JP5202111B2 - 操作装置 - Google Patents
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Description
また、第2の回動操作体に同軸に連設された軸体に、軸体の回動方向に並べて設けられた複数の凹部又は凸部を有する係合部を形成しておき、この係合部に対して出没可能に設けられた被係合部を第1の回動操作体の回動位置に応じて出没させる構成とする。よって、第1の回動操作体に対する回動操作により被係合部は突出した状態で、第2の回動操作体が回動操作されて軸体が回動した場合には、回動方向に並べて設けられた係合部の凹部又は凸部に被係合部が順に係合され、クリック感を生じさせることができる。即ち、第1の回動操作体の回動位置によりクリック感の発生の可否を変更することができる。
なお、クリック感とは、係合部の凹部又は凸部と被係合部との係合によって生じる「カチ、カチ」という音、及びこのときに生じる振動等を含むものである。
また例えば、第2の回動操作体の回動を検知するために、軸体を回動可能に保持する基板などに発光部及び受光部をそれぞれ有する複数の遮光検知手段を回動方向に所定の間隔を隔てて設け、軸体には回動に伴って発光部が発する光を順に遮光する複数の遮光部を、複数の遮光検知手段の間隔とは異なる所定の間隔で設ける構成とすることができる。これにより、軸体の複数の遮光部によって、複数の遮光検知手段がタイミングをずらして遮光されるため、遮光を検知する順により軸体の回動方向が時計回り又は反時計回りのいずれであるかを判断できる。また、遮光検知手段が遮光を検知するタイミングから、遮光が行われた数又は時間等を調べることができ、これにより回動量又は回動速度等を判断できる。遮光検知手段は例えばフォトインタラプタなどで実現できるが、これらの素子はロータリエンコーダなどの回動を検知する素子より安価且つ小型であるため、操作装置の小型化及びコスト低減等を容易に実現することができる。また、光学的に無接点で検知を行うことができるため、接点の摩耗などが生じることがなく、検知のための機構の信頼性を高めることができる。
また例えば、発光部及び受光部をそれぞれ有する複数の遮光検知手段を回動方向に所定の間隔を隔てて設けると共に、筒体には複数の遮光部を所定の間隔で設け、筒体の回動位置に応じていくつかの遮光部がいくつかの遮光検知手段を遮光する構成とすることができる。複数の遮光検知手段の間隔と複数の遮光部の間隔とは、同じ間隔であってもよく、異なる間隔であってもよい。これにより、複数の遮光検知手段のいずれにて遮光が検知されたかの組み合わせにより、筒体の回動位置を判断することができる。この構成の場合、遮光検知手段の数を増すことで検知できる回動位置の数を容易に増すことができる。よって、第1の回動操作体の回動位置が多い場合であっても、操作装置を大型化することなく回動位置の検知を行うことができ、操作装置の更なる多機能化を容易に実現することができる。また、光学的に無接点で回動位置を検知できるため、検知のための機構の信頼性を高めることができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る操作装置の構成を示す模式的平面図である。本実施の形態に係る操作装置は、例えば車輌に搭載されたエアコンの操作を行うためのものであり、車内の運転席周辺のインストルメントパネルなどに配設される。
図10は、本発明の実施の形態1の変形例1に係る操作装置の構成を示す模式的平面図である。上述の実施の形態1においては操作装置のモード切替スイッチ10の形状を略卵形(図1参照)としたが、これに限るものではない。例えば、変形例1に係る操作装置のモード切替スイッチ110は、ダイヤルスイッチ20より大きい略円形をなしている。またモード切替スイッチ110には、上面の周縁部分に回動位置を示すためのマーク110aが設けてあり、ユーザはマーク110aが”MODE”、”TEMP”、”BLOWER”及び”P−TEMP”の文字列の位置となるようにモード切替スイッチ110を回動操作すればよい。このように、モード切替スイッチの形状は種々の形状とすることができるが、ユーザが回動位置を認識することができる形状とするか、マーク110aなどを設けることが望ましい。
図11は、本発明の実施の形態1の変形例2に係る操作装置の構成を示す模式的側断面図である。上述の実施の形態1においては、ダイヤルスイッチ20の回動検知及びモード切替スイッチ10の回動位置の検知を、遮光部23、12及びフォトインタラプタ51、52を用いて行う構成(図7〜図9参照)としたが、これに限るものではない。例えば、変形例2に係る操作装置は、ダイヤルスイッチ20の回動を検知するロータリエンコーダ151を備えている。ロータリエンコーダ151は、円柱状又は円筒状をなし、ダイヤルスイッチ20及び回動軸121と同軸に基板50に配されている。ロータリエンコーダ151は、回動軸121に固定された回転子と、基板50に固定されて回転子を回動可能に支持する支持部とを有しており、回転子の回転に応じた電気信号を出力する素子である。これにより、ユーザがダイヤルスイッチ20を回動操作した場合、回動軸121と共にロータリエンコーダ151の回転子が回転して電気信号が出力されるため、操作装置はダイヤルスイッチ20の回動を検知することができる。
図12は、本発明の実施の形態2に係る操作装置の構成を示す模式的側断面図である。実施の形態1に係る操作装置は第1クリック面25及び第2クリック面26の2つのクリック面を有する構成であるが、実施の形態2に係る操作装置は1つのクリック面225を有するのみの構成である。実施の形態2に係る操作装置が有するクリック面225は、ダイヤルスイッチ20に連設される回動軸221の一周に亘って12個の凹部又は凸部が形成されている。また、ベース筒40の第1保持部141及び第2保持部142は軸方向に関して異なる位置に、即ち軸方向にずらして設けられており、クリック面225は第1保持部141及び第2保持部142に保持された被係合部材160の被係合棒62に係合可能なように、回動軸221の軸方向に十分な長さで形成してある。
10 モード切替スイッチ(第1の回動操作体)
11 回動筒(筒体)
12、12a、12b、12c 遮光部(回動位置検知手段)
15 第1凹所
16 第2凹所
17、18 突起部
20 ダイヤルスイッチ(第2の回動操作体)
21 回動軸(軸体)
23 遮光部(回動検知手段)
25 第1クリック面(係合部)
26 第2クリック面(係合部)
30 支持台
40 ベース筒
41 第1保持部(保持部)
42 第2保持部(保持部)
43 コイルバネ(付勢手段)
50 基板
51、51a、51b、51c フォトインタラプタ(回動検知手段、遮光検知手段)
52、52a、52b、52c フォトインタラプタ(回動位置検知手段、遮光検知手段)
60 被係合部材(被係合部)
61 ケース部
62 被係合棒
63 コイルバネ
110 モード切替スイッチ(第1の回動操作体)
112 切替部(回動位置検知手段)
121 回動軸(軸体)
141 第1保持部(保持部)
142 第2保持部(保持部)
151 ロータリエンコーダ(回動検知手段)
152 切替検知素子(回動位置検知手段)
160 被係合部材(被係合部)
211 回動筒(筒体)
215 凹所
221 回動軸(軸体)
225 クリック面(係合部)
Claims (8)
- 同軸に配された第1の回動操作体及び第2の回動操作体と、
該第2の回動操作体に同軸に連設された軸体と、
該軸体の回動方向に並べて設けられた複数の凹部又は凸部をそれぞれ異なる数有し、前記軸体の軸方向に並設された複数の係合部と、
前記第1の回動操作体の回動位置に応じて前記軸体の各係合部に対してそれぞれ出没し、突出により前記係合部の凹部又は凸部に係合される複数の被係合部と、
前記第1の回動操作体に同軸に連設された筒体と、
該筒体内に配設され、前記被係合部を前記係合部に対して出没可能に保持する保持部と、
前記筒体の内周面に形成され、前記筒体の回動位置に応じて前記保持部に保持された前記被係合部を突出させる突起部と
を備え、
前記第1の回動操作体の回動位置に応じて、係合する前記係合部及び被係合部の組み合わせが変化するようにしてあること
を特徴とする操作装置。 - 前記第1の回動操作体の回動位置に応じて、前記係合部に対して突出する前記被係合部の数が変化するようにしてあること
を特徴とする請求項1に記載の操作装置。 - 同軸に配された第1の回動操作体及び第2の回動操作体と、
該第2の回動操作体に同軸に連設された軸体と、
該軸体の回動方向に並べて設けられた複数の凹部又は凸部を有する係合部と、
前記第1の回動操作体の回動位置に応じて前記軸体の係合部に対して出没し、突出により前記係合部の凹部又は凸部に係合される複数の被係合部と、
前記第1の回動操作体に同軸に連設された筒体と、
該筒体内に配設され、前記被係合部を前記係合部に対して出没可能に保持する保持部と、
前記筒体の内周面に形成され、前記筒体の回動位置に応じて前記保持部に保持された前記被係合部を突出させる突起部と
を備え、
前記第1の回動操作体の回動位置に応じて、前記係合部に対して突出する前記被係合部の数が変化するようにしてあること
を特徴とする操作装置。 - 前記被係合部を没入方向へ付勢する付勢手段を更に備えること
を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の操作装置。 - 前記第2の回動操作体の回動を検知する回動検知手段を更に備えること
を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の操作装置。 - 所定間隔を隔てて前記回動方向に複数並べて設けられ、発光部及び受光部を有して該発光部が発する光の前記受光部による受光の有無により遮光を検知する遮光検知手段と、
前記軸体に前記所定間隔と異なる間隔で複数設けられ、前記軸体の回動に伴って前記発光部が発する光を順に遮光する遮光部と
を備え、
前記回動検知手段は、複数の前記遮光検知手段が検知した遮光のタイミングに応じて、前記第2の回動操作体の回動を検知するようにしてあること
を特徴とする請求項5に記載の操作装置。 - 前記筒体の回動の位置を検知する回動位置検知手段を更に備えること
を特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載の操作装置。 - 所定間隔を隔てて前記回動方向に複数並べて設けられ、発光部及び受光部を有して該発光部が発する光の前記受光部による受光の有無により遮光を検知する遮光検知手段と、
前記筒体に複数設けられ、前記発光部が発する光を遮光する遮光部と
を備え、
前記回動位置検知手段は、複数の前記遮光検知手段が検知した遮光の組み合わせに応じて、前記第1の回動操作体の回動位置を検知するようにしてあること
を特徴とする請求項7に記載の操作装置。
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