JP5208597B2 - 照明装置、撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は照明装置、撮像装置に係り、特に、発光素子の発熱による温度上昇に対する技術に関する。
特許文献1には、LED実装基板の熱をリフレクタに一体成形されたフィンから放熱させる光源装置が開示されている。
特許文献2には、表面に複数のLEDが高密度に実装され裏面にヒートシンクが装着されたカード型LED照明光源を備えたLED照明装置が開示されている。
特許文献3には、基板の一主面に複数のLEDを実装させた発光モジュールと、当該発光モジュールの基板における一主面とは反対側の主面に接触させた放熱体とを備える光源ユニットが開示されている。
特開2006−308775号公報 特開2003−124528号公報 特開2007−003914号公報
LEDは発光とともに発熱する。そして、発熱によりLEDが所定の温度まで上昇すると、光量の低下が生ずる。
また、発熱によりLEDが所定の温度まで上昇すると、LEDに疲労が蓄積していく。そして、疲労の蓄積量が大きくなると性能が劣化し、LEDの寿命が短くなってしまう。
ここで、複数のLEDを基板に対し2次元的に均等に配置した場合には、基板の周辺部に対し中央部での温度上昇が相対的に大きくなる。そのため、温度上昇により基板の中央部に配置されたLEDの光量の低下が生ずる。したがって、基板の周辺部と中央部で光量が不均一となるおそれがある。
また、温度上昇により基板の中央部に配置されたLEDに疲労が蓄積していき、疲労の蓄積量が大きくなって性能が劣化し、基板の中央部に配置されたLEDの寿命が短くなるおそれがある。したがって、基板の周辺部に配置されたLEDに対して基板の中央部に配置されたLEDの寿命が相対的に短くなり、基板の周辺部と中央部においてLEDの寿命の格差が生じて寿命が不均一となるおそれがある。
特許文献1では、LED実装基板に1つのLEDが実装されている光源装置であり、複数のLEDを実装することについてはなんら開示されていない。
また、特許文献2では、カード型LED照明光源の表面には複数のLEDが高密度に実装されており、裏面にヒートシンクが装着されているが、高密度に実装された複数のLEDの中央部での温度上昇についてはなんら考慮されていない。
また、特許文献3では、基板の一主面に複数のLEDを実装させており、一主面とは反対側の主面に放熱体を接触させているが、実装された複数のLEDの中央部での温度上昇についてはなんら考慮されていない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、複数のLEDを2次元的に配置した基板の全面にわたって光量を均一に維持することができ、かつ、基板内の配置位置に関わらず複数のLEDの寿命を均一にすることができる照明装置、撮像装置を提供すること、を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一の態様に係る発明は、基板の全面に2次元的に不均等に配置される複数の発光素子を有し、前記複数の発光素子は、前記基板の周辺部に配置される発光素子の密度に対して前記基板の中央部に配置される発光素子の密度が相対的に小さくなり、かつ前記基板の周辺部に配置される発光素子の隣り合う発光素子間の配置間隔に対し前記基板の中央部に配置される発光素子の隣り合う発光素子間の配置間隔が相対的に大きくなるように配置されている照明装置において、前記複数の発光素子は、発光効率が異なる複数種類の発光素子で構成されており、発光効率が相対的に高い発光素子を前記基板の中央部に配置し、発光効率が相対的に低い発光素子を前記基板の周辺部に配置すること、を特徴とする。
本発明によれば、基板の周辺部に対し中央部の温度上昇が相対的に大きくなることを抑制することができる。そのため、複数のLEDを2次元的に配置した基板の全面にわたって光量を均一に維持することができ、かつ、基板内の配置位置に関わらず複数のLEDの寿命を均一にすることができる。また、被照射体に対し均一にLEDの光を照射させることができる。また、より確実に基板の周辺部に対し中央部での温度上昇が相対的に大きくなることを抑制することができる。さらに、基板の中央部に配置される発光素子の発熱が低減され、基板の周辺部に対し中央部での温度上昇が相対的に大きくなることを抑制することができる。
本発明の他の態様に係る発明は、前記発光効率が相対的に高い発光素子は、前記中央部の中心部を除く領域に配置されていること、を特徴とする。
本発明の他の態様に係る発明は、前記複数種類の発光素子は、その種類毎に前記基板の中心に対して点対称に配置されていること、を特徴とする。
本発明の他の態様に係る発明は、前記複数の発光素子が発する光を拡散させて被照射体に対し均一に照射させる集光手段を有すること、を特徴とする。
本発明によれば、発光素子が発光する光を被照射体に対し均一に照射させることができる。
本発明の他の態様によれば、前記複数の発光素子は、発する光を拡散させる拡散部材を各々備えていること、を特徴とする。
本発明によれば、各発光素子からの発光が拡散光となるので、光を被照射体に対し均一に照射させることができる。
本発明の撮像装置は、請求項1乃至のいずれか1つの照明装置を有すること、を特徴とする。
本発明によれば、複数のLEDを2次元的に配置した基板の全面にわたって光量を均一に維持することができ、かつ、基板内の配置位置に関わらず複数のLEDの寿命を均一にすることができる。
以下添付図面に従って本発明の好ましい実施の形態について詳説する。
〔撮像装置の説明〕
図1は本発明の撮像装置の一実施形態であるデジタルカメラ1の外観を示す図である。
図1に示すデジタルカメラ1の正面中央にはレンズ鏡胴10が備えられている。そのレンズ鏡胴10内に撮影レンズ12が内蔵されている。またそのレンズ鏡胴10の上方にはファインダ14が備えられており、そのファインダ14の横には発光窓16が備えられている。この発光窓16からは、後述するシステム制御回路によって撮影補助光の照射が必要であると判定された場合に被写体に向けて撮影補助光が照射されるようになっている。詳細は後述するが、本実施形態においては発光手段が2次元的に配列された複数のLEDを備えていて、それらのLEDから被写体に向けて撮影補助光を照射させている。
また、カメラボディの上面部にはレリーズボタン18やモードダイヤル20、さらに単写/連写切替スイッチ22が備えられている。
図2は、図1のデジタルカメラ1の内部の構成を示す構成ブロック図である。
図2を参照してデジタルカメラ1内部の構成を説明する。
デジタルカメラ1では、すべての処理がシステム制御回路30によって制御されている。このシステム制御回路30の入力部には図1に示したレリーズボタン18、モードダイヤル20、単写/連写切替スイッチ22等の操作子が接続されている。
また、着脱自在な記憶媒体32(例えば、メモリカード)が媒体装填室34に装着されて、その媒体装填室34に装填された記憶媒体32に撮影画像を表わす画像データが記録されるようになっている。そして、記憶媒体32が媒体装填室34内に装着されているかどうかを検知するための記憶媒体着脱検知手段36が備えられている。
さらに、デジタルカメラ1の背面側に備えられている画像表示ON/OFFスイッチ38や、表示パネルの表面を保護するための防護用扉の開閉を検知する画像表示部開閉検知手段40も備えられている。これらの記憶媒体着脱検知手段36や画像表示ON/OFFスイッチ38や画像表示部開閉検知手段40それぞれからの信号もシステム制御回路30に供給されており、また、システム制御回路30はそれらの信号を受けて適宜処理を実行する。
また、システム制御回路30は、不図示のズームスイッチの操作に応じてズーム制御手段42に指示して撮影レンズ12の中のズームレンズを移動させたり、測距結果に応じて測距制御手段44に指示して撮影レンズ12の中のフォーカスレンズを移動させたりもしている。
さらに、システム制御回路30では、CCD固体撮像素子46で生成された画像データに基づいて上記TTL測距とともにTTL測光が行なわれている。このTTL測光の測光結果に応じては、システム制御回路30が露光制御手段48に指示してその露光制御手段に絞り50の開口径を調節させたり、さらに撮影時においてはTTL測光の測光結果に基づいて発光手段24内の発光量制御手段52に指示してLED駆動回路54に複数のLED56それぞれを駆動させることによって、複数のLED56から撮影補助光を被写体に向けて照射させたりしている。
ここで上記複数のLED56を発光源として備えた発光手段を持つデジタルカメラ1の撮影処理の概要を説明する。
本実施形態においては、デジタルカメラ1の電源スイッチが投入されると、不揮発性メモリ58内の全体処理プログラムの手順にしたがってシステム制御回路30によりこのデジタルカメラ1全体の動作が統括的に制御され撮影処理が開始される。この例では電池の消費電力を抑制するためにデジタルカメラ1の電源スイッチ(不図示)が投入されシステム制御回路30(システム制御回路30には電池Btからの電力が常に供給されている)により電源スイッチが投入されたことが検知されたときに初めて電池Btから電源制御手段60を介して各ブロックに電力が供給される。
まず、各部に電力が供給されて動作状態になったデジタルカメラ1の撮影処理に係る処理部の構成および動作を、図2を参照して簡単に説明する。
図2に示すように、図1に示すレンズ鏡胴10内にはフォーカスレンズやズームレンズといった撮影レンズ12、さらに光量調節用の絞り50などが配備されている。またこの例においてはレンズを保護するレンズバリア62が配備されている例が示されており、電源スイッチが投入されると、バリア制御手段63によりそのレンズバリア62が解放されて、図1に示すように撮影レンズ12が表面に露出する構成になっている。
この電源スイッチが投入されたときにモードダイヤル20が撮影側に切り替えられていた場合には、まず表面に露出した撮影レンズ12を通ってCCD固体撮像素子46に結像された被写体像が、タイミング発生回路64からのタイミング信号に基づいて所定の間隔ごと(例えば33msごと)に間引かれて出力される。その出力された画像信号がA/D変換回路66でアナログの画像信号からデジタルの画像信号に変換され、さらにデジタルの画像信号がメモリ制御部68の制御の下に画像処理回路70に導かれる。この画像処理回路70でRGBの画像信号がR、G、B信号に分離され、メモリ制御部68の制御の下にそのR、G、B信号がシステム制御回路30に導かれる。そのシステム制御回路30で、ホワイトバランス調整やγ補正、さらにはYC信号への変換が行われた後、メモリ制御部68の制御の下に画像表示メモリ72に導かれスルー画を表わす画像信号としてYC信号がその画像表示メモリ72内に記憶される。この画像表示メモリ72内に記憶された1フレーム分の画像信号がメモリ制御部68により読み出されてD/A変換回路74に導かれアナログの画像信号に変換されてから画像表示部76に供給される。この例では、画像表示部76に所定の間隔ごとに新しい画像信号を供給することができるようにするために画像表示メモリ72を設けて、その画像表示メモリ72に少なくとも2フレーム分のスルー画信号を記憶しておいてスルー画信号の先入先出を行なうことによりスルー画の切替タイミングをうまく調整することができるようにしている。
なお、本実施形態においては、ホワイトバランス調整やγ補正、さらに前述した様に測光や測距がシステム制御回路30で行なわれる例が示されていて、R、G、Bの各色信号が画像処理回路70により分離されシステム制御回路30に供給されそのシステム制御回路30内でホワイトバランス調整やγ補正が行なわれた後にYC信号への変換が行われて画像表示メモリに供給される一方、そのYC信号のうちのY信号に基づいて測光や測距等が行なわれて絞り50の開口制御や撮影レンズ12の中のフォーカスレンズの合焦点への配置制御が行なわれるようになっている。
ここでスルー画信号の流れとともに各部の動作を詳細に説明していく。
タイミング発生回路64からのタイミング信号(例えば33msごと)に応じて、撮影レンズ12でCCD固体撮像素子46上の受光面に結像させた被写体像を表わす画像信号をスルー画信号として後段のA/D変換回路66へと出力させる。このA/D変換回路66でアナログの画像信号からデジタルの画像信号に変換されたスルー画信号が、メモリ制御部68の制御の下に画像処理回路70に導かれる。この画像処理回路70によってR色、G色、B色の各信号に分離されて色温度検出回路78に供給されたり、それらのR、G、Bの各色信号がシステム制御回路30に供給されたりする。色温度検出回路78の方では、各色温度の検出が行なわれ、システム制御回路30内に在るホワイトバランス調整部の各色アンプにその各色温度に応じたゲインが設定される。
またR、G、Bの各信号がシステム制御回路30に供給され、ホワイトバランス調整部で各色信号の振幅比が調整されることによりホワイトバランスが調整され、さらにγ補正された後のR、G、Bの各色信号が色変換行列によりYC信号に変換される。そのYC信号がメモリ制御部68の制御の下に画像表示メモリ72に導かれて記憶される。前述した様に画像表示メモリ72には少なくとも2フレーム分の画像信号が記憶されるようになっており、2フレーム分の画像信号のうち、古い時刻に記憶された1フレーム分の画像信号がD/A変換回路74に導かれアナログ信号に変換されて画像表示部76に供給されスルー画が表示画面上に表示される。
また、システム制御回路30は、システム制御回路内のTTL測距部での測距結果に基づいて測距制御手段44に指示して合焦点に撮影レンズ12の中のフォーカスレンズを配置させたり、また不図示のズームスイッチが操作されたときにはズーム制御手段42に指示してそのズームスイッチの操作によるズーム倍率に応じた位置に撮影レンズ12の中のズームレンズを配置させたりしている。
こうして常にピントのあった、ズームスイッチの操作位置に応じたズーム倍率のスルー画が表示されているときにレリーズボタン18が押されたら撮影処理が開始される。
システム制御回路30は、レリーズボタン18が押されたタイミングでタイミング発生回路64に露光開始信号をCCD固体撮像素子46に向けて供給させる。このときに測光結果により撮影補助光の発光が必要であるとシステム制御回路30が判定した場合には発光量制御手段52に指示してレリーズボタン18の押下に同期して複数のLED56に撮影補助光を発光させる。
こうして被写界輝度が明るいときには撮影補助光の発光なしに、また被写界輝度が暗いときには撮影補助光が発光され撮影が行なわれたら、システム制御回路30は、タイミング発生回路64に指示を出して所定のシャッタ秒時後に露光終了信号をCCD固体撮像素子46に向けて供給させ、その露光終了信号に同期してCCD固体撮像素子46からA/D変換回路66に画像信号を出力させる。A/D変換回路66ではCCD固体撮像素子46から出力されたアナログの画像信号がデジタルの画像信号に変換され、さらにこのデジタルの画像信号がメモリ制御部68の制御の下にバスを経由してメモリ80に供給される。そのメモリ80にCCD固体撮像素子46が備えるすべての画素からなる画像信号がすべて記憶されたら、今度はシステム制御回路30の制御の下にその画像信号が読み出されてシステム制御回路30でホワイトバランス調整やガンマ補正などが行なわれる。さらにホワイトバランス調整やガンマ補正が行なわれた画像信号が、システム制御回路30内でYC信号に変換された後、メモリ制御部の制御の下に1フレーム分のYC信号がバスを介して圧縮・伸張回路82に供給されYC信号からなる画像信号が圧縮されて記憶媒体32ここではメモリカードに記憶される。
なお、カメラボディ側面部にあるコネクタ84にケーブルを介してアンテナが接続されると外部との間で無線通信が行なえる通信手段86や、操作内容をユーザに伝える表示部88やメモリ90なども配備されている。
〔照明装置の説明〕
次に、前記の発光手段24に代表されるLED56を使用した照明装置について説明する。
図3は、照明装置に設けられた基板に2次元的に複数のLED56を均等に配置した例を示す図である。図3に示すように、基板92に複数のLED56が等間隔に均等に配置されている。
図4は、全てのLED56に同じ電流が流され発光が行なわれた場合に、図3中のA−A部分におけるLED56−1〜56−7の発熱による基板92の温度上昇の状態を示す。図4に示すように、基板92の中央部92aに配置されるLED56−2〜56−6は、基板の周辺部92bに配置されるLED56−1,56−7に対し、相対的に温度上昇が高い。そのため、基板92の中央部92a配置されるLED56−2〜56−6について、発熱による光量の低下が発生したり、疲労の蓄積量が大きくなり性能が劣化して寿命が短くなってしまうおそれがある。
<第1実施形態>
そこで、第1実施形態として、基板92に2次元的に配置される複数のLED56の配置例について、基板92の周辺部92bに配置されるLED56の密度に対して、基板92の中央部92aに配置されるLED56の密度が相対的に小さくなるように配置すること、を提案する。
図5は、第1実施形態における第1の例を示す図である。図5に示すように、第1の例では、複数のLED56は、不均等に配置され、かつ、基板92の周辺部92bに配置されるLED56の隣り合うLED56間の配置間隔に対し、基板92の中央部92aに配置されるLED56の隣り合うLED56間の配置間隔を相対的に大きくしている。
図6は、全てのLED56に同じ電流が流され発光が行なわれた場合に、図5におけるB−B部分におけるLED56−1〜56−4の発熱による基板92の温度上昇の状態を示す図である。図6に示すように、基板92の中央部92aに配置されるLED56−2,56−3は、基板92の周辺部92bに配置されるLED56−1,56−4と同等な温度上昇となっている。
このように、基板92の周辺部92bに配置されるLED56−1,56−4に対し、基板92の中央部92aに配置されるLED56−2,56−3の温度上昇が相対的に大きくなることが抑制されている。
そのため、複数のLED56を2次元的に配置した基板92の全面にわたって光量を均一に維持することができ、かつ、基板92の配置位置に関わらず疲労が蓄積せず性能が維持されるので、複数のLED56の寿命を均一にすることができる。
また、基板92の全面にわたって光量を均一に維持されるので、被照射体に対し均一にLED56の光を照射させることができる。
そして、このように複数のLED56の寿命を均一にすることができると、一度に全てのLED56を交換することができるようになるので、メンテナンスが容易になるという効果が得られる。また、基板92の中央部92aに配置されたLED56の寿命が延びるので、ランニングコストの低減を図ることができるという効果も得られる。
図7は、第1実施形態における第2の例を示す図である。図7に示すように、第2の例では、LED56が基板92の中央部92aには配置されない一方、基板92の周辺部92bには均等に配置されている。
このように、基板92の中央部92aにはLED56が配置されないので、基板92の周辺部92bに対し中央部92aでの温度上昇が相対的に大きくなることを抑制することができる。また、基板92の周辺部92bに配置されるLED56による発熱を基板92の中央部92aで放熱させることができるので、基板92の周辺部92bに配置されるLED56の温度上昇を抑制することができる。
そのため、基板92の周辺部92bに配置した複数のLED56の光量を均一に維持することができ、基板92の全面にわたって光量を均一に維持することができる。また、基板92の周辺部92bに配置した複数のLED56の寿命を均一にすることができる。
なお、図7の配置例を少し改良して、基板92の周辺部92bに楕円形状または円形状に複数のLED56を配置してもよい。
図8(a),(b)は、第1実施形態における第3の例を示す図である。図8(a),(b)に示すように、第3の例では、基板92に複数のLED56を均等に配置して、基板92の周辺部92bに配置されるLED56に対し、基板92の中央部92aに配置されるLED56の密度を相対的に小さくしている。
これにより、前記の図6と同様な効果が得られ、基板92の周辺部92bに配置されるLED56に対し基板92の中央部92aに配置されるLED56の温度上昇が相対的に大きくなることが抑制される。
そのため、複数のLED56を2次元的に配置した基板92の全面にわたって光量を均一に維持することができ、かつ、基板92の配置位置に関わらずLED56には疲労が蓄積せず性能が維持されるので、複数のLED56の寿命を均一にすることができる。
なお、基板92に配置されるLED56の数は限定されず、LED56の数を増加させた場合には、図9に示すように、基板92の中央部92aと周辺部92bの間に中間部92cも存在しうる。
この場合にも、図9(a)に示すように基板92の中央部92aにLED56を配置しない例が考えられる。また、図9(b)に示すように、基板92の周辺部92bに配置されるLED56の密度に対し基板92の中央部92aに配置されるLED56の密度を相対的に小さくする例も考えられる。さらに、図9(c)に示すように、基板92の周辺部92bに配置されるLED56の密度、基板92の中間部92cに配置されるLED56の密度、基板92の中央部92aに配置されるLED56の密度を段階的に小さくする例も考えられる。
図10は、第1実施形態における第4の例を示す図である。図10に示すように、第4の例では、異なる色の光を発する赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3種類のLED56の配置例として、前記の図5と同様にLED56を不均等に配置して、発光効率が相対的に高いLED56を基板92の中央部92aに配置し、発光効率が相対的に低いLED56を基板92の周辺部92bに配置している。
具体的には、基板92の中央部92a及びその付近に相対的に発光効率の高い青色(B)のLED56を配置し、基板92の周辺部92bに相対的に発光効率の低い緑色(G)のLED56や赤色(R)のLED56を配置することが考えられる。
図11は、集光手段として拡散板94とフレネルレンズ96を配置した図である。図11に示すように、基板92のLED56の実装面側に拡散板94とフレネルレンズ96を配置することにより、LED56が発する光を拡散させて被写体(被照射体)に対し均一に照射させることができる。そのため、前記の図5〜図10のように配置した場合であっても、被写体に対し均一に照射させることができる。
なお、拡散板94は、外部からLED56が見えないように目隠しする役割を有する。また、フレネルレンズ96に色を付けるなどして外部からLED56が見えないように目隠しする役割を持たせつつ、拡散効果も持たせることにより、フレネルレンズ96の1枚だけを配置することとしてもよい。
また、各LED56自体が拡散部材を備えていてもよい。具体的には、LED56の発光部分に拡散キャップなどの拡散部材を取り付けることが考えられる。これにより、LED56からの発光は拡散されるので、前記の図5〜図10のように配置した場合であっても、当該LED56は配置間隔をカバーするようにLED56からの発光により照射される。そのため、均一に被写体に照射することができる。
<第2実施形態>
また、第2実施形態として、図12に示すようなヒートシンク100を配置すること、を提案する。
第2実施形態では、基板92に2次元的に配置される複数のLED56と、基板92における複数のLED56が配置される面とは反対側の面に配置され複数のLED56が発する熱を放熱させるヒートシンク100を有している。そして、ヒートシンク100は、基板92の周辺部における放熱面積に対して基板92の中央部における放熱面積を相対的に大きくしている。
具体的には、図12示すように、ヒートシンク100のフィン102の長さについて、基板92の中央部に位置するフィン102−2,102−3を基板の周辺部に位置するフィン102−1,102−4よりも相対的に大きくして、基板92の中央部における放熱面積を周辺部における放熱面積よりも相対的に大きくする。
これにより、基板92の周辺部に対し中央部の温度上昇が相対的に大きくなることを抑制することができ、基板92の中央部におけるLED56−2,56−3と基板92の周辺部におけるLED56−1,56−4の温度上昇が均一になる。
そのため、複数のLED56を2次元的に配置した基板92の全面にわたって光量を均一に維持することができ、かつ、基板92内の配置位置に関わらず複数のLED56の寿命を均一にすることができる。
このように第2実施形態によれば、LED56側での調整や配置の調整をする必要がない。また、基板92の周辺部に位置するフィン102−1,102−4を小さくすることができるので、照明装置の小型化や他の部品の配置も可能となる。
また、発光効率の異なる複数のLED56を配置するときには、発光効率が相対的に高いLED56を基板92の中央部に配置し、発光効率が相対的に低いLED56を基板92の周辺部に配置してもよい。
具体的には、異なる色の光を発し発光効率が異なる赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3種類のLED56,56,56を配置するときに、基板92の中央部に相対的に発光効率の高い青色光(B)を発するLED56を配置し、基板92の周辺部に相対的に発光光率の低い緑色光(G)を発するLED56や赤色光(R)を発するLED56を配置してもよい。
また、ヒートシンク100は、LED56の配置仕様に関わらず、発光効率が相対的に低いLED56に対する放熱面積を相対的に大きくする一方、発光効率が相対的に高いLED56に対する放熱面積を相対的に小さくしてもよい。
具体的には、LED56の配置仕様に関わらず、発光効率が異なる赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3種類のLED56,56,56の色ごとに、対応するフィン102の長さ(放熱面積)を変えてもよい。
例えば、(赤色光(R)を発するLED56)>(緑色光(G)を発するLED56)>(青色光(B)を発するLED56)の順に、対応するフィン102の長さを相対的に大きくすることが考えられる。
<第3実施形態>
また、第3実施形態として、異なる色の光を発するLEDとして赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3種類のLED56,56,56を発光効率に応じて配置すること、を提案する。
図13は、第3実施形態の第1の例を示す図である。図13に示すように、相対的に発光効率の高い青色光(B)を発するLED56を基板92の中央部に配列して、相対的に発光効率の低い緑色光(G)を発するLED56を中央部の周辺に配列し、さらに最も発光効率の低い赤色光(R)を発するLED56を最外郭部に配列する。これにより、基板92の中央部92aのLED56の温度上昇を抑制することができる。
また、図14は、第3実施形態の第2の例を示す図である。図14に示すように、発光効率の良いLED56と発光効率の低いLED56とを混ぜて配列してもよい。これにより、温度上昇においては図13の例に比べてやや効果は落ちるものの、色むらは確実に改善される。
以上、本発明の照明装置および撮像装置について詳細に説明したが、本発明は、以上の例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよいのはもちろんである。
例えば、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3種類のLED56を使用して白色光を得る場合に、赤色光(R)を発するLED56の数を相対的に多くして、青色光(B)を発するLED56の数を相対的に少なく配置してもよい。具体例として、赤色光(R)を発するLED56を21個、緑色光(G)を発するLEDを12個、青色光(B)を発するLED56を7個配置すること、が考えられる。
本発明の撮像装置の一実施形態であるデジタルカメラの外観を示す図である。 図1のデジタルカメラの内部の構成を示す構成ブロック図である。 基板に2次元的に複数のLEDを均等に配置した例を示す図である。 図3中のA−A部分におけるLEDの発熱による基板の温度上昇の状態を示す図である。 第1実施形態における第1の例を示す図である。 図5におけるB−B部分におけるLEDの発熱による基板の温度上昇の状態を示す図である。 第1実施形態における第2の例を示す図である。 第1実施形態における第3の例を示す図である。 LEDの数を増加させた場合のLEDの配置例を示す図である。 第1実施形態における第4の例を示す図である。 拡散板とフレネルレンズを配置したときの図である。 第2実施形態を示す図である。 第3実施形態の第1の例を示す図である。 第3実施形態の第2の例を示す図である。
符号の説明
1…デジタルカメラ、24…発光手段、56…LED、92…基板、92a…中央部、92b…周辺部、94…拡散板、96…フレネルレンズ、100…ヒートシンク、102…フィン

Claims (6)

  1. 基板の全面に2次元的に不均等に配置される複数の発光素子を有し、前記複数の発光素子は、前記基板の周辺部に配置される発光素子の密度に対して前記基板の中央部に配置される発光素子の密度が相対的に小さくなり、かつ前記基板の周辺部に配置される発光素子の隣り合う発光素子間の配置間隔に対し前記基板の中央部に配置される発光素子の隣り合う発光素子間の配置間隔が相対的に大きくなるように配置されている照明装置において、
    前記複数の発光素子は、発光効率が異なる複数種類の発光素子で構成されており、
    発光効率が相対的に高い発光素子を前記基板の中央部に配置し、発光効率が相対的に低い発光素子を前記基板の周辺部に配置すること、を特徴とする照明装置。
  2. 前記発光効率が相対的に高い発光素子は、前記中央部の中心部を除く領域に配置されていること、を特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 前記複数種類の発光素子は、その種類毎に前記基板の中心に対して点対称に配置されていること、を特徴とする請求項1または2記載の照明装置。
  4. 前記複数の発光素子が発する光を拡散させて被照射体に対し均一に照射させる集光手段を有すること、
    を特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の照明装置。
  5. 前記複数の発光素子は、発する光を拡散させる拡散部材を各々備えていること、
    を特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の照明装置。
  6. 請求項1乃至のいずれか1つの照明装置を有すること、を特徴とする撮像装置。
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