JPH0539460Y2 - - Google Patents

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JPH0539460Y2
JPH0539460Y2 JP14593386U JP14593386U JPH0539460Y2 JP H0539460 Y2 JPH0539460 Y2 JP H0539460Y2 JP 14593386 U JP14593386 U JP 14593386U JP 14593386 U JP14593386 U JP 14593386U JP H0539460 Y2 JPH0539460 Y2 JP H0539460Y2
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voltage
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、電磁流量計に係り、特にその出力ノ
イズを低減した電磁流量計に関する。
〈従来の技術〉 一般に、電磁流量計は流量信号を検出した後、
この流量信号を信号処理回路で信号処理をして流
量に比例した出力信号として出力する。この場合
に、励磁周波数に近い周波数のノイズ電圧が流量
信号に重畳すると、このノイズ電圧は出力信号を
揺動させることになる。従つて、この様な場合に
は一般に信号処理回路に設けられているダンピン
ク回路(ローパスフイルタ)のダンピング時定数
を大きくして平滑し、出力信号が揺動するのを防
止している。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、この様にダンピングの時定数を
大きくしてノイズ電圧の影響を低減しようとして
も、ノイズ電圧が大きくなると、ダンピング時定
数をたとえ10倍にしても充分に平滑できないこと
がある。
〈問題点を解決するための手段〉 この考案は、以上の問題点を解決するため、励
磁電流が休止期間と励磁期間とを持つ電磁流量計
において、励磁電流を制御する励磁制御手段と、
発生した信号電圧を処理してローパスフイルタ手
段を介して出力する信号処理手段と、ローパスフ
イルタ手段の時定数に略比例した大きさでかつ休
止期間と励磁期間との比が時定数に略反比例する
ように励磁電流を制御するノイズ制御手段とを具
備するようにしたものである。
〈作用〉 ノイズ電圧が大きくなつたときには、、ノイズ
制御手段により信号処理回路のダンピング時定数
を大きくすると共に励磁電流の大きさを大きくし
かつ励磁電流の励磁区間に対して休止期間が伸び
るようにする。反対に、ノイズ電圧が小さくなつ
たときは、ノイズ制御手段によりこれと逆の動作
をさせる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例について図面に基ずき説
明する。第1図は本考案の1実施例を示すブロツ
ク図である。
10,11は流量信号を検出する電極であり、
12は被測定流体を流す内面が絶縁された導管で
ある。
13,14は励磁コイルであり、励磁回路15
から抵抗16,17を介して励磁される。励磁電
流の大きさは抵抗16,17によつて検出され増
幅器18で増幅されて励磁回路15に帰還され、
励磁回路15でその大きさが制御される。抵抗1
6,17にはスイツチSW1とSW2とが並列に
接続されている。
電極10と11で検出された電圧は、増幅器1
8′で増幅される。増幅器18′の出力は可変利得
増幅器19に入力され、ここで分圧抵抗20と2
1で増幅器18′の出力が分圧される。分圧抵抗
20,21はそれぞれこれに並列にスイツチSW
3,SW4が接続されている。
可変利得増幅器19の出力は、流量信号をサン
プリングするスイツチSW5,SW6を介して増
幅器22に出力される。23は増幅器22の出力
を平滑する平滑回路である。
24はローパスフイルタであり、抵抗25,2
6とコンデンサ27およびこれらの抵抗に並列に
接続されたスイツチSW7,WS8より構成され
ている。
28はノイズ制御回路であり、切替回路29と
タイミング回路30とから構成されている。切替
回路29からは制御信号S1,S2,S3および
S4をそれぞれ出力し、制御信号S1でフイルタ
回路24のスイツチSW7,SW8を制御してそ
の時定数を切り替え、制御信号S2でスイツチ
SW1とSW2を制御する。制御信号S3はスイ
ツチSW3とSW4とを制御する。タイミング回
路30は制御信号S4に基づき励磁電流Ifの励磁
期間と休止期間との比を制御すると共に制御信号
S6を出しスイツチSW5,SW6の開閉を制御
する。
次に第1図に示すブロツク図の動作について第
2図と第3図に示す波形図を用いて説明する。第
2図はローパスフイルタの時定数が小さい場合の
波形を示している。
第2図イは励磁期間T1と休止期間T2とを持
つ励磁電流Ifの波形を示している。この励磁電流
Ifが励磁コイル13,14に印加され、これに対
応する第2図ロに示す波形の流量信号が電極1
0,11に得られる。一方、電極10,11に第
3図ハに示すようなノイズ電圧が重畳した場合
に、増幅器22の出力に得られる電圧は第2図ニ
に示すような波形の電圧となる。従つて、ローパ
スフイルタ24の出力には第2図ホに示すような
大きなスパイクを含む電圧となり、大きな揺動を
示す。
これに対して、第3図はローパスフイルタの時
定数が大きい場合の各部の波形を示している。第
3図イ〜ホはそれぞれ第2図イ〜ホにそれぞれ対
応している。
ローパスフイルタ24の時定数が大きくなつた
のに伴ない、ノイズ制御回路28で励磁期間T3
に対する休止期間T4の比を大きくし、これに伴
ない信号電圧の波高値も大きくなるように制御し
ている(第3図ロ)。この結果、第2図ハと同じ
第3図ハに示すようなノイズ電圧が流量信号に重
畳しても、第3図ホの波形に示すように第2図ホ
の場合に比べて大巾に平滑された出力電圧が得ら
れ出力の揺動が改善される。
この場合に、励磁期間T3は大きくなつている
が同時に休止期間T4も大きくなつているので、
励磁回路15から出力するパワーは全体として同
じ大きさになる。
なお、この場合には信号電圧が大きくなつてい
るので、スイツチSW5,SW6でサンプリング
される電圧も大きくなる。従つて、単位流速当た
りの流量出力を一定にする場合には、信号電圧が
大きくなつた割合だけ可変利得増幅器19の増幅
度を下げるように制御信号S3によりスイツチ
SW3,SW4を制御する。
第4図はマイクロコンピユータを用いて本考案
を実現したときのブロツク図である。
励磁コイル13,14には励磁回路15から抵
抗31を介して励磁電流Ifを供給している。
電極10,11で検出された流量信号は増幅器
18′とスイツチSW9を介してアナログ/デジ
タル変換器32に入力され、デジタル化されてマ
イクロコンピユータ33に入力される。
一方、抵抗31で検出された励磁電流は増幅器
18とスイツチSW10を介してアナロク/デジ
タル変換器34に入力され、デジタル化されてマ
イクロコンピユータ33に入力される。
マイクロコンピユータ33は、流量信号をサン
プリングするスイツチSW9を制御する制御信
号、励磁電流をサンプリングするスイツチSW1
0を制御する制御信号、励磁回路15を制御して
励磁電流Ifの大きさおよび励磁区間と休止期間の
比率を制御する制御信号などを出力すると共に、
流量演算、ダンピング演算、励磁電流設定、励磁
電流の励磁期間/休止期間の設定など、第1図に
示す実施例の機能と同じ機能を実現する。これら
の演算を実行した後、デジタル/アナログ変換器
35でアナログ出力に変換されて出力される。
〈考案の効果〉 以上、実施例と共に具体的に説明したように本
考案によれば、ノイズ電圧が大きいときにも励磁
のパワーを変えることなく信号電圧を大きくし
て、ローパスフイルターのダンピング効果を上げ
ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示すブロツク図、
第2図と第3図は第1図に示す実施例の動作を説
明する波形図、第4図はマイクロコンピユータを
用いて本考案を実現したときのブロツク図であ
る。 13,14……励磁コイル、15……励磁回
路、19……可変利得増幅器、24……ローパス
フイルタ、28……ノイズ制御回路、29……切
替回路、30……タイミング回路、33……マイ
クロコンピユータ、1〜S6……制御信号、If
…励磁電流。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 励磁電流が休止期間と励磁期間とを持つ電磁流
    量計において、前記励磁電流を制御する励磁制御
    手段と、発生した信号電圧を処理してローパスフ
    イルタ手段を介して出力する信号処理手段と、前
    記ローパスフイルタ手段の時定数に略比例した大
    きさでかつ前記休止期間と前記励磁期間との比が
    前記時定数に略反比例するように前記励磁電流を
    制御するノイズ制御手段とを具備することを特徴
    とする電磁流量計。
JP14593386U 1986-09-24 1986-09-24 Expired - Lifetime JPH0539460Y2 (ja)

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JP14593386U JPH0539460Y2 (ja) 1986-09-24 1986-09-24

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JP14593386U JPH0539460Y2 (ja) 1986-09-24 1986-09-24

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JPS6351228U JPS6351228U (ja) 1988-04-06
JPH0539460Y2 true JPH0539460Y2 (ja) 1993-10-06

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