JP5200864B2 - Led断線検出装置 - Google Patents
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Description
図1は、実施の形態1に係るLED断線検出装置の第1の例の構成を示すブロック図である。
このLED15は、車室内のスイッチを操作することで点灯及び消灯が可能となっており、点灯時には車両から外部へと発光し、車両前方を照明する。
そして、上記した車両には、LED15の断線を検出するための本発明の特徴を有するLED断線検出装置1Aが備えられている。
パルス信号供給部3は、LED15にパルス信号を供給する際のスイッチングを行うものであり、また、パルス信号制御手段5は、上記パルス信号供給部3の動作を制御するもので、電子制御ユニットであるECU(Electronic Control Unit)100にて構成されている。
電流値測定部7は、LED15を通過したパルス信号をコンデンサ23(図2参照)に蓄電するように動作制御されてその電流値を測定するものである。言い換えると、電流値測定部7は、LED15を通過したパルス信号によりコンデンサ23にチャージされた電圧を測定することで電流値を測定するものである。
また、測定制御手段9は、上記電流値測定部7の動作を制御するもので、ECU100にて構成されている。
表示部11は、車室内でユーザが視認可能な例えば液晶ディスプレイ(LCD)であり、これにより、LED15の断線についての情報を、ユーザ(例えば運転者)に提供できるようになっている。
なお、この表示部11は、本実施の形態では液晶ディスプレイであるとして説明するが、表示部11としては、LED等からなる簡易な発光表示をする装置など、従来公知のさまざまな表示装置が採用可能である。
また、図4はLEDの断線検出が指示された際に供給されるパルス信号を示すもので(A)はパルス信号供給部3でのパルス信号の図、(B)は電流測定部7でのパルス信号の図、図5はLED15の断線検出に係る動作の流れを示すフローチャートである。
なお、上記した信号源SaとMOS−FET17とは、前述したパルス信号供給部3を構成するものであり、パルス信号制御手段5に制御されることによってLED15にパルス信号を供給するように駆動される。
なお、上述した信号源Sb、MOS−FET20、AMP21、及びコンデンサ23は、前述した電流値測定部7を構成するものであり、測定制御手段9に制御されることによって、パルス信号供給手段2によって供給されるパルス信号の電流値を測定する。
なお、上記したLED15の点灯駆動中は、図3(B)に示すように信号P1bが全体にわたってLowとなっていることから、信号源SbからはMOS−FET20に対して信号が供給されない。
これにより、MOS−FET17及びMOS−FET20のそれぞれのゲートが駆動されることとなり、入力端子14からは繰り返しの電流となるパルス信号が、経路B1を通ってLED15を通過するようにしてコンデンサ23へと流れるものとなる。
その後、パルス信号供給手段7によるパルス信号P1cの供給が停止され、続いて測定制御手段9によるパルス信号P1dの供給が停止されると、コンデンサ23から供給されてAMP21で増幅された電流値が電流値検出手段6により検出される。
また、電流値検出手段6にて検出された電流値が無かった(所定の閾値未満の電流値が検出された)場合には、言い換えるとLED15を通過したパルス信号P1cが無かったことが断線有無判定手段10により判定された場合には、LED15における断線が有ったことが示されることとなる。
このように本実施の形態のLED断線検出装置1Aにあっては、LED15を点灯させることなく消灯状態のままでLED15の断線を検出することが可能となる。
また、断線有無検出手段8によりLED15の断線が無かったことが検出された(ステップS4:無)場合には、断線警告表示手段14における表示部11には何も表示されない。
このように、断線検出の結果を表示部11に情報表示することによっては、ユーザが認識し易くなるようなユーザインターフェースを提供できるようになると共に、車両に装備されたLEDの断線検出に係る法規規定に沿った表示機能を実現することができるものとなる。
したがって、断線検出に際してLED15が点灯しないため、例えば、夜間にLEDが無用な点灯を行うことで使用者に不快感や煩わしさを与えるといった不具合を解消することができ、使い勝手の向上を図る上で有利となる。
図6は、実施の形態2に係るLED断線検出装置の第2の例の構成を示すブロック図である。図7はLED断線検出装置を適用したLED駆動回路の第2の例を示す回路図、図8はLEDの点灯指示時に供給されるパルス信号を示すもので(A)はパルス信号供給部3でのパルス信号の図、(B)は温度測定部31でのパルス信号の図である。図9はLEDの断線検出が指示された際に供給されるパルス信号を示すもので(A)はパルス信号供給部3でのパルス信号の図、(B)は温度測定部31でのパルス信号の図である。
なお、以下の実施の形態では、実施の形態1と同一あるいは対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
温度測定部31は、パルス信号供給手段2によりパルス信号が供給された際のLED15の温度を測定するものであり、測定制御手段32は、上記温度測定部31の動作を制御するもので、ECU100にて構成されている。
なお、上記した信号源SaとMOS−FET17とは、パルス信号供給部3を構成するものであり、パルス信号制御手段5に制御されることによってLED15にパルス信号を供給するように駆動される。
また、サーミスタ36の他端側は分岐され、その一方は抵抗37の一端が接続されている。抵抗37の他端は、NチャネルのMOS−FET35のドレインに接続され、MOS−FET35のゲートは、該MOS−FET35を駆動する信号源Scの一端に接続され、信号源Scの他端側は接地されている。また、MOS−FET35のソース側は接地されている。
なお、上述した信号源Sc、MOS−FET35、サーミスタ36、及び抵抗37は、前述した温度測定部31を構成するものである。この温度測定部31は、測定制御手段32に制御されることにより、パルス信号供給手段2によってパルス信号が供給された際のLED15の温度を測定するものである。
なお、上記したLED15の点灯駆動中は、図8(B)に示すように信号P2bが全体にわたってLowとなっていることから、信号源ScからはMOS−FET35に対して信号が供給されない。
これにより、図7の経路B2に示すようにサーミスタ36が通電されることとなるが、サーミスタ36は前述したLED15から受けた熱によって自身に抵抗変化が生じている。温度検出手段30は、このサーミスタ36の抵抗変化に基づいてLED15の温度を検出し、断線有無判定手段10へと送信する。
また、温度検出手段30にて検出された温度によりLED15の発熱が無かった(つまり所定の閾値以上の温度差が検出された)場合、言い換えるとLED15を通過したパルス信号P1cが無かったことが断線有無判定手段10により判定された場合には、LED15における断線が有ったことが示されることとなる。
このように本実施の形態のLED断線検出装置1Bにあっては、LED15を点灯させることなく消灯状態のままで該LED15の断線を検出することが可能となる。
また、断線有無検出手段8によりLED15の断線が無かったことが検出された(ステップS4:無)場合には、断線警告表示手段14における表示部11には何も表示されない。
このように、断線検出の結果を表示部11に情報表示することによっては、ユーザが認識し易くなるようなユーザインターフェースを提供できるようになると共に、車両に装備されたLEDの断線検出に係る法規規定に沿った表示機能を実現することができるものとなる。
また、本実施の形態2によれば、温度検出手段30によるLED15の発熱の有無の検出は、LED15の温度を、LED15のカソード端子が接続された熱を伝導し易い金属の配線パターンを介して検出することでなされるため、LED15の発熱の有無を確実に測定する上で有利となる。
図10はLED断線検出装置を適用したLED駆動回路の第3の例を示す回路図、図11はパルス信号供給部3におけるパルス信号を示すもので(A)はLEDの点灯指示時に供給されるパルス信号の図、(B)はLEDの断線検出が指示された際に供給されるパルス信号の図である。
しかし、本実施の形態3のLED断線検出装置にあっては、温度測定するサーミスタ42の接続端子とLED15の接続端子とを接続せず、例えばサーミスタ42を、LED15を実装した基板上の該LED15近傍に配置し、基板を介して伝わる温度を測定する点が異なる。
従って、実施の形態3では、LED断線検出装置におけるブロック図の構成は実施の形態2と同様であるが、LED15の断線検出に係る具体的な回路構成が実施の形態2と異なるものとなっている。
なお、上記した信号源SaとMOS−FET17とは、パルス信号供給部3を構成するものであり、パルス信号制御手段5に制御されることによってLED15にパルス信号を供給するように駆動される。
なお、上述したサーミスタ36及び抵抗43は、温度測定部31を構成するものである。この温度測定部31は、測定制御手段32に制御されることにより、パルス信号供給手段2によってパルス信号が供給された際のLED15の温度を測定し得るものとし、図示しない従来公知の温度検出回路によってその温度が検出される。
これにより、MOS−FET17のゲートが駆動され、入力端子14からは繰り返しの電流となるパルス信号が、経路A3を通ってLED15を通過するようにして流れ得るものとなる。
また、温度検出手段30にて検出された温度に基づいてLED15の発熱が無かった(つまり所定の閾値以上の温度差が検出された)場合、言い換えるとLED15を通過したパルス信号P3bが無かったことが断線有無判定手段10により判定された場合には、LED15における断線が有ったことが示されることとなる。
このように本実施の形態の断線検出装置にあっては、LED15を点灯させることなく消灯状態のままで該LED15の断線を検出することが可能となる。
また、実施の形態3では、温度測定部31によるLED15の温度の検出が、LED15が実装された基板を介してなされることから、実施の形態2に比較して温度測定部31の回路構成が簡素化されるため、コスト低減および小型化を図る上で有利となる。
Claims (1)
- 車両に装備されたLEDの断線を検出するLED断線検出装置であって、
前記LEDを点灯させない程度のパルス幅のパルス信号を前記LEDに供給するパルス信号供給手段と、
前記パルス信号が前記LEDに供給された際に前記LEDの断線の有無を検出する断線有無検出手段と、
前記断線有無検出手段によって前記LEDの断線が検出されたことに基づいて、前記LEDが断線している旨の警告表示を行う断線警告表示手段と、を備え、
前記断線有無検出手段は、前記パルス信号供給手段により供給されて前記LEDを通過したパルス信号の電流値を検出する電流値検出手段と、前記電流値検出手段により検出された前記LEDの前記電流値に基づいて前記断線の有無の検出をおこなう断線有無判定手段と、を備え、
前記電流値検出手段は、前記LEDの下流に設けられたコンデンサと、前記パルス信号供給手段によって前記パルス信号が供給される間は前記コンデンサと前記LEDとを電気的に接続して前記LEDを通過したパルス信号を前記コンデンサに供給するとともに、前記パルス信号供給手段による前記パルス信号が供給が停止されると前記コンデンサと前記LEDとの接続を切断して前記コンデンサ内の電流を前記断線有無判定手段に供給するスイッチング素子と、を備える、
ことを特徴とするLED断線検出装置。
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