JP5195554B2 - 定着装置、画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、定着装置、画像形成装置及びプログラムに関する。
特許文献1には、定着装置における加熱ローラ内部の発熱体に、主電源及び補助電源から独立して電力が供給される技術が開示されている。この技術では、加熱ローラを定着可能温度に立ち上げるとき等多量の電力を必要とする場合に主電源及び補助電源から電力を供給し、多量の電力を必要としない場合には補助電源からの電力供給を遮断する。また、主電源の電力に余裕があるときには、主電源からの電力を補助電源に供給させる。
特開2001−66926号公報
本発明は、補助電力を用いて定着装置の加熱部を定着可能温度まで上昇させ、定着装置の立ち上がりを速くすることができる定着装置、画像形成装置及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の定着装置は、近傍に設けられたコイルに電力が供給されることにより生じた磁界によって発熱する第1の発熱体および抵抗発熱体である第2の発熱体を含む加熱部を備え、当該加熱部が熱を帯びた状態で現像剤を記録媒体に定着させる定着手段と、前記定着手段の前記加熱部の前記第1の発熱体近傍に設けられた前記コイルへ電力を供給する主電力供給手段と、前記定着手段の前記加熱部の前記第2の発熱体へ電力を供給する補助電力供給手段と、前記加熱部の温度を導出するための装置内の温度および前記加熱部の前記第1の発熱体に対する電力供給を停止してからの経過時間を取得する取得手段と、画像形成指示を受けた後に前記主電力供給手段および前記補助電力供給手段の双方から前記加熱部への電力供給を開始すると共に、前記画像形成指示を受けた後に前記取得手段により取得される前記装置内の温度および前記経過時間に基づいて前記加熱部の温度を導出し、該導出した温度に基づいて前記画像形成指示を受けた後に前記補助電力供給手段から前記加熱部の前記第2の発熱体へ電力供給する時間を制御する制御手段と、を備えている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記主電力供給手段から前記加熱部への電力供給を停止した際の当該加熱部の温度の低下速度を示す速度情報を導出する導出手段をさらに備え、前記制御手段は、前記導出手段によって導出された速度情報により示される低下速度と予め想定した低下速度との差分に基づいて前記画像形成指示を受けた後に前記補助電力供給手段から前記加熱部の前記第2の発熱体電力供給する時間を設定する。
一方、上記目的を達成するために、請求項5に記載の画像形成装置は、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の定着装置と、露光光を照射する露光手段と、前記露光手段による前記露光光で形成された潜像を現像剤で顕在化して現像剤像を形成する現像手段と、前記現像手段で顕在化された前記現像剤像を記録媒体上に転写する転写手段と、前記転写手段で前記現像剤像が転写された記録媒体を前記定着装置に搬送する搬送手段と、を備えている。
請求項1記載の発明によれば、定着装置の加熱部を定着可能温度まで上昇させる定着装置を提供できる。
請求項2記載の発明によれば、装置内温度と電力供給停止からの経過時間によって加熱部の温度制御を行う定着装置を提供できる。
請求項3記載の発明によれば、装置内温度と電力供給停止からの経過時間と加熱部の温度低下速度の情報とによって加熱部の温度制御を行う定着装置を提供できる。
請求項4記載の発明によれば、加熱部の電気的抵抗値の情報によって、加熱部の温度制御を行う定着装置を提供できる。
請求項5記載の発明によれば、定着装置の加熱部を定着可能温度まで上昇させる画像形成装置を提供できる。
請求項6記載の発明によれば、定着装置の加熱部を定着可能温度まで上昇させる定着装置の制御プログラムを提供できる。
第1の実施の形態に係るプリンタの全体構成を示す断面側面図である。 第1の実施の形態に係る定着装置の構成を模式断面図である。 第1の実施の形態に係るプリンタの制御部の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係る定着装置の概略構成図である。 第1の実施の形態に係る主ヒータ及び補助ヒータの温度上昇下降曲線を示すグラフである。 第1の実施の形態に係る補助ヒータへの電力供給制御を実行するフローチャートである。 第2の実施の形態に係る定着装置100の概略構成図である。 (A)は第2の実施の形態に係る補助ヒータの温度と抵抗との関係を表すグラフであり、(B)は時間と抵抗との関係を表すグラフである。 変形例に係る定着装置の模式断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、ここでは、本発明を、電子写真方式により画像を形成する画像形成装置(以下、「プリンタ」という。)に適用した場合について説明する。
[第1の実施の形態]
(プリンタ10の全体構成)
図1に示される如く、第1の実施の形態に係るプリンタ10は、当該プリンタ10の外壁を構成する筐体12の内部に、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の各トナーに対応した光ビームを出射する光走査装置14Y,14M,14C,14Kが固定されている。なお、光走査装置14Y,14M,14C,14Kを含め、符号の末尾に‘Y’,‘M’,‘C’,‘K’の何れかの文字が付加されている部位は、付加されている文字に対応する色に対応するものであることを表す。
光走査装置14Y,14M,14C,14Kは、光源から出射された光ビームを図示しない回転多面鏡(ポリゴンミラー)で走査するとともに、反射ミラー等の複数の光学部品で反射して、対応する色のトナーに対応した光ビーム16Y,16M,16C,16Kを出射する。
光ビーム16Y,16M,16C,16Kは、それぞれ対応する各感光体18Y,18M,18C,18Kに導かれる。各感光体18Y,18M,18C,18Kは、図示しないモータ及びギヤ等を有する駆動手段によって、矢印A方向に回転する。
感光体18Y,18M,18C,18Kの回転方向上流側には、感光体18Y,18M,18C,18Kの表面を帯電する帯電器20Y,20M,20C,20Kが設けられている。
また、感光体18Y,18M,18C,18Kの回転方向下流側には、Y,M,C,Kの各トナーをそれぞれ感光体18Y,18M,18C,18K上に現像する現像器22Y,22M,22C,22Kが設けられている。
感光体18Y,18M,18C,18Kの回転方向で、現像器22Y,22M,22C,22Kの下流側には、現像されたトナー像が一次転写される中間転写ベルト28が配置されている。
感光体18Y,18M,18C,18Kと中間転写ベルト28が対向する位置で中間転写ベルト28の内側には、感光体18Y,18M,18C,18K上に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト28に転写する一次転写ロール24Y,24M,24C,24Kが配置されている。この一次転写ロール24Y,24M,24C,24Kによって、感光体18Y,18M,18C,18Kから中間転写ベルト28に一次転写を行う一次転写部25が構成されている。
一次転写ロール24Y,24M,24C,24Kは、中間転写ベルト28を挟んで各感光体18Y,18M,18C,18Kに圧接されている。一次転写ロール24Y,24M,24C,24Kには、図示しない電圧印加手段によって対応する色のトナーの帯電極性(第1の実施の形態では、マイナス極性とする。以下同様。)と逆極性の電圧(一次転写バイアス)が印加される。これにより、各々の感光体18Y,18M,18C,18K上のトナー像が中間転写ベルト28に順次、静電吸引され、中間転写ベルト28上において重畳されたトナー像が形成される。
さらに、感光体18Y,18M,18C,18Kの回転方向下流側には、感光体18Y,18M,18C,18K上の残留トナーが除去されるクリーナ26Y,26M,26C,26Kが設けられている。
一方、中間転写ベルト28の内側には、定速性に優れたモータ(図示省略。)により駆動されて中間転写ベルト28を移動させる駆動ロール30と、各感光体18Y,18M,18C,18Kの配列方向に沿って略直線状に延び、中間転写ベルト28を支持する支持ロール32が設けられている。これにより、中間転写ベルト28は、矢印B方向に所定の速度で循環駆動される。
また、中間転写ベルト28の内側には、中間転写ベルト28に対して一定の張力を与えると共に中間転写ベルト28の蛇行を防止するテンションロール34が設けられている。
また、中間転写ベルト28の移動方向下流側には、中間転写ベルト28上のトナー像を記録用紙P上に転写する二次転写部42が設けられている。
二次転写部42は、中間転写ベルト28のトナー像保持面側に配置される二次転写ロール38と、バックアップロール36とを含んで構成されている。
また、二次転写ロール38は、中間転写ベルト28を挟んでバックアップロール36に圧接配置されている。ここで、二次転写ロール38は、接地されるとともにバックアップロール36との間に二次転写バイアスが印加され、2次転写部42に搬送される記録用紙P上にトナー像を二次転写する。
また、バックアップロール36は、中間転写ベルト28の裏面側に配置されて二次転写ロール38の対向電極を形成しており、バックアップロール36と接触配置された金属製の給電ロール40を介して二次転写バイアスが安定的に印加される。
中間転写ベルト28の移動方向における二次転写部42の下流側には、二次転写後の中間転写ベルト28上の残留トナーや紙粉を除去する中間転写ベルトクリーナ46が、中間転写ベルト28に対して接離自在に設けられている。また、中間転写ベルトクリーナ46における中間転写ベルト28の内側には、クリーニングバックアップロール44が設けられている。
一方、イエロー・トナーに対応する一次転写ロール24Yの上流側には、各トナーに対応した画像形成のタイミングを合わせるための基準となる信号を発生するホームポジションセンサ48が設けられている。
ホームポジションセンサ48は、中間転写ベルト28の裏側に設けられた所定のマークを検知して基準信号を発生する。この基準信号に基づいて、プリンタ10の各部を動作させ、画像形成を開始する。
また、ブラック・トナーに対応する一次転写ロール24Kの下流側には、画質調整を行うための画像濃度センサ43が設けられている。
一方、プリンタ10の下方側には、記録用紙Pを収納する用紙トレイ50が設けられている。用紙トレイ50の一方端には、記録用紙Pを所定のタイミングで取り出して搬送するピックアップロール52が設けられている。
ピックアップロール52の上方には、図示しないモータ及びギヤ等を有する駆動手段で回転駆動され、ピックアップロール52によって送出された記録用紙Pを、前述の二次転写部42に搬送する複数の搬送ロール54、56が設けられている。
また、記録用紙Pの搬送方向における搬送ロール56の下流側には、記録用紙Pを二次転写部42へ送り込む搬送シュート58が設けられている。
さらに、二次転写部42における記録用紙Pの送出方向には、トナー像の二次転写が終了した記録用紙Pを定着装置100へ搬送する搬送ベルト60が設けられている。搬送ベルト60は、張架ロール57、59によって張架され、図示しないモータ及びギヤ等を有する駆動手段で移動可能に設けられている。
定着装置100の入口側には、記録用紙Pを定着装置100に案内するガイド62が設けられている。また、定着装置100の出口側には、プリンタ10の筐体12に固定された用紙集積トレイ64が設けられている。
(定着装置100の構成)
図2に示される如く、定着装置100は、無端状の定着ベルト102と、該定着ベルト102の外周面に接触する加圧ローラ104と、定着ベルト102の内周面に接触し前記加圧ローラ104と対抗する位置に配置される定着ローラ106と、定着ベルト102の内周面側に非接触の状態で、定着ベルト102に沿うように形成されたIHヒータ110と、定着ベルト102の外周面側に非接触の状態で、前記IHヒータ110に渦電流を発生させて定着ベルト102の外周面を発熱させるIHヒータコイル108と、当該IHヒータ110の内側に抵抗ヒータ112と、を備える。
加圧ローラ104は、不図示の駆動源により矢印C方向に回転可能である。また、定着ベルト102と加圧ローラ104とは、記録用紙Pが挿通可能なように接触しており、加圧ローラ104の矢印C方向への回転に伴い、定着ベルト102は従動回転可能である。
定着ベルト102の内周面には、前記接触部で定着ベルト102の外周面と接触している加圧ローラ104の表面を押圧するように、定着ローラ106が配置されている。
一方、定着ベルト102の外周面側には、IHヒータコイル108が非接触の状態で設けられている。IHヒータコイル108はIHヒータ用高周波電源114に接続されており(図4参照)、IHヒータコイル108に電流が流された際に、IHヒータコイル108周辺とIHヒータ110との間で定着ベルト102外周面と直行する磁界Hを発生させることができる。なお、前記磁界Hは、不図示の励起回路により、IHヒータ110中に渦電流を発生させることができるように変動するものである。
なお、抵抗ヒータ112は、抵抗発熱体であるセラミックヒータ等で構成される。
(プリンタ10の制御部70の構成)
図3に示すように、制御部70は、プリンタ10の各種制御を行うCPU72と、各種制御プログラムや各種パラメータ等が予め記憶されたROM(Read Only Memory)74と、各種データを一時的に記憶したり、各種プログラムの実行時におけるワークエリア等として用いられたりする記憶手段としてのRAM(Random Access Memory)76と、所定のクロックで動作するタイマ78とを有している。なお、制御部70は、後述の画像形成制御回路70A及び補助電源制御回路70B(図4参照)を含んでいる。また、本構成は、プリンタ10のハード構成を限定するものではない。
CPU72は、各種信号の入出力が行われる入出力インタフェース80に接続されており、この入出力インタフェース80を介して、ユーザ・インタフェース(UI)84、温度センサ86、駆動モータ88に接続されている。
なお、ユーザ・インタフェース84は、画像形成等の実行をユーザが直接指示するための入力パネル等で構成されている。
また、温度センサ86は、定着装置100の筐体内に設けられている。定着装置100内の不図示のファンを制御するために設置されているもので、定着装置100の筐体内の温度を測定する。
なお、ユーザ・インタフェース84、及び温度センサ86から入出力インタフェース80を介してCPU72に信号が入力される。一方、CPU72からの制御信号は、入出力インタフェース80を介して、駆動モータ88に出力される。
(定着装置100の概略構成図)
図4に示される如く、商用電源116を介して、IHヒータ用高周波電源114及び抵抗ヒータ用電源118へと電力が供給される。IHヒータ用高周波電源114は、スイッチ120Aを介してIHヒータコイル108と接続されている。抵抗ヒータ用電源118は、スイッチ120Bを介して抵抗ヒータ112と接続されている。
また、スイッチ120Aは、画像形成制御回路70Aと接続されている。これにより、画像形成制御回路70Aに画像形成指示が入力されると同時に、画像形成制御回路70Aからスイッチ120Aへ画像形成指示が入力され、スイッチ120AがオンとなるとIHヒータコイル108に電力が供給される。
なお、第1の実施の形態では、画像形成時(例えば、待機モードのように電源が停止されるモードへ移行するまでの時間を含む)において、スイッチ120Aは常時オンとされ、IHヒータコイル108へ電力が供給されている(図5参照)。
一方、画像形成制御回路70Aは、補助電源制御回路70Bと接続されている。これにより、画像形成制御回路70Aからの画像形成指示が、補助電源制御回路70Bへ入力される。補助電源制御回路70Bは、スイッチ120Bと接続されている。補助電源制御回路70Bは、画像形成指示に基づき、スイッチ120Bのオン・オフ制御を実行する。スイッチ120Bがオンとなると、抵抗ヒータ112へ電力が供給される。
すなわち、例えば、プリンタ10の電源投入時等のような場合には、IHヒータコイル108だけでなく抵抗ヒータ112にも電力を供給して、予め定められた定着処理可能温度(例えば、240度)に達するまで短時間で加熱し、前記定着処理可能温度に達した後抵抗ヒータ112への電力供給を停止させる構成となっている(図5参照)。
ところで、第1の実施の形態では、画像形成指示時における、IHヒータコイル108への電力供給の停止(スイッチ120Aオフ)からの経過時間と、定着装置100の筐体内温度とから、抵抗ヒータ112へ電力供給時間を決定する。
図4に示される如く、スイッチ120Aは、タイマ78と接続されている。また、タイマ78は、補助電源制御回路70Bと接続されている。補助電源制御回路70Bは、タイマ78のカウントに基づき、スイッチ120Aがオフされたとき(すなわち、IHヒータコイル108への電力供給停止)からの経過時間を取得する。
さらに、補助電源制御回路70Bには、温度センサ86が接続されている。補助電源制御回路70Bは、温度センサ86からの入力基づき、定着装置100の筐体内温度を取得する。
図5は、主ヒータ(IHヒータ110)及び補助ヒータ(抵抗ヒータ112)の温度上昇下降曲線を示すグラフである。
第1の実施の形態では、筐体温度がある温度(例えば、25度)のときの、IHヒータ110及び抵抗ヒータ112の温度が定着可能温度であるTxero(例えば、240度)からの下降状態を予めプリンタ10を用いて測定し、当該下降曲線を記憶しておく。
ここで、ヒータの初期温度をT、時間t経過後の温度をT、周囲温度をTとすると、ニュートンの冷却法則により、冷却速度は温度差に正比例し、その比例係数をαとして、次の式(1)が成り立つ。
−dT/dt = α(T−T) ・・・ 式(1)
ここで、 T−T= x とおくと、次の式で示される。
−dx/dt = αx
変形して、両辺の自然対数をとると、次の式で示される。
dx/x = −αdt
d(logx) = −αdt
t=0から時間t経過後、TからTに温度が変化するという条件で積分すると、次の式で示される。
log{(T−T)/(T−T)}= −αt
これを、指数の形に表現すると、次の式で示される。
(T−T)/(T−T)= exp(−αt)
よって、次の式(2)が成り立つ。
T = T+(T−T)exp(−αt) ・・・ 式(2)
比例定数αは、ヒータ部の表面及びヒータ周囲の媒質の性質によって決まる定数で、表面熱伝導率と呼ばれる定数である。このαの逆数は熱時定数と呼ばれ、平衡温度へ収束する早さの指標となる。
以上により、補助電源制御回路70Bは、画像形成制御部70Aからの画像形成指示入力時において、IHヒータコイル108及び抵抗ヒータ112へ電力が供給されていないときには、上記ニュートンの冷却法則に基づき、取得したIHヒータコイル108への電力供給の停止からの経過時間と、定着装置100の筐体内温度とから、IHヒータ110及び抵抗ヒータ112の温度を算出する。
さらに、補助電源制御回路70Bは、IHヒータ110及び抵抗ヒータ112の温度に応じた抵抗ヒータ112への電力供給時間を示すテーブルを持っている。補助電源制御回路70Bは、このテーブルに基づき、抵抗ヒータ112への電力供給時間を設定し、スイッチ120Bを制御する。
図5に示される如く、プリンタ10の電源投入時やIHヒータ110及び抵抗ヒータ112の温度がTlowまで下降したときには、時間t1の電力供給時間を設定する。一方、抵抗ヒータ112の温度がTlowまで下降していないときには、時間t1より短い時間t2の電力供給時間が設定されることとなる。
以下に、プリンタ10の画像形成工程を説明する。
まず、図示しない画像読取装置やパーソナル・コンピュータ等から出力される画像データが、図示しない画像処理装置によって所定の画像処理を施される。当該画像処理装置では、入力された反射率データに対して、シェーディング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消しや色編集、移動編集等の各種画像編集等の所定の画像処理が施される。画像処理が施された画像データは、Y,M,C,Kの4色の色材階調データに変換され、光走査装置14Y,14M,14C,14Kに出力される。
光走査装置14Y,14M,14C,14Kは、入力された色材階調データに応じて、光ビーム16Y,16M,16C,16Kを各々の感光体18Y,18M,18C,18Kに照射する。
感光体18Y,18M,18C,18Kは、予め帯電器20Y,20M,20C,20Kによって表面が帯電されており、光ビーム16Y,16M,16C,16Kによって表面が露光され、静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、現像器22Y,22M,22C,22Kによって、Y,M,C,Kの各色のトナー像として現像される。
続いて、感光体18Y,18M,18C,18K上に形成されたトナー像は、一次転写部25において中間転写ベルト28上に転写される。この転写は、一次転写ロール24Y,24M,24C,24Kにより中間転写ベルト28に対しトナーの帯電極性(マイナス極性)と逆極性の電圧(一次転写バイアス)が付加され、トナー像を中間転写ベルト28の表面に順次重ね合わせることで行われる。
続いて、トナー像が転写された中間転写ベルト28は、二次転写部42に搬送される。
一方、トナー像が二次転写部42に搬送されるタイミングに合わせてピックアップロール52が回転し、用紙トレイ50から所定サイズの記録用紙Pが送出される。
ピックアップロール52により送出された記録用紙Pは、搬送ロール54、56により搬送され、搬送シュート58を経て二次転写部42に到達する。この二次転写部42に到達する前に記録用紙Pは一旦停止され、トナー像が保持された中間転写ベルト28の移動タイミングに合わせてレジストロール(図示せず)が回転することで、記録用紙Pの位置とトナー像の位置との位置合わせが行われる。
二次転写部42では、中間転写ベルト28を介して、二次転写ロール38がバックアップロール36に押圧される。このとき、タイミングを合わせて搬送された記録用紙Pは、中間転写ベルト28と二次転写ロール38との間に挟み込まれる。
また、このとき、給電ロール40からトナーの帯電極性(マイナス極性)と同極性の電圧(二次転写バイアス)が印加され、二次転写ロール38とバックアップロール36との間に転写電界が形成される。そして、中間転写ベルト28上に保持された未定着トナー像は、二次転写ロール38とバックアップロール36とによって押圧され、記録用紙P上に一括して静電転写される。
続いて、トナー像が静電転写された記録用紙Pは、二次転写ロール38によって中間転写ベルト28から剥離された状態でそのまま搬送され、搬送ベルト60へと搬送される。
搬送ベルト60では、定着装置100における最適な搬送速度に合わせて、記録用紙Pを定着装置100まで搬送する。定着装置100に搬送された記録用紙P上の未定着トナー像は、定着装置100によって記録用紙P上に定着される。
定着画像が形成された記録用紙Pは、用紙集積トレイ64に排出され集積される。
一方、記録用紙Pへの転写が終了した後、中間転写ベルト28上に残った残留トナーは、中間転写ベルト28の回転移動にともなって中間転写ベルトクリーナ46まで搬送され、中間転写ベルト28上から除去される。
このようにして、プリンタ10の画像形成が行われる。
次に、定着装置100による画像定着の動作について説明する。
加圧ローラ104の回転(矢印C方向;図2参照)に伴い、定着ベルト102が従動回転し、IHヒータコイル108により発生した磁界Hに曝される。この際、IHヒータコイル108周辺のIHヒータ110には渦電流が発生し、定着ベルト102の外周面が定着可能な温度まで加熱される。
また、第1の実施の形態では、抵抗ヒータ112へも補助的に電力を供給している。これにより加熱された抵抗ヒータ112によって、定着ベルト102は補助的に加熱されることとなる。
このようにして加熱された定着ベルト102は、加圧ローラ104との接触部まで移動する。一方、不図示の搬送手段により矢印D方向(図2参照)へと、未定着トナー像が表面に設けられた記録用紙Pが搬送される。記録用紙Pが前記接触部を通過した際に、未定着トナー像は定着ベルト102により加熱され記録用紙P表面に定着される。このようにして画像が表面に形成された記録用紙Pは、不図示の搬送手段により搬送され、定着装置100から排出される。
また、前記接触部において定着処理を終え、外周面の表面温度が低下した定着ベルト102は、次の定着処理に備えて再度加熱されるために回転する。
図6は、補助電源制御回路70Bにおける補助ヒータ(抵抗ヒータ112)への電力供給制御を実行するフローチャートである。
ステップ150において、主電源、すなわちIHヒータ用高周波電源114からIHヒータコイル108への電力供給が停止されると共に、タイマ78のカウントが開始される。
次のステップ152では、画像形成制御回路70Aから画像形成指示が入力されたか否かを判定する。肯定判定されるまで待機し、ステップ154へ移行する。
ステップ154では、IHヒータ用高周波電源114からIHヒータコイル108への電力供給停止からの経過時間、すなわち、前記ステップ150において開始されたタイマ78のカウント値を取得する。次のステップ156では、温度センサ86から定着装置100の筐体内温度を取得する。
次のステップ158では、上述のニュートンの冷却法則に基づき、ステップ154、ステップ156で取得した前記経過時間と筐体内温度とから、IHヒータ110及び抵抗ヒータ112の温度を算出する。
次のステップ160では、予め定められた、IHヒータ110及び抵抗ヒータ112の温度に応じた、抵抗ヒータ用電源118の電力供給時間を示すテーブルから、抵抗ヒータ112への電力供給時間を取得する。
ステップ162では、スイッチ120Bをオンさせて、抵抗ヒータ用電源118からの電力供給を開始する。なお、このとき画像形成制御回路70Aからの指示により、スイッチ120Aがオンされ、IHヒータ用高周波電源114からIHヒータ用コイル108へ電力が供給されている。
次のステップ164では、前記ステップ152で入力された画像形成指示における全ジョブが終了したか否かを判定する。否定判定の場合、ステップ166へ移行する。
ステップ166では、前記ステップ160で取得した抵抗ヒータ用電源118の電力供給時間が経過したか否かが判定される。否定判定(経過前)されるとステップ164へ戻る。一方、肯定判定(経過)されると、ステップ168へ移行する。なお、前記電力供給時間の経過は、IHヒータ110及び抵抗ヒータ112が定着処理可能温度に達したことを意味する。
ステップ168では、スイッチ120Bがオフされ、抵抗ヒータ用電源118からの電力供給が停止され、ステップ164へ戻る。なお、以降抵抗ヒータ用電源118からの電力供給は停止され、IHヒータ用高周波電源114のみで定着ベルト102を加熱することとなる。
一方、ステップ164で肯定判定となった場合(全ジョブ終了)、ステップ170へ移行する。ステップ170では、定着装置100の駆動が停止され本ルーチンは終了する。なお、この場合、全ジョブが終了した後、所定の待機時間(待機モード等)を待ってから定着装置100の駆動を停止するようにしてもよい。
なお、第1の実施の形態では、定着装置100のファンを制御するための温度センサ86共用して筐体内温度を取得するようにしていたが、制御をより簡易にすべく筐体内温度を用いなくてもよい。この場合、予め定めた下降曲線と前記電力供給停止からの経過時間とに基づいて、抵抗ヒータ112への電力供給時間を設定する。
[第2の実施の形態]
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第2の実施の形態において、前記第1の実施の形態と同一構成部分については、同一の符号を付してその構成の説明を省略する。
第1の実施の形態では、主電源の電力供給停止からの経過時間と定着装置100の筐体内温度(又は主電源の電力供給停止からの経過時間のみ)とに基づいてIHヒータ110及び抵抗ヒータ112の温度を算出したが、第2の実施の形態では、補助ヒータ(抵抗ヒータ112)への突入電流をモニタしてIHヒータ110及び抵抗ヒータ112の温度を算出するようにしている。
すなわち、補助ヒータの温度が上昇するほど抵抗値が上がることが分かっており、電流と電圧をモニタすることで、当該抵抗値から補助ヒータの温度を算出する構成となっている(図8(A)参照)。
図7には、第2の実施の形態に係る定着装置100の概略構成図が示されている。
抵抗ヒータ用電源118と抵抗ヒータ112との間の電力供給路上に、電流モニタ122が設けられている。電流モニタ122は、一方はスイッチ120Bを介して抵抗ヒータ用電源と接続され、もう一方は抵抗ヒータ112と接続されている。また、電流モニタ122は、補助電源制御回路70Bと接続されている。電流モニタ122は、モニタした電流値を補助電源制御回路70Bへ出力するようになっている。
第2の実施の形態では、電流モニタ122として、電圧検出用の抵抗器122Aを直列接続すると共に、当該抵抗器の両端子間電圧を計測する計測部122Bを設けている。
そして、抵抗ヒータ112への電力供給開始時において、上記計測部122Bによって計測された電圧Vを上記抵抗器122Aの抵抗値Rで除算することにより、抵抗ヒータ112へ流れる電流値I(=V/R)を算出する。さらに、抵抗ヒータ112に印加している電圧VKを上記電流値Iで除算することにより、抵抗ヒータ112の抵抗値RK(=VK/I)を算出する。
補助電源制御回路70Bは、予め抵抗ヒータ112の温度と抵抗値との関係を示すテーブルを記憶している(図8(A)参照)。当該テーブルに基づき、算出した抵抗値RKから抵抗ヒータ112の温度を算出する。
これにより、補助ヒータ(抵抗ヒータ112)の温度を算出可能となり、算出した温度から前記抵抗ヒータ112の温度に応じた電力供給時間を示すテーブルに基づき、抵抗ヒータ112への電力供給時間を設定可能となる。なお、温度が上がるとIHヒータ110及び抵抗ヒータ112自体の抵抗値(測定のための抵抗ではない)が上がるので、このヒータ抵抗値を電流モニタ122で計測すれば、予測制御が可能となる(図8(B)参照)。
また、電流モニタ122は、補助電源とスイッチ120の間、抵抗ヒータとグラウンドの間、場合によっては商用電源と補助電源の間など抵抗ヒータに流れる電流が計測できる部位ならば、配置は問わない。
[変形例]
第1の実施の形態及び第2の実施の形態共に、主電源からの主ヒータとしてIHヒータコイル108、補助電源からの補助ヒータとして抵抗ヒータ112を用いたが、主・補助の関係はこれに限られたものではなく、またヒータもこれらに限られない。
例えば、図9(A)に示されるように、補助ヒータとしてハロゲンランプ130Aを用いてもよい。また、図9(B)に示されるように、抵抗ヒータ112とハロゲンランプ130Aとを用いることもできる。この場合、いずれのヒータを主ヒータとしてもよい。
また、第1及び第2の実施の形態では、主ヒータと補助ヒータとの両方に電力を供給していたが、これに限らず、主ヒータが冷えていないとき等には、補助ヒータの加熱を停止するようにしてもよい。
10 プリンタ
70 制御部
70A 画像形成制御回路
70B 補助電源制御回路(取得手段、制御手段)
86 温度センサ(検出手段)
100 定着装置
108 IHヒータコイル
102 定着ベルト
110 IHヒータ(加熱部)
112 抵抗ヒータ(加熱部)
114 IHヒータ用高周波電源(主電力供給手段)
118 抵抗ヒータ用電源(補助電力供給手段)
122 電流モニタ
130B ハロゲンヒータ
P 記録用紙(記録媒体)

Claims (2)

  1. 近傍に設けられたコイルに電力が供給されることにより生じた磁界によって発熱する第1の発熱体および抵抗発熱体である第2の発熱体を含む加熱部を備え、当該加熱部が熱を帯びた状態で現像剤を記録媒体に定着させる定着手段と、
    前記定着手段の前記加熱部の前記第1の発熱体近傍に設けられた前記コイルへ電力を供給する主電力供給手段と、
    前記定着手段の前記加熱部の前記第2の発熱体へ電力を供給する補助電力供給手段と、
    前記加熱部の温度を導出するための装置内の温度および前記加熱部の前記第1の発熱体に対する電力供給を停止してからの経過時間を取得する取得手段と、
    画像形成指示を受けた後に前記主電力供給手段および前記補助電力供給手段の双方から前記加熱部への電力供給を開始すると共に、前記画像形成指示を受けた後に前記取得手段により取得される前記装置内の温度および前記経過時間に基づいて前記加熱部の温度を導出し、該導出した温度に基づいて前記画像形成指示を受けた後に前記補助電力供給手段から前記加熱部の前記第2の発熱体へ電力供給する時間を制御する制御手段と、
    を備えた定着装置。
  2. 前記主電力供給手段から前記加熱部への電力供給を停止した際の当該加熱部の温度の低下速度を示す速度情報を導出する導出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記導出手段によって導出された速度情報により示される低下速度と予め想定した低下速度との差分に基づいて前記画像形成指示を受けた後に前記補助電力供給手段から前記加熱部の前記第2の発熱体電力供給する時間を設定する請求項1記載の定着装置。
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