JP5203555B2 - 電子体温計 - Google Patents

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Description

本発明は電子体温計に関し、より詳しくは、例えばブザー音などの報知機能を有する電子体温計に関するものである。
現在広く普及している電子体温計の多くは、体温予測機能を備えている。体温予測機能は、実測検温に比べて短時間、例えば1分30秒から2分程度で体温を予測し、利用者に予測体温を迅速に提供するものである。
この体温予測では、温度上昇率が所定値以下になった場合には温度が平衡状態にあると判断し、予測終了を利用者に知らせるためにブザーを鳴らすようにしている(特許文献1)。
特開平7−55583号公報
特許文献1に代表される電子体温計では、ブザー音として1種類の周波数からなる音しか用いられていない。つまり、電子体温計で多種類の報知方法採用していたとしても、それは1つの周波数音を大きくしたり小さくしたりするように、所定の変化を施して報知するようにしているだけである。そして、通常用いられる周波数は比較的高いもの、例えば4kHzとなっている。
確かに、一般的に、人は高い周波数の音の方が注意を喚起されやすいのであるが、加齢と共に高い周波数の音は聞きづらくなってくる。従って、従来の電子体温計のブザー音は、高齢利用者にとっては聞きづらく、極端な場合検温終了に気づかないこともありうるのである。一方、高齢でない利用者にとっては周波数を低くすると逆に注意喚起としては効果が薄いことになってしまう。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、高齢者にとっても高齢でない者にとっても聞きやすいブザー音を発することのでき、両者にとって使い勝手の良い電子体温計を提供するものである。
上記目的を達成するため、本発明による電子体温計は、被測定部位の温度を検出し、前記検出された温度の経時変化から温度上昇を検知して前記被測定部位の平衡温度を予測する検温手段と、2kHzのブザー音出力部と、4kHzのブザー音出力部とからなるブザー音報知手段と、前記平衡温度の予測が完了したことを報知するためのブザー音として、高齢者モードと非高齢者モードとを選択する選択手段と、を備え、前記検温手段により前記平衡温度の予測が完了した際に、前記選択手段によりいずれのモードが選択されているかを判定し、前記高齢者モードが選択されていると判定した場合には、所定時間、前記2kHzのブザー音出力部によりブザー音を出力させた後に該ブザー音の出力を停止させ、前記非高齢者モードが選択されていると判定した場合には、前記4kHzのブザー音出力部により、所定時間、ブザー音を出力させた後に該ブザー音の出力を停止させることを特徴とする。
その他の本発明の特徴は、以下の発明を実施するための最良の形態の記載及び添付図面により明らかになるものである。
本発明によれば、高齢者にとっても高齢でない者にとっても聞きやすいブザー音を発することのでき、両者にとって使い勝手の良い電子体温計を提供できる。
本発明は、ブザー音として複数の周波数の音を用いて利用者に報知する機能を有する電子体温計に関するものである。以下添付図面を参照して本発明に係る実施形態について、説明する。
<電子体温計外観について>
図1は、本実施形態の電子体温計100の外観を示す図で、図1(a)は、平面図、図1(b)は、側面図、図1(c)は、背面図である。2は、本体ケースで、後述する演算制御部20等の電子回路、ブザー31、電池(電源部)40等が収納されている。3は、ステンレス製の金属キャップで、体温測定に必要なサーミスタ13(図2参照)等を含む温度計測部を接着剤で固定して収納している。本体ケース2と金属キャップ3は接着剤を介して液密に固定されている。
本体ケース2は、リン酸ジルコニウム銀化合物をほぼ1〜2.5重量%含むスチレン系樹脂(ハイインパクトスチロール,ABS樹脂)、ポリオレフィン系樹脂(ポリプロピレン,ポリエチレン)等で形成されて、表示部30を覆う透明の窓部2dとは好ましくは二色成形で形成されている。窓部2dは、透明樹脂であるポリスチレン、ブタジエン・スチレン共重合体等のスチレン系樹脂;ポリ−2−メチルペンテン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂;ポリメチルメタクリレート等のアクリル系樹脂;セルロースアセテート等のセルロースエステル;ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル等から形成される。本体ケース2の金属キャップ3の反対側には電源ON/OFFスイッチ4が設けられている。
また、本体ケース2の背面には、凹部2aが設けられ、検温後の電子体温計を容易に把持し、取出しやすくしている。2b,2cは滑りどめ部で、検温時に電子体温計がずれないようになっている。30aは、予測モードを表示する予測モード表示部、30bは、ブザー音の発生を行なわない、いわゆる消音モードを表示する消音モード表示部である。
<電子体温計の回路構成について>
図2は、本実施形態の電子体温計100における体温測定を実行するための回路構成を示すブロック図である。
本電子体温計100は温度を計測し、それをデジタル値として出力する温度計測部10と、計測された温度から予測温度を演算すると共に本電子体温計を制御する演算制御部20と測定結果を表示するバックライト(LED30c)を備えた表示部30(図1のLCD1に対応する)とブザー31から構成される。
温度計測部(温度測定手段)10は、並列に接続された感温部に設置されたサーミスタ13及びコンデンサ14と、測温用のCR発振回路11で構成されり。そいて、温度計測部10は、サーミスタ13の温度に対応してカウンタ16のカウント量が変化することにより、温度をデジタル量として出力する。
演算制御部20は、体温測定に必要なパラメータを格納したEEPROM22a、計測温度を時系列で記憶するためのRAM23、予測式などのプログラムを格納したROM22、表示部30を制御するための表示制御部30d、測温用CR発振回路11の発振信号をカウントするカウンタ16、ROM22のプログラムに従いEEPROM22aに書かれた条件で演算を行なう演算処理部21、カウンタ16、演算処理部21、表示制御部30aを制御する制御回路50とからなる。
ブザー31は、例えば検温終了時に、検温終了を利用者に報知するために、ROM24に格納されている異なる周波数のブザー音情報及びブザー音用プログラムに従って所定の発声パターンでブザー音を出力する。
尚、本体温計の構成は一例であって、これに限る必要はない。本実施形態では特に予測式電子体温計のブロック構成を示しているが、予測演算の有無に限られず、本発明は適用可能であることに注意すべきである。
<ブザー音制御について>
続いて、検温終了時の報知手段としてブザー音を制御することを例に挙げて本実施形態の動作について説明する。
図3は、検温終了時のブザー音制御の動作を説明するためのフローチャートである。なお、ここでフローチャートの制御主体は、特に断らない限り演算処理部21である。
ステップS101において電子体温計1の電源がONになると、体温測定動作(ステップS102)が開始する。
ステップS102では、上述のように例えば予測方式による体温測定動作が実行される。つまり、初期温度の経時変化をモニタリングし、その変化の様子に従って温度上昇傾向を群分けする。この群分け以降の所定期間の経時変化をモニタリングし、その変化が大きい場合にはさらに一度決定した群分けを変更することもできる。そして、決定した群に対応する予測演算式により体温の予測値を決定する。なお、前述の通り、体温測定は予測方式に限らず実測方式等別の方式であってもよい。
ステップS103では、検温中の温度が平衡温度に到達したか否かを判定する。平衡温度に到達していなければ体温測定動作を続行する。平衡温度に達していれば、処理はステップS104に移行し、体温測定動作は終了する。
そして、ステップS105では、設定されているブザー音発声モードを確認する。つまり、ROM22に予め設定された、ブザー音の発声の様式を決めるブザー音発声モードが記憶されている。モードの種類としては、例えば、2kHzと4kHzのの2つの周波数の音をそれぞれ所定時間交互に鳴らして検温終了を報知するモード、これら2つの周波数の音を同時に鳴らして和音として報知するモード、等がある。また、予め設定しない場合として、図示しないブザー音発声モード選択スイッチを設け、高齢者モードと非高齢者モードを利用者をして選択できるようにしても良い。なお、ここでは周波数の組み合わせとして2つの周波数を例として挙げたが、それに限らずに1kHzから8kHzの間から複数の周波数の音を組み合わせてよい。ただし、4つの周波数以上であるといわゆるメロディICを用いるのが適当であり、この場合はコストアップにつながってしまうので、選択すべき周波数の数は3までが適当である。そして、選択される音の周波数の範囲としては、1〜3.0kHzの範囲の音に関しては加齢の影響を受けにくいので高齢者用に、3〜8kHzの範囲の音は非高齢者であれば最も感度が良いので非高齢者用に用いるとよい。さらに、1kHz以下、或いは8kHz以上の音に関しては、一般的に人にとって聞きにくく、聞こえるようにするための音量を出すには相当程度の電力を要すため、ボタン電池で動作する電子体体温計では実用的ではない。
ステップS106では、ステップS105で確認されたブザー音発声モードに従って、ブザー音をブザー31から出力して、利用者に検温終了を報知する。
そして、ステップS107では、ブザー音を発してから所定の設定時間が経過したかを判定し、経過していなければブザー音発声を続行し、経過していれば処理を終了する。
以上のように、本実施形態では、検温終了時に複数種類の周波数の音を所定のバリエーションパターンでブザー音を発することによって、高齢者及び非高齢者の両者にとってブザー音が聞きやすく、使い勝手の良い電子体温計を提供することができるようになる。
本実施形態が適用可能な電子体温計の外観を示す図である。 本実施形態の電子体温計の構成を示すブロック図である。 本実施形態のブザー音発声制御の動作を説明するためのフローチャートである。

Claims (1)

  1. 電子体温計であって、
    被測定部位の温度を検出し、前記検出された温度の経時変化から温度上昇を検知して前記被測定部位の平衡温度を予測する検温手段と、
    2kHzのブザー音出力部と、4kHzのブザー音出力部とからなるブザー音報知手段と
    前記平衡温度の予測が完了したことを報知するためのブザー音として、高齢者モードと非高齢者モードとを選択する選択手段と、を備え、
    前記検温手段により前記平衡温度の予測が完了した際に、前記選択手段によりいずれのモードが選択されているかを判定し、
    前記高齢者モードが選択されていると判定した場合には、所定時間、前記2kHzのブザー音出力部によりブザー音を出力させた後に該ブザー音の出力を停止させ、
    前記非高齢者モードが選択されていると判定した場合には、前記4kHzのブザー音出力部により、所定時間、ブザー音を出力させた後に該ブザー音の出力を停止させることを特徴とする電子体温計。
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