JP5196173B2 - 溶接加工装置 - Google Patents
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したがって、例えば上述のような溶接加工装置においては、テーブル上にブランク材を正確に位置決め固定すること、及びテーブルが移動するときに溶接ヘッドを含む他の装置と干渉しないように、またはレーザ溶接を行うときに溶接ヘッドがシンプルな移動で溶接を実行できるようにテーブル上にブランク材以外の障害物を極力なくすことが要求される。
請求項3の溶接加工装置は、請求項1において、前記第1及び第2マグネットクランプのうちの少なくともいずれか一方のマグネットクランプは、複数のマグネットクランプを備えていることを特徴とする。
請求項7の溶接加工装置は、請求項6において、前記第3ブランク材の突き合せ縁が前記位置決め用ストッパ及び前記別の位置決め用ストッパのうちの少なくともいずれか一方の位置決め用ストッパに当接するように、同第3ブランク材が、前記第1押圧部材及び前記テーブルに設けられた別の押圧部材のうちの少なくともいずれか一方の押圧部材により押圧されることを特徴とする。
請求項3の溶接加工装置においては、前記第1ブランク材及び前記第2ブランク材のうちの少なくともいずれか一方のブランク材は、複数の前記第1及び第2マグネットクランプのうちの少なくともいずれか一方のマグネットクランプにより前記テーブルに固定される。したがって、特に第1及び第2ブランク材のうちの少なくともいずれか一方のブランク材が大きい場合でも、効率よくこれらマグネットクランプにより前記テーブルに固定することができる。
まず、本発明の一実施形態を図1〜図7に従って説明する。図1は同実施形態の加工装置全体を示す平面図、図2は図1の位置決めステーションを矢印IIに沿って見た矢視図、図3は図2のストッパの拡大図、図4〜図6は図2に示される位置決めステーションの作動を示す説明図、図7は図1の溶接ステーションを矢印VIIに沿って見た矢視図である。
第1押圧部材20は、テーブル8上の第1のブランク材B1を押圧できるように、テーブル8に設けられたガイド30に支持されており、テーブル8の下方に突出する係合部20Aを有している。この第1押圧部材20における第1ブランク材B1に当接する部分は、図3に示されるように、スプリング20Bを介して支持された当接子20Cがブランク材B1に当接するように構成されている。同様に、第2押圧部材24は、テーブル8上のブランク材B2を押圧できるようにガイド32に支持されており、テーブル8の下方に突出する係合部24Aを有している。この第2押圧部材24における第2ブランク材B2に当接する部分は、第1押圧部材20と同様に、ブランク材B2にスプリングを介して支持された当接子を有している。なお、第1押圧部材20及び第2の押圧部材24は、図2に示されるように、それぞれテーブル8との間に設けられたスプリング34及び36により、初期位置に戻るように付勢されている。
他方、位置決めステーション2には、昇降用アクチュエータ42により昇降可能な位置決めステーションベース44が設けられている。同ベース44には、位置決め用ストッパ16をその使用位置に押し上げるストッパ用アクチュエータ46、第1押圧部材20を駆動する第1押圧用アクチュエータ48、及び第2押圧部材24を駆動する第2押圧用アクチュエータ50が設けられている。ベース44にはさらにテーブル8の被係合部材40の開口部38に係合可能な、上方に向けられた円錐台部分を有する係合部材52が設けられている。
続いて、上面に両ブランク材B1及びB2が固定されたテーブル8は、図示しない移動装置によりレール10に沿って加工ステーション4に移動される。加工ステーション4においては、図7に示されるように、昇降用アクチュエータ72によりベース74を上昇させ、係合部材76をテーブル8の被係合部材38に係合させて、テーブル8の加工ステーション4に対する水平方向の位置決めが行われる。この状態で、さらに昇降用アクチュエータ72によりベース74を上昇させ、係合部材76の大径部が被係合部材40の開口部38の縁部に当接させ、テーブル8をベース74と共に上昇させ、これにより、レーザ溶接装置60の溶接ヘッド70とテーブル8上のブランク材B1及びB2との高さ方向の間隔を調整する。
加工ステーション4における上述のプロセスが完了すると、テーブル8を加工ステーション4から移動できるように、昇降用アクチュエータ72によりベース74が二点鎖線74Aで示すように下降され、係合部材76と被係合部材40との係合が外される。
なお、上述したように、本加工装置においては、4つのテーブル8を備えており、3つのステーション2,4,6においてそれぞれのプロセスが同じタイミングで実行されるように構成されている。すなわち、位置決めステーション2におけるブランク材B1及びB2の搬入及び位置決め・固定と、加工ステーション4におけるブランク材B1及びB2の溶接と、搬出ステーション6における搬出が同時に行われるように構成されている。
以上で、本発明の実施形態の説明を終えるが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、上述した各実施形態において、第1ブランク材と第2ブランク材を押圧部材により突き合せる際、第3ブランク材と第4ブランク材を押圧部材により突き合せる際に、なんらかの原因で一方のブランク材が他方のブランク材に乗り上げることがないように、突き合せ部の両端部の跳ねを防止するための部材を設けることも可能である。さらに、上述した各実施形態において、第1ブランク材と第2ブランク材との突き合せ溶接が完了した後に、別のブランク材を第1ブランク材及び第2ブランク材のうちの少なくともいずれか一方のブランクに突き合せ溶接するように構成することも可能である。
4 加工ステーション
8 テーブル
16 位置決め用ストッパ
20,24 押圧部材
22,26 マグネットクランプ
40 被係合部材
48,50 押圧用アクチュエータ
60 溶接装置
70 溶接ヘッド
B1,C1,D1 第1ブランク材
B2,C2,D2 第2ブランク材
C3,D3 第3ブランク材
C4,D4 第4ブランク材
Claims (8)
- 第1ブランク材と第2ブランク材とを突き合せ、前記両ブランク材を同突き合せ部で互いに溶接する溶接加工装置であって、
複数のテーブルを備えていると共に、位置決めステーション及び溶接ステーションを備え、前記位置決めステーションにおいて前記テーブル上に第1ブランク材と第2ブランク材とを突き合せて位置決め固定し、前記第1及び第2ブランク材が位置決め固定された前記テーブルを前記溶接ステーションに移動し、同溶接ステーションにおいて溶接装置により前記第1及び第2ブランク材の突き合せ部のレーザ溶接を行い、
前記各テーブルは、
同テーブル上に突出して前記第1ブランク材の突き合せ縁に当接する使用位置と、同テーブル上から下降した格納位置とに移動可能な位置決め用ストッパと、
前記第1ブランク材の突き合せ縁が前記使用位置にあるストッパに当接するように同第1ブランク材を押圧する第1押圧部材と、
前記テーブルに設けられ、前記位置決め用ストッパに当接された前記第1ブランク材の下面を吸着する第1マグネットクランプと、
前記第1ブランク材が前記第1マグネットクランプに吸着され、かつ前記位置決め用ストッパが前記格納位置に移動された状態において、前記第2ブランク材の突き合せ縁が前記第1ブランク材の突き合せ縁に当接するように前記第2ブランク材を押圧する第2押圧部材と、
前記テーブルに設けられ、前記第1ブランク材に当接された前記第2ブランク材の下面を吸着する第2マグネットクランプとをそれぞれ備え、
前記位置決めステーションには、該位置決めステーションに位置する前記テーブルの第1,2押圧部材に係合して同押圧部材を駆動するアクチュエータを備えたことを特徴とする溶接加工装置。 - 前記溶接装置は、前記テーブル上の前記突き合せ部に沿って移動し、該溶接部にレーザを照射するレーザヘッドを備えたことを特徴とする請求項1記載の溶接加工装置。
- 前記第1及び第2マグネットクランプのうちの少なくともいずれか一方のマグネットクランプは、複数のマグネットクランプを備えていることを特徴とする請求項1記載の溶接加工装置。
- 前記テーブルは、前記第1及び第2ブランク材に替えて、前記第1ブランク材の鏡像に相当する基本形状を有する第3ブランク材と、前記第2ブランク材の鏡像に相当する基本形状を有する第4ブランク材とを互いに突き合せ、前記両ブランク材を同突き合せ部で互いに溶接するために用いられることを特徴とする請求項1記載の溶接加工装置。
- 前記テーブルにおける前記第1及び第2マグネットクランプのうちの少なくともいずれか一方のマグネットクランプにより第3及び第4ブランク材の少なくとも一部が吸着され、前記テーブルは、前記第3及び第4ブランク材のうちの少なくともいずれか一方のブランク材のみを吸着可能な第3,4ブランク材用のマグネットクランプを備えたことを特徴とする請求項4記載の溶接加工装置。
- 前記第3ブランク材の突き合せ縁は、前記位置決め用ストッパ及び前記テーブルに設けられた別の位置決め用ストッパのうちの少なくともいずれか一方の位置決め用ストッパに当接することを特徴とする請求項4記載の溶接加工装置。
- 前記第3ブランク材の突き合せ縁が前記位置決め用ストッパ及び前記別の位置決め用ストッパのうちの少なくともいずれか一方の位置決め用ストッパに当接するように、同第3ブランク材が、前記第1押圧部材及び前記テーブルに設けられた別の押圧部材のうちの少なくともいずれか一方の押圧部材により押圧されることを特徴とする請求項6記載の溶接加工装置。
- 前記第4ブランク材の突き合せ縁が前記第3ブランク材の突き合せ縁に当接するように、同第4ブランク材が、前記第2押圧部材及び前記テーブルに設けられた別の押圧部材のうちの少なくともいずれか一方の押圧部材により押圧されることを特徴とする請求項6記載の溶接加工装置。
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