JP5196232B2 - 電磁流量計 - Google Patents

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本発明は、電磁流量計に関し、特に、異常が発生したとき、励磁コイルの消費電力を小さくして、継続して異常を診断する電磁流量計に関するものである。
電磁流量計は、プロセス制御(流量制御)などにおいて被測定流体の流量を測定するものである。図10は電磁流量計50の構成図であり、電磁流量計50の構成および動作について図10を用いて説明する。
図10において、検出器4の励磁コイル1は、測定管13を流れる被測定流体FLDに磁界を加える。電極2、3は、磁界によって発生したプロセス信号(起電力)PS1、PS2を検出する。増幅回路8は、プロセス信号PS1、PS2を増幅して増幅信号をAD変換部9へ出力する。AD変換部9は、増幅信号をAD変換してAD変換データを絶縁回路10を介して演算制御部20へ出力する。
演算制御部20は、流量演算手段21、異常診断手段22、出力電流制御手段23および励磁制御手段24を備えている。流量演算手段21は、AD変換データに基づいて被測定流体FLDの流量を演算し、出力電流制御手段23は、流量に対応した出力電流設定信号IPWMを電流出力部40へ出力する。
電流出力部40は、出力電流設定信号IPWMに基づいて流量に対応した出力電流Ioを外部へ出力する。そして、プロセス制御を行うコントローラ(図示しない)などは、抵抗61に発生する電圧に基づいて出力電流Ioおよび流量を算出してプロセス制御(流量制御)を行う。
演算制御部20の励磁制御手段24は、励磁コイル1に励磁電流IEXを供給するための制御信号(第1励磁制御信号E1、第2励磁制御信号E2、励磁電流設定信号EPWM)を励磁部30へ出力する。励磁部30は、励磁制御手段24からの制御信号に基づいて、励磁コイル1への接続線C1およびC2を介して励磁電流IEXを励磁コイル1に供給する。
演算制御部20の異常診断手段22は、プロセス信号PS1、PS2に基づく異常をAD変換データより診断して、この診断結果に基づいて出力電流制御手段23および励磁制御手段24を制御する。
特開2002−340638号公報 特開2006−293871号公報 特開昭63−217227号公報
ところで、例えば、プロセス信号PS1、PS2にノイズが重畳した場合、プロセス信号PS1、PS2は通常の測定範囲に対し過大な電圧になることがある。これにともない、演算制御部20の異常診断手段22は、この過大な電圧に対応した過大なAD変換データを受け取り、このAD変換データを所定値と比較し所定値以上であると判断した結果、プロセス信号PS1、PS2が過大なため異常状態であることを診断する(以下、この診断結果を「プロセス信号過大異常」という)。
電磁流量計50は、外部に接続されるコントローラなどに流量値などを伝送するため、流量値などに対応した出力電流Ioを例えば4mA(0%)〜20mA(100%)として出力する。一方、上述した異常が発生したとき、電磁流量計50は、異常をコントローラなどに認識させるため、出力電流Ioを0%以下(例えば3.6mA)にして出力する。
ここで、電磁流量計50は、外部に接続された直流電源60から電力の供給を受けて動作している。このため、電磁流量計50が出力電流Ioを0%以下にしたとき、電磁流量計50内部の消費電力が直流電源60からの供給電力を超えて、電磁流量計50が動作不能になる場合がある。
これを防止するため、電磁流量計50は、励磁電流IEXを停止または励磁電流値を小さくして、電磁流量計50内部の消費電力(特に励磁コイル1の消費電力)を小さくした後に、出力電流Ioを0%以下にする。なお、励磁電流パルスの振幅をゼロまたは小さくすることによって、励磁電流IEXを停止または励磁電流値を小さくすることができる。
しかし、ノイズが重畳中および消滅後も、励磁電流IEXは停止しておりプロセス信号PS1、PS2は発生しないため、異常診断手段22は、プロセス信号PS1、PS2に対する異常診断を行うことができない。また、励磁電流IEXの電流値を小さくした場合、発生するプロセス信号PS1、PS2は小さいため、異常診断手段22は、プロセス信号PS1、PS2に対する異常診断を正確に行うことができない場合がある。
このため、電磁流量計50は、ノイズが重畳中および消滅後も、出力電流Ioを0%以下にした状態を継続する。そして、ユーザーは、直流電源60からの電源供給を止め再度投入して(以下、「直流電源60のOFF/ON」という)電磁流量計50を再起動させないと、電磁流量計50は、励磁電流IEXを励磁コイル1へ供給し、異常診断を正確に行い、流量を演算して流量に対応した出力電流Ioを出力することができない。
本発明の目的は、異常が発生したとき、励磁電流を停止または励磁電流値を小さくすること無く励磁電流を励磁コイルに供給し、励磁コイルの消費電力を小さくすることによって、例えば直流電源60のOFF/ONをすることなく、継続して異常を診断し流量を演算して出力する電磁流量計を提供することである。
このような目的を達成するために、請求項1の発明は、
励磁電流を供給される励磁コイルから加えられる磁界によって被測定流体に発生するプロセス信号に基づいて流量を演算するとともに、前記プロセス信号に基づく異常を診断する演算制御部を備えた電磁流量計において、
前記演算制御部は、前記励磁電流を供給する時間を前記異常が発生したときに短くする制御を行う短縮制御手段を備え、
前記短縮制御手段は前記励磁電流を供給する時間が短くされている間、前記励磁電流の絶対値を前記異常が発生していない場合よりも小さくせず、
前記演算制御部は、前記短縮制御手段により前記励磁電流を供給する時間が短くされている間も前記プロセス信号の異常の有無を検出することを特徴とする。

請求項2の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記短縮制御手段は、前記励磁コイルへ供給および供給停止を繰り返す前記励磁電流の1周期に対する前記時間の比率を前記異常が発生したときに小さくする制御を行う、
ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の発明において、
前記演算制御部は、第1周波数およびこれより低い第2周波数に基づいて供給される前記励磁電流を制御する2周波励磁を行うとともに、前記制御を行っている間は、前記第1周波数に基づいて供給された前記励磁電流によって発生する前記プロセス信号に基づき前記流量を演算する、
ことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、
前記演算制御部が前記流量に対応した出力電流を前記異常の発生中に強制的に0%以下にするとき、前記短縮制御手段が前記制御を行う、
ことを特徴とする。
本発明によれば、異常が発生したとき、励磁電流を停止または励磁電流値を小さくすること無く、励磁電流を励磁コイルに供給する供給時間を正常のときより小さくし、励磁コイルの消費電力を小さくすることによって、例えば直流電源60のOFF/ONをすることなく、継続して異常を診断し流量を演算して出力する電磁流量計を実現できる。
[第1の実施例]
第1の実施例について図1を用いて説明する。図1は、本発明を適用した電磁流量計80の構成図であり、図10と同一のものは同一符号を付し説明を省略する。本実施例は、異常が発生したとき、励磁電流IEXを励磁コイル1に供給する時間を短くする制御を行う短縮制御手段72を演算制御部70の励磁制御手段71に備えたものである。
図1において、電磁流量計80は、被測定流体FLDに発生するプロセス信号PS1、PS2を検出する検出器4、プロセス信号PS1、PS2を増幅する増幅回路8、増幅信号をAD変換(アナログ−デジタル変換)するAD変換部9、AD変換データを絶縁して演算制御部70へ送る絶縁回路10、AD変換部9などに電力を供給するDC−DC変換回路12、被測定流体FLDの流量を演算し励磁電流IEXを制御する演算制御部70、励磁コイル1へ励磁電流IEXを供給する励磁部30および流量に対応した出力電流Ioを出力する電流出力部40などから構成される。
検出器4は、被測定流体FLDが流れる測定管13、被測定流体FLDに磁界を加える励磁コイル1および被測定流体FLDに発生するプロセス信号PS1、PS2を検出する電極2、3を備えている。
演算制御部70は、流量演算手段21、異常診断手段22、出力電流制御手段23および励磁制御手段71を備えており、励磁制御手段71は短縮制御手段72を備えている。
例えば、電磁流量計80が2線式フィールド機器の場合、電磁流量計80は外部に接続された直流電源60から電力の供給を受けて動作する。
直流電源60の正極端子(+)は、電磁流量計80の一方の出力端子TM1および第1電源ラインL1に接続される。負極端子(−)は、抵抗61を介して他方の出力端子TM2、出力電流検出抵抗41の一端および接続線L5を介して電流出力部40に接続される。また、出力電流検出抵抗41の他端は第1コモンラインL2に接続される。
SW制御回路11、励磁部30、電流出力部40および演算制御部70の各部の電源とコモンは、第1電源ラインL1と第1コモンラインL2に接続される。
また、DC−DC変換回路12は、トランスによって絶縁されており、SW制御回路11およびトランスによって、第1電源ラインL1と第1コモンラインL2との間の電圧を昇圧または降圧した電圧を第2電源ラインL3と第2コモンラインL4との間に発生させる。
増幅回路8を構成するバッファ5、6、差動増幅器7のほか、AD変換部9および絶縁回路10の各部の電源とコモンは、第2電源ラインL3と第2コモンラインL4に接続される。
励磁部30は、接続線C1およびC2を介して励磁コイル1と接続されており、励磁コイル1へ励磁電流IEXを供給する。そして、励磁コイル1から磁界が生じ、被測定流体FLDに磁界が加わって、電極2、3は、磁界によって被測定流体FLDに発生したプロセス信号PS1、PS2を検出する。例えば、プロセス信号PS1、PS2は、電磁誘導によって被測定流体FLDに発生する起電力である。
バッファ(ボルテージフォロワ)5、6はプロセス信号PS1、PS2をバッファして、差動増幅器7はこれらの差電圧を増幅した信号をAD変換部9へ出力する。AD変換部9は、増幅信号をAD変換して、AD変換データを絶縁回路10を介して演算制御部70へ出力する。
演算制御部70において、流量演算手段21は、受け取ったAD変換データに基づいて被測定流体FLDの流速および流量を演算する。出力電流制御手段23は、流量演算手段21から受け取った流量に対応したデューティ比を有するPWM信号を出力電流設定信号IPWMとして電流出力部40へ出力する。
電流出力部40は、出力電流検出抵抗41によって検出された出力電流Ioに対応した電圧をL5を介して帰還して、デューティ比(流量)に対応した出力電流Io(例えば4mA(0%)〜20mA(100%)の範囲内)を外部へ出力する。
演算制御部70の励磁制御手段71は、第1励磁制御信号E1、第2励磁制御信号E2および励磁電流設定信号EPWMを励磁部30へ出力し、励磁部30から励磁コイル1へ供給する励磁電流IEXを制御する。
ここで、励磁部30の回路図について図2を用いて説明する。
図2の励磁部30において、直列接続されたトランジスタTr1とトランジスタTr3が、直列接続されたトランジスタTr2とトランジスタTr4に並列接続される。トランジスタTr1とトランジスタTr2との接続点は第1電源ラインL1に接続され、トランジスタTr3とトランジスタTr4との接続点は定電流回路CCの一方に接続される。また、定電流回路CCの他方は第1コモンラインL2に接続される。なお、トランジスタTr1〜Tr4はFET(電界効果トランジスタ)であってもよい。
トランジスタTr1とトランジスタTr3との接続点は、接続線C1を介して励磁コイル1(図示しない)の一方に接続され、トランジスタTr2とトランジスタTr4との接続点は、接続線C2を介して励磁コイル1の他方に接続される。
励磁制御手段71から出力された第1励磁制御信号E1は、絶縁回路IS1を介してトランジスタTr1とトランジスタTr4のベース(ゲート)端子に入力される。また、第2励磁制御信号E2は、絶縁回路IS2を介してトランジスタTr2とトランジスタTr3のベース(ゲート)端子に入力される。
励磁電流設定信号EPWMは、ローパスフィルタLPFに入力され、ローパスフィルタLPFの出力は定電流回路CCに入力される。励磁電流設定信号EPWMは、励磁電流IEXの電流値に対応したデューティ比を有するPWM信号である。
ローパスフィルタLPFは、励磁電流設定信号EPWMを平滑し、デューティ比に対応した直流電圧を出力する。定電流回路CCが、この直流電圧に対応した励磁電流IEXを流すように動作することによって、励磁電流IEXは、励磁電流設定信号EPWMのデューティ比に対応した電流値となる。
つぎに、演算制御部70の異常診断手段22が異常診断を行い、異常状態であると判断したときの演算制御部70の動作について説明する。図3は、演算制御部70の処理を表すフローチャート図であり、まず図3を用いて説明する。
図3において、直流電源60から供給電源が投入された後、励磁制御手段71は、励磁電流IEXの励磁コイル1への供給時間(正常時供給時間)および1周期を第1励磁制御信号E1および第2励磁制御信号E2に設定し、第1励磁制御信号E1および第2励磁制御信号E2を励磁部30へ出力する(ステップS10)。これに従い、励磁部30は、励磁コイル1へ励磁電流IEXを供給する。
そして、励磁制御手段71は、励磁電流IEXの電流値に対応したデューティ比を励磁電流設定信号EPWMに設定し、励磁電流設定信号EPWMを励磁部30へ出力する(ステップS11)。なお、ステップS10とステップS11は、演算制御部70の初期設定処理である。
そして、励磁電流IEXが供給されている間に被測定流体FLDにプロセス信号PS1、PS2が発生し、流量演算手段21および異常診断手段22は、プロセス信号PS1とPS2との差動増幅信号をAD変換したAD変換データを受け取る(ステップS12)。
そして、流量演算手段21は、プロセス信号PS1、PS2に基づくAD変換データを用いて被測定流体FLDの流速および流量を演算する(ステップS13)。
そして、異常診断手段22は、プロセス信号PS1、PS2に基づく異常を診断する(ステップS14)。このプロセス信号PS1、PS2に基づく異常としてつぎのような場合がある。
例えば、ノイズが、プロセス信号PS1、PS2に重畳したり、励磁電流IEXに重畳した場合、プロセス信号PS1、PS2が通常の測定範囲に対し過大な電圧になることがある。これにともない、異常診断手段22は、上述したプロセス信号過大異常と診断する。また、バッファ5、6の出力や差動増幅器7の出力にノイズが重畳した場合も過大な電圧となって同様のことが起こりえる。なお、このノイズは、電磁流量計80に混入する電気的ノイズや電磁流量計80(例えば検出器4)に加えられた振動によって発生するノイズなどがある。
異常診断手段22は、上述したような異常が発生したかどうかを判断し(ステップS15)、出力電流制御手段23および励磁制御手段71は、異常診断手段22から異常診断結果を受け取り、以下の処理を行う。
異常が発生していないとき、出力電流制御手段23は、演算された流量に対応したデューティ比を出力電流設定信号IPWMに設定し、出力電流設定信号IPWMを電流出力部40へ出力する(ステップS16)。これに従い、電流出力部40は、デューティ比(流量)に対応した出力電流Ioを外部へ出力する。
また、励磁制御手段71は、励磁電流IEXの励磁コイル1への供給時間(正常時供給時間)および1周期を第1励磁制御信号E1および第2励磁制御信号E2に設定し、第1励磁制御信号E1および第2励磁制御信号E2を励磁部30へ出力する(ステップS17)。これに従い、励磁部30は、励磁コイル1へ励磁電流IEXを供給する。そして、ステップS12に戻って、上述したステップを繰り返す。
一方、異常が発生したとき、励磁制御手段71の短縮制御手段72は、励磁電流IEXの励磁コイル1への供給時間(異常時供給時間)および1周期を第1励磁制御信号E1および第2励磁制御信号E2に設定し、第1励磁制御信号E1および第2励磁制御信号E2を励磁部30へ出力する短縮制御を行う(ステップS18)。これに従い、励磁部30は、励磁コイル1へ励磁電流IEXを供給する。
この短縮制御によって、異常時供給時間が正常時供給時間より短くなる、または1周期に対する異常時供給時間の比率が、1周期に対する正常時供給時間の比率より小さくなる。このため、異常が発生したとき、励磁コイル1の消費電力は正常のときより小さくすることができる。
また、出力電流制御手段23は、0%以下(例えば出力電流Ioが3.6mA)または100%以上(例えば出力電流Ioが21mA)に対応したデューティ比を出力電流設定信号IPWMに設定し、出力電流設定信号IPWMを電流出力部40へ出力する(ステップS18)。これに従い、電流出力部40は、0%以下または100%以上の出力電流Ioを外部へ出力する。そして、ステップS12に戻って、上述したステップを繰り返す。
なお、ユーザーが、出力電流Ioを0%以下または100%以上にするかを設定できる。また、演算制御部70は、CPUなどのプロセッサを用いてプログラム(ソフトウエア)に従って、図3に示す各ステップの処理を行うことができる。
つぎに、図3で説明した処理、特にステップS15〜S19の処理を、各信号のタイミングチャート図(図4)を用いて説明する。図4は、2周波励磁を行っているときの各信号のタイミングチャート図であり、(a)は正常または異常状態、(b)は第1励磁制御信号E1、(c)は第2励磁制御信号E2、(d)は励磁電流IEXを表す。なお、(b)と(c)の縦軸はボルト(電圧)、(d)の縦軸はアンペア(電流)である。
図4(a)において、電磁流量計80は時間T6aまで正常な状態が続き、時間T6aとT7aとの間において異常が発生し、時間T12aとT13aとの間まで異常が続き、その後正常な状態に戻る。
まず正常状態での動作について説明する。図4(b)において、図3のステップS17によって、第1励磁制御信号E1(b)は、T1aからT2aまでの時間Tclk1aを1周期とし、この1周期Tclk1aのうちの正常時供給時間Tf1aの間はハイレベル電圧(以下、「H電圧」という)となり、時間Ts1aの間はローレベル電圧(以下、「L電圧」という)となり、これを時間T4aまで繰り返し、時間T4aから時間T7aまでの間はL電圧となる。
同様に、図4(c)において、図3のステップS17によって、第2励磁制御信号E2(c)は、時間T1aから時間T4aまでの間はL電圧となり、T4aからT5aまでの時間Tclk1aを1周期とし、この1周期Tclk1aのうちの正常時供給時間Tf1aの間はH電圧となり、時間Ts1aの間はL電圧となり、これを時間T7aまで繰り返す。
そして、この第1励磁制御信号E1(b)および第2励磁制御信号E2(c)の動作によって、励磁電流IEXは図4(d)のように動作する。
時間T1aからT2a(1周期Tclk1a)において正常時供給時間Tf1aの間では、第1励磁制御信号E1(b)によってトランジスタTr1とTr4が導通するため(図2参照)、励磁電流IEX(d)は、第1電源ラインL1、トランジスタTr1、接続線C1、励磁コイル1、接続線C2、トランジスタTr4、定電流回路CCおよび第1コモンラインL2の経路で励磁コイル1に供給される。このときの励磁電流IEX(d)の電流値をIEX+とする。
図4(d)に戻り、1周期Tclk1aのうちの時間Ts1aの間はトランジスタTr1〜Tr4が導通しないため、励磁電流IEX(d)は励磁コイル1へ供給されない。励磁電流IEX(d)は、これを時間T4aまで繰り返す。
時間T4aからT5a(1周期Tclk1a)において正常時供給時間Tf1aの間では、第2励磁制御信号E2(c)によってトランジスタTr2とTr3が導通するため(図2参照)、励磁電流IEX(d)は、第1電源ラインL1、トランジスタTr2、接続線C2、励磁コイル1、接続線C1、トランジスタTr3、定電流回路CCおよび第1コモンラインL2の経路で励磁コイル1に供給される。このときの励磁電流IEX(d)の電流値をIEX−とする。
図4(d)に戻り、1周期Tclk1aのうちの時間Ts1aの間はトランジスタTr1〜Tr4が導通しないため、励磁電流IEX(d)は励磁コイル1へ供給されない。励磁電流IEX(d)は、これを時間T7aまで繰り返す。なお、励磁電流値IEX+とIEX−は、励磁コイル1に対し互いに反対方向に流れるため、IEX+は正電流、IEX−は負電流とした。
すなわち、励磁電流IEX(d)は、1周期Tclk1aのうちの正常時供給時間Tf1aの間は励磁コイル1に供給され、時間Ts1aの間は供給停止される。
続けて異常状態での動作について説明する。図4(b)において、図3のステップS18によって、第1励磁制御信号E1(b)は、時間T7aから時間T8aまでの1周期Tclk1aのうちの異常時供給時間Tf11aの間はH電圧となり、時間Ts11aの間はL電圧となり、これを時間T10aまで繰り返し、時間T10aから時間T13aまではL電圧となる。
同様に、図4(c)において、図3のステップS18によって、第2励磁制御信号E2(c)は、時間T7aから時間T10aまではL電圧となり、時間T10aから時間T11aまでの1周期Tclk1aのうちの異常時供給時間Tf11aの間はH電圧となり、時間Ts11aの間はL電圧となり、これを時間T13aまで繰り返す。
図4(d)において、励磁電流IEX(d)は、時間T7aから時間T8a(1周期Tclk1a)における異常時供給時間Tf11aの間は電流値IEX+となり、時間Ts11aの間は励磁コイル1へ供給されず、これを時間T10aまで繰り返す。
そして、励磁電流IEX(d)は、時間T10aから時間T11a(1周期Tclk1a)における異常時供給時間Tf11aの間は電流値IEX−となり、時間Ts11aの間は励磁コイル1へ供給されず、これを時間T13aまで繰り返す。
このような動作によって、異常が発生したときの励磁電流IEX(d)の異常時供給時間Tf11aは、正常のときの正常時供給時間Tf1aより短くなる。すなわち、異常が発生したときの励磁電流IEX(d)のパルス幅は短くなる。
また、異常および正常のときの1周期はTclk1aと同じである。このため、異常が発生したときの励磁電流IEX(d)の1周期Tclk1aに対する異常時供給時間Tf11aの比率は、正常のときの1周期Tclk1aに対する正常時供給時間Tf1aの比率より小さくなる。すなわち、励磁電流IEX(d)の異常のときのデューティ比は、正常のときのデューティ比より小さい。
異常時供給時間Tf11aは正常時供給時間Tf1aより小さい。このため、異常のときの励磁コイル1の消費電力は正常のときの消費電力より小さくなるため、異常のときに出力電流Ioが0%以下になって(図3のステップS19)、直流電源60からの供給電力が小さくなっても、電磁流量計80は動作可能である。
また、正常および異常のときの励磁電流値はIEX+、IEX−で同じなため、異常が発生したとき、電磁流量計80は、正常のときと同じ大きさのプロセス信号PS1、PS2を得て正確な異常診断および流量測定を行うことができる。
このため、図4(a)において、時間T12aから時間T13aの間において正常になったとき、電磁流量計80は、異常(例えばプロセス信号過大異常)が無くなったことを診断でき、その後も継続して異常を診断し流量を演算して出力できる。
つぎに、図4の変形例として、2周波励磁において、正常と異常のときの励磁電流IEXの供給時間は変えないで、1周期を変えた場合について図5を用いて説明する。図5は、図4と同様に、2周波励磁を行っているときの各信号のタイミングチャート図であり、(a)は正常または異常状態、(b)は第1励磁制御信号E1、(c)は第2励磁制御信号E2、(d)は励磁電流IEXを表す。なお、図4との相違点を中心に説明し、共通点の説明は省略する。
図5(b)(c)(d)において、第1励磁制御信号E1(b)、第2励磁制御信号E2(c)および励磁電流IEX(d)の正常時供給時間Tf1bと異常時供給時間Tf11bとは同じであるが、異常のときの1周期Tclk11bは正常のときの1周期Tclk1bより長い。
このため、励磁電流IEX(d)の全体として(例えば単位時間当たり)の異常時供給時間は正常時供給時間より短くなる。また、異常が発生したときの励磁電流IEX(d)の1周期Tclk11bに対する異常時供給時間Tf11bの比率は、正常のときの1周期Tclk1bに対する正常時供給時間Tf1bの比率より小さくなる。すなわち、異常が発生したときの励磁電流IEX(d)のパルスの1周期は長くなる。このため、電磁流量計80は、図4と同様の動作を実現できる。
また、図4を3値励磁に変形した例について、図6を用いて説明する。図6は、3値励磁を行っているときの各信号のタイミングチャート図であり、(a)は正常または異常状態、(b)は第1励磁制御信号E1、(c)は第2励磁制御信号E2、(d)は励磁電流IEXを表す。なお、図4との相違点を中心に説明し、共通点の説明は省略する。
図6(b)(c)(d)において、第1励磁制御信号E1(b)、第2励磁制御信号E2(c)および励磁電流IEX(d)の異常時供給時間Tf11cは正常時供給時間Tf1cより短くなる。異常と正常のときの1周期は同じである。
これによって、異常が発生したときの励磁電流IEX(d)の1周期Tclk12cに対する異常時供給時間Tf11cの比率は、正常のときの1周期Tclk12cに対する正常時供給時間Tf1cの比率より小さくなる。
このため、電磁流量計80は、図4と同様の動作を実現できる。また、図6は、図5と同様に、正常時供給時間Tf1cは異常時供給時間Tf11cと同じにし、異常のときの1周期は正常のときの1周期より長くしてもよい。
なお、図4(d)において、励磁電流IEXの正常と異常の場合の1周期Tclk1aは同じであるため、電磁流量計80は、いずれの場合も同じ周期(Tclk1a)で診断、演算および出力をすることができ、周期的な動作をすることができる。図6(d)の励磁電流IEXの場合(1周期Tclk12c)も同様である。
上述したように、短縮制御は、第1励磁制御信号E1および第2励磁制御信号E2を制御することによって行ったが、他の制御方法として励磁電流設定信号EPWMを制御することによって行うことができる。この制御方法について図7を用いて説明する。
図7は、演算制御部70の処理を表すフローチャート図であり、図3との相違点は、ステップS17とS18(図3)をステップS17aとS18a(図7)に変更した点である。図3との相違点を中心に説明し、図3と同一のものは同一符号を付し説明を省略する。
図7において、異常が発生(ステップS15)していない場合、励磁制御手段71は、励磁電流設定信号EPWMを、励磁電流IEX(図4(d))の正常時供給時間Tf1aの間は励磁部30へ出力し、時間Ts1aの間は出力しないように制御する(ステップS17a)。
異常が発生した場合、短縮制御手段72は、励磁電流設定信号EPWMを、励磁電流IEX(図4(d))の異常時供給時間Tf11aの間は励磁部30へ出力し、時間Ts11aの間は出力しないように制御する(ステップS18a)。
このステップS17aおよびステップS18aの動作によって、励磁電流IEXは、図4(d)のように動作することができる。この動作は、図5、6においても同様に行うことができる。
本実施例によれば、異常時供給時間を正常時供給時間より短くする、または1周期に対する異常時供給時間の比率を1周期に対する正常時供給時間の比率より小さくする。このため、異常が発生したとき、励磁コイルの消費電力は正常のときの消費電力より小さくなり、電磁流量計は直流電源からの供給電源によって動作を継続できる。
また、正常および異常のとき、励磁電流IEXの電流値は同じ(IEX+、IEX−)であるため、電磁流量計は、異常発生中および正常に戻った後も継続して正確に異常を診断し流量を演算して出力できる。
[第2の実施例]
第2の実施例は、2周波励磁において、短縮制御中の2周波励磁の演算を変形させたものである。この演算動作について図8を用いて説明する。図8は、演算制御部70の処理を表すフローチャート図であり、図3との相違点は、ステップS13(図3)をステップS13a〜S13c(図8)に変更した点である。図3との相違点を中心に説明し、図3と同一のものは同一符号を付し説明を省略する。
なお、2周波励磁は、図4(d)の励磁電流IEXにおいて、第1周波数(1周期Tclk1aの逆数)およびこれより低い第2周波数(T1aからT7aまでの時間の逆数)を合成させた形の励磁電流IEXを励磁コイル1に供給する。
図8において、流量演算手段21は、短縮制御中(ステップS13a)でなければ(正常のとき)、第1周波数および第2周波数に基づく励磁電流IEXによって発生したプロセス信号PS1、PS2の差動増幅信号をAD変換したデータ(以下、「第1および第2周波数に基づくデータ」という)を用いて流速と流量を演算する(ステップS13b)。例えば、この演算は、特許文献3で示したような第1復調手段、高域濾波手段、第2復調手段および低域濾波手段を用いる。
一方、流量演算手段21は、短縮制御中であれば(異常のとき)、第1周波数に基づく励磁電流IEXによって発生したプロセス信号PS1、PS2の差動増幅信号をAD変換したデータ(以下、「第1周波数に基づくデータ」という)を用いて流速と流量を演算する(ステップS13c)。例えば、この演算は、特許文献3で示したような第1復調手段、高域濾波手段を用いる。
ここで、特許文献3で示したと同様に、図4(d)の異常中における第1周波数に基づくデータは、時間T7a〜時間T12aの6回分のデータを用いるが、第2周波数に基づくデータは、時間T7aと時間T10aの2回分のデータしか用いない。
第1周波数に基づくデータはデータ数が多いため、これを用いて演算された流量は安定である。一方、第2周波数に基づくデータはデータ数が少ないため、これを用いて演算された流量は第1周波数の流量に比べて不安定となる場合がある。
このため、本実施例によれば、第1の実施例に加え、図8のステップS13cにおいて、流量演算手段21は、異常が発生しているとき、第1周波数に基づくデータを用いて流速と流量を演算することによって、安定した流量を得て出力することができる。
また、流量が安定しているため、正常に戻ったとき、迅速およびスムーズに流量出力が復帰できる。なお、ステップS13a〜S13cの動作は、図5の2周波励磁の動作に適用でき、図7のステップS13に代えて適用できる。
[第3の実施例]
第3の実施例は、出力電流Ioを強制的に0%以下にするときに短縮制御を行うものであり、この処理について図9を用いて説明する。図9は、演算制御部70の処理を表すフローチャート図であり、図3との相違点は、ステップS18とS19(図3)をステップS18〜S20(図9)に変更した点である。図3との相違点を中心に説明し、図3と同一のものは同一符号を付し説明を省略する。
図9において、異常が発生(ステップS15)したとき、出力電流制御手段23が、出力電流Ioを強制的に100%以上に制御する場合には、100%以上に対応したデューティ比を出力電流設定信号IPWMに設定し、出力電流設定信号IPWMを電流出力部40へ出力する(ステップS19b)。これに従い、電流出力部40は、強制的に100%以上の出力電流Ioを外部へ出力する。そして、この場合、直流電源60からの供給電力が大きいため、励磁コイル1の消費電力を小さくする短縮制御は行わない。
一方、出力電流制御手段23が、出力電流Ioを強制的に0%以下に制御する場合には、短縮制御手段72は、励磁電流IEXの励磁コイル1への供給時間(異常時供給時間)および1周期を第1励磁制御信号E1および第2励磁制御信号E2に設定し、第1励磁制御信号E1および第2励磁制御信号E2を励磁部30へ出力して短縮制御を行う(ステップS18)。これに従い、励磁部30は、励磁コイル1へ励磁電流IEXを供給する。
そして、出力電流制御手段23が、強制的に0%以下に対応したデューティ比を出力電流設定信号IPWMに設定し、出力電流設定信号IPWMを電流出力部40へ出力する(ステップS19a)。これに従い、電流出力部40は、強制的に0%以下の出力電流Ioを外部へ出力する。
なお、ステップS18、S19a、S19bおよびS20の処理は、図7のステップS18aおよびS19に代えて、また図8のステップS18およびS19に代えて適用できる。
本実施例によれば、第1および第2の実施例に加え、異常が発生して出力電流Ioを強制的に0%以下にするときには短縮制御が行われ、100%以上にするときには短縮制御が行われないため、演算制御部70は処理負担を軽減できる。
なお、本発明は、前述の実施例に限定されることなく、その本質を逸脱しない範囲で、さらに多くの変更および変形を含むほか、上述した各部の組み合わせ以外の組み合わせを含むことができる。
本発明を適用した電磁流量計80の構成図の例である。 図1における励磁部30の回路図の例である。 本発明を適用した演算制御部70の処理を表すフローチャート図の例である。 図3の処理に対応した各信号のタイミングチャート図であり(2周波励磁の場合)、(a)は正常または異常状態、(b)は第1励磁制御信号E1、(c)は第2励磁制御信号E2、(d)は励磁電流IEXのタイミングチャート図の例である。 図3の処理に対応した各信号のタイミングチャート図であり(2周波励磁の場合)、(a)は正常または異常状態、(b)は第1励磁制御信号E1、(c)は第2励磁制御信号E2、(d)は励磁電流IEXのタイミングチャート図の他の例である。 図3の処理に対応した各信号のタイミングチャート図であり(3値励磁の場合)、(a)は正常または異常状態、(b)は第1励磁制御信号E1、(c)は第2励磁制御信号E2、(d)は励磁電流IEXのタイミングチャート図の他の例である。 本発明を適用した演算制御部70の処理を表すフローチャート図の他の例である。 本発明を適用した演算制御部70の処理を表すフローチャート図の他の例である。 本発明を適用した演算制御部70の処理を表すフローチャート図の他の例である。 背景技術における電磁流量計50の構成図の例である。
符号の説明
1 励磁コイル
2、3 電極
4 検出器
21 流量演算手段
22 異常診断手段
23 出力電流制御手段
30 励磁部
40 電流出力部
70 演算制御部
71 励磁制御手段
72 短縮制御手段
50、80 電磁流量計
FLD 被測定流体
IEX 励磁電流
PS1、PS2 プロセス信号

Claims (4)

  1. 励磁電流を供給される励磁コイルから加えられる磁界によって被測定流体に発生するプロセス信号に基づいて流量を演算するとともに、前記プロセス信号に基づく異常を診断する演算制御部を備えた電磁流量計において、
    前記演算制御部は、前記励磁電流を供給する時間を前記異常が発生したときに短くする制御を行う短縮制御手段を備え
    前記短縮制御手段は前記励磁電流を供給する時間が短くされている間、前記励磁電流の絶対値を前記異常が発生していない場合よりも小さくせず、
    前記演算制御部は、前記短縮制御手段により前記励磁電流を供給する時間が短くされている間も前記プロセス信号の異常の有無を検出することを特徴とする電磁流量計。
  2. 前記短縮制御手段は、前記励磁コイルへ供給および供給停止を繰り返す前記励磁電流の1周期に対する前記時間の比率を前記異常が発生したときに小さくする制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電磁流量計。
  3. 前記演算制御部は、第1周波数およびこれより低い第2周波数に基づいて供給される前記励磁電流を制御する2周波励磁を行うとともに、前記制御を行っている間は、前記第1周波数に基づいて供給された前記励磁電流によって発生する前記プロセス信号に基づき前記流量を演算する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電磁流量計。
  4. 前記演算制御部が前記流量に対応した出力電流を前記異常の発生中に強制的に0%以下にするとき、前記短縮制御手段が前記制御を行う、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電磁流量計。
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