーリ137との間にはタイミングベルト138が張架されている。
上部タイミングプーリ137の軸部137aはトルクリミッタ139に連結されている。また、トルクリミッタ139の他端は駆動モータ140のモータ軸141に連結されている。ここで、トルクリミッタ139とは、ある設定トルク以下の伝導トルクでは両端の軸は連動し、設定トルク以上の軸トルクがかかった時、両端の軸が相対的に滑り、一定の設定トルクで動力を伝達する機能要素である。
タイミングベルト138の一部にはバケット保持部材135が固着され、昇降スペース151内へ、中間仕切り153のスリット153aに挿通されて突出して形成されており、バケット133が乗っている。バケット保持部材135の突出延長した部分は、商品リフタ131のフレーム132のスリット132cに挿通されている。バケット保持部材135には、中間仕切り153のスリット153a及び商品リフタ131のフレーム132のスリット132cの部分にバケット摺動部材154が固着されている。
バケット保持部材135は上昇時、上昇位置にて、商品リフタ131のフレーム132に固着された、ダンパ手段161に当接するようになっている。また、同様に、下降時にも降下位置に設けられたダンパ手段161に当接する。
また、図4は外扉102を開放した斜視図である。断熱部材によって形成された内扉104には樹脂製の内扉フラッパ109がフラッパ枠体109a(商品払出口枠体)に開閉自在に上端を軸支されている。フラッパ枠体109aは内扉104の前後方向から挟みこんで内扉104に固定しておりフラッパ枠体の表面が内扉104の表面よりも前方に出っ張って固定されている。また内扉フラッパ109の下方には段差部がある。
このため、内扉フラッパ109の下方には、内扉104とは別部材の第1商品案内板200がフラッパ枠体109aや段差部を覆って内扉104の左右幅方向に亘って固定されている。
また、内扉104には、内扉フラッパ109から払出された商品の姿勢を制御する商品姿勢制御部材201が固定されている。商品姿勢制御部材201は外扉102に左右両側に装着された搬送手段121の搬送ベルト122に商品が立ち姿勢で払出された場合に商品姿勢制御部材201に商品を当てて強制的に横倒しにして中間搬送手段124へ案内するものである。またそれぞれの搬送ベルト122に対応させて配置しているので2つの商品姿勢制御部材201を備え、搬送ベルト122から中間搬送手段124へ商品が案内される部分に対応した内扉の位置に商品姿勢制御部材201を固定している。なお内扉フラッパ109の配置位置により、多少商品姿勢制御部材201の固定位置がずれても問題はなく、内扉フラッパ109から払出された商品が搬送ベルト122に案内されたとき立ち姿勢となって、そのまま中間搬送手段124へ搬送されないように規制できればよい。
また商品姿勢制御部材201の下部には一端を軸支しバネ付勢された他端が自由端の商品当接部201aが連結されており、商品の搬送方向とは逆方向にバネ付勢されている。商品の種類によって商品高さが異なり、また商品径も大小多種多様に存在するため、商品当接部201aはもっとも商品高さの低い商品が立ち姿勢で搬送ベルト122上を移動してきた場合に倒すためのものである。ところが中には前記のような高さの低い商品よりも径の大きい大径商品もあるため、大径商品が横倒し姿勢で搬送された場合、可動式でない固定された商品当接部201aでは大径商品は商品当接部201aに当たったまま中間搬送手段124へ搬送されず商品詰まりを起こすことになる。
したがって大径商品も小径商品もすべてが搬送可能にするためには商品当接部201aが必要であり、さらにバネ付勢させることで立ち姿勢商品を確実に倒して横倒し姿勢にすることができる。これによって搬送途中での商品詰まりを低減することができる。
また商品姿勢制御部材201間の商品案内板は第1商品案内板200よりも外扉102側に向かって配置した第1商品案内補助板202とし、中間搬送手段124の位置が搬送ベルト122よりも外扉102の表面方向に少し奥まって配置している分、第1商品案内補助板202を外扉102側に向かって配置して、商品が搬送される通路幅を規制している。
次に外扉102に固定された搬送手段121およびその周辺構造について説明する。
外扉の裏面には商品上昇手段131の左右両側には、内扉フラッパ109から払出された商品を受ける搬送手段121が配置されている。搬送手段121の搬送ベルト122の上部で第1商品案内板200に対峙した外扉102には下フランジ部を軸支してバネ付勢された第2商品案内板203が回動自在に備えられている。
第2商品案内板203をバネ付勢に抗して開けると、金銭投入部116に連結した金銭回収箱204が外扉102に着脱自在に配置している。このため金銭回収時には第2商品案内板203を開放することで回収することができる。
また第1商品案内板200および第2商品案内板203は表面が滑りやすいようにコーティング層として構成されている。
また第2商品案内板203は下方からほぼ垂直に立上がった面が途中で内扉104側へ折れ曲がって傾斜配置するように形成されている。これによって内扉フラッパ109からペットボトル商品が飲み口側が先頭となって払出された場合に、第2商品案内板203の上部に接触しても、傾斜面によって第2商品案内板203の下方へ導かれ、搬送手段121の回転駆動とともに、商品は搬送ベルト122上に横倒し姿勢となるので商品詰まりを防止することができる。
また商品上昇手段131の両側に配置した搬送手段121と中間搬送手段124はあらかじめ組み立てられた搬送ユニット205として外扉102に固定される。
搬送ユニット205には2つの搬送ベルト122を回転駆動させる1つの駆動源(駆動モータ)206を搬送ベルト122の下方に配置し、伝達手段209を介して搬送ベルト122のベルトを回転させるベルト送りローラ207を回転駆動させて搬送ベルト122を回転駆動させている。
ベルト送りローラ207はバネ付勢手段208によってベルト送りローラ207の軸部207aを付勢し、ベルト送りローラ207が搬送ベルト122に押圧されるように付勢力がかけられている。またベルト送りローラ207の搬送ベルト122と押圧する面はゴム部材210となっている。また、搬送ベルト122は十分な張力が張られた状態ではなく、テンションをかけない状態でベルト構成されている。
また中間搬送手段124は外扉102の左右幅方向に軸支されて、外扉102前方側を自由端とし、常時下方傾斜した状態となるようにバネ付勢して支持され、中間搬送手段124は商品が載置されると、荷重によってさらに押下げられて、中間搬送手段124の下方に位置する商品検知センサ211を押圧して検知し、商品上昇手段131のバケット133を、待機位置である商品取出口117から下降運転させる。
また、中間搬送手段124とバケット133を連通する開口部212(後方開口部134と同じ)を塞ぎ、中間搬送手段124に載置した商品を停止させる商品保持プレート145との関係において、商品保持プレート145と開口部212との間には若干の隙間部213を設けて商品を停止させている。これは、万が一、商品が中間搬送手段124に載置したまま立ち姿勢状態で商品詰まりを起こした場合に、商品取出口117から隙間部213を通して商品の詰まり状態を確認できるので、管理者は外扉102を開放しなくても、隙間部213を通して商品を横倒し姿勢に直し、正常に搬出することができる。
しかし、この隙間部213があるために、商品が隙間部213にもたれ掛かった状態で立ち姿勢とならないように、隙間部213を塞ぐ隙間防止部材214を固定している。隙間防止部材214は、第2商品案内板203間にできた中間搬送手段124上方のスペースを塞ぎ、表面に複数の開口孔214aを開けることで、商品確認を行うことができる。
以上のように構成された自動販売機の動作について説明する。
まず、従来の自動販売機と同様、缶飲料などの商品107が冷蔵あるいは温蔵された状態で、商品収納ラック105内に収納されている。
ここで、利用者により、所望の商品107に相当する金額が金銭投入部116より投入され、選択ボタン118が押されると、商品払出装置170が動作して、最下部にある商品107を下方へ払出す。また選択ボタン107に連動して搬送手段121の駆動モータ206を駆動して、コンベアローラ123が矢印A及び矢印Bの方向に回転して、両方の搬送ベルト122を駆動させる。
そして商品107は商品収納ラック105より下方に払い出され、庫内シューター106上を転がり、内扉104の内扉フラッパ109を商品107自身で開けることで、商品払出口108より出てくる。そうすると、商品107は本体正面向かって右寄りの商品払出口108から出たものは左方向へ、向かって左寄りの商品払出口108から出たものは右方向へそれぞれ搬送され、自動販売機本体101の略中央部にある中央傾斜スロープ124(中間搬送手段ともいう)に到達する態様となっている。
まず、商品払出口108から出た商品107の種類や大きさによっては第2商品案内板203に当たり、搬送ベルト122に落下する。特に商品が高さのあるペットボトルの場合、ペットボトルの飲み口側が先頭となって払出されると内扉フラッパ109と第2商品案内板203間に跨っても、第2商品案内板203の形状によりペットボトルの先端側が下方へ向く方向に力が働き、また搬送ベルト122も回転動作を始めるので、詰まることなく搬送ベルト122上に横倒し姿勢で搬送することができる。
商品107は搬送ベルト122上に載置されて内扉104の幅方向に沿って移動する。このとき第1商品案内板200や第2商品案内板203が搬送方向の案内壁となる内扉104表面や外扉102裏面に配置された機能部品の出っ張り部を覆っているため搬送途中で商品が引っ掛って商品詰まりを起こすのを防止することができる。
また搬送ベルト122上で商品107が立ち姿勢状態のまま搬送された場合、商品姿勢制御部材201の商品当接部201aに当たって横倒しされることとなる。また横倒し状態の大径商品、立ち姿勢状態の高さ最小商品ともに商品当接部201aに接触して、横倒し状態の大径商品は付勢手段に抗しながらそのまま搬送され、立ち姿勢状態の高さ最小商品は商品当接部201aに当たって横倒し状態となり商品詰まりを起こすことなく搬送することができる。
そして商品107が搬送ベルト122の内扉104寄りに載置されている場合は第1商品案内補助板202に案内されて前方へ移動し、スムーズに中間搬送手段124に受け渡すことができる。
このとき、商品リフタ131のバケット133は上昇位置にあり、商品取出口117の底面となっている。また商品保持プレート145はスプリング146により上方向に付勢されていて最上位置にある。
中間搬送手段124は下方傾斜状態で商品107を一旦保持するので、商品107は中間搬送手段124の自由端側へ移動し商品保持プレート145に当接して停止する。この間、商品107に荷重によって中間搬送手段124はさらに下方へ傾斜することで商品検知センサ211が検知し、バケット133の駆動モータ140を駆動させる。
ここで商品検知センサ211が検知されても、所定時間、搬送ベルト122は駆動を続けている。これは商品107の一部が、中間搬送手段124内に到達せず搬送ベルト122もしくは搬送ベルト122と中間搬送手段124との間に一部が残って商品保持プレート145に横倒し姿勢となって当接していない虞があるため、商品検知センサ211が働いても、搬送ベルト122はそのまま所定時間、回転を続ける。
そしてバケット133は下降運転し、バケット133の一部を商品保持プレート145に接触させて、さらにバケット133を下降させ、そのまま商品保持プレート145を付勢力に抗して押し下げる。
これによってバケット133と中間搬送手段124との間の開口部212を連通させ、商品107をバケット133へ移動させることができる。これによって中間搬送手段124は付勢力によって自由端が持上げられて、商品検知センサ211の検知状態を解除され、バケット133は上昇運転を行い商品取出口117へ搬送される。
このとき取出口扉119が電動で開放されるので、利用者の手が塞がっていて取り出しにくい場合でも、簡単にしゃがむことなく取出すことができる。
バケット133の下降動作(S1)では、図9の如く、一旦、駆動モータ140に上方向移動通電されることにより、上部タイミングプーリ137が回転し、タイミングベルト138が送られることでバケット133が上昇(S2)して、規制プレート157がバケット保持部材135を下方から保持している状態が解除されて離れるとソレノイド158に通電(S3)されて、バケット保持部材135が規制されない所まで退避する。バケット保持部材135が規制プレート157に載置している状態では、相互の摩擦力により、ソレノイド158に通電しても、プランジャー159がソレノイド158内に収納されず、回転軸157bを中心としてリンク部157aを介して規規制プレート157は回転することができず退避できない可能性があるが、一旦バケット133を上昇させることで相互に分離することができ、規制プレート157の退避を確実に行うことができる。
また、上昇位置にあるバケット133は上昇してもすぐにダンパ手段161にて規制されているため、それ以上、上昇できないが、駆動モータ140と上部タイミングプーリ137と駆動モータ140の間にトルクリミッタ139が介在しているため、過度回転が起きても、トルクリミッタ139内で滑りが生じ、駆動モータ140の巻線が過熱するようなことはない。
その後、一定時間の後(図の例では0.1秒(S4))、駆動モータ140への通電は停止され(S5)、今度は下方向移動通電され、バケット133が下方向に移動する(S6)。そして、バケット保持部材135の凸部135aが降下位置検出スイッチ142を押して検知した時点(S7)で駆動モータ140への通電は停止され、バケット133は停止する(S8)。同時にソレノイド158への通電も停止する(S9)。このとき、バケット保持部材135はダンパ手段161に当接し衝撃吸収されながら停止するため、衝撃音は緩和される。
また、バケット133の上昇時は駆動モータ140に上昇通電され、上部タイミングプーリ136が回転し、タイミングベルト138を送ることで、バケット133は商品107を載せた状態で上昇する。そして、バケット保持部材135の凸部135aが上昇位置検知スイッチ143を押すと、駆動モータ140への通電が停止され、バケット133は停止する。このとき、バケット保持部材135はダンパ手段161に当接し衝撃吸収されながら停止するため、衝撃音は緩和される。
バケット133が上昇していくと、商品保持プレート145はスプリング146で上向きに付勢されているので、バケット133の底面に緩衝材163を介して当接したまま上昇する。そして、商品リフタ131のフレーム横溝132aの上端まで上昇したところで止まる。この状態は、次販売の商品107が再び中央傾斜スロープ124に乗ると、商品107を一時的に保持できる状態である。
万が一、中間搬送手段124内で商品が立ち姿勢状態となって商品をバケット133に移動させることができず、商品検知センサ212の検知解除されないまま保持されるとバケット133は下降したまま保持される。しかし自動販売機の管理者に連絡すれば、外扉102を開放することなく商品取出口117から隙間防止部材214の開口孔214aを通して商品を目視することができ、詰まり商品を横倒し姿勢に直し搬出可能にすることができる。
上記は搬送ベルト122上で詰まることなく正常に運転された場合を説明したが、例えば搬送ベルト122上で商品が詰まった場合、通常、搬送ベルト122が回転駆動できなくなり、駆動モータ206に異常な負荷がかかりロックしたり、駆動モータ206の信頼性を低下させる虞がある。
しかしこの場合、搬送ベルト122の回転が停止しても、ベルト送りローラ207はバネ付勢手段208によって搬送ベルト122に押圧させているだけなので、ベルト送りローラ207は回転駆動を継続し、駆動モータ206への過剰負荷を抑制することができる。
したがって、搬送ベルト122の正常運転時は、ベルト送りローラ207の表面がゴム部材210となっているので、バネ付勢手段208による押圧だけでも、搬送ベルト122は空回りすることなく、商品を搬送することができる。
そして、商品選択ボタン118の操作から所定時間経過しても商品検知センサ211が検知しない場合は、商品詰まりが発生したとして、搬送ベルト122を逆回転させるように駆動モータ206が運転する。そして約1〜2秒逆回転運転したのち、正回転運転を行うことで、搬送ベルト122上での商品詰まりをなくし、商品を中間搬送手段124へ案内することができる。
また、搬送手段121の搬送ベルト122の正逆回転を2回繰り返しても中間搬送手段124が商品検知センサ211を押圧しない場合はすべての商品選択ボタン118を点灯させて「売切れ」表示させ、商品選択ボタン118の操作を無効にするものである。これによって次回利用者への販売を停止して、管理者への自動販売機メンテナンスをアピールする。
また、中間搬送手段124からバケット133へ商品の移動をスムーズにするために中間搬送手段124の表面にフッ素コーティングなど行った被覆層を設けることで、角ペットボトルなど横倒し姿勢状態で搬送しにくい商品もスムーズにバケット133に移動させて、利用者はしゃがむことなく、立ち姿勢のまま商品を取り出せる位置まで搬送できる、利用者にやさしい自動販売機を提供することができる。
以上のように、本発明にかかる自動販売機は、搬送手段と上昇手段を別々に構成し、搬送手段で一旦、自動販売機の中央位置に搬送し、それを上昇手段で自動販売機の中段位置まで上昇させるようにしたことで、商品の搬送経路を短くでき、搬送機構を小型化することで、商品の搬送にかかる駆動力を低減させることができるので、あらゆる自動販売機に適用することができる。
本発明の実施の形態1における自動販売機の斜視図 同実施の形態の自動販売機の正面図 同実施の形態の自動販売機の部分斜視図 同実施の形態の自動販売機の外扉開放状態の斜視図 同実施の形態の自動販売機本体要部斜視図 (a)同実施の形態の外扉要部斜視図(b)図6(a)の要部斜視図 同実施の形態の自動販売機の縦断面図 同実施の形態の自動販売機の搬送ユニットの概略図 同実施の形態の自動販売機の動作の一部を示すフローチャート 従来の商品取出し搬送装置の斜視図
符号の説明
101 自動販売機本体
102 外扉
107 商品
117 商品取出口
118 商品選択ボタン
121 搬送ベルトコンベア(搬送手段)
124 中央傾斜スロープ(中間搬送手段)
131 商品リフタ(商品上昇手段)
133 バケット
170 商品払出装置
200 第1商品案内板
201 商品姿勢制御部材
203 第2商品案内板
205 搬送ユニット
206 駆動源(駆動モータ)
207 ベルト送りローラ
208 バネ付勢手段
210 ゴム部材
211 商品検知センサ
212 開口部
214 隙間防止部材

Claims (4)

  1. 自動販売機本体内に商品が収納される収納棚の下方に備えた商品払出装置と、前記本体を覆う外扉に、払出された商品を受けて搬送する搬送手段と、前記搬送手段から商品を受けて一旦待機する中間搬送手段と、前記中間搬送手段から商品を受け取って前記中間搬送手段の上方に備えた商品取出口に商品を搬送する上下移動可能なバケットを備えた商品上昇手段と、商品姿勢制御部材とを備えた自動販売機であって、前記外扉の略中央部に前記バケットが上下移動可能になるように前記商品上昇手段が配置され、前記バケットの左右両側に払出された商品を前記中間搬送手段へ搬送する左右1対の前記搬送手段1つの駆動源によって同時に駆動するように連結され、左右1対のそれぞれの前記搬送手段に対応させて配置された2つの前記商品姿勢制御部材は、前記搬送手段による商品の搬送方向に回動可能に上端が軸支され前記搬送手段による商品の搬送方向とは逆方向に付勢手段で付勢された商品当接部を備え、前記搬送手段により搬送される立ち姿勢状態の高さ最小商品、前記高さ最小商品の高さ寸法よりも径の大きい横倒し状態の大径商品の両方とも前記商品当接部に当接し、横倒し状態の前記大径商品は前記商品当接部に当接した後は前記付勢手段に抗して前記商品当接部を回動させて前記中間搬送手段へ搬送され、立ち姿勢状態の前記高さ最小商品は前記商品当接部に当たって横倒し状態となって前記中間搬送手段へ搬送されることを特徴とする自動販売機。
  2. 搬送手段を構成する搬送ベルトと、前記搬送ベルトに押圧しながら回転することで前記搬送ベルトを送るベルト送りローラとを備え、前記ベルト送りローラは付勢手段によって前記搬送ベルトに押圧していることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. ベルト送りローラの搬送ベルトとの接触面をゴム部材で形成したことを特徴とする請求項2に記載の自動販売機。
  4. 搬送ベルトは張力が張らないように回転駆動したことを特徴とする請求項2または3に記載の自動販売機。
JP2007336266A 2007-12-27 2007-12-27 自動販売機 Expired - Fee Related JP5211683B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007336266A JP5211683B2 (ja) 2007-12-27 2007-12-27 自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007336266A JP5211683B2 (ja) 2007-12-27 2007-12-27 自動販売機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009157722A JP2009157722A (ja) 2009-07-16
JP5211683B2 true JP5211683B2 (ja) 2013-06-12

Family

ID=40961669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007336266A Expired - Fee Related JP5211683B2 (ja) 2007-12-27 2007-12-27 自動販売機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5211683B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5986502A (ja) * 1982-11-08 1984-05-18 Masahiro Ueda コンベヤ駆動方法とそれに用いるコンベヤ駆動装置
JPS642915A (en) * 1987-06-25 1989-01-06 Masahiro Ueda Belt conveyer
JPH04294487A (ja) * 1991-03-22 1992-10-19 Japan Tobacco Inc 自動販売機の商品搬送装置
JP2006277157A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009157722A (ja) 2009-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100775083B1 (ko) 자동판매기 인출장치
JP5211683B2 (ja) 自動販売機
JP2010250418A (ja) 自動販売機
JP2009157719A (ja) 自動販売機
JP2009157721A (ja) 自動販売機
JP2009157720A (ja) 自動販売機
JP5272403B2 (ja) 自動販売機
JP4253949B2 (ja) 自動販売機の商品搬出装置
JP2022151630A (ja) 商品搬出装置
JP5272402B2 (ja) 自動販売機
JP2009157717A (ja) 自動販売機
JP2009157718A (ja) 自動販売機
JP4968181B2 (ja) 商品搬出装置
JP4479341B2 (ja) 自動販売機
JP4961651B2 (ja) 自動販売機の商品搬出装置
JP2957639B2 (ja) 自動販売機の商品搬送装置
JP5235297B2 (ja) 物品搬送収納機構
JPH0536577U (ja) 自動販売機の商品搬送装置
JP2815550B2 (ja) 搬送装置
JP2002358563A (ja) 自動販売機の商品搬出装置
JPH09305852A (ja) 自動販売機の商品搬送装置
JP2001297365A (ja) 自動販売機
JP2000123242A (ja) 自動販売機の商品搬出装置
CN114387681A (zh) 一种出票装置
JP4319063B2 (ja) 自動販売機の商品取出口構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101007

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20101112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121106

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20121213

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130211

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5211683

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160308

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees