JP2007280779A - 回動式操作ユニット構造 - Google Patents

回動式操作ユニット構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2007280779A
JP2007280779A JP2006105832A JP2006105832A JP2007280779A JP 2007280779 A JP2007280779 A JP 2007280779A JP 2006105832 A JP2006105832 A JP 2006105832A JP 2006105832 A JP2006105832 A JP 2006105832A JP 2007280779 A JP2007280779 A JP 2007280779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
gear
operation unit
operation lever
dial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006105832A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Kawaguchi
祐司 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Calsonic Kansei Corp filed Critical Calsonic Kansei Corp
Priority to JP2006105832A priority Critical patent/JP2007280779A/ja
Publication of JP2007280779A publication Critical patent/JP2007280779A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)

Abstract

【課題】複数の操作ユニットの配置スペースを縮小して小型化を図ると共に、デザインの自由度を向上することができる回動式操作ユニット構造を提供すること。
【解決手段】第二操作ユニット20の第二操作シャフト21は、この第二操作シャフト21よりも大径に形成された第一操作ユニット10の第一操作レバー12の回動軸部(回動軸)15を貫通し、第二操作ユニット20の第二操作レバー22は、正面視において第一操作レバー12と一部が重なり合うと共に、奥行き方向に段違いに配置する。
【選択図】図4

Description

本発明は、回動操作される操作レバーを複数備えた回動式操作ユニット構造に関するものである。
従来から、コントロールベース上に回動軸を中心に回動可能に取り付けられた一対の操作ギアと、これらの操作ギアと回動させると共にこの操作ギアの回動軸と異なる位置に回動可能に取り付けられた一対の操作シャフトとを備えた空調操作装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この空調操作装置では、一対の操作ギアが同一平面上に位置すると共に、回動した際に互いに干渉しないように設けられている。
特許第3055863号公報
ところで、上述の空調操作装置では、一対の操作ギアを配置するスペースを大きく確保する必要があり、空調操作装置が大型化してしまうという問題が生じていた。
また、操作ギアの配置スペースが大きいので、操作ギアに隣接して配置される汎用スイッチ等の他の部品の配置にも苦慮することが多く、さらにデザインの自由度が低下するという問題もあった。
そこで、この発明は、複数の操作ユニットの配置スペースを縮小して小型化を図ると共に、デザインの自由度を向上することができる回動式操作ユニット構造を提供することを課題としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ハウジングパネルに回動可能に保持された第一操作シャフトと、前記ハウジングパネルの内側に配置された支持パネルにこの第一操作シャフトと異なる位置に回動軸が回動可能に支持されると共に、前記第一操作シャフトに噛み合う噛合部を有して前記第一操作シャフトの回動に伴い前記回動軸を中心に回動する第一操作レバーとを有する第一操作ユニットと、前記ハウジングパネルに回動可能に保持された第二操作シャフトと、前記支持パネルにこの第二操作シャフトと異なる位置に回動軸が回動可能に支持されると共に、前記第二操作シャフトに噛み合う噛合部を有して前記第二操作シャフトの回動に伴い前記回動軸を中心に回動する第二操作レバーとを有する第二操作ユニットとを少なくとも備えた回動式操作ユニット構造であって、前記第二操作シャフトは、この第二操作シャフトよりも大径に形成された前記第一操作レバーの回動軸を貫通し、前記第二操作レバーは、正面視において前記第一操作レバーと一部が重なり合うと共に、奥行き方向に段違いに配置されたことを特徴としている。
請求項1の発明によれば、第二操作ユニットの第二操作シャフトが、第一操作ユニットの第一操作レバーの回動軸内に配置される上、第一操作レバーと第二操作レバーとが正面視において一部が重なり合うので、この第一、第二操作レバーの動作範囲が減少し、第一、第二操作ユニットを配置するスペースを縮小化することが可能となる。
また、第一、第二操作レバーが奥行き方向に段違いに配置されているので、互いに干渉することなく回動でき、動作上問題が発生することがない。
これにより、第一、第二操作ユニットの配置スペースを縮小して小型化を図ると共に、デザインの自由度を向上することができる。
次に、本発明に関わる回動式操作ユニット構造を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
自動車等の車室内には、図1に示すエアコン操作ユニット1が設けられている。このエアコン操作ユニット1は、回動式操作ユニット構造となっており、図示しないインストルメントパネルに取り付けられ、エアコンユニット(図示せず)の操作を行うようになっている。
そして、このエアコン操作ユニット1は、インストルメントパネルから露出するハウジングケース(ハウジングパネル)2と、ハウジングケース2の内側に配置される支持ケース(支持パネル)3と、ハウジングケース2及び支持ケース3に取り付けられた第一、第二操作ユニット10、20及び汎用ユニット30とを備えている。
ハウジングケース2の車室に面する前壁部2aには、図示しないインジケータ等が表示されると共に、第一操作ユニット10の後述する第一操作シャフト11が貫通する第一貫通孔2bと、第二操作ユニット20の後述する第二操作シャフト21が貫通する第二貫通孔2cと、汎用ユニット30の後述する汎用操作シャフト31が貫通する第三貫通孔2dが形成されている。
また、この前壁部2aの周縁部には、インストルメントパネルに保持される周壁部2eが設けられている。
支持ケース3は、ハウジングケース2に向かって開放した筐体形状を呈しており、ハウジングケース2の前壁部2aに対向した支持壁部3aには、第一操作シャフト11が貫通する第一支持貫通孔3bと、第二操作シャフト21が貫通する第二支持貫通孔3cと、汎用操作シャフト31が貫通する第三支持貫通孔3dとが形成されている(図4参照)。
また、この支持壁部3aのハウジングケース2に対向した表面3aA側には、第一支持貫通孔3bに対応する位置に第一支持筒4aが設けられ、第二支持貫通孔3cに対応する位置に第二支持筒5aが設けられている。
さらに、支持壁部3aの裏面3aB側には、第二支持貫通孔3cに対応する位置に第二保持筒5bが設けられ、第三支持貫通孔3dに対応する位置に第三保持筒6bが設けられている。
第一操作ユニット10は、ここでは空気吹出口を選択するものであり、第一操作シャフト11と、この第一操作シャフト11によって回動操作される第一操作レバー12とを有している。
第一操作シャフト11は、図1に示すように、ダイヤル部13と、このダイヤル部13のダイヤル軸13aに嵌合するシャフト部14とを有している。
ダイヤル部13は、ハウジングケース2の前壁部2aの外側に当接する円盤状のつまみ部13bと、このつまみ部13bの中心から突出して第一貫通孔2bを貫通するダイヤル軸13aとを有している。このダイヤル軸13aは、先端が開放した中空形状を呈しており、開放した先端からシャフト部14が挿入されるようになっている。なお、つまみ部13bには、把持部13cが形成されている。
シャフト部14は、一端にダイヤル軸13a内に挿入される固定部14aが形成され、中間部に外径の大きい大径部14bが形成され、他端に多数のギアを有するギア部14cが形成されている。
固定部14aの周面には、ダイヤル軸13aの内周面と噛みあう図示しない噛合手段が設けられている。これにより、ダイヤル部13の回動に伴ってシャフト部14が回動するようになっている。
大径部14bは、第一支持筒4a内に挿入嵌合する外径を有しており、周面に径方向に延びるクリック孔14dが形成されている。このクリック孔14d内には、スプリングSとボールBとが順に配置され、スプリングSの付勢力によってボールBが第一支持筒4aの内周面に摺接するようになっている。
ここで、第一支持筒4aの内周面には、軸方向に延びる複数の凹所7が形成されており、シャフト部14の回動に伴ってボールBが第一支持筒4aの内周面に摺接すると、この凹所7にボールBが嵌り込んでクリック感を得られるようになっている。
ギア部14cは、軸方向に延びる多数のギアが周面に形成されており、第一支持貫通孔3bを貫通する。そして、このギア部14cは、第一操作レバー12の後述するギア周壁面17の内側に位置し、ギア面17aと噛合する。
第一操作レバー12は、第一操作シャフト11の回動に伴って、図示しないケーブルをストロークさせるものである。この第一操作レバー12は、両端が開口した円筒形状の回動軸部(回動軸)15と、この回動軸部15の周面から扇状に延びたギア本体部16と、ギア本体部16の周縁部に設けられたギア周壁部17とを有している。
回動軸部15は、第二保持筒5bが挿入される内径を有しており、この第二保持筒5bを中心に回動可能となっている。すなわち、この回動軸部15は、第二操作シャフト21の後述するギア部24cよりも大径になっている。
ギア本体部16は、延在方向の端部が円弧状に湾曲すると共に、この端部近傍にヒケ防止用の穴16aが形成されている。
ギア周壁部17は、ギア本体部16の全周を取り囲むと共に、支持ケース3側に延在されている。そして、このギア周壁部17の内面には、多数のギアが形成されたギア面(噛合部)17aが形成されている。このギア面17aは、円弧状に湾曲したギア本体部16の端部に位置しており、ギア面17aも円弧状に湾曲している。さらに、このギア周壁面17に図示しないケーブルの一端が固定されている。
第二操作ユニット20は、ここでは吹出空気温度を調整するものであり、第二操作シャフト21と、この第二操作シャフト21によって回動操作される第二操作レバー22とを有している。
第二操作シャフト21は、図1に示すように、ダイヤル部23と、このダイヤル部23のダイヤル軸23aに嵌合するシャフト部24とを有している。
ダイヤル部23は、ハウジングケース2の前壁部2aの外側に当接する円盤状のつまみ部23bと、このつまみ部23bの中心から突出して第二貫通孔2cを貫通するダイヤル軸23aとを有している。このダイヤル軸23aは、先端が開放した中空形状を呈しており、開放した先端からシャフト部24が挿入されるようになっている。なお、つまみ部23bには、把持部23cが形成されている。
シャフト部24は、一端にダイヤル軸23a内に挿入される固定部24aが形成され、中間部に外径の大きい大径部24bが形成され、他端に多数のギアを有するギア部24cが形成されている。
固定部24aの周面には、ダイヤル軸23aの内周面と噛みあう図示しない噛合手段が設けられている。これにより、ダイヤル部23の回動に伴ってシャフト部24が回動するようになっている。
大径部24bは、第二支持筒5a内に挿入嵌合する外径を有しており、周面に径方向に延びるクリック孔24dが形成されている。このクリック孔24d内には、スプリングSとボールBとが順に配置され、スプリングSの付勢力によってボールBが第二支持筒5aの内周面に摺接するようになっている。
ここで、第二支持筒5aの内周面には、軸方向に延びる複数の凹所7が形成されており、シャフト部24の回動に伴ってボールBが第二支持筒5aの内周面に摺接すると、この凹所7にボールBが嵌り込んでクリック感を得られるようになっている。
ギア部24cは、軸方向に延びる多数のギアが周面に形成されており、第二支持貫通孔3cを貫通すると共に、第二保持筒5bを貫通する。これにより、ギア部24cは、第一操作レバー12の回動軸部15を貫通することとなる。そして、このギア部24cは、第二操作レバー22の後述するギア周壁面27の内側に位置し、ギア面27aに噛合する。
ここで、ギア部24cは、第一操作シャフト11のギア部14cよりも軸方向に長く形成されており、このギア部24cの先端がギア部14cの先端よりも支持ケース3から突出するようになっている(図4参照)。
また、このギア部24cは、第二保持筒5bの内側に形成されたギア保持筒5cに挿入嵌合されている。なお、第二保持筒5bとギア保持筒5cとは偏心しており、これにより第一操作レバー12の回動軸部15とこのギア部24cとが偏心することとなる。
第二操作レバー22は、第二操作シャフト21の回動に伴って、図示しないケーブルをストロークさせるものである。この第二操作レバー22は、図1に示すように、両端が開口した円筒形状の回動軸部(回動軸)25と、この回動軸部25の周面から扇状に延びたギア本体部26と、ギア本体部26の周縁部に設けられたギア周壁部27とを有している。
回動軸部25は、第三保持筒6bが挿入される内径を有しており、この第三保持筒6bを中心に回動可能となっている。すなわち、この回動軸部25は、汎用操作シャフト31の後述する取付部34cよりも大径になっている。
ギア本体部26は、延在方向の端部が円弧状に湾曲すると共に、この端部近傍にヒケ防止用の穴26aが形成されている。
ギア周壁部27は、ギア本体部26の全周を取り囲むと共に、支持ケース3側に延在されている。そして、このギア周壁部27の内面には、多数のギアが形成されたギア面(噛合部)27aが形成されている。このギア面27aは、円弧状に湾曲したギア本体部26の端部に位置しており、ギア面27aも円弧状に湾曲している。さらに、このギア周壁部27に図示しないケーブルの一端が固定されている。
そして、この第二操作レバー22のギア面27aと、第二操作シャフト11のギア部24cとが噛合することにより、第二操作レバー22は、正面視において第一操作レバー12と一部が重なり合うと共に、奥行き方向に段違いに配置されることとなる。
すなわち、第二操作シャフト21が第一操作レバー12の回動軸部15を貫通すると共に、第二操作レバー22のギア周壁部27の内側に位置する。そのため、正面視において第一、第二操作レバー12、22の一部が互いに重なりあう。なお「正面視」とは、ハウジングケース2の前面部2a側から見た場合である。
また、第二操作シャフト21のギア部24cが、第一操作シャフト11のギア部14cよりも支持ケース3から突出している。これにより、この第一操作シャフト11のギア部14cに噛合する第一操作レバー12よりも、第二操作シャフト21のギア部24cに噛合する第二操作レバー22の方が支持ケース3よりも離れて位置することとなる。そのため、第一、第二操作レバー12、22は奥行き方向に段違いに配置される。なお「奥行き方向」とは、ハウジングケース2と支持ケース3との配置方向に沿って、次第に離れていく方向のことである。
汎用操作ユニット30は、ここではエアコンのON/OFF制御や、暖房/冷房の切換等を行うものであり、汎用操作シャフト31と、この汎用操作シャフト31によって回動操作される汎用操作レバー32とを有している。
汎用操作シャフト31は、図1に示すように、ダイヤル部33と、このダイヤル部33のダイヤル軸33aに嵌合するシャフト部34とを有している。
ダイヤル部33は、ハウジングケース2の前壁部2aの外側に当接する円盤状のつまみ部33bと、このつまみ部33bの中心から突出して第三貫通孔2dを貫通するダイヤル軸33aとを有している。このダイヤル軸33aは、先端が開放した中空形状を呈しており、開放した先端からシャフト部34が挿入されるようになっている。なお、つまみ部33bには、把持部33cが形成されている。
シャフト部34は、一端にダイヤル軸33a内に挿入される固定部34aが形成され、中間部に外径の大きい大径部34bが形成され、他端に後述するスイッチユニット35が取り付けられる取付部34cが形成されている。
固定部34aの周面には、ダイヤル軸33aの内周面と噛みあう図示しない噛合手段が設けられている。これにより、ダイヤル部33の回動に伴ってシャフト部34が回動するようになっている。
大径部34bは、第三支持貫通孔3dよりも大きい外径を有しており、支持壁部3aの表側面3aAに突き当たるようになっている。
取付部34cは、第三支持貫通孔3dを貫通すると共に、第三保持筒6bを貫通する。これにより、取付部34cは、第二操作レバー22の回動軸部25を貫通することとなる。そして、第三保持筒3bから突出した取付部34cの先端部には、スイッチユニット35が取り付けられている。
ここで、取付部34cは、第二操作シャフト21のギア部24cよりも軸方向に長く形成されており、この取付部34cの先端がギア部24cの先端よりも支持ケース3から突出するようになっている(図4参照)。
スイッチユニット35は、汎用操作シャフト31の回動角度によって所定の操作信号を出力するものであり、検出パネル35aと出力部35bとを有している。
そして、取付部34cの先端部にスイッチユニット35が取り付けられていることにより、第二操作レバー22は、スイッチユニット35と奥行き方向に段違いに配置されることとなる。
すなわち、汎用操作シャフト31の取付部34cが、第二操作シャフト21のギア部24cよりも支持ケース3から突出している。これにより、この第二操作シャフト21のギア部24cに噛合する第二操作レバー22よりも、汎用操作シャフト31の取付部34cに取り付けられたスイッチユニット35の方が支持ケース3よりも離れて位置することとなる。そのため、第二操作レバー22とスイッチユニット35とは、奥行き方向に段違いに配置される。
次に、この発明の回動式操作ユニット構造の作用について説明する。
まず、このエアコン操作ユニット1において、第一操作ユニット10を操作するには、ダイヤル部13のつまみ部13cをつまみ、ダイヤル部13を所定角度回動させる。
ダイヤル部13が回動すると、このダイヤル部13のダイヤル軸13aに固定されているシャフト部14が同方向に回動する。このとき、大径部14bの周面に挿入されたボールBが第一支持筒4aの内周面に摺接し、凹所7に嵌合するごとにクリック感を得ることができる。
また、このとき、シャフト部14のギア部14cが第一操作レバー12のギア面17aに噛合した状態で回動する。
これにより、ギア部14cとギア面17aとの互いのギアが噛み合い、シャフト部14の回動に伴って第一操作レバー12が回動軸部15を回動中心に円弧運動を行い、第一操作レバー12のギア周壁面17に固定された図示しないケーブルをストロークさせる。
ここで、第二操作ユニット20の第二操作シャフト21が第一操作レバー12の回動軸部15を貫通しているので、第二操作シャフト21が第一操作レバー12の円弧運動を阻害することはない。
次に、第二操作ユニット20を操作するには、ダイヤル部23のつまみ部23cをつまみ、ダイヤル部23を所定角度回動させる。
ダイヤル部23が回動すると、このダイヤル部23のダイヤル軸23aに固定されているシャフト部24が同方向に回動する。このとき、大径部24bの周面に挿入されたボールBが第二支持筒5aの内周面に摺接し、凹所7に嵌合するごとにクリック感を得ることができる。
また、このとき、シャフト部24のギア部24cが第二操作レバー22のギア面27aに噛合した状態で回動する。
これにより、ギア部24cとギア面27aとの互いのギアが噛み合い、シャフト部24の回動に伴って第二操作レバー22が回動軸部25を回動中心に円弧運動を行い、第二操作レバー22のギア周壁面27に固定された図示しないケーブルをストロークさせる。
ここで、第一操作レバー12と第二操作レバー22とが奥行き方向に段違いに配置されているため、第一、第二操作レバー12、22は互いに干渉することはない。そのため、第一操作レバー12が第二操作レバー22の円弧運動を阻害することはない。
また、汎用ユニット30の汎用操作シャフト31が第二操作レバー22の回動軸部25を貫通すると共に、スイッチユニット35と第二操作レバー22とが奥行き方向に段違いに配置されているので、第二操作レバー22とスイッチユニット35とは互いに干渉することはない。そのため、スイッチユニット35が第二操作レバー22の円弧運動を阻害することはない。
このように、第一、第二操作レバー12、22及びスイッチユニット35は、互いに干渉することなく回動することができ、動作上問題が発生することはない。
さらに、第二操作ユニット20の第二操作シャフト21が第一操作レバー12の回動軸部15を貫通することにより、第一操作レバー12と第二操作レバー22とが正面視において一部重なり合うこととなる。
これにより、第一、第二操作レバー12、22の動作範囲が減少し、第一、第二操作ユニット10、20を配置するスペースを縮小化することが可能となる。
そのため、汎用ユニット30の配置スペースが拡大し、レイアウトやデザインの自由度を向上することができる。
なお、汎用ユニット30は、ダイヤル部33のつまみ部33cをつまみ、ダイヤル部33を所定角度回動させる。そして、ダイヤル部33が回動すると、このダイヤル部33のダイヤル軸33aに固定されているシャフト部34が同方向に回動し、この回動角度に応じてスイッチユニット35から所定の操作信号が出力されるようになっている。
以上、この発明にかかる実施の形態の一つを図面により詳述してきたが、具体的な構成は上述の実施の形態に限らない。この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等はこの発明に含まれる。
上述の実施の形態では、第一操作ユニット10と第二操作ユニット20とが設けられているが、これに限らず、操作ユニットは任意の複数設けることができる。
さらに、汎用操作ユニット30は任意に設けることが可能である。
この発明に係る回動式操作ユニット構造のエアコン操作ユニットを示す分解斜視図である。 図1に示す分解斜視図を車両前方側からみたときの分解斜視図である。 図1に示す分解斜視図を上方から見たときの分解上面図である。 この発明に係る回動式操作ユニット構造のエアコン操作ユニットの断面図である。
符号の説明
10 第一操作ユニット
11 第一操作シャフト
12 第一操作レバー
15 回動軸部(回動軸)
20 第二操作ユニット
21 第二操作シャフト
22 第二操作レバー
25 回動軸部(回動軸)

Claims (1)

  1. ハウジングパネルに回動可能に保持された第一操作シャフトと、前記ハウジングパネルの内側に配置された支持パネルにこの第一操作シャフトと異なる位置に回動軸が回動可能に支持されると共に、前記第一操作シャフトに噛み合う噛合部を有して前記第一操作シャフトの回動に伴い前記回動軸を中心に回動する第一操作レバーとを有する第一操作ユニットと、
    前記ハウジングパネルに回動可能に保持された第二操作シャフトと、前記支持パネルにこの第二操作シャフトと異なる位置に回動軸が回動可能に支持されると共に、前記第二操作シャフトに噛み合う噛合部を有して前記第二操作シャフトの回動に伴い前記回動軸を中心に回動する第二操作レバーとを有する第二操作ユニットとを少なくとも備えた回動式操作ユニット構造であって、
    前記第二操作シャフトは、この第二操作シャフトよりも大径に形成された前記第一操作レバーの回動軸を貫通し、
    前記第二操作レバーは、正面視において前記第一操作レバーと一部が重なり合うと共に、奥行き方向に段違いに配置されたことを特徴とする回動式操作ユニット構造。


JP2006105832A 2006-04-07 2006-04-07 回動式操作ユニット構造 Withdrawn JP2007280779A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006105832A JP2007280779A (ja) 2006-04-07 2006-04-07 回動式操作ユニット構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006105832A JP2007280779A (ja) 2006-04-07 2006-04-07 回動式操作ユニット構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007280779A true JP2007280779A (ja) 2007-10-25

Family

ID=38682009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006105832A Withdrawn JP2007280779A (ja) 2006-04-07 2006-04-07 回動式操作ユニット構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007280779A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010286075A (ja) * 2009-06-12 2010-12-24 Mirai Ind Co Ltd 継手およびヘッダー装置
CN107017569A (zh) * 2017-04-10 2017-08-04 国网浙江台州市路桥区供电公司 一种用于高压开关柜的智能除湿系统
JP2018193028A (ja) * 2017-05-22 2018-12-06 株式会社東海理化電機製作所 操作力伝達機構

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010286075A (ja) * 2009-06-12 2010-12-24 Mirai Ind Co Ltd 継手およびヘッダー装置
CN107017569A (zh) * 2017-04-10 2017-08-04 国网浙江台州市路桥区供电公司 一种用于高压开关柜的智能除湿系统
CN107017569B (zh) * 2017-04-10 2023-08-01 国网浙江台州市路桥区供电公司 一种用于高压开关柜的智能除湿系统
JP2018193028A (ja) * 2017-05-22 2018-12-06 株式会社東海理化電機製作所 操作力伝達機構

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1742240B1 (en) Dial type switch mechanism
US7965282B2 (en) Operation device for vehicle
JP4904546B2 (ja) ダイヤル式コントロール操作装置
JP2007157466A (ja) 操作装置
JP2007280779A (ja) 回動式操作ユニット構造
WO2018008578A1 (ja) 風向調整装置
CN113531105A (zh) 换档装置
JP5981146B2 (ja) 操作装置
JP5202111B2 (ja) 操作装置
JP2008177090A (ja) 入力装置
JP2006227873A (ja) 車輌空調用コントロ−ル操作装置
US20190043684A1 (en) Vehicle-mounted equipment operating device
JP4943911B2 (ja) シフトレバー装置
JP2009004322A (ja) 操作装置及び操作システム
JP2009295494A (ja) 多方向操作スイッチ装置
JP4513053B2 (ja) 計器装置
JP5421077B2 (ja) 操作装置
JP6409829B2 (ja) 操作装置
JP6578536B2 (ja) ダイヤル式コントロール操作装置
US11907002B2 (en) Moderation feeling adding apparatus
KR101724959B1 (ko) 전자식 변속시스템
US20240085936A1 (en) Moderation feeling adding apparatus
JP2008120208A (ja) 空調用操作装置
JP2009190637A (ja) 車両用空調装置の操作装置
JP5067665B2 (ja) ダイヤル式コントロール操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090223

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20100106