JP5197298B2 - 連結具 - Google Patents
連結具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5197298B2 JP5197298B2 JP2008270118A JP2008270118A JP5197298B2 JP 5197298 B2 JP5197298 B2 JP 5197298B2 JP 2008270118 A JP2008270118 A JP 2008270118A JP 2008270118 A JP2008270118 A JP 2008270118A JP 5197298 B2 JP5197298 B2 JP 5197298B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- male
- locking
- diameter
- casing
- peripheral wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
先部に、雄型連結部材の軸方向に係止山と係止溝とが連続する係止部を刻設した雄型係止部材を有する雄型連結部材とで構成される連結具であって、
前記ケーシングと、前記拡径防止手段とが係合した際に、このケーシングと拡径防止手段との間に弾性体を介在させ、
前記雄型係止部材を、前記雌型連結部材の収納室内に挿入することにより、前記周壁の前部が拡径した後に、縮径して前記雄型連結部材の係止部が、前記周壁の内周面に喰合し、前記拡径防止手段が、前記ケーシングと係合することにより前記周壁の拡径を防止するとともに前記雄型連結部材の係止部を、前記周壁の内周面に喰合させることを特徴とするものである。
先部に、雄型係止部材を有する雄型連結部材とで構成される連結具であって、
前記ケーシングと、前記拡径防止手段とが係合した際に、このケーシングと拡径防止手段との間に弾性体を介在させ、
前記雄型係止部材を、前記雌型連結部材の収納室内に挿入することにより、前記周壁の前部が拡径した後に、縮径して前記雌型連結部材の係止部が、前記雄型係止部材の外周面に喰合し、前記拡径防止手段が、前記ケーシングと係合することにより前記周壁の拡径を防止するとともに前記雌型連結部材の係止部を、前記雄型係止部材の外周面に喰合させることを特徴とするものである。
前記拡径防止手段の後方部と前記ケーシングの先端部とが係合し、前記拡径防止手段の先部が、前記雄型連結部材を埋設した連結部材と当接することを特徴とするものである。
前記雌型連結部材と雄型連結部材とが結合した状態において、ケーシングの先端部と拡径防止手段の後方部とが係合することを特徴とするものである。
図1乃至図3は、雌型連結部材1を、図4は、雄型連結部材2を示すものである。
雄型連結部材2は、図4に示すように、変形できる部材、例えば、発泡スチロール、ゴム等の弾性体、樹脂、ダンボールなどで形成された円筒状の調整部材21内に、内周に雌ねじ22aを刻設した連結体22を設け、該連結体22の先部に雄型係止部材23の基部側に形成した雄ねじ体23aを螺着して構成されている。
前記雄型係止部材23の係止部23bは、軸方向Y−Yにおける断面を、二等辺三角形又は不等辺三角形が連続してなる形状にして形成されている。
前記実施例1においては、ケーシング3を、雄型係止部材23より柔らかい材質で成形し、ケーシング3の周壁3bの先部の内周面3cは、図1に示すように、円筒状に形成し、雄型係止部材23の外周面に係止部(雄ねじ)23bを刻設したが、実施例2においては、雌型連結部材45のケーシング41を、雄型連結部材46の雄型係止部材42より硬い材質で成形し、ケーシング41の周壁41bの先部の内周面に、図9に示すように、軸方向に係止山と係止溝とが連続する係止部(雌ねじ)43を、ケーシング41の軸芯X−Xを中心とする同径の螺旋状に刻設し、雄型係止部材42の外周面42aを、前面が全て同径の円筒状(無係止面)に形成したものである。
更に、本実施例7においては、硬い素材に形成した螺旋状の溝又は平行溝が、柔らかい素材に喰いこみ、ケーシング3、41の先端部の外周面3aと拡径防止手段53の押圧面53aを強固に係合し、よりケーシング3、41の周壁の拡径を防止することができる。
本実施例7は、更に、雄型連結部材61の雄型係止部材62の係止部62bの軸芯Y−Yを中心とする最外径が先端部から奥部に向って徐々に拡径するように形成し、かつ、ケーシング64の周壁64bの内周面が先端部から奥部に向って徐々に縮径するように形成し、又は、雄型連結部材の雄型係止部材の外周面を先端部から奥部に向って徐々に拡径するように形成し、かつ、ケーシングの係止部の軸芯X−Xを中心とする最内径が先端部から奥部に向って徐々に縮径するように形成したことにより、雄型係止部材62の収納室4内への挿入が、前記実施例1乃至7よりも小さな挿入力で行える。
本実施例9は、更に、雄型連結部材71の雄型係止部材72の係止部72bの軸芯Y−Yを中心とする最外径が先端部から奥部に向って徐々に縮径するように形成し、かつ、ケーシング74の周壁74bの内周面が先端部から奥部に向って徐々に拡径するように形成し、又は、雄型連結部材の雄型係止部材の外周面を先端部から奥部に向って徐々に縮径するように形成し、かつ、ケーシングの係止部の軸芯X−Xを中心とする最内径が先端部から奥部に向って徐々に拡径するように形成したことにより、雌型連結部材73と雄型連結部材71とが連結した後は、前記実施例1乃至7の連結具と比較して引張り強度をより強くすることができる。
本実施例10は、更に、雄型連結部材2と雌型連結部材1との連結時において、雄型係止部材23の案内凸部40が、案内凹部4c内に挿入されるため、雄型係止部材23の軸芯Y−Yを、ケーシング3の係止部6の軸芯X−Xと近づけることができるため、係止部23bを周壁3bの内周面に、又は、本実施例10を実施例2に適用した場合におけるケーシング41の周壁41bの係止部43を雄型係止部材42の外周面42aに均一に近い状態で喰いこませ(喰合す)ることができ、その喰合状態を強固にすることができ、引張り強度を強くすることができる。
2、46、52、61、71 雄型連結部材
3、41、64、74 ケーシング
3b、41b、64b、74b 周壁
3e 分割溝
4 収納室
5 開口部
8 弾性部材
10 弾性体
12、53 拡径防止手段
23、62、72 雄型係止部材
23b、62b、72b 雌型連結部材の係止部
42a 雄型係止部材の外周面
43 雌型連結部材の係止部
Claims (7)
- 前方が開口する収納室と、該収納室の外周部に設けた周壁とを有するケーシングを有し、前記周壁をその周方向に複数に分割する分割溝を、前記周壁の先端から奥部に向って設け、少なくとも前記周壁の先端から前記分割溝の後方で、かつ、前記周壁の全周に弾性部材を設け、拡径防止手段を設けた雌型連結部材と、
先部に、雄型連結部材の軸方向に係止山と係止溝とが連続する係止部を刻設した雄型係止部材を有する雄型連結部材とで構成される連結具であって、
前記ケーシングと、前記拡径防止手段とが係合した際に、このケーシングと拡径防止手段との間に弾性体を介在させ、
前記雄型係止部材を、前記雌型連結部材の収納室内に挿入することにより、前記周壁の前部が拡径した後に、縮径して前記雄型連結部材の係止部が、前記周壁の内周面に喰合し、前記拡径防止手段が、前記ケーシングと係合することにより前記周壁の拡径を防止するとともに前記雄型連結部材の係止部を、前記周壁の内周面に喰合させることを特徴とする連結具。 - 前方が開口する収納室と、該収納室の外周部に設けた周壁とを有するケーシングを有し、前記周壁の内周面に、雌型連結部材の軸方向に係止山と係止溝とが連続する係止部を刻設し、前記周壁に先端から少なくとも前記係止部の一部までを周方向に複数に分割する分割溝を設け、少なくとも前記周壁の先端から前記分割溝の後方で、かつ、前記周壁の全周に弾性部材を設け、拡径防止手段を設けた雌型連結部材と、
先部に、雄型係止部材を有する雄型連結部材とで構成される連結具であって、
前記ケーシングと、前記拡径防止手段とが係合した際に、このケーシングと拡径防止手段との間に弾性体を介在させ、
前記雄型係止部材を、前記雌型連結部材の収納室内に挿入することにより、前記周壁の前部が拡径した後に、縮径して前記雌型連結部材の係止部が、前記雄型係止部材の外周面に喰合し、前記拡径防止手段が、前記ケーシングと係合することにより前記周壁の拡径を防止するとともに前記雌型連結部材の係止部を、前記雄型係止部材の外周面に喰合させることを特徴とする連結具。 - 前記雌型連結部材と雄型連結部材とが結合した状態において、
前記拡径防止手段の後方部と前記ケーシングの先端部とが係合し、前記拡径防止手段の先部が、前記雄型連結部材を埋設した連結部材と当接することを特徴とする請求項1又は2記載の連結具。 - 前記ケーシングの先端部の外周面を、先端側から奥部側に向って拡径するテーパ状に形成し、前記拡径防止手段の後端部の内周面を、奥部側から開口側に向って縮径するテーパ状に形成し、
前記雌型連結部材と雄型連結部材とが結合した状態において、ケーシングの先端部と拡径防止手段の後方部とが係合することを特徴とする請求項1又は2又は3記載の連結具。 - 前記雄型連結部材の係止部の係止山を螺旋状に形成し、若しくは、前記雌型連結部材の係止部の係止山を螺旋の一部で形成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに1項に記載の連結具。
- 前記雄型連結部材と前記雌型連結部材を、コンクリート部材に固設したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の連結具。
- 前記コンクリート部材は、シールドセグメントであることを特徴とする請求項6記載の連結具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008270118A JP5197298B2 (ja) | 2008-10-20 | 2008-10-20 | 連結具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008270118A JP5197298B2 (ja) | 2008-10-20 | 2008-10-20 | 連結具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010096340A JP2010096340A (ja) | 2010-04-30 |
JP5197298B2 true JP5197298B2 (ja) | 2013-05-15 |
Family
ID=42258162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008270118A Active JP5197298B2 (ja) | 2008-10-20 | 2008-10-20 | 連結具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5197298B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5908798B2 (ja) * | 2012-06-08 | 2016-04-26 | 前田建設工業株式会社 | 連結具及びそれを用いたコンクリート部材の連結装置 |
JP5908797B2 (ja) * | 2012-06-08 | 2016-04-26 | 前田建設工業株式会社 | 連結具及びそれを用いたコンクリート部材の連結装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3801294B2 (ja) * | 1996-03-29 | 2006-07-26 | 株式会社クボタ | 連結装置 |
JP2005226219A (ja) * | 2003-10-10 | 2005-08-25 | Nippon Koatsu Concrete Kk | コンクリートセグメントの軸方向継手 |
JP2006118302A (ja) * | 2004-10-25 | 2006-05-11 | Mitsutomo:Kk | 連結具及びその構成部品である雌型連結部材及び雄型連結部材 |
JP2008082067A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Taisei Corp | 継手構造 |
JP2008106499A (ja) * | 2006-10-25 | 2008-05-08 | Ishikawajima Constr Materials Co Ltd | セグメント継手 |
-
2008
- 2008-10-20 JP JP2008270118A patent/JP5197298B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010096340A (ja) | 2010-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5242569B2 (ja) | バケットのツース取付構造および取付ピン組立体 | |
JP4906973B1 (ja) | 管継手 | |
NZ565555A (en) | Pipe coupling with pipe grip ring interacting with outer sleeve to force ring inwardly to grip outer pipe wall more strongly | |
JP2018112199A (ja) | 雌型連結部材 | |
JP5197298B2 (ja) | 連結具 | |
JP5197281B2 (ja) | 連結具 | |
JP4814059B2 (ja) | 連結具及びそれを用いたコンクリート部材の連結装置 | |
JP6370721B2 (ja) | 連結具及びそれを用いたコンクリート部材の連結装置 | |
JP2020070921A (ja) | フレキシブル管用継手及びその継手用の係止具 | |
JP4757605B2 (ja) | コンクリート部材の連結具 | |
JP2008540973A (ja) | カップリングアセンブリー | |
JP5908797B2 (ja) | 連結具及びそれを用いたコンクリート部材の連結装置 | |
JP2009092165A (ja) | 連結具及びそれを用いたコンクリート部材の連結装置 | |
JP5849261B2 (ja) | 管継手 | |
JP5908798B2 (ja) | 連結具及びそれを用いたコンクリート部材の連結装置 | |
JP6176954B2 (ja) | セグメント連結継手、及び、セグメント | |
JP6231506B2 (ja) | アンカーボルト | |
JP2009523982A (ja) | 筒形継手 | |
JP7417931B2 (ja) | コンクリート部材の連結装置 | |
JP5799326B2 (ja) | 管継手 | |
JP2018111921A (ja) | 連結具 | |
JP6294986B1 (ja) | 直管パイプ用継手 | |
JP2020070679A (ja) | トンネル鋼製支保工に用いる連結具及び雌型連結部材 | |
JP4227047B2 (ja) | 管差込み継手と係止爪押入具 | |
JP4975475B2 (ja) | セグメント継手 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110704 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120529 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120723 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130115 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130205 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20290215 Year of fee payment: 16 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |