JPH07121747B2 - プラスチツク袋 - Google Patents

プラスチツク袋

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JPH07121747B2
JPH07121747B2 JP23687586A JP23687586A JPH07121747B2 JP H07121747 B2 JPH07121747 B2 JP H07121747B2 JP 23687586 A JP23687586 A JP 23687586A JP 23687586 A JP23687586 A JP 23687586A JP H07121747 B2 JPH07121747 B2 JP H07121747B2
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JP
Japan
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tape
base film
plastic bag
edge
heat
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JP23687586A
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幹夫 戸谷
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Totani Corp
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Totani Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、食料品などの物品を収容するためのプラス
チック袋に関するものである。
従来技術の構成とその問題点 食料品などの物品を収容するとき、プラスチック材料か
らなるプラスチック袋が広く使用されている。第9図は
従来のプラスチック袋を示す。このプラスチック袋は重
ね合わされた一対のベースフイルム(B)からなり、ベ
ースフイルム(B)は矩形状のもので、両端縁(B1),
(B2)および両側縁(B3)を有する。そして、各ベース
フイルム(B)が各端縁(B1)、(B2)および各側縁
(B3)に沿ってヒートシールされ、これによって一定幅
のシール領域(S)が形成されている。
ところで、この種のプラスチック袋において、問題であ
るのは、その開封操作である。第9図のプラスチック袋
の場合、ベースフイルム(B)の端縁(B1)のシール領
域(S)付近において、側縁(B3)のシール領域(S)
に切断ノッチ(N)が設けられている。したがって、ベ
ースフイルム(B)をノッチ(N)から引き裂くことが
できる。そして、ベースフイルム(B)を端縁(B1)の
シール領域(S)に沿って引き裂くと、これを完全に開
封することができる。しかしながら、ベースフイルム
(B)をノッチ(N)から引き裂いても、ベースフイル
ム(B)は端縁(B1)のシール領域(S)に沿って引き
裂かれるとは限らない。むしろ、ベースフイルム(B)
が斜めに引き裂かれ、的確に開封されないことが多いの
は日常経験するところである。
発明の目的 したがって、この発明は、プラスチック袋のベースフイ
ルムがその開封縁に沿って引き裂かれ、確実に、かつ完
全に開封されるようにすることを目的としてなされたも
のである。
発明の構成 この発明によれば、封閉端縁(B1)または折り曲げ端縁
(B1′)からなる開封縁を有する2層のベースフィルム
(B),(B′)と、 前記開封縁に沿ってのび、前記2層のベースフィルム
(B),(B′)のうちの一方のベースフィルムの片面
にヒートシールまたは超音波シールされており、そのシ
ール圧およびシール熱で薄層化された長さ方向中心部分
(T1),(T1′)を有する細長いテープ(T),
(T′)とからなるプラスチック袋が提供される。
実施例の説明 以下、この発明の実施例を説明する。第1図はこの発明
のプラスチック袋を示す。このプラスチック袋は一対の
ベースフイルム(B)を重ね合わせたもので、ベースフ
イルム(B)はポリエチレンなどのプラスチック材料か
らなる。そして、各ベースフイルム(B)が各端縁(B
1)、(B2)および各側縁(B3)に沿ってヒートシール
され、これによって一定幅のヒートシール領域(S)が
形成されているのは第9図のプラスチック袋と同様であ
る。
第2図および第3図に示すように、このプラスチック袋
は一定幅のテープ(T)を有する。テープ(T)はポリ
エチレンなどのプラスチック材料からなり、各ベースフ
イルム(B)間に配置され、端縁(B1)のシール領域
(S)に沿って配置され、ベースフイルム(B)の片面
にヒートシールされている。テープ(T)はベースフイ
ルム(B)を開封するためのもので、ベースフイルム
(B)は端縁(B1)のシール領域(S)に沿って開封さ
れる。したがって、このプラスチック袋の場合、端縁
(B1)がベースフイルム(B)の開封縁であり、テープ
(T)がその開封縁に沿って配置され、ベースフイルム
(B)の片面にヒートシールされているものである。
このプラスチック袋のテープ(T)については、テープ
(T)とベースフイルム(B)をヒートシールすると
き、そのシール圧およびシール熱によってテープ(T)
の長さ方向中心部分(T1)が薄層化されており、長さ方
向中心部分(T1)はその両側の部分(T2)よりも相当薄
い。したがって、長さ方向中心部分(T1)はその両側の
部分(T2)よりも強度が小さく、破れやすい。さらに、
この実施例では、テープ(T)の一端位置またはその両
端位置において、テープ(T)の長さ方向中心部分
(T)に切断ノッチ(N)が設けられている。
したがって、このプラスチック袋において、ベースフィ
ルム(B)およびテープ(T)をノッチ(N)から引き
裂くと、テープ(T)の長さ方向中心部分(T1)および
その両側の部分(T2)がそれに関係する。テープ(T)
の長さ方向中心部分(T1)はその両側の部分(T2)より
も強度が小さく、ベースフィルム(B)およびテープ
(T)はテープ(T)の長さ方向中心部分(T1)に沿っ
て引き裂かれる。したがって、ベースフィルム(B)を
一方の端縁(B1)に沿って引き裂き、これを確実に、か
つ完全に開封ことができる。第9図のプラスチック袋と
異なり、ベースフィルム(B)が斜めに引き裂かれるお
それはない。
第4図に示すように、このプラスチック袋のテープ
(T)とベースフィルム(B)をヒートシールするに
は、テープ(T)とベースフィルム(B)を互いに重ね
合わせ、これを長さ方向に送り、ヒートシール装置のシ
ールバー(1)と受部材(2)間に送ればよい。そし
て、シールバー(1)をベースフィルム(B)およびテ
ープ(T)に押し付け、これを受部材(2)に押し付け
ると、シールバー(1)によってテープ(T)とベース
フィルム(B)をヒートシールすることができる。さら
に、シールバー(1)の端面を傾斜させ、その長さ方向
中心部分(3)を突出させる。そして、テープ(T)と
ベースフィルム(B)をヒートシールするとき、シール
バー(1)の長さ方向中心部分(3)をテープ(T)の
長さ方向中心部分(T1)に押し付けると、長さ方向中心
部分(T1)はその両側の部分(T2)よりも大きいシール
圧およびシール熱を受ける。したがって、テープ(T)
の長さ方向中心部分(T1)を薄層化することができる。
第5図に示すように、シールバー(1)の端面を湾曲さ
せ、その長さ方向中心部分を突出させてもよい。また、
テープ(T)のプラスチック材料としてベースフイルム
(B)よりも硬度の低いプラスチック材料を使用する
と、シール圧およびシール熱によってテープ(T)の長
さ方向中心部分(T1)を薄層化しても、ベースフィルム
(B)は薄層化されず、その厚さは一定に保たれる。し
たがって、プラスチック袋自体の強度が損なわれず、好
ましい。
第6図はこの発明の他の実施例を示す。このプラスチッ
ク袋は矩形状のベースフイルム(B′)を2つ折りした
もので、ベースフイルム(B′)はポリプロピレンなど
のプラスチック材料からなり、一方の端縁(B1′)に沿
って折り曲げられ、2つ折りされ、他方の端縁(B2′)
および両側縁(B3′)に沿って溶断シールされている。
そして、第7図および第8図に示すように、ポリプロピ
レンなどのプラスチック材料からなるテープ(T′)が
2つ折りされたベースフイルム(B′)間に配置され、
その端縁(B1′)に沿って配置され、ベースフイルム
(B′)の片面に超音波シールされている。
また、このプラスチック袋のテープ(T′)について
は、テープ(T′)とベースフイルム(B′)を超音波
シールするとき、そのシール圧およびシール熱によって
テープ(T′)の長さ方向中心部分(T1′)が薄層化さ
れており、長さ方向中心部分(T1′)はその両側の部分
(T2′)よりも相当薄い。したがって、長さ方向中心部
分(T1′)はその両側の部分(T2′)よりも強度が小さ
く、破れやすい。さらに、この実施例では、テープ
(T′)の一端位置またはその両端位置において、テー
プ(T′)の長さ方向中心部分(T1′)に溶断ノッチ
(N′)が設けられている。
したがって、このプラスチック袋のベースフイルム
(B′)およびテープ(T′)をノッチ(N′)から引
き裂くと、ベースフイルム(B′)およびテープ
(T′)はテープ(T′)の長さ方向中心部分(T1′)
に沿って引き裂かれる。したがって、ベースフイルム
(B′)を一方の端縁(B1′)に沿って引き裂き、これ
を確実に、かつ完全に開封することができ、同様の作用
効果を得ることができる。
なお、このプラスチック袋のテープ(T′)の長さ方向
中心部分(T′)を薄層化するには、第4図または第5
図のシールバー(1)と同様、超音波シール装置の工具
ホーンの端面を傾斜または湾曲させ、その長さ方向中心
部分を突出させる。そして、テープ(T′)とベースフ
イルム(B′)を超音波シールするとき、工具ホーンの
長さ方向中心部分をテープ(T′)の長さ方向中心部分
(T1′)に押し付ければよい。これによってテープ
(T′)の長さ方向中心部分(T1′)を薄層化すること
ができる。
発明の効果 以上説明したように、この発明によれば、2層のベース
フィルム(B),(B′)によってプラスチック袋が形
成され、細長いテープ(T),(T′)がベースフィル
ム(B),(B′)の開封縁に沿ってのび、2層のベー
スフィルム(B),(B′)のうちの一方のベースフィ
ルムの片面にヒートシールまたは超音波シールされる。
開封縁は2層のベースフィルム(B),(B′)の封閉
端縁(B1)または折り曲げ端縁(B1′)からなる。さら
に、ヒートシールまたは超音波シールされるとき、テー
プ(T),(T′)の長さ方向中心部分(T1),(T
1′)がそのシール圧およびシール熱で薄層化される。
したがって、ベースフィルム(B),(B′)をその開
封縁に沿って引き裂き、開封するとき、ベースフィルム
(B),(B′)およびテープ(T),(T′)がテー
プ(T),(T′)の長さ方向中心部分(T1),(T
1′)に沿って引き裂かれ、これを確実に、かつ完全に
開封することができ、所期の目的を達成することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示す平面図、第2図は第1
図のプラスチック袋のベースフィルムおよびテープの拡
大図、第3図は第2図のIII-III線断面図、第4図およ
び第5図は第1図のテープとベースフイルムをヒートシ
ールするシールバーを示す説明図、第6図は他の実施例
を示す平面図、第7図は第6図のプラスチック袋のベー
スフイルムおよびテープの拡大図、第8図は第7図のVI
II-VIII線断面図、第9図は従来のプラスチック袋を示
す平面図である。 (B)、(B′)……ベースフイルム (T)、(T′)……テープ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】封閉端縁(B1)または折り曲げ端縁(B
    1′)からなる開封縁を有する2層のベースフィルム
    (B),(B′)と、 前記開封縁に沿ってのび、前記2層のベースフィルム
    (B),(B′)のうちの一方のベースフィルムの片面
    にヒートシールまたは超音波シールされており、そのシ
    ール圧およびシール熱で薄層化された長さ方向中心部分
    (T1),(T1′)を有する細長いテープ(T),
    (T′)とからなるプラスチック袋。
JP23687586A 1986-10-03 1986-10-03 プラスチツク袋 Expired - Lifetime JPH07121747B2 (ja)

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JPS6396064A JPS6396064A (ja) 1988-04-26
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JP5202999B2 (ja) * 2008-03-12 2013-06-05 株式会社生産日本社 合成樹脂製袋体
JP5638278B2 (ja) * 2009-10-19 2014-12-10 出光ユニテック株式会社 易裂き性ジッパーテープ、及び、易裂き性ジッパーテープ付き包装袋
KR20220069951A (ko) * 2019-09-27 2022-05-27 이데미쓰 유니테크 가부시키가이샤 테이프, 지퍼 테이프, 테이프가 부착된 용기 및 그 제조 방법

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