JP5200863B2 - ガラス成形体の離型装置、ガラス成形体の成形装置及びガラス成形体の製造方法 - Google Patents
ガラス成形体の離型装置、ガラス成形体の成形装置及びガラス成形体の製造方法 Download PDFInfo
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Description
(1)予め所定質量及び形状を有する成形用ガラス素材を作製し、該成形用ガラス素材を上下の成形型と共にガラスが変形可能な温度まで加熱した後、成形用ガラス素材を上下の成形型にて加圧成形してガラス成形体に光学機能面を転写させる方法(再加熱法)。
(2)予め上下の成形型を所定温度に加熱しておき、下型の表面に溶融したガラス素材を滴下して、滴下されたガラス素材が未だ変形可能な温度にある間に上下の成形型にて加圧成形してガラス成形体に光学機能面を転写させる方法(液滴法)。
ガラス成形体を成形し、型開きした前記成形型から前記ガラス成形体を取り出す離型手段と、
前記離型手段が、前記成形型から前記ガラス成形体を取り出す第1の離型動作と前記第1の離型動作より離型効果が高い第2の離型動作と、を行うように制御する離型制御手段と、
前記離型手段が前記第1の離型動作を行った後、前記ガラス成形体が前記成形型に残っているか否かを検知する第1の検知手段と、を有し、
前記ガラス成形体が前記成形型に残っていると前記第1の検知手段が検知した場合、前記離型制御手段は、前記離型手段が前記第2の離型動作を行うように制御し、
前記離型手段は、前記成形型から前記ガラス成形体を回収する回収手段と、前記回収手段が前記ガラス成形体を前記成形型から回収する位置に配置された後に前記ガラス成形体若しくはその近傍に対しガスを噴射し前記ガラス成形体を冷却するガス噴射手段を有し、
前記離型制御手段は、前記第2の離型動作で噴射する前記ガスの圧力が前記第1の離型動作で噴射する前記ガスの圧力より高くなるように制御することを特徴とするガラス成形体の離型装置。
前記保持部材は、前記ガラス成形体の光学面でない周囲部分に接して、真空吸着によりガラス成形体を保持する、前記1に記載のガラス成形体の離型装置。
前記第2の離型動作で前記ガラス成形体に前記冷却部材を接触させることを特徴とする前記1から4のいずれか一項に記載のガラス成形体の離型装置。
前記第2の離型動作で、前記冷却部材が前記ガラス成形体に接触するに先だって前記冷却手段により前記冷却部材を冷却することを特徴とする前記5に記載のガラス成形体の離型装置。
前記成形型を振動させる振動発生手段と、を有し、
前記第2の離型動作で、前記保持部材が前記ガラス成形体を保持した状態で、前記振動発生手段により前記成形型を振動させることを特徴とする前記1に記載のガラス成形体の離型装置。
前記成形型を加熱する加熱手段と、
前記成形型でガラス素材を加圧する加圧手段と、
前記ガラス成形体を成形型から取り出す離型装置と、を備えたガラス成形体の成形装置において、
前記離型装置は、前記1から7の何れか一項に記載のガラス成形体の離型装置であることを特徴とするガラス成形体の成形装置。
前記ガラス成形体が前記成形型に残っていると前記第2の検知手段が検知した場合、ガラス成形体の成形を停止する成形制御手段と、を有していることを特徴とする前記8に記載のガラス成形体の成形装置。
離型装置を用いて前記成形型から前記ガラス成形体を取り出す離型工程と、を有するガラス成形体の製造方法において、
前記離型工程は、前記1から7の何れか一項に記載のガラス成形体の離型装置を用い、
前記第1の離型動作を行う第1の離型工程と、
前記第2の離型動作を行う第2の離型工程と、を有することを特徴とするガラス成形体の製造方法。
11 下型
12 上型
20 溶融ガラス滴
21 溶融槽
22 溶融ガラス
23 滴下ノズル
25 ガラスレンズ
P1 滴下位置
P2 加圧位置
31 上型センサ
41 ガス噴射装置
42、42a 保持部材
42b 冷却部材
43 振動発生装置
45 金型保持部材
51、51a 上型回収機
80 制御部
Claims (11)
- ガラス素材を成形型で加圧成形したガラス成形体を前記成形型から取り出すガラス成形体の離型装置において、
ガラス成形体を成形し、型開きした前記成形型から前記ガラス成形体を取り出す離型手段と、
前記離型手段が、前記成形型から前記ガラス成形体を取り出す第1の離型動作と前記第1の離型動作より離型効果が高い第2の離型動作と、を行うように制御する離型制御手段と、
前記離型手段が前記第1の離型動作を行った後、前記ガラス成形体が前記成形型に残っているか否かを検知する第1の検知手段と、を有し、
前記ガラス成形体が前記成形型に残っていると前記第1の検知手段が検知した場合、前記離型制御手段は、前記離型手段が前記第2の離型動作を行うように制御し、
前記離型手段は、前記成形型から前記ガラス成形体を回収する回収手段と、前記回収手段が前記ガラス成形体を前記成形型から回収する位置に配置された後に前記ガラス成形体若しくはその近傍に対しガスを噴射し前記ガラス成形体を冷却するガス噴射手段を有し、
前記離型制御手段は、前記第2の離型動作で噴射する前記ガスの圧力が前記第1の離型動作で噴射する前記ガスの圧力より高くなるように制御することを特徴とするガラス成形体の離型装置。 - 前記回収手段は、保持部材を有し、
前記保持部材は、前記ガラス成形体の光学面でない周囲部分に接して、真空吸着によりガラス成形体を保持する、請求項1に記載のガラス成形体の離型装置。 - 前記離型制御手段は、前記第2の離型動作で噴射する前記ガスの温度が前記第1の離型動作で噴射する前記ガスの温度より低くなるように制御することを特徴とする請求項1または2に記載のガラス成形体の離型装置。
- 前記離型制御手段は、前記第2の離型動作で噴射する前記ガスの噴射時間が前記第1の離型動作で噴射する前記ガスの噴射時間より長くなるように制御することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のガラス成形体の離型装置。
- 前記離型手段は、前記ガラス成形体に接触し前記ガラス成形体を冷却する冷却部材を有し、
前記第2の離型動作で前記ガラス成形体に前記冷却部材を接触させることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のガラス成形体の離型装置。 - 前記離型手段は、前記冷却部材を冷却する冷却手段を有し、
前記第2の離型動作で、前記冷却部材が前記ガラス成形体に接触するに先だって前記冷却手段により前記冷却部材を冷却することを特徴とする請求項5に記載のガラス成形体の離型装置。 - 前記離型手段は、前記成形型にある前記ガラス成形体を保持する保持部材と、
前記成形型を振動させる振動発生手段と、を有し、
前記第2の離型動作で、前記保持部材が前記ガラス成形体を保持した状態で、前記振動発生手段により前記成形型を振動させることを特徴とする請求項1に記載のガラス成形体の離型装置。 - ガラス素材を加圧成形しガラス成形体とする成形型と、
前記成形型を加熱する加熱手段と、
前記成形型でガラス素材を加圧する加圧手段と、
前記ガラス成形体を成形型から取り出す離型装置と、を備えたガラス成形体の成形装置において、
前記離型装置は、請求項1から7の何れか一項に記載のガラス成形体の離型装置であることを特徴とするガラス成形体の成形装置。 - 前記第2の離型動作をした後、前記ガラス成形体が前記成形型に残っているか否かを検知する第2の検知手段と、
前記ガラス成形体が前記成形型に残っていると前記第2の検知手段が検知した場合、ガラス成形体の成形を停止する成形制御手段と、を有していることを特徴とする請求項8に記載のガラス成形体の成形装置。 - ガラス素材を成形型で加圧成形してガラス成形体とする加圧工程と、
離型装置を用いて前記成形型から前記ガラス成形体を取り出す離型工程と、を有するガラス成形体の製造方法において、
前記離型工程は、請求項1から7の何れか一項に記載のガラス成形体の離型装置を用い、
前記第1の離型動作を行う第1の離型工程と、
前記第2の離型動作を行う第2の離型工程と、を有することを特徴とするガラス成形体の製造方法。 - 前記加圧工程は、滴下位置に配置された下型に溶融ガラス滴を滴下し、下型を加圧位置に移動した後、滴下された前記溶融ガラス滴を上型と下型とで加圧成形することを特徴とする請求項10に記載のガラス成形体の製造方法。
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