JP2008207361A - 集塵機構付き穿孔工具 - Google Patents

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智雅 西河
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Abstract

【課題】 流入口と流出口とを有する集塵ケースをハンマドリルへと保持する際に、簡単な構造で安価な構成とすることができる穿孔工具を提供すること。
【解決手段】
先端工具と、モータと、該モータの回転力を前記先端工具に伝達する回転伝達手段と、前記先端工具の回転運動により発生する粉塵を集塵する集塵装置とを有する穿孔工具であって、前記集塵装置は、着脱可能な集塵ケースを有し、前記集塵ケースは、フィルタと、流入口と、流出口とを有し、前記流入口及び前記流出口はいずれも前記集塵ケースに対し同一の方向に設置したことを特徴とする穿孔工具により解決する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、主にコンクリートやレンガといった石材に穿孔穴を開けるための電動モータやエンジン等で駆動される穿孔工具に関し、特に、穿孔時に発生する粉塵を集塵し、作業現場及び作業者に対する環境改善を図ることができる、集塵機構付き穿孔工具に関するものである。
従来、コンクリートやレンガといった石材に対し穿孔穴を開けるための穿孔工具として、ドリル工具や、先端工具を回転打撃させるハンマードリルや振動ドリルが一般的に使用されている。該穿孔工具を使用して穿孔作業を行う際には粉塵が発生するため、作業者は防塵マスクや保護眼鏡等を装着していた。
上記状況を改善するため、該工具に集塵ファンを内蔵し、粉塵を吸い取る集塵機構を配設したものが用いられている。
従来の穿孔工具においては、穿孔工具と着脱可能な集塵ケースを有するものはあったが、その集塵ケースに粉塵を取り込むための流入部及び集塵ケースのフィルタで粉塵を分離した後の空気を排出するための流出部は、集塵ケースに対して同一の方向では無いものであった。そのため、集塵ケースへと空気及び粉塵が流入するの流入口と、集塵ケースから空気が流出する流出口との二つの方向に対して集塵ケースを固定しなければならないものであった。
また、前記流入口及び前記流出口の外周に穿孔工具と接合する接合部を有する場合、その接合部をシール部材でシールする場合には、流入口と流出口の二つのシール部材でシールしなければならないものであった。
また、ハンマドリルの打撃等により、ハンマドリルが打撃方向へと振動する際には、粉塵及び空気がその通路の接合部などから、集塵装置から粉塵及び空気が出ることがあるものであった。
本発明の目的は、簡易な係合方法により集塵ケースを穿孔工具へと固定可能な構造で、組み立て性が良い安価な穿孔工具を提供することである。
また、簡単にシールをすることができる、組み立て性が良い安価な穿孔工具を提供することである。
上記目的は、先端工具と、モータと、該モータの回転力を前記先端工具に伝達する回転伝達手段と、前記先端工具の回転運動により発生する粉塵を集塵する集塵装置とを有する穿孔工具であって、前記集塵装置は、着脱可能な集塵ケースを有し、前記集塵ケースは、フィルタと、流入口と、流出口とを有し、前記流入口及び前記流出口はいずれも前記集塵ケースに対し同一の方向に設置したことを特徴とする穿孔工具により達成される。
集塵ケースは、集塵ケースに空気及び粉塵を流入させる流入口と、空気を流出させる流出口とを有し、前記流入口及び前記流出口が、同一の方向にあることにより、集塵ケース12の位置決めを集塵ハウジング8への一つの方向へのみへと行うことにより、接合させることができるものである。もしも同一の方向にないものであれば、二つの方向への位置決めをせざえなくなるものである。
また、前記流入口と前記流出口が略同一平面上にあることにより、集塵ケース12の位置決めを集塵ハウジング8への一つの方向へのみへと行うことにより、より容易に接合させることができるものである。
また、先端工具が打撃時に往復動する場合には、被切削材から受ける反力等によりハンマドリルが振動するものであるが、シール部材でシールされている方向が、往復動の方向と略平行であるために、振動をする場合にも、シール部から粉塵を伴った空気が出ることを抑制することができるものである。
また、前記流入口を集塵ケースの上部に配置したことにより、作業者が集塵ケースをハンマドリルより取り外す際に、粉塵が集塵ケースより落ちることがない。
また、前記流入口と前記流出口がシール部材でシールされており、前記シール部材が流入口と流出口とに設けられ、それが一体部品であることにより、シール部材を簡略化し、簡単な構造で組み立て性が良い安価な穿孔工具を提供することができる。
本発明穿孔工具の一実施形態を図1及び図2を用いて説明する。
図1は、本発明穿孔工具の一例であるハンマドリルの要部断面図である。
図1に示すように、本発明のハンマドリルは、ギヤハウジング1と、モータハウジング2と、ハンドル3と、先端工具26を着脱可能な先端工具保持部4と、集塵機構とを備える構成をしている。
本実施形態のハンマドリルは、先端工具26に対して回転力及び打撃力を伝える回転・打撃モード、回転力のみを与える回転モード、打撃力のみを与える打撃モードの少なくとも3つの動作モードを切り替え可能な構成をし、ギヤハウジング1の側部に設けられた切替部材6を回動させることによって、内部の切替機構が動作し、動作モードが切替わる構成をしている。ハンマドリルは、打撃又は回転又は打撃及び回転により、被切削材を切削し、穿孔するものであるが、その際には、ハンマドリルには、振動が発生するものである。この際、先端工具26の往復動により、打撃運動は起きるものである。
ハンドル3は、一端がギヤハウジング1に、他端がモータハウジング2に接続した構成をし、電源スイッチ3a及び給電用の電気コード5を備えた構成をしている。
モータハウジング2内部には、モータ18が設けられ、モータ18の回転軸19には、冷却ファン17が回転軸19と一体回転可能に設けられている。モータ18が回転し冷却ファン17が回転すると、モータハウジング2の下端(図1の下側)に取付けられたテールカバー16の図示しない冷却風流入口を介して、冷却風がモータハウジング2内部に流入し、モータ18が冷却される。モータ18周囲を通過した冷却風は図示しない排出口を経て外部に排出される。
先端工具26は、先端部26aと螺旋部26bとを有している。モータ18の回転を受け、先端工具26は回転することにより、被切削材を切削し、穿孔する構成をしている。
集塵機構は、ギヤハウジング1とモータハウジング2との間に位置し、挟持される部分と、モータハウジング2と先端工具26との間に突出する部分(図1の左側部分)とを有する集塵用ハウジング8を備える。集塵用ハウジング8は、図2に示すように、第1開口部8a、第2開口部8b、第3開口部8c及び凹部8dを有した構成をしている。
集塵用ハウジング8の内部であって、モータ18の回転軸19上には、回転軸19と一体回転可能な集塵ファン14が設けられ、モータ18が回転し、集塵ファン14が回転すると、第3開口部8cを介して集塵用ハウジング8内に空気が流入し、図示しない排出口を介して空気が外部に排出する構成をしている。
集塵ケース12は、集塵用ハウジング8の凹部8dに係合可能な12aと、モータハウジング2に設けられているテールカバー16の一部である16aと係合可能なラッチ部12bを有した構成をしている。
集塵ケース12の対角線上に、凹部8dと凹部16a及び凸部12aとラッチ部12bが設けられている。
集塵ケース12が上述の係合部である凹部8d、16a、12a及び12b
を介して本体に接続される。
このように、集塵ケース12は、凸部12a及びラッチ部12bを集塵ケースの略対角線上に持つ。
集塵ケース12に設けられた凸部12aは、集塵用ハウジング8の開口部8dと係合することが可能である。また、集塵ケースのラッチ部12bは、凹部16aと係合することが可能である。また、これらの係合を外すことにより、集塵ケース12は、ハンマドリルから着脱可能である。
集塵用ハウジング8の第2開口部8bと集塵ケース12の第1開口部12cとが接続されると共に、集塵用ハウジング8の第3開口部8cと集塵ケース12の第2開口12dとが接続される。集塵用ハウジング8には、シール部材20が設けられている。集塵ケース12の上端部と当接し、集塵ケース12の挿入方向に伸縮変形可能な構成をしている。
図4に示すシール部材20は、集塵用ハウジング8の第2開口部8bと集塵ケース12の第1開口部12cの外周にある接合部の隙間を埋めるものであり、集塵用ハウジング8の第3開口部8cと集塵ケース12の第2開口部12dの接合部の隙間を埋めるものである。ここで、集塵ケース12の第1開口部12cは、集塵ケース12に空気及び粉塵を流入させる流入口である。また、集塵ケース12の第2開口部12dは、集塵ケース12から空気を流出させる流出口である。シール部材20によって、空気及び粉塵が、流入口及び流出口付近の集塵用ハウジング8と集塵ケース12の接合部から出ることを抑制することができるものである。
ここで、集塵用ハウジング8の第2開口部8bの下方外周及び第3開口部8cの下方外周であり、シール部材20と接する部分であり、また、集塵ケース12の第1開口部12c上方外周及び第2開口部12dの上方外周であり、シール部材20と接する部分が接合部である。
集塵用ハウジング8の第2開口部8bと集塵ケース12の第1開口部12cとの接続、及び、集塵用ハウジング8の第3開口部8cと集塵ケース12の第2開口部12dとの接続は、前記のように、集塵ケースのラッチ部12bが、テールカバーの凹部16aと係合することにより行われる。
また、集塵ケース12の第1開口部12cは、集塵ケース12の上部に設けられている。
図4に示されるように、シール部材20は、一平面上に設けられる。これによってシール部材は一体部品で形成されている。このように、図2に示すように、集塵ケース12の第1開口部12c及び集塵ケース12の第2開口部12dをいずれも集塵ケースに対して同一の方向に設けている。また、集塵ケース12の第1開口部12c及び集塵ケース12の第2開口部12dを略同一平面上に設けている。
集塵用ハウジング8の第2開口部8bと集塵ケース12の第1開口部12cの接続部の平面、及び、集塵用ハウジング8の第3開口部8cと集塵ケース12の第2開口部12dの接続部の平面が同一平面上にあるからである。
集塵ケース12の内部には、集塵ケース12に固定可能なフィルタ13が設けられている。また、集塵ケース12の内部には、粉塵貯蔵部21と空気通路15とを有する。フィルタ13は、粉塵貯蔵部21と空気通路15との間にあり、空気通路15に空気がフィルタ13を介して流入することが可能であるが、粉塵は、フィルタに捕獲され、粉塵貯蔵部21内に留まり、集塵される。
図1に示すように、支持部材31は、モータ18の回転軸19の軸方向延長線が先端工具26の軸方向延長線対して直交している状態で、先端工具26とモータ18の間に設けられている。
また、支持部材31は、筒状部材の31a、31b及び31cを有する。すなわち、筒状部材である第1スライダ31a、筒状部材である第2スライダ31bを有している。筒状部材31cは、ギアハウジング1及び集塵用ハウジング8と固着されている。筒状部材31cは開口部を有しており、第2スライダ31bは、筒状部材31c内部を摺動可能に支持されており、筒状部材31cの開口部より突出可能に設けられている。すなわち、複数の筒状部材の径は、集塵アダプタ10に向うに従って小径となる。第1スライダ31aと第2スライダ31bとの間の相対的な位置関係を変更することが可能である。すなわち、第1スライダ31aと第2スライダ31bとは、共に筒状であるため、第1スライダ31a及び第2スライダ31bの先端工具26方向に対しての長さの和を変更することが可能である。
同様に、第2スライダ31bと筒状部材31cとの間の相対的な位置関係を変更することが可能である。すなわち、第2スライダ31bと筒状部材31cとは、共に筒状であり、第2スライダ31bは、筒状部材31cの内部を摺動するため、第2スライダ31b及び筒状部材31cの先端工具26方向に対しての長さの和を変更することが可能である。また、第2スライダ31bは、筒状部材31cの内壁によって摺動支持される。
これによって、支持部材31の先端工具26方向に対しての長さは変更が可能である。支持部材31の先端工具26方向に対しての長さは、第1スライダ31a、第2スライダ31b及び筒状部材31cの先端工具26方向に対しての長さの和によるためである。
また、第1スライダ31aの反第2スライダ31b側には、集塵アダプタ10が設けられており、第1スライダ31aと集塵アダプタ10は固着されている。
また、第2スライダ31bは開口部を有しており、第1スライダ31aは、第2スライダ31bの内部を摺動可能に支持されており、第2スライダ31bの開口部より突出可能に設けられる。第1スライダ31a、第2スライダ31b及び筒状部材31cの内部は連通した形状をしており、筒状部材31cから第1スライダ31aまで、筒状部材31cの開口部及び第2スライダ31bの開口部を介して、筒状部材31cから第1スライダ31aまで連通している。連通している内部空間には、スプリング32が設けられ、スプリング32の一端は筒状部材31cの反開口部側の底部に当接しており、他端は、第1スライダ31aの反第2スライダ31b側に当接している。第1スライダ31aが筒状部材31cから集塵アダプタ10方向へと先端工具から離間する方向へと付勢されている。そのため、第1スライダ31aに固着されている集塵アダプタ10は、先端工具から離間する方向に付勢されることになる。
集塵ホース11の一端は、集塵アダプタ10に接続される。また、集塵ホース11の他端は、集塵用ハウジング8の第1開口部8aに接続される。
集塵アダプタ10は、先端工具26を挿通する穴部を有する。また、その穴部には、図示しないが、先端工具26と穴部の隙間を塞ぐためブラシが設けられている。これにより、先端工具26と穴部から粉塵が漏れることを抑制している。
集塵ケース12の構造について説明をする。
図5は、図3のA−A断面図であり、集塵ケース12の横断面図である。集塵ケース12は、第1集塵ケースハウジング12x及び第2集塵ケースハウジング12yを有する。フィルタ固定部22は、第1集塵ケースハウジング12x及び第2集塵ケースハウジング12yにより挟持されている。フィルタ13は、図5に示すように、先端工具26の軸方向に延びた形状をしている多数のフィルタヒダ部13aを有する。フィルタヒダ部13aの内部にある空間13vは、空気通路15と連通している。また、フィルタ13の側端部では、フィルタ13の一部は、フィルタ固定部22に固着される構造をしている。図示しないが、フィルタ固定部22は、粉塵貯蔵部21と空気通路15の接合部付近に略周上に位置しており、フィルタ固定部22付近より粉塵が空気通路15へと移動することがないように、しっかりと固着されている。
集塵ケース12内部は、フィルタ13により、二つの部分に区画される。一つが、集塵貯蔵部21であり、もう一つが、空気通路15である。
図6は、図3のB−B断面図であり、フィルタ13の縦断面図になる。図6のように、フィルタヒダ部13aは、その上部及び下部に、フィルタヒダ部上面13x及びフィルタヒダ部下面13yを有する。また、フィルタヒダ部13aは、フィルタヒダ部側面13zを有する。
フィルタヒダ部側面13zは一端である上端をフィルタヒダ部上面13xと接続され、他端である下端をフィルタヒダ部下面13yと接続される。その接続は、接着剤で行われ、上面、下面及び接着部分からは、空気が空気通路へと入ることができない構造となっている。図6において、フィルタヒダ部13aの内部にある空間13vは、空気通路15と連通している。また、隣合うフィルタヒダ部側面13zの間には、わずかな隙間13wが設けられている。すなわち、隣合うフィルタヒダ部13aの間には、わずかな隙間13wが設けられている。
このように、フィルタ13がフィルタヒダ部13aを有し、隣合うフィルタヒダ部13aの間には、わずかな隙間13wが設けられているため、フィルタ13の粉塵貯蔵部21側での表面積が大きくなり、多くの面積で空気を空気通路15へと移動可能になり、スムーズに空気の移動をすることができる。また、フィルタヒダ部13aの内部にある空間13vは、空気通路15と連通しているため、フィルタ13内部の空気通路15側での表面積が大きくなり、多くの面積で空気を空気通路15へと移動可能になり、スムーズに空気の移動をすることができる。そのため、集塵効率が高くなることを可能にしている。
本発明のハンマドリルの動作を図1及び図2を用いて説明する。
本発明のハンマドリルは、電気コード5を介して給電をされる。その電気により、ハンマドリルは穿孔作業を行う。ハンドル3に設けられた電源スイッチ3aを作業者が操作すると、モータ18が回転駆動し、先端工具26により穿孔作業が開始される。また、モータ18が回転することにより、集塵ファン14が回転し、先端工具26による穿孔により発生した粉塵が空気と共に図1に示す矢印のように集塵アダプタ10、集塵ホース11、集塵用ハウジング8を介して集塵ケース12内に流入する。
このモータ18の回転により、モータ18の回転軸19に一体回転可能に設けられた集塵ファン14が回転する。集塵ファン14の回転が回転すると、図1に示す矢印の方向へ、集塵アダプタ10より粉塵を伴った空気が移動する。その粉塵を伴った空気は、集塵アダプタ10より集塵ホース11へと、図1による矢印の方向のように流入する。その後、粉塵を伴った空気は、図2に示す集塵用ハウジング8の第1の開口部8aより集塵用ハウジング8へと、図1による矢印の方向のように流入する。その後、図2に示す集塵用ハウジング8の第2開口部8bから、図2に示す集塵ケース12の第1開口部12cへと、図1による矢印の方向のように流入する。流入した、粉塵を伴った空気は、フィルタ13により、空気と粉塵に分離される。その際には、粉塵を伴った空気は、図6のフィルタ上面13xまたは、フィルタ下面13yに衝突することもある。粉塵は、粉塵貯蔵部21に留まり、空気は、フィルタ13を通り、空気通路15へ流入し、図2に示す集塵ケース12の第2開口部12dより、図2に示す集塵用ハウジング8の第3の開口部8cへと、図1による矢印の方向のように流入する。集塵用ハウジング8へと流入した空気は、図示しない集塵用ハウジング8に設けられた排出口を通して、外部に排出される。
ハンマドリルによる穿孔作業を行うときには、穿孔に従い、作業者が被切削材方向にハンマドリルを押し付けることが必要である。
作業者が、ハンマドリルを被切削材方向に押し付けると、ハンマドリルは、先端工具26の先端部26aにより、被切削材を穿孔する。
図1の集塵アダプタ10は先端工具26の先端部よりもハンマドリル側にある。これは、穿孔が進んだために、穿孔開始時よりも、集塵アダプタ10が、ハンマドリル側に近づいている。これは、被削材の表面付近から粉塵が発生するために、その位置に集塵アダプタ10を位置させている。図1において、穿孔を行わない状態においては、第1スライダ31aが筒状部材31cから集塵アダプタ10方向へと付勢されているために、先端工具26の先端部26a付近に集塵アダプタ10は位置するものである。
本願発明は、集塵アダプタ10を、反ハンマドリル側へとスプリング32によって付勢するものである。穿孔を進めると、ハンマドリルと被切削材の表面付近との距離が短くなるものである。その際、先端工具26が被切削材を穿孔するために、集塵アダプタ10は、被切断材によりハンマドリル側に押される。
穿孔を進める際には、ハンマドリルと被切削材との間の押し付け力により、スプリング32は縮むため、支持部材31の先端工具26方向に対しての長さは短くなるものである。よって、集塵アダプタ10は、支持部材31により、穿孔の深さに応じた位置に位置することになる。
ここで、スプリング32は、第1スライダ31aを反ハンマドリル側に付勢するものであるが、本願発明の実施においては、第2スライダ31bを付勢していないものである。
穿孔が進んでいくと、集塵アダプタ10は、第1スライダ31aと固着しているために、徐々にハンマドリル側に近づくものであり、穿孔が進んだ状態では、第2スライダ31bは、自由に摺動可能となる。
また、穿孔が進み最も深く穿孔した状態では、第2スライダ31bの反ハンマドリル側端が集塵アダプタ10と当接する。また、筒状部材31cの反ハンマドリル側端が集塵アダプタ10と当接する。すなわち、穿孔が、螺旋部26bの反先端部26a側端まで進むと、支持部材31の穿孔工具26方向の長さは、ほぼ筒状部材31cの長さとなる。
図2に示すように、ハンマドリルから集塵ケース12を取り外す際には、集塵用ハウジング8とモータハウジング2に設けられている凹部16aとラッチ部12bとの係合を外す。集塵ケース12のラッチ部12bと凹部16aとの係合を外すことは、図2のように、集塵ケース12のラッチ部12bと凹部16aとの係合力以上の外力を図2の矢印Aの方向へと与えることによって行うことができる。それにより、集塵ケース12は、集塵用ハウジング8の凹部8dに係合する集塵ケース12の凸部12aを中心に回転を行う。
集塵ケース12のラッチ部12bと凹部16aとの係合を外した後は、集塵ケース12のの凸部12aを集塵用ハウジング8の凹部8dとの係合を外すことができる。
本願発明の第2の実施例を図3により説明する。
図3は、支持部材31にツマミ33を設けている。ツマミ33は、穿孔開始時の支持部材31の一部である筒状部材31cと集塵アダプタ10との位置を調整することを可能にするものである。
具体的には、ツマミ33は、筒状部材31の軸方向と垂直な方向に摺動可能である。本実施例では、筒状部材31cに雌ネジが切られており、ツマミ33には、雄ネジが切られている。また、ツマミ33の端部は、筒状部材31cを挿通し、第2スライダ31bと当接することが可能である。ツマミ33の当接により、第2スライダ31bは、筒状部材31cとの相対的な位置の固定が可能であり、摺動が不可能になる。
図3のハンマドリルの先端工具26は、図1及び図2の先端工具26よりも短いものである。このような場合に、図1及び図2の長さの先端工具26を用いた場合、図3の先端工具26長さにおいてツマミ33が無かった状態を考えると、穿孔が始まる前に、集塵アダプタ10及び支持部材31が穿孔工具26の短い分だけハンマドリルを押し、集塵アダプタ10を先端部26a付近に位置させなければならないものである。そのため、穿孔が始まず、集塵が行われないである。
そのように先端工具26が短い場合に、穿孔が始まる前にハンマドリルを押すという作業を不必要にするため、図3に示すように、支持部材31の初期長さが、ツマミ33により調整されている。
図3に示すようにツマミ33により、第2スライダ31bと筒状部材31cとの相対的な位置の移動を固定し、アダプタの移動の距離が短くなっている。すなわち、ツマミ33を設けたことにより、穿孔開始時に先端工具26の先端部26a付近に集塵アダプタ10を位置させることが可能となっている。
本発明によれば、集塵アダプタのスライド量を大きく得ることができながら、集塵アダプタを本体側に位置させたとしても支持部材が出っ張るようなことが無く、長尺な先端工具での穿孔であっても集塵率が高く、且つ作業性の良い穿孔工具を提供することが可能となる。
以上のように、集塵アダプタが本体から離間する方向に、支持部材を付勢する付勢手段を設けることにより、穿孔作業時に集塵アダプタが被切削材に当接し、集塵アダプタが穿孔箇所付近に位置するようになるので、集塵率の高い穿孔工具を提供することができる。
また、支持部材の複数段の伸縮を、支持部材を複数の筒形部材で構成し、少なくとも1つの筒形部材を他の筒形部材の内壁によって摺動支持する構成とすることにより達成することで、摺動時の荷重を広範囲で支持することができ、集塵アダプタのスライドがスムーズで作業性の良い穿孔工具とすることができる。
更に、筒形部材の径を集塵アダプタ側に向うに従って小径となる構成とすることにより、集塵アダプタ側は摺動支持の面積が小さく、且つ本体側は摺動支持の面積が大きく、摺動時に加わる荷重に適した構成となり、長寿命な穿孔工具とすることができる。
また、筒形部材の内部に付勢手段を配置することによって、付勢手段が他部材に接触して変形することなどを抑制することができる。
また、支持部材の複数段の伸縮を、支持部材を複数の部材で構成すると共に少なくとも2部材が隣合う部材に対して摺動可能な構成とすることで達成し、少なくとも1つの部材の摺動を規制する規制手段を設けることによって、集塵アダプタのスライド量を規制することができ、例えば穿孔深さを規制することができるようになる。
更に、上記に加え、集塵アダプタが本体から離間する方向に、支持部材を付勢する付勢手段を設けることによって、先端工具の長さに応じて、穿孔作業開始前の、集塵アダプタが本体から離間する初期位置を変更することができ、作業性を向上させることができるようになる。
また、モータの軸方向延長線が先端工具の軸方向延長線に対して直交する形態とすると共に、支持部材が先端工具とモータの間に配置することにより、穿孔方向で見た大きさを小型化することができ、作業時に他部材と接触するなどの不具合を抑制することができ、作業性を向上させることができる。
また、本発明によれば、集塵ケースは、集塵ケースに空気及び粉塵を流入させる流入口と、空気を流出させる流出口を有し、前記流入口及び前記流出口が、同一の方向にあることにより、集塵ケース12の位置決めを集塵用ハウジング8への一つの方向へのみへと行うことにより、接合させることができるものである。もしも同一の方向にないものであれば、二つの方向への位置決めをせざえなくなるものである。
また、前記流入口と前記流出口が略同一平面上にあることにより、集塵ケース12の位置決めを集塵用ハウジング8への一つの方向へのみへと行うことにより、より容易に接合させることができるものである。
また、先端工具が打撃時に往復動する場合には、被切削材から受ける反力等によりハンマドリルが振動するものであるが、シール部材でシールされている方向が、往復動の方向と略平行であるために、振動をする場合にも、シール部から粉塵を伴った空気が出ることを抑制することが可能である。
また、前記流入口を集塵ケースの上部に配置したことにより、作業者が集塵ケースをハンマドリルより取り外す際に、粉塵が集塵ケースより落ちることがない。
また、前記流入口と前記流出口がシール部材でシールされており、前記シール部材が流入口と流出口とに設けられ、それが一体部品であることにより、シール部材を簡略化し、簡単な構造で組み立て性が良い安価な穿孔工具を提供することができる。
更に、本発明によれば、集塵ケースは穿孔工具より着脱可能であり、集塵ケースは、穿孔工具へと集塵ケースの略対角線上で保持するため、集塵ケースの対角線上に集塵ケースの重心が位置することになる。よって、穿孔工具が穿孔時に振動するときに、集塵ケースが振動をすることが少ないものである。そのため、集塵ケースが振動し、粉塵が集塵ケースからでることを抑制することができる。また、集塵ケースが振動に起因して、不意に外れることが少ない穿孔工具を提供することができる。
なお、本実施例においては、給電を電気コード5により行うものとしたが、蓄電池により給電を行うものであっても本願発明と同様の効果を奏するものである。
また、本実施例においては、筒状部材31cは、ギアハウジング1及び集塵用ハウジング8と固着されている構成としたが、ギアハウジング1及び集塵用ハウジング8から取り外しが可能な構成でも良く、又は、ギアハウジング1のみ、集塵用ハウジング8のみにの何れかに固着されている構成でも、取り外しができる構成でも同様の効果を奏するものである。
また、本実施例においては、第2スライダ31bは筒状部材31cの内部を摺動し、第1スライダ31aは第2スライダ31bの内部を摺動する構成としたが、複数段でスライドするものであれば、第2スライダ31b及び第1スライダ31aは、内部を摺動しておらず、例えば外部に並列に設けられ摺動する場合にも同様の効果を奏するものである。
また、本実施例においては、集塵ケース12の第1開口部12c及び第2開口部12dは、共に集塵ケース12の上部にある構成としたが、同一の方向であれば、例えば、集塵ケース12の側部に第1開口部21c及び第2開口部が設けられていても同様の効果を奏するものである。
また、本実施例においては、集塵ホース11が支持部材31とは別体に設けたが、集塵ホース11を支持部材31の内部に設けても同様の効果を奏するものである。
また、本実施例においては、集塵ケースのラッチ部12bとテールカバーの凹部16aとの係合、及び、集塵ケース12のの凸部12aを集塵用ハウジングの凹部8dとの係合によって、集塵ケース12をハンマドリルに保持する構成としたが、係合部が集塵ケースの略対角線上にあるものであれば、どのような係合部を有するものであっても同様の効果を奏するものである。
また、本実施例においては、支持部材を筒状部材で構成したが、筒状とは、円筒だけではなく、三角形、四角形、鍵穴形状、その他の形状であっても、筒状部材の断面が略同一であるものであれば、同様の効果を奏するものである。
本願発明の一実施形態を示す要部断面図 本願発明の一実施形態を示す要部断面図 本願発明の他の実施形態を示す要部断面図 本願発明のシール部を示す断面図 図3のA−A断面図 図3のB−B断面図
符号の説明
1 ギアハウジング
2 モータハウジング
3 ハンドル
4 先端工具保持部
5 電気コード
6 切替部材
8 集塵用ハウジング
10 集塵アダプタ
11 集塵ホース
12 集塵ケース
13 フィルタ
14 集塵ファン
15 空気通路
16 テールカバー
17 冷却ファン
18 モータ
19 回転軸
20 シール部
21 粉塵貯蔵部
26 先端工具
31 支持部
32 スプリング
33 ツマミ

Claims (5)

  1. 先端工具と、
    モータと、
    該モータの回転力を前記先端工具に伝達する回転伝達手段と、
    前記先端工具の回転運動により発生する粉塵を集塵する集塵装置とを有する穿孔工具であって、
    前記集塵装置は、着脱可能であり、流入口及び流出口を有する集塵ケースと、
    前記流入口及び前記流出口と接合可能な接合部とを有し、
    前記流入口及び前記流出口を、いずれも前記集塵ケースに対し同一の方向に設置したことを特徴とする穿孔工具。
  2. 前記流入口及び前記流出口を、略同一平面上に設けたことを特徴とする請求項1記載の穿孔工具。
  3. 先端工具を往復動させる打撃機構部を有し、前記同一平面は、先端工具の往復動と略平行であることを特徴とする請求項2記載の穿孔工具。
  4. 前記流入口を、前記集塵ケースの上部に設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3までのいずれか1項記載の穿孔工具。
  5. 前記接合部にはシール部材を設け、該シール部材を一体部品にて形成することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の穿孔工具。
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