JP5211414B2 - 超純水製造装置 - Google Patents

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本発明は超純水製造装置に係り、特に、紫外線(UV)照射により有機物(TOC)を酸化分解するUV酸化装置と、UV酸化分解により発生した炭酸、有機酸などのイオン性物質を除去するイオン交換装置とを備える超純水製造装置において、UV酸化装置のUV照射量を的確に制御することによりTOCの分解除去を効率的に行って、TOC及び溶存酸素(DO)が著しく低減された超純水を製造する装置に関する。
河川水、工業用水、水道水などの原水から、半導体製造工程、医薬品製造工程等で使用される超純水を製造する場合の一般的な製造システムは、図2に示す如く、前処理システムI、一次純水システムII及び二次純水製造工程(サブシステム)IIIからなる。
サブシステムIIIは、一次純水システムIIからサブタンク1に導入された一次純水をポンプPで取り出し、熱交換器2で超純水の水温が所望の温度になるよう調整した後、UV酸化装置3に導入し、UV照射により水中のTOCを酸化分解する。そして、このUV酸化装置3の流出水を後段のイオン交換装置4に導入して、酸化分解により発生した炭酸や有機酸などのイオン性物質を除去する。このようにして得られた超純水は、ユースポイント5に送給されて使用され、余剰の戻り水はサブタンク1に循環される。
このように、UV酸化装置3と後段のイオン交換装置4とを組み合わせて水中の有機物を酸化分解して除去する手段は、一次純水システムにも適用されている。
ところで、UV酸化装置のUVランプは、図3に示す如く、ランプの汚れや劣化により徐々にUV照射量が減少してTOCの酸化分解能力が低下する。このため、装置の設計時には、予めUVランプの出力が低下してもTOCを設定値以下まで酸化分解できるように、UVランプの設置本数を決定している。
また、従来の超純水製造装置では、UV酸化装置の流入水(入口水)のTOC濃度の最大含有量を設定し、この設定したTOC含有量(以下「最大TOC設定濃度」と称す。)の酸化分解除去に必要な量のUV照射を行えるように、UV酸化装置が設計されている。即ち、従来では、流入水のTOC濃度の変動に関らず、常に最大TOC設定濃度のTOCを酸化分解除去し得る量のUVを照射することで、UV酸化後のTOCの残留を防止している。
上記の如く、UV酸化装置ではUVランプの本数をUVランプの能力が低下したときに合わせてランプ本数を決定しているため、ランプの交換当初には、UV照射量が流入水中のTOC濃度に対して過剰となる。
また、UV酸化後のTOCの残留を防止するために、UV酸化装置のUV照射量は最大TOC設定濃度に対応した高い値に固定されているため、最大TOC設定濃度より低TOC濃度の水が流入した場合、必要以上のUVが照射されることになる。
このように必要以上のUV照射を行った場合には、UVコストが高くつく上に、次のような問題がある。
即ち、UV酸化装置の流入水中のTOC濃度に対して過剰のUVが照射された場合、TOCのUV酸化分解に使われなかったUVが水と反応して発生した余剰のOHラジカルから過酸化水素(H)が生成し、これがUV酸化装置の後段のイオン交換装置のイオン交換樹脂、特にアニオン交換樹脂と接触して分解されて酸素を生成する。このため、処理水(超純水)のDO濃度が上昇する。また、Hによるイオン交換樹脂の酸化劣化により樹脂からTOC成分が溶出し、これにより処理水(超純水)のTOC濃度も上昇する。
特に、TOC1μg/L以下の処理水を得るようなUV照射条件では、過剰なUVが水と反応してHを発生し易いため、HによるDO及びTOCの上昇の問題が起こり易い。
このような問題を解決するものとして、特開平10−123118号公報には、UV酸化装置とその後段のイオン交換装置とを備えた超純水製造装置において、イオン交換装置の出口水のDO濃度を測定し、この測定結果に基いてUV酸化装置のUV照射量を制御するものが提案されている。
この超純水製造装置であれば、イオン交換装置の出口水のDO濃度に基いてUV照射量を制御することにより、UVの過剰照射によるDOの発生、イオン交換樹脂の劣化によるTOCの増加を防止することができる。
課題を解決するための手段
前述の如く、UV酸化装置のUVランプは時間の経過と共に出力が低下してくるため、経時によりUV酸化装置のTOC分解能力が低下してくる。このため、イオン交換装置の出口水のDO濃度のみに基いて、このDOを低く抑えるようにUV照射量を制御する特開平10−123118号公報の超純水製造装置では、UVランプの出力低下による未分解TOCの残留を防止することができない。
本発明は上記従来の問題点を解決し、DO及びTOCが著しく低い高純度超純水を安定かつ効率的に製造することができる超純水製造装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
本発明の超純水製造装置は、紫外線酸化装置とその後段のイオン交換装置とを備えてなる超純水製造装置において、該イオン交換装置の出口水の溶存酸素濃度と有機物濃度とを測定し、これらの測定結果に基いて該紫外線酸化装置の紫外線照射量を制御することを特徴とする。
本発明では、イオン交換装置のDO濃度をDO計で測定し、この測定値に基いてUV酸化装置の出力を制御する。即ち、前述の如く、UVの過剰照射により発生したHがイオン交換装置で分解し、処理水のDOが上昇するが、本発明ではこのDO濃度がある設定値以上になると、UV酸化装置のUVランプの出力を下げたり、一部のランプを消灯するように調整することで、過剰のUV照射を抑制することができる。その結果、Hの発生が抑制されるため、イオン交換装置の処理水DOの増加も抑制される。また、樹脂の酸化劣化によるTOCの上昇も抑制される。
また、前述の如く、UVランプは時間の経過に従い出力が低下するため、UV酸化装置がTOCを十分酸化分解できなくなる。よって、上記のようにDOを低く抑えるための出力を調整しただけでは、必要なTOCの水質を満足できなくなる。そこで、本発明では、イオン交換装置の出口水のTOC濃度を測定し、この測定値が設定値以上になるとUVランプの出力を上げたり、一部のランプを点灯するように調整することで未分解TOCの残留によるTOC濃度の上昇を抑えることができる。
本発明ではこのようにDO濃度の測定値が設定値以上にならないようにすると共に、TOC濃度の測定も設定値以上にならないようにUV酸化装置の出力を調整することにより極低DO、極低TOCの高純度超純水を長時間に亘って安定して供給することができる。
なお、図2に示す従来の超純水製造装置において、イオン交換装置4の出口水のDO濃度を測定するDO計やTOC濃度を測定するTOC計が設けられている場合もあるが、この場合、DO計やTOC計は得られる超純水の水質を確認するために設けられたものであり、UV酸化装置のUV照射量の制御のために設けられたものではない。
以下に図面を参照して本発明の超純水製造装置の実施の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の超純水製造装置の実施の形態を示す系統図である。図1において、図2に示す部材と同一機能を奏する部材には同一符号を付してある。
図2に示す従来の超純水製造装置と同様、この超純水製造装置4は、各種前処理工程より得られた一次純水をサブタンク1、ポンプP、熱交換器2、UV酸化装置3、及びイオン交換装置4に順次通水し、得られた超純水をユースポイント5に送給し、戻り水をタンク1に循環するものであるが、イオン交換装置4の出口水のDO濃度を測定するDO計6とTOC濃度を測定するTOC計7とを設け、このDO計6の測定値とTOC計7の測定値に基いてUV酸化装置3の出力(UV照射量)を制御する点が、図2に示す超純水製造装置と異なる。
図1の超純水製造装置において、UV酸化装置3としては、通常、超純水製造装置に用いられる185nm付近の波長を有するUVを照射するUV酸化装置、例えば低圧水銀ランプを用いたUV酸化装置を用いることができる。このUV酸化装置3で、一次純水中のTOCが有機酸、更にはCOに分解される。このUV酸化装置3では、ランプ交換当初や入口TOC濃度が設計時より低い場合、特にTOCを1μg/L以下に処理するような場合、過剰なUV照射により水自体がUVと反応し、Hが発生する。また、UVランプの経時劣化や汚れにより、UV照射量が経時により低減し、このために、未分解TOCが流出する場合もある。
UV酸化装置3の流出水は次いでイオン交換装置4に通水される。イオン交換装置4としては、UV酸化装置3で発生した有機酸、COを除去できるアニオン交換装置、特に、混床式イオン交換装置が好ましい。混床式イオン交換装置としてはアニオン交換樹脂とカチオン交換樹脂とをイオン負荷に応じて混合充填した非再生型混床式イオン交換装置を用いるのが好ましい。このイオン交換装置では、UV酸化装置3で発生したHの一部が分解し、酸素になるため、その流出水のDOが上昇する。また、Hによる樹脂の酸化劣化によりTOCが上昇する。
本発明では、DO計6の測定値に基いてUV酸化装置3の出力を調整することで、過剰なUV照射を抑制しHの発生を最小限にすることができる。その結果、Hに起因するDO、更にTOCの上昇を抑制できる。また、TOC計7の測定値をもUV酸化装置3の出力の制御に取り入れるため、UVランプの劣化などにより処理水中のTOCが上昇した場合には瞬時に対応してUVランプの出力を調整することで、DO、TOCとも低減化した高純度超純水を安定して製造することができる。
本発明においてイオン交換装置4の出口水のDO濃度を測定するDO計6としては、超純水製造装置で通常用いられている、隔膜電極を用いたポーラログラフ方式のDO計が好ましい。
また、TOC計7としても、超純水製造装置で通常用いられている、UV酸化/導電率式TOC計が好ましい。
このTOC計7は、残留TOCを測定できればよく、従って、図1に示すように、DO計6の後段に設けても良く、逆に、TOC計の後段にDO計を設けても良い。
本発明では、例えば予めイオン交換装置4の出口水のDO濃度の基準値とTOC濃度の基準値を定めておき、DO濃度の測定値がこの基準値を超える場合には、UV酸化装置3のUV照射量を減らし、TOC濃度の測定値がこの基準値を超える場合には、UV酸化装置3のUV照射量を増す。
DO計6及びTOC計7の測定値に基いてUV酸化装置3のUV照射量を増減する方法としては、例えば、次のような方法が挙げられる。
(1) 制御器としてUVランプ点灯数制御器を用い、UVランプの点灯数を望ましいUV照射量に応じて制御する。例えば、1シリンダー当り、任意の複数(例えば10本)のUVランプを設置したシリンダーを複数個備えたUV酸化装置であれば、点灯するシリンダー数を制御する。
(2) 制御器としてUVランプ電流制御器を用い、UVランプの電流値を望ましいUV照射量に応じて制御する。例えば、特定のいくつかのシリンダー或いはすべてのシリンダーについて電流値を制御する。
(3) 制御器としてUVランプ点灯数制御器とUVランプ電流制御器とを用い、上記(1)と(2)とを組み合せて望ましいUV照射量に応じて制御する。例えば、あるシリンダーについては定常電流値で点灯又は消灯し、他のシリンダーは電流値を増減する。
このような制御を行う場合のDO濃度の基準値及びTOC濃度の基準値と、UV照射量の増減幅は、当該超純水製造装置で製造する超純水の目標水質やUV酸化装置の仕様等に応じて適宜決定されるが、例えば、DO濃度及びTOC濃度の目標値をそれぞれの基準値とし、この基準値を超える場合には、UV酸化装置のUV照射量を5〜20%程度増減するようにしても良い。
このような本発明の超純水製造装置は、超純水製造システムの一次純水システム、サブシステムのいずれにも適用可能であるが、特に、サブシステムへの適用に好適であり、UVの過剰照射によるDO増加及びUVランプの経時劣化等による残留TOCの増加を抑制して、高純度の超純水を安定に製造することが可能となる。
なお、図1に示す超純水製造装置は本発明の超純水製造装置の実施の形態の一例であって、本発明はUV酸化装置及びイオン交換装置とDO計及びTOC計を前述した順で備えている限り、その他の各種の機器を組み合わせても良く、例えば、イオン交換装置の後段に限外濾過(UF)膜分離装置などの微粒子分離装置を設けても良く、また、DOを更に低減させるための膜式脱気装置等の脱気装置を設けても良い。また、これらの装置が多段に設置されていても良い。また、前処理システム、一次純水システムについても何ら限定されるものではなく、他の様々な装置の組み合わせを採用することができる。
以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をより具体的に説明する。
実施例1、比較例1,2
水道水(野木町水)を原水として、図4に示す装置により超純水を製造した。
即ち、原水を活性炭塔11、熱交換器12、除濁用UF膜分離装置13、2段RO膜分離装置14、膜式脱気装置15、及び混床式イオン交換装置16に順次通水して一次純水を得た。この一次純水を、サブタンク17を経てポンプPにより、6m/hrの流量で、サブシステムの熱交換器18、UV酸化装置19、混床式イオン交換装置20及び微粒子分離用UF膜分離装置21に順次通水し、得られた超純水をユースポイント22に送給し、戻り水をサブタンク17に循環した。なお、混床式イオン交換装置20の出口側には混床式イオン交換装置20の出口水のDO濃度を測定するDO計23とTOC濃度を測定するTOC計24を設けた。
サブシステムに用いた各装置の仕様は次の通りである。
UV酸化装置:(株)日本フォトサイエンス製低圧UV酸化装置(波長185nm付近、0.32kW・hr/m
温床式イオン交換装置:非再生型,SV80hr−1
微粒子分離用UF膜分離装置:栗田工業(株)製UF膜分離装置「KU−1510」
DO計:オービスフェア社製MODEL3600
TOC計:Anatel社製A−1000XP
この装置において、次のような運転条件で連続通水を行い、得られた超純水のDO及びTOC濃度を図5に示した。
実施例1:DO計とTOC計の測定値に基いて UV酸化装置の出力調整を行った。具体的には、DO計の測定値が1.0μg/L以上でUV出力を10%ずつ低減させ、TOC計の測定値が0.45μg/L以上でUV出力を10%ずつ上昇させた。
比較例1:UV酸化装置の出力調整を行わずUV酸化装置の最大出力で運転した。
比較例2:DO計の測定値のみに基いてUV酸化装置の出力調整を行った。具体的には、DO計の測定値が1.0μg/L以上でUV出力を10%ずつ低減させた。
図5より次のことが明らかである。
即ち、比較例1では過剰なランプ照射により水自体がUVと反応し、Hが多く発生する。このHの一部が後段のイオン交換装置で分解し、酸素になるため、その処理水のDO値が上昇する。また、過剰なHが樹脂を酸化劣化させ、TOCが上昇する。ただし、時間経過と共にUVランプが劣化するため、Hの発生も減少し、その結果DO値、TOC値も減少する。
一方、比較例2では、DO計に基くUV出力制御でUVの過剰照射が防止され、DO及びTOCを低く抑えることができるが、経時によりUVランプが劣化した場合にUV出力を増加させることができないため、TOCが徐々に上昇する傾向がある。
これに対して、実施例1ではDOが設定値を超えるとUVの出力を下げ、TOCが設定値を超えるとUVの出力を上げるため、Hの発生を抑制しつつ、効率よくTOCを分解できる。従って、低DO、低TOCの高純度超純水を長時間に亘って供給することができる。
発明の効果
以上詳述した通り、本発明の超純水製造装置によれば、流入水のTOC濃度の変動やUVランプの出力変動に応じて適正量のUV照射を行えるため、UVの過少照射によるTOCの残留、或いは、UVの過剰照射によるDO,TOCの増加を防止して、TOC,DOが著しく低い高純度の超純水を安定かつ効率的に製造することができる。
本発明の超純水製造装置の実施の形態を示す系統図である。 従来の超純水製造装置を示す系統図である。 経時によるUVランプの減衰を示すグラフである。 実施例で用いた超純水製造装置を示す系統図である。 実施例1及び比較例1,2の結果を示すグラフである。
I: 前処理システム
III: 一次純水システム
III: サブシステム
1 サブタンク
2 熱交換器
3 UV酸化装置
4 イオン交換装置
5 ユースポイント
6 DO計
7 TOC計
11 活性炭塔
12 熱交換器
13 除濁用UF膜分離装置
14 2段RO膜分離装置
15 膜式脱気装置
16 温床式イオン交換装置
17 サブタンク
18 熱交換器
19 UV酸化装置
20 混床式イオン交換装置
21 微粒子分離用UF膜分離装置
22 ユースポイント
23 DO計
24 TOC計

Claims (4)

  1. 紫外線酸化装置とその後段のイオン交換装置とを備えてなる超純水製造装置において、該イオン交換装置の出口水の溶存酸素濃度と有機物濃度とを測定し、これらの測定結果に基いて該紫外線酸化装置の紫外線照射量を制御することを特徴とする超純水製造装置。
  2. 請求項1において、予めイオン交換装置の出口水の溶存酸素濃度の基準値と有機物濃度の基準値を定めておき、溶存酸素濃度の測定値がこの基準値を超える場合には、紫外線酸化装置の紫外線照射量を減らし、有機物濃度の測定値がこの基準値を超える場合には、紫外線酸化装置の紫外線照射量を増すことを特徴とする超純水製造装置。
  3. 請求項1又は2において、該紫外線酸化装置の紫外線照射量を以下の(1)〜(3)のいずれかの方法により制御することを特徴とする超純水製造装置。
    (1) 制御器としてUVランプ点灯数制御器を用い、該紫外線酸化装置のUVランプの点灯数を制御することにより紫外線照射量を制御する。
    (2) 制御器としてUVランプ電流制御器を用い、該紫外線酸化装置のUVランプの電流値を制御することにより紫外線照射量を制御する。
    (3) 制御器としてUVランプ点灯数制御器とUVランプ電流制御器とを用い、上記(1)と(2)とを組み合せて紫外線照射量を制御する。
  4. 請求項2又は3において、該溶存酸素濃度の測定値が基準値を超える場合には、該紫外線酸化装置の紫外線照射量を5〜20%減らし、該有機物濃度の測定値が基準値を超える場合には、該紫外線酸化装置の紫外線照射量を5〜20%増すことを特徴とする超純水製造装置。
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