JP5202999B2 - 合成樹脂製袋体 - Google Patents
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(a)ティアガイド帯5aの溶融によりノッチ4が形成されている引き裂き開封開始位置のサイドシール2の厚味が増大し、カット開始時の引き裂き応力が高くなってしまう。
(b)ティアガイド帯5aが溶融圧縮されフラットな状態になることにより、ノッチ4の先端からサイドシール2の幅の間でティアガイド帯5aの機能が低下しカット方向のズレを生じることがある。
(c)ティアガイド帯5aの接着6により、図9で示すように、サイドシール2の内側のエッジ部位に樹脂塊6aはみ出し易く、ティアガイド帯5aの接着6の樹脂と相俟って引き裂きづらい状態となる。
上記カットテープ5b付きタイプの場合は下記の問題点を有している。
(d)図10で示すように、サイドシール2のシールにより引き裂き開封開始位置の溶融樹脂が表裏の胴部フィルム内に食い込み、サイドシール2の内側のエッジ部位に樹脂塊6aが発生し引き裂きづらい状態となる。
袋体の上部側に開口部があること、および、
袋体に施されたサイドシールには、開口部と対応してノッチが形成されていること、および、
開口部側における表裏両胴部フィルムの内面には、袋幅方向にわたるものであってノッチ箇所から袋幅方向にわたって当該両胴部フィルムを引き裂き誘導するためのティアガイド帯が設けられていること、および、
サイドシールとティアガイド帯とが交差した交差部位があること
を前提とする合成樹脂製袋体において、
サイドシールとティアガイド帯とが交差した厚肉の交差部位が押圧延されて当該交差部位が薄肉化されていること、および、
サイドシールとティアガイド帯との交差部位であって、その交差部位における引き裂き開封開始位置のティアガイド帯の上下には、押圧延で余剰となった樹脂とそこに重なっているサイドシールの一部とがサイドシール外面方向へ隆起しており、その隆起によって厚肉のガイドが形成されていること
を特徴とする。
袋体の上部側に開口部があること、および、
袋体に施されたサイドシールには、開口部と対応してノッチが形成されていること、および、
開口部であってその開口部引き裂き用の引き裂き予定線上における袋外側と袋内側とのうちのいずれか一方には、直線一軸延伸フィルムと二軸延伸フィルムとうちのいずれかからなるカットテープが袋体両側部の両サイドシールを繋ぐように配置されていること
を前提とする合成樹脂製袋体において、
サイドシールとカットテープとが交差した厚肉の交差部位が押圧延されて当該交差部位が薄肉化されていること、および、
サイドシールとカットテープとの交差部位であって、その交差部位における引き裂き開封開始位置のカットテープの上下には、押圧延で余剰となった樹脂とそこに重なっているサイドシールの一部とがサイドシール外面方向へ隆起しており、その隆起によって厚肉のガイドが形成されていること
を特徴とする。
袋体の上部側に開口部があること、および、
袋体に施されたサイドシールには、袋体の開口部と対応してノッチが形成されていること、および、
開口部における表裏両胴部フィルムのうちのいずれか一方にはティアガイド帯が袋幅方向にわたって設けられているとともに、その他方の胴部フィルムには、直線一軸延伸フィルムと二軸延伸フィルムとのうちのいずれかからなるカットテープが袋体両側部の両サイドシールを繋ぐように配置されていること、および、
サイドシールとティアガイド帯やサイドシールとカットテープとが交差した厚肉の交差部位が押圧延されて当該交差部位が薄肉化されていること、および、
サイドシールとカットテープとの交差部位やサイドシールとカットテープとの交差部位であって、その交差部位における引き裂き開封開始位置のティアガイド帯やカットテープの上下には、押圧延で余剰となった樹脂とそこに重なっているサイドシールの一部とがサイドシール外面方向へ隆起しており、その隆起によって厚肉のガイドが形成されていること
を特徴とする。
袋体が表裏両胴部フィルムからなる合成樹脂製かつ包装用のものであること、および、 袋体の上部側に開口部があること、および、
袋体に施されたサイドシールには、袋体の開口部と対応してノッチが形成されていること、および、
袋体の開口部側における表裏両胴部フィルムの内側面には、その袋体の開口端縁を段違い状に引き裂くためのものとして合成樹脂を基材とする開封用テープが取り付けられていること
を前提とする合成樹脂製袋体において、
開封用テープには、テープ長手方向に沿うものであってテープ上下両側縁に存在する切り裂きガイド条、また、テープ長手方向に沿うものであって上下両切り裂きガイド条間に存在する段違い幅設定用の厚肉帯部、さらに、テープ長手方向に沿うものであって厚肉帯部の上下両側縁と上下両切り裂きガイド条との間に薄肉の切り裂き部として存在する凹溝が、それぞれ形成されていること、および、
開封用テープの厚肉帯部がサイドシールに形成されたノッチと対応して表裏両胴部フィルムの内側面に取り付けられていること、および、
サイドシールと開封用テープとが交差した厚肉の交差部位が押圧延されて当該交差部位が薄肉化されていること、および、
サイドシールと開封用テープとが交差した交差部位であって、その交差部位における引き裂き開封開始位置の開封用テープの上下には、押圧延で余剰となった樹脂とそこに重なっているサイドシールの一部とがサイドシール外面方向へ隆起しており、その隆起によって厚肉のガイドが形成されていること
を特徴とする。
サイドシール外縁からサイドシール内縁に向けて厚みが漸次薄くなる楔形押印により厚肉の交差部位が押圧延されて当該交差部位が薄肉化されていること
を特徴とする。
2 サイドシール
3 開口部
4 ノッチ
5a ティアガイド帯
5b カットテープ
6 接着
7 押圧延
8 シーラント
9 厚肉
10a ガイド
10b ガイド
11a 熱シールバー
11b 熱シールバー
12 シールバー受け
50 袋開封用テープ
60a 厚肉帯部
60b 厚肉帯部
70a 切り裂きガイド条
70b 切り裂きガイド条
80a 切り裂きガイド条
80b 切り裂きガイド条
90a 凹溝
90b 凹溝
100a 凹溝
100b 凹溝
Claims (5)
- 袋体の上部側に開口部があること、および、
袋体に施されたサイドシールには、開口部と対応してノッチが形成されていること、および、
開口部側における表裏両胴部フィルムの内面には、袋幅方向にわたるものであってノッチ箇所から袋幅方向にわたって当該両胴部フィルムを引き裂き誘導するためのティアガイド帯が設けられていること、および、
サイドシールとティアガイド帯とが交差した交差部位があること
を前提とする合成樹脂製袋体において、
サイドシールとティアガイド帯とが交差した厚肉の交差部位が押圧延されて当該交差部位が薄肉化されていること、および、
サイドシールとティアガイド帯との交差部位であって、その交差部位における引き裂き開封開始位置のティアガイド帯の上下には、押圧延で余剰となった樹脂とそこに重なっているサイドシールの一部とがサイドシール外面方向へ隆起しており、その隆起によって厚肉のガイドが形成されていること
を特徴とする合成樹脂製袋体。 - 袋体の上部側に開口部があること、および、
袋体に施されたサイドシールには、開口部と対応してノッチが形成されていること、および、
開口部であってその開口部引き裂き用の引き裂き予定線上における袋外側と袋内側とのうちのいずれか一方には、直線一軸延伸フィルムと二軸延伸フィルムとうちのいずれかからなるカットテープが袋体両側部の両サイドシールを繋ぐように配置されていること
を前提とする合成樹脂製袋体において、
サイドシールとカットテープとが交差した厚肉の交差部位が押圧延されて当該交差部位が薄肉化されていること、および、
サイドシールとカットテープとの交差部位であって、その交差部位における引き裂き開封開始位置のカットテープの上下には、押圧延で余剰となった樹脂とそこに重なっているサイドシールの一部とがサイドシール外面方向へ隆起しており、その隆起によって厚肉のガイドが形成されていること
を特徴とする合成樹脂製袋体。 - 袋体の上部側に開口部があること、および、
袋体に施されたサイドシールには、袋体の開口部と対応してノッチが形成されていること、および、
開口部における表裏両胴部フィルムのうちのいずれか一方にはティアガイド帯が袋幅方向にわたって設けられているとともに、その他方の胴部フィルムには、直線一軸延伸フィルムと二軸延伸フィルムとのうちのいずれかからなるカットテープが袋体両側部の両サイドシールを繋ぐように配置されていること、および、
サイドシールとティアガイド帯やサイドシールとカットテープとが交差した厚肉の交差部位が押圧延されて当該交差部位が薄肉化されていること、および、
サイドシールとカットテープとの交差部位やサイドシールとカットテープとの交差部位であって、その交差部位における引き裂き開封開始位置のティアガイド帯やカットテープの上下には、押圧延で余剰となった樹脂とそこに重なっているサイドシールの一部とがサイドシール外面方向へ隆起しており、その隆起によって厚肉のガイドが形成されていること
を特徴とする合成樹脂製袋体。 - 袋体が表裏両胴部フィルムからなる合成樹脂製かつ包装用のものであること、および、 袋体の上部側に開口部があること、および、
袋体に施されたサイドシールには、袋体の開口部と対応してノッチが形成されていること、および、
袋体の開口部側における表裏両胴部フィルムの内側面には、その袋体の開口端縁を段違い状に引き裂くためのものとして合成樹脂を基材とする開封用テープが取り付けられていること
を前提とする合成樹脂製袋体において、
開封用テープには、テープ長手方向に沿うものであってテープ上下両側縁に存在する切り裂きガイド条、また、テープ長手方向に沿うものであって上下両切り裂きガイド条間に存在する段違い幅設定用の厚肉帯部、さらに、テープ長手方向に沿うものであって厚肉帯部の上下両側縁と上下両切り裂きガイド条との間に薄肉の切り裂き部として存在する凹溝が、それぞれ形成されていること、および、
開封用テープの厚肉帯部がサイドシールに形成されたノッチと対応して表裏両胴部フィルムの内側面に取り付けられていること、および、
サイドシールと開封用テープとが交差した厚肉の交差部位が押圧延されて当該交差部位が薄肉化されていること、および、
サイドシールと開封用テープとが交差した交差部位であって、その交差部位における引き裂き開封開始位置の開封用テープの上下には、押圧延で余剰となった樹脂とそこに重なっているサイドシールの一部とがサイドシール外面方向へ隆起しており、その隆起によって厚肉のガイドが形成されていること
を特徴とする合成樹脂製袋体。 - サイドシール外縁からサイドシール内縁に向けて厚みが漸次薄くなる楔形押印により厚肉の交差部位が押圧延されて当該交差部位が薄肉化されている請求項1〜4のいずれかに記載された合成樹脂製袋体。
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JP2008062023A JP5202999B2 (ja) | 2008-03-12 | 2008-03-12 | 合成樹脂製袋体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Family
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008062023A Active JP5202999B2 (ja) | 2008-03-12 | 2008-03-12 | 合成樹脂製袋体 |
Country Status (1)
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