JP5168645B2 - 穿孔工具 - Google Patents

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Description

本発明は、電動モータやエンジン等で駆動され、主にコンクリートやレンガといった石材に穿孔穴を開けるための穿孔工具に関し、特に、穿孔時に発生する粉塵を集塵する集塵装置を有する穿孔工具に関するものである。
コンクリートやレンガといった石材に対し穿孔穴を開けるために穿孔工具が用いられる。穿孔工具はドリル刃を駆動することにより被削材に穿孔穴を開けるものであり、一般的な回転ドリルや、ドリル刃を回転打撃させるハンマドリルや、振動ドリルなどがある。穿孔工具を使用して穿孔作業を行う際には粉塵が発生するため、作業者は防塵マスクや保護眼鏡等を装着して作業をすることがある。近年、作業の際に発生する粉塵を取り除くために、粉塵を吸い取る集塵装置を有する穿孔工具が広く用いられるようになってきた。
特許文献1にはその一例を示す回転打撃工具が開示されており、その詳細について図13により説明する。図13は、外部集塵機に接続される回転打撃工具を示す部分断面図である。先端工具102は工具保持部111により回転打撃工具101に取り付けられる。先端工具102の一部を包囲する吸塵覆104は吸引口106を有し、吸塵覆104には吸塵パイプ108が接続される。吸塵覆104には複数のシール105,105′、105″が設けられる。吸塵覆104は、吸塵パイプ108を介して回転打撃工具101に取り付けられ、先端工具102の軸方向に移動可能に保持される。吸塵パイプ108には図示しない外部の集塵機、あるいは、回転打撃工具本体に内蔵された図示しない集塵ファンなどの集塵機と連結可能である。シール105,105′、105″はゴム等の弾性部材で形成されており、様々な径の先端工具に対応できるよう、放射状にのびた切り込みが設けられる。上記構成により、コンクリート等の穿孔時に発生する粉塵は、図示しない集塵機の吸引力により、吸塵覆104、吸塵パイプ108を介して図示しない集塵容器に集塵される。
実公平6−32248号公報
吸塵パイプ108の先端に固定される吸塵覆104は、吸塵ホース110先端部のバネ109の作用により、常に被削材112に押し付けられる。しかしながら、特許文献1の技術においては、吸塵ホース110を接続するための別装置である吸引集塵機が必要となり、携帯性に欠ける。また、穿孔作業時に生じる粉塵は、ドリル刃の螺旋構造により吸塵覆内部へ移動し、集塵ファンの吸引力によって集塵されるが、穿孔作業終了後には、穿孔穴内部に粉塵の一部が残留し、穿孔穴にアンカ等を打ち込む際には、残留した粉塵を除去する必要が生じ、この粉塵を除去する作業時に粉塵が舞ってしまうことがあった。特に、ドリル刃を横方向にしての穿孔作業のみならず、下方向に向けての穿孔作業においては、重力の影響により穿孔穴の内部や周囲に粉塵が残留しやすく、残留した粉塵を除去する作業に手間をとる場合があった。
本発明は上記背景に鑑みてなされたもので、その目的は集塵効率を高めるとともに、作業効率を向上させ小型化した集塵装置を有する穿孔工具を提供することにある。
本発明の他の目的は、簡単な構造で先端工具の軸方向に伸縮可能な集塵・送風通路を実現した穿孔工具を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、剛性を高め、スムーズな動きをするスライダー部を有する穿孔工具を提供することにある。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの特徴を説明すれば、次の通りである。
本発明の一つの特徴によれば、集塵装置を有する穿孔工具において、集塵装置は、集塵アダプタ部と、集塵フィルタ部と、集塵アダプタ部と集塵フィルタ部との間にスライダー部を有し、スライダー部は、外周側に第1のパイプ及び第1のパイプに内挿可能な第2のパイプが設けられ、内周側に第3のパイプ及び第3のパイプに内挿可能な第4のパイプが設けられ、外周側のパイプのいずれかと内周側のパイプのいずれかがスプリング手段によって付勢されるように構成した。スプリング手段は外周側のパイプと内周側のパイプの間に配置され、第2のパイプと第3のパイプを軸方向に伸びる方向に付勢する。或いは、スプリング手段は外周側のパイプと内周側のパイプの間に配置され、第1のパイプと第4のパイプを軸方向に伸びる方向に付勢する。
本発明の他の特徴によれば、スプリング手段は、内周側のパイプより径が大きく、外周側パイプよりも小さい径を有するコイルばねである。スライダー部は、内周側のパイプの内側が集塵アダプタ部から集塵フィルタ部へ連通する集塵通路を形成する。さらにスライダー部は、内周側と外周側のパイプの間が、集塵アダプタ部へ空気を送るための吹出通路を形成する。
本発明のさらに他の特徴によれば、第2のパイプの後端側に外周方向に突出する突出部が形成され、第1のパイプの前端側に内周方向に突出する突出部が形成され、第1及び第2のパイプに形成された突出部が係合することにより、第1と第2のパイプの伸長を制限する。第4のパイプの後端側には、円周方向に連続する溝が形成され、溝に円環状のシール部材が設けられ、第3のパイプの前端側に内周方向に突出する突出部が形成され、第3のパイプに形成された突出部とシール部材が当接することにより、第3と第4のパイプの伸長を制限する。
請求項1の発明によれば、外周側に第1のパイプと第2のパイプが設けられ、内周側に第3のパイプと第4のパイプが設けられ、外周側のパイプのいずれかと内周側のパイプのいずれかがスプリング手段によって付勢されるので、簡単な構造で軸方向に伸縮可能な伸縮可能な集塵・送風通路を実現することができる。
請求項2の発明によれば、スプリング手段は外周側のパイプと内周側のパイプの間に配置され、第2のパイプと第3のパイプを軸方向に伸びる方向に付勢するので、自由度の高いスプリング手段の設計が可能になる。
請求項3の発明によれば、スプリング手段は外周側のパイプと内周側のパイプの間に配置され、第1のパイプと第4のパイプを軸方向に伸びる方向に付勢するので、自由度の高いスプリング手段の設計が可能になる。
請求項4の発明によれば、スプリング手段は、内周側のパイプより径が大きく、外周側パイプよりも小さい径を有するコイルばねであるので、スプリングが撓むこともなく安定してどうさせることができ、スライダー部の伸縮をスムーズに動作させることができる。
請求項5の発明によれば、スライダー部は、内周側のパイプの内側が集塵アダプタ部から集塵フィルタ部へ連通する集塵通路を形成するので、簡単な構成で伸縮する集塵通路を実現できる。
請求項6の発明によれば、内周側と外周側のパイプの間に、集塵アダプタ部へ空気を送るための吹出通路を有するので、簡単な構成で伸縮する吹出通路を実現できる。
請求項7の発明によれば、第2のパイプの後端側に外周方向に突出する突出部が形成され、第1のパイプの前端側に内周方向に突出する突出部が形成され、第1及び第2のパイプに形成された突出部が係合することにより、第1と第2のパイプの伸長を制限することができ、第2のパイプが第1のパイプから前方に抜け落ちるのを防止することができる。
請求項8の発明によれば、第4のパイプの後端側に円周方向に連続する溝が形成され、溝に円環状のシール部材が設けられ、第3のパイプの前端側に内周方向に突出する突出部が形成され、第3のパイプに形成された突出部とシール部材が当接することにより、第3と第4のパイプの伸長を制限するので、第3と第4のパイプの伸長を制限することができ、第4のパイプが第3のパイプから前方に抜け落ちるのを防止することができる。
本発明の上記及び他の目的ならびに新規な特徴は、以下の明細書の記載及び図面から明らかになるであろう。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の図において、同一の機能を有する部分には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。また、本明細書においては、前後、上下の方向は図1に示す方向であるとして説明する。
図1は、本発明の一実施形態による穿孔工具の外観図である。図1において、穿孔工具1は、動作モードとして回転・打撃モード、回転モード、打撃モード及びニュートラルモードの4つの動作モードを備え、本体ハウジング2には、図示しない打撃機構部と、回転伝達機構部及び切替機構部を有する。本体ハウジング2の後端部にはハンドル3が設けられ、このハンドル3にはトリガスイッチ4が設けられるとともに、給電用の電気コード5が接続される。本体ハウジング2の側面部には、動作モード切替用のダイヤル状の切替スイッチ6が設けられる。切替スイッチ6によって、上記4つの動作モードに切替可能である。本体ハウジングの前端部には工具保持部2aが設けられ、工具保持部2aには図示しないドリル刃が装着され、ドリル刃が打撃力又は回転力或はその双方を受けて被削材に対し所要の作業を行う。
穿孔工具1の先端部付近には、ドリル刃によって生じた粉塵を吸引し、また、ドリル刃に空気を吹き付ける機能をもつ集塵アダプタ部10を有し、集塵アダプタ部10は、前後に伸縮するスライダー部50の先端に固定される。スライダー部50は本体ハウジング2に取り付けられ、スライダー部50の下部には吸引された粉塵混じりの空気を濾過する集塵フィルタ部22が設けられる。集塵フィルタ部22には、集塵ケース12が下側から取り付けられる。
スライダー部50は、アウター固定パイプ部52(第1のパイプ)と、その前方に位置し前後に伸縮するアウター可動パイプ51(第2のパイプ)を有する。アウター可動パイプ51の側方にはレール30が取り付けられ、レール30の後端部には横方向に突出するレール爪30aが形成され、レール30を上から見た形状がL字状になる。移動範囲制限ガイド31aと31bによって、レール爪30aが移動できる範囲が制限される。移動範囲制限ガイド31aはアウター固定パイプ部52の側方で軸方向前後に移動可能であり、レール爪30aの最伸長位置、すなわち初期の位置を規定する。移動範囲制限ガイド31bはアウター固定パイプ部52の側方で軸方向前後に移動可能であり、レール爪30aの最収縮位置、すなわち穿孔工具1を被削材に押しつけて縮んだ最大位置を規定する。移動範囲制限ガイド31aと31bの下方には、平面ギヤ部33が形成され、移動範囲制限ガイド31aと31bからバネで突出する突起部と噛合することにより、移動範囲制限ガイド31a、31bは任意の位置で固定できる。
集塵フィルタ部22の後方には、集塵アダプタ部10とスライダー部50と集塵フィルタ部22の一体ユニットを、穿孔工具1の本体部から着脱可能に保持するための取付け部材35が設けられる。取付け部材35としては、パッチン錠や樹脂バックルなど、公知の部材を用いることができる。
図2は、本発明の一実施形態による穿孔工具の断面図である。先端工具の一例であるドリル刃26は、被削材8を破砕する先端部と、被削材8を破砕することで生じる粉塵を穿孔穴内で移動させる機能をもつ螺旋部26aを有する。図に示すように、ドリル刃26の先端部付近は、集塵アダプタ部10の貫通穴を貫通して被削材8に達する。
本体ハウジング2には駆動源としてのモータ18が縦置き状態で収納される。そして、このモータ18の上方へ延出する出力軸(モータ軸)の上端にはピニオン38が一体に形成される。モータ18の出力軸を挟んで両側には、クランク軸39と中間軸40がそれぞれ垂直且つ回転可能に支承されており、これらのクランク軸39と中間軸40の各中間高さ位置にはギヤがそれぞれ結着され、これらのギヤは、前記モータ軸18の端部に形成された前記ピニオン38に噛合する。
本体ハウジング2の上部には、シリンダ36がその軸方向両端部をボールベアリング41とメタル軸受42によって回転可能に支承されて水平に配されており、このシリンダ36内にはピストン43と打撃子44が摺動可能に嵌装される。ピストン43は、コンロッド45を介してクランク軸39のクランクピンに連結され、コンロッド45の一端は、ピストンピンを介してピストン43に連結される。
クランク軸39の回転は、クランクピンとコンロッド45によってピストン43のシリンダ36内における前後方向の往復直線運動に変換され、ピストン43の往復運動によって空気室の内圧が変動するため、この内圧の変動によって打撃子44がシリンダ36内を前後方向に往復動して中間子46に間欠的に衝突するため、中間子46からドリル刃26に打撃力が伝達される。
以上説明したギヤ、クランク軸39、コンロッド45、シリンダ36、ピストン43、打撃子44、中間子46等が打撃機構部を構成しており、この打撃機構部によってモータ18の出力軸19の回転がピストン43の往復運動に変換されてドリル刃26に打撃力が与えられる。ドリル刃26の単純な回転は中間軸40から伝達される回転力がシリンダ36に伝わるもので、中間軸40を含む回転部分が回転伝達機構部を構成する。打撃機構部と回転伝達機構部は同時に、あるいは選択的に駆動させることができ、これらのすべて又は一部がドリル刃を回転させるための伝達駆動部を構成する。
回転・打撃モード作業時において、ドリル刃26の先端部から生じた粉塵は、ドリル刃26の回転と螺旋部26aの形状とあいまって、集塵アダプタ部10の内部へ導かれ、モータ18の回転軸に設けられた集塵ファン14の吸引力によって、矢印に示すような空気流に乗って、吸引口65から集塵通路11へ導かれ、集塵フィルタ部22に設けられた集塵ケース12内のフィルタ13にて空気と粉塵に分離され、濾過された粉塵は集塵ケース12内へ貯蔵される。尚、詳細を図示していないがフィルタ13は集塵ケース12から着脱可能である。そのため、集塵装置の集塵フィルタ部22の下部を開放状態で構成した。このように、集塵ケース12を集塵装置より着脱可能とする構成としたために、集塵ケース12内部に貯蔵された粉塵を容易に廃棄することができる。また、集塵ケース12よりフィルタ13を着脱可能とする構成としたために、例えば、フィルタ13が目詰まりなどした際に容易にフィルタ13の交換をすることができる。
フィルタにより濾過された空気は空気通路15を通過し集塵ファン14へ到達し、集塵ファン14に流入した空気の一部は、本体ハウジング2に形成される図示しない排出口より外部へと排出され、残りはスライダー部50へ還流される。集塵ファン14から還流される空気は、図示しない流路を通って矢印20a、20bの箇所に流れて集塵アダプタ部10に送られる。
ドリル刃26を駆動する際にはモータ18は回転するとともに発熱する。モータ18の発熱を抑えるためにモータ18の回転軸には集塵ファン14と共に冷却ファン19が設けられ、冷却ファン19の吸引力により、モータ18の下部に設けられた図示せぬ冷却風取り入れ口から冷却風を吸引しモータ18を冷却する。冷却風はモータ冷却後、冷却ファン19へ到達し、図示しない排出口より穿孔工具1の外部へ排出される。
集塵アダプタ部10は、穿孔工具1に取り付けられたスライダー部50により、ドリル刃26付近において、被削材8に接触するように保持される。スライダー部50は、アウター固定パイプ52と、それに内挿されるアウター可動パイプ51と、インナー固定パイプ54(第3のパイプ)と、それに内装されるインナー可動パイプ53(第4のパイプ)を含んで構成され、これらにより集塵通路11と吹出通路20が形成される。内周側のパイプ内が集塵通路11となり、内周側パイプと外周側パイプの間が吹出通路20となり、2つの通路は同軸状に配置される2重構造となっている。スプリング32は、吹出通路20内に、即ち、アウター可動パイプ51とインナー固定パイプ54の間に設けられており、互いを離間する方向に付勢するので、アウター可動パイプ51の先端に固定される集塵アダプタ部10は被削材8の方向に付勢されることになる。
被削材8への穿孔作業では、作業者は穿孔工具1のハンドル3を保持し、トリガスイッチ4を操作することでモータ18を駆動し、モータ18の回転力が伝達されることにより、穿孔工具1の先端部に装着されたドリル刃26が回転・打撃する。作業者は穿孔工具1を被削材の方向へ押し付けることにより、ドリル刃26が被削材8を破砕し、被削材に穿孔穴を生じさせる。
穿孔作業において、作業者は、穿孔穴が深くなるに伴い穿孔工具1をさらに押しつけ、穿孔工具1は被削材8の方向へと移動する。穿孔工具1が被削材8の方向へと移動するのに伴い、集塵アダプタ部10から受ける力によってスプリング32が押し縮められ、アウター可動パイプ51の一部がアウター固定パイプ52の内部に入り、同時に、インナー可動パイプ53の一部がインナー固定パイプ54の内部に入ることによって、スライダー部50の全長が収縮する。このように、集塵アダプタ部10は常に被削材8と接するように構成される。その際、スライダー部50はドリル刃26の長手方向と略平行になるように保持され、集塵アダプタ部10は穿孔工具1に対して、ドリル刃26の軸方向後方に移動することになる。このように、スライダー部50は、伸縮可能に設けられる構成としたために、穿孔穴の深さに対応した集塵を効率よく行なうことができる。
以上説明したように、案内通路20を通過した空気は、空気通路15の横の通路(図示せず)を通り、吹出通路20を経由して集塵アダプタ部10の上部にある吹出口66へと案内される。吹出口66によって清浄な空気が、ドリル刃26の先端、及び/又は、被削材8の付近に吹き付けられる。このようにドリル刃26の先端付近に風を吹きつけることができるため、滞留している粉塵を効果的に巻き上げ、比較的少ない吸引力にて集塵することができ、さらに、集塵アダプタ部10の外部への粉塵が漏れることも抑制することができる。
また、吹出口66は集塵アダプタ部10に形成されるため、吹き付け手段として集塵アダプタと別の部材を追加する必要がない。さらに、吹き付けの際に用いる風は、集塵のために用いる集塵ファン14により起こされるため、新たに送風用ファンなどの送風装置を追加する必要がない。
次に、図3を用いてスライダー部50及び集塵アダプタ部10の組み立て構造を説明する。スライダー部50において、まず丸1の矢印で示すようにインナー可動パイプ53がインナー固定パイプ54の後方から挿入される。
インナー可動パイプ53は、例えばジュラコン(注:ポリプラスチック株式会社の商品名)によって製造されたパイプであり、前方側には、集塵アダプタ部10への通路を形成するための切り欠き53bが形成され、切り欠き53bに隣接して、集塵アダプタ側と固定するための凹部53aが形成される。インナー可動パイプ53の後端付近には、円周方向に連続した円周溝53cが形成され、この円周溝53cには後述する円環状のシール部材が嵌挿される。
インナー固定パイプ54は、円筒形の形状を基本とし、前方側には集塵アダプタ部10への通路を形成するための切り欠き54bが形成される。インナー固定パイプ54もジェラコンによって製造できる。インナー固定パイプ54の前端側内壁には120度ずつ離れた3箇所にストッパ用突起54aが形成され、上述のインナー可動パイプ53の円周溝53cに嵌挿されるシール部材56(図2)が当接することによって、インナー可動パイプ53がインナー固定パイプ54から前方側へ抜け落ちないようにしている。インナー固定パイプ54の軸方向ほぼ中央付近には、スプリング32の軸方向後端側を保持するためのスプリング保持用突起54cが円周方向に90度ずつ隔てて4か所形成される。インナー固定パイプ54の後端部には、集塵フィルタ部22に連通する通路を形成するための屈曲通路部54dが形成される。
インナー可動パイプ53が後方から挿入されたインナー固定パイプ54は、丸2の矢印で示すように背面部17の内周壁17bの内周側に接合するように位置付けられる。
次に、丸3の矢印で示すようにアウター可動パイプ51がアウター固定パイプ部52の後方から挿入される。アウター可動パイプ51はパイプ状であり、例えばプラスチック等の合成樹脂により製造される。アウター可動パイプ51の前方側には、集塵アダプタ部10への通路を形成するための切り欠き51bが形成され、切り欠き51bに隣接して、集塵アダプタ部10に形成された係止部と係合するための2か所の凹部51aが形成される。アウター可動パイプ51の外周面には、長手方向に延在する案内溝51dが形成される。案内溝51dは、図3においては1本しか見えないが、円周方向に複数本、本実施形態では4か所設けられる。アウター可動パイプ51の内周面には、スプリング32の軸方向前側を保持するためのスプリング保持用突起51cが円周方向に90度ずつ隔てて4か所形成される。
アウター固定パイプ52はパイプ状であるが、本実施形態では集塵フィルタ部22の筺体の一部とパイプ部52aが例えばプラスチック等の合成樹脂により一体に形成される。また、パイプ部52aと平行に伸びる、レールガイド34と平面ギヤ部33が形成される。アウター固定パイプ52の前方側には集塵アダプタ部10への通路を形成するための切り欠き52bが形成される。また前端側内壁には、案内溝51dと係合する、90度ずつ離れた位置に形成された案内突起52cが形成される。これら案内突起52cと案内溝51dの作用によって、集塵アダプタ部10がスライダー部50の長手軸を中心に回転しないように案内される。
次に、インナー可動パイプ53及びインナー固定パイプ54の外周側に、インナー固定パイプ54の外形よりも大きい直径を有するコイル状のスプリング19(図1)を装着し、その外周側に、アウター可動パイプ51が後方から挿入されたアウター固定パイプ52を、丸4の矢印で示すように背面部17の外周壁17bに接合させる。そして、ねじ穴17e及び17fを介して図示しない4本のねじにて、背面部17とアウター固定パイプ52が固定される。図3において、丸1から丸4までの組み立て手順で形成される部分がスライダー部50である。
以上のように、インナー可動パイプ53とインナー固定パイプ54はジェラコンのモールドによって製造されるので、内部を通過する粉塵との衝突に対して耐久性がある。また、粉塵通路11をパイプで形成することで、スプリング32を単独で配置することができるため、スプリング32の設計に自由度がある。
次に、丸5の矢印で示すように、集塵アダプタ部10をインナー可動パイプ53及びアウター可動パイプ51の先端側に取り付ける。その際、集塵アダプタ部10から伸びる2か所の係止部(後述)をアウター可動パイプ51の凹部51aに嵌合させ、集塵アダプタ部10の凸部(後述)をインナー可動パイプ53の凹部53aに嵌合させることによって集塵アダプタ部10をスライダー部50に固定させる。
以上のように、本実施形態においてスライダー部50は、4本のねじと、係止部と凹部51aからなるラッチ機構、凸部と凹部53aの嵌合によって固定されるので、組み立てが容易であり、また、分解するのも容易である。尚、これら固定によって接合、嵌合する部材間には、接合性を高めるために、必要に応じてシール部材を介在させたり、接着により強固に固定しても良い。
図4(1)は、図2のA−A部の断面図である。図4においては、外周側からアウター固定パイプ52、アウター可動パイプ51があり、その内周側であってインナー固定パイプ54との間の空間内にスプリング32が挿入される。インナー固定パイプ54の内側には、例えばフェルトやゴム等の弾性を持つシール部材56が介在し、最内周にインナー可動パイプ53がある。インナー可動パイプ53の内側の空間は集塵通路11となっており、スプリング32が挿入されるアウター可動パイプ51とインナー固定パイプ54との間の空間は空気通路20となっている。
図4(2)は、図2における集塵アダプタ部10とスライダー部50の取り付け構造を示す部分断面図である。図4(2)において、アウター可動パイプ51の先端は集塵アダプタ部10の接続部材64に形成された外周側リブ64cに嵌挿され、接続部材64の係止部64aがアウター可動パイプ51の凹部51aと嵌合する。インナー可動パイプ53の先端は、接続部材64に形成された内周側リブ64dに嵌挿される。
図5は、図2におけるスライダー部50の背面部17の取り付け構造を示す部分断面図である。図中の矢印で示したのが、集塵通路11を流れる空気流の方向である。背面部17は、空気通路を形成するための前面壁17eと後面壁17fを有する。アウター固定パイプ52の後端面上側は背面部17と当接する。インナー固定パイプ54の後端面上側は、背面部17の内周側リブ17bに嵌挿される。これら当接する部材の間には、必要に応じてシール部材を介在させ、機密性を高めるようにしても良い。
図6は、集塵アダプタ部10の前方から見た斜視図であり、集塵アダプタ部10にアウター可動パイプ51が取り付けられた状態を示す。集塵アダプタ部10には、ドリルの刃の貫通させるための貫通穴9aと、被削材8側の開口部9bと、ドリル刃先端付近から発生する粉塵を吸引する吸引口65と、ドリル刃先端付近に空気を吹き出すための吹出口66を有する。
図7は、アウター固定パイプ52の形状を示す斜視図であり、前方側から見た図である。本実施形態で特徴的なことは、アウター固定パイプ52は、集塵フィルタ部22のハウジングの一部と兼用して、合成樹脂等の一体成型により製造されることである。アウター固定パイプ52の軸方向側方には、集塵フィルタ部22のハウジングの一部となる側面部55aが形成され、軸方向前方下方には前面部55bが形成される。前面部55bの中央下方には、集塵ケース12を固定するストッパ部材を取り付けるための切り欠き部55cが形成される。アウター固定パイプ52の軸方向に沿った側方には、レールガイド34と平面ギヤ部33が一体的に形成される。
図8は、アウター固定パイプ52の形状を示す斜視図であり、後方側から見た図である。側面部55aの後方には、取付け部材35と対応する段差56が形成される。側面部55aの後方、内側には、図示しないねじによって背面部17に固定するための4つのねじ穴55d、55eが形成される。
図9は、背面部17の斜視図である。背面部17には、軸方向前後に開放する通路が2箇所形成される。一つの通路は、フィルタ13を通過した空気を空気通路15に送るために前面壁17eに形成される開口17cである。開口17cの背面には後面壁17fが位置するが、後面壁17fには開口部は設けられないので、図中開口17cの内部を通して見えるのは後面壁17fである。もう一つの通路は、内周側リブ17bと外周側リブ17aの間に形成され、吹出通路20に連通される開口17dである。この開口17dは吹出通路20に連通するもので、集塵通路11の流量に対して少ない空気流量なので、開口17dの面積は小さくて良い。背面部17には、4つのねじ穴17g、17hが形成され、背面図17の背面側から図示しないねじによってアウター固定パイプ52と固定される。
図10は、集塵アダプタ部10を前面から見た正面図である。吹出口66は集塵ヘッドリアカバー63によって構成され、集塵ヘッドリアカバー63には貫通穴9aが形成される。集塵アダプタ部10の下方で円周方向に突出しているのは、アウター可動パイプ51に沿って取り付けられるレール30である。
図11(1)は、集塵アダプタ部10の側面図であり、図11(2)は(1)のB−B部の断面図である。図11(1)において、集塵アダプタ部10の前側(図面右側)には、被削材8に対面する開口部9bがあり、側面には集塵アダプタ部10の上部(ドリル刃26の貫通部)を接続するための凹部64eが形成され、スライダー部50が取り付けられる部分の上下2箇所に、係止部64aが設けられ、その間に内周側にインナー可動パイプ53と嵌合する内周側リブ64dと、アウター可動パイプ51と係合する外周側リブ64cが形成される。
図11(2)において、集塵アダプタ部10の上部は、主に、集塵ヘッドカバーA62と、集塵ヘッドカバーB61と、集塵ヘッドリアカバー63によって分割して構成され、ラッチ手段61a、61b、62aによってこれらと接続部材64が連結される。この結果、吸引口65と集塵通路11を連結する通路11aが画定され、この通路11aには矢印の方向に空気が流れる。また、吹出通路20から吹出口66に連結される通路20aが確定され矢印の方向に空気が流れる。吹出口66は集塵ヘッドリアカバー63の後面壁から垂直に伸びる部材によって形成され、この部材と集塵ヘッドカバーB61によって囲まれる領域が吹出通路20に連通する通路20aとなる。尚、図11(2)においては、その前端部が集塵アダプタ部10に固定されるレール30も示している。この断面地点において、レール30はアウター可動パイプ51と距離を隔てて配置され、レール30の断面が長方形であることが理解できるであろう。
図12は、図11(1)の矢印Cの方向から見た図であり、集塵アダプタ部10の取付部を見た背面図である。本図においては、図11(2)で示したレール30の記載は省略してある。
以上の説明から明らかなように、本実施形態によれば、集塵効率を高めるとともに、作業効率を向上させことができる。また、簡単な構造で先端工具の軸方向に伸縮可能な集塵・送風通路を実現することができる。さらに、スライダー部の剛性を高め、スムーズな動きを実現できる。
以上、本発明の実施形態に基づいて本発明を説明したが、これに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。例えば、スライダー部50内の集塵通路11と案内通路20の大きさや、その断面積の形状は任意に設定可能である。
さらに、本実施形態では、ハンマドリルに電源コード5によって給電を行う構成としたが、充電可能な二次電池を用いる構成であっても良い。また、本実施形態では、ハンマドリルを例として穿孔工具を説明したが、他の穿孔工具であるハンマ、ドリル、振動ドリル、ドライバドリルなどの構成であっても、同様の効果が得られる。
さらに、本実施形態では、集塵用のファンの駆動に電気モータを用いる構成としたが、内燃機関を用いても良い。内燃機関を用いる穿孔工具の場合は、その動力を利用してファンを回転させても良いし、内燃機関で発電される電力を用いて電動ファンを回転させるようにしても良い。
本発明の実施形態にかかる穿孔工具の全体図である。 本発明の実施形態にかかる穿孔工具の断面図である。 図1のスライダー部50及び集塵アダプタ部10の組み立て構造を説明するための斜視図である。 (1)は図2のA−A部の断面図であり、(2)は図2における集塵アダプタ部10とスライダー部50の取り付け構造を示す部分断面図である。 図2におけるスライダー部50の背面部17の取り付け構造を示す部分断面図である。 図1の集塵アダプタ部10の前方から見た斜視図である。 アウター固定パイプ52の形状を示す斜視図であり、前方側から見た図である。 アウター固定パイプ52の形状を示す斜視図であり、後方側から見た図である。 図3の背面部17の斜視図である。 集塵アダプタ部10を前面から見た正面図である。 (1)は集塵アダプタ部10の側面図であり、(2)は(1)のB−B部の断面図である。 図11(1)の矢印Cの方向から見た、集塵アダプタ部10の背面図(部分図)である。 従来の穿孔工具を示す全体図である。
符号の説明
1 穿孔工具 2 本体ハウジング 3 ハンドル
4 トリガスイッチ 5 電源コード 6 切替スイッチ
8 被削材 9a 貫通穴 9b 開口部
10 集塵アダプタ部 11 集塵通路 12 集塵ケース
13 フィルタ 14 集塵ファン 15 空気通路
17 背面部 17a 外周側リブ 17b 内周側リブ
17c、17d 開口 17e 前面壁
17f 後面壁 17g、17h ねじ穴 18 モータ
19 冷却ファン 20 吹出通路 22 集塵フィルタ部
26 ドリル刃 26a (ドリル刃の)螺旋部
30 レール 30a レール爪
31a、31b 移動範囲制限ガイド 32 スプリング
33 平面ギヤ部 34 レールガイド 35 取付け部材
36 シリンダ 38 ピニオン 39 クランク軸
41 ボールベアリング 42 メタル軸受 43 ピストン
44 打撃子 45 コンロッド 46 中間子 50 スライダー部
51 アウター可動パイプ 51a 凹部 51b 切り欠き
51c スプリング保持用突起 51d 案内溝
52 アウター固定パイプ 52a パイプ部 52b 切り欠き
52c 案内突起
53 インナー可動パイプ 53a 凹部 53b 切り欠き
53c 円周溝
54 インナー固定パイプ 54a ストッパ用突起 54b 切り欠き
54c スプリング保持用突起 54d 屈曲通路部
55a 側面部 55b 前面部 55c 切り欠き部
55d、55e ネジ穴 56 段差
61 集塵ヘッドカバーB 61a、61b、62a ラッチ手段
62 集塵ヘッドカバーA 63 集塵ヘッドリアカバー
64 接続部材 64a 係止部 64b 凸部
64c 外周側リブ 64d 内周側リブ 65 吸引口 66 吹出口

Claims (8)

  1. 集塵装置を有する穿孔工具であって、
    前記集塵装置は、集塵アダプタ部と、集塵フィルタ部と、集塵アダプタ部と集塵フィルタ部との間にスライダー部を有し、
    前記スライダー部は、外周側に第1のパイプ及び第1のパイプに内挿可能な第2のパイプが設けられ、内周側に第3のパイプ及び第3のパイプに内挿可能な第4のパイプが設けられ、前記外周側のパイプのいずれかと前記内周側のパイプのいずれかがスプリング手段によって付勢されることを特徴とする穿孔工具。
  2. 前記スプリング手段は前記外周側のパイプと前記内周側のパイプの間に配置され、前記第2のパイプと前記第3のパイプを軸方向に伸びる方向に付勢することを特徴とする請求項1に記載の穿孔工具。
  3. 前記スプリング手段は前記外周側のパイプと前記内周側のパイプの間に配置され、前記第1のパイプと前記第4のパイプを軸方向に伸びる方向に付勢することを特徴とする請求項1に記載の穿孔工具。
  4. 前記スプリング手段は、内周側のパイプより径が大きく、外周側パイプよりも小さい径を有するコイルばねであることを特徴とする請求項2または3に記載の穿孔工具。
  5. 前記スライダー部は、内周側のパイプの内側が前記集塵アダプタ部から前記集塵フィルタ部へ連通する集塵通路を形成することを特徴とする請求項4に記載の穿孔工具。
  6. 前記スライダー部は、内周側と外周側のパイプの間が、前記集塵アダプタ部へ空気を送るための吹出通路を形成することを特徴とする請求項5に記載の穿孔工具。
  7. 前記第2のパイプの後端側に外周方向に突出する突出部が形成され、前記第1のパイプの前端側に内周方向に突出する突出部が形成され、第1及び第2のパイプに形成された突出部が係合することにより、前記第1と第2のパイプの伸長を制限することを特徴とする請求項5に記載の穿孔工具。
  8. 前記第4のパイプの後端側に円周方向に連続する溝が形成され、該溝に円環状のシール部材が設けられ、
    前記第3のパイプの前端側に内周方向に突出する突出部が形成され、
    前記第3のパイプに形成された突出部と前記シール部材が当接することにより、前記第3と第4のパイプの伸長を制限することを特徴とする請求項7に記載の穿孔工具。
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