JP2004326082A - 表示制御装置及び表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ハードウェア化しやすく、画像表示におけるチラツキを抑制でき、色のつぶれを抑制できる画像表示制御装置を提供する。
【解決手段】 入力信号に基づいて特徴量を算出する特徴量算出部21と、特徴量により変換特性を定める変換特性算出部22と、定められた変換特性にしたがって入力信号を変換する信号変換部23とを備え、変換特性は、原点に近い低階調領域の線分と、フルスケールに近い高階調領域の線分と、低階調領域と高階調領域との間に位置する中間階調領域の線分とを有し、中間階調領域の傾きが、低階調領域及び高階調領域の傾きのいずれよりも、大きくなるように定められる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、入力信号に、コントラスト感を向上させる処理を施す画像表示制御装置及びそれを用いた表示装置に関するものである。
情報化社会の発達に伴い、様々な状況下で、表示装置に画像を表示し、それをユーザが見る機会が増えている。しかしながら、表示装置の表示能力は、必ずしも十分なレベルに達していないものもあり、入力信号をそのまま表示装置に入力した場合よりも、見た目の見やすさを向上させる工夫が、必要となる。
この点について、非特許文献1は、シグモイド関数を用いて、黒(低階調)をより黒く、白(高階調)をより白く、さらに中間調のコントラスト感を拡大により、画像にメリハリを与え、立体感を向上させる、手法を提案している。
このシグモイド関数は、
y={a^(1−r)}*{x^r} (0≦x≦a)
y=1−{(1−a)^(1−r)}*{(1−x)^r} (a<x≦1)
のような非線形関数である。ここで、制御値aは、入力信号の輝度ヒストグラムの最頻出値であり、制御値rは定数である。
「デジタルカメラシステムにおけるシグモイド関数による階調変換」、渡辺ら、JapanHardcopy2000論文集B−27、日本画像学会
しかしながら、非特許文献1記載の技術では、次の問題点1、2がある。
(問題点1)シグモイド関数は、非線形であるため、単純な演算回路で実現できない。このため、ハードウェア実装を考えた場合、実用的でない。
(問題点2)非特許文献1では、シグモイド関数の制御値として、ヒストグラムの最頻出値を用いている。しかし、この制御値は、連続的に画面が変わる場合、画面ごとに大きく変化しやすく、変換後の画像表示において、チラツキが発生する。
また一般的に、輝度としては、Yuv色空間のY信号が使用される。したがって、コントラストを向上させる処理においても、このY信号を用いることが考えられる。
しかしながら、Yuv色空間における、Y信号のキャパシティは、RGB色空間における明るさ成分のキャパシティよりも、大きい。したがって、特別の考慮をしないで、Y信号を大きくする処理を施し、その後、Yuv色空間からRGB色空間へ逆変換すると、RGB色空間における明るさ成分のキャパシティを超えた、即ち、実際には表示できない、結果を招き、結局、色のツブレが、生じてしまう。
例えば、RGB色空間において、R=0%,G=0%,B=80%の信号を、Yuv色空間に変換し、輝度を取り出すと、輝度Y=24%となる。そして、輝度を2倍にする処理(Yuv色空間では許される。)をすると、輝度Y=48%となる。
しかしながら、処理後の色を、RGB色空間に逆変換した際、B>100%となって、表示できない。つまり、色がつぶれてしまったわけである。
そこで本発明は、ハードウェア化しやすく、画像表示におけるチラツキを抑制でき、色のつぶれを抑制できる画像表示制御装置を提供することを目的とする。
請求項2記載の表示制御装置では、入力信号に基づいて特徴量を算出する特徴量算出部を備え、変換特性算出部は、この特徴量に基づいて変換特性を定める。
この構成において、特徴量によって、入力信号の性質を反映させた処理を行える。
請求項4記載の表示制御装置では、入力信号に対して適応的に変換特性を定める変換特性算出部と、変換特性算出部によって定められた変換特性にしたがって入力信号を変換する信号変換部と、重み特性にしたがって、入力信号にマスクをかける重み算出部と、重み算出部によりマスクされた入力信号に基づいて、特徴量を算出する特徴量算出部とを備え、変換特性算出部は、この特徴量に基づいて変換特性を定める
この構成において、重み特性により、入力信号にマスクをかけることにより、特徴量の不要な変化を抑えて、チラツキの発生を削減できる。
請求項8記載の表示制御装置では、重み特性は、入力信号における低階調信号及び高階調信号を抑制するものである。
この構成により、例えば、自然画のように、中間調が多い画像の処理に適する。
請求項9記載の表示制御装置では、重み特性は、入力信号における中間階調信号及び高階調信号を抑制するものである。
この構成により、例えば、全体として暗い画像のように、低階調が多い画像の処理に適する。
請求項11記載の表示制御装置では、別の色空間は、RGB色空間と、明るさ成分について、同じキャパシティを持つ色空間、例えば、HSV色空間である。
この構成により、明るさ成分の変更に伴う、色のツブレを防止できる。
請求項14記載の表示制御装置では、変換特性は、横軸を入力信号とし、縦軸を出力信号とし、横軸において原点からフルスケールに至る領域を、原点に近い低階調領域と、フルスケールに近い高階調領域と、低階調領域と高階調領域との間に位置する中間階調領域とに分けた場合、中間階調領域の平均傾きが、低階調領域の平均傾き及び高階調領域の平均傾きのいずれよりも、大きくなるように定められる。
この構成により、入力信号に合わせて、中間調領域のコントラストを協調でき、低階調領域(黒)はより黒く、高階調領域(白)はより白くでき、画像のメリハリ感を向上できる。
請求項16記載の表示制御装置では、特徴量は、中間階調領域の位置及び範囲を定める。
この構成により、コントラストを強調する中間調領域を、特徴量で表現される入力信号の性質に合わせて、動的に変化させることができる。
請求項17記載の表示制御装置では、特徴量は、入力信号によって表現される画像の平均輝度である。
この構成において、ヒストグラムの最頻出値よりも、より安定した特徴量を用いているため、画像表示におけるチラツキを抑制できる。
請求項18記載の表示制御装置では、特徴量算出部は、信号変換部の出力レベルと、外部光源の発光レベルとを、相関性を持たせて調整する信号を出力する。
この構成により、光源を有する表示部において、表示デバイスの表示レベルと、光源の発光レベルとを、協調させることができる。
請求項20記載の表示制御装置では、変換特性における、縦軸の最大値が、閾値を下回るとき、特徴量算出部は、信号変換部の出力レベルを上げ、外部光源の発光レベルを下げるように、調整する。
この構成により、表示部において、見た目上、同様の表示結果を得ながら、外部光源の発光レベルを下げることにより、消費電力を削減できる。
請求項21記載の表示制御装置では、変換特性における、縦軸の最大値が、閾値を上回るとき、特徴量算出部は、外部光源の発光レベルを上げるように、調整する。
この構成により、表示部において、高い表示レベルに合わせて、発光レベルを上げ、より鮮やかな表示結果を得ることができる。
請求項22記載の表示制御装置では、変換特性は、それぞれの傾きが定められた、複数の線分からなる。
この構成において、線分によって線形な処理を行っているため、処理を単純化でき、ハードウエア化に対応しやすい。
請求項23記載の表示制御装置では、低階調領域と、中間階調領域と、高階調領域とには、それぞれ1本の線分が存在する。
この構成において、合計3本の線分により、変換特性を簡潔に取り扱うことができる。
請求項26記載の表示制御装置は、入力信号を、RGB色空間から別の色空間へ変換し、明るさ成分と、彩度成分と、その他の成分に分離する色変換部と、一定の輝度変換特性にしたがって、明るさ成分を変換する輝度変換部と、一定の彩度変換特性にしたがって、彩度成分を変換する彩度変換部と、輝度変換部により変換された明るさ成分と、彩度変換部により変換された彩度成分と、その他の成分とを合成し、別の色空間からRGB色空間へ変換する逆色変換部とを備え、彩度変換特性は、それぞれの傾きが定められた、複数の線分からなる。
この構成により、入力信号によらず、一定の変換特性を使用することにより、ハードウエア化した際の回路規模を大幅に削減でき、しかも、彩度成分も処理することにより、コントラストだけでなく、鮮やかさも協調でき、見た目の画質を向上できる。また、明るさ成分と彩度成分とを、独立して処理でき、画質を自由に調整できる。
請求項28記載の表示制御装置では、彩度変換特性の複数の線分は、上に凸の折れ線を構成する。
この構成により、線分によって線形な処理を行っているため、処理を単純化でき、ハードウエア化に対応しやすい。
請求項29記載の表示制御装置では、明るさ成分Vは、RGB値の最大値であり、彩度成分Sは、RGB値の最大値からRGB値の最小値を引いた値を、RGB値の最大値で除した値である。
この構成により、簡単な演算で、明るさ成分と彩度成分とを、取り出すことができ、ハードウエア化した際の回路規模を小さくできる。
本発明によれば、ハードウェア化が容易で、画像表示におけるチラツキや、色のつぶれを抑制できる画像表示制御装置が得られる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
(実施の形態1)
図1から図3は、実施の形態1に関する。図1は、本発明の実施の形態1における表示装置のブロック図である。
図1において、表示部10は、LCD、CRT等であり、明るさ成分に階調を付けて表示できるものならば、任意のものを使用できる。
表示制御装置20は、入力端子24と、出力端子25とを持ち、出力端子25からの出力信号I1により、表示部10の表示状態を制御する。
表示制御装置20のうち、特徴量算出部21は、入力端子24から入力される入力信号I0に基づいて、画像1枚分の特徴量を算出する。ここで本形態では、入力信号I0は、映像信号の成分であり、ここでは輝度である。この輝度としては、任意の明るさ成分を使用できる。
そして、特徴量として、入力信号I0の画像1枚分の平均値tを用いる。これは、計算が容易なだけでなく、画像全体として、出現頻度が高く、しかも、ヒストグラムの最頻出値などよりも安定性が高く、画像間で変化が少ないと考えられるためである。
即ち、特徴量算出部21は、画像1枚分の入力信号I0を得て、輝度の平均値tを求め、特徴量として、変換特性算出部22へ出力する。
変換特性算出部22は、特徴量算出部21から特徴量tを入力し、図2に示すような、変換特性を定める。即ち、特徴量及び変換特性は、原則として1フレーム毎に更新される。
図2に示すように、この変換特性は、横軸に入力信号I0をとり、縦軸に出力信号I1をとると、原点(0,0)からフルスケール(本形態では、8ビット表示するため255)に至る領域を、原点に近い低階調領域(0≦I0<u、傾きr1)、フルスケールに近い高階調領域(v<I0≦255、傾きr3)、これらの領域の間に位置する中間階調領域(u≦I0≦v、傾きr2)とに、分けたとき、r2>r1、r2>r3となるように、なっている。これらの傾きr1、r2、r3は、一定値である。
即ち、低、中、高のそれぞれの階調領域に、それぞれ1本の線分が存在する。このようにすると、後に詳述するように、全て線形の単純な演算で、出力信号I1を求めることができ、ハードウエア化が容易である。
また、特徴量tは、変換特性における、中間調領域の位置及び範囲を定める。即ち、本例では、変換特性算出部22は、特徴量tが入力されると、幅A=幅B=t/4とする。そして、u=t−A、v=t+Bとする。これにより、中間調領域の位置及び範囲が定められる。
次に、変換特性算出部22は、原点(0,0)から傾きr1の直線を引き、この直線とI0=uなる直線との交点P1を求める。また、変換特性算出部22は、交点P1から傾きr2の直線を引き、I0=vなる直線との交点P2を求める。さらに、変換特性算出部22は、交点P2から傾きr3の直線を引き、I0=255なる直線との交点P3を求める。以上により、線分OP1、P1P2、P2P3が確定し、変換特性が定まった。
ところで、この変換特性は、特徴量tに依存しているため、特徴量tが変化すると、変換特性は、図2の状態から変化する。例えば、図2の状態から、特徴量tが小さくなると、図3に示すように、中間調領域が狭くなり、しかも、原点側へシフトする。
逆に、特徴量tが大きくなると、中間調領域が広くなり、フルスケール側へシフトする。
このような変換特性の変化により、入力信号I0に対して、適応的な表示制御が行われる。
さて、図1において、信号変換部23は、入力端子24から入力信号I0を入力すると共に、変換特性算出部22から上述のように求めた、変換特性のパラメータを入力する。そして、信号変換部23は、この変換特性にしたがって、入力信号I0を変換し、出力信号I1を、出力端子25を介して、表示部10へ出力する。
以上の結果、平均輝度を中心に、中間調領域のコントラストが協調され、メリハリ感が向上する。また、黒がより黒く、白がより白くなるため、視覚的コントラスト感が向上する。さらに、変換特性を線形な処理のみとしたので、ハードウェア化が容易である。
なお、以上の変換特性では、3本の線分を使用したが、本発明の趣旨を逸脱しない限り、さらに、多数本の線分を使用することができる。また、線分と線分とのつなぎ目を、丸めるなどしても差し支えない。
さらに特徴量t及び/または変換特性は、今回表示しようとしている画像の入力信号I0そのものでなく、それ以前の画像に関する入力信号に基づいて、算出してもよい。こうすると、連続的に画面が変化する場合、変換特性の変化を滑らかにして、安定した画質が得られる。
(実施の形態2)
図4、図5は、実施の形態2に関する。図4は、本発明の実施の形態2における表示装置のブロック図である。本形態は、表示部30が、光源32と、光源32によって照射される表示デバイス31とを有する場合(典型的には、表示部30がバックライト型のLCDであるとき)に、好適である。
本形態の表示制御装置40のうち、変換特性算出部22、信号変換部23は、実施の形態1と同様である。また、表示制御装置40の次段に設けられる、光源調整装置45は、表示デバイス31に接続される第1出力端子43と、光源32に接続される第2出力端子44とを有する。
そして、本形態では、光源調整装置45において、信号変換部23と、第1出力端子43との間に、乗算部42を設け、特徴量算出部41から乗算部42への係数Kを出力している。乗算部42は、出力信号I1に係数Kを乗算し、その結果を、出力信号I2として、表示デバイス31へ出力する。この出力信号I2は、表示デバイス31の表示レベルを定めるものである。
また、表示制御装置40において、特徴量算出部41は、第2出力端子44へ光源32の発光レベルを定める発光制御信号Pを出力する。
係数Kと発光制御信号Pとにより、特徴量算出部41は、信号変換部23の出力レベル(表示デバイス31の発光レベル)と、光源32の発光レベルとを、相関性を持たせて調整する。
具体的には、図5に示すように、適当な特徴量t1による、変換特性S1によるときの、出力信号I1の最大値max1を、基準値とする。
これに対し、特徴量t2による変換特性S2の最大値max2のように、max1>max2なるときは、特徴量算出部41は、係数K(=max1/max2)を求め、乗算部42へ出力する。ここで、K>1であるから、出力信号I2は入力信号I1よりも大きくなり、表示デバイス31の発光レベルが上昇する。また、特徴量算出部41は、発光制御信号P=(max2/max1)^γ(γは、表示デバイス31の階調特性の一つであり、CRTに準じ、γには2.2程度の値が設定されることが多い)とする。これにより、表示デバイス31の映像信号の増幅と光源32の明るさ低下とが、相殺される。したがって、画質を落とすことなく、光源32による消費電力を抑制できる。
一方、特徴量t3による変換特性S3の最大値max3のように、max1<max3なるとき、特徴量算出部41は、係数K=max1/max3とし、その結果、出力信号I2(=K*I1)は、入力信号I1よりも小さくなる。また、特徴量算出部41は、発光制御信号P=(max1/max3)^γとし、その結果、光源32の発光レベルが上昇する。これにより、明るい高画質表示を行える。なお、ピーク輝度が下がる場合、表示部30が有機ELであると、その寿命を延長できる。また、入力信号I1が仮にフルスケール(本例では255)を超えていても、出力信号I2を小さくしフルスケール内に納めることができる。そのため、色のクリップを防止できる。
なお、以上2つの場合において、発光制御信号P及び係数Kは、フレーム毎に更新するのが望ましい。しかしながら、発光制御信号P及び係数Kは、今回表示しようとしている画像の入力信号I0そのものでなく、それ以前の画像に関する入力信号に基づいて、算出してもよい。こうすると、連続的に画面が変化する場合、変換特性の変化を滑らかにして、安定した画質が得られる。
(変形例1)
図13及び図14は、実施の形態2の変形例1に関する。図13に示すように、この変形例1では、実施の形態2における光源調整装置45(図4参照)に代えて光源調整部28を、表示制御装置40と表示部30との間に設けている。
光源調整部28は、信号変換部23の出力信号I1に基づいて表示デバイス31への出力信号I2と光源32への発光制御信号Pとを、相関性を持たせて調整する。この場合、図4と異なり、特徴量算出部41は、係数Kや発光制御信号Pを求める必要はない。
光源調整部28は、次のような処理を行う。即ち、光源調整部28は、信号変換部23から1フレーム分の出力信号I1を入力し、図14に例示している最大輝度値maxI1を求める。
ここで、本例ではフルスケールを255としているので、光源調整部28は、表示デバイス31への出力信号I2=(255/maxI1)*I1とする。
さらに、表示デバイス31への出力信号I2の変化を相殺するため、光源調整部28は、発光制御信号Pを、(maxI1/255)^γ(%)の明るさとなるように定める。γについては、上述の通りである。
繰り返しになるが、以上の処理は、フレーム毎に実行される。
これにより、光源32の明るさが低下し消費電力が抑制される。しかも、光源32の明るさが低下するにもかかわらず、上記相殺により、表示デバイス31上の画像の下に光源32を重ねて見たとき、見た目の画質が維持される。
(実施の形態3)
図6から図8は、実施の形態3に関する。図6は、本発明の実施の形態3における表示装置のブロック図である。
図6において、表示部10は、実施の形態1と同様である。また、表示制御装置50は、重み算出部51を有する。
そして、重み算出部51は、図7又は図8に例示するような、重み特性にしたがって、入力信号I0にマスクをかけて、特徴量算出部21へ出力し、特徴量算出部21は、マスクされた入力信号に基づいて、特徴量を算出する。
この「マスク」は、結果的にマスクされていれば足り、例えば、I0*Weight(I0)をマスクされた入力信号とすることができる。
他には、特徴量算出部41は、重み係数(Weight(I0))と入力信号I0の積和値を、重み累積値で割ることにより、特徴量を得るようにしてもよい。
具体的には、
特徴量=積和値/重み累積値
=Σ{I0×Weight(I0)}/Σ{Weight(I0)}
となる。
このようにしても、本明細書では、特徴量算出部21が、マスクされた入力信号に基づいて、特徴量を算出しているものとする。ここで、特徴量の算出は、式による演算を用いてもよいし、適当なテーブルを用意しそれを参照するようにしてもよい。
図7の重み特性は、自然画などに適する。この特性では、低階調信号(0≦I0<Pa)及び高階調信号(Pb<I0≦255)を抑制し、結果的に、中間調信号(Pa≦I0≦Pb)を優遇するものである。
なお、図7において、a,bは傾き、Pa,Pbは重み制御点、MaxWは、最大の重みを表す。ここで、傾きa,b、重み制御点Pa,Pbは、一定値でもよいが、平均輝度を引数とする、簡単な変換式により、入力画像に対して適応的に定めるのが望ましい。
図8の重み特性は、全体に暗い画像(例えば、夜間撮影した画像など)に適する。この特性では、中間調信号(Pa≦I0≦Pb)及び高階調信号(Pb<I0≦255)を抑制し、結果的に、低階調信号(0≦I0<Pa)を優遇するものである。
シーンや温度、照度、時間などの状況の変化に応じて、好ましい重み特性は異なるから、図7、図8あるいはその他の重み特性を用意し、画像の状態に合わせて、切り替えられるように構成することが望ましい。
このように、画像の状態に合わせて、入力信号に重み付けを付加することにより、特徴量の不要な変化を抑え、チラツキの発生を削減できる。
(変形例2)
図15は、実施の形態1から3の変形例2に関する。以下説明を簡単にするため、実施の形態1をベースにして述べる。
図15に示すように、変形例2では、入力端子24と信号変換部23との間に、記憶部29を設けている。記憶部29は、例えばメモリ等から構成され、1フレーム分の入力信号I0を記憶できる領域を有する。
記憶部29を設けると、第Nフレーム(Nは自然数)の入力信号I0に基づいて、特徴量算出部21及び変換特性算出部22により定めた変換特性を、第Nフレームの入力信号I0そのものに適用でき好適である。
なお、回路規模が限定されているときは、図1、図4及び図6に示すように、記憶部29を省略しても良い。
(変形例3)
図16は、実施の形態1から3の変形例3に関する。変形例3については、変形例2と同様に、実施の形態1をベースにして述べる。
簡単に言えば、変形例3では、特徴量算出部21が、1フレーム分の入力信号I0毎に、複数の特徴量を算出し、それに基づく表示制御が実施される。
図16において、分割部100は、1フレーム分の入力信号I0(全体で1つの画像を示す)を入力し、これを複数のエリア毎の部分画像に分割する。分割法は任意である。例えば、入力信号I0がオブジェクト毎に区別できるフォーマットに準拠しているときは、各オブジェクト毎の部分画像に分割しても良い。
またより簡単には、複数のエリアの画素数や位置を固定的に定めておき、分割部100がその定めにしたがって部分画像を分割するようにしても良い。このとき、各エリアは同じサイズであっても良い。あるいは、目につきやすいフレームの中央付近では比較的小さなエリアの部分画像に分割し、目につきにくい外縁付近では比較的大きなエリアの部分画像に分割しても良い。
さらに、例えば子画面や親画面、あるいは、文字画面と画像画面というように、1つのフレームの画像が、複数の画面の合成により構成されるときには、各画面毎に分割しても良い。
いずれにしても、変形例3では、分割部100は、1フレーム分の画像から複数の部分画像を、入力セレクタ101と出力セレクタ102とに出力する。入力セレクタ101は、これらの部分画像のうち、1つの部分画像を選択して特徴量算出部21へ出力する。以降、上述と同様に、変換特性算出部22は、この部分画像に適した変換特性を算出し、出力セレクタ102へ出力する。
出力セレクタ102は、現在の部分画像とその部分画像に適した変換特性とを、信号変換部23へ出力する。
以上の処理は、1フレームの画像内の全ての部分画像について繰り返し実行される。
なお図16に示すように、変形例3では、特徴量算出部21と変換特性算出部22との組を、一組だけ設けている。しかしながら、1フレームあたりの部分画像の個数が既知であるときは、特徴量算出部21と変換特性算出部22との組をその個数だけ並列に設け、処理速度を高めても良い。
このように、信号変換を部分画像毎に実施すると、表示制御をよりきめ細やかに行え、それだけ表示品位を向上できる。
(実施の形態4)
図9、図10は、実施の形態4に関する。図9は、本発明の実施の形態4における表示装置のブロック図である。本形態では、RGB色空間と、明るさ成分について、同じキャパシティを持つHSV色空間において、明るさ成分を、変換特性を用いて変換し、色のツブレを防止する。ここでは、HSV色空間を改良したHS1S2V色空間を用いるが、通常のHSV色空間を用いてもよい。
図9において、特徴量算出部21、変換特性算出部22、信号変換部23は、実施の形態1と同様であるが、信号変換部23、特徴量算出部21は、輝度の入力信号I0ではなく、色変換部60が、RGB色空間からHSV色空間に、変換した際に得られる、明るさ成分Vを入力する点が、異なる。
また、色変換部60は、明るさ成分Vの他、変換により、色相H、彩度Sを出力する。具体的には、色変換部60は、RGB信号を、次の式により、HS1S2V色空間に変換する。
明るさ成分V =max(R,G,B)
第1彩度S1=(V−min(R,G,B)/V)
第2彩度S2={mid(R,G,B)−min(R,G,B)}/{V−min(R,G,B)}
なお、色相HはR,G,Bの大小関係を表すパラメータであり、色変換部60は、図10に示すとおりに選択する。このような変換式により、簡単な演算で、明るさ成分と彩度成分とを、取り出すことができ、ハードウエア化した際の回路規模を小さくできる。
また、max()、min()、mid()は、それぞれ()内の最大値、最小値、中央値を意味する。
さらに、図9において、逆色変換部61は、次式により、信号変換部23の出力(明るさ成分)と、その他の成分とを用いて、HS1S2V色空間からRGB色空間に変換する。
値MAX=V
値MID=(1−(1−S2))*V)
値MIN=(1−S1)*V
また、逆色変換部61は、図10に示す色相Hの状態により、R値、G値、B値に、値MAX、値MID、値MINのうち、該当するものを代入する。
これにより、ツブレを生じることなく、コントラスト調整を行うことができる。
なお、以上説明した、実施の形態1から4は、適宜組み合わせて構成できる。
(実施の形態5)
図11、図12は、実施の形態5に関する。図11は、本発明の実施の形態5における表示装置のブロック図である。本形態では、RGB色空間と、明るさ成分について、同じキャパシティを持つHSV色空間において、明るさ成分を、変換特性を用いて変換し、色のツブレを防止する。ここでは、HSV色空間を用いるが、HSV色空間を改良したHS1S2V色空間を用いてもよい。
図11において、色変換部60は、入力信号を、RGB色空間からHSV色空間へ変換し、明るさ成分Vと、彩度成分Sと、色相成分Hに分離する。
輝度変換部72は、輝度変換特性記憶部71が記憶する一定の輝度変換特性にしたがって、明るさ成分Vを変換する。
彩度変換部74は、彩度変換特性記憶部73が記憶する一定の彩度変換特性にしたがって、彩度成分を変換する。
図12に示すように、本形態では、この彩度変換特性は、それぞれの傾きが定められた(変曲点pC以下で傾きrC1、それ以上で傾きrC2)、2本の線分からなり、これらの線分は、上に凸の折れ線を構成する。
本形態では、中間調のコントラスト強調を行うために、傾きrC1>傾きrC2とした。複数の線分を用いることにより、自由度の高い彩度変換を行える。たとえば、図12において、0〜pC1区間で彩度強調がなされている場合、低彩度の鮮やかさを向上できる。
また、線分によって線形な処理を行っているため、処理を単純化でき、ハードウエア化に対応しやすい。
また、図11において、逆色変換部61は、輝度変換部72により変換された明るさ成分と、彩度変換部74により変換された彩度成分と、色相成分Hとを合成し、HSV色空間からRGB色空間へ変換する。
輝度変換特性記憶部71及び彩度変換特性記憶部73によって、入力信号によらず、一定の変換特性を使用することにより、ハードウエア化した際の回路規模を大幅に削減でき、しかも、彩度成分も処理することにより、コントラストだけでなく、鮮やかさも協調でき、見た目の画質を向上できる。また、明るさ成分と彩度成分とを、独立して処理でき、画質を自由に調整できる。
本形態によれば、輝度と彩度とを、独立に変換してもツブレのない処理が可能なので、画質を劣化することなく、自由な画質設計をすることができる。また、輝度と彩度を同時に変換することで、コントラストだけでなく、鮮やかさも強調され、画質を向上できる。
本発明の表示制御装置は、例えば、透過型LCDを実装する携帯電話、情報処理端末の表示デバイスの制御等の分野において好適に利用できる。
本発明の実施の形態1における表示装置のブロック図 本発明の実施の形態1における変換特性の例示図 本発明の実施の形態1における変換特性の例示図 本発明の実施の形態2における表示装置のブロック図 本発明の実施の形態2における閾値の説明図 本発明の実施の形態3における表示装置のブロック図 本発明の実施の形態3における重み特性の例示図(中間調優先) 本発明の実施の形態3における重み特性の例示図(低階調優先) 本発明の実施の形態4における表示装置のブロック図 本発明の実施の形態4における色相選択に使用するテーブル説明図 本発明の実施の形態5における表示装置のブロック図 本発明の実施の形態5における彩度変換特性の例示図 本発明の変形例1における表示装置のブロック図 本発明の変形例1における光源調整部の変換特性の例示図 本発明の変形例2における表示制御装置のブロック図 本発明の変形例3における表示制御装置のブロック図
符号の説明
10、30 表示部
20、40、50 表示制御装置
21、41、52 特徴量算出部
22 変換特性算出部
23 信号変換部
24 入力端子
25 出力端子
28 光源調整部
29 記憶部
31 表示デバイス
32 光源
42 乗算部
43 第1出力端子
44 第2出力端子
60 色変換部
61 逆色変換部
71 輝度変換特性記憶部
72 輝度変換部
73 彩度変換特性記憶部
74 彩度変換部
100 分割部
101 入力セレクタ
102 出力セレクタ

Claims (30)

  1. 入力信号に基づいて特徴量を算出する特徴量算出部と、
    この特徴量に基づいて、入力信号に対し適応的に変換特性を定める変換特性算出部とを備える、表示制御装置。
  2. 前記特徴量算出部は、前記入力信号に基づいて複数の特徴量を算出する、請求項1記載の表示制御装置。
  3. 前記変換特性算出部によって定められた変換特性にしたがって入力信号を変換する信号変換部を備える、請求項1から2記載の表示制御装置。
  4. 入力信号に対して適応的に変換特性を定める変換特性算出部と、
    前記変換特性算出部によって定められた変換特性にしたがって入力信号を変換する信号変換部と、
    重み特性にしたがって、入力信号にマスクをかける重み算出部と、
    前記重み算出部によりマスクされた入力信号に基づいて、特徴量を算出する特徴量算出部とを備え、
    前記変換特性算出部は、この特徴量に基づいて前記変換特性を定める表示制御装置。
  5. 入力信号を、RGB色空間から別の色空間へ変換し、明るさ成分と、その他の成分に分離する色変換部と、
    明るさ成分に対して適応的に変換特性を定める変換特性算出部と、
    前記変換特性算出部が定めた変換特性にしたがって、明るさ成分を変換する信号変換部と、
    前記信号変換部により変換された明るさ成分と、前記その他の成分とを合成し、別の色空間からRGB色空間へ変換する逆色変換部とを備える表示制御装置。
  6. 入力信号を、RGB色空間から別の色空間へ変換し、明るさ成分と、その他の成分に分離する色変換部と、
    入力信号に対して適応的に変換特性を定める変換特性算出部と、
    前記変換特性算出部が定めた変換特性にしたがって、明るさ成分を変換する信号変換部と、
    前記信号変換部により変換された明るさ成分と、前記その他の成分とを合成し、別の色空間からRGB色空間へ変換する逆色変換部とを備える表示制御装置。
  7. 入力信号を、RGB色空間から別の色空間へ変換し、明るさ成分と、その他の成分に分離する色変換部と、
    重み特性にしたがって、明るさ成分にマスクをかける重み算出部と、
    前記重み算出部によりマスクされた明るさ成分に基づいて、特徴量を算出する特徴量算出部とを備え、
    この特徴量に基づいて、明るさ成分に対し適応的に変換特性を定める変換特性算出部と、
    前記変換特性算出部が定めた変換特性にしたがって、明るさ成分を変換する信号変換部と、
    前記信号変換部により変換された明るさ成分と、前記その他の成分とを合成し、別の色空間からRGB色空間へ変換する逆色変換部とを備える表示制御装置。
  8. 前記重み特性は、入力信号における低階調信号及び高階調信号を抑制するものである、請求項4または7記載の表示制御装置。
  9. 前記重み特性は、入力信号における中間階調信号及び高階調信号を抑制するものである、請求項4または7記載の表示制御装置。
  10. 前記重み特性は、入力信号に対して適応的に定められる、請求項4または7記載の表示制御装置。
  11. 別の色空間は、RGB色空間と、明るさ成分について、同じキャパシティを持つ色空間である、請求項5から7記載の表示制御装置。
  12. 別の色空間は、HSV色空間である、請求項5から7記載の表示制御装置。
  13. 明るさ成分は、RGB値の最大値である、請求項5から7記載の表示制御装置。
  14. 前記変換特性は、
    横軸を入力信号とし、縦軸を出力信号とし、
    横軸において原点からフルスケールに至る領域を、原点に近い低階調領域と、フルスケールに近い高階調領域と、前記低階調領域と前記高階調領域との間に位置する中間階調領域とに分けた場合、
    前記中間階調領域の平均傾きが、前記低階調領域の平均傾き及び前記高階調領域の平均傾きのいずれよりも、大きくなるように定められる、請求項5から6記載の表示制御装置。
  15. 前記変換特性は、
    横軸を入力信号とし、縦軸を出力信号とし、
    横軸において原点からフルスケールに至る領域を、原点に近い低階調領域と、フルスケールに近い高階調領域と、前記低階調領域と前記高階調領域との間に位置する中間階調領域とに分けた場合、
    前記中間階調領域の平均傾きが、前記低階調領域の平均傾き及び前記高階調領域の平均傾きのいずれよりも、大きくなるように定められる、請求項1から4、または7から13記載の表示制御装置。
  16. 前記特徴量は、前記中間階調領域の位置及び範囲を定める、請求項15記載の表示制御装置。
  17. 前記特徴量は、入力信号によって表現される画像の平均輝度である、請求項15から16記載の表示制御装置。
  18. 前記特徴量算出部は、前記信号変換部の出力レベルと、外部光源の発光レベルとを、相関性を持たせて調整する信号を出力する、請求項15から17記載の表示制御装置。
  19. 前記信号変換部の出力信号に基づいて表示デバイスへの出力信号と外部光源への発光制御信号とを、相関性を持たせて調整する光源調整部を備える、請求項15から17記載の表示制御装置。
  20. 前記変換特性における、縦軸の最大値が、閾値を下回るとき、前記特徴量算出部は、前記信号変換部の出力レベルを上げ、外部光源の発光レベルを下げるように、調整する、請求項18記載の表示制御装置。
  21. 前記変換特性における、縦軸の最大値が、閾値を上回るとき、前記特徴量算出部は、外部光源の発光レベルを上げるように、調整する、請求項18から20記載の表示制御装置。
  22. 前記変換特性は、それぞれの傾きが定められた、複数の線分からなる、請求項14から21記載の表示制御装置。
  23. 前記低階調領域と、前記中間階調領域と、前記高階調領域とには、それぞれ1本の線分が存在する、請求項14から22記載の表示制御装置。
  24. 請求項2から23記載の表示制御装置と、前記表示制御装置により制御される、表示部とを備える、表示装置。
  25. 請求項2から23記載の表示制御装置と、
    表示部であって、
    前記表示制御装置の前記変換特性算出部の信号によって、前記信号変換部の出力レベルが調整された信号を入力する表示デバイスと、前記表示制御装置の前記変換特性算出部の信号によって、発光レベルが調整された信号を入力し、前記表示デバイスを照射する光源とを、有するものとを備える、表示装置。
  26. 入力信号を、RGB色空間から別の色空間へ変換し、明るさ成分と、彩度成分と、その他の成分に分離する色変換部と、
    一定の輝度変換特性にしたがって、明るさ成分を変換する輝度変換部と、
    一定の彩度変換特性にしたがって、彩度成分を変換する彩度変換部と、
    前記輝度変換部により変換された明るさ成分と、前記彩度変換部により変換された彩度成分と、前記その他の成分とを合成し、別の色空間からRGB色空間へ変換する逆色変換部とを備え、
    前記彩度変換特性は、それぞれの傾きが定められた、複数の線分からなる、表示制御装置。
  27. 前記輝度変換特性は、それぞれの傾きが定められた、複数の線分からなり、
    横軸を入力信号とし、縦軸を出力信号とし、
    横軸において原点からフルスケールに至る領域を、原点に近い低階調領域と、フルスケールに近い高階調領域と、前記低階調領域と前記高階調領域との間に位置する中間階調領域とに分けた場合、
    前記中間階調領域の平均傾きが、前記低階調領域の平均傾き及び前記高階調領域の平均傾きのいずれよりも、大きくなるように定められる、請求項23記載の表示制御装置。
  28. 前記彩度変換特性の複数の線分は、上に凸の折れ線を構成する、請求項26から27記載の表示制御装置。
  29. 明るさ成分Vは、RGB値の最大値であり、彩度成分Sは、RGB値の最大値からRGB値の最小値を引いた値を、RGB値の最大値で除した値である、請求項26から27記載の表示制御装置。
  30. 請求項26から29記載の表示制御装置と、前記表示制御装置により制御される、表示部とを備える、表示装置。
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