JP5205909B2 - 粘膜適用液剤 - Google Patents

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JP5205909B2 JP2007267822A JP2007267822A JP5205909B2 JP 5205909 B2 JP5205909 B2 JP 5205909B2 JP 2007267822 A JP2007267822 A JP 2007267822A JP 2007267822 A JP2007267822 A JP 2007267822A JP 5205909 B2 JP5205909 B2 JP 5205909B2
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Description

本発明はフマル酸ケトチフェンを配合した粘膜適用液剤に関し、さらに詳しくはフマル酸ケトチフェン由来の経時的な着色を抑制もしくは軽減し、液剤の安定性が向上した新規な外用液剤に関する。
フマル酸ケトチフェンは化学伝達物質の遊離抑制作用と抗ヒスタミン作用を併せ持つ抗アレルギー薬の一つであり、アレルギー性鼻炎をはじめアレルギー性結膜炎、気管支喘息などの治療薬として広く用いられている。
一般的に点鼻剤、点眼剤などの薬剤は即効性があるため、対処療法的に用いられることが多い。しかし、その反面滞留性が劣るため十分な持続効果が得られていなかった。
従来、持続性の高い点鼻剤を提供するために、フマル酸ケトチフェンおよびカチオン応答型高分子を配合しpHが3〜6の点鼻組成物が開示されている(特許文献1参照)。
また、フマル酸ケトチフェンの刺激低減を目的としてポリエチレングリコールを含有する処方(特許文献2)も開示されている。
さらに、ケトチフェン配合剤の光安定性を改善するために、イプシロン-アミノカプロン酸、非イオン界面活性剤およびソルビン酸を配合する技術(特許文献3)、アミノ酸を配合する技術(特許文献4)などが開示されている。
特開平11−255654 特開2004−143162 特開2004−315365 特開2004−175771
本発明者らは、フマル酸ケトチフェンの優れた効果を持続的に有する外用液剤を提供するために、フマル酸ケトチフェンおよびカチオン応答型高分子を配合した弱酸性の液剤を調製した。しかし、得られた液剤は経時的に変色してしまい、医薬品として提供することが難しいことを見出した。
本発明は、フマル酸ケトチフェンとカチオン応答型高分子とを同時に配合することにより生じる経時的な着色を抑制もしくは軽減した外用液剤を提供することを課題とする。
本発明者らは前記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、フマル酸ケトチフェン及びカチオン応答型高分子を含有する水溶液に、ポリエチレングリコール並びに、α−シクロデキストリン及びβ−シクロデキストリンの少なくとも1種を酸性〜中性領域で配合することにより、経時的な微黄色または淡黄色への着色が抑制もしくは軽減できることを見出し本発明を完成した。
すなわち本発明は、
(1)フマル酸ケトチフェン、カチオン応答型高分子、ポリエチレングリコール、並びに、α−シクロデキストリン及びβ−シクロデキストリンから選ばれる少なくとも1種を配合し、pHが4.5〜7である粘膜適用液剤、
(2)カチオン応答型高分子がジェランガムおよびアルギン酸またはその塩から選ばれる少なくとも1種である(1)記載の粘膜適用液剤、
(3)カチオン応答型高分子の配合量が粘膜適用液剤全体の0.05w/v%〜1.2w/v%である(1)または(2)に記載の粘膜適用液剤、
(4)ポリエチレングリコールの配合量が粘膜適用液剤全体の0.1w/v%〜15w/v%である(1)〜(3)のいずれかに記載の粘膜適用液剤、
(5)α−シクロデキストリン及びβ−シクロデキストリンから選ばれる少なくとも1種の配合量が粘膜適用液剤全体の0.1w/v%〜10w/v%である(1)〜(4)のいずれかに記載の粘膜適用液剤、
(6)点鼻剤または点眼剤である(1)〜(5)のいずれかに記載の粘膜適用液剤、
である。
本発明のフマル酸ケトチフェン配合液剤の着色抑制効果は、ポリエチレングリコール、シクロデキストリン及びシクロデキストリン誘導体の少なくとも1種を同時に配合した場合に特異的に発現する効果であり、他の一般的な基剤成分などでは発現しないことである。
本発明によりフマル酸ケトチフェン配合液剤の経時的な変色が抑制もしくは軽減されることがわかった。
本発明で配合するフマル酸ケトチフェンは医薬品として配合される一般的な量を配合することができ、具体的には、粘膜適用液剤全体の0.01%〜0.1%である。
本発明において使用するポリエチレングリコール(以下、適宜PEGと表記する)は、エチレンオキシドと水との付加重合体である。重合度により液状から固体状のものまで存在し、医薬品等の基剤として汎用されている。本発明では、分子量が400から6000のPEGが好ましい。本発明で、PEGの好ましい配合量は、製剤全体の0.1〜15w/v%であり、さらに好ましくは0.15〜10w/v%である。なお、PEGは複数の重合度のものを組み合わせて使用することもできる。
また、本発明において使用するα−シクロデキストリン及びβ−シクロデキストリンの少なくとも1種(以下、適宜CDと表記する)は、デンプンにある種の酵素を作用させて得られる環状オリゴ糖であり、グルコースがα-1,4結合で環状に連なった化合物である。グルコースが6個環状に結合したものはα-CD、7個環状に結合したものはβ-CD、8個環状に結合したものはγ-CDと呼ばれており、医薬品等の基剤として汎用されている。本発明では、着色防止効果の点からα-CDまたはβ-CDを用いることができる。本発明で、CDの好ましい配合量は、粘膜適用液剤全体の0.1〜10w/v%であり、さらに好ましくは0.5〜5w/v%である。なお、CDは2種を組み合わせて使用することもできる。
本発明の液剤pHは、pH4.5〜7であり、好ましくは5〜6である。pHが4.5未満であるとPEG単独でも十分な着色抑制効果が得られ、pHが7を越えると着色防止効果の持続が不十分になるからである。
本発明でカチオン応答型高分子とは、粘膜上でカルシウムイオンやナトリウムイオンなどのカチオンに応答してゲル化する高分子であり、好ましいものとしてジェランガムおよびアルギン酸をあげることができる。ここで、アルギン酸は塩を用いることもでき、好ましいアルギン酸塩としてはアルギン酸ナトリウムをあげることができる。
本発明で用いるカチオン応答型高分子は、各成分とも一般的に医薬品に用いられるグレードのものを用いることができる。
本発明で用いるカチオン応答型高分子の好ましい配合量は粘膜適用液剤全体の0.05〜1.2w/v%であり、さらに好ましい範囲は0.1〜0.6w/v%である。なお、カチオン応答型高分子は2種以上を組み合わせて用いることもできる。
本発明の液剤は、ステロイド剤、殺菌剤、抗炎症剤、抗ヒスタミン剤、局所麻酔剤、血管収縮剤、抗アレルギー剤、ビタミン、アミノ酸、ピント調節剤、収斂剤、清涼化剤、増粘剤、安定化剤、防腐剤、等張化剤、溶解補助剤などの通常配合することができる他の有効成分、添加剤などを本発明の効果を損なわない範囲で配合することができる。
本発明の液剤は、中性付近で精製水にカチオン応答型高分子を溶解し、pHを酸性にした後フマル酸ケトチフェン、ポリエチレングリコール、シクロデキストリン及び必要があればその他の成分を溶解し、最終的にpHの調節をする製造方法が最も簡便であり好ましい。
本発明でpHの調節は一般的に点鼻剤又は点眼剤などに使用可能なpH調節剤を用いることができる。
本発明の液剤は一般的な液剤の剤型で用いることができるが、高い付着性などの効果の点から粘膜適用製剤として用いるのが好ましい。粘膜適用製剤としては点眼剤、点鼻剤、口腔用剤、咽頭用剤、痔疾用剤などがあるが、点眼剤または点鼻剤に用いると効果の点で好ましい。
以下、本発明を実施例および試験例によりさらに詳細に説明する。
フマル酸ケトチフェン 0.0756g
塩酸ナファゾリン 0.025g
ジェランガム 0.6g
ポリエチレングリコール400 2g
β-シクロデキストリン 0.2g
塩化ベンザルコニウム 0.01g
EDTA-2Na 0.05g
メチルパラベン 0.02g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
ポリソルベート80 0.15g
D-ソルビトール液 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、ジェランガムを90℃で加温溶解し、室温まで冷却した。次いでその他の成分を溶解し、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを5に調整し、精製水にて全量を100mLとした。なお、D-ソルビトール液は等張化剤として用い、等張付近になるように調整した。
フマル酸ケトチフェン 0.0756g
塩酸テトラヒドロゾリン 0.1g
アルギン酸ナトリウム 0.4g
ポリエチレングリコール400 2.5g
ポリエチレングリコール4000 1g
α-シクロデキストリン 0.1g
β-シクロデキストリン 0.1g
塩化ベンザルコニウム 0.01g
EDTA-2Na 0.05g
メチルパラベン 0.02g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
ポリソルベート80 0.15g
D-ソルビトール液 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、アルギン酸ナトリウムを溶解した。次いでその他の成分を溶解させた後、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを5.5に調整し、精製水にて全量を100mLとした。なお、D-ソルビトール液は等張化剤として用い、等張付近になるように調整した。
フマル酸ケトチフェン 0.069g
塩酸テトラヒドロゾリン 0.05g
ジェランガム 0.4g
ポリエチレングリコール4000 1g
ポリエチレングリコール6000 0.5g
β-シクロデキストリン 0.2g
塩化ベンザルコニウム 0.01g
EDTA-2Na 0.05g
メチルパラベン 0.02g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
水酸化ナトリウム 適量
ポリソルベート80 0.15g
グリセリン 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、ジェランガムを90℃で加温溶解し、室温まで冷却した。次いでその他の成分を溶解し、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを6に調整し、精製水にて全量を100mLとした。なお、グリセリンは等張化剤として用い、浸透圧で286mOsm付近になるように調整した。
フマル酸ケトチフェン 0.069g
アルギン酸ナトリウム 0.2g
ポリエチレングリコール400 1g
α-シクロデキストリン 2g
EDTA-2Na 0.05g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、アルギン酸ナトリウムを溶解した。次いでその他の成分を溶解させた後、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを5に調整し、精製水にて全量を100mLとした。
フマル酸ケトチフェン 0.0756g
塩酸テトラヒドロゾリン 0.1g
ジェランガム 0.2g
ポリエチレングリコール400 2g
ポリエチレングリコール4000 1g
α-シクロデキストリン 0.2g
塩化ベンザルコニウム 0.01g
EDTA-2Na 0.05g
メチルパラベン 0.02g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
ポリソルベート80 0.15g
D-ソルビトール液 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、ジェランガムを90℃で加温溶解し、室温まで冷却した。次いでその他の成分を溶解し、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを5に調整し、精製水にて全量を100mLとした。なお、D-ソルビトール液は等張化剤として用い、等張付近になるように調整した。
フマル酸ケトチフェン 0.0756g
塩酸ナファゾリン 0.025g
アルギン酸ナトリウム 0.1g
ポリエチレングリコール400 2.5g
α-シクロデキストリン 0.1g
β-シクロデキストリン 0.1g
塩化ベンザルコニウム 0.01g
EDTA-2Na 0.05g
メチルパラベン 0.02g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
ポリソルベート80 0.15g
D-ソルビトール液 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、アルギン酸ナトリウムを溶解した。次いでその他の成分を溶解させた後、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを6.5に調整し、精製水にて全量を100mLとした。なお、D-ソルビトール液は等張化剤として用い、等張付近になるように調整した。
フマル酸ケトチフェン 0.069g
塩酸テトラヒドロゾリン 0.05g
アルギン酸ナトリウム 0.2g
ポリエチレングリコール4000 1g
α-シクロデキストリン 0.2g
塩化ベンザルコニウム 0.01g
EDTA-2Na 0.05g
メチルパラベン 0.02g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
ポリソルベート80 0.15g
グリセリン 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、アルギン酸ナトリウムを溶解した。次いでその他の成分を溶解させた後、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを5.5に調整し、精製水にて全量を100mLとした。なお、グリセリンは等張化剤として用い、浸透圧で286mOsm付近になるように調整した。
フマル酸ケトチフェン 0.069g
塩酸ナファゾリン 0.003g
ジェランガム 0.2g
ポリエチレングリコール4000 1g
ポリエチレングリコール6000 0.5g
α-シクロデキストリン 0.2g
塩化ベンザルコニウム 0.01g
EDTA-2Na 0.05g
メチルパラベン 0.02g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
ポリソルベート80 0.15g
グリセリン 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、ジェランガムを90℃で加温溶解し、室温まで冷却した。次いでその他の成分を溶解し、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを5.5に調整し、精製水にて全量を100mLとした。なお、グリセリンは等張化剤として用い、浸透圧で286mOsm付近になるように調整した。
フマル酸ケトチフェン 0.069g
塩酸ナファゾリン 0.003g
アルギン酸ナトリウム 0.2g
ポリエチレングリコール4000 1g
ポリエチレングリコール6000 0.5g
β-シクロデキストリン 0.2g
塩化ベンザルコニウム 0.01g
EDTA-2Na 0.05g
メチルパラベン 0.02g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
水酸化ナトリウム 適量
ポリソルベート80 0.15g
グリセリン 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、アルギン酸ナトリウムを溶解した。次いでその他の成分を溶解させた後、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを6に調整し、精製水にて全量を100mLとした。なお、グリセリンは等張化剤として用い、浸透圧で286mOsm付近になるように調整した。
フマル酸ケトチフェン 0.0756g
塩酸テトラヒドロゾリン 0.05g
ジェランガム 0.2g
ポリエチレングリコール400 1g
ポリエチレングリコール4000 0.5g
α-シクロデキストリン 0.1g
β-シクロデキストリン 0.1g
塩化ベンザルコニウム 0.01g
EDTA-2Na 0.05g
メチルパラベン 0.02g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
ポリソルベート80 0.15g
グリセリン 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、ジェランガムを90℃で加温溶解し、室温まで冷却した。次いでその他の成分を溶解し、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを5に調整し、精製水にて全量を100mLとした。なお、グリセリンは等張化剤として用い、浸透圧で286mOsm付近になるように調整した。
フマル酸ケトチフェン 0.069g
アルギン酸ナトリウム 0.2g
ポリエチレングリコール400 1g
β-シクロデキストリン 1g
EDTA-2Na 0.05g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、アルギン酸ナトリウムを溶解した。次いでその他の成分を溶解させた後、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを5に調整し、精製水にて全量を100mLとした。
フマル酸ケトチフェン 0.069g
塩酸テトラヒドロゾリン 0.05g
ジェランガム 0.2g
ポリエチレングリコール4000 1g
β-シクロデキストリン 0.1g
塩化ベンザルコニウム 0.01g
EDTA-2Na 0.05g
メチルパラベン 0.02g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
ポリソルベート80 0.15g
グリセリン 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、ジェランガムを90℃で加温溶解し、室温まで冷却した。次いでその他の成分を溶解し、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを5.5に調整し、精製水にて全量を100mLとした。なお、グリセリンは等張化剤として用い、浸透圧で286mOsm付近になるように調整した。
フマル酸ケトチフェン 0.0756g
ジェランガム 0.2g
ポリエチレングリコール400 1g
β-シクロデキストリン 1g
EDTA-2Na 0.05g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、ジェランガムを90℃で加温溶解し、室温まで冷却した。次いでその他の成分を溶解し、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを5に調整し、精製水にて全量を100mLとした。
フマル酸ケトチフェン 0.0756g
塩酸ナファゾリン 0.05g
ジェランガム 0.3g
ポリエチレングリコール400 2.5g
β-シクロデキストリン 1g
EDTA-2Na 0.05g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、ジェランガムを90℃で加温溶解し、室温まで冷却した。次いでその他の成分を溶解し、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを5.5に調整し、精製水にて全量を100mLとした。
フマル酸ケトチフェン 0.0756g
ジェランガム 0.2g
ポリエチレングリコール4000 1g
β-シクロデキストリン 1g
EDTA-2Na 0.05g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、ジェランガムを90℃で加温溶解し、室温まで冷却した。次いでその他の成分を溶解し、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを5に調整し、精製水にて全量を100mLとした。
フマル酸ケトチフェン 0.069g
ジェランガム 0.1g
ポリエチレングリコール400 1g
β-シクロデキストリン 1g
EDTA-2Na 0.05g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、ジェランガムを90℃で加温溶解し、室温まで冷却した。次いでその他の成分を溶解し、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを5.5に調整し、精製水にて全量を100mLとした。
比較例1(PEG、CD未配合処方)
フマル酸ケトチフェン 0.069g
アルギン酸ナトリウム 0.2g
EDTA-2Na 0.05g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、アルギン酸ナトリウムを溶解した。次いでその他の成分を溶解させた後、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを5に調整し、精製水にて全量を100mLとした。
比較例2(PEG、CD未配合処方)
フマル酸ケトチフェン 0.0756g
ジェランガム 0.2g
EDTA-2Na 0.05g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、ジェランガムを90℃で加温溶解し、室温まで冷却した。次いでその他の成分を溶解し、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを5に調整し、精製水にて全量を100mLとした。
比較例3(PEG、CD未配合処方)
フマル酸ケトチフェン 0.069g
ジェランガム 0.1g
EDTA-2Na 0.05g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、ジェランガムを90℃で加温溶解し、室温まで冷却した。次いでその他の成分を溶解し、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを5.5に調整し、精製水にて全量を100mLとした。
比較例4(CD未配合処方)
フマル酸ケトチフェン 0.069g
アルギン酸ナトリウム 0.2g
ポリエチレングリコール400 1g
EDTA-2Na 0.05g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、アルギン酸ナトリウムを溶解した。次いでその他の成分を溶解させた後、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを5に調整し、精製水にて全量を100mLとした。
比較例5(CD未配合処方)
フマル酸ケトチフェン 0.0756g
ジェランガム 0.2g
ポリエチレングリコール400 1g
EDTA-2Na 0.05g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、ジェランガムを90℃で加温溶解し、室温まで冷却した。次いでその他の成分を溶解し、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを5に調整し、精製水にて全量を100mLとした。
比較例6(CD未配合処方)
フマル酸ケトチフェン 0.069g
ジェランガム 0.1g
ポリエチレングリコール400 1g
EDTA-2Na 0.05g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、ジェランガムを90℃で加温溶解し、室温まで冷却した。次いでその他の成分を溶解し、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを5.5に調整し、精製水にて全量を100mLとした。
比較例7(PEG未配合処方)
フマル酸ケトチフェン 0.069g
アルギン酸ナトリウム 0.2g
β-シクロデキストリン 1g
EDTA-2Na 0.05g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、アルギン酸ナトリウムを溶解した。次いでその他の成分を溶解させた後、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを5に調整し、精製水にて全量を100mLとした。
比較例8(PEG未配合処方)
フマル酸ケトチフェン 0.0756g
ジェランガム 0.2g
β-シクロデキストリン 1g
EDTA-2Na 0.05g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、ジェランガムを90℃で加温溶解し、室温まで冷却した。次いでその他の成分を溶解し、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを5に調整し、精製水にて全量を100mLとした。
比較例9(PEG未配合処方)
フマル酸ケトチフェン 0.069g
ジェランガム 0.1g
β-シクロデキストリン 1g
EDTA-2Na 0.05g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、ジェランガムを90℃で加温溶解し、室温まで冷却した。次いでその他の成分を溶解し、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを5.5に調整し、精製水にて全量を100mLとした。
比較例10(PEG未配合処方)
フマル酸ケトチフェン 0.069g
アルギン酸ナトリウム 0.2g
α-シクロデキストリン 2g
EDTA-2Na 0.05g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、アルギン酸ナトリウムを溶解した。次いでその他の成分を溶解させた後、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを5に調整し、精製水にて全量を100mLとした。
比較例11(CD種類変更処方)
フマル酸ケトチフェン 0.069g
アルギン酸ナトリウム 0.2g
HP-βシクロデキストリン 1g
ポリエチレングリコール400 1g
EDTA-2Na 0.05g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、アルギン酸ナトリウムを溶解した。次いでその他の成分を溶解させた後、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを5に調整し、精製水にて全量を100mLとした。なお、HP-βシクロデキストリンはヒドロキシプロピル-βシクロデキストリンを示す。
比較例12(PEG未配合処方)
フマル酸ケトチフェン 0.0756g
塩酸ナファゾリン 0.025g
アルギン酸ナトリウム 0.1g
α-シクロデキストリン 0.1g
β-シクロデキストリン 0.1g
塩化ベンザルコニウム 0.01g
EDTA-2Na 0.05g
メチルパラベン 0.02g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
ポリソルベート80 0.15g
D-ソルビトール液 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、アルギン酸ナトリウムを溶解した。次いでその他の成分を溶解させた後、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを6.5に調整し、精製水にて全量を100mLとした。なお、D-ソルビトール液は等張化剤として用い、等張付近になるように調整した。
比較例13(PEG、CD未配合処方)
フマル酸ケトチフェン 0.0756g
塩酸ナファゾリン 0.025g
ジェランガム 0.6g
塩化ベンザルコニウム 0.01g
EDTA-2Na 0.05g
メチルパラベン 0.02g
クエン酸 適量
クエン酸ナトリウム 適量
ポリソルベート80 0.15g
D-ソルビトール液 適量
pHが中性付近になるように、クエン酸ナトリウムを溶解後、ジェランガムを90℃で加温溶解し、室温まで冷却した。次いでその他の成分を溶解し、クエン酸-クエン酸ナトリウム緩衝液中でpHを5に調整し、精製水にて全量を100mLとした。なお、D-ソルビトール液は等張化剤として用い、等張付近になるように調整した。
試験例1
実施例4、11、13、16、比較例1〜11の外用液剤を調製し、これを透明ガラス管に充填してサンプルとした。このサンプルを65℃にて2週間静置後、外観の確認及び波長400nmにてその吸光度を測定した。結果を表1−1〜1−4に示した。なお、着色度合いは、強い方から淡黄色>微黄色>帯黄色で示した。
Figure 0005205909
Figure 0005205909
Figure 0005205909
Figure 0005205909
試験例2
実施例1、6、比較例12、13の外用液剤を透明ガラス管に充填してサンプルとした。このサンプルを65℃にて8時間又は3日間静置後、試験例1と同様にして外観の確認及び波長400nmにてその吸光度を測定した。結果を表2−1、2−2に示した。
Figure 0005205909
Figure 0005205909
表から明らかなように、本発明の処方は保存後も商品性に問題が無いことがわかった。一方、PEGまたはCDを単独で配合した処方及びPEGとHP-βCDを用いた処方では、着色を抑制することはできなかった。
本発明は、フマル酸ケトチフェンとカチオン応答型高分子を同時に配合することにより生じる経時的な着色を抑制もしくは軽減することができたので、点鼻剤、点眼剤をはじめとする液剤として医薬品などに使用可能である。

Claims (5)

  1. (a)フマル酸ケトチフェン、
    (b)ジェランガムおよびアルギン酸またはその塩から選ばれる少なくとも1種
    (c)ポリエチレングリコール、並びに、
    (d)α−シクロデキストリン及びβ−シクロデキストリンから選ばれる少なくとも1種を配合し、pHが4.5〜7である粘膜適用液剤。
  2. ジェランガムおよびアルギン酸またはその塩から選ばれる少なくとも1種の配合量が粘膜適用液剤全体の0.05w/v%〜1.2w/v%である請求項に記載の粘膜適用液剤。
  3. ポリエチレングリコールの配合量が粘膜適用液剤全体の0.1w/v%〜15w/v%である請求項1または2に記載の粘膜適用液剤。
  4. α−シクロデキストリン及びβ−シクロデキストリンから選ばれる少なくとも1種の配合量が粘膜適用液剤全体の0.1w/v%〜10w/v%である請求項1〜のいずれかに記載の粘膜適用液剤。
  5. 点鼻剤または点眼剤である請求項1〜のいずれかに記載の粘膜適用液剤。
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