JP2003289452A - ヒストグラムマッチングを用いたコントラスト向上装置及び方法 - Google Patents

ヒストグラムマッチングを用いたコントラスト向上装置及び方法

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JP2003289452A JP2003027655A JP2003027655A JP2003289452A JP 2003289452 A JP2003289452 A JP 2003289452A JP 2003027655 A JP2003027655 A JP 2003027655A JP 2003027655 A JP2003027655 A JP 2003027655A JP 2003289452 A JP2003289452 A JP 2003289452A
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    • G06T2207/20Special algorithmic details
    • G06T2207/20212Image combination
    • G06T2207/20216Image averaging

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コントラスト向上の程度を調節することがで
き、コントラスト調節時に相対的な明るさを維持できる
コントラスト向上装置及び方法を提供する。 【解決手段】 第1演算部は入力映像の平均及び標準偏
差を計算する。第2演算部は入力映像の平均及び標準偏
差に基づき目標映像の平均及び標準偏差を計算する。マ
ッピング部は第1演算部及び第2演算部から入力された
入力映像及び目標映像の平均及び標準偏差に基づき生成
したマッピング関数によって入力映像のピクセル値を変
換して出力映像のピクセル値を出力する。マッピング範
囲指定部はマッピング関数が適用される入力映像のピク
セル値に対する上限値及び下限値をマッピング部に提供
する。これにより、目標映像のパラメータ修正を通して
映像全体のコントラスト向上の程度を調節でき、複数の
マッピング関数を使用することによって映像によって暗
い箇所と明るい箇所が強調されすぎる現象を防止するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヒストグラムマッチ
ングを用いたコントラスト向上装置及び方法に係り、さ
らに詳しくは入力映像と目標映像の分布度に基づき作成
されたマッピングテーブルを用いて出力映像のコントラ
ストを向上させる装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ヒストグラムは映像内のピクセルに対す
る明暗値の分布を示したものである。すなわち1映像に
存在する暗い点と暗い点に対する分布の範囲と値を表現
したものである。ヒストグラム平滑化は明暗値の分布が
一方に偏ったり不均一な画像について明暗値の分布を均
一化することによって映像を向上させる方法である。ヒ
ストグラム平滑化を通して暗い映像は明るくなり、明る
すぎる映像は次第に暗くなって適当な明度値を維持す
る。すなわち、変換後の明度値分布を修正することによ
って映像の全体的なコントラストバランスが改善され
る。
【0003】図1Aは従来のヒストグラム平滑化装置の
ブロック図である。
【0004】図1Aを参照すれば、従来のヒストグラム
平滑化装置100は分布演算部110及び平滑化部12
0を有する。
【0005】分布演算部110は入力映像から輝度レベ
ルを計数してヒストグラム値または確率密度関数を求
め、これより累積分布関数を算出する。平滑化部120
は分布演算部110で算出された累積分布関数を用いて
与えられた映像のヒストグラムを均一化する。従って、
累積分布関数を与えられた映像に非線形マッピングする
ことによって映像のコントラストが向上される。
【0006】図1Bは従来のコントラストストレッチン
グ装置のブロック図である。
【0007】図1Bを参照すれば、従来のコントラスト
ストレッチング装置150は、分布演算部160及びス
トレッチング部170を有する。
【0008】分布演算部160は入力映像から輝度レベ
ルを計数してヒストグラム値または確率密度関数を求め
る。ストレッチング部170は分布演算部160で求め
られた確率密度関数を用いて最低値と最高値を有する画
素値を求め、求められた画素値を用いて入力映像の明暗
値分布を最大限活用するようヒストグラムを広げる。映
像において最低値を有する画素値を用いて引き算演算を
行えばヒストグラムは左側に移動するが、この際映像の
有している各画素値が全体明暗値を含むよう拡張され
る。従って、映像は0から255までの明暗値を有し映
像のコントラストが増加する。
【0009】しかし、従来の技術に係るヒストグラム平
滑化はコントラスト向上の程度を調整し難い問題点があ
る。従来の技術は与えられた映像から求められた確率密
度関数及び累積分布関数をコントラスト向上のためのマ
ッピングとして使用する。従って、与えられた映像の性
質が特異であるか雑音によって映像が損傷された場合に
所望の結果が得難い。
【0010】また、従来の技術に係るヒストグラム平滑
化において相対的な明るさが維持されない。ヒストグラ
ム平滑化を通して得られる映像の明るさは与えられた映
像の明るさと関連無くてビデオシーケンスに適用される
場合明るい場面と暗い場面の区別が消え去る。ヒストグ
ラム平滑化は映像が暗い領域で細密な部分を有する場合
は効果的に行われるが、良質の映像はかえって悪化する
場合がある。従って、これらを克服するためには複雑な
アルゴリズムを追加すべきであり、よって装置の具現に
困難がある。
【0011】一方、従来の技術に係るコントラストスト
レッチングの場合、映像に明るいか暗い箇所があればス
トレッチングできる余裕がなくて良好な効果を期するこ
とができない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述した問題
点を解決するために案出されたもので、その目的はコン
トラスト向上の程度を調節することができ、コントラス
ト調節時に相対的な明るさを維持できるコントラスト向
上装置及び方法を提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】前述した技術的課題を達
成するための本発明に係るコントラスト向上装置は、入
力映像の平均及び標準偏差を計算する第1演算部と、前
記入力映像の平均及び標準偏差に基づき目標映像の平均
及び標準偏差を計算する第2演算部、及び前記第1演算
部及び前記第2演算部から前記入力映像及び前記目標映
像の平均及び標準偏差を入力され生成したマッピング関
数によって前記入力映像のピクセル値を変換して出力映
像のピクセル値を出力するマッピング部と、を有する。
【0014】望ましくは、前記入力映像のピクセル値に
対する上限値及び下限値を前記マッピング部に提供する
マッピング範囲指定部をさらに具備し、前記マッピング
部は前記入力映像のピクセル値のうちの前記上限値及び
前記下限値の間に存在する前記入力映像のピクセル値に
ついて前記マッピング関数による変換を行う。
【0015】前記マッピング部は前記入力映像の平均を
基準に前記上限値及び前記下限値間のマッピング領域を
分割して形成されたそれぞれの下位領域について複数の
前記マッピング関数のうちから選択された前記マッピン
グ関数によって前記入力映像のピクセル値に対する変換
を行う。
【0016】この際、前記マッピング部は次のような式
によって複数の前記マッピング関数のうちから前記入力
映像のピクセル値に対する変換に使用される前記マッピ
ング関数を選択する。
【数7】
【0017】一方、前記マッピング関数は次のような式
で表現される。
【数8】 ここで、xは入力映像のピクセル値、yは出力映像のピ
クセル値、σは入力映像の標準偏差、σは目標映像
の標準偏差、Pは入力映像の平均、それからPは目
標映像の平均である。
【0018】前記第2演算部は次の式によって前記目標
映像の標準偏差を計算する。
【数9】 ここで、σは入力映像の標準偏差、Pは入力映像の
平均、mは所定の可変標準偏差、kは0と1との間に存
在し前記入力映像の平均がガウス分布の平均である12
8に近づくほど0に収斂し、前記入力映像の平均が前記
ガウス分布の平均である128から遠ざかるほど1に収
斂する媒介変数、そしてg( )は前記kを決める関数で
ある。
【0019】前述した他の技術的課題を達成するための
本発明に係るコントラスト向上方法は、入力映像の平均
及び標準偏差を計算する第1演算段階と、前記入力映像
の平均及び標準偏差に基づき目標映像の平均及び標準偏
差を計算する第2演算段階と、前記入力映像の平均及び
標準偏差と前記目標映像の平均及び標準偏差に基づきマ
ッピング関数を生成するマッピング関数生成段階、及び
生成された前記マッピング関数によって前記入力映像の
ピクセル値を変換して出力映像のピクセル値を出力する
マッピング段階を含む。
【0020】望ましくは、前記マッピング段階の前に、
前記入力映像のピクセル値に対する上限値及び下限値を
設定する段階をさらに含み、前記マッピング段階は前記
入力映像のピクセル値のうちの前記上限値及び前記下限
値の間に存在する前記入力映像のピクセル値について前
記マッピング関数による変換を行う。
【0021】この場合、前記マッピング段階は前記入力
映像の平均を基準に前記上限値及び前記下限値の間のマ
ッピング領域を分割して形成されたそれぞれの下位領域
について複数の前記マッピング関数のうちから選択され
た前記マッピング関数によって前記入力映像のピクセル
値に対する変換を行うことが望ましい。
【0022】この際、前記マッピング段階は次のような
式によって複数の前記マッピング関数のうちから前記入
力映像のピクセル値に対する変換に使用される前記マッ
ピング関数を選択する。
【数10】
【0023】前記マッピング関数は次のような式で表現
される。
【数11】 ここで、xは入力映像のピクセル値、yは出力映像のピ
クセル値、σは入力映像の標準偏差、σは目標映像
の標準偏差、Pは入力映像の平均、Pは目標映像の
平均である。
【0024】前記第2演算段階は次のような式によって
前記目標映像の標準偏差を計算する。
【数12】 ここで、σは入力映像の標準偏差、Pは入力映像の
平均、mは所定の可変標準偏差、kは0と1との間に存
在し、前記入力映像の平均がガウス分布の平均である1
28に近づくほど0に収斂し、前記入力映像の平均が前
記ガウス分布の平均である128から遠ざかるほど1に
収斂する媒介変数、それからg( )は前記kを決める関
数である。
【0025】本発明によれば、コントラスト向上装置の
具現が容易であり、目標映像のパラメータ修正を通して
映像全体のコントラスト向上程度を調節することがで
き、ひいては複数のマッピング関数を使用することによ
って映像によって暗い箇所と明るい箇所が強調されすぎ
るようになる現象を防止することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明に係るコントラスト向上装置及び方法を詳述する。
【0027】図2は本発明に係るコントラスト向上装置
に対する望ましい実施例の構成を示したブロック図であ
る。
【0028】図2を参照すれば、本発明に係るコントラ
スト向上装置200は第1演算部210、第2演算部2
20、マッピング部230、及びマッピング範囲指定部
240を有する。
【0029】第1演算部210は入力映像の平均及び標
準偏差を計算する。第2演算部220は入力映像の平均
及び標準偏差に基づき目標映像の平均及び標準偏差を計
算する。第2演算部220は次の数式を用いて目標映像
の標準偏差を計算する。
【数13】 ここで、σは入力映像の標準偏差、Pは入力映像の
平均である。
【0030】一方、mは可変標準偏差であって、m値を
変更することによってコントラストの調整が可能であ
る。実験によればm値が56の時に最も望ましい映像が
出力される。m値はユーザの好みによって外部で変更可
能にすることができる。
【0031】入力イメージから得たヒストグラムの標準
偏差値が小さいということは全体ヒストグラム領域にお
いてピクセルの分布が一地点に多く集中されていること
を意味し、これは全体的なイメージのコントラストが高
くないこと意味する。従って、ヒストグラムマッチング
によって目標映像の標準偏差を高めればピクセルの分布
を均一に広げる効果を得る。
【0032】また[数13]によれば、目標映像の標準偏
差は関数g( )によって計算されるk値によって変化す
る。kは入力映像の平均がガウス分布の平均である12
8に近接できるよう0に収斂し、入力映像の平均がガウ
ス分布の平均である128から遠ざかるほど1に収斂す
る。kが0の場合、媒介標準偏差が目標映像の標準偏差
として決定され、kが1の場合、入力映像の標準偏差が
目標映像の標準偏差として決定される。図3にはこのよ
うな関係を示すために使用される関数g( )の一例が示
されている。
【0033】マッピング部230は第1演算部210及
び第2演算部220から入力された入力映像及び目標映
像の平均及び標準偏差に基づき生成したマッピング関数
によって入力映像のピクセル値を変換して出力映像のピ
クセル値を出力する。
【0034】ピクセル値変換部230は次の数式で表現
されるマッピング関数によって入力映像を出力映像に変
換する。
【数14】 ここで、σは入力映像の標準偏差、σは目標映像の
標準偏差、Pは入力映像の平均、Pは目標映像の平
均である。
【0035】[数14]によれば入力映像が(P、σ)
のガウス分布を有すると、出力映像は(Pb、σb)のガウ
ス分布を有することになる。
【0036】また、[数13]及び[数14]によれば、目
標映像の平均は入力映像の平均をそのまま使用するが、
目標映像の明るさを増加させるためには目標映像の平均
を増加させ、コントラストのレベルを増加させるために
は目標映像の標準偏差を増加させれば良い。
【0037】マッピング範囲指定部240はマッピング
関数が適用される入力映像のピクセル値に対する上限値
及び下限値をマッピング部230に提供する。装置によ
って極めて暗い箇所と極めて明るい箇所のピクセル値を
変更しないことが望ましい場合がある。この場合、マッ
ピング範囲指定部240は暗い箇所と明るい箇所の二つ
の範囲を示す臨界値(threshold_low、threshold_high)
を設定し、設定された臨界値をマッピング部230に提
供する。マッピング部230は提供された臨界値を越え
る値についてはマッピングを適用しない。
【0038】一方、マッピング部230で利用されるマ
ッピングの場合、多くのピクセル値が一つの値にマッピ
ングされる場合が発生するので、次のような方法を用い
てこれを防止する。すなわち、マッピング関数を示す三
本のラインを、そしてそれぞれの領域で使用される関係
式によって一本のラインを選択してマッピング関数に利
用する。図4にはこのような関係を示す具現例が示され
ている。
【0039】図4を参照すれば、ピクセル値xが入力映
像の平均Pより小さいか等しければライン1とライン
2のうち大きい方を選択し、ピクセル値xが入力映像の
平均Pより大きければライン2とライン3のうち小さ
い方を選ぶ。これを数式で表現すれば次の通りである。
【数15】
【0040】マッピング部230では以上の方法で求め
られたマッピング関数を入力映像のピクセル値に適用す
ることによって映像のコントラストが高められる。
【0041】図5は本発明に係るコントラスト向上方法
に対する望ましい実施例の遂行過程を示した流れ図であ
る。
【0042】図5を参照すれば、第1演算部210は入
力映像のピクセル値に対する平均及び標準偏差を計算す
る(S500)。第2演算部220は入力映像のピクセル
値及び平均に基づき目標映像の平均及び標準偏差を計算
する(S510)。S510段階において目標映像の平均
は入力映像の平均をそのまま使用する。
【0043】マッピング部230は第1演算部210か
ら入力された入力映像に対する平均及び標準偏差値と第
2演算部220から入力された目標映像に対する平均及
び標準偏差に基づきマッピング関数を生成する(S52
0)。一方、マッピング範囲指定部240はマッピング
関数が適用される入力映像のピクセル値に対する上限値
及び下限臨界値を設定してマッピング部に提供する(S
530)。マッピング部230は入力映像のピクセルの
うちマッピング範囲指定部240から提供された上限及
び下限臨界値の間に存在するピクセルについてマッピン
グ関数を適用して出力映像を生成する(S540)。
【0044】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明によればコント
ラスト向上装置の具現が容易であり、目標映像のパラメ
ータ修正を通して映像全体のコントラスト向上程度を調
節することができ、ひいては複数のマッピング関数を使
用することによって映像によって暗い部分と明るい箇所
が強調されすぎるようになる現象を防止することができ
る。
【0045】以上代表的な実施例を通して本発明につい
て詳述したが、本発明の属する技術分野において通常の
知識を持つ者は前述した実施例について本発明の範疇か
ら逸脱しない限度内で多様な変形が可能なことが理解で
きるであろう。従って、本発明の権利範囲は説明された
実施例に限られず、特許請求の範囲だけではなくこの特
許請求の範囲と均等なものによって定められるべきであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 従来のヒストグラム平滑化装置のブロック
図。
【図1B】 従来のコントラストストレッチング装置の
ブロック図。
【図2】 本発明に係るコントラスト向上装置に対する
望ましい実施例の構成を示したブロック図。
【図3】 入力映像の平均によって適切な標準偏差値に
近接させるための媒介変数値を決定するために使用され
る関数g( )の一例を示した図。
【図4】 数多くのピクセル値が一つの値にマッピング
されることを防止するためにマッピング関数を示す複数
の線のうちから一本の線を選択してマッピング関数に用
いる方法を示した図。
【図5】 本発明に係るコントラスト向上方法に対する
望ましい実施例の遂行過程を示した流れ図である。
【符号の説明】
200:コントラスト向上装置 210:第1
演算部 220:第2演算部 230:マッピ
ング部 240:マッピング範囲指定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA20 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CC01 CE11 DA17 DB02 DB09 DC23 DC30 DC36 5C021 PA53 PA56 PA76 RA07 RB03 XA35 5C077 LL04 LL19 MP01 PP15 PP52 PP53 PQ18 PQ19 PQ20 5C080 DD03 EE29 GG02 JJ02 JJ05 JJ07

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力映像の平均及び標準偏差を計算する
    第1演算部と、 前記入力映像の平均及び標準偏差に基づき目標映像の平
    均及び標準偏差を計算する第2演算部と、 前記第1演算部及び前記第2演算部から前記入力映像及
    び前記目標映像の平均及び標準偏差を入力され生成した
    マッピング関数によって前記入力映像のピクセル値を変
    換して出力映像のピクセル値を出力するマッピング部
    と、を備えることを特徴とするコントラスト向上装置。
  2. 【請求項2】 前記入力映像のピクセル値に対する上限
    値及び下限値を前記マッピング部に提供するマッピング
    範囲指定部をさらに含み、 前記マッピング部は前記入力映像のピクセル値のうち前
    記上限値及び前記下限値の間に存在する前記入力映像の
    ピクセル値について前記マッピング関数による変換を行
    うことを特徴とする請求項1に記載のコントラスト向上
    装置。
  3. 【請求項3】 前記マッピング部は、前記入力映像の平
    均を基準に前記上限値及び前記下限値の間のマッピング
    領域を分割して形成されたそれぞれの下位領域について
    複数の前記マッピング関数のうちから選択された前記マ
    ッピング関数によって前記入力映像のピクセル値に対す
    る変換を行うことを特徴とする請求項2に記載のコント
    ラスト向上装置。
  4. 【請求項4】 前記マッピング部は次のような式によっ
    て複数の前記マッピング関数のうちから前記入力映像の
    ピクセル値に対する変換に使用される前記マッピング関
    数を選択することを特徴とする請求項3に記載のコント
    ラスト向上装置。 【数1】
  5. 【請求項5】 前記マッピング関数は次のような式で表
    現されることを特徴とする請求項1または2に記載のコ
    ントラスト向上装置。 【数2】 ここで、xは入力映像のピクセル値、yは出力映像のピ
    クセル値、σは入力映像の標準偏差、σは目標映像
    の標準偏差、Pは入力映像の平均、それからPは目
    標映像の平均である。
  6. 【請求項6】 前記第2演算部は次のような式によって
    前記目標映像の標準偏差を計算することを特徴とする請
    求項1または2に記載のコントラスト向上装置。 【数3】 ここで、σは前記入力映像の標準偏差、Pは前記入
    力映像の平均、mは所定の可変標準偏差、kは0と1と
    の間に存在し、前記入力映像の平均がガウス分布の平均
    である128に近づくほど0に収斂し、前記入力映像の
    平均が前記ガウス分布の平均である128から遠ざかる
    ほど1に収斂する媒介変数、それからg( )は前記k
    を決める関数である。
  7. 【請求項7】 入力映像の平均及び標準偏差を計算する
    第1演算段階と、 前記入力映像の平均及び標準偏差に基づき目標映像の平
    均及び標準偏差を計算する第2演算段階と、 前記入力映像の平均及び標準偏差と前記目標映像の平均
    及び標準偏差に基づきマッピング関数を生成するマッピ
    ング関数生成段階と、 生成された前記マッピング関数によって前記入力映像の
    ピクセル値を変換して出力映像のピクセル値を出力する
    マッピング段階と、を備えることを特徴とするコントラ
    スト向上方法。
  8. 【請求項8】 前記マッピング段階の前に、前記入力映
    像のピクセル値に対する上限値及び下限値を設定する段
    階をさらに含み、 前記マッピング段階は前記入力映像のピクセル値のうち
    の前記上限値及び前記下限値との間に存在する前記入力
    映像のピクセル値について前記マッピング関数による変
    換を行うことを特徴とする請求項7に記載のコントラス
    ト向上方法。
  9. 【請求項9】 前記マッピング段階は、前記入力映像の
    平均を基準に前記上限値及び前記下限値とのマッピング
    領域を分割して形成されたそれぞれの下位領域について
    複数の前記マッピング関数のうちから選択された前記マ
    ッピング関数によって前記入力映像のピクセル値に対す
    る変換を行うことを特徴とする請求項8に記載のコント
    ラスト向上方法。
  10. 【請求項10】 前記マッピング段階は次のような式に
    よって複数の前記マッピング関数のうちから前記入力映
    像のピクセル値に対する変換に使用される前記マッピン
    グ関数を選択することを特徴とする請求項9に記載のコ
    ントラスト向上方法。 【数4】
  11. 【請求項11】 前記マッピング関数は次のような式で
    表現されることを特徴とする請求項7または8に記載の
    コントラスト向上方法。 【数5】 ここで、xは入力映像のピクセル値、yは出力映像のピ
    クセル値、σaは入力映像の標準偏差、σは目標映像
    の標準偏差、Paは入力映像の平均、それからPは目
    標映像の平均である。
  12. 【請求項12】 前記第2演算段階は次の式によって前
    記目標映像の標準偏差を計算することを特徴とする請求
    項7または8に記載のコントラスト向上方法。 【数6】 ここで、σaは前記入力映像の標準偏差、Paは前記入力
    映像の平均、mは所定の可変標準偏差、kは0と1との
    間に存在し前記入力映像の平均がガウス分布の平均であ
    る128に近づくほど0に収斂し、前記入力映像の平均
    が前記ガウス分布の平均である128から遠ざかるほど
    1に収斂する媒介変数、それからg()は前記kを決め
    る関数である。
JP2003027655A 2002-02-06 2003-02-04 ヒストグラムマッチングを用いたコントラスト向上装置及び方法 Expired - Fee Related JP3824590B2 (ja)

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