JP5207664B2 - 化粧品 - Google Patents

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Description

本発明は、植物抽出物、これを含む化粧品及び該化粧品を利用したスキンケア方法に関する。
一般に、化粧品には、それ本来の効能・効果に加えて高い保湿性能を有することが要求される。すなわち、肌荒れの防止及び肌荒れの改善を促進させ、また、美白効果及びシワ防止或いはたるみ防止等の抗老化効果を目的とした化粧品において、皮膚に適度な潤いを与えることは、それらの本来の効能・効果を十分に発揮させるのに非常に有効である。
そのため、化粧品には、一般に、保湿性能の高い保湿剤が配合されている。従来使用されている保湿剤としては、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、ソルビトール、マルチトール、各種アミノ酸、ピロリドンカルボン酸、ヒアルロン酸、植物抽出液等が知られている。しかし、これらの保湿剤は、高い保湿性能を有するものの、使用量によっては皮膚にべたつき感を与えてしまうことがあり、そうなると、化粧品の使用感を損ねてしまう傾向にあった。換言すれば、高い保湿性能と少ないべたつきを兼ね揃えた保湿剤という観点からは、未だ充分満足できるものではなかった。
より具体的には、例えば、グリセリン、及びソルビトール等の多価アルコールは保湿性能という面では比較的優れているが、高濃度で配合したときにべたつきを生じ易く、使用感に問題があった。一方、ヒアルロン酸等の天然多糖成分はべたつきが少なく、塗布時の使用感に比較的優れているが、保湿効果を十分に高めるために高濃度で配合すると、かえって製剤が増粘してしまい、十分な保湿効果を発揮させることができないことがあった。そこで、配合量が多くても増粘せず、かつ、べたつきを抑えて使用感に優れる保湿剤及びそれを配合した化粧品が求められていた。
そのような状況下、オリゴ糖を保湿剤として化粧品に配合することが検討されている。ここで、「オリゴ糖」とは、2〜10個程度の単糖類が脱水縮合してなる化合物のことであり、その構成単糖単位の種類、個数、結合様式に応じて、様々な種類のオリゴ糖が存在する。
例えば、特許文献1には、三糖類であるラフィノースを保湿剤として化粧料に配合することが記載されている。また、特許文献2には、保湿剤として、3〜6個の単糖類が脱水縮合してなるガラクトオリゴ糖が記載されている。
特開平11−322574号公報 特開平7−330577号公報
しかし、特許文献1に記載されているラフィノースは、高配合量の場合においても増粘現象を示すことなく、べたつきを生じて使用感を損ねることがないものの、上記従来の天然多糖成分と同様に、保湿効果の面で未だ十分満足できるものではない。また、特許文献2に記載されているガラクトオリゴ糖も同様に、べたつきが緩和されるものの、保湿効果の面で必ずしも十分とは言えない。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、べたつきが少なく使用感に優れるとともに、乾燥時の保湿効果を十分に高めて肌になめらかな潤い感を付与することができる化粧品を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、保湿剤として、単糖単位を4個以上有し、かつ、特定の糖の残基を有するガラクトオリゴ糖を化粧品に配合すると、べたつきを十分に抑制でき、しかも、極めて高い保湿効果を奏することを見出し、本発明に到達した。
すなわち、本発明による化粧品は、単糖単位4〜10個からなり、少なくとも1つのフルクトース残基を有するガラクトオリゴ糖を含有するものである。また、ガラクトオリゴ糖が、グルコース残基を有すると好ましい。
さらに、ガラクトオリゴ糖が、下記式(1);
Gal−(Gal)n−Glc−Fru ・・・(1)
で表されるものであるとより好ましい。なお、式中、Galは各々独立にガラクト−ス残基を示し、Glcはグルコース残基を示し、Fruはフルクトース残基を示し、nは1〜7の整数を示す。
具体的には、ガラクトオリゴ糖が、スタキオース、ベルバスコース、及びアジュゴースのうち少なくともいずれか1種のものであると好適である。
またさらに、本発明者は、ガラクトオリゴ糖が、特定の植物から高濃度で抽出でき、それを本発明の化粧品に添加すると有用であることを見出した。すなわち、ガラクトオリゴ糖として、シソ科(Lamiaceae)の植物から抽出されたものを用いても、べたつきを抑えかつ保湿性能を向上させることができることが判明した。殊に、シソ科の植物が、イヌゴマ属(Stachys)、又はシロネ属(Lycopus)に属するものであると特に有用である。
さらにまた、ガラクトオリゴ糖が、スタキオースを30重量%以上含有するものであると好ましく、化粧品におけるガラクトオリゴ糖の配合量は、特に制限されないが、化粧品の全量中0.1〜30重量%含まれることが望ましい。なお、本発明における「重量%」は、「質量%」と等価とする。
さらに、本発明者の知見によれば、ガラクトオリゴ糖を多価アルコールと共に化粧品に配合すると、相乗的に保湿効果が一段と向上され、しかも、多価アルコールのべたつきも発現しないことを見出した。
なお、本発明における「化粧品」とは、薬事法第2条第3項本文に規定される如く、「人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪をすこやかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされているもので、人体に対する作用が緩和なもの」をいう。ただし、これらの使用目的のほかに、薬事法第1項第2号又は同第3号に規定する用途に使用されることをも目的とされているもの、及び同法第2条第2項に規定される医薬部外品も含むものとする。また、一般に「化粧料」と呼ばれるものも含む。
本発明の化粧品によれば、べたつきが少ない優れた使用感を提供することができるとともに、乾燥時の保湿効果を十分に高めて肌になめらかな潤い感を与えることが可能となる。
さらに、本発明の化粧品は、保湿効果に加えて、皮膚のバリア機能向上、皮膚の外的/内的ストレス耐性向上、皮膚の汚染耐性向上、皮膚の美白向上にも効果がある。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
上述したとおり、本発明による化粧品は、必須成分の1つとして、単糖単位4〜10個からなり、少なくとも1つのフルクトース残基を有するガラクトオリゴ糖を含有するものである。このガラクトオリゴ糖の種類は特に限定されないが、下記式(1);
Gal−(Gal)n−Glc−Fru ・・・(1)
で表されるものであることが好ましい。なお、式中、Galは各々独立にガラクト−ス残基を示し、Glcはグルコース残基を示し、Fruはフルクトース残基を示し、nは1〜3の整数を示す。
このようなガラクトオリゴ糖としては、例えば、α−D−ガラクトピラノシル−α−D−ガラクトピラノシル−α−D−グルコピラノシル−β−D−フルクトフラノシドであるスタキオース、α−D−ガラクトピラノシル−α−D−ガラクトピラノシル−α−D−ガラクトピラノシル−α−D−グルコピラノシル−β−D−フルクトフラノシドであるベルバスコース、α−D−ガラクトピラノシル−α−D−ガラクトピラノシル−α−D−ガラクトピラノシル−α−D−ガラクトピラノシル−α−D−グルコピラノシル−β−D−フルクトフラノシドであるアジュゴース糖が挙げられ、これらは、単独で用いてもよいし、2種類以上組み合わせて用いてもよい。
また、本発明で用いるガラクトオリゴ糖は、特開平8−168393号公報に記載されるような方法のほか、大豆オリゴ糖からの単離精製等の公知の方法によって得ることができるが、シソ科(Lamiaceae)の植物から抽出したものは、その高い収率とともに、保湿剤として極めて有効である観点から、特に好ましい。
一方、従来のガラクトオリゴ糖の製造方法では、副産物が生成してしまい本来的にガラクトオリゴ糖の収率が低い。また、大豆オリゴ糖もスタキオースの供給源として知られているが、そのスタキオース含有量は少なく、工業的規模の生産には適していない。これに対し、シソ科の植物から抽出されるガラクトオリゴ糖には、スタキオースをはじめとして、フルクトース残基を含み、かつ、単糖単位4〜10個からなるガラクトオリゴ糖が高濃度で含まれることが判明した。
このシソ科の植物としては、例えば、イヌゴマ属(Stachys)、或いはシロネ属(Lycopus)等に属する植物が挙げられる。より具体的には、イヌゴマ属(Stachys)の植物として、Stachys tuberifera、Stachys sieboldii(チョロギ)、Stachys arvensis(ヤブチョロギ);シロネ属(Lycopus)の植物として、Lycopus lucidus(シロネ、あるいは沢蘭)、Lycopus maackianus(ヒメシロネ)、Lycopus ramosissimus(サルダヒコ、あるいはコシロネ)、Lycopus uniflorus(エゾシロネ)等を例示できる。これらの中でも、Lycopus lucidus(シロネ、又は沢蘭)の根、及びStachys sieboldii(チョロギ)は、食用にも供される安全性の高いものであり好ましい。これらの植物は、単独で用いてもよいし、2種類以上組み合わせて用いてもよい。
上記のシソ科の植物からガラクトオリゴ糖を抽出する方法としては、例えば特開平5−207900号公報に記載されるような公知の抽出方法を利用することができる。より具体的には、前述の植物の各部位(葉、花、茎、根)をそのまま生体で又は適宜乾燥したものを原料として、水、アルコール、その他有機溶媒等による液相抽出、或いは、水蒸気等による気相抽出を行い、得られた抽出物を、例えば、クロマト分離及び適宜の濃縮に供して、目的のガラクトオリゴ糖を単離精製する方法を例示できる。このような単離精製方法については、精糖技術研究会誌、Vol.38、p.39−45(1990)、農林水産技術研究ジャーナル、Vol.27 No.2、p.29−32(2004)を参照することができる。
ここで、本発明の化粧品におけるガラクトオリゴ糖の配合量は、特に制限されず、好ましくは0.1〜30重量%であり、より好ましくは0.1〜20重量%であり、更に好ましくは1〜10重量%である。この配合量が0.1重量%未満では、べとつきを抑えつつ保湿効果を十分に高めることができない傾向にあり、一方、この配合量が30重量%を超えると、配合量の増加に見合う効果を得難い傾向にある。
さらに、本発明の化粧品には、前述のガラクトオリゴ糖とともに、多価アルコールを配合することが好ましい。このようにすれば、ガラクトオリゴ糖と多価アルコールをそれぞれ単独で配合した場合に比して、より高い保湿効果が奏されるのに加え、通常であれば生起される多価アルコールによるべたつきも発現しないことが判明した。
このような相乗効果による保湿性能の向上とともに多価アルコールのべたつきが抑制される機序の詳細は未だ明らかではないが、べたつきの抑制については、多価アルコールのべたつきの原因である水酸基(−OH基)と水との相互作用を、ガラクトオリゴ糖が妨害することによるものと推定される。ただし、作用はこれに限定されない。
化粧品における多価アルコールの配合量は、特に制限されず、好ましくは0.1〜30重量%であり、より好ましくは1〜20重量%である。この配合量が0.1重量%未満であると、多価アルコールを添加することによる相乗的な保湿効果が十分に発揮されない傾向にあり、一方、この配合量が30重量%を超えると、ガラクトオリゴ糖の存在下でも多価アルコールのべたつきを十分に抑制し難い傾向にある。
かかる多価アルコールの具体例としては、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコ−ル、ポリプロピレングリコール、3−メチル−1,3−ブタンジオール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、糖アルコールであるソルビトール、マルチトール等が挙げられ、これらは、単独で用いてもよいし、2種類以上組み合わせて用いてもよい。
なお、本発明の化粧品の形態は特に限定されるものではなく、水溶液系(例えば化粧水等)、乳化系(例えば乳液、クリーム等)、粉末系、油液系、ゲル系、軟膏系、水−油2層(相)系(w/o又はo/wエマルジョン等)、水−油−粉末3層(相)系等、幅広い形態をとりうる。また、その用途や剤型も特に限定されず、例えば、クリーム、乳液、ローション、パック、リップスティック、ファンデーション、ゼリー、軟膏、皮膜、パウダー、等の通常の化粧品に用いられる任意の剤型が挙げられる。
さらに、本発明の化粧品の製造方法にも特に制限はなく、従来公知の方法を使用することができる。例えば、乳液やクリームの場合、保湿剤である上述したガラクトオリゴ糖を水相成分中に乳化剤と共に溶存させ、この水相成分を溶融した油相成分に攪拌下で混合乳化すること等によって製造できる。
またさらに、化粧品の基剤原料としては、例えば、動植物油、鉱物油、エステル油、ワックス類、高級アルコール類、脂肪酸類、界面活性剤、リン脂質類、アルコール類、多価アルコール類、水溶性高分子類、粘土鉱物類、精製水等の公知の原料が挙げられる。
またさらに、本発明の化粧品には、必須成分のガラクトオリゴ糖の他、通常、化粧品に用いられる他の添加成分を必要に応じて適宜添加しうる。かかる添加成分としては、例えば、油脂類、ロウ類、高級脂肪酸、高級アルコール、合成エステル、精製水、温泉水、深層水、界面活性剤、清涼剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、防腐剤、キレート剤、褪色防止剤、緩衝剤、色素、香料、皮膚栄養剤、増粘剤、血流促進剤、殺菌剤、消炎剤、細胞賦活剤、ビタミン類、アミノ酸、他の保湿剤、角質溶解剤等が挙げられる。また、前述の特許文献1に例示されるような各種添加剤も添加することができる。
加えて、本発明の化粧品のpHは、十分な効能が得られると共に安全性を高める観点から、4〜8、好ましくは4.5〜7であることが望ましい。
以下、実施例により、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。
[実施例1] シソ科の植物からの抽出物の製造
(実施例1−1)
シソ科の植物である沢蘭の塊根を水洗し、薄皮を除去し適当な大きさに裁断した後、これをミキサーにかけてホモジナイズした。得られた搾汁液を遠心分離(8000rpm×15min.)し上清を集め、陽イオン交換樹脂(ダイヤイオンPK220)と陰イオン交換樹脂(WA30)とを通過させ抽出物を得た。得られた抽出物から3.5mlを量り取り、アセトニトリルで10mlにメスアップし、分析試料1−1とした。
このようにして得た分析試料1−1に含まれるガラクトオリゴ糖について、高速液体クロマトグラフィーを用いて以下の条件で分析した。
分析条件
カラム:Shodex Asahipak NH2P−50 4E(内径4.6mm、長さ250mm)
移動相:アセトニトリル:水=65:35
流量:1.0ml/min
カラム温度:35℃
サンプル注入量:10μl
検出器:示差屈折検出器
分析結果を図1に示す。また、図1のピーク面積に基づいて算出した分析試料1−1中の各ガラクトオリゴ糖の濃度を表1に示す。
Figure 0005207664
表1より、シソ科の植物である沢蘭(Lycopus lucidus)の塊根の抽出物には、スタキオース(Gal2−Glc−Fru)、ベルバスコース(Gal3−Glc−Fru)及びアジュゴース(Gal4−Glc−Fru)が約3:2:1の割合で含まれていることが確認できた。
(実施例1−2)
シソ科の植物であるチョロギ(Stachys Sieboldii Miq)の塊根を水洗し、5gを乳鉢ですりつぶした。これに精製水5.0gを加え混合し、チョロギ抽出物の水溶液を得た。得られた水溶液から3.5mlを量り取り、アセトニトリルで10mlにメスアップし、分析試料1−2とした。
このようにして得た分析試料1−2に含まれるガラクトオリゴ糖について、実施例1−1と同様にして分析した。
分析結果を図2に示す。また、図2のピーク面積に基づいて算出した分析試料1−2中の各ガラクトオリゴ糖の濃度を表2に示す。
Figure 0005207664
表2より、シソ科の植物であるチョロギの塊根の抽出物には、スタキオース及びアジュゴースが約12:1の割合で含まれていることが確認できた。
[実施例2] 化粧品の製造
[ガラクトオリゴ糖の準備]
(製造例1):スタキオース(チョロギStachys sieboldii由来)
チョロギを水洗し、適当な大きさに裁断した後、これをミキサーにかけてホモジナイズした。得られた搾汁液を遠心分離(8000rpm×15min.)し上清を集め、陽イオン交換樹脂(ダイヤイオンPK220)と陰イオン交換樹脂(WA30)とを通過させた。得られたガラクトオリゴ糖を含む水溶液についてカラムクロマトグラフィーを行い、スタキオースの分画を集めエバポレーターにて濃縮後、スプレードライ法にて乾燥させてスタキオース(Gal2−Glc−Fru)を得た。
(製造例2):ベルバスコース(沢蘭Lycopus lucidus由来)
沢蘭塊根を水洗し、薄皮を除去し適当な大きさに裁断した後、これをミキサーにかけてホモジナイズした。得られた搾汁液を遠心分離(8000rpm×15min.)し上清を集め、陽イオン交換樹脂(ダイヤイオンPK220)と陰イオン交換樹脂(WA30)とを通過させた。得られたガラクトオリゴ糖を含む水溶液についてカラムクロマトグラフィーを行い、ベルバスコースの分画を集めエバポレーターにて濃縮後、スプレードライ法にて乾燥させてベルバスコース(Gal3−Glc−Fru)を得た。
(比較製造例):フルクトース残基を含まない四糖からなるガラクトオリゴ糖
オリゴメイトS−HP(ヤクルト薬品工業(株)製)を水系フィルター(孔径0.45μl)にてろ過し、陽イオン交換樹脂(ダイヤイオンPK220)と陰イオン交換樹脂(WA30)とを通過させた。得られたガラクトオリゴ糖を含む水溶液についてカラムクロマトグラフィーを行い、四糖であるガラクトオリゴ糖の分画を集めエバポレーターにて濃縮後、スプレードライ法にて乾燥させて四糖のガラクトオリゴ糖(Gal3−Glc)を得た。
[化粧品の調製]
実施例及び比較例の化粧品を以下のとおり調製した。なお、「数値%」は配合量(化粧品の全体量に対する「重量%」)を示す。
〈実施例2−1〉
次に示す処方及び製法にて化粧水を調製した。
(処方)
(1)スタキオース(製造例1):3.0%
(2)精製水:89.47%
(3)キサンタンガム:0.1%
(4)1,3−ブチレングリコール:3.0%
(5)安息香酸メチル:0.2%
(6)エタノール:4.0%
(7)ポリオキシエチレン(24モル)ポリオキシプロピレン(24モル)グリセリルエーテル:0.2%
(8)香料:0.03%
(製法)
上記成分(1)〜(5)を混合溶解して混合物Aを得た。また、上記成分(6)〜(8)を混合溶解して混合物Bを得た。次いで、混合物Aを撹拌しながら、混合物Bを加えて均一にし、実施例2−1の化粧品を得た。
〈実施例2−2〉
保湿剤として、製造例1のスタキオース3.0%に替えて、製造例2のベルバスコースを3.0%用いたこと以外は、実施例2−1と同様にして実施例2−2の化粧品を調製した。
〈実施例2−3〉
保湿剤として、製造例1のスタキオース3.0%に替えて、スタキオース水和物(シグマアルドリッチ社製:Stachyose hydrate from Stachys tuberifera)3.0%を用いたこと以外は、実施例2−1と同様にして実施例2−3の化粧品を調製した。
〈実施例2−4〉
実施例2−1の精製水89.47%のうち5.0%を、多価アルコールであるグリセリン(花王(株)製:商品名「化粧品用濃グリセリン」)5.0%に替えたこと以外は、実施例1と同様にして実施例2−4の化粧品を調製した。
〈実施例2−5〉
実施例2−2の精製水89.47%のうち5.0%を、多価アルコールであるグリセリン(花王(株)製:商品名「化粧品用濃グリセリン」)5.0%に替えたこと以外は、実施例2−2と同様にして実施例2−5の化粧品を調製した。
〈比較例2−1〉
保湿剤として、製造例1のスタキオース3.0%に替えて、ショ糖(関東化学(株)製:スクロース、特級)(Glc−Fru)3.0%を用いたこと以外は、実施例2−1と同様にして比較例2−1の化粧品を調製した。
〈比較例2−2〉
保湿剤として、製造例1のスタキオース3.0%に替えて、ラフィノース(旭化成(株)製:商品名「オリゴGGF」)(Gal−Glc−Fru)3.0%を用いたこと以外は、実施例2−1と同様にして比較例2−2の化粧品を調製した。
〈比較例2−3〉
保湿剤として、製造例1のスタキオース3.0%に替えて、比較製造例のフルクトース残基を含まない四糖からなるガラクトオリゴ糖(Gal3−Glc)3.0%を用いたこと以外は、実施例2−1と同様にして比較例3の化粧品を調製した。
〈比較例2−4〉
保湿剤として、製造例1のスタキオース3.0%に替えて、グリセリン(花王(株)製:商品名「化粧品用濃グリセリン」)3.0%用いたこと以外は、実施例2−1と同様にして比較例2−4の化粧品を調製した。
〈比較例2−5〉
保湿剤として、製造例1のスタキオース3.0%に替えて、ピロリドンカルボン酸ナトリウム(味の素(株)製:商品名「PCAソーダ」)3.0%用いたこと以外は、実施例2−1と同様にして比較例2−5の化粧品を調製した。
〈比較例2−6〉
比較例2−1の精製水89.47%のうち5.0%を、多価アルコールであるグリセリン(花王(株)製:商品名「化粧品用濃グリセリン」)5.0%に替えたこと以外は、比較例2−1と同様にして比較例2−6の化粧品を調製した。
〈比較例2−7〉
比較例2−2の精製水89.47%のうち5.0%を、多価アルコールであるグリセリン(花王(株)製:商品名「化粧品用濃グリセリン」)5.0%に替えたこと以外は、比較例2−2と同様にして比較例2−7の化粧品を調製した。
〈比較例2−8〉
比較例2−3の精製水89.47%のうち5.0%を、多価アルコールであるグリセリン(花王(株)製:商品名「化粧品用濃グリセリン」)5.0%に替えたこと以外は、比較例2−3と同様にして比較例2−8の化粧品を調製した。
[保湿効果測定試験]
実施例2−1〜5、及び、比較例2−1〜8の化粧品の保湿効果を、以下のとおり測定した。まず、20〜50代の女性被験者10名が、室温21℃、相対湿度50%に設定した室内で、通常の方法にて洗顔を行った後、各自頬部に各化粧品を塗布した。塗布後3時間経過後の各被験者の頬部の皮膚水分量をCORNEOMETER CM825(インテグラル社製)を用いて測定した。皮膚水分量の各測定結果を表3に示す。また、実施例及び比較例毎の平均値、及びその平均値と基準値(60)との差を「保湿効果」として併せて示す。なお、この皮膚水分量は、数値が大きいほど保湿効果が高いことを表す指標の一つである。
Figure 0005207664
[使用感測定試験(官能試験)]
実施例2−1〜5、及び、比較例2−1〜8の化粧品の使用感を、以下のとおり測定した。20〜50代の女性被験者10名の手及び顔に、各自、各化粧品を塗布し、そのときの皮膚のべたつきの程度を官能的に判定してもらった。その判定結果に基づき、各化粧品の使用感を以下の評価基準により評価した。
(使用感の評価基準)
べたつき感が少ないと評価した人が、
◎:被験者10名中9名以上
〇:被験者10名中7又は8名
△:被験者10名中5又は6名
×:被験者10名中4名以下
実施例2−1〜5、及び、比較例2−1〜8の保湿効果試験、使用感測定試験の結果をまとめて表4に示す。
Figure 0005207664
表4に示す結果より、本発明の化粧品である実施例2−1〜5は、比較例2−1〜8に比して保湿効果及び使用感(べたつきの程度)共に優れることが確認された。また、四糖類のガラクトオリゴ糖を用いた実施例2−1と同比較例2−3との比較から、フルクトース残基を有するガラクトオリゴ糖は、フルクトース残基を有さないガラクトオリゴ糖に比して優れた保湿効果及び使用感を有することが確認された。さらに、実施例2−1〜3と比較例2−1、2−2との比較から、フルクトース残基を有するガラクトオリゴ糖においては、単糖単位が4個以上であると保湿効果が際立って優れたものとなり、使用感が格段に向上することが判明した。
またさらに、実施例2−4及び2−5の結果より、フルクトース残基を有するガラクトオリゴ糖に多価アルコールを組み合わせることにより、そのガラクトオリゴ糖の保湿効果が一段と向上することが判明した。一方、比較例2−6及び2−8の結果より、実施例2−4及び2−5で確認されたかかる相乗効果は、他のオリゴ糖(ショ糖、及び比較製造例のガラクトオリゴ糖)については奏されないことが確認された。
以上のことから、本発明の化粧品は、従来の保湿剤の欠点であるべたつきがほとんどなく、しかも、従来の保湿剤に比して極めて高い保湿効果を奏することが理解される。
本発明の化粧品は、べたつきを緩和して使用感に優れるとともに、保湿効果が高められて肌になめらかな潤い感を付与することができるので、水溶液系、乳化系、粉末系、油液系、ゲル系、軟膏系、水−油2層(相)系、水−油−粉末3層(相)系等の幅広い形態の化粧品、及び、クリーム、乳液、ローション、パック、リップスティック、ファンデーション、ゼリー、軟膏、皮膜、パウダー用途・剤型の種々の化粧品として有用である。
沢欄抽出物の高速液体クロマトグラフィー分析結果 チョロギ抽出物の高速液体クロマトグラフィー分析結果

Claims (7)

  1. 単糖単位4〜10個からなり、少なくとも1つのフルクトース残基を有するガラクトオリゴ糖を含む、シロネ属(Lycopus)に属するシソ科(Lamiaceae)の植物からの抽出物を含む保湿剤
  2. 前記ガラクトオリゴ糖が、下記式(1);
    Gal−(Gal)n−Glc−Fru ・・・(1)
    (ただし、式中、Galは各々独立にガラクト−ス残基を示し、Glcはグルコース残基を示し、Fruはフルクトース残基を示し、nは1〜7の整数を示す。)、
    で表されるものである、
    請求項1に記載の保湿剤
  3. 前記ガラクトオリゴ糖が、スタキオース、ベルバスコース、及びアジュゴースのうち少なくともいずれか1種のものである、
    請求項1又は2に記載の保湿剤
  4. 前記ガラクトオリゴ糖を0.1〜30重量%含有する、
    請求項のいずれか1項記載の保湿剤
  5. 多価アルコールを0.1〜30重量%含有する、
    請求項のいずれか1項記載の保湿剤
  6. 皮膚のバリア機能向上、及び/又は、皮膚の保湿向上、及び/又は、皮膚の外的/内的ストレス耐性向上、及び/又は、皮膚の汚染耐性向上、及び/又は、皮膚の美白向上のためのスキンケア方法であって、請求項のいずれか1項に記載の保湿剤を皮膚に塗布する工程を含むスキンケア方法。
  7. 多価アルコールによるべたつきを低減又は防止したスキンケア方法であって、請求項に記載の保湿剤を皮膚に塗布する工程を含むスキンケア方法。
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