JP5194957B2 - 穿孔工具 - Google Patents

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Description

本発明は、主にコンクリートやレンガといった石材等に穿孔穴を開けるための電動モータやエンジン等で駆動される穿孔工具に関する。また、穿孔時に発生する粉塵を集塵し、かつ、穿孔作業後に穿孔穴内に残留する粉塵を集塵し、作業現場及び作業者に対する大幅な環境改善を図ることができる、集塵装置を有する穿孔工具に関するものである。
従来、コンクリートやレンガといった石材に対し穿孔穴を開けるための穿孔工具として、ドリル、ドライバドリルや、先端工具を回転打撃させるハンマードリル、振動ドリルが一般的に使用されている。この穿孔工具を使用して穿孔作業を行う際には粉塵が発生するため、作業者は防塵マスクや保護眼鏡等を装着ていた。
上記状況を改善するため、粉塵を吸い取る集塵機構を配設したものが用いられている。(例えば特許文献1参照)
従来の集塵装置を有する穿孔工具の問題点を図9を用いて説明する。図9は従来の集塵装置を有する穿孔工具の構成を示した部分断面図であり、参考文献1の発明である。穿孔工具100は、その内部に先端工具101を回転、又は、回転及び打撃などする機構を有しており、先端工具101によって、被削材を穿孔することができるようになっている。先端工具101によって、被削材を穿孔すると、その際に粉塵が発生する。その粉塵を、先端工具101の先端部付近及び被削材付近を覆うように設けられる集塵アダプタ103を介して、集塵袋104などに収容するようにしていた。
実開平3−59111号公報
穿孔作業終了後には、穿孔穴内部に粉塵の一部が残留し、穿孔穴にアンカー等を打ち込む際には、残留した粉塵を除去する必要が生じ、この粉塵除去作業時に粉塵が飛散し、作業現場及び作業者に対し劣悪な環境となっていた。また、図示した横方向の穿孔作業のみならず、下方向においては、重力の影響により粉塵が穿孔穴に残留しやすく、残留した粉塵を除去する作業が問題となっていた。
本発明の目的は、穿孔作業後に穿孔穴内に残留した粉塵を容易に吸引可能な集塵装置を有する穿孔工具を提供することである。
上記目的は、電動モータやエンジン等の駆動源と、前記駆動源により駆動され被削材に対して穿孔作業を行う先端工具と、穿孔作業により発生する粉塵を集塵する集塵装置を有した穿孔工具であって、前記集塵装置は、前記先端工具の少なくとも一部を包囲し前記発生する粉塵を吸引する集塵アダプタと、前記発生する粉塵を収容する集塵容器と、前記集塵アダプタと前記集塵容器とを接続する集塵通路と、前記発生する粉塵を集塵アダプタから集塵容器へと吸引するための吸引力を発生する吸引手段を有し、前記集塵アダプタは、前記集塵アダプタから前記先端工具の軸方向の前方に突出して穿孔穴内部へと挿入可能であり、前記集塵アダプタ外部から穿孔作業により開いた穿孔穴内部へと、空気を取り込み可能な空気流入通路を有し、該取り込まれる空気は、穿孔穴を介して集塵アダプタへと移動可能であることを特徴とする穿孔工具によって、達成することができる。
本発明の請求項1に記載の穿孔工具の構成とすることによって、集塵アダプタ外部から穿孔穴内部へと空気を取り込み、その空気が穿孔穴を介して集塵アダプタへと移動するために、集塵穴内部に溜まった穿孔により発生する粉塵を移動させ、集塵アダプタによって粉塵を吸引することができるために、穿孔穴内部へと空気を導入しない場合に比べて効率良く粉塵を吸引することができる。そして、前記空気流入通路は、穿孔穴内部へと挿入可能であるために、穿孔穴内部へと空気を確実に流入させることができるために、更に効率よく集塵を行うことができる。
請求項2に記載の穿孔工具の構成とすることによって、空気流入通路は集塵アダプタの外部と連通され、集塵アダプタ内部へと延びているために、容易に穿孔穴内部へと空気を取り込むことができる。
請求項記載の穿孔工具の構成とすることによって、前記空気流入通路は、付勢手段により前記集塵アダプタから前記先端工具の軸方向の前方に突出するように付勢され、前記空気流入通路は、穿孔穴内部へと挿入可能であるために、穿孔穴内部へと空気を確実に流入させることができるために、効率よく集塵を行うことができる。
請求項記載の穿孔工具の構成とすることによって、空気流入通路へと空気を送風可能であるために、より強い空気を穿孔穴へと導入することができ、より効率よく集塵を行うことができる。
請求項記載の穿孔工具の構成とすることによって、送風は、前記駆動源により駆動されるファンによりなされるために、先端工具を駆動する駆動源によりファンを駆動するために、コンパクトな穿孔工具とすることができる。
請求項記載の穿孔工具の構成とすることによって、送風は、前記集塵通路と一体に設けられた送風通路を介してファンから空気通路へと送風されるために、集塵通路の他に、新たに送風通路を取り付けるために複雑な構成とすることを抑制することができる。
本発明の穿孔工具の第1の実施形態を示すハンマドリルを図1から図3を用いて説明する。
図1は、本発明の穿孔工具の第1の実施例であるハンマドリル1の部分断面正面図である。
図1において、先端工具26の延びている方向を前後方向とし、モータ軸19の延びている方向を上下方向とし、図1中に矢印で示されているように、上、下、前及び後の方向を定義する。
ハンマドリル1は、ハウジング2と、ハウジング2の後端部に設けられるハンドル3と、前端部に設けられる工具保持部7と、ハウジング2の中心部付近に設けられる切り替えレバー6とを有する。ハウジング2には、集塵ユニット10が接続されている。ハウジング2の内部には、モータ18が収納されている。
工具保持部7には、被削材8を穿孔可能な先端工具26が着脱可能に保持される。先端工具26は、先端部26aと螺旋部26bを有している。ハウジング2とハンドル3は、ハウジングと2の後端で接続されており、ハウジング2とハンドル3で略「ロ」形の形状を構成する。ハンドル3には、トリガ4が設けられている。ハンドル3の下部からは、電源コード5が伸びている。ハウジング2内部には、モータ18が設けらておりハウジング2の内部で回転可能に支持されている。モータ18のモータ軸19には、一体の冷却ファン17及び集塵ファン14が圧入によって設けられており、モータ軸19に対して冷却ファン17及び集塵ファン14は回転不能となっている。集塵ユニット10は、ハウジング2に接続されており、伸縮パイプ31、集塵ケース12及び集塵アダプタ16を有する。集塵アダプタ16は、伸縮パイプ31のスライドパイプ31Aの反モータ18側端部である前端部に設けられている。集塵ケース12は、集塵ユニット10から着脱可能に設けられており、内部にフィルタ13を有している。集塵アダプタ16は、先端工具26によって貫通可能である。集塵アダプタ16の先端工具26によって貫通される貫通部16cには、シール部材20が設けられている。集塵アダプタ16は、略円筒形状をしており、その内部は、伸縮パイプ31の集塵通路11を介して集塵ケース12と連通している。集塵ケース12は、フィルタ13を介して空気通路15へと空気が移動可能となっている。空気通路15は、集塵ファン14によって、その内部の空気を移動可能となっている。なお、集塵ファン14は、ハウジング2の外部へと連通する図示しない穴部を有しており、空気通路15の空気をハンマドリル1の外部へと移動可能となっている。伸縮パイプ31は、固定パイプ31B及びスライドパイプ31Aを有しており、スライドパイプ31Aは固定パイプ31Bよりも小さい構成となっている。そのため、スライドパイプ31Aは、固定パイプ31Bに挿入可能となっており、伸縮パイプ31の先端工具26の軸方向の長さが伸縮可能となっている。また、固定パイプ31Bの後端部とスライドパイプの前方端部の間には付勢部材であるばね32が設けられており、スライドパイプ31Aが前方に向うように付勢されている。
ハウジング2の内部には、図示しない回転力伝達機構及び打撃力伝達機構が設けられており、モータ18の回転力を、ギヤやピストンなどによって先端工具26の回転及び打撃として伝達することができるようになっている。切り替えレバー6は、図示しないハウジング2内部の機構により、先端工具に打撃力のみを伝達するモードと、回転力のみを伝達するモードと、打撃力及び回転力を伝達するモードとに変更することができるようになっている。
集塵アダプタ16には、先端工具26の軸方向である前方方向へと移動可能な空気流入通路16bが設けられている。空気流入通路16bは、先端工具26とほぼ平行に延びるように設けられている。図2に示すように、空気流入通路16bは、円管状になっており、その長さL1は、集塵アダプタの前後方向の長さL2よりも長い構成となっている。空気流入通路16bによって、集塵アダプタ16の内部と外部は連通されており、外部の空気を集塵アダプタ16の内部へと導入可能となっている。なお、空気流入通路16bの前方端部であって先端工具26側には、切り欠き部が設けられている。図3に示すように、空気流入通路16bは、作業者が押すことによって、先端工具26の軸方向に移動可能となっている。また、図中にも示されるとおり、空気流入通路16bの管径は、先端工具の直径よりも小さい構成となっている。
本発明の第1の実施形態を示すハンマドリルの動作について、穿孔作業時及び穿孔穴の集塵作業時に分けて説明する。
(穿孔作業時)
作業者が、電源コード5の端部にある図示しないプラグをコンセントに入れた状態でトリガ4を操作すると、モータ18へと通電される。この通電によってモータ18が回転する。モータ18の回転によってハウジング2内部の図示しない回転力伝達機構及び/又は打撃力伝達機構によって、先端工具26は、回転及び/又は打撃される。作業者がトリガ4を操作した状態で、ハンマドリル1被削材8方向へと押し付け、先端工具26を被削材8へと押し付けると、先端工具26の回転及び/又は打撃によって、被削材8が切削される。被削材8が切削されると、被削材8の切屑である粉塵が発生する。粉塵は、先端工具26が貫通する集塵アダプタ16より集塵可能となっている。
モータ18の回転により冷却ファン17及び集塵ファン14が回転する。冷却ファン17は、ハウジング2の下部付近より空気を導入しモータ18の冷却を行う。集塵ファン14は、集塵アダプタ16内部の粉塵を集塵ケース12へと収納するために用いられる。集塵ファン14により、矢印Fのように、空気通路15付近の空気はハウジングの外部へと移動される。この移動によって、集塵アダプタ16の内部へと、空気流入通路16bより空気が導入される。また、先端工具と貫通部16cの間にはシール部材20が設けられているが、シール部材20と先端工具26の隙間からも矢印Bのように空気が導入される。図2に示すように、導入された空気は粉塵と共に、矢印A1のように集塵アダプタ16の流路部16aを通過する。その後に、流路部16aより、集塵通路11へと矢印Cのように粉塵及び空気は移動する。集塵通路11より、集塵ケース12へと矢印Dのように、粉塵及び空気は移動する。集塵ケース12内部には、フィルタ13が設けられており、粉塵のみがフィルタ13によって濾されるようになっている。このように、粉塵及び空気は、フィルタ13によって空気のみが通されるようになっている。フィルタ13を通過した空気は、空気流路15へと矢印Eのように移動する。
ハンマドリル1を被削材8の方向へと押し付け続けると、先端工具26によって穿孔穴が開く。これは、先端部26aが被削材を破砕し、螺旋部26bがその破砕された粉塵を螺旋形状によって移動させることによる。穿孔穴が開くに従って、伸縮パイプは、縮むようになっている。これは、集塵アダプタ16が前端に設けられるスライドパイプ31Aがばね32によって前方方向へと付勢されているために、被削材8が集塵アダプタ16と接触しており、穿孔が進むにつれてばね32が圧縮されることによって集塵アダプタ16が設けられるスライドパイプ31Aが固定パイプへと挿入されることとなるためである。
なお、図2中に示すように、空気流入通路16bは、流路部16aと先端工具26を介して対向するように設けられている。このため、導入した空気が、矢印A1の方向へと移動するために先端工具26により切削された粉塵を流路部へと移動させやすくすることができるようになっている。
(穿孔穴の集塵作業時)
所定の深さまで穿孔を終えると、作業者がハンマドリル1を被削材8より離す方向へと移動させる。このことによって、先端工具26が、穿孔した穿孔穴8aより引き抜かれることとなる。穿孔穴8aより先端工具26を引き抜いた状態で、ハンマドリル1を下方へと移動させることによって、図3の状態へとすることができる。ここで、図3においては、空気流入通路16bを作業者が前方へと押すことにより、空気流入通路16bが前方へと移動している。このように、空気流入通路により、穿孔穴内部へと空気を取り込むことができるようにしたために、空気を穿孔穴内部へと導入することができ、集塵穴内部に溜まった穿孔により発生する粉塵を移動させ、集塵アダプタによって粉塵を吸引することができるために、穿孔穴内部へと空気を導入しない場合に比べて効率良く粉塵を吸引することができる。
また、空気流入通路は、集塵アダプタより反駆動源側である前方側へと先端工具の軸方向へと突出可能となっている。これは、先端工具26と空気流入通路16bとが平行に設けられているためである。このように構成したために、例えば、空気流入通路を軸方向とは異なる方向へ突出する場合に比べて空気流入通路を径方向に対してコンパクトに構成することができる。
本発明の穿孔工具の第2の実施形態を示すハンマドリルの集塵アダプタ16付近の断面図を、図4及び図5を用いて説明する。なお、集塵アダプタ16付近以外は、第1の実施形態と同様であるので省略する。
集塵アダプタ16の内部には、空気流入通路として、管状の第1空気流入通路16d、第2空気流入通路16e及び第3空気流入通路16fが設けられている。第1空気流入通路16dは、第2空気流入通路16eよりも小径に形成されており、第1空気流入通路16dは、第2空気流入通路16e内部へと挿入可能になっている。第2空気流入通路16eは、第3空気流入通路16fよりも小径に形成されており、第2空気流入通路16eは、第3空気流入通路16fへと挿入可能になっている。第1空気流入通路16d、第2空気流入通路16e及び第3空気流入通路16fは、互いに連通しており、集塵アダプタ16内部へと、外部より空気が導入可能となっている。第1空気流入通路16dの後端部と第3空気流入通路16fの後端部の間には、付勢部材であるばね33が設けられており、第1空気流入通路16dと第3空気流入通路16fとが離れる方向へと付勢している。第3空気流入通路16fは集塵アダプタ16に固定されているので、第1空気流入通路16dが、前方へと付勢されている。第1空気流入通路16dに接触するものがない場合には、集塵アダプタ16より前方方向へと突出するようになっている。
穿孔作業時には、図4に示すように、第1空気流入通路16dが、被削材8と当接するために、空気流入通路は、縮んだ状態となっている。この場合に、矢印A3のように、集塵アダプタ16の内部へと外部より空気を導入し、流路部16aを介して集塵ケースへと粉塵を収納することができるようになっている。
穿孔穴の集塵作業時には、図5に示すように、第1空気流入通路16dが穿孔穴8aへと挿入されており、ばね33の付勢力により、空気流入通路16dと、第3空気流入通路16fとが最も離れた状態となっている。このように、空気流入通路は、付勢手段であるばね33により集塵アダプタから反モータ側へと付勢され、穿孔穴内部へと挿入可能であるために、付勢手段によって容易に空気流入通路を穿孔穴内部へと挿入することができる。このため、付勢手段を用いない場合に比べて容易に穿孔穴へと空気を流入されることができ、作業性の良いハンマドリルとすることができる。
本発明の穿孔工具の第3の実施形態を示すハンマドリルについて、図6から図8を用いて説明する。第1の実施例と同様の部分については、省略する。
第3の実施形態では、集塵ファン14によって空気通路15より移動した空気を、集塵アダプタ内部へと導入することができるものである。図6に示すように、空気通路15は、集塵ファン14を介して送風通路111と連通している。送風通路111は、空気流入通路16gと連通している。なお、送風通路111は、集塵アダプタ16付近では集塵アダプタ16の貫通部を避けて設けられている。集塵ファン14によって移動される空気は、矢印Gから矢印Hの方向へと移動し、送風通路111へと移動する。その後、矢印Iの方向へと移動し、矢印Aの方向へと先端工具26を避けて空気流入通路16gへと移動する。空気流入通路16gは、集塵アダプタ16から前方へと突出する方向へと付勢手段であるばね34によって付勢されている。
穿孔作業時には、図7に示すように、空気流入通路16gは被削材8に当接する構成となっており、ばね34の弾性力に抗して集塵アダプタ内に収容される。この場合には、空気は、矢印A5のように、空気流入通路16gの切り欠き部より粉塵と共に流路部16aの方向へと移動する。
集塵作業時には、図8に示すように、空気流入通路16gが被削材8の穿孔穴8aに挿入されているために、空気流入通路16gがばね34の付勢力によって集塵アダプタ16より前方に突出した構成となっている。集塵作業時には、集塵ファン14を回転させることによって矢印H、矢印Iのように空気を移動させ、矢印Aの方向から矢印A6のように、穿孔穴8a内部へと空気を送風することができるようになっている。この送風によって、矢印A6のように穿孔穴内部の粉塵を移動させることができ、その後に、流路部16aから集塵通路11を介して集塵ケースへと粉塵及び空気を移動させることができるようになる。このように、空気流入通路16gを介して穿孔穴内部へと空気を送風できるようになっているために、空気を送風することによって穿孔穴8a内部に溜まった粉塵を移動させることができ、集塵アダプタ16によって粉塵を吸引することができるために、送風しない場合に比べてより容易に粉塵を吸引することができる。また、この際にはハンマドリル1の駆動源であるモータ18に取付けられる集塵ファン14によって、空気流入通路16gへと空気を送風可能としているために、ハンマドリルの駆動源を利用することによって、空気流入通路16gへと空気を送風することができ、他の駆動源を用意することを必要とせず、コンパクトで安価なハンマドリルとすることができる。
なお、本発明の穿孔工具の実施形態を示すハンマドリルにおいては、電動モータに、電源コードによって通電する構成としたが、繰り返し充電が可能な充電池によって通電される構成であっても、本発明の効果を奏し得ることができる。
なお、本発明の穿孔工具の第2及び第3の実施形態においては、ばねで空気流入通路を付勢する構成としたが、ばね以外の弾性体などの付勢手段で付勢をする構成であっても本発明の効果を奏し得ることができる。
なお、本発明の穿孔工具の実施形態を示すものとして、ハンマドリルを例として説明したが、他の穿孔工具であっても本発明の効果を奏し得ることができる。例えば、ドリル、ドライバドリル、振動ドリル、ハンマなどにおいても本発明の効果を奏し得ることができる。
本発明の穿孔工具の第1の実施形態のハンマドリルの一部を破断して示す一部断面正面図 本発明の穿孔工具の第1の実施形態のハンマドリルを構成する集塵アダプタ付近の穿孔時の一部断面正面図 本発明の穿孔工具の第1の実施形態のハンマドリルを構成する集塵アダプタ付近の穿孔穴の集塵時の一部断面正面図 本発明の穿孔工具の第2の実施形態のハンマドリルを構成する集塵アダプタ付近の穿孔時の一部断面正面図 本発明の穿孔工具の第2の実施形態のハンマドリルを構成する集塵アダプタ付近の穿孔穴の集塵時の一部断面正面図 本発明の穿孔工具の第3の実施形態のハンマドリルの一部を破断して示す一部断面正面図 本発明の穿孔工具の第3の実施形態のハンマドリルを構成する集塵アダプタ付近の穿孔時の一部断面正面図 本発明の穿孔工具の第3の実施形態のハンマドリルを構成する集塵アダプタ付近の穿孔穴の集塵時の一部断面正面図 従来の穿孔工具を示す要部断面図
符号の説明
1.ハンマドリル 2.ハウジング 3.ハンドル 4.トリガ 5.電源コード 6.切替部材 7.工具保持部 8.被削材 8a.穿孔穴 10.集塵ユニット 11.集塵通路 12.集塵ケース 13.フィルタ 14.集塵ファン 15.空気流路 16.集塵アダプタ 17.冷却ファン 18.モータ 19.モータ軸 20.シール部材 26.先端工具 31.伸縮パイプ 32.ばね 33.ばね 34.ばね

Claims (6)

  1. 電動モータやエンジン等の駆動源と、
    前記駆動源により駆動され被削材に対して穿孔作業を行う先端工具と、
    穿孔作業により発生する粉塵を集塵する集塵装置を有した穿孔工具であって、
    前記集塵装置は、前記先端工具の少なくとも一部を包囲し前記発生する粉塵を吸引する集塵アダプタと、前記発生する粉塵を収容する集塵容器と、前記集塵アダプタと前記集塵容器とを接続する集塵通路と、前記発生する粉塵を集塵アダプタから集塵容器へと吸引するための吸引力を発生する吸引手段を有し、
    前記集塵アダプタは、前記集塵アダプタから前記先端工具の軸方向の前方に突出して穿孔穴内部へと挿入可能であり、前記集塵アダプタ外部から穿孔作業により開いた穿孔穴内部へと、空気を取り込み可能な空気流入通路を有し、該取り込まれる空気は、穿孔穴を介して集塵アダプタへと移動可能であることを特徴とする穿孔工具。
  2. 前記空気流入通路は、前記集塵アダプタの外部と連通され、集塵アダプタ内部へと延びていることを特徴とする請求項1記載の穿孔工具。
  3. 前記空気流入通路を、前記集塵アダプタから前記先端工具の軸方向の前方に突出するように付勢する付勢手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の穿孔工具。
  4. 前記空気流入通路へと空気を送風可能であることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項記載の穿孔工具。
  5. 前記送風は、前記駆動源により駆動されるファンによりなされることを特徴とする請求項記載の穿孔工具。
  6. 前記送風は、前記集塵通路と一体に設けられた送風通路を介してファンから空気通路へと送風されることを特徴とする請求項又は請求項に記載の穿孔工具。
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