JP2002205305A - コア・ドリル装置 - Google Patents

コア・ドリル装置

Info

Publication number
JP2002205305A
JP2002205305A JP2001037684A JP2001037684A JP2002205305A JP 2002205305 A JP2002205305 A JP 2002205305A JP 2001037684 A JP2001037684 A JP 2001037684A JP 2001037684 A JP2001037684 A JP 2001037684A JP 2002205305 A JP2002205305 A JP 2002205305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
arm
horizontal moving
drill
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001037684A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4660832B2 (ja
Inventor
Hideo Misumi
英夫 三角
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MISUMI TOKUSHU KK
Misumi Tokushu KK
Original Assignee
MISUMI TOKUSHU KK
Misumi Tokushu KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MISUMI TOKUSHU KK, Misumi Tokushu KK filed Critical MISUMI TOKUSHU KK
Priority to JP2001037684A priority Critical patent/JP4660832B2/ja
Publication of JP2002205305A publication Critical patent/JP2002205305A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4660832B2 publication Critical patent/JP4660832B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンクリート面へ、コア・ドリル装置を固定
後でも穿孔位置を変更可能なコア・ドリル装置 【解決手段】ベース盤1と、ベース盤1に立設した支柱
2と、支柱2に摺動自在に設けた昇降台3と、昇降台3
に取付けられる一体構造としたドリル用スピンドル4お
よびドリル用スピンドル4を回転させるための回転駆動
機構を有する水平移動盤5と、ドリル用スピンドル4を
回転可能に設けたコア・ドリル7とからなる。ドリル用
スピンドル4には、アーム401が一体構造として設け
られ、アーム401は水平移動盤5に回転可能に軸着し
て、該軸着を中心とする円周方向で穿孔位置を変更出来
るようにしたものであり、該穿孔位置の変更方法とは別
に、水平移動盤5は昇降台3上で一直線方向に前進又は
後退可能で、穿孔位置を更に変更可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート構造
物において、下面、横面、上面などの適宜箇所に穴が穿
孔できるコア・ドリル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコア・ドリル装置は、実用新案願
公開平1−97848に示す図7の構造で、コア・ドリ
ル装置がコンクリート面に図示しないあと施工アンカー
で固定されると、コンクリートに穿孔する穴位置が変更
できない欠点があった。特にコンクリート構造物の耐震
補強工事では、穿孔中に鉄筋に刃先が当ると、構造物の
強度上、鉄筋を切断することは許されず、鉄筋の無い位
置に再穿孔する必要があった。このため、コア・ドリル
装置の位置を変えることが要求された。又、穿孔中のコ
ンクリートの抜きカスは、コア・ドリル内に溜まり、数
回の穿孔毎に処理しなければならない欠点があった。
又、コンクリートの抜きカスが少数コア・ドリル内に溜
まると、給水の流れが悪くなり、コンクリートをコア・
ドリルで切削するのに給水不足となる欠点があった。
【0003】そこで、これらの欠点を取り除くため、本
発明者は、特許出願平11−303744を提案した。
提案した発明では、コア・ドリル装置が、コンクリート
面に設置したレール上に取付けられ、穿孔時には前記レ
ール上に固定されるが、固定されても穿孔位置を変更出
来るようになっており、更に、コンクリートの抜きカス
も一度に多数を溜め、処理できるようにした。又、コン
クリートの切削のための給水については、コア・ドリル
の上部から直接に給水できるようにした。この特許出願
平11−303744では、穿孔作業が能率よく出来る
が、建物の耐震補強工事では、更に穿孔位置が変更可能
で、狭い場所でも穿孔作業が可能となり、更に小型化さ
れたコア・ドリル装置が要求された。又、この提案した
発明では、ベース盤、昇降台、回転駆動機構の3つの構
成部材に分割できるので、現場で組立てて使用できるよ
うにしたが、更に狭い場所でも運搬しやすく、簡単に組
立し易く、軽量化し、分解容易な構造が要求された。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】発明が解決しようとす
る課題は、穿孔する穴の位置が、コア・ドリル装置をコ
ンクリート面に固定しても、自由に変更が可能で、更
に、現場にコア・ドリル装置を持込む場合や移動する場
合に、組立、分解が容易で、軽量化したコア・ドリル装
置を提案することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ベース盤と、
該ベース盤に立設した支柱と、該支柱に摺動自在に設け
た昇降台と、該昇降台に取付けられる一体的な構造とし
たドリル用スピンドルおよびドリル用スピンドルを回転
させるための回転駆動機構を有する水平移動盤と、前記
ドリル用スピンドルに回転可能に設けたコア・ドリルと
からなり、上記ドリル用スピンドルは、ドリル用スピン
ドルに設けたアームを回転駆動機構を有する水平移動盤
に回転可能に軸着して、該軸着を中心とする円周方向で
穿孔する穴の位置を変更することが出来るようにしたも
のであり、上記、一体的な構造としたドリル用スピンド
ルおよび回転駆動機構を有する水平移動盤は、前記した
ドリル用スピンドルに設けたアームの回転により穿孔す
る穴の位置を変更することが出来ることとは別に、昇降
台上で、一直線方向に前進又は後退して、穿孔する穴位
置をより自由に変更することが出来ることを特長とする
ものである。
【0006】上記装置において、回転駆動機構を有する
水平移動盤は、一端側に回転駆動源トなるモーターが設
けられ、他端側にはドリル用スピンドルに設けたアーム
を支持する部分と、該アームを回転させる軸が設けら
れ、該軸と回転駆動源であるモーターの間には、回転を
伝達する機構を有する一体的構造とし、現場への持込
み、組付けを容易にしたことを特長とする。
【0007】上記装置において、水平移動盤は、下部に
ねじ付突起板を形成し、該突起板は、昇降台に設けた通
し穴を有する間隔がある2つの壁面間に設置され、上
記、ねじ付突起板と通し穴を有する間隔がある2つの壁
面は、頭付ボルトで連結され、該頭付ボルトの回転によ
り、水平移動盤が昇降台上を一直線方向に動くことを特
長とする。
【0008】上記装置において、ドリル用スピンドルに
設けたアームを回転させる軸と、同一軸芯でアーム下部
に穴を設け、該穴に軸付フランジをボルトで組付け、軸
付フランジの穴に回転自在な軸を挿入し、該軸は前記フ
ランジの穴入口より突出し、該突出した軸の直角方向に
通し穴を設け、ドリル用スピンドルに設けたアームに隣
接した水平移動盤の下部にねじ付突起板を設け、上記通
し穴を有する軸とねじ付突起板を頭付ボルトで締付ける
ことにより、ドリル用スピンドルに設けたアームと水平
移動盤を固定することを特長とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図に基づい
て説明する。図1は本発明のコア・ドリル装置の正面図
であり、図2は図1の右側面図であり、図3は図1のa
−a矢視図である。本発明のコア・ドリル装置は、図1
から図3に示すように、ベース盤1とベース盤1に立設
した2本の支柱2と、支柱2に摺動自在に設けた昇降台
3と、該昇降台3に取付けられる一体的な構造としたド
リル用スピンドル4およびドリル用スピンドル4を回転
するための回転駆動機構6を有する水平移動盤5と、ド
リル用スピンドル4に回転可能に設けたコア・ドリル7
とからなっており、コア・ドリル装置をコンクリート面
8に図示しないあと施工アンカーで固定した後でも穿孔
位置を変更することが出来るとともに組立および分解が
容易で軽量化されたコア・ドリル装置である。
【0010】図1、図2において、支柱2は、軽量化の
ため管体であり、2本が一対として平行に設けられ、上
端部には、固定板9に固定され、下端部はベース盤1に
固定され、平行を保持しており、中間部分には昇降台3
が摺動自在に設けられ、昇降台3の上には一直線方向に
水平移動可能な回転駆動機構6を有する水平移動盤5が
設けられている。
【0011】昇降台3は、昇降台3と支柱2の上端部に
設けた固定板9との間には支柱2に対し、平行に挿通し
たボールねじ軸10によって連結されている。該ボール
ねじ軸10は、昇降台3との結合が、ボールねじ機構の
作用を泰するようにねじ結合されており、固定板9との
間は自由状態で結合されており、該上部固定板9から突
出して上端部分にハンドル11が設けられている。
【0012】図4A、図4Bは、ドリル用スピンドル4
を水平移動盤5に一体的構造として組付けた状態を示
し、図4Aは、水平移動盤5の一部断面を含む正面図で
あり、図4Bは、図4Aの平面図である。ドリル用スピ
ンドル4は円形では無く、一端側にコ字型したアーム4
01を有し、該アーム401により回転駆動機構6の出
力軸603に回転可能に軸着し、一体的な構造として水
平移動盤5と一緒に持ち運べる構造となっている。
【0013】図4Aにおいて、アーム401とドリル用
スピンドル4は一体構造で、アーム401が出力軸60
3に回転可能に軸着されているので、ドリル用スピンド
ル4と一体となったアーム401は、出力軸603を中
心にして回転して動かし、穿孔可能な位置を選び、アー
ム401を水平移動盤5に固定し、その他の準備作業を
終えた後、穿孔作業に入る。
【0014】次にアーム401の固定方法について図4
Aに基づいて説明する。アーム401の下側に出力軸6
03と同軸芯とする穴405を設け、該穴405に軸付
フランジ406をアーム401にねじ等で固定する。軸
付フランジ406には、内径407が設けられており、
該内径407に回転自在な軸408を挿入する。該軸4
08は、軸付フランジ406の内径入口より突出し、突
出たところで直交する角形軸409に連続する構造とな
っている。角形軸409には通し穴410が設けられて
いる。アーム401に設けた穴405に隣接した水平移
動盤5の下部にねじ付突起板506を角形軸409の通
し穴410と同軸芯上に設け、角形軸409側より頭付
ボルト411を挿入し、水平移動盤5に設けたねじ付突
起板506のねじにはめ合せて、締付ける。軸408は
軸付フランジ406に設けた穴内で回転自在になってい
るので、若干のスキマがある。従い、頭付ボルト411
を締付け方向にわずかに回転させると、軸408は、ね
じ付突起板506の方向に動き、軸付フランジ406の
片側に寄せられ、軸付フランジ406の穴と回転自在な
軸408の側面が圧着し、アーム401と水平移動盤5
が固定される。
【0015】図3において、2点鎖線のドリル用スピン
ドル41の位置は、実線で示すドリル用スピンドル4の
位置から、アーム401を出力軸603を中心にして1
5度回転して移動した状態を示したものである。
【0016】図4A、図4Bにおいて、水平移動盤5に
は、昇降台3に対し、水平方向に移動する際のガイドと
して、長手方向の摺動底面501と、平行した壁面50
2、503と、固定と位置を変えるための軸504と、
昇降台3と相対的に水平移動盤5を移動させるためのね
じ付突起版505を摺動底面501の下に設けている。
前記した軸504は、回転駆動機構6の上面に設けら
れ、水平移動盤5の長手方向に平行した壁面502、5
03より突出し、図5A、図5Bに示す昇降台3の支柱
塔301の溝306に嵌合する構造になっている。
【0017】更に、水平移動盤5は、回転駆動機構6と
して、動力源であるモーター601と、モーターの回転
数を所定の回転数にするためのギア602と、該ギアに
連結する出力軸603よりなり、該出力軸603の上部
にはプーリー604が設けられ、該プーリー604によ
り、タイミングベルトを介して、ドリル用スピンドル4
の回転軸402に設けられた上部に位置するプーリー4
04に回転が伝えられ、該伝えられた回転は、ドリル用
スピンドル4の内の回転軸402の下部に取付けられた
コレットチャック403につたえられ、該コレットチャ
ック403に把握されるコア・ドリル7に回転が伝えら
れる。コレットチャック403は、本発明者が特許願2
000−181496で提案したものである。又、回転
駆動機構6は、モーター軸から直接ギアにより出力軸6
03に対し、所定の回転数となるよう設定し、外面を利
用し、水平移動盤5として、摺動底面501、壁面50
2、503、軸504、ねじ付突起板505を設けてい
るので、構造が簡素化し、軽量となっている。
【0018】図1において、コレットチャック403に
は、一端にダイヤモンド・チップを付けた同一径のパイ
プ状のコア・ドリル7が、コレットチャック403の下
部からドリル用スピンドル4内に挿入され、ドリル用ス
ピンドル4の上部より突出し、コレットチャック403
で、コア・ドリル7を締付け固定した後に、コア・ドリ
ル7の上端部に給水装置12を取付ける構造となってい
る。給水装置12は本発明者が特願2000−2861
89で提案したものである。
【0019】図5A、図5B、図5Cは、昇降台3の図
であり、図5Aは昇降台3の正面図であり、図5Bは図
5Aの平面図であり、図5Cは図5Aの右側面図であ
る。昇降台3には、支柱2を支持する支柱塔301と、
該支柱塔301には支柱2を摺動させる2つの穴302
と昇降台3を上下させるボールねじ軸10の嵌るボール
ねじ穴303と、水平移動盤5を移動させる場合のガイ
ドとして摺動受面304と、平行して内側に向き合った
壁面305と支柱塔301の上部には、水平移動盤5を
固定及び位置を変え調整するために水平移動盤5に設け
られた軸504の両端部が嵌合するための内側に向い合
った溝306が設けられている。又、昇降台3には、水
平移動盤5を昇降台3の摺動受面304上を一直線方向
に前進又は後退して移動させるための機構として間隔を
置いた通し穴309、310を有する2つの壁面30
7、308を端部と中央近くに有する構造となってい
る。
【0020】図6Aおよび図6Bは、ドリル用スピンド
ル4を出力軸603を中心とするアーム401の回転で
は、穿孔位置の変更が不可能な場合に、2本の支柱2を
結んだ軸線に対し角度で90度ちがう方向に昇降台3に
対し水平移動盤5を相対的に動かし、ドリル用スピンド
ル4の位置を変更しようとする説明図である。図6Aは
図1のb−b断面図であり、昇降台3の摺動受面304
に水平移動盤5を組付けた状態を示している。図6Bは
図6Aのc−c断面図である。昇降台3に水平移動盤5
を組付けるには、昇降台3の支柱塔301の上部に設け
られた溝306に水平移動盤5の回転駆動機構6の上面
に設けられた軸504を嵌合し、次に頭付ボルト311
を昇降台3の端部壁307の通し穴309より挿入し、
次にナット312をねじ込み、更に、頭付ボルト311
を回転させねじ付突起板505にねじ込む。この時、ナ
ット312は頭付ボルト311を介して、水平移動盤5
のねじ付突起板505のねじに締付けずに自由に回転で
きるようにしておく。次に昇降台3のもう1つの壁面3
08の通し穴310に頭付ボルト311を挿入し、前記
壁面308より突出たボルト部分にナット313をねじ
込む。該ナット313は頭付ボルト311が間隔をあけ
た壁面307と308を締付けないよう、スキマのある
状態で、回り止めピン314で頭付ボルト311と一緒
に固定する。この結果、壁面307と308の穴31
0、311は通し穴なので、ナット312を回転自由な
状態にして、頭付ボルト311を回転させれば、水平移
動盤5のねじ付突起版505のねじにより、水平移動盤
5は、頭付ボルト311の回転方向により、一直線方向
に前進又は後退して動くことになる。水平移動盤5の移
動寸法は、水平移動盤5のねじ付突起板505とナット
312の固定を昇降台3の壁面307と308の間のど
こにするかにより決まる。前記壁面307と308の中
間にねじ付突起板505とナット312がくるようにし
て固定すれば、ドリル用スピンドルの移動は、前進と後
退が同じ距離となる。水平移動盤5の前進又は後退の移
動寸法を決めた後に、ナット312をねじ付突起板50
5に押し当てねじを締付け、昇降台3と水平移動盤5を
一体化する。昇降台3と水平移動盤5を分離する時は、
ナット312をゆるめ、上記とは逆順で行えば良い。前
記ナット312は、昇降台3と水平移動盤5を確実に固
定するものであり、昇降台3の支柱塔301上部に設け
た溝307と、水平移動盤5の回転駆動機構6の上面に
設けた軸504の嵌合と、共同して働くものである。
【0021】図3において、2点鎖線のドリル用スピン
ドル42の位置は、実線で示すドリル用スピンドル4の
位置から、コア・ドリル装置に対して、離れた位置にな
るよう頭付ボルト313を回転し、移動した状態を示し
ている。アーム401の回転によるドリル用スピンドル
4の移動では、出力軸603を中心とした回転範囲内で
あるが、水平移動盤5が昇降台3に対し移動すること
で、出力軸603の位置も同じく移動するので、穿孔す
る前に墨出し位置が変更になった場合や、穿孔中にコア
・ドリルの刃先が鉄筋に当り、穿孔位置を変更する場合
にも対応できることになる。
【0022】本装置はベース盤1と支柱2と昇降台3
と、ハンドル11の付いたボールねじ軸10を組付けた
装置、水平移動盤5にドリル用スピンドル4を組付けた
装置、コア・ドリル7および給水装置の4つに分解して
取扱うことが出来るので、現場に持込みが容易となる。
【0023】本装置を現場で使用するには、上記した4
つの構成部材に分解した状態で現場に持込み、はじめに
コア・ドリル7をダイヤモンドチップの刃の付いていな
い他端のパイプ状の方から、コレットチャック403の
下側から挿入する。次に図6A、図6Bで説明したよう
に昇降台3に水平移動盤5を組付ける。次に、コア・ド
リル装置をコンクリート面に図示しないあと施工アンカ
ーで固定し、図4A及び図6A、図6Bで説明した如
く、ドリル用スピンドル4の位置をアーム401あるい
は頭付きボルト313、ナット312の調整により決め
る。更に給水装置12のコックに水を供給するホースを
つなぎ、モーターの電源を入れ、水を供給しながらハン
ドル11を操作して、コア・ドリル7によりコンクリー
ト面8に穿孔する。本装置のベース盤1はコンクリート
面8にあと施工アンカーで固定しているが、狭い場所へ
の1つ1つの穿孔ではなく、連続して穿孔作業が行える
ような場所では、本発明者が特願平11−303744
で提案したベース盤に変更し、移動用のレールを使用す
れば、穿孔作業は能率よく行える。
【0024】
【発明の効果】本発明は、本装置をコンクリート面にあ
と施工アンカーで固定した後でも穿孔位置を2通りの方
法により、あらゆる方向にも自由に変更できるものであ
り、又、本装置は構成部材を4つに分割し、軽量化した
ので、現場に持ちこみ易く、組立も簡単に出来る構造な
ので、作業員の負担が軽減できると共に作業能率が向上
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体の正面図
【図2】全体の右側面図
【図3】図1の矢視図
【図4A】一部断面を含む水平移動盤にドリル用スピン
ドルを組付けた正面図
【図4B】図4Aの平面図
【図5A】昇降台の正面図
【図5B】図5Aの平面図
【図5C】図5Aの右側面図
【図6A】図1のb−b矢視図
【図6B】図6Aのc−c断面図
【図7】従来のコア・ドリル装置の正面図
【符号の説明】
1 ベース盤 2 支柱 3 昇降台 4 ドリル用スピンドル 5 水平移動盤 6 回転駆動機構 7 コア・ドリル 8 コンクリート面 9 固定板 10 ボールねじ軸 11 ハンドル 12 給水装置 41 ドリル用スピンドル 42 ドリル用スピンドル 301 支柱塔 302 穴 303 ボールねじ穴 304 摺動受面 305 壁面 306 溝 307 壁面 308 壁面 309 通し穴 310 通し穴 311 頭付きボルト 312 ナット 313 ナット 314 回り止めピン 401 アーム 402 回転軸 403 コレットチャック 404 プーリー 405 アームの穴 406 軸付きフランジ 407 フランジの穴 408 軸 409 軸 410 通し穴 411 頭付きボルト 501 摺動底面 502 壁面 503 壁面 504 軸 505 ねじ付突起板 506 ねじ付突起板 601 モーター 602 ギア 603 出力軸 604 プーリー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース盤(1)と、該ベース盤(1)に
    立設した支柱(2)と、該支柱(2)に摺動自在に設け
    た昇降台(3)と、該昇降台(3)に取付けられる一体
    的な構造としたドリル用スピンドル(4)およびドリル
    用スピンドル(4)を回転させるための回転駆動機構
    (6)を有する水平移動盤(5)と、ドリル用スピンド
    ル(4)に回転可能に設けたコア・ドリル(7)とから
    なり、上記ドリル用スピンドル(4)は、ドリル用スピ
    ンドル(4)に設けたアーム(401)を、回転駆動機
    構(6)を有する水平移動盤(5)に回転可能に軸着し
    て、穿孔する穴の位置を変更することが出来るように設
    けたものであり、上記、一体的にセットしたドリル用ス
    ピンドル(4)および回転駆動機構(6)を有する水平
    移動盤(5)は、昇降台(3)上で一直線方向に、前進
    又は後退可能で、穿孔位置を変更することが出来ること
    を特長とするコア・ドリル装置。
  2. 【請求項2】 回転駆動機構(6)を有する水平移動盤
    (5)は一端側に回転駆動源であるモーター(601)
    が設けられ,他端側にはドリル用スピンドル(4)に設
    けたアーム(401)を支持する部分と、該アーム(4
    01)を回転させる出力軸(603)が設けられ、当該
    出力軸(603)と回転駆動源であるモーター(60
    1)との間には、回転を伝達する機構を有する一体的構
    造とすることを特長とする請求項1に記載のコア・ドリ
    ル装置。
  3. 【請求項3】 水平移動盤(5)は、下部にねじ付突起
    板(505)を形成し、該ねじ付突起板(505)は昇
    降台(3)に設けた通し穴(309、310)を有する
    間隔がある2つの壁面(307、308)の間に設置さ
    れ、上記、ねじ付突起板(505)と通し穴(309、
    310)を有する間隔がある2つの壁面(307、30
    8)は、頭付ボルト(311)で連結され、該頭付ボル
    ト(311)の回転により、水平移動盤(5)が昇降台
    (3)上を一直線方向に動くことを特長とする請求項1
    に記載のコア・ドリル装置。
  4. 【請求項4】 アーム(401)を回転させる出力軸
    (603)と該出力軸(603)芯上のアーム(40
    1)の下部に穴(405)を設け、該穴(405)に軸
    付フランジ(406)をボルトで組付け、該軸付フラン
    ジ(406)の穴(407)に回転自在な軸(408)
    を挿入し、該軸(408)は、前記フランジの穴(40
    7)の入口より突出したところに角形軸(409)を設
    け、該角形軸(409)に前記軸(408)と直角方向
    に通し穴(410)を設け、アーム(401)と隣接し
    た水平移動盤(5)の下部には、ねじ付突起板(50
    6)を設け、上記、通し穴(410)を有する軸(40
    9)とねじ付突起板(506)を頭付ボルト(411)
    で締付けることによりアーム(401)と水平移動盤
    (5)を固定することを特長とする請求項1に記載のコ
    ア・ドリル装置。
JP2001037684A 2001-01-11 2001-01-11 コア・ドリル装置 Expired - Fee Related JP4660832B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001037684A JP4660832B2 (ja) 2001-01-11 2001-01-11 コア・ドリル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001037684A JP4660832B2 (ja) 2001-01-11 2001-01-11 コア・ドリル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002205305A true JP2002205305A (ja) 2002-07-23
JP4660832B2 JP4660832B2 (ja) 2011-03-30

Family

ID=18900772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001037684A Expired - Fee Related JP4660832B2 (ja) 2001-01-11 2001-01-11 コア・ドリル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4660832B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010228308A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Nittoku Kikai Kogyo Kk コンクリート製床版の穿孔装置
CN102699711A (zh) * 2012-06-14 2012-10-03 无锡市洪成造纸机械有限公司 钻孔夹具组合装置
CN108015719A (zh) * 2017-12-22 2018-05-11 中建八局第建设有限公司 一种具有吸尘功能的可拆卸式钻头
CN109262390A (zh) * 2018-09-10 2019-01-25 安徽佳乐建设机械有限公司 一种混凝土湿喷台车用铣刷头

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101826614B1 (ko) * 2017-06-05 2018-02-07 윤성만 복합 코어 드릴 장치

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62104913U (ja) * 1985-12-23 1987-07-04
JPH0299219A (ja) * 1988-10-05 1990-04-11 Daido Steel Co Ltd 引出し装置
JPH05293820A (ja) * 1992-04-22 1993-11-09 Rasa Ind Ltd 穿孔装置
JP2000218613A (ja) * 1999-02-02 2000-08-08 J P Ii Kk コアドリルの手動送り装置
JP2000238033A (ja) * 1999-02-18 2000-09-05 Takenaka Komuten Co Ltd コンクリートの穿孔方法及び穿孔機
JP4440388B2 (ja) * 1999-10-26 2010-03-24 株式会社ミスミ特殊 同時に複数の穴が穿孔できるコア・ドリル装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62104913U (ja) * 1985-12-23 1987-07-04
JPH0299219A (ja) * 1988-10-05 1990-04-11 Daido Steel Co Ltd 引出し装置
JPH05293820A (ja) * 1992-04-22 1993-11-09 Rasa Ind Ltd 穿孔装置
JP2000218613A (ja) * 1999-02-02 2000-08-08 J P Ii Kk コアドリルの手動送り装置
JP2000238033A (ja) * 1999-02-18 2000-09-05 Takenaka Komuten Co Ltd コンクリートの穿孔方法及び穿孔機
JP4440388B2 (ja) * 1999-10-26 2010-03-24 株式会社ミスミ特殊 同時に複数の穴が穿孔できるコア・ドリル装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010228308A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Nittoku Kikai Kogyo Kk コンクリート製床版の穿孔装置
CN102699711A (zh) * 2012-06-14 2012-10-03 无锡市洪成造纸机械有限公司 钻孔夹具组合装置
CN108015719A (zh) * 2017-12-22 2018-05-11 中建八局第建设有限公司 一种具有吸尘功能的可拆卸式钻头
CN108015719B (zh) * 2017-12-22 2024-02-13 中建八局第一建设有限公司 一种具有吸尘功能的可拆卸式钻头
CN109262390A (zh) * 2018-09-10 2019-01-25 安徽佳乐建设机械有限公司 一种混凝土湿喷台车用铣刷头

Also Published As

Publication number Publication date
JP4660832B2 (ja) 2011-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN211440639U (zh) 一种建筑施工墙体钻孔机
US7658242B2 (en) Hole coring system with lever arm
JP4299869B2 (ja) 深穴明機および深穴明ガイド装置
US4936284A (en) Concrete saw
JP2010052215A (ja) 回転工具
JP2002205305A (ja) コア・ドリル装置
US20050152756A1 (en) Universal pressure drill and srew runner
CN110711876A (zh) 一种基于plc控制的钢管加工设备
JP5329875B2 (ja) マンホール内壁切断機及びマンホール内壁切断機用治具
JP4440388B2 (ja) 同時に複数の穴が穿孔できるコア・ドリル装置
JP3064270B2 (ja) ワイヤ式切断機用アダプタ、同左を用いた切断工法およびワイヤ式切断機
CN210589960U (zh) 一种装修用天花板钻孔辅助器
CN210731050U (zh) 一种可调式钻孔工具
JP2008505783A (ja) コンクリート用鋸のハンドル棒
KR100611308B1 (ko) 강관말뚝 절단기
CN220497841U (zh) 圆锯机底座侧面钻孔装置
CN212665481U (zh) 大棚钢管骨架端头定长钻孔定位机构
CN218694018U (zh) 一种摇臂钻床用摇臂锁紧装置
CN216828724U (zh) 一种多轴精密钻床专用夹具
CN220740501U (zh) 一种工型钢断面打磨装置
JP2001105211A (ja) 二軸可変ピッチコアドリルの構造
CN216607316U (zh) 一种钻床
CN113815067A (zh) 一种用于家具多功能边框开槽工具钻孔设备
CN213916233U (zh) 一种用于同步带轮生产的钻孔机
JPH0414167Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101130

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees