JP2001105211A - 二軸可変ピッチコアドリルの構造 - Google Patents
二軸可変ピッチコアドリルの構造Info
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- JP2001105211A JP2001105211A JP28120199A JP28120199A JP2001105211A JP 2001105211 A JP2001105211 A JP 2001105211A JP 28120199 A JP28120199 A JP 28120199A JP 28120199 A JP28120199 A JP 28120199A JP 2001105211 A JP2001105211 A JP 2001105211A
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- concrete structure
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Abstract
えるコンクリート構造物等へ孔あけを行うコアドリルの
提供 【解決手段】 コアドリルの出力軸を支える減速機の二
箇所を円筒状にし、その円筒状の部分を容易に回転及び
固定が出来る構造とし、任意の間隔で同時に二箇所の孔
あけを可能にした。
Description
孔を可能とし、その二箇所の間隔を保持し、また、任意
にかつ容易に変更可能なコアドリルに関するものであ
る。
へ孔あけをおこなうコアドリルである。コンクリート構
造物等へ固定されるベース3と、ベース3より立設さ
れ、側面にラックギヤ2を縦設した支柱1と、支柱1に
昇降可能に装着され内部にラックギヤ2と噛合するピニ
オンギヤ6を備えたスライドブロック5、スライドブロ
ック5には上記ピニオンギヤ6を回転させるためピニオ
ンギヤ6と連動して回転するハンドル本体4およびハン
ドル41が設けてあり、スライドブロック5には、モー
ター部7が固定されている。モーター部7は、電動機7
a、減速歯車箱7b切削粉の排出及び刃物の冷却に必要
な水等を供給するニップル25が取付けられた給水部7
c、出力軸7dより構成されている。出力軸7dには刃
物11(ドリル、コアビット等 以下刃物とする)が装
着されている。コンクリート構造物等の孔あけは、ベー
ス3をコンクリート構造物等へアンカー、ボルト、座
金、六角ナット等により固定し、モーター部7を駆動さ
せ刃物11を回転させながらハンドル本体4のハンドル
41を回転させる事によりスライドブロック5、モータ
ー7を下降させ、孔あけをおこない、孔あけが終了する
とハンドル41を逆に回転させ刃物を引抜く。
をあけようとすると、このコアドリルを固定する作業に
おいて、出力軸7dとアンカーの位置を正確に計測し、
さらに二本の孔の中心距離を正確に測定し固定を行わな
ければならなく、非常に高度な技術と時間が必要とされ
ている。
用いられる接着剤を流し込み固定用ボルトを埋設するア
ンカー用の孔あけにおいては、機械、器具に設けられた
固定用の穴の間隔に合わせて一本づつ正確に孔をあける
必要があり、また、コアドリルを固定する場所にも限り
があることから、非常に高い技術と時間を要す作業とな
っている。
は、鋭意研究の結果、本発明はコアドリル固定の作業を
減らすため2箇所の孔あけを同時におこなうことが可能
で、その孔の間隔を自由に変更でき、その位置調整を容
易かつ簡単におこなえるようにしたコンクリート構造物
等の孔あけをおこなうコアドリルを提供するものであ
る。
造物等へ固定されるベースと、ベースより立設され、側
面にラックギヤを縦設した支柱と、支柱に昇降可能に支
持され、内部にラックギヤと噛合するピニオンギヤを備
えたスライドブロック、スライドブロックに固定された
コアビットを回転駆動させるためのモーターと、モータ
ーの出力軸に着脱可能に取付けられた刃物からなるコア
ドリルにおいて、出力軸を二本とし、同時に二箇所を穿
孔することを可能としたコアドリルである。
保持したり、また容易にその間隔の変更を可能なものと
する。
な際、予めコンクリート構造物に設置した走行レール上
を摺動可能な台車に上記コアドリルを固定することによ
り、アンカーの打設を減らすことを可能とする。
回転、及び、台車の移動を人力によるのでなく別体の送
り装置で行うことにより、更に省力化、作業効率の向上
が可能となる。
明する。図1は、本発明におけるコンクリート構造物等
へ孔あけを行うコアドリルである。同時に二箇所の孔あ
けを行い、その間隔を任意に変更したり保持するために
二分割歯車箱7eを設け、二本の刃物11を装着したと
ころである。
間隔を任意の間隔で保持したり、また容易に変更可能に
するため刃物11に回転駆動を伝えるための二分割出力
軸14を支える二分割歯車箱7eの二箇所の円筒状の軸
受7fを回動可能にし、二分割出力軸14の中心をその
円筒状の中心とは異なる位置に配置してある。
eは、減速歯車箱7bより出力された回転軸20に連動
して回転する第一歯車21、第一歯車21の相手第二歯
車22、第二歯車22の相手第三歯車23、第三歯車の
相手第四歯車24第四歯車24と連動して回転する二分
割出力軸14、二分割出力軸14を支える軸受7f、二
分割歯車箱7eより主に構成され、軸受7fは固定ボル
ト8で二分割歯車箱7eに取付けられている。さらに出
力軸14、軸受7fへは切削及び冷却用の水等を供給す
る通水路9が設けられその水等の漏れ防止のためのシー
ル26が装着され、給水路9の入口にはホース等に連結
可能なニップル25を備える。
固定ボルト8を中心に軸受7fと共に回転させ、二本の
二分割出力軸14を対称に位置させることで、その間隔
が容易に変更可能となる。
固定ボルト8を締付けることによりその間隔を保持し孔
あけが可能となる。
項3のコンクリート構造物等へ等間隔で連続して孔あけ
を行コアドリルである。
上に摺動可能な台車を置き、その台車に上記コアドリル
を固定し、コアドリルの上下動を別体の自動送り装置を
設けているところである。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
の出力軸の間隔を任意に容易に変更可能とすることによ
り、一度の固定で同時に二本の孔あけが可能となり、作
業時間が大幅に短縮できる。しかも、複数の間隔で孔あ
けが必要となっても作業者が簡単に対応できる。
より構成されていないため2箇所を孔あけした場合、負
荷のかかる刃物へモーターの出力が主に伝達されること
で振動が発生しており、従来のコアドリルの場合、特に
横揺れに対しベースの固定だけでは防ぐことが困難とさ
れていたため、作業効率の低下となる原因となっていた
が、振動の発生していない刃物がその横振動を防ぐ効果
を発揮し、作業効率が向上する。
設置した、レールの上に摺動可能な台車に設置すること
により、アンカーによるコアドリルの固定を大幅に減ら
すことが可能となり、別体の送り装置10を取付けるこ
とにより、省力化もはかれる。
車に固定し別体の送り装置を付けた状態の斜視図であ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】コンクリート構造物、石材、岩盤等(以下
コンクリート構造物等とする)へ固定されるベースと、
ベースより立設され、側面にラックギヤを縦設した支柱
と、支柱に昇降可能に支持され、内部にラックギヤと噛
合するピニオンギヤを備えたスライドブロック、スライ
ドブロックに固定されたコアビットを回転駆動させるた
めのモーターと、モーターの出力軸に着脱可能に取付け
られたコアビットからなるコアドリルにおいて、同時に
二箇所を穿孔することが可能なコアドリルであって、そ
の二箇所の間隔を保持し、また、任意にかつ容易に変更
可能なコアドリル。 - 【請求項2】コンクリート構造物等へ固定されている走
行レールを摺動可能な台車にベースが固定された請求項
1のコアドリル。 - 【請求項3】コンクリート構造物等に固定されている走
行レールを、摺動可能な台車に、ベースが固定され昇降
及び走行を別体の送り装置で可能にした請求項1または
請求項2のコアドリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28120199A JP2001105211A (ja) | 1999-10-01 | 1999-10-01 | 二軸可変ピッチコアドリルの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28120199A JP2001105211A (ja) | 1999-10-01 | 1999-10-01 | 二軸可変ピッチコアドリルの構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001105211A true JP2001105211A (ja) | 2001-04-17 |
Family
ID=17635769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28120199A Pending JP2001105211A (ja) | 1999-10-01 | 1999-10-01 | 二軸可変ピッチコアドリルの構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001105211A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008000971A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | サファイア単結晶ブロックの製造方法及び装置 |
CN113199050A (zh) * | 2021-05-13 | 2021-08-03 | 杨蕊 | 一种可回收再造模型加工系统 |
KR102370202B1 (ko) * | 2021-11-09 | 2022-03-04 | 주식회사 이건 | 개선된 2구 천공 코어 드릴장치 |
WO2023013942A1 (ko) * | 2021-08-02 | 2023-02-09 | 주식회사 이건 | 2구 천공 코어드릴 장치 |
WO2023096173A1 (ko) * | 2021-11-29 | 2023-06-01 | 주식회사 이건 | 4구천공 코어드릴 장치 |
-
1999
- 1999-10-01 JP JP28120199A patent/JP2001105211A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2023096173A1 (ko) * | 2021-11-29 | 2023-06-01 | 주식회사 이건 | 4구천공 코어드릴 장치 |
KR20230079881A (ko) * | 2021-11-29 | 2023-06-07 | 주식회사 이건 | 4구천공 코어드릴 장치 |
KR102639930B1 (ko) * | 2021-11-29 | 2024-02-23 | 주식회사 이건 | 4구천공 코어드릴 장치 |
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