JP2000238033A - コンクリートの穿孔方法及び穿孔機 - Google Patents

コンクリートの穿孔方法及び穿孔機

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JP2000238033A
JP2000238033A JP11040634A JP4063499A JP2000238033A JP 2000238033 A JP2000238033 A JP 2000238033A JP 11040634 A JP11040634 A JP 11040634A JP 4063499 A JP4063499 A JP 4063499A JP 2000238033 A JP2000238033 A JP 2000238033A
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Kozo Kawada
晃三 川田
Hiroshi Watanabe
博司 渡辺
Shogo Fujita
正吾 藤田
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリート穿孔用コアビットを使用する穿
孔方法及び穿孔機を提供する。 【解決手段】 コアビットによる穿孔によって発生する
コンクリートコアは、コアビットの中空部及びドリルシ
ャフトの中空部を通じて外部へ排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建築工事、改修
工事、耐震補強工事等において必要とされるコンクリー
トの孔明け作業、例えば埋め込みアンカーを挿入する為
の孔を明けるなどのコンクリートの穿孔作業の技術分野
に属し、コンクリート穿孔用コアビットを使用する穿孔
方法及び穿孔機に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリートの穿孔方法には、振動ドリ
ルによる方法と、コアビットによる方法とがある。前者
は騒音や粉塵の発生が甚だしいため、近隣を事務所や居
住に使用している場所、塵埃に弱いオフィスオートメー
ション機器を使用する場所での工事には適さない。後者
の方法は、回転運動のみで穿孔するため、前者の方法に
比して振動、騒音が少ないので、適用範囲は広い。
【0003】ちなみに、コアビットによる穿孔方法は、
刃先に、ダイアモンド粉を含む焼結金属によるビット
(以下、ダイアモンドビットと言う。)を接着した金属
製の中空筒状物(以下、コアビットと言う。)を回転さ
せ、その刃先へ冷却剤を送り込みながら穿孔する方法で
あり、種々な方式が公知である(例えば、特開昭61−
146412号、特開昭62−290504号、特開昭
63−200905号、特開平1−222904号、特
開平7−237214号、特許第561501号、特許
第2561501号公報などを参照)。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】コアビットによる穿
孔方法及び穿孔機の問題点は、穿孔時に中空円筒形状の
コアビットの内部に発生する円柱形状のコンクリートコ
ア(図3の符号Cを参照)の除去、及び穿孔に伴って発
生する粉塵(コンクリート粉)を飛散させないように回
収する処理手段を如何に行うかである。
【0005】コンクリートコアの処理で困ることは、穿
孔作業の途中ないし終了後の引き抜き時にコンクリート
コアが折れてコアビットの中空部内に残存してしまう場
合である。この場合にはコアビットの中からコンクリー
トコアを抜き出すほかないのであるが、その抜き出し方
法としては、従来、金属棒や木ハンマーでコアビットの
胴部を叩き、打撃による振動を与えてコアビットの先端
開口から抜く方法、或いは動力部からコアビット胴部を
取り外し、そのコアビット胴部の後端側から細い金属棒
で突き押ししてコンクリートコアをコアビットの先端開
口から抜く方法などが実施されている。そのいずれの方
法を実施するにしても、コンクリートコアを抜き出す作
業は大変に面倒で時間のかかる作業であり、時として穿
孔作業の所要時間と同じくらいの作業時間を要すること
もあるので、大きな問題点となっている。なお、折れる
こと無く、コンクリートの穿孔孔中に残存したコンクリ
ートコアは、穿孔作業後に、細い金属棒などを孔の隙間
へ差し入れて折取るので、さして問題ではない。
【0006】穿孔に伴って発生するコンクリート粉は、
通例刃先へ供給された冷却液と混合されて液状のノロと
なり、孔の外部へ流出する。このノロを回収する手段と
しては、従来、コアビットの外周を包囲し、コンクリー
ト面へ密着するノロ回収アダプタを附属させ、吸引装置
を働かせて回収する技術が公知である(例えば上記特開
昭62−290504号、特許第2561501号公報
参照)。しかしながら、ノロの回収経路は、穿孔した孔
の壁面を通り、コンクリート表面を経て回収アダプタに
至る構成であるため、どうしても多量のノロが孔壁面及
びコンクリート表面の一部に残存することを避けられ
ず、そのため例えば後施工アンカーを施工する際には、
アンカーのコンクリート躯体への定着を確保するため
に、必ず洗浄作業を行わねばならないという問題点があ
る。
【0007】したがって、本発明の第1の目的は、コア
ビットによるコンクリートの穿孔に際して発生する、折
損したコンクリートコアの除去を、コアビットの中空部
を通じて外部へ排出することによって行い、従来のよう
な除去作業は格別必要としない方式によるコンクリート
の穿孔方法及び穿孔機を提供することである。本発明の
次の目的は、コンクリート粉乃至これが冷却剤と混合し
てできたノロを含むいわゆる排出物も、前記コンクリー
トコアと共にコアビットの中空部及びドリルシャフトの
中空部を通じて外部へ回収するコンクリートの穿孔方法
及び穿孔機を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解
決する手段として、請求項1に記載したコンクリートの
穿孔方法は、コンクリート穿孔用コアビットを使用して
穿孔を行う方法において、コアビットによる穿孔によっ
て発生するコンクリートコアは、コアビットの中空部及
びドリルシャフトの中空部を通じて外部へ排出すること
を特徴とする。
【0009】請求項2に記載した発明は、請求項1に記
載したコンクリートの穿孔方法において、穿孔機の架台
に設けた貫通孔を通じてコンクリート穿孔用コアビット
を穿孔対象のコンクリート面と対面させ、前記貫通孔の
上部開口をドリルシャフトのブレ止めで閉鎖し、下部開
口は架台と穿孔対象のコンクリート面との間に止水板を
挟んで閉鎖してコアビットの外周部に閉鎖構造の冷却剤
貯め室を形成することを特徴とする。
【0010】請求項3に記載した発明は、請求項2に記
載したコンクリートの穿孔方法において、架台をアンカ
ーによりコンクリート面と緊結して両者間の止水板を圧
着し架台を固定することを特徴とする。
【0011】請求項4に記載した発明は、請求項1〜3
のいずれか一に記載したコンクリートの穿孔方法におい
て、コンクリート穿孔用コアビットの冷却剤は、冷却剤
溜め室又はドリルシャフトの中空部を通じて圧入し、ま
たは吸引して供給することを特徴とする。
【0012】請求項5に記載した発明に係るコンクリー
トの穿孔機は、コンクリート穿孔用コアビットを使用し
て穿孔を行う穿孔機において、穿孔対象のコンクリート
面へ固定する架台からコンクリート面と垂直方向にガイ
ド軸が立てられ、前記ガイド軸に沿って移動する駆動部
が設置されていること、駆動部には、前記ガイド軸と平
行な配置で、且つ回転自在な中空構造の回転軸が設置さ
れ、前記回転軸を回転駆動する手段が設けられているこ
と、前記回転軸には、前記架台に前記回転軸の中心線に
沿って貫通する構造で設けた冷却剤貯め室に臨む中空構
造のドリルシャフトが連結され、該ドリルシャフトの先
端部にコアビットが取り付けられていること、前記コア
ビットへ冷却剤を供給する手段が設けられていることを
それぞれ特徴とする。
【0013】請求項6に記載した発明は、請求項5に記
載したコンクリートの穿孔機において、ガイド軸には駆
動部の案内手段が設けられていること、ガイド軸と駆動
部との間に駆動部の送り機構が設けられていること、架
台を貫通する冷却剤貯め室の上部開口にドリルシャフト
のブレ止めが設置され、同室の架台下面側に止水板が設
置されていることをそれぞれ特徴とする。
【0014】
【発明の実施形態及び実施例】先ずは図1〜図3に示し
た、請求項5、6に記載した発明に係るコンクリートの
穿孔機の実施形態と実施例を説明する。この穿孔機は、
コンクリート穿孔用コアビット14を使用して穿孔を行
う穿孔機であり、穿孔対象のコンクリート面20へ固定
される架台1をベースとして同架台1からコンクリート
面20と垂直方向にガイド軸2が立てられ、このガイド
軸2に沿って平行移動する駆動部3が設置されている。
【0015】駆動部3は、アルミダイキャスト製品の如
き軽量金属のブロック構造として製作されており、前記
ガイド軸2を貫通させるガイド孔を有している。また、
前記ガイド軸2と平行な配置で中空構造の回転軸4が駆
動部3を貫通する長さで設置され、その両端部が軸受9
a、9bで回転自在に支持されている。更に回転リブ1
0により駆動部3に対する回転軸4の軸線方向への移動
が拘束されている。
【0016】前記回転軸4を回転駆動する手段として、
駆動部3に駆動用モータ5が設置され、該モータ5の出
力軸6と前記回転軸4とが騒音の少ないベルト8による
伝動機構で連結されている。
【0017】前記回転軸4の一端部に、前記架台1に前
記回転軸4の中心線上に沿って貫通する構造で設けた冷
却剤貯め室21に臨む長さで中空構造のドリルシャフト
15が、軸封構造の軸継手7によって一連に連結されて
いる。該ドリルシャフト15の先端部にコアビット14
が取り付けられている。架台1の前記冷却剤貯め室21
の上部開口は、ドリルシャフト15のブレ止め18を架
台1に固定して閉鎖されている。該ブレ止め18によっ
てドリルシャフト15の回転及び軸線方向への移動が安
定に案内される。
【0018】前記冷却剤貯め室21の架台下面側には、
穿孔対象のコンクリート面20へ密着する止水板19が
設置されており、該止水板19をコンクリート面20へ
密着させることによって閉鎖構造の冷却剤貯め室21が
完成する構成とされている。止水板19は、発泡ポリエ
チレン等の止水性のある材料で形成されている。図2中
の符号26は冷却剤ホースである。
【0019】前記架台1をコンクリート面20の穿孔位
置へ固定し、且つ止水板19を確実に安定にコンクリー
ト面20へ密着させる手段として、架台1の片側約半分
の平面形状は、図2に示したようにフォーク構造に形成
され、二つのフォーク1a,1aの上に跨るアンカー受
け30が設けられ、予めコンクリート躯体中に埋め込ま
れた仮設(又は本設)のアンカー31の上端部を、緊結
部32によって前記アンカー受け30へ定着する構成と
されている。
【0020】前記冷却剤貯め室21へ冷却剤を供給する
手段の一部として冷却剤ホース26が冷却剤貯め室21
へ接続されている。冷却剤としては水、溶剤、液化ガ
ス、気化ガス、又はこれらの混合体が使用される。
【0021】一方、前記回転軸4の他端部には、ホース
24が接続されている。図示例の場合、ホース24は、
前記冷却剤溜め室21へ供給された冷却剤、及びコンク
リートの穿孔によって発生した、折損したコンクリート
コアやノロその他の排出物を吸引排除する(又は逆に冷
却剤を冷却剤溜め室21へ向かって圧入する)ことを前
提として、上蓋3との間にシール材11を介して筒形の
排出口部材12が固定され、この排出口部材12へ接続
されている。但し、折損したコンクリートコアをドリル
シャフト15の中空部及び回転軸4の中空部17を通じ
て外部へ排出するだけのときは、前記ホース24は必要
ではない。
【0022】前記ホース24を通じて冷却剤等を吸引し
又は圧入する手段としては、排風機ないし真空ポンプと
分離装置との組合わせなど、そして、圧入のためのポン
プ設備などが採用される。前記回転軸4の中空部17の
口径は、ドリルシャフト15の中空部16の口径よりも
大きい構成とし、もってドリルシャフト15の外径の種
々な変化に対応可能とするのが使用上好ましい。
【0023】穿孔作業の安定性と容易性を確保する手段
として、前記ガイド軸2には駆動部3の回転を止める案
内溝13が軸線方向の全長にわたり設けられている。一
方、駆動部3の側には、前記案内溝13に嵌まって滑る
キーが設けられて案内手段を構成している。また、駆動
部3の側面に露出させたレバーハンドル25は、ガイド
軸2と駆動部3との間に設けられた、駆動部3の送り機
構の手動操作部である。前記の送り機構としては、例え
ばラック・ピニオン機構方式、又はウオームとウオーム
ギア機構方式等が採用される。
【0024】次に、上記構成の穿孔機に基いて、請求項
1及び2記載の発明に係るコンクリートの穿孔方法を説
明する。コンクリート面20に定められた穿孔位置へ、
穿孔機のコアビット14の中心位置を合せる。こうして
架台1の位置が定まった段階で、架台1を仮設又は本設
のアンカー31によりコンクリート面20と緊結し止水
板19を圧着し固定して閉鎖構造の冷却剤貯め室21を
完成する。コアビット14の外周部に設けられた前記冷
却剤貯め室21を利用してコアビット14へ冷却剤を供
給して、同コアビット14によるコンクリート20の穿
孔を開始する。
【0025】即ち、駆動用モータ5を始動して回転軸4
及びドリルシャフト15を回転させる。そして、レバー
ハンドル25を回転操作して、駆動部3、ひいてはコア
ビット14の刻み送りを行う。この場合に、冷却剤の供
給方法、及びコアービット14の回転切削により発生す
る、折損したコンクリートコア、穿孔によって発生する
コンクリート粉、これが冷却剤(特に冷却液)と混合し
て出来るノロその他の排出物の処理は、次のような態様
で行う。
【0026】 冷却剤溜め室21へ冷却剤ホース26
を通じて冷却剤を供給し、他方、ホース24を通じて冷
却剤を吸引し、コンクリートコア、ノロをコアビット1
4の中空部及びドリルシャフト15の中空部16などを
通じて外部へ排出する態様。この場合は、ノロが孔壁や
コンクリート面を汚すことはほとんどない。
【0027】 コンクリートコアはやはりコアビット
14の中空部及びドリルシャフト15の中空部16など
を通じて外部へ排出するが、冷却剤は、ドリルシャフト
16又はこれに代わるホース類を使用して供給し、冷却
剤溜め室21から冷却剤ホース26により吸引排除する
態様。
【0028】 冷却剤は、冷却剤ホース26を通じて
冷却剤溜め室21へ圧入し、コンクリートコアと共にコ
アビット14の中空部及びドリルシャフト15の中空部
16などを通じて外部へ排出する態様。
【0029】 極端な場合、コンクリートコアは、冷
却剤の流れ方向の如何にかかわらず、1個乃至複数個の
穿孔を繰り返して、コアビット14の中空部及びドリル
シャフト15の中空部16を通じて回転軸4の開放端か
ら外部へ順押し状態に排出する態様も実施される。
【0030】1個の穿孔作業を終了した後は、冷却剤の
供給を止め、架台1とアンカー31との結合を解き、穿
孔機の位置を次の穿孔位置へ移動させる。
【0031】
【本発明が奏する効果】請求項1〜6に記載した発明に
係るコンクリートの穿孔方法及び穿孔機によれば、コン
クリートの穿孔によって発生する、折損したコンクリー
トコアは、コアビットの中空部及びドリルシャフトの中
空部を通じて回転軸の後端側へ排出する方式であるか
ら、コンクリートコアのコアビットからの抜き出し作業
の必要がない。従って、穿孔作業の手間が少なくなり、
工期の短縮に大きく寄与する。
【0032】また、コンクリート粉ないしこれが冷却剤
と混合してできたノロの如き排出物も、コアビットの中
空部及びドリルシャフトの中空部を通じて回転軸の後端
側へ吸引し排出し、又は逆に冷却剤溜め室から排除でき
るから、ノロによるコンクリート表面、孔壁面の汚れを
落とす洗浄作業を省くか軽減することが可能であり、そ
の分、穿孔作業の手間が少なくなり、工期の短縮に寄与
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る穿孔機の使用状態を示した正面図
である。
【図2】図1の線A−Aに沿って切断した平面図であ
る。
【図3】コアビットによる穿孔状況を拡大した断面図で
ある。
【符号の説明】
14 コアビット 21 冷却剤貯め室 15 ドリルシャフト 24 吸引ホース 1 架台 20 コンクリート面 19 止水板 31 仮設アンカー 2 ガイド軸 3 駆動部 4 回転軸 5 動力用モータ 26 冷却剤供給ホース 13 案内溝 25 レバーハンドル 18 ブレ止め
フロントページの続き (72)発明者 渡辺 博司 千葉県印西市大塚一丁目5番地1 株式会 社竹中工務店技術研究所内 (72)発明者 藤田 正吾 千葉県成田市土室441 Fターム(参考) 3C069 AA04 BA09 BC01 CA10 DA06 DA07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリート穿孔用コアビットを使用して
    穿孔を行う方法において、 同コアビットによる穿孔によって発生するコンクリート
    コアは、コアビットの中空部及びドリルシャフトの中空
    部を通じて外部へ排出することを特徴とする、コンクリ
    ートの穿孔方法。
  2. 【請求項2】穿孔機の架台に設けた貫通孔を通じてコン
    クリート穿孔用コアビットを穿孔対象のコンクリート面
    と対面させ、前記貫通孔の上部開口をドリルシャフトの
    ブレ止めで閉鎖し、下部開口は架台と穿孔対象のコンク
    リート面との間に止水板を挟んで閉鎖してコアビットの
    外周部に閉鎖構造の冷却剤貯め室を形成することを特徴
    とする、請求項1に記載したコンクリートの穿孔方法。
  3. 【請求項3】架台をアンカーによりコンクリート面と緊
    結して両者間の止水板を圧着し架台を固定することを特
    徴とする、請求項2に記載したコンクリートの穿孔方
    法。
  4. 【請求項4】コンクリート穿孔用コアビットの冷却剤
    は、冷却剤溜め室又はドリルシャフトの中空部を通じて
    圧入し、または吸引して供給することを特徴とする、請
    求項1〜3のいずれか一に記載したコンクリートの穿孔
    方法。
  5. 【請求項5】コンクリート穿孔用コアビットを使用して
    穿孔を行う穿孔機において、 穿孔対象のコンクリート面へ固定する架台からコンクリ
    ート面と垂直方向にガイド軸が立てられ、前記ガイド軸
    に沿って移動する駆動部が設置されていること、 駆動部には、前記ガイド軸と平行な配置で、且つ回転自
    在な中空構造の回転軸が設置され、前記回転軸を回転駆
    動する手段が設けられていること、 前記回転軸には、前記架台に前記回転軸の中心線に沿っ
    て貫通する構造で設けた冷却剤貯め室に臨む中空構造の
    ドリルシャフトが連結され、該ドリルシャフトの先端部
    にコアビットが取り付けられていること、 前記コアビットへ冷却剤を供給する手段が設けられてい
    ること、をそれぞれ特徴とする、コンクリートの穿孔
    機。
  6. 【請求項6】ガイド軸には駆動部の案内手段が設けられ
    ていること、 ガイド軸と駆動部との間に駆動部の送り機構が設けられ
    ていること、 架台を貫通する冷却剤貯め室の上部開口にドリルシャフ
    トのブレ止めが設置され、同室の架台下面側に止水板が
    設置されていること、をそれぞれ特徴とする、請求項5
    に記載したコンクリートの穿孔機。
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