JP5210957B2 - 放送受信方法および放送受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通信、放送を移動しながら受信する放送受信方法および放送受信装置に係り、特に地上デジタル放送を移動受信する際の、チャンネルサーチによる番組の視聴中断時間の短い放送受信方法および放送受信装置に関する。
すべての映像・音声データがMPEG2トランスポートストリーム形式で送られる日本の地上デジタル放送において、各放送局は放送地域内の隅々にまで電波が行き渡るように中継局の整備を進めている。同じ放送局内の各中継局が放送している番組内容は同じである。また各中継局は、デジタル混信による受信障害を回避することなどを目的として、互いに異なる送信周波数(チャンネル)を使用して放送している場合がある。
一方、日本のテレビ放送は地域ごとに放送局が異なっており、各地域の民放は地域間で系列と呼ばれるネットワークを構成し、番組共有などを行っている。このため、同じ系列に属する放送局(以下、同一系列局)では番組内容が同じである可能性が高い。
以上のことから、自動車などに搭載された車載受信機では、現在の受信エリアから他のエリアに移動すると受信可能な周波数が異なるために、それまで視聴していた番組が受信できなくなる場合がある。この場合、番組を継続受信するために中継局または同一系列局を見つけるためのチャンネルサーチを行う必要があるが、地上デジタル放送の全てのチャンネルをサーチすると多くの時間を要してしまう。この間は番組の視聴は中断される。
特許文献1では、GPS受信機より取得した現在位置情報と地域ごとに設定されたチャンネルテーブルを用いることで、チャンネルサーチに要する時間を短縮する技術が開示されている。
特開2005−86367号公報
しかしながら特許文献1では、現在位置情報を取得するためにGPS受信機を必要とするため、消費電力が増加し、受信機の規模が増加し、また受信機のコストが高くなる。
本発明は前記課題を解決するためになされたもので、その目的は、GPS受信機を用いなくとも現在位置で継続視聴が可能な放送を素早くサーチし、チャンネルサーチによる番組の視聴中断時間の短い放送受信方法および放送受信装置を提供することにある。
前記目的を達成するため本発明は、複数の放送局からの放送電波を選局し受信する放送受信部と、前記複数の放送局に関する少なくとも、該放送局が放送を行っている地域を識別するための地域識別IDと、前記放送局ごとに割り振られた前記放送局を識別するためのネットワークIDと、前記放送局の系列ごとに割り振られた前記放送局の系列を識別するための系列IDと、前記放送局が中継するチャンネルを表す中継局チャンネル一覧を対応づけた放送局テーブルを記憶する情報記憶部と、該情報記憶部より取得した特定放送局の中継局チャンネル一覧に基づいて前記放送受信部に選局チャンネルを指示し、各チャンネルの受信状態を判定する選局制御部を備えた放送受信装置における放送受信方法であって、現在受信中のチャンネルの受信状態を判定する受信状態判定ステップと、該受信状態判定ステップでの判定の結果、前記受信状態が良好でないと判定された場合には、前記放送局テーブルに基づき前記受信中のチャンネルと前記ネットワークIDが一致するチャンネルを前記放送電波から検出する第1のサーチステップと、該第1のサーチステップにおいて、前記ネットワークIDが一致するチャンネルを検出しない場合には、前記第1のサーチステップでサーチしたチャンネルの中に前記受信中のチャンネルと前記地域識別IDが異なるチャンネルが存在するか否かを判定する地域識別ID判定ステップと、該地域識別ID判定ステップでの判定の結果、該当チャンネルが存在すると判定された場合には、該チャンネルの地域識別IDを有する放送局に前記受信中のチャンネルと前記系列IDが一致する放送局が存在する否かを判定する系列ID判定ステップと、該系列ID判定ステップでの判定の結果、該当する放送局が存在すると判定された場合には、前記放送局テーブルに基づき該放送局と前記系列IDが一致するチャンネルを前記放送電波から検出する第2のサーチステップを有し、該第2のサーチステップにおいて前記系列IDが一致するチャンネルを検出した場合には、該チャンネルを選局し受信することを特徴としている。
また本発明は、複数の放送局からの放送電波を選局し受信する放送受信装置であって、複数の放送局からの放送電波を選局し受信する放送受信部と、前記複数の放送局に関する少なくとも、該放送局が放送を行っている地域を識別するための地域識別IDと、前記放送局ごとに割り振られた前記放送局を識別するためのネットワークIDと、前記放送局の系列ごとに割り振られた前記放送局の系列を識別するための系列IDと、前記放送局が中継するチャンネルを表す中継局チャンネル一覧を対応づけた放送局テーブルを記憶する情報記憶部と、該情報記憶部より取得した特定放送局の中継局チャンネル一覧に基づいて前記放送受信部に選局チャンネルを指示し、各チャンネルの受信状態を判定する選局制御部を有し、該選局制御部は、現在受信中のチャンネルの受信状態を判定し、該受信状態の判定の結果、前記受信状態が良好でないと判定された場合には、前記放送局テーブルに基づき前記受信中のチャンネルと前記ネットワークIDが一致するチャンネルを前記放送電波から検出する第1のチャンネルサーチを行い、該第1のチャンネルサーチにおいて、前記ネットワークIDが一致するチャンネルを検出しない場合には、前記第1のチャンネルサーチでサーチしたチャンネルの中に前記受信中のチャンネルと前記地域識別IDが異なるチャンネルが存在するか否かを判定し、該地域識別IDの判定の結果、該当チャンネルが存在すると判定された場合には、該チャンネルの地域識別IDを有する放送局に前記受信中のチャンネルと前記系列IDが一致する放送局が存在する否かを判定し、該系列IDの判定の結果、該当する放送局が存在すると判定された場合には、前記放送局テーブルに基づき該放送局と前記系列IDが一致するチャンネルを前記放送電波から検出する第2のチャンネルサーチを行い、該第2のチャンネルサーチにおいて、前記系列IDが一致するチャンネルを検出した場合には、該チャンネルを選局し受信するチャンネルとして設定するよう前記放送受信部と前記情報記憶部を制御することを特徴としている。
また本発明は、複数の放送局からの放送電波を選局し受信する放送受信装置であって、視聴中の番組の受信が困難である場合にチャンネルサーチを開始し、該チャンネルサーチにより検出されたチャンネルの有する放送される地域を識別するための地域識別IDが、前記受信困難となったチャンネルの地域識別IDと異なり、または、前記放送局を管理する放送局テーブルに基づいて得た前記検出されたチャンネルの地域識別IDが、前記受信困難となったチャンネルの地域識別IDと異なる場合には、地域を移動したと判定することを特徴としている。
本発明によれば、GPS受信機を用いなくとも、現在位置で受信可能なサーチ前に受信していた放送(以下、サーチ対象放送)と同一系列局のチャンネルを素早くサーチでき、チャンネルサーチによる番組の視聴中断時間の短い放送受信方法および放送受信装置を提供できるという効果がある。
本発明の実施の形態に係るデジタル放送受信装置の一実施例を示す構成図である。 地域識別と地域の対応関係を示した図である。 情報記憶部12に記憶される放送局テーブル30の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るデジタル放送受信装置のチャンネルサーチ動作の一例を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係るデジタル放送受信装置のチャンネルサーチ動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るデジタル放送受信装置のチャンネルサーチ動作の別な例を示す別のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態につき図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るデジタル放送受信装置の一実施例を示す構成図である。このデジタル放送受信装置は、放送アンテナ10、放送受信部11、情報記憶部12、チャンネル情報取得部13、選局制御部14を含んでいる。
図1において、放送アンテナ10は放送電波を受信し、受信した放送信号を放送受信部11に供給する。放送受信部11は放送アンテナ10より供給された放送信号の中から、選局制御部14より指示されたチャンネルを選局すると共に、選局したチャンネルの受信状態や番組情報を検出して選局制御部14に供給する。ここで受信状態とは、同期状態やCNR(Carrier to Noise Ratio)、誤り訂正処理でのビット誤り率やパケット誤り率、AGC(Auto Gain Control)制御電圧、MER(Modulation Error Ratio)などから算出される値である。また番組情報とは、NIT(Network Information Table)やBIT(Broadcaster Information Table)などの情報である。NIT情報にはネットワークID(放送局ごとに独立したIDが割り振られており、放送局の識別が可能)や地域識別(各放送局が放送を行っている地域を識別可能、図2に示す)、BIT情報には系列ID(系列ごとに独立したIDが割り振られており、系列の識別が可能)などが記載されている。
情報記憶部12は、図3に示すように各放送局についてネットワークID、系列ID、中継局チャンネル一覧、地域識別を対応付けた放送局テーブル30を記憶している。
チャンネル情報取得部13は、選局制御部14より指示された放送局名や放送地域などの情報をもとに、情報記憶部12から所望の中継局チャンネル一覧を取得し、選局制御部14に供給する。
選局制御部14は、チャンネル情報取得部13より取得した中継局チャンネル一覧をもとに、放送受信部11に対して選局すべきチャンネルを指示すると共に、受信できた場合は放送受信部11より選局を指示したチャンネルの受信状態や番組情報を取得し、このチャンネルがサーチ対象放送の中継局または同一系列局であるかどうかを判定する。
以下、具体的な動作例を挙げて説明する。図4は、本発明の実施の形態に係るデジタル放送受信装置のチャンネルサーチ動作を説明するための一例を示す図である。
図4において、デジタル放送受信装置はまず、A地域を放送地域とする「A1放送」の番組をある中継局(図3に示すように13、15、19、25、36チャンネルのうちのいずれか)からの電波を受信して視聴しているものとする。この時、放送受信部11は「A1放送」を選局・受信すると共に、「A1放送」の受信状態を検出して選局制御部14に供給する。選局制御部14は、放送受信部11より供給された「A1放送」の受信状態をチェックする。
自動車が移動し、デジタル放送受信装置が当該中継局のエリアを外れたとする。選局制御部14は、放送受信部11より供給された「A1放送」の受信状態が所定の閾値よりも悪くなったことを検出すると、チャンネルサーチ動作を開始する。
デジタル放送受信装置は、視聴中の番組の受信状態が悪くなるとチャンネルサーチを開始する。この際に受信可のチャンネルがあって、かつ、このチャンネルがこれまで視聴していた番組の地域識別と異なる地域識別を有する場合、または放送局テーブル30からこのチャンネルのネットワークIDに対応付けられた地域識別が視聴していた番組の地域識別と異なる場合は、その地域識別が示す地域に移動したと判断することができる。
図5は、本発明の実施の形態に係るデジタル放送受信装置のチャンネルサーチ動作の一例を示すフローチャートである。
たとえば「A1放送」のチャンネル15を受信していた受信装置が受信状態の劣化を検出し、チャンネルサーチを開始すると、まずステップS501およびS502によってサーチ対象放送である「A1放送」と番組内容が同じである中継局をサーチする。具体的には、選局制御部14はチャンネル情報取得部13に「A1放送」の中継局チャンネル一覧を取得するように指示する。チャンネル情報取得部13は、選局制御部14からの指示に基づき、情報記憶部12に記憶されている放送局テーブル30より「A1放送」の中継局チャンネル一覧(13、15、19、25、36チャンネル)を取得し、選局制御部14に供給する。選局制御部14は、チャンネル情報取得部13より取得した「A1放送」の中継局チャンネル一覧をもとに放送受信部11に選局するチャンネルを指示すると共に、受信できた場合は放送受信部11より受信状態やNIT情報を取得する。選局制御部14は、取得したNIT情報に記載されているネットワークIDが、「A1放送」のネットワークID(=0xA1)と一致するかどうかを判定し(ステップS502)、一致する場合は(図中のYES)中継局が見つかったと判断し、このチャンネルを選局・受信する(ステップS503)。他のチャンネルについてもサーチを行い、一致するチャンネルが複数見つかった場合は、受信状態が最も良いチャンネルを受信する。たとえば前記した「A1放送」のチャンネルのうち、25チャンネルの受信状態が最も良好なら、25チャンネルを選択して受信する。もし、全ての中継局チャンネルをサーチしても受信できなかった、またはネットワークIDが受信できても一致するチャンネルが見つからなかった場合は(ステップS502のNO)、「A1放送」には受信可能な中継局が見つからなかったと判断し、続いて「A1放送」の同一系列局を見つけるためのステップS504に進む。
ステップS504では、先のステップS501でサーチした中継局チャンネルの中に、「A1放送」の地域識別(=1(A地域))とは異なる地域識別を有するチャンネルが存在するかどうかを判定する。存在する場合は(図中のYES)ステップS505に進み、存在しない場合(ステップS504のNO)は、ステップS505〜S507をスキップしてステップS508に進む。ここで、地域識別はNIT情報に記載されており、ステップS501で各チャンネルのNIT情報を取得した際に確認することができる。また、異なる地域識別を有するチャンネルが複数存在した場合は、受信状態が最も良いチャンネルの地域識別を選択する。
図4の例では、チャンネルサーチを開始した場所において「B3放送」が「A1放送」の中継局チャンネル一覧に含まれているのと同じ13チャンネルで放送しているため、ステップS501で13チャンネルをサーチした際にもし受信できれば「B3放送」のNIT情報が取得でき、このためステップS504では、B地域(=2)が得られることになる。このほか「A1放送」のチャンネルでは、19と36チャンネルがC地域の「C1放送」にもあるため、これがステップS501で受信されることがあるが、ここでは「B3放送」の13チャンネルの方が受信状態は良いために、これを選択する場合を述べる。
ステップS505〜S507では、ステップS504の該当地域を放送地域としている「A1放送」の同一系列局をサーチする。以降、この該当地域がB地域であるとして説明する。ここで、ステップS501の処理でB地域を放送地域とするチャンネルが見つかったということは、自車位置がB地域またはその付近にいると考えられ、従ってB地域における「A1放送」の同一系列局をサーチすれば、受信可能な同一系列局が見つかる可能性が高いと言える。
具体的には、選局制御部14はチャンネル情報取得部13に対して、B地域を放送地域とし「A1放送」の系列ID(=0)と同じ放送局の中継局チャンネル一覧を取得するように指示する。チャンネル情報取得部13は、選局制御部14からの指示に基づき、情報記憶部12に記憶されている放送局テーブル30より、該当する放送局が存在するかどうかを調べ(ステップS505)、存在する場合は(図中のYES)該当放送局の中継局チャンネル一覧を選局制御部14に供給する。図3の放送局テーブル30では「B1放送」がこれに該当し、22、23、41、42チャンネルが選局制御部14に供給される。選局制御部14は、チャンネル情報取得部13より取得した「B1放送」の中継局チャンネル一覧をもとに放送受信部11に選局チャンネルを指示すると共に、受信できた場合は放送受信部11より受信状態とBIT情報を取得する(ステップS506)。選局制御部14は、取得したBIT情報に記載されている系列IDが、「A1放送」の系列ID(=0)と一致するかどうかを判定し(ステップS507)、一致する場合は(図中のYES)「A1放送」の同一系列局が見つかったと判断し、このチャンネルを選局・受信する(ステップS503)。一致するチャンネルが前記4つのうちから複数見つかった場合は、受信状態が最も良いチャンネルを受信する。たとえば41チャンネルが最も良好ならば、41チャンネルを選択して受信する。もし、「B1放送」の全ての中継局チャンネルをサーチしても受信できなかった場合(ステップS507のNO)、または系列IDが受信できても一致するチャンネルが見つからなかった場合(ステップS505のNO)は、受信可能な同一系列局が見つからなかったと判断し、さらに「A1放送」の同一系列局を見つけるためのステップS508に進む。
ステップS508では、地上デジタル放送の13〜62チャンネルまでの全チャンネルから、ステップS501およびS506でサーチしたチャンネルを除いた残りのチャンネルについて、「A1放送」の同一系列局をサーチする。
具体的には、選局制御部14は、これら残りのチャンネルについて順番に放送受信部11に選局チャンネルを指示すると共に、受信できた場合は放送受信部11より各チャンネルのBIT情報を取得し、系列IDが「A1放送」の系列ID(=0)と一致するかどうかを判定し(ステップS509)、一致する場合は「A1放送」の同一系列局が見つかったと判断し、このチャンネルを選局・受信する(ステップS503)。もし、全てのチャンネルをサーチしても一致するチャンネルが見つからなかった場合は、受信可能な「A1放送」の同一系列局が見つからなかったと判断し、サーチ失敗時の処理(ステップS510)に進む。
ステップS510では、サーチ前に受信していた「A1放送」のチャンネルに選局を戻し、あるいは「A1放送」の中継局や同一系列局が見つかるまでステップS501〜S510のチャンネルサーチ動作を繰り返すなどの処理を行う。その結果、「A1放送」の中継局や同一系列局が見つからない場合には、それまで受信していた「A1放送」に係らず、受信できた放送のうちのいずれか(たとえばそのうち最も受信状態の良いチャンネル)を受信しても良い。
以上のように本発明の実施の形態によれば、まずこれまで受信していたサーチ対象放送(ここでは「A1放送」)の中継局をサーチする(ここでは13、15,19、25、36チャンネル)。受信可能な中継局が見つからなかった場合は、中継局をサーチする際に取得したNIT情報をもとに各チャンネルの地域識別を調べ、サーチ対象放送の地域識別と異なる地域識別を有するチャンネルが存在する場合には(ここでは13チャンネル)、自車位置が該当地域(ここではB地域)またはその付近にいると考えられ、従って該当地域におけるサーチ対象放送と系列ID(ここでは0)の等しい同一系列局(ここでは「B1放送」)の中継局チャンネルをサーチする。これにより、GPS受信機を用いなくとも現在位置で受信可能な同一系列局のチャンネル(ここでは22、23、41、42チャンネル)を素早くサーチすることができる。このためチャンネルサーチによる放送視聴の中断時間を短くすることができる。
また、ステップS504の処理については、以下のようにしても良い。
図6は、本発明の実施の形態に係るデジタル放送受信装置のチャンネルサーチ動作の別な一例を示す別のフローチャートである。これは、図5のフローチャートのステップS504をステップS601に置き換えたものである。他のステップについては図5と同様であるため、説明を省略する。ステップS601では、放送局テーブル30を参照し、先のステップS501でサーチした中継局チャンネルのネットワークIDに対応付けられた地域識別につき、「A1放送」の地域識別と異なるチャンネルが存在するかどうかを判定する。存在する場合はステップS505に進み、存在しない場合はステップS505〜S507をスキップしてステップS508に進む。図5のステップS504はチャンネルサーチで得た情報に基づいて判定したのに対し、図6のステップS601は放送局テーブル30に基づいて判定する点が異なる。以上で説明した処理を行うことで、ステップS504と同様の動作とすることができる。
ここまで説明に用いた実施形態は一例であって、本発明を限定するものではない。たとえばブロック構成図やフローチャートについて、本発明の趣旨のもとで様々な変更を加えた例が考えられるが、いずれも本発明の範疇にある。
10…放送アンテナ、11…放送受信部、12…情報記憶部、13…チャンネル情報取得部、14…選局制御部、30…放送局テーブル。

Claims (8)

  1. 複数の放送局からの放送電波を選局し受信する放送受信部と、
    前記複数の放送局に関する少なくとも、該放送局が放送を行っている地域を識別するための地域識別IDと、前記放送局ごとに割り振られた前記放送局を識別するためのネットワークIDと、前記放送局の系列ごとに割り振られた前記放送局の系列を識別するための系列IDと、前記放送局が中継するチャンネルを表す中継局チャンネル一覧を対応づけた放送局テーブルを記憶する情報記憶部と、
    該情報記憶部より取得した特定放送局の前記中継局チャンネル一覧に基づいて前記放送受信部に選局チャンネルを指示し、各チャンネルの受信状態を判定する選局制御部
    を備えた放送受信装置における放送受信方法であって、
    現在受信中のチャンネルの受信状態を判定する受信状態判定ステップと、
    該受信状態判定ステップでの判定の結果、前記受信状態が良好でないと判定された場合には、前記放送局テーブルに基づき前記受信中のチャンネルと前記ネットワークIDが一致するチャンネルを前記放送電波から検出する第1のサーチステップと、
    該第1のサーチステップにおいて、前記ネットワークIDが一致するチャンネルを検出しない場合には、前記第1のサーチステップでサーチしたチャンネルの中に前記受信中のチャンネルと前記地域識別IDが異なるチャンネルが存在するか否かを判定する地域識別ID判定ステップと、
    該地域識別ID判定ステップでの判定の結果、該当チャンネルが存在すると判定された場合には、該チャンネルの地域識別IDを有する前記放送局テーブルに前記受信中のチャンネルと前記系列IDが一致する放送局が存在する否かを判定する系列ID判定ステップと、
    該系列ID判定ステップでの判定の結果、該当する放送局が存在すると判定された場合には、前記放送局テーブルに基づき該放送局と前記系列IDが一致するチャンネルを前記放送電波から検出する第2のサーチステップを有し、
    該第2のサーチステップにおいて前記系列IDが一致するチャンネルを検出した場合には、該チャンネルを選局し受信することを特徴とする放送受信方法。
  2. 請求項1に記載の放送受信方法であって、前記第1のサーチステップにおいて、前記ネットワークIDが一致するチャンネルを検出した場合には、該チャンネルのうちで最も受信状態の良好なチャンネルを選局し受信することを特徴とする放送受信方法。
  3. 請求項1に記載の放送受信方法であって、前記地域識別ID判定ステップでの判定の結果、該当チャンネルが存在しないと判定された場合には、前記第1のサーチステップでサーチしていないチャンネルをサーチし、検出したチャンネルのうち前記系列IDが一致するチャンネルを選局し受信することを特徴とする放送受信方法。
  4. 請求項1に記載の放送受信方法であって、前記系列ID判定ステップでの判定の結果、該当する放送局が存在しないと判定された場合には、前記第1のサーチステップでサーチしていないチャンネルをサーチし、検出したチャンネルのうち前記系列IDが一致するチャンネルを選局し受信することを特徴とする放送受信方法。
  5. 請求項1に記載の放送受信方法であって、前記第2のサーチステップにおいて、前記系列IDが一致するチャンネルを検出しない場合には、前記第1のサーチステップおよび前記第2のサーチステップでサーチしていないチャンネルをサーチし、検出したチャンネルのうち前記系列IDが一致するチャンネルを選局し受信することを特徴とする放送受信方法。
  6. 請求項3乃至5のいずれか1項に記載の放送受信方法であって、前記チャンネルのサーチの結果、該当するチャンネルを検出しない場合には、改めて全てのチャンネルに対して前記系列IDが一致するチャンネルをサーチすることを特徴とする放送受信方法。
  7. 複数の放送局からの放送電波を選局し受信する放送受信装置であって、
    複数の放送局からの放送電波を選局し受信する放送受信部と、
    前記複数の放送局に関する少なくとも、該放送局が放送を行っている地域を識別するための地域識別IDと、前記放送局ごとに割り振られた前記放送局を識別するためのネットワークIDと、前記放送局の系列ごとに割り振られた前記放送局の系列を識別するための系列IDと、前記放送局が中継するチャンネルを表す中継局チャンネル一覧を対応づけた放送局テーブルを記憶する情報記憶部と、
    該情報記憶部より取得した特定放送局の中継局チャンネル一覧に基づいて前記放送受信部に選局チャンネルを指示し、各チャンネルの受信状態を判定する選局制御部を有し、
    該選局制御部は、
    現在受信中のチャンネルの受信状態を判定し、
    該受信状態の判定の結果、前記受信状態が良好でないと判定された場合には、前記放送局テーブルに基づき前記受信中のチャンネルと前記ネットワークIDが一致するチャンネルを前記放送電波から検出する第1のチャンネルサーチを行い、
    該第1のチャンネルサーチにおいて、前記ネットワークIDが一致するチャンネルを検出しない場合には、前記第1のチャンネルサーチでサーチしたチャンネルの中に前記受信中のチャンネルと前記地域識別IDが異なるチャンネルが存在するか否かを判定し、
    該地域識別IDの判定の結果、該当チャンネルが存在すると判定された場合には、該チャンネルの地域識別IDを有する放送局に前記受信中のチャンネルと前記系列IDが一致する放送局が存在する否かを判定し、
    該系列IDの判定の結果、該当する放送局が存在すると判定された場合には、前記放送局テーブルに基づき該放送局と前記系列IDが一致するチャンネルを前記放送電波から検出する第2のチャンネルサーチを行い、
    該第2のチャンネルサーチにおいて、前記系列IDが一致するチャンネルを検出した場合には、該チャンネルを選局し受信するチャンネルとして設定するよう
    前記放送受信部と前記情報記憶部を制御することを特徴とする放送受信装置。
  8. 複数の放送局からの放送電波を選局し受信する放送受信装置であって、
    視聴中の番組の受信が困難である場合にチャンネルサーチを開始し、該チャンネルサーチにより検出されたチャンネルの有する放送される地域を識別するための地域識別IDが、前記受信困難となったチャンネルの地域識別IDと異なり、または、前記放送局を管理する放送局テーブルに基づいて得た前記検出されたチャンネルの地域識別IDが、前記受信困難となったチャンネルの地域識別IDと異なる場合には、地域を移動したと判定することを特徴とする放送受信装置。
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