JP5206731B2 - プロジェクターおよび画像投写方法 - Google Patents
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Description
動画像データに基づいて動画像を表示する動画像表示装置であって、
前記動画像データの1フレームの画像データの輝度に関する画像特徴量に基づいて、前記画像データの輝度の範囲を広げる輝度範囲伸張処理に使用する伸張係数を、前記動画像データの1フレーム毎に導出し、出力する伸張係数導出部と、
前記伸張係数導出部が出力した伸張係数に基づいて、前記輝度範囲伸張処理を前記画像データに施す輝度範囲伸張処理部と、
前記動画像データに基づいて、前記動画像のシーンが変更したことを示すシーンチェンジを検出するシーンチェンジ検出部と、
を備え、
前記伸張係数導出部は、前記シーンチェンジが検出された場合は、現フレームに関する前記画像特徴量に応じて決定される現フレーム理想伸張係数を出力し、前記シーンチェンジが検出されない場合は、前記現フレーム理想伸張係数を予め設定された規則に従って修正した現フレーム修正伸張係数を出力することを特徴とする。
前記伸張係数導出部は、前記複数の画像特徴量を用いて、予め設定された伸張係数ルックアップテーブルを参照することにより、前記理想伸張係数を導出するものとしても良い。
前記画像特徴量に基づいて、前記照明装置の光量の調整に使用される調光係数を、前記動画像データの1フレーム毎に導出し、出力する調光係数導出部と、
前記調光係数導出部が出力した調光係数に基づき、前記照明装置の調光を実行する調光部と、
を備え、
前記調光係数導出部は、前記シーンチェンジが検出された場合は、現フレームに関する前記画像特徴量に応じて決定される現フレーム理想調光係数を出力し、前記シーンチェンジが検出されない場合は、前記現フレーム理想調光係数を予め設定された規則に従って修正した現フレーム修正調光係数を出力するものとしても良い。
動画像データに基づいて動画像を表示する動画像表示装置であって、
照明装置と、
前記動画像データの1フレームの画像データの輝度に関する画像特徴量に基づいて、前記照明装置の光量の調整に使用される調光係数を、前記動画像データの1フレーム毎に導出し、出力する調光係数導出部と、
前記調光係数導出部が出力した調光係数に基づき、前記照明装置の調光を実行する調光部と、
前記動画像データに基づいて、前記動画像のシーンが変更したことを示すシーンチェンジを検出するシーンチェンジ検出部と、
を備え、
前記調光係数導出部は、前記シーンチェンジが検出された場合は、現フレームに関する前記画像特徴量に応じて決定される現フレーム理想調光係数を出力し、前記シーンチェンジが検出されない場合は、前記現フレーム理想調光係数を予め設定された規則に従って修正した現フレーム修正調光係数を出力するものとしても良い。
前記調光係数導出部は、前記複数の画像特徴量を用いて、予め設定された調光係数ルックアップテーブルを参照することにより、前記理想調光係数を導出するものとしても良い。
A.第一実施例:
A−1.装置構成および処理の概要:
A−2.伸張係数の算出:
A−3.調光係数の算出:
B.第二実施例:
A−1.装置構成および処理の概要:
図1は、本発明の第一実施例としての動画像表示装置1000のブロック図である。動画像表示装置1000は、動画像データの1フレーム毎の画像データの輝度の範囲を広げる輝度範囲伸張処理と、光源装置710の調光制御とを、該画像データの画像特徴量に応じて実行する機能を有する。更に、動画像表示装置1000は、画像がフレーム間で急激に変化するシーンチェンジを検出し、シーンチェンジが検出されたか否かに応じて別個の輝度範囲伸張処理と調光制御を行なう機能を有する。以下では、シーンチェンジが起きてから次にシーンチェンジが起きるまでの間を1シーンとする。
Y=0.299R+0.587G+0.144B ・・・(1)
Y=max(R,G,B) ・・・(2)
Ydri=(Yi1+Yi2+・・・+Yi256)/256 ・・・(3)
つまり、小領域DRiの代表輝度Ydriは、小領域DRi内の各画素の輝度の平均値である。画像特徴量算出部100は、(3)式により小領域DR1〜DR40の代表輝度Ydr1〜Ydr40をそれぞれ求める。そして、画像特徴量算出部100は、代表輝度Ydr1〜Ydr40の平均値をAPL値とし、代表輝度Ydr1〜Ydr40の最大値を白ピーク値WPとする。ここでは、APL値と白ピーク値WPは10bitで表現する。なお、小領域DRの大きさや数は任意に設定可能である。
Ilimit=1023/K1 ・・・(4)
K1=1+G(n)/255 ・・・(5)
輝度限界値Ilimitは、修正伸張係数G(n)で輝度範囲伸張処理を行なった場合に、最大輝度1023となる輝度を示す。輝度範囲伸張処理前の輝度が輝度限界値Ilimit以上である小領域DRiに対して修正伸張係数G(n)で輝度範囲伸張処理を行なうと、小領域DRiの代表輝度Ydriが最大輝度1023以上となり、小領域DRiの画像が白くなる白飛びという現象が起きる。以下のステップS2204〜S2208では、輝度限界値Ilimit以上1022以下の代表輝度Ydriを有する小領域数DRwn、つまり、仮に修正伸張係数G(n)で輝度範囲伸張処理を行なうと白飛びする小領域数DRwn(以下、白側小領域数DRwnと呼ぶ)を計算している。なお、図8において、輝度限界値Ilimitが一点鎖線で示されるとすると、白側小領域数DRwnは、斜線の面積に相当する。
開始条件1:白ピークフラグFwhが値TrueかつG(n)−Gid(n)が開始閾値Thstrを超える
開始条件2:白側小領域フラグFNwが値True
終了条件1:G(n)−Gid(n)が終了閾値Thstop未満
終了条件2:Gid(n)>Gid(n−1)
調光のシーンチェンジ開始条件1:白ピークフラグFwhが値True
調光のシーンチェンジ終了条件1:L(n)−Lid(n)が終了閾値Thstop未満
調光のシーンチェンジ終了条件2:Lid(n)<Lid(n−1)
なお、調光の場合は、白側小領域フラグFNwに関する開始条件が存在しないので、図7のシーンチェンジ検出準備処理におけるステップS2203〜S2210の処理は省略可能である。
調光のシーンチェンジ終了条件2:Lid(n)>Lid(n−1)
終了条件1:G(n)−Gid(n)が閾値Thstop未満
終了条件2:Gid(n)>Gid(n−1)
終了条件3:L(n)−Lid(n)が閾値Thstop未満
終了条件4:Lid(n)<Lid(n−1)
以下では、伸張係数導出部200が理想伸張係数Gid(n)と修正伸張係数G(n)を求める手順(図6のステップS1000)について説明する。図10は、理想伸張係数Gid(n)と修正伸張係数G(n)の導出処理を示すフローチャートである。まず、伸張係数導出部200は、伸張係数LUT210から理想伸張係数Gid(n)を取得する(ステップS100)。
Gp1=(Gv3*S1+Gv4*S2+Gv5*S3+Gv6*S4)/S ・・・(6)
一方、図12(b)の面積S5〜S7が、各々座標P2を端点とする線分l3〜l5により分割された領域の面積であるものとし、面積Saが斜線の領域全体の面積であるものとすると、座標P2の理想伸張係数Gp2は、以下の(7)式で算出する。
Gp2=(Gv7*S5+Gv8*S6+Gv9*S7)/Sa ・・・(7)
以上により、理想伸張係数Gid(n)が求められる(図10のステップS100)。
dWid(n)=Gid(n)−Gr(n−1) ・・・(8)
理想変化量dWid(n)は、理想伸張係数Gid(n)の前フレーム実伸張係数Gr(n−1)からの変化量に相当する。理想変化量dWid(n)は、本発明の理想伸張係数差に相当する。
dW(n)=G(n)−Gr(n−1) ・・・(9)
この修正変化量dW(n)が求まると修正伸張係数G(n)が求まる。修正変化量dW(n)は、本発明の修正伸張係数差に相当する。
G(n)=Gr(n−1)+dW(n) ・・・(10)
なお、理想変化量dWid(n)が0の場合は直線l6より修正変化量dW(n)も0であり、現フレームの修正伸張係数G(n)は前フレーム実伸張係数Gr(n−1)と一致する。直線l6は、修正伸張係数G(k)を求めるための直線であるので、直線l6の横に括弧書きで(G(k))と示した。
Gid(n−1)>Gr(n−1)>Gid(n) ・・・(11)
Gid(n−1)<Gr(n−1)<Gid(n) ・・・(12)
R1=K1*R0 ・・・(13a)
G1=K1*G0 ・・・(13b)
B1=K1*B0 ・・・(13c)
K1=1+Gid(n)/255 ・・・(13d)
K1=1+G(n)/255 ・・・(13e)
理想伸張係数Gid(n)と修正伸張係数G(n)は共に0以上である。よって、伸張率K1は1以上である。
図15は、図9のステップS1000Lである理想調光係数Lid(n)と修正調光係数L(n)の導出処理の手順を示すフローチャートである。図10と図15を比較すれば分かるように、図15のフローチャートは図10の伸張係数に関するGを調光係数に関するLに置き換えたものに等しく理想調光係数Lid(n)と修正調光係数L(n)を導出する手順は、理想伸張係数Gid(n)と修正伸張係数G(n)を導出する手順と同じなので、説明を省略する。但し、理想調光係数Lid(n)は、図16の調光係数LUT510から求めた理想調光係数Lid(n)である。
A1=Lid(n)/255 ・・・(14a)
A1=L(n)/255 ・・・(14b)
A1=K1-γ ・・・(15)
ここで、γはライトバルブ400のγ値であり、例えばγ=2.2である。図16の調光係数LUT510は、関係式(15)が成立するように図11の伸張係数LUT210から求められたものである。すなわち、調光係数LUT510の理想調光係数Lid(n)は、(16)式が成立するように設定されている。
Lid(n)/255=(1+Gid(n)/255)-γ ・・・(16)
第二実施例は、第一実施例と、図10のステップS300における修正変化量dW(n)の求め方が異なり、他の構成は第一実施例と同じである。第二実施例の修正変化量dW(n)は、以下の(17)式のように、変化量dW1(n)と修正係数ScaleG(n)を乗算して求める。
dW(n)=dW1(n)*ScaleG(n) ・・・(17)
Gid(n)=Gid(n−2) ・・・(18)
Gid(n)≠Gid(n−1) ・・・(19)
dG(n−1)=Gid(n−1)−G(n−1) ・・・(20)
1<ScaleGblack<ScaleGwhite ・・・(21)
dG(n−1)=Gid(n−1)−G(n−1)
={dWid(n−1)+Gr(n−2)}−{dW(n−1)+Gr(n−2)}
=dWid(n−1)−dW(n−1) ・・・(22)
よって、現フレーム(nフレーム目)においては、1より大きい黒修正係数値ScaleGblackを用いて修正変化量dW(n)を求めることで、修正係数ScaleG(n)=1を用いるより、修正伸張係数G(n)を理想伸張係数Gid(n)に近づける。このことは、例えば図19における修正係数ScaleG(n)=1を用いる場合の座標C1から黒修正係数値ScaleGblackを用いる場合の座標D1への変化に相当する。なお、前フレームの理想伸張係数Gid(n−1)と前フレームの修正伸張係数G(n−1)の差が広がりすぎているということは、前フレームの理想伸張係数Gid(n−1)が非常に大きくなっているということを意味しており、輝度範囲伸張処理前の画像が非常に暗くなっているということを意味している。ここでは、理想伸張係数Gid(n)に近づけた修正伸張係数G(n)により輝度範囲伸張処理をすることで、画像を明るくすることができる。
G(n−1)−Gid(n−1)≧Thw ・・・(23)
よって、白飛びを防ぐために、ステップS309,S310の画像が非常に暗くなっている場合よりも、更に修正伸張係数G(n)を理想伸張係数Gid(n)に近づけることが望ましい。本実施例によれば、ステップS311,S312で黒修正係数値ScaleGblackより更に大きい白修正係数値ScaleGwhiteを用いて修正変化量dW(n)を計算するので、修正伸張係数G(n)をより理想伸張係数Gid(n)に近づけることができ、白飛びを防ぐことができる。このことは、例えば図19における修正係数ScaleG(n)=1を用いる場合の座標C2から白修正係数値ScaleGwhiteを用いる場合の座標D2への変化に相当する。
(1)上記各実施例では、輝度範囲伸張処理と調光制御を共に行なうものとしたが、どちらか一方のみを行なうものとしても良い。
100・・・画像特徴量算出部
110・・・輝度ヒストグラム
200・・・伸張係数導出部
210・・・伸張係数LUT
250・・・伸張係数出力モード判定部
300・・・輝度範囲伸張処理部
400・・・ライトバルブ
500・・・調光係数導出部
510・・・調光係数LUT
550・・・調光係数出力モード判定部
600・・・調光制御部
700・・・調光素子
710・・・光源装置
800・・・投写光学系
900・・・スクリーン
Ch1〜Ch4・・・シーンチェンジライン
DR,DRi,DR1・・・小領域
DRwn・・・白側小領域数
DRall・・・全小領域数
Fwh・・・白ピークフラグ
G,G(n),G(k)・・・修正伸張係数
Gid,Gid(n),Gid(k)・・・理想伸張係数
Gr(n−1)・・・前フレーム実伸張係数
I1・・・変数
Ilimit・・・輝度限界値
L(n)・・・修正調光係数
Lid(n)・・・理想調光係数
Lr(n−1)・・・前フレーム実調光係数
Thwh・・・白ピーク閾値
WP・・・白ピーク値
Y・・・輝度
Ydri,Ydr1・・・代表輝度
Thwn・・・白側閾値
Fwn・・・白側小領域フラグ
DRwn・・・側領域数
G1〜G7・・・入力格子点
G2・・・入力格子点
P1,P2・・・座標
S1・・・面積
l1,l2,l3・・・線分
S・・・面積
S5・・・面積
Sa・・・面積
dWid(n),dWid(k)・・・理想変化量
dW(n),dW(k)・・・修正変化量
l6〜l9,l6A・・・直線
l7・・・直線
K1・・・伸張率
A1・・・光量率
dW1(n)・・・変化量
ScaleG(n)・・・修正係数
Thw・・・閾値
ScaleGblack・・・黒修正係数値
ScaleGwhite・・・白修正係数値
ScaleG(n),ScaleL(n),ScaleG(k)・・・修正係数
C1,C2,D1,D2,E1,E2,E3・・・座標
dG(n−1)・・・範囲
Claims (6)
- 複数のフレームを有する動画データに基づく画像を投写するプロジェクターであって、
前記フレーム毎に、輝度の最大値である白ピーク値と平均輝度値とを算出する画像特徴量算出部と、
前記動画データ中においてシーンが切り替わったことを示すシーンチェンジを検出するシーンチェンジ検出部と、
前記フレームを構成する画像データの輝度伸張処理に用いる伸張係数を導出する伸張係数導出部と、
導出された前記伸張係数を用いて前記輝度伸張処理を行う輝度範囲伸張処理部と、
白ピーク値と平均輝度値との組み合わせを表す組のそれぞれに、対応する係数が格納されたルックアップテーブルと、を備え、
前記ルックアップテーブルには、
特定の白ピーク値と第1の平均輝度値との組に対応する係数として、前記特定の白ピーク値と前記第1の平均輝度値よりも小さな第2の平均輝度値との組に対応する係数の値よりも低い値が格納され、
特定の平均輝度値と第1の白ピーク値との組に対応する係数として、前記特定の平均輝度値と前記第1の白ピーク値よりも小さな第2の白ピーク値との組に対応する係数の値よりも低い値が格納されており、
前記伸張係数導出部は、
前記シーンチェンジ検出部によってシーンチェンジが検出された場合には、前記画像特徴量算出部によって算出された白ピーク値と平均輝度値とに対応する第1の係数を前記ルックアップテーブルから前記伸張係数として導出し、
前記シーンチェンジ検出部によってシーンチェンジが検出されない場合には、前記第1の係数と、前フレームに対する輝度伸張処理に用いられた伸張係数である前フレーム伸張係数とから、予め設定された規則に基づき算出される第2の係数を前記伸張係数として導出し、
前記予め設定された規則とは、前記第1の係数から前記前フレーム伸張係数を引いて第1係数差を求め、前記第2の係数から前記前フレーム伸張係数を引いて求められる第2係数差の絶対値が前記第1係数差の絶対値より小さく、かつ、前記第2係数差の符号が前記第1係数差の符号と一致するように前記第2の係数を求めるという規則である、
プロジェクター。 - 請求項1に記載のプロジェクターであって、
前記シーンチェンジ検出部は、前記白ピーク値が、黒画像が挿入されていることを検出可能に予め設定された白ピーク閾値以下である、という条件1を含む第1の開始条件が成立する場合に、前記シーンチェンジを検出する、プロジェクター。 - 請求項2に記載のプロジェクターであって、
前記第1の開始条件は、前記条件1が成立し、かつ、前記第2の係数と前記第1の係数との差が予め設定された開始閾値より大きいという条件2が成立する場合に成立し、
前記開始閾値は、前記第2の係数と前記第1の係数との差が当該開始閾値以下であれば、前記輝度範囲伸張処理において白飛びが発生しない値に設定されている、プロジェクター。 - 請求項1に記載のプロジェクターであって、
前記シーンチェンジ検出部は、前記画像データにおいて、仮に前記第2の係数を用いて前記輝度範囲伸張処理を行なった場合に、輝度が予め設定された限度値以上となる画像部分の全画像に対する割合が、予め設定された白側閾値以上である、という第2の開始条件が成立する場合に、前記シーンチェンジを検出し、
前記白側閾値は、前記割合が当該白側閾値以上である場合に、前記輝度範囲伸張処理において白飛びが発生する値に設定されている、プロジェクター。 - 請求項2から請求項4までのいずれか一項に記載のプロジェクターであって、
前記シーンチェンジ検出部は、前記第1の開始条件または前記第2の開始条件が成立してから、予め設定された終了条件を満たすまで、前記シーンチェンジを検出するものであり、
前記終了条件は、前記第2の係数と前記第1の係数との差が予め設定された終了閾値未満であること、および、前記伸張係数導出部が前フレームにおいて導出した第1の係数より現在の第1の係数が大きいことの少なくとも一方を含み、
前記終了閾値は、前記第2の係数と前記第1の係数との差が、当該終了閾値未満であれば、前記輝度範囲伸張処理において白飛びが発生しない値に設定されている、プロジェクター。 - プロジェクターが複数のフレームを有する動画データに基づく画像を投写する画像投写方法であって、
(a)前記フレーム毎に、輝度の最大値である白ピーク値と平均輝度値とを算出する工程と、
(b)前記動画データ中においてシーンが切り替わったことを示すシーンチェンジを検出する工程と、
(c)前記フレームを構成する画像データの輝度伸張処理に用いる伸張係数を導出する工程と、
(d)導出された前記伸張係数を用いて前記輝度伸張処理を行う工程と、
(e)前記輝度伸張処理が行われたフレームを投写する工程と、を備え、
前記プロジェクターは、白ピーク値と平均輝度値との組み合わせを表す組のそれぞれに、対応する係数が格納されたルックアップテーブルを備えており、
前記ルックアップテーブルには、
特定の白ピーク値と第1の平均輝度値との組に対応する係数として、前記特定の白ピーク値と前記第1の平均輝度値よりも小さな第2の平均輝度値との組に対応する係数の値よりも低い値が格納され、
特定の平均輝度値と第1の白ピーク値との組に対応する係数として、前記特定の平均輝度値と前記第1の白ピーク値よりも小さな第2の白ピーク値との組に対応する係数の値よりも低い値が格納されており、
前記工程(c)では、
前記工程(b)によってシーンチェンジが検出された場合には、前記工程(a)によって算出された白ピーク値と平均輝度値とに対応する第1の係数を前記ルックアップテーブルから前記伸張係数として導出し、
前記工程(b)によってシーンチェンジが検出されない場合には、前記第1の係数と、前フレームに対する輝度伸張処理に用いられた伸張係数である前フレーム伸張係数とから、予め設定された規則に基づき算出される第2の係数を前記伸張係数として導出し、
前記予め設定された規則とは、前記第1の係数から前記前フレーム伸張係数を引いて第1係数差を求め、前記第2の係数から前記前フレーム伸張係数を引いて求められる第2係数差の絶対値が前記第1係数差の絶対値より小さく、かつ、前記第2係数差の符号が前記第1係数差の符号と一致するように前記第2の係数を求めるという規則である、
画像投写方法。
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