JP4654789B2 - 受信装置および受信方法 - Google Patents

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この発明は、受信装置および受信方法に関する。
近年、BS(Broadcasting Satellite)、CS(Communication Satellite)、地上ディジタル放送に代表されるように放送の多チャンネル化が進行している。例えば、地上ディジタル放送では、UHF(Ultra High Frequency:極超短波(300MHz〜3GHzの周波数帯))帯内に位置する470MHz〜770MHzが使用され、この周波数帯域に13チャンネルから62チャンネルが割り当てられる。1チャンネルは、6MHzの帯域を有し、この帯域は13のセグメントに分割され、放送サービスにあわせて13のセグメントが組み合わせられて利用される。ハイビジョン放送のサービス時には12セグメントが使用されて1チャンネルの放送が行われ、標準テレビ放送のサービス時には1チャンネルに4セグメントが割り当てられ、3チャンネルの放送が行われる。
このように放送の多チャンネル化が進む状況下では、どの放送局がどのチャンネルにあるか分からない場合に、例えば周波数の低い順からチャンネルを1つずつ切り換えて放送の有無を調べるスキャンは時間がかかってしまうため現実的でない。そこで地上ディジタル放送を受信できる受信装置では、リモートコントローラに備えられるチャンネル設定ボタンが押されることで自動的に受信可能なチャンネルが検出されてチャンネル設定が行われるプリセット機能が備えられる。例えば、引越しなどで受信地域が変わったときなどに、県名や郵便番号等の受信地域情報を入力しプリセット機能を実行することでチャンネル設定が行われる。これにより、ユーザはチャンネル設定に伴う操作の煩雑さを解消することができる。
下記特許文献1には、物理チャンネルと、その物理チャンネルで受信できる放送局の固有情報を記憶するプリセット記憶部とを備え、プリセット記憶部に記憶された情報に基づいて受信制御を行うディジタル放送受信機等に関する発明が記載されている。
特開2005−45592号公報
ところで、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)などの移動用携帯端末向けに1セグメント放送と称される放送サービスが標準化されている。1セグメント放送とは、上述した13セグメントの中央の1セグメントを使用して、その番組内容のみを受信する部分受信方式である。携帯電話に代表される移動用携帯端末の普及状況を考慮すると、今後、移動用携帯端末を使用して放送を受信し視聴することが広く行われると考えられる。
移動用携帯端末を使用して地上ディジタル放送の受信する際にも受信地域情報を入力しプリセット機能を実行することでチャンネル設定が行われる。交通機関の発達により異なる複数の県を跨ぐ移動や異なる地方(関東地方や中京地方、近畿地方等をいう)を跨ぐ移動が珍しいことではないところ、地上ディジタル放送の多くは同一県内でのみ受信可能とされる県域放送であるため、例えば県境を超えるたびに異なる受信地域情報を入力しその都度チャンネル設定を行わなければならない。このようにチャンネル設定の操作を頻繁に行わなければならない問題点があった。
また、移動中にユーザが自分のいる県や地方を認識できるとは限らないため、受信地域情報を入力することができずチャンネル設定を行うことができなくなってしまうおそれがあった。
したがって、この発明の目的は、例えば移動体携帯端末を利用した放送受信において、受信している地域を判別し、その地域で受信可能な放送チャンネルを登録することができる受信装置および受信方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、この発明は、放送を受信する受信手段と、受信手段により受信される放送波から、放送される地域を示す地域識別を抽出する抽出手段と、少なくとも放送局に割り当てられるチャンネルおよび地域識別を含む放送局情報を記憶する記憶手段と、放送局情報と、受信手段により受信される放送波のチャンネル情報と、抽出手段により抽出される地域識別とを使用して受信地域を判別する判別手段とを備え、放送局情報の地域識別は、広域を示す情報と広域に比して狭い地域である狭域を示す情報であり、判別手段は、始めに、放送局情報の複数のチャンネルの内、放送局が放送を行う狭域の数が最も多い第1のチャンネルの受信の可否を判別し、受信できた場合は地域識別を使用して受信地域を判別し、受信できない場合は、放送局情報の複数のチャンネルの内、第1のチャンネルとは異なる第2のチャンネルの受信の可否を判別し、第2のチャンネルは、第1のチャンネルが使用されない広域または狭域で放送が行われ、放送局が放送を行う狭域の数が最も多いチャンネルである受信装置である。
また、この発明は、放送を受信する受信手段と、受信手段により受信される放送波から、放送される地域を示す地域識別を抽出する抽出手段と、少なくとも放送局に割り当てられるチャンネルおよび地域識別を含む放送局情報を記憶する記憶手段と、放送局情報と、受信手段により受信される放送波のチャンネル情報と、抽出手段により抽出される地域識別とを使用して受信地域を判別する判別手段とを備え、放送局情報の地域識別は、広域を示す情報と広域に比して狭い地域である狭域を示す情報であり、放送局は、同一広域内の2以上の狭域で放送を行う第1の放送局と、同一広域内の1の狭域で放送を行う第2の放送局とからなり、判別手段は、第2の放送局が放送を行う狭域の数が多いチャンネルの順に受信の可否を判別する受信装置である。
また、この発明は、放送を受信する受信ステップと、受信ステップにより受信される放送波から、放送される地域を示す地域識別を抽出する抽出ステップと、少なくとも放送局に割り当てられるチャンネルおよび地域識別を含む放送局情報を記憶する記憶ステップと、放送局情報と、受信ステップにより受信される放送波のチャンネル情報と、抽出ステップにより抽出される地域識別とを使用して受信地域を判別する判別ステップとを有し、放送局情報の地域識別は、広域を示す情報と広域に比して狭い地域である狭域を示す情報であり、判別ステップは、始めに、放送局情報の複数のチャンネルの内、放送局が放送を行う狭域の数が最も多い第1のチャンネルの受信の可否を判別し、受信できた場合は地域識別を使用して受信地域を判別し、受信できない場合は、放送局情報の複数のチャンネルの内、第1のチャンネルとは異なる第2のチャンネルの受信の可否を判別し、第2のチャンネルは、第1のチャンネルが使用されない広域または狭域で放送が行われ、放送局が放送を行う狭域の数が最も多いチャンネルである受信方法である。
また、この発明は、放送を受信する受信ステップと、受信ステップにより受信される放送波から、放送される地域を示す地域識別を抽出する抽出ステップと、少なくとも放送局に割り当てられるチャンネルおよび地域識別を含む放送局情報を記憶する記憶ステップと、放送局情報と、受信ステップにより受信される放送波のチャンネル情報と、抽出ステップにより抽出される地域識別とを使用して受信地域を判別する判別ステップとを有し、放送局情報の地域識別は、広域を示す情報と広域に比して狭い地域である狭域を示す情報であり、放送局は、同一広域内の2以上の狭域で放送を行う第1の放送局と、同一広域内の1の狭域で放送を行う第2の放送局とからなり、判別ステップは、第2の放送局が放送を行う狭域の数が多いチャンネルの順に受信の可否を判別する受信方法である。
この発明によれば、受信地域情報を入力しなくても受信地域を自動的に判別することができる。また、判別される受信地域で受信可能な放送局を登録することができる。したがって、放送局の登録を行う操作を簡単に行うことができる。さらにこの発明によれば、受信地域を判別する処理を効率的に行うことができ、処理に要する時間を短くすることができる。
以下、図面を参照しながらこの発明の一実施形態について説明する。一実施形態では、この発明を地上ディジタル放送を受信可能なディジタル放送受信装置1に適用した例を説明する。ディジタル放送受信装置1は、具体的にはPDA、携帯電話、車載機器等の移動体受信装置である。
図1は、この発明の一実施形態におけるディジタル放送受信装置1の構成の概要を示す。アンテナ11で受信された放送波はチューナ12に供給される。チューナ12は受信された放送波から目的の搬送波を選択して復調処理をし、トランスポートストリーム(以下、適宜、TSと称する)を復元する。また、TSパケット単位でエラー訂正処理を行う。
デスクランブラ13は、TSにスクランブル(多重化)がかけられている場合、TSの中に存在する特定のPID(パケットID)を有するパケットについて、必要に応じてスクランブルを解除するデスクランブル処理を行う。
デマルチプレクサ14は、デスクランブルされたTSに対してデマルチプレクス(分離)処理を行い、映像、音声、データなどのコンテンツを分離し、またSI(Service Information)やPSI(Program Specific Information)などの番組情報を分離する。デマルチプレクサ14における処理で、TSはTS化される前のPES(Packetized Elementary Stream)やES(Elementary Stream)とされる。
デコーダ15は、映像PESや音声PESに対して復号処理を行い、映像や音声をディジタル信号にする。映像信号処理部16では、デコードされたディジタル映像信号に対してD/A(Digital to Analog)処理を行いアナロク信号に変換してモニタ(図示しない)に表示する。音声信号処理部17では、デコードされたディジタル音声信号にD/A処理を行いアナロク信号に変換してスピーカ(図示しない)から出力する。なお、図示していないが、デコーダ15でデコードされたデータをディジタル映像信号に重畳するOSD(On Screen Display)制御部を備える構成としても良い。
制御部22は例えばマイクロコンピュータにより実現され、バス18を介して上述した各部を制御する。制御部22は、制御用プログラムが格納されたROM(Reed Only Memory)23と、例えばプログラムを実行する際のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)24を備える。制御部22に対しては、操作入力部21から操作に応じた情報が供給される。例えば、受信可能な放送局を判別する処理を実行させる操作が行われる。操作入力部21はボタンや回転式のダイヤルなどで構成しても良いし、モニタをタッチして操作するタッチパネルとして構成しても良い。
放送局情報記憶部19には放送局に関する情報が記憶される。放送局情報記憶部19は、例えばハードディスクなどの不揮発性メモリによって構成される。放送局情報記憶部19に記憶される情報の内容は、例えばソフトウェアをインストールしてバージョンアップすることで更新できるようにされる。また、ディジタル放送受信装置1に通信IF(Interface)(図示しない)を設けてインターネットと接続できるようにし、インターネットを介して情報をダウンロードして情報の内容を更新できるようにしても良い。
図2は、放送局情報記憶部19に記憶される情報(以下、適宜、放送局情報と称する)の一例を示す。放送局情報記憶部19には、放送局に割り当てられるチャンネルと、放送局が放送する場所を示す地域情報である地域識別が記憶される。図2の表の最上段の13から62の数字はチャンネルの番号を示す。また、左欄は地域識別を示す。地域識別は、広域情報および狭域情報のいずれかを含む情報とされる。この一実施形態では、広域情報は関東地方、中京地方、近畿地方等の複数の県を含む地方とされ、狭域情報は、広域より狭い領域である東京都、愛知県、京都府等の県を示す情報とされる。
表中のA局、B局、C局・・は放送局を示す。放送局の右または下に示される数字は、その放送局の地域識別を示す。例えば、放送局A局には20チャンネルが割り当てられ、A局は「東京」で放送を行うことから地域識別は23とされる。
また、例えばB局には21チャンネルが割り当てられ、B局は「関東」で広域放送を行うことから地域識別は1とされる。同様にして、他の放送局にもチャンネルが割り当てられ、放送される場所を示す地域識別が付与される。当然ながら、異なる放送局が同一チャンネルで且つ同一の地域識別を割り当てられることはない。
次に、ディジタル放送受信装置1によって受信地域が判別される判別処理について説明する。始めに判別処理の概略を説明する。
操作入力部21の、例えば電源オン/オフボタンや放送局登録ボタンなどの操作がなされると、操作に応じた信号が制御部22に送出され判別処理が開始される。制御部22は、所定のチャンネルを受信するようにチューナ12を制御する。受信できない場合は、制御部22は他のチャンネルを受信するようにチューナ12を制御する。どのチャンネルを優先的に受信するかについては後述する。
所定のチャンネルが受信できたときは、そのチャンネルの放送波のTSがデスクランブラ13において必要に応じてスクランブルが解除され、デマルチプレクサ14に供給される。デマルチプレクサ14において分離処理が行われ、映像、音声等のコンテンツや番組配列情報を示すSIや伝送制御情報に相当するPSIが抽出される。SIやPSIは制御部22に送られる。
PSIにはPAT(Program Association Table)、PMT(Program Map Table)、NIT(Network Information Table)、CAT(Conditional Access Table)の4種類のテーブルが規定される。
制御部22はNITに記述されるネットワークID(network id)を取得する。ネットワークIDは16ビットの情報であり、地上ディジタル放送では1送出マスタごとに1ネットワークIDが割り当てられる。ネットワークIDは以下の式(1)で算出される。
ネットワークID=0x7FF0−0x0010×地域識別+地域事業者識別−0x0400×県複フラグ・・式(1)
式(1)において、地域識別は6ビットの情報であり、この地域識別により全国の各地域が識別される。地域事業者識別は4ビットの情報であり、地域識別により定義される地域の中で各テレビ放送事業者に対して割り当てられる。県複フラグは1ビットの情報であり、同一地域で2TSを送出する場合に区別するために用いられる。
図3は、ネットワークIDの計算例の一例である。図3に示した例では、地域識別として東京を示す「23(但し、計算では16進数で表した「17」を使用)」、地域事業者識別としてAテレビの「7(但し、計算では16進数で表した「7」を使用)」、県複フラグとして「0」を用いている。
式(1)を用いて計算すると、16ビットのネットワークID「0111 1110 1000 0111(16進数表示では、「0x7E87」)」が求まる。求められたネットワークIDのうち下位4ビット「0111」は地域事業者識別を示す。また、5ビット目から10ビット目までの「101000」の6ビットは、地域識別を反転したビットを示す。従って、5ビット目から10ビット目の各ビットを反転させると「010111」となり地域識別を示す6ビットと一致する。また、ネットワークIDの10ビット目は県複フラグを反転したビット「1」となる。
したがって、制御部22はNITに記述されるネットワークIDを取得し、そのネットワークIDから地域識別を得ることができる。
制御部22は、放送局情報記憶部19に記憶される情報を参照し、受信した放送のチャンネルとネットワークIDから得た地域識別とを使用して受信地域の判別を行う。受信地域の判別ができた後に、放送局情報記憶部19に記憶されている情報を参照してその地域で受信可能な放送局を特定し、その放送局を登録する処理が行われる。
なお、上述した制御部22による制御および処理はハードウェア的に実現されても良いし、ソフトウェア的に実現されても良い。
図4および図5は、この一実施形態における判別処理の流れを示すフローチャートである。ステップS1において制御部22は22チャンネルを受信するように選局処理を制御し、22チャンネルを受信できるか否かを判別する。
始めに22チャンネルを受信できるか否かを判別するのは以下の理由による。図2に示す放送局情報を参照すると、22チャンネルは関東地方ではC局の広域放送で使用され、中京地方ではQ局の広域放送で使用され、さらに近畿地方の兵庫県ではH局の県域放送(県でのみ放送することを示す)で使用されており、他のチャンネルに比べて放送局が最も多く含まれる(図2の表の下欄「地域数計」参照)。放送局が最も多く含まれるチャンネルを受信できるか否かを始めに判別することで1度の判別処理で多くの地方または県の判別を行うことができ、処理に要する時間を短くすることができる。
ステップS1において、22チャンネルを受信できる場合は処理はステップS2に進む。ステップS2において、制御部22はデマルチプレクサ14で分離されたNITに記述されるネットワークIDを取得し、ネットワークIDから地域識別を算出する。22チャンネルが割り当てられる放送局C局、Q局、H局のそれぞれの地域識別は、「関東」を示す1、「中京」を示す3、「兵庫」を示す42であることから、続いてこの地域識別を判別する。
ステップS2において地域識別が1であれば処理がステップS3に進み、受信地域が「関東」と判別される。ステップS2において地域識別が1でないときは処理がステップS4に進む。ステップS4では地域識別が3であるか否かが判別される。地域識別が3であるときは処理がステップS5に進み、受信地域が「中京」と判別される。地域識別が3でないときは処理がステップS6に進む。
ステップS6では地域識別が42であるか否かが判別される。地域識別が42であれば処理がステップS7に進み、受信地域が「兵庫」と判別される。地域識別が42でないときは処理がステップS8に進む。ステップS8ではエラー処理が行われる。エラー処理は、例えば判別できない旨をモニタ等に表示したり、あるいはこの判別の元の分岐のステップS1で22チャンネルが受信できなかったものとして、ステップS9へ戻して処理を続けても良い。
ステップS1において22チャンネルを受信できない場合は、処理がステップS9に進む。ステップS9では、22チャンネルが使用されない「兵庫」を除く「近畿」で放送する放送局に割り当てられ、且つ他の地域においてより多くの放送局に割り当てられるチャンネルを受信できるか否かを判別する処理が行われる。放送局情報によると、このチャンネルは13チャンネルとなる。13チャンネルは「近畿」で広域放送を行うG局に割り当てられ、また「中京」(3県)で放送を行う放送局に割り当てられ、さらに「茨城」で県域放送を行うG局に割り当てられる。
ステップS9において、13チャンネルを受信できる場合は処理がステップS10に進む。ステップS10以降は、13チャンネルで使用される放送局のそれぞれの地域識別2、3、26の判別が行われる。ステップS10では、地域識別が2であるか否かが判別される。地域識別が2であれば処理がステップS11に進み、受信地域が「近畿」と判別される。ステップS10で地域識別が2でないときは、処理がステップS12に進む。
ステップS12では地域識別が3であるか否かが判別される。地域識別が3であるか否かの判別はステップS4でも行われているが、例えば受信地域が中京地方でありQ局が放送を休止している場合は、ステップS1で22チャンネルを受信できない場合が有り得る。そのため、ステップS12においても地域識別が3であるか否かの判別を行うことで、受信地域を判別する処理の正確性を高めることができる。
ステップS12において地域識別が3であるときは、処理がステップS13に進む。ステップS13では、受信地域が「中京」と判別される。地域識別が3でないときは処理がステップS14に進む。
ステップS14では、地域識別が26であるか否かが判別される。地域識別が26であるときは処理がステップS15に進み、受信地域が「茨城」と判別される。地域識別が26でないときは処理がステップS16に進み、エラー処理が行われる。
放送が行われるエリアにいることでステップS1およびステップS9において22チャンネルまたは13チャンネルのいずれかは受信される。しかしながら、放送局が放送を休止している場合や受信状況が悪い場合などは、22チャンネルと13チャンネルのいずれも受信できない場合も有り得る。その場合は、処理がステップS17の「1」に進む。
ステップS17以降の処理は、ステップS1およびステップS9の処理に準じた処理が行われる。すなわち、ステップS17では、ステップS9において判別対象であった13チャンネルが使用されない地域で放送する放送局に割り当てられ、且つ全体で割り当てられる放送局の多いチャンネルを受信できるか否かが判別される。図2に示す例では、21チャンネルまたは23チャンネルが判別対象として選択される。複数のチャンネルが選択される場合は、例えばチャンネルの数値が小さいほうを選択するようにしても良い。このように所定のチャンネルの受信の可否が判別されて、そのチャンネルで使用される地域識別の判別が行われることで受信地域の判別が行われる。
図4に示した処理の流れでは、例えばステップS3、ステップS5等では「関東」、「中京」のように広域を示す受信地域までしか判別できない。そこで、判別された受信地域が広域である場合は、さらに絞り込む処理が行われる。
図5は、図4のフローチャートにおけるステップS3において受信地域が「関東」と判別された後の処理の流れを示すフローチャートである。図5に示す処理によって受信地域を狭域である県単位まで判別でき、県域放送を行っている放送局を含めて登録することができる。
ステップS21では、「関東」において県域放送を行う放送局を多く含むチャンネルである20チャンネルを受信できるか否かを判別する。20チャンネルを受信できる場合は、処理がステップS22に進む。
放送局情報によれば、20チャンネルが割り当てられるA局は「東京」で県域放送を行い、H局は「茨城」で県域放送を行う。そこで、ステップS22では、地域識別が「東京」を示す23であるか否かの判別を行う。地域識別が23であれば処理がステップS23に進み、受信地域が「東京」と判別される。地域識別が23でなければ処理がステップS24に進む。
ステップS24では、地域識別が26であるか否かが判別される。地域識別が26であれば処理がステップS25に進み、受信地域が「茨城」と判別される。地域識別が26でない場合は、処理がステップS26に進みエラー処理が行われる。このように、県域放送を行う放送局を多く含むチャンネルの受信の可否を優先的に判別することで、1度に複数の県の受信地域の可能性を判別でき、効率的に判別処理を行うことができる。
ステップS21において20チャンネルを受信できない場合は、処理がステップS27に進む。20チャンネル以外のチャンネルで、関東地方のいずれかで県域放送を行う放送局を含むチャンネルは13チャンネル、18チャンネル、19チャンネル、29チャンネル、30チャンネル、32チャンネルである。いずれも県域放送を行う放送局を1つであるので、以降の処理は例えば県別に県域放送を行う放送局のチャンネルを判別する。
受信地域が「東京」である可能性はすでに判別されたことから、例えば次に受信地域が「神奈川」である可能性を判別する。放送局情報を参照すると、神奈川県で県域放送を行う放送局はI局である。I局には18チャンネルが割り当てられている。そこでステップS27では、18チャンネルを受信できるか否かの判別が行われる。18チャンネルを受信できる場合は、処理がステップS28に進む。ステップS28では地域識別が24であるか否かが判別される。地域識別が24であれば処理がステップS29に進み、受信地域が「神奈川」と判別される。地域識別が24でない場合は処理がステップS30に進み、エラー処理が行われる。
ステップS27において18チャンネルを受信できない場合は、処理がステップS31に進む。ステップS31では、群馬で県域放送を行うJ局に割り当てられる19チャンネルを受信できるか否かの判別が行われる。19チャンネルを受信できる場合は処理がステップS32に進み、地域識別が25であるか否かの判別が行われる。地域識別が25であるときは処理がステップS33に進み、受信地域が「群馬」と判別される。地域識別が25でないときは処理がステップS34に進み、エラー処理が行われる。
ステップS31において19チャンネルを受信できない場合は、処理がステップS35に進む。「茨城」についてはステップS21とそれに続くステップS24において判別されているため、ステップS35では「千葉」で県域放送を行うL局に割り当てられる30チャンネルを受信できるか否かの判別が行われる。30チャンネルを受信できる場合は処理がステップS36に進む。
ステップS36では、地域識別が27であるか否かが判別される。地域識別が27であれば処理がステップS37に進み、受信地域が「千葉」と判別される。地域識別が27でない場合は処理がステップS38に進み、エラー処理が行われる。
ステップS35において30チャンネルを受信できない場合は、処理がステップS39に進む。ステップS39では、「栃木」で県域放送を行うK局に割り当てられる29チャンネルを受信できるか否かが判別される。29チャンネルを受信できるときは処理がステップS40に進む。ステップS40では、地域識別が28であるか否かが判別される。地域識別が28であれば処理がステップS41に進み、受信地域が「栃木」と判別される。地域識別が28でなければ処理がステップS42に進み、エラー処理が行われる。
ステップS39において29チャンネルを受信できない場合は、処理がステップS43に進む。ステップS43では、「埼玉」で県域放送を行うM局に割り当てられる32チャンネルを受信できるか否かが判別される。32チャンネルを受信できる場合は処理がステップS44に進み、地域識別が29であるか否かが判別される。地域識別が29であれば処理がステップS45に進み、受信地域が「埼玉」と判別される。地域識別が29でないときは処理がステップS47に進み、エラー処理が行われる。
ステップS43において32チャンネルを受信できない場合は処理がステップS46に進む。ステップS46では、受信地域が「関東」と判別できたが、どの県ということまでは判別できていないため関東地方で広域放送を行う放送局を登録する処理が行われる。放送局情報を参照すると関東地方で広域放送を行うのは、B局、C局、D局、E局、F局、G局、H局であることからこれらの放送局を受信できる放送局として登録する。
なお、図4に示すフローチャートで受信地域が「中京」や「近畿」と判別された後に、県を判別する処理も同様にして行われる。
図6から図9は、他の例の判別処理の流れを示すフローチャートである。図4および図5を用いて説明した判別処理では、受信地域が例えば「関東」のように広域で判別されると、さらに県域まで判別する階層的な判別処理が必要であった。この他の例による判別処理は判別結果ができるだけ県域となるようにされ、より効率的に判別処理を行うものである。
図6におけるステップS51では、県域放送を行う放送局が多く含まれるチャンネルを受信できるか否かが判別される。ここで放送局情報を参照すると、県域放送を行う放送局が最も多く含まれるチャンネルは20チャンネルである。20チャンネルには、異なる県で県域放送を行う放送局が5局(A局、H局、H局、Z局、AA局)含まれる。
ステップS51において20チャンネルを受信できる場合は処理がステップS52に進む。放送局情報によると20チャンネルを受信できるということは、受信地域が、A局が県域放送を行っている「東京」、H局が県域放送を行っている「茨城」または「愛知」、Z局が県域放送を行っている「和歌山」、AA局が県域放送を行っている「滋賀」のいずれかであることを示す。従って、地域識別を使用してこれらのいずれの県であるかを判別する。
ステップS52では、受信できる放送波のNITに記述されるネットワークIDから取得できる地域識別を見て、地域識別が23であるか否かの判別が行われる。地域識別が23であるときは処理がステップS53に進む。ステップS53では、地域識別が23であることから受信地域が「東京」と判別される。ステップS52において地域識別が23でないときは処理がステップS54に進む。
ステップS54では、地域識別が26であるか否かが判別される。地域識別が26であるときは処理がステップS55に進み、受信地域が「茨城」と判別される。地域識別が26でないときは、処理がステップS56に進む。
ステップS56では、地域識別が33であるか否かが判別される。地域識別が33であるときは処理がステップS57に進み、受信地域が「愛知」と判別される。ステップS56において、地域識別が33でないときは処理がステップS58に進む。ステップS58では地域識別が43であるか否かが判別される。地域識別が43であるときは処理がステップS59に進み、受信地域が「和歌山」と判別される。地域識別が43でないときは、処理がステップS60に進む。
ステップS60では、地域識別が45であるか否かが判別される。地域識別が45であるときは処理がステップS61に進み、受信地域が「滋賀」と判別される。地域識別が45でないときは処理がステップS62に進み、エラー処理が行われる。
ステップS51において20チャンネルを受信できないときは、処理がステップS63に進む。ステップS63では、20チャンネルの次に県域放送を行う放送局が多く含まれるチャンネルを受信できるか否かが判別される、放送局情報を参照すると、29チャンネルが県域放送を行う放送局を3局(K局、H局、DD局)を含む。なお、23チャンネルも県域放送を行う放送局を3局(R局、BB局、H局)含むが、R局が県域放送を行う「愛知」と、H局が県域放送を行う「和歌山」の地域識別に関しては、ステップS56およびステップS58において判別処理がされていることから、29チャンネルが優先的に判別される。
ステップS63において、29チャンネルを受信できるときは処理がステップS64に進む。ステップS64では地域識別が28であるか否かが判別される。地域識別が28であるときは処理がステップS65に進み、受信地域が「栃木」と判別される。地域識別が28でないときは、処理がステップS66に進む。
ステップS66では地域識別が39であるか否かが判別される。地域識別が39であるときは処理がステップS67に進み、受信地域が「岐阜」と判別される。地域識別が39でないときは処理がステップS68に進む。ステップS68では、地域識別が44であるか否かが判別される。地域識別が44であるときは処理がステップS69に進み、受信地域が「奈良」と判別される。地域識別が44でないときは処理がステップS70に進み、エラー処理が行われる。
ステップS63において、29チャンネルを受信できない場合は処理がステップS71に進む。ステップS71以降の処理を図7に示すフローチャートを用いて説明する。なお、ステップS71の「A」は図6と図7の対応関係を示すためのものであり、特定の処理を示すものではない。
図7に示すフローチャートにおけるステップS72では、29チャンネルの次に県域放送を行う放送局を多く含む23チャンネルを受信できるか否かが判別される。23チャンネルを受信できる場合は、処理がステップS73に進む。23チャンネルは「関東」で広域放送を行うD局、「愛知」で県域放送を行うR局、「京都」で県域放送を行うBB局、「和歌山」で県域放送を行うH局に割り当てられる。したがって、地域識別を使用してこれらの地域または県のいずれであるかを判別する。
ステップS73では地域識別が1であるか否かが判別される。地域識別が1であるときは処理がステップS74に進み、受信地域が「関東」と判別される。ここで広域情報の「関東」を判別するのは県域放送が行われず広域放送のみが行われる県もあるからである。地域識別が1でないときは処理がステップS75に進む。
ステップS75では、地域識別が33であるか否かの判別が行われる。地域識別が33であるときは処理がステップS76に進み、受信地域が「愛知」と判別される。地域識別が33でないときは処理がステップS77に進む。
ステップS77では、地域識別が41であるか否かの判別が行われる。地域識別が41であるときは処理がステップS78に進み、受信地域が「京都」と判別される。ステップS77において地域識別が41でないときは処理がステップS79に進む。
ステップS79では、地域識別が43であるか否かの判別が行われる。地域識別が43であるときは処理がステップS80に進み、受信地域が「和歌山」と判別される。ステップS79において地域識別が43でないときは処理がステップS81に進み、エラー処理が行われる。
ステップS72において23チャンネルを受信できない場合は、処理がステップS82に進む。ステップS82では、23チャンネルの次に県域放送を行う放送局が多く含まれるチャンネルを受信できるか否かの判別が行われる。
ここで放送局情報を参照すると、18チャンネル、26チャンネルおよび30チャンネルが県域放送を行う放送局を2局含む。ここで18チャンネルが割り当てられるI局、Y局はそれぞれ「神奈川」、「大阪」で県域放送を行うが、ステップS72より前の判別処理において地域識別が「神奈川」を示す24であるかの判別と「大阪」を示す40であるかの判別は行われていない。対して、26チャンネルが割り当てられるH局は「滋賀」で県域放送を行っているが、「滋賀」を示す地域識別45の判別はステップS60で行われている。また、30チャンネルが割り当てられるT局は「岐阜」で県域放送を行っているが、「岐阜」を示す地域識別39は、ステップS66で判別が行われている。したがって、ステップS82では地域識別の判別が行われていない地域で県域放送を行う放送局をより多く含む18チャンネルを受信できるか否かの判別が行われる。
ステップS82において18チャンネルが受信できる場合は、処理がステップS83に進む。18チャンネルは、「神奈川」で県域放送を行うI局、「中京」で広域放送を行うN局、「大阪」で県域放送を行うY局に割り当てられる。したがって、地域識別を使用して、これらのいずれの地域であるかを判別する。
ステップS83では地域識別が3であるか否かが判別される。地域識別が3であれば処理がステップS84に進み、受信地域が「中京」と判別される。ステップS83において地域識別が3でないときは、処理がステップS85に進む。ステップS85では地域識別が24であるか否かが判別される。地域識別が24であるときは処理がステップS86に進み、受信地域が「神奈川」と判別される。地域識別が24でないときは処理がステップS87に進む。
ステップS87では、地域識別が40であるか否かが判別される。地域識別が40であるときは処理がステップS88に進み、受信地域が「大阪」と判別される。ステップS87において地域識別が40でないときは処理がステップS89に進み、エラー処理が行われる。
ステップS82において、18チャンネルを受信できない場合は処理がステップS90に進む。ステップS90以降の処理を図8に示すフローチャートを用いて説明する。なお、ステップS90の「B」は図7と図8の対応関係を示すためのものであり、特定の処理を示すものではない。
ステップS91では26チャンネルを受信できるか否かが判別される。ここで26チャンネルを30チャンネルに優先して判別するのは、26チャンネルはCC局とH局以外にも「関東」で広域放送を行うG局にも割り当てられているためである。
ステップS91において26チャンネルを受信できるときは、処理がステップS92に進む。放送局情報を参照すると、26チャンネルは「関東」で広域放送を行うG局、「兵庫」で県域放送を行うCC局、「滋賀」で県域放送を行うH局に割り当てられている。したがって、地域識別を使用していずれの地方または県であるかを判別する。
ステップS92では地域識別が1であるか否かが判別される。地域識別が1であれば処理がステップS93に進み、受信地域が「関東」と判別される。地域識別が1でないときは処理がステップS94に進む。
ステップS94では、地域識別が42であるか否かが判別される。地域識別が42であれば処理がステップS95に進み、受信地域が「兵庫」と判別される。地域識別が42でなければ処理がステップS96に進む。
ステップS96では、地域識別が45であるか否かが判別される。地域識別が45であれば処理がステップS97に進み、受信地域が「滋賀」と判別される。地域識別が45でなければ処理がステップS98に進み、エラー処理が行われる。
ステップS91において26チャンネルを受信できない場合は、処理がステップS99に進む。ステップS99では、30チャンネルを受信できるか否かの判別が行われる。ステップS99において30チャンネルを受信できる場合は処理がステップS100に進む。
放送局情報を参照すると、30チャンネルは「千葉」で県域放送を行うL局と「岐阜」で県域放送を行うT局とに割り当てられている。したがって、地域識別を使用していずれの県であるかを判別する。
ステップS100で地域識別が27であるときは、処理がステップS101に進み受信地域が「千葉」と判別される。地域識別が27でないときは処理がステップS102に進む。
ステップS102では、地域識別が39であるか否かが判別される。地域識別が39であるときは処理がステップS103に進み、受信地域が「岐阜」と判別される。地域識別がS102でないときは処理がステップS104に進み、エラー処理が行われる。
ステップS99において30チャンネルを受信できないときは、処理がステップS105に進む。県域放送を行う放送局を含むチャンネルで、まだ判別が行われていないチャンネルは全て放送局を1局含む。また、ここまでの判別処理で地域識別が行われていない県は「群馬」、「埼玉」、「三重」である。したがって、この後の処理では地域識別が行われていない県で県域放送を行う放送局に割り当てられるチャンネルを受信できるか否かの判別が行われる。
ここで「群馬」で県域放送を行うJ局に割り当てられるチャンネルは19チャンネルであり、「中京」で広域放送を行うO局にも割り当てられる。「三重」で県域放送を行うS局に割り当てられるチャンネルは27チャンネルであり、「関東」で広域放送を行うH局にも割り当てられる。この場合は、地域識別の値が小さい「群馬」を優先的に判別する。
ステップS105では、19チャンネルを受信できるか否かの判別が行われる。19チャンネルは「群馬」で県域放送を行うJ局と、「中京」で広域放送を行うO局に割り当てられる。したがって、地域識別を使用していずれの地域または県であるかを判別する。
ステップS105において19チャンネルを受信できるときは、処理がステップS106に進む。ステップS106では地域識別が3であるか否かが判別される。地域識別が3であれば処理がステップS107に進み、受信地域が「中京」と判別される。地域識別が3でないときは、処理がステップS108に進む。
ステップS108では地域識別が25であるか否かが判別される。地域識別が25であれば処理がステップS109に進み、受信地域が「群馬」と判別される。地域識別が25でないときは処理がステップS110に進み、エラー処理が行われる。
ステップS105において、19チャンネルを受信できない場合は処理がステップS111に進む。ステップS111降の処理を図9に示すフローチャートを用いて説明する。なお、ステップS111の「C」は図8と図9の対応関係を示すためのものであり、特定の処理を示すものではない。
ステップS112では27チャンネルを受信できるか否かの判別が行われる。27チャンネルを受信できるときは、処理がステップS113に進む。27チャンネルは「関東(但し「茨城」は除く)で広域放送を行うH局と「三重」で県域放送を行うS局に割り当てられる。したがって、地域識別を使用して何れの地方または県が受信地域であるかを判別する。
ステップS113では地域識別が1であるか否かが判別される。地域識別が1であれば処理がステップS114に進み、受信地域が「関東」と判別される。地域識別が1でなければ処理がステップS115に進む。
ステップS115では地域識別が38であるか否かが判別される。地域識別が38であれば処理がステップS116に進み、受信地域が「三重」と判別される。地域識別が38なければ処理がステップS117に進み、エラー処理が行われる。
ステップS112において27チャンネルを受信できない場合は、処理がステップS118に進む。ここまでで判別されていない地域は「埼玉」である。したがって「埼玉」で県域放送を行う放送局に割り当てられるチャンネルを受信できるか否かが判別される。
ステップS118では32チャンネルが受信できるか否かが判別される。32チャンネルを受信できる場合は処理がステップS119に進む。ステップS119では地域識別が29であるか否かが判別される。地域識別が29であれば処理がステップS120に進み、受信地域が「埼玉」と判別される。地域識別が29でないときは処理がステップS121に進みエラー処理が行われる。なお、ステップS118において32チャンネルを受信できないときは、処理がステップS122進む。ステップS122以降は、例えば再度、同様の処理が行われる。
このようにして判別された受信地域で受信可能な放送局を特定し、所定のチャンネルに登録する処理が行われる。
なお、図6から図9を用いて説明した判別処理の他の例のフローチャートにおいて、例えばステップS74のように、受信地域が「関東」のように広域で判別された場合は、さらに図5を用いて説明したフローチャートのように県まで判別する処理が行われるようにしても良い。
以上、この発明の一実施形態について具体的に説明したが、この発明は、上述の一実施形態に限定されるものではなく、この発明の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。例えば、県境では複数の県で放送される放送波を受信することがある。そこで上述した判別処理で放送される県を特定して放送局を登録した後に、さらに隣接県で放送される放送局に割り当てられるチャンネルを受信できるか否かを判別して、受信できる場合はその放送局を登録するようにしても良い。
また、放送局情報記憶部19に記憶される情報に放送局だけでなく中継局に関する情報を記憶させ、地域を判別する処理の際に中継局を含めて検索できるようにしても良い。例えば、上述した処理によって登録された放送局による放送の受信状態を再度チェックし、受信状態が悪い場合はその中継局をチェックして登録を置き換えるようにようにすることもできる。
また、どのチャンネルを受信できるか否かを判別するときに重み付けをして処理を行うようにしても良い。例えば、視聴可能世帯の多い局や、新幹線(登録商標)や幹線道路をカバーする放送局のような視聴される可能性が高い放送局を優先して検索するようにしても良い。
この発明の一実施形態における受信装置の構成の一例を示すブロック図である。 放送局情報記憶部に記憶される情報の一例を示す略線図である。 ネットワークIDを算出する式を示す図である。 この発明の一実施形態における判別処理の流れを示すフローチャートである。 この発明の一実施形態における県を判別する処理の流れを示すフローチャートである。 この発明の一実施形態における他の例の判別処理の流れを示すフローチャートである。 図6に示すフローチャートに続く処理の流れを示すフローチャートである。 図7に示すフローチャートに続く処理の流れを示すフローチャートである。 図8に示すフローチャートに続く処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 ディジタル放送受信装置
11 アンテナ
12 チューナ
14 デマルチプレクサ
19 放送局情報記憶部
22 制御部

Claims (7)

  1. 放送を受信する受信手段と、
    上記受信手段により受信される放送波から、放送される地域を示す地域識別を抽出する抽出手段と、
    少なくとも放送局に割り当てられるチャンネルおよび地域識別を含む放送局情報を記憶する記憶手段と、
    上記放送局情報と、上記受信手段により受信される放送波のチャンネル情報と、上記抽出手段により抽出される地域識別とを使用して受信地域を判別する判別手段とを備え、
    上記放送局情報の地域識別は、広域を示す情報と上記広域に比して狭い地域である狭域を示す情報であり、
    上記判別手段は、始めに、上記放送局情報の複数のチャンネルの内、放送局が放送を行う上記狭域の数が最も多い第1のチャンネルの受信の可否を判別し、
    受信できた場合は上記地域識別を使用して受信地域を判別し、
    受信できない場合は、上記放送局情報の複数のチャンネルの内、上記第1のチャンネルとは異なる第2のチャンネルの受信の可否を判別し、
    上記第2のチャンネルは、上記第1のチャンネルが使用されない上記広域または上記狭域で放送が行われ、放送局が放送を行う上記狭域の数が最も多いチャンネルである受信装置。
  2. 放送を受信する受信手段と、
    上記受信手段により受信される放送波から、放送される地域を示す地域識別を抽出する抽出手段と、
    少なくとも放送局に割り当てられるチャンネルおよび地域識別を含む放送局情報を記憶する記憶手段と、
    上記放送局情報と、上記受信手段により受信される放送波のチャンネル情報と、上記抽出手段により抽出される地域識別とを使用して受信地域を判別する判別手段とを備え、
    上記放送局情報の地域識別は、広域を示す情報と上記広域に比して狭い地域である狭域を示す情報であり、
    上記放送局は、同一広域内の2以上の狭域で放送を行う第1の放送局と、同一広域内の1の狭域で放送を行う第2の放送局とからなり、
    上記判別手段は、上記第2の放送局が放送を行う上記狭域の数が多いチャンネルの順に受信の可否を判別する受信装置。
  3. 上記放送は、地上ディジタル放送である請求項1または2に記載の受信装置。
  4. 上記放送は、地上ディジタル放送の1セグメント放送である請求項1または2に記載の受信装置。
  5. さらに上記判別手段は、判別した受信地域において受信可能な放送局を登録する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の受信装置。
  6. 放送を受信する受信ステップと、
    上記受信ステップにより受信される放送波から、放送される地域を示す地域識別を抽出する抽出ステップと、
    少なくとも放送局に割り当てられるチャンネルおよび地域識別を含む放送局情報を記憶する記憶ステップと、
    上記放送局情報と、上記受信ステップにより受信される放送波のチャンネル情報と、上記抽出ステップにより抽出される地域識別とを使用して受信地域を判別する判別ステップとを有し、
    上記放送局情報の地域識別は、広域を示す情報と上記広域に比して狭い地域である狭域を示す情報であり、
    上記判別ステップは、始めに、上記放送局情報の複数のチャンネルの内、放送局が放送を行う上記狭域の数が最も多い第1のチャンネルの受信の可否を判別し、
    受信できた場合は上記地域識別を使用して受信地域を判別し、
    受信できない場合は、上記放送局情報の複数のチャンネルの内、上記第1のチャンネルとは異なる第2のチャンネルの受信の可否を判別し、
    上記第2のチャンネルは、上記第1のチャンネルが使用されない上記広域または上記狭域で放送が行われ、放送局が放送を行う上記狭域の数が最も多いチャンネルである受信方法。
  7. 放送を受信する受信ステップと、
    上記受信ステップにより受信される放送波から、放送される地域を示す地域識別を抽出する抽出ステップと、
    少なくとも放送局に割り当てられるチャンネルおよび地域識別を含む放送局情報を記憶する記憶ステップと、
    上記放送局情報と、上記受信ステップにより受信される放送波のチャンネル情報と、上記抽出ステップにより抽出される地域識別とを使用して受信地域を判別する判別ステップとを有し、
    上記放送局情報の地域識別は、広域を示す情報と上記広域に比して狭い地域である狭域を示す情報であり、
    上記放送局は、同一広域内の2以上の狭域で放送を行う第1の放送局と、同一広域内の1の狭域で放送を行う第2の放送局とからなり、
    上記判別ステップは、上記第2の放送局が放送を行う上記狭域の数が多いチャンネルの順に受信の可否を判別する受信方法。
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