JP5208651B2 - 電気自動二輪車 - Google Patents

電気自動二輪車 Download PDF

Info

Publication number
JP5208651B2
JP5208651B2 JP2008255307A JP2008255307A JP5208651B2 JP 5208651 B2 JP5208651 B2 JP 5208651B2 JP 2008255307 A JP2008255307 A JP 2008255307A JP 2008255307 A JP2008255307 A JP 2008255307A JP 5208651 B2 JP5208651 B2 JP 5208651B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery box
battery
step floor
box
vehicle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008255307A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010083364A (ja
Inventor
久生 西浦
高登 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2008255307A priority Critical patent/JP5208651B2/ja
Priority to TW098126577A priority patent/TW201012669A/zh
Priority to CN200910221463.XA priority patent/CN101712357B/zh
Priority to US12/568,578 priority patent/US8002067B2/en
Priority to EP09171467A priority patent/EP2168861B1/en
Priority to ES09171467T priority patent/ES2388125T3/es
Publication of JP2010083364A publication Critical patent/JP2010083364A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5208651B2 publication Critical patent/JP5208651B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K2202/00Motorised scooters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K2204/00Adaptations for driving cycles by electric motor

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

本発明は、動力発生モータを有した電気自動二輪車に関する。
従来、電気自動二輪車では、動力発生モータに電力供給するための充電可能なバッテリが搭載されている。このバッテリは重量物であり、車体バランスを考慮し、足載せ空間の下側に配置するのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−112617号公報
しかし、従来の構成では、バッテリボックスの上方にメインフレームが位置する。そのため、車体側方の横方向から、バッテリを着脱することになる。この場合、バッテリボックスの横壁には、メンテナンス時に開閉される蓋体が位置し、この蓋体を取り外し、バッテリを横方向側方に取り外す作業が容易でない。
そこで、本発明の目的は、バッテリボックス内のバッテリを容易に着脱できる構造を備えた電気自動二輪車を提供することにある。
本発明は、動力発生モータ(16)で駆動される電気自動二輪車において、足載せ空間(S)の下側において車体前後方向に延びる左右一対のセンターフレーム(6)と、左右一対のセンターフレーム(6)の上側に位置して平坦な足載せ部(10a)を有するステップフロア(10)とを備え、前記左右一対のセンターフレーム(6)間に、上面が開口した箱形形状であって、内部に動力発生モータを駆動するバッテリ(9)を収納したバッテリボックス(19)を吊り下げ支持すると共に、前記ステップフロア(10)を開閉自在に形成し、このステップフロア(10)により前記バッテリボックス(19)の上面の開口部を密閉自在に覆前記ステップフロア(10)の裏面に車体前後方向に延びるリブ(10c)を設け、このリブ(10c)の下端を前記バッテリボックス(19)の開口縁部に設けた受け部(19b)にシール部材(75)を介して嵌合したことを特徴とする。
本発明では、左右一対のセンターフレーム間に、上面が開口した箱形形状であって、内部に動力発生モータを駆動するバッテリを収納したバッテリボックスを吊り下げ支持したため、バッテリボックスの上方には、メインフレームが位置しない。したがって、車両の左右に亘って平坦な足載せ部を有するステップフロアを開けば、上方にバッテリボックスの内部が開放し、上方にバッテリを取り出せる。また、この構造では、バッテリボックスの密閉性が向上する。
ステップフロアは足載せ部が平坦であり、乗員の足が安定する。
ステップフロアによりバッテリボックスの開口部が密閉自在に覆われるため、内部に雨水などが浸入しない。
前記ステップフロア(10)は、左右一対のセンターフレーム(6)に着脱自在に取り付けられていてもよい。この構成では、ステップフロアの支持構造が簡素化される。
前記左右一対のセンターフレーム(6)間に、前記バッテリボックス(19)を支持するバッテリボックスステー(71)が取り付けられ、このバッテリボックスステー(71)と前記ステップフロア(10)とが、同一の止め具(73)で前記センターフレーム(6)に着脱自在に取り付けられていてもよい。この構成では、バッテリボックスの支持構造、ならびにステップフロアの支持構造が簡素化される
本発明では、バッテリボックスの上方に、例えばメインフレームが位置しないため、ステップフロアを開けば、バッテリボックスの内部が開放され、上方にバッテリを取り出すことができ、作業が容易になる。ステップフロアは足載せ部が平坦であり、乗員の足が安定するとともに、ステップフロアによりバッテリボックスの開口部が密閉自在に覆われるため、雨水などが浸入しない。
また、本発明では、ステップフロアが、左右一対のセンターフレームに着脱自在に取り付けられるため、支持構造が簡素化される。
本発明では、ステップフロアとバッテリボックスステーとが、同一の止め具でセンターフレームに着脱自在に取り付けられるため、バッテリボックスの支持構造、ならびにステップフロアの支持構造が簡素化される。
本発明では、ステップフロアのリブを、バッテリボックスの開口縁部の受け部にシール部材を介して嵌合するため、密閉性が向上する。
以下、本発明の実施の形態に係る電気自動二輪車について図面を参照して説明する。なお、以下の説明で、上下、前後、左右の方向は、運転者から見た方向をいう。
図1は、本発明の実施の形態に係るバッテリ駆動式の電気自動二輪車(Electric Vehicle)の側面図、図2は、その平面図である。
なお、図2では、説明を容易にするために、図1に記載したシートレール8、フェンダカバー21、ステップフロア10を省略している。
電気自動二輪車1の車体フレームFは、図1に示すように、前輪WFを軸支するフロントフォーク2と、このフロントフォーク2に連結される操向ハンドル3を操向可能に支承するヘッドパイプ5を前端に備えている。また、車体フレームFは、センターフレーム6と、リアフレーム7と、シートレール8とを備えている。これらのフレーム6、7、8は、図2に示すように、車体幅方向において左右対称に一対にそれぞれ構成されている
センターフレーム6は、上述したヘッドパイプ5に連設されて車体後方斜め下側に延びる傾斜部6aと、この傾斜部6aの下端で屈曲して略水平に車体後方へ延在する水平部6bとで構成されている。また、センターフレーム6は、図2に示すように、左右の水平部を車幅方向で連結するクロスメンバ6cによって連結されている。
また、リアフレーム7は、センターフレーム6の水平部6bの後端から車体後方斜め上側に向けて延びる第1傾斜部7aと、この第1傾斜部7aの後端で屈曲する屈曲部7bから、第1傾斜部7aよりも緩やかな傾斜で車体後方斜め上側に延びる第2傾斜部7cとで構成されている。また、第2傾斜部7cは、図2に示すように、車体幅方向に延びるクロスフレーム7dによって左右が連結されている。
さらに、シートレール8は、リアフレーム7の上側に取り付けられた略逆U字形状をなしており、リアフレーム7の屈曲部7bから車体前方斜め上側に延びる傾斜部8aと、この傾斜部8aの上端から後方へ水平に延びる水平部8bと、この水平部8bの後部からリアフレーム7の第2傾斜部7cに向けて後方斜め下側に延びる支持部8cとで構成されている。
センターフレーム6の水平部6bには、図1及び図2に示すように、詳細は後述するバッテリ構成体9がバッテリボックス19に収容されている。このバッテリボックス19は、水平部6bの左右一対のフレームによって挟み込まれる態様で取り付けられており、バッテリボックス19の底面は、図1に示す側面視において、水平部6bよりも下側に位置する。また、センターフレーム6のクロスメンバ6cは、車体幅方向における中央部が下側に窪んだ形状をなしており、バッテリボックス19は、このクロスメンバ6cの上に載せられた状態で固定されている。
このバッテリボックス19が配置された部分は、いわゆる足載せ空間Sの下側の部分であり、バッテリボックス19の上側は、運転者が足を載せるためのステップフロア10で覆われている。
バッテリボックス19は、その内部にバッテリセル構成体9を収容する略直方体の箱形形状に形成されている。バッテリボックス19の前面には、ボックス内部に外気を取り込むための空気導入ダクト20が左右にそれぞれ設けられている。バッテリボックス19の後面には、取り込んだ外気を排出する排出口20bが形成されている。
これにより、導入口20aから取り込んだ外気によってバッテリセルを空気冷却し、冷却後の空気を排出口20bから排出することができるようになっている。
リアフレーム7には、図1に示すように、センターフレーム6との連接部の近傍であって屈曲部7bの下側に、車体後方へ突出するピボットプレート11が左右のそれぞれに設けられている。この左右のピボットプレート11には、ピボット軸12が車幅方向に亘って貫通して設けられている。このピボット軸12には、スイングアーム13の前端部が取り付けられており、このピボット軸12を中心にスイングアーム13が上下に回動するようになっている。
スイングアーム13は、車体幅方向のほぼ中央に位置するリアサスペンション14によってリアフレーム7の第2傾斜部7cと連結されている。より詳細には、リアサスペンション14の上端部14aは、リアフレーム7の第2傾斜部7cに取り付けられ、リアサスペンション14の下端部14bは、スイングアーム13の後部に取り付けられている。これにより、スイングアーム13の後端部で支持する後輪WRの上下振動をこのリアサスペンション14で吸収している。
スイングアーム13の前側先端部には、ピボット軸12に回動可能に取り付けられる回動支持部13bが車体幅方向の左右に離間する態様で一対設けられている。このスイングアーム13は、ピボット軸12に取り付けられた状態で、ピボット軸12(回動支持部13b)から後輪WRを避けるように車体後方斜め左側に斜めに延びた後、後輪WRの左側に沿って車体後方まで延在している。このスイングアーム13の後部には、車幅方向に延びる後輪軸17が設けられており、この後輪軸17に後輪WRが回転自在に片持ち支持されている。
なお、図1及び図2において、符号41は車体前方を照らすヘッドライト、42はシートレール8の水平部8bに取り付けられた乗員シート、43はリアフレーム7の後端部に取り付けられたブレーキランプ、44はその下側に位置するリフレクタである。
図3は、図1のIII―III断面図であって、スイングアーム13を単体で示す平面図である。また、図4は、図3の左側面図(図3のA方向から見た図)であって、図3に記載した左側カバー26を取り外した状態を示すものである。さらに、図5は、図3を車体前側(図3のB方向)から見た図である。
スイングアーム13は、図3に示すように、車体前後方向に延在する仕切壁25aを有する本体部25と、この本体部25の左側面を覆う左側カバー26と、本体部25の右側面を覆う右側カバー27とを組み立てて構成されている。
スイングアーム13の内部には、車体左側(車体外側)に位置する機器取付空間23、及び車体右側(車体内側)に位置する空気送流空間24の2つの空間が形成されている。これらの空間23、24は、上述した仕切壁25aによって車体幅方向の左右に画成されており、車体前後方向に延びる態様で構成されている。
また、機器取付空間23の左側面は、上述した左側カバー26をボルト等で着脱可能に取り付けることによって塞がれており、空気送流空間24の右側面は、上述した右側カバー27を同様にボルト等で着脱可能に取り付けることによって塞がれている。
機器取付空間23には、後輪WRを駆動するための動力発生モータ16、及びこの動力発生モータ16を制御するためのPDU18(Power Drive Unit)が収容されている。これらの動力発生モータ16及びPDU18は、左側カバー26を取り外すことでメンテナンスができるようになっている。
動力発生モータ16は、図3に示すように、スイングアーム13の後部に配置されており、仕切壁25aに形成された動力発生モータ取付部33に着脱可能に取り付けられている。動力発生モータ16の駆動軸16aは、後輪WRの後輪軸17と略平行に配置されており、仕切壁25aを貫通して機器取付空間23側から空気送流空間24側まで突出している。この駆動軸16a上には、駆動ギヤ29が設けられており、後輪軸17上に設けられた減速ギヤ30と歯合している。この駆動ギヤ29は、減速ギヤ30と比して小径であり、1段減速する態様で動力発生モータ16の駆動力を後輪軸17に伝達している。
また、本体部25には、この駆動ギヤ29、減速ギヤ30等の動力伝達部分を覆うようにギヤカバー34が取り付けられている。このギヤカバー34は、上述した動力伝達部分が配置された駆動力伝達空間31と空気送流空間24とを画成するものであり、この駆動力伝達空間31内を密閉して、駆動力伝達空間31に潤滑オイルを保持できるようにしている。また、ギヤカバー34には、ドラムブレーキユニット35を作動させるためのピン部材36が設けられている。このドラムブレーキユニット35は、左側の操向ハンドル3に取り付けられたブレーキハンドル39を操作することによって動作する。詳細には、ブレーキハンドル39の操作によって、図4に示すブレーキワイヤ37を介してブレーキレバー38が回動し、ブレーキレバー38に取り付けられたピン部材36が操作されることによって後輪WRのブレーキが作動するようになる。
PDU18は、図2及び図3に示すように、動力発生モータ16よりも前側に配置されており、仕切壁25aに形成されたPDU取付面32にボルト等で着脱可能に取り付けられている。このPDU18の内部には、図示しない駆動回路、コンデンサ、ヒートシンクなどが収容されている。
また、PDU18は、図示しない配線によってバッテリ構成体9と接続されており、バッテリ構成体9からPDU18へ電力が送られるようになっている。また、PDU18は、制御プログラム等が格納された図示しないECU(Electric Control Unit)とも配線によって接続され、ECUからPDU18へ制御信号が送られるようになっている。さらに、PDU18は、図示しない配線によって動力発生モータ16とも接続されており、PDU18から動力発生モータ16へ電力及び制御信号が送られるようになっている。なお、上述したECUは、車体側に取り付けられている。
PDU18のこれらの駆動回路等は、他の部品と比較して熱を多く発生する。そのため、このPDU18は、仕切壁25aのPDU取付面32にできるだけ大きな面積で密着するように取り付けられており、駆動回路等から生じる熱を仕切壁25aへ熱伝導させて、放熱させている。
一方、空気送流空間24には、仕切壁25aから複数の冷却フィン40が突出しており、PDU18から仕切壁25aへと熱伝導した熱が、さらに冷却フィン40へと熱伝導するようになっている。
この空気送流空間24には、その前端部に前側開口部13aが形成されている。この前側開口部13aには、空気送流空間24内に空気を送り込むための冷却ファン22が取り付けられている。この冷却ファン22は、図1に示す側面視において、上述したバッテリボックス19とPDU18の間に配置されており、バッテリボックス19内部の空気を排出口20bから吸い込む機能も有している。すなわち、バッテリボックス19の排出口20bと、スイングアーム13の前側開口部13aは、車体幅方向及び高さ方向においてほぼ一致し、それぞれの開口が対向するように配置されており、排出口20bから排出される空気が冷却ファン22によって効率よく前側開口部13aの中に取り込まれるようになっている。
また、仕切壁25aの動力発生モータ16が取り付けられる部分には、空気送流空間24と機器取付空間23とが連通する空気穴が形成されている。これにより、前側開口部13aから取り込まれた空気は、空気送流空間24を通過した後に、上述した空気穴から動力発生モータ16内へと流れ、動力発生モータ16の内部を空気冷却した後に大気へと排出される。
なお、これらの動力発生モータ16、PDU18、及び冷却ファン22は、スイングアーム13の揺動に合わせて後輪WRと一緒に上下に揺動することになる。
また、スイングアーム13の下側には、図5に示すように、メインスタンド45を支持するための取付部46が車体幅方向の左右に離間する態様で一対形成されている。これにより、メインスタンド45は、取付部46の取付穴46aに挿通される取り付けピン46b(図1参照)によってスイングアーム13に取り付けられ、スイングアーム13と一緒に揺動することになる。
図6は、バッテリボックス19の断面図である。
左右一対のセンターフレーム6は、足載せ空間の下側において車体前後方向に延びており、ステップフロア10は、左右一対のセンターフレーム6の上側に位置して、車体の幅方向に一様に平坦な足載せ部10aを有している。センターフレーム6の水平部6bには、バッテリボックス19を吊り下げ支持するための、逆Ω状に曲げた鋼板製のバッテリボックスステー71が取り付けられる。
このバッテリボックスステー71の両端71a,71bには、孔71cが開口し、孔71cには防振ゴム72が嵌合している。そして、バッテリボックスステー71は、防振ゴム72の孔を貫通したボルト73により、センターフレーム6の水平部6bに取り付けられている。
バッテリボックスステー71は、図1及び図2に示すように、車体前後方向に適宜の間隔をあけて3つ設けられている。この3つのバッテリボックスステー71に支持されて、左右一対のセンターフレーム6の水平部6b間に幅が収まるように、かつ長さが収まるように上記バッテリボックス19が取り付けられている。
バッテリボックス19は、図6に示すように、上端が開口した箱形のボックス本体19aと、このボックス本体19aの上端を密閉して塞ぐように、蓋体構造を有したステップフロア10とを備えている。ボックス本体19aは、バッテリボックスステー71との間に複数の樹脂製のクッション部材52を介在させて支持される。クッション部材52はステー71の孔71dに支持され、ボックス本体19aの外面に当接する平坦面52aを有している。
ステップフロア10は樹脂製であり、下部を開放する略箱形に形成され、裏面には、外周囲に位置する壁部10bと、車体前後方向に延びる複数の補強用のリブ10cとを備えて構成されている。ステップフロア10は、上面視で左右各3箇所の計6箇所(図2参照)に、上記ボルト73が挿入される上面視で環状の凹所10dを有し、この凹所10dに挿入されるボルト(同一の止め具)73により、座金74及び防振ゴム72を介して、バッテリボックスステー71の両端71a,71bと共に、センターフレーム6の水平部6bに固定されている。
この場合、上記6箇所のボルト73は、凹所10dに挿入可能な専用工具により緩められ、或いは締められる。専用工具以外では、ステップフロア10を開けられないため、バッテリの盗難を防止できる。
例えば凹所10dに蓋(不図示)を設け、イグニッションキーで蓋を開閉しても、バッテリの盗難を防止できる。
ステップフロア10の裏面の長いリブ10cの下端は、ボックス本体19aの開口縁部に設けた受け部19bに嵌合し、受け部19bには、ステップフロア10でボックス本体19aの開口部に蓋をしたときに、ボックス本体19a内を密閉可能に、シール部材75が介装されている。ボックス本体19aの車体前後方向の端部にも、同様の受け部(不図示)が設けられ、この受け部に、ステップフロア10の裏面に設けたリブ下端(不図示)が嵌合し、この嵌合部にもシール部材75を介装し、ボックス本体19aの開口縁の全周囲を密閉する構造となっている。
ボックス本体19aには、車体前後方向に箱内一杯に延在させて、複数(本実施の形態では、3個。)の矩形状のバッテリセル9が、車体幅方向に適宜の間隔をあけて、横並びに配置されている。このバッテリセル9は、充放電可能なバッテリセルであれば特に限定されず、例えば、リチウムイオン電池やニッケル水素電池であってもよい。3個のバッテリセル9は、下端9aが、ボックス本体19aの底部に配置した樹脂製の間隔規制用部材76により支持され、上端9bが、バッテリセル9とステップフロア10の間に介装した樹脂製の支持部材77により支持される。
本実施の形態では、左右一対のセンターフレーム6間に、上面が開口した箱形形状であって、内部に動力発生モータ16を駆動するバッテリ9を収納したバッテリボックス19を吊り下げ支持したため、バッテリボックス19の上方には、図1に示すように、メインフレームなどが位置しない。したがって、図6に示すように、6個のボルト73を専用工具(不図示)により取り外し、ステップフロア10を開けば上方にバッテリボックス19の内部が開放し、バッテリ9を上方に簡単に取り出せる。
ステップフロア10は足載せ部10aが車両の左右に亘って平坦であり、表面に、段差部を有するステップフロアと比較し、乗員の足が安定する。
ステップフロア10を閉じた場合、裏面の長いリブ10cの下端が、ボックス本体19aの開口縁部に設けた受け部19bに嵌合し、この受け部19bにはシール部材75が介装されているため、ボックス本体19a内が密閉される。また、ボックス本体19aの車体前後方向の端部にも、同様の受け部(不図示)が設けられ、この受け部にもシール部材75が介装されているため、ボックス本体19aの開口縁の全周囲が密閉され、ボックス内への雨水などの浸入が阻止される。
ステップフロア10は、左右一対のセンターフレーム6の水平部6bに着脱自在に取り付けられるため、余分な支持ステーなどが不要になり、ステップフロア10の支持構造を簡素化できる。また、左右一対のセンターフレーム6の水平部6b間に、バッテリボックス19を支持するバッテリボックスステー71を取り付け、このバッテリボックスステー71とステップフロア10とを、同一のボルト73によって、センターフレーム6の水平部6bに取り付けるため、バッテリボックス19、ならびにステップフロア10の支持構造を簡素化できる。
センターフレーム6の水平部6bに、それぞれ防振ゴム72を介してバッテリボックスステー71の両端71a,71bが支持され、バッテリボックスステー71に、複数の樹脂製のクッション部材52を介在させて、バッテリボックス19のボックス本体19aを支持し、このボックス本体19a内にバッテリセル9を収納したため、バッテリボックス19の耐震性が向上する。
以上、本発明の一実施の形態について述べたが、本発明の技術思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
本発明の一実施の形態における電気自動二輪車の側面図である。 図1の平面図である。 図1のIII−III断面図であって、スイングアームを単体で示す図である。 図3の右側面図である。 図3を車体前側から見た図である。 バッテリボックスの断面図である。
符号の説明
1 電気自動二輪車
6 センターフレーム
6b 水平部
10 ステップフロア
10a足載せ部
10c リブ
10d 凹所
16 動力発生モータ
19 バッテリボックス
19a ボックス本体
52 クッション部材
71 バッテリボックスステー
71a,71b 両端
72 防振ゴム
73 ボルト

Claims (3)

  1. 動力発生モータ(16)で駆動される電気自動二輪車において、
    足載せ空間(S)の下側において車体前後方向に延びる左右一対のセンターフレーム(6)と、左右一対のセンターフレーム(6)の上側に位置して平坦な足載せ部(10a)を有するステップフロア(10)とを備え、前記左右一対のセンターフレーム(6)間に、上面が開口した箱形形状であって、内部に動力発生モータを駆動するバッテリ(9)を収納したバッテリボックス(19)を吊り下げ支持すると共に、前記ステップフロア(10)を開閉自在に形成し、このステップフロア(10)により前記バッテリボックス(19)の上面の開口部を密閉自在に覆
    前記ステップフロア(10)の裏面に車体前後方向に延びるリブ(10c)を設け、このリブ(10c)の下端を前記バッテリボックス(19)の開口縁部に設けた受け部(19b)にシール部材(75)を介して嵌合したことを特徴とする電気自動二輪車。
  2. 前記ステップフロア(10)は、左右一対のセンターフレーム(6)に着脱自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の電気自動二輪車。
  3. 前記左右一対のセンターフレーム(6)間に、前記バッテリボックス(19)を支持するバッテリボックスステー(71)が取り付けられ、このバッテリボックスステー(71)と前記ステップフロア(10)とが、同一の止め具(73)で前記センターフレーム(6)に着脱自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の電気自動二輪車。
JP2008255307A 2008-09-30 2008-09-30 電気自動二輪車 Expired - Fee Related JP5208651B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008255307A JP5208651B2 (ja) 2008-09-30 2008-09-30 電気自動二輪車
TW098126577A TW201012669A (en) 2008-09-30 2009-08-06 Electric motorcycle
CN200910221463.XA CN101712357B (zh) 2008-09-30 2009-09-10 电动二轮车
US12/568,578 US8002067B2 (en) 2008-09-30 2009-09-28 Electric motorcycle
EP09171467A EP2168861B1 (en) 2008-09-30 2009-09-28 Electric motorcycle
ES09171467T ES2388125T3 (es) 2008-09-30 2009-09-28 Motocicleta eléctrica

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008255307A JP5208651B2 (ja) 2008-09-30 2008-09-30 電気自動二輪車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010083364A JP2010083364A (ja) 2010-04-15
JP5208651B2 true JP5208651B2 (ja) 2013-06-12

Family

ID=42247741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008255307A Expired - Fee Related JP5208651B2 (ja) 2008-09-30 2008-09-30 電気自動二輪車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5208651B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5665224B2 (ja) * 2011-01-14 2015-02-04 株式会社Jsol 蓄電池システム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3055706B2 (ja) * 1991-02-08 2000-06-26 本田技研工業株式会社 電動二輪車のバッテリ取付構造
JP3396926B2 (ja) * 1993-10-21 2003-04-14 スズキ株式会社 電動式スクータ型車両
JP3832781B2 (ja) * 1997-06-17 2006-10-11 ヤマハ発動機株式会社 電動車両用バッテリユニット
JP3789613B2 (ja) * 1997-09-13 2006-06-28 本田技研工業株式会社 自動二輪車のバッテリ収納構造
JP3804722B2 (ja) * 1998-03-16 2006-08-02 ヤマハ発動機株式会社 電動二輪車のバッテリ冷却構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010083364A (ja) 2010-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2168861B1 (en) Electric motorcycle
JP5208653B2 (ja) 電気自動二輪車
JP4999113B2 (ja) 電動車両におけるバッテリ配置構造
JP5208652B2 (ja) 電気自動二輪車
JP5095572B2 (ja) 電気自動二輪車
JP5167054B2 (ja) 電気自動二輪車
JP5778885B2 (ja) 電動二輪車のバッテリ装置
JP5474737B2 (ja) 鞍乗り型電動車両
JP5595228B2 (ja) 電動車両
EP2530000B1 (en) Electric motorcycle and controller unit
TWI529089B (zh) 電動式跨騎型車輛
WO2012043518A1 (ja) 電動式二輪車
JP2000280952A (ja) 自動二輪車における物品収納装置
JP5525998B2 (ja) 鞍乗り型電動車両
JP5415118B2 (ja) バッテリ搭載構造
JP5129713B2 (ja) 電気自動二輪車
JP5208651B2 (ja) 電気自動二輪車
JP5492742B2 (ja) 鞍乗り型電動車両の冷却ダクト配索構造
JP2012091659A (ja) 鞍乗型電動車両
JP7513933B1 (ja) 鞍乗型車両
JP7432563B2 (ja) バッテリユニット及び電動二輪車
JP5658538B2 (ja) 鞍乗型電動車両
JP2001097220A (ja) 電動車輌の車体フレーム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110526

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121130

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20121130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130220

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160301

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5208651

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees