JP2001097220A - 電動車輌の車体フレーム - Google Patents

電動車輌の車体フレーム

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JP2001097220A
JP2001097220A JP27883799A JP27883799A JP2001097220A JP 2001097220 A JP2001097220 A JP 2001097220A JP 27883799 A JP27883799 A JP 27883799A JP 27883799 A JP27883799 A JP 27883799A JP 2001097220 A JP2001097220 A JP 2001097220A
Authority
JP
Japan
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side frames
storage case
frame
body frame
car body
Prior art date
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Pending
Application number
JP27883799A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Fukumoto
運弥 福本
Kazuo Shigemi
和男 重見
Takahito Kagawa
貴人 香川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Atex Co Ltd
Original Assignee
Atex Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車体内に収納する電装装置を、確実に雨やホコ
リ等から防護することができる電動車輌の車体フレーム
を提供する。 【解決手段】コントロールユニット11及びバッテリ1
2等の電装装置を収納する収納ケース6,8と車体フレ
ームを構成する左右のサイドフレーム2,2との間に隙
間a又は複数の落下穴7,7を形成して収納ケース6,
8上方を覆うカバー9,10を伝って侵入する水やホコ
リを該隙間a又は落下穴7,7から外部へ排出するよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動車輌の車体フ
レームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電動車輌において、特開平10−
328247号公報に記載の如く車体フレーム全体を覆
うフレームカバーに、コントロールユニット及びバッテ
リ等の電装装置搭載用の窪みを形成し、該窪み内に各電
装装置を収納した後その上方をボディカバーで覆うとい
った構造をしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
の如き構成では、車体上に降掛かる雨等の水が上記ボデ
ィカバーとフレームカバーの隙間から侵入すると、該水
はフレームカバー上を伝って電装装置を収納する窪み内
に導かれ易く、該電装装置の故障の原因となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、Uの字状に屈曲
形成したパイプフレーム1の左右両側をサイドフレーム
2,2となし、前方のループ状部分に前輪操舵ユニット
3を取着すると共に、後方の開放端部には後輪駆動ユニ
ット4を取着してなる電動車輌の車体フレームにおい
て、該パイプフレーム1は左右のサイドフレーム2,2
の前部を左右方向に連結する補強フレーム5と、中間部
から後部までの間で左右のサイドフレーム2,2間に掛
渡したバッテリ収納ケース6でそれぞれ左右に連結補強
すると共に、該バッテリ収納ケース6の左右サイドフレ
ーム2,2との連結部近傍には前後方向に複数の落下穴
7,7を配列し、該バッテリ収納ケース6と前記補強フ
レーム5及び左右のサイドフレーム2,2によって包囲
形成されるスペースA内に、コントロールユニット収納
ケース8を該左右サイドフレーム2,2に対し隙間aを
形成するように前方の補強フレーム5と後方のバッテリ
収納ケース6間に掛渡し、これらの収納ケース6,8上
方をそれぞれカバー9,10で覆ったことを特徴とする
電動車輌の車体フレームの構成とした。
【0005】
【発明の作用及び効果】本発明の車体フレームにおいて
は、コントロールユニット11及びバッテリ12等の電
装装置を収納する収納ケース6,8と左右のサイドフレ
ーム2,2間に隙間a又は複数の落下穴7,7を有する
ものであるから、車体上に雨等の水が降掛かったとして
も該水は収納ケース6,8の上方を覆うカバー9,10
を伝って隙間a又は落下穴7,7へと導かれることにな
る為、収納ケース6,8内へ水が侵入することがない。
又、上記の効果は、収納ケース6、8と左右のサイドフ
レーム2,2間に隙間a又は複数の落下穴7,7を設け
るだけで得られるので、構造が簡単であると共に低コス
トにて構成することができるのである。
【0006】
【実施例】次に、本発明を電動車輌の一例である電動三
輪車に実施した場合の例を図面を参照しながら説明す
る。Uの字状に屈曲形成したパイプフレーム1の左右両
側をサイドフレーム2,2となし、前方のループ状部分
を上方に屈曲させて前輪操舵ユニット3の取付部とする
と共に、後方の開放端部には後輪駆動ユニット4を取着
して走行車体を形成している。Uの字状のパイプフレー
ム1は左右のサイドフレーム2,2前部を補強フレーム
5にて連結補強しており、中間部から後部までの間には
左右のサイドフレーム2,2間に掛渡したバッテリ収納
ケース6にてパイプフレーム1後部の連結補強をしてい
る。
【0007】8は車輌制御を行うコントロールユニット
11を収納するコントロールユニット収納ケースであ
り、上記バッテリ収納ケース6と補強フレーム5及び左
右のサイドフレーム2,2によって包囲形成されるスペ
ースA内で、該サイドフレーム2,2に対し隙間aを形
成するように上記バッテリ収納ケース6と補強フレーム
5間に掛渡し、ボルト13,13によって取着固定して
いる。上記バッテリ収納ケース6及びコントロールユニ
ット収納ケース8の上方はそれぞれバッテリカバー9又
はステップカバー10で覆っており、各収納ケース6,
8内に収納するバッテリ12、コントロールユニット1
1等の電装装置を水やホコリ等から防護するようにして
いる。
【0008】7,7は上記バッテリ収納ケース6に形成
した長穴であり、該バッテリ収納ケース6と左右のサイ
ドフレーム2,2の連結部近傍で前後方向に配列して、
上記バッテリカバー9と左右のサイドフレーム2,2間
の隙間から侵入してくる水やホコリ等を該バッテリ収納
ケース6内へ侵入するより前に外部に排出する。又、上
記コントロールユニット収納ケース8と左右のサイドフ
レーム2,2間に形成する隙間aも、該長穴7,7と同
様にステップカバー10と左右のサイドフレーム2,2
間の隙間から侵入してくる水やホコリ等を該コントロー
ルユニット収納ケース8内へ侵入するより前に外部に排
出するものである。33,33は上記収納ケース6,8
底面に形成した水抜穴であり、万一該収納ケース6,8
内に水やホコリ等が侵入してきたとしても速やかに外部
へ排出すると共に、平時は通風口として各電装装置の放
熱性を向上する。
【0009】左右のサイドフレーム2,2の前後方向略
中央位置には一対の支持パイプ14,14を溶着して後
方上方へ向け斜設しており、該支持パイプ14,14は
前記バッテリカバー9を跨ぐように上部で内方に屈曲し
て左右間隔を近接した後、再び後方上方へ向け屈曲して
その上端部に椅子15下面の取付杆16,16を嵌入し
てある。17,17は固定具であり、椅子15の上下高
さの調節と固定を行うものである。18,18は補強杆
であり、支持パイプ14,14中間部とサイドフレーム
2,2後部を連結して後方斜設の支持パイプ14,14
を補強支持する。
【0010】前輪操舵ユニット3は一個の前輪19と該
前輪19の操舵装置により以下に記述の如く構成してい
る。パイプ杆にて構成した二本のハンドル軸20,20
下端に一個の操向用前輪19を回転自在に軸架し、該ハ
ンドル軸20,20の上端中央を支持部材21で連結
し、さらに該支持部材21を左右方向に嵌通するハンド
ルパイプ22をUの字状に上方に向けて屈曲した後、そ
の上部を左右外方に向けて屈曲して操舵ハンドル23を
形成している。操舵ハンドル23は、前述の如く中央部
をUの字状に屈曲して大きなUの字状空間を形成し、そ
の下部を支持部材21に回動自在に取着すると共に、該
Uの字状空間上部を操作ボックス24で連結している。
25は該操舵ハンドル23の回動角度の調節と固定を行
うハンドルストッパである。
【0011】後輪駆動ユニット4は、左右のサイドフレ
ーム2,2後端部に溶着のブラケット26,26を介し
て後輪27,27の車軸ケース28を取着してあり、該
車軸ケース28の左右中間部には該後輪27駆動用のモ
ータ29とギヤボックス30を一体に設けている。31
はバンパーであり、上記左右のサイドフレーム2,2及
びブラケット26,26に溶着し後方に延出すると共
に、その前後中間部でギヤボックス30を支持してい
る。32は滑止材であり、使用者が搭乗の際に足を滑ら
せて転倒するようなことがないように、ステップ側方位
置の左右サイドフレーム2,2に貼付している。
【0012】尚、請求の範囲の項に図面との対象と便利
にする為に番号を記すが、この記入により本発明は添付
図面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例における主要部の平面図。
【図2】本発明実施例における主要部の平面図。
【図3】本発明実施例における全体平面図。
【図4】本発明実施例におけるX−X断面図。
【図5】本発明実施例における全体側面図。
【図6】本発明実施例における全体正面図。
【符号の説明】
1 パイプフレーム 2 サイドフレーム 3 前輪操舵ユニット 4 後輪駆動ユニット 5 補強フレーム 6 バッテリ収納ケース 7 落下穴 8 コントロールユニット収納ケース 9 カバー 10 カバー A スペース a 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D011 AA01 AC01 AD18 AD19 3D050 AA04 BB01 BB23 DD03 EE08 EE14 GG06 HH01 KK01 KK03 KK09 KK14

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Uの字状に屈曲形成したパイプフレーム
    (1)の左右両側をサイドフレーム(2),(2)とな
    し、前方のループ状部分に前輪操舵ユニット(3)を取
    着すると共に、後方の開放端部には後輪駆動ユニット
    (4)を取着してなる電動車輌の車体フレームにおい
    て、該パイプフレーム(1)は左右のサイドフレーム
    (2),(2)の前部を左右方向に連結する補強フレー
    ム(5)と、中間部から後部までの間で左右のサイドフ
    レーム(2),(2)間に掛渡したバッテリ収納ケース
    (6)でそれぞれ左右に連結補強すると共に、該バッテ
    リ収納ケース(6)の左右サイドフレーム(2),
    (2)との連結部近傍には前後方向に複数の落下穴
    (7),(7)を配列し、該バッテリ収納ケース(6)
    と前記補強フレーム(5)及び左右のサイドフレーム
    (2),(2)によって包囲形成されるスペース(A)
    内に、コントロールユニット収納ケース(8)を該左右
    サイドフレーム(2),(2)に対し隙間(a)を形成
    するように前方の補強フレーム(5)と後方のバッテリ
    収納ケース(6)間に掛渡し、これらの収納ケース
    (6),(8)上方をそれぞれカバー(9),(10)
    で覆ったことを特徴とする電動車輌の車体フレーム。
JP27883799A 1999-09-30 1999-09-30 電動車輌の車体フレーム Pending JP2001097220A (ja)

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