JP5194010B2 - プレート積層型熱交換器 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、オイルクーラやEGRクーラ等のプレート積層型熱交換器に関する。
従来のプレート積層型熱交換器としては、例えば、図10に示すようなものがある。図10に示すプレート積層型熱交換器500は、前後のエンドプレート51,52間に複数のコアプレート53,54の組(コア55)を積層し、その外周フランジ部同士(例えば、外周フランジ部53aと外周フランジ部54a同士)をロウ付けすることで、これらのエンドプレート51,52及びコアプレート53,54で囲われた内部を高温流体室と低温流体室とが交互に積層されるように画成するとともに、各流体室をそれぞれ前部側エンドプレート51に突設した一対の循環パイプ56a,56b及び57a,57bに連通させたものである。なお、コアプレート53,54間には、フィン25が形成された中間コアプレート27が介層されている(例えば、特開2001−194086号公報,特開2007−127390号公報等参照)。
コアプレート53,54は、いずれも略平板状のものである。コアプレート53,54の長手方向一端側には、高温流体用の入口ポート58a及び低温流体用の出口ポート59bが設けられている。他方、コアプレート53,54の長手方向他端側には、高温流体用の出口ポート58b及び低温流体用の入口ポート59aが設けられている。高温流体用の入口ポート58a及び高温流体用の出口ポート58b、並びに低温流体用の入口ポート59a及び低温流体用の出口ポート59bは、いずれもコアプレート53,54の角部付近に配置されており、それぞれが当該コアプレート53,54の略対角線上に配置された状態にある。そして、これらのコアプレート53,54が1組となってコア55が構成されている。コア55内には、高温流体(例えば、オイルやEGRガス等)が流れる高温流体室が画成されている。他方、コア55間には、低温流体(例えば、冷却水等)が流れる低温流体室が画成されている。高温流体室及び低温流体室は、それぞれ循環パイプ56a,56b及び循環パイプ57a,57bに連通している。高温流体及び低温流体は、これらの循環パイプ56a,56b及び循環パイプ57a,57bを介して、各流体室に導入され、或いは各流体室から導出される。そして、高温流体と低温流体とは、各流体室を流れる際にコアプレート53,54を介して熱交換を行う。その様子を図11に示す。なお、図11に示すコアプレートは、図10に示したコアプレートと形状が異なる。但し、図11において、図10と同一若しくは類似の箇所には、同一の符号を付している。
ところで、図11に示すように、高温流体及び低温流体は、いずれも入口ポート58a,59aから出口ポート58b,59bに向かって略直線状に流れる。そのため、コアプレート53,54には、伝熱に寄与しない領域、すなわち高温流体と低温流体との熱交換に寄与しない領域(図11のV部参照)が広く形成されることとなる。その結果、従来のプレート積層型熱交換器500にあっては、熱交換効率が低いという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、熱交換効率が高いプレート積層型熱交換器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、前後のエンドプレート間に複数のコアプレートの組を積層し、その外周フランジ部同士をロウ付けすることで、エンドプレート及びコアプレートで囲われた内部を高温流体が流れる高温流体室と低温流体が流れる低温流体室とに画成し、各流体室をそれぞれ前部側エンドプレート又は後部側エンドプレートに突設した一対の循環パイプに連通させてなるプレート積層型熱交換器であって、前記コアプレートは、平板状のプレートの片面側に溝状の凸部が複数形成され、これらの凸部が当該プレートの長手方向に対して略平行となるように配置されるとともに、積層方向から視た形状が略平行四辺形とされ、前記コアプレートの長手方向一端側には、円形状の高温流体用の入口ポート及び略三角形状の低温流体用の出口ポートが設けられ、他方、前記コアプレートの長手方向他端側には、円形状の高温流体用の出口ポート及び略三角形状の低温流体用の入口ポートが設けられ、且つ前記高温流体用の入口ポート及び前記高温流体用の出口ポートが、対角が大きい方の一対の角部に、並びに前記低温流体用の入口ポート及び前記低温流体用の出口ポートが、対角が小さい方の一対の角部にそれぞれ配置され、前記凸部の両端側が前記高温流体用の入口ポート及び前記高温流体用の出口ポートに対して略円弧状を描きながら接続された状態に構成されており、一対のコアプレートの組は、二枚のコアプレートを前記片面側と反対側の他面側同士が相互に向き合い、且つそれぞれに形成した前記凸部同士が逆向きに対をなすように組み付けて構成され、当該一対のコアプレートの組により、前記凸部同士の壁面で囲繞されてなる管が複数形成され、これらの管により、前記高温流体室が構成されていることを特徴とする。
また、本発明において、前記管は、その両端間の長さが短いものほど、前記コアプレートの幅方向の断面積が小さくなるように構成されていることを特徴とする。
また、本発明は、前後のエンドプレート間に複数のコアプレートの組を積層し、その外周フランジ部同士をロウ付けすることで、エンドプレート及びコアプレートで囲われた内部を高温流体が流れる高温流体室と低温流体が流れる低温流体室とに画成し、各流体室をそれぞれ前部側エンドプレート又は後部側エンドプレートに突設した一対の循環パイプに連通させてなるプレート積層型熱交換器であって、前記コアプレートは、平板状のプレートの片面側に溝状の凸部が複数形成されるとともに、これらの凸部が当該プレートの長手方向に対して略平行となるように配置されるとともに、積層方向から視た形状が略平行四辺形とされ、且つ当該プレートの積層方向に山部と谷部とが形成され、これらの山部及び谷部が前記長手方向に沿って繰り返されるように前記プレートが湾曲形成されたものであり、前記コアプレートの長手方向一端側には、円形状の高温流体用の入口ポート及び略三角形状の低温流体用の出口ポートが設けられ、他方、前記コアプレートの長手方向他端側には、円形状の高温流体用の出口ポート及び略三角形状の低温流体用の入口ポートが設けられ、且つ前記高温流体用の入口ポート及び前記高温流体用の出口ポートが、対角が大きい方の一対の角部に、並びに前記低温流体用の入口ポート及び前記低温流体用の出口ポートが、対角が小さい方の一対の角部にそれぞれ配置され、前記凸部の両端側が前記高温流体用の入口ポート及び前記高温流体用の出口ポートに対して略円弧状を描きながら接続された状態に構成されており、一対のコアプレートの組は、二枚のコアプレートを前記片面側と反対側の他面側同士が相互に向き合い、且つそれぞれに形成された前記凸部同士が逆向きに対をなすように組み付けて構成されていることを特徴とする。
また、本発明において、前記凸部には、前記コアプレートの長手方向と直交する当該コアプレートの幅方向にも山部と谷部とが形成され、これらの山部及び谷部が前記コアプレートの長手方向に沿って繰り返されるように構成されていることを特徴とする。
また、本発明において、一対の前記コアプレートに形成された前記凸部同士は、当該コアプレートの幅方向に形成された山部と谷部によって構成される波の周期及び振幅が同一であることを特徴とする。
また、本発明において、前記凸部同士は、前記コアプレートの長手方向に沿って同位相で蛇行することを特徴とする。
また、本発明において、一対の前記コアプレートの組により、前記凸部同士の壁面で囲繞されてなる蛇行管が複数形成され、これらの蛇行管により、前記高温流体室が構成されていることを特徴とする。
また、本発明において、前記凸部同士は、前記コアプレートの長手方向に沿って逆位相で蛇行することを特徴とする。
また、本発明において、前記凸部を構成する壁面には、前記高温流体の流れ方向と略直交する方向に沿って第2凸部が形成されていることを特徴とする。
プレート積層型熱交換器100において、高温流体と低温流体とがコアプレート53を介して熱交換を行う様子を示す図である。 プレート積層型熱交換器110において、高温流体と低温流体とがコアプレート53を介して熱交換を行う様子を示す図である。 プレート積層型熱交換器120において、高温流体と低温流体とがコアプレート53を介して熱交換を行う様子を示す図である。 プレート積層型熱交換器150の分解斜視図である。 プレート積層型熱交換器160において、高温流体と低温流体とがコアプレート53を介して熱交換を行う様子を示す図である。 プレート積層型熱交換器200の改良部分を示す斜視図である。 プレート積層型熱交換器200の改良部分を示す側面図である。 第2凸部50が形成されたプレート積層型熱交換器200の斜視図である。 図7Aの拡大図である。 プレート積層型熱換器300の改良部分を示す斜視図である。 プレート積層型熱換器400の改良部分を示す拡大図である。 プレート積層型熱換器400の改良部分を上方から視た概略図である。 従来のプレート積層型熱換器500の分解斜視図である。 従来のプレート積層型熱交換器500において、高温流体と低温流体とがコアプレート53を介して熱交換を行う様子を示す図である。
符号の説明
10,30,40 凸部
50 第2凸部
58a 高温流体用の入口ポート
58b 高温流体用の出口ポート
59a 低温流体用の入口ポート
59b 低温流体用の出口ポート
100,110,120,150,160,200,300,400 プレート積層型熱交換器
以下、添付図面を参照しながら、本発明の各実施形態について説明する。
===第1実施形態===
まず、図1〜3を参照しながら、本発明の第1実施形態について説明する。
図1〜3は、本発明の第1実施形態に係るプレート積層型熱交換器100,110,120において、高温流体と低温流体とがコアプレート53を介して熱交換を行う様子を示す図である。各図において、図10,11に示した箇所と同一若しくは類似の箇所には、同一の符号を付している。
図1〜3に示すプレート積層型熱交換器100,110,120は、前後のエンドプレート51,52間に複数のコアプレート53,54の組を積層し、その外周フランジ部同士(例えば、外周フランジ部53aと外周フランジ部54a同士)をロウ付けすることで、エンドプレート51,52及びコアプレート53,54で囲われた内部を高温流体が流れる高温流体室と低温流体が流れる低温流体室とに画成するとともに、各流体室をそれぞれ前部側エンドプレート51に突設した一対の循環パイプ56a,56b及び57a,57bに連通させてなるものである。
コアプレート53,54は、平板状のプレートの片面側に溝状の凸部10が複数形成され、これらの凸部10a〜10eが当該プレートの長手方向に対して略平行となるように配置されて構成されたものである。コアプレート53,54の長手方向一端側には、高温流体用の入口ポート58a及び低温流体用の出口ポート59bが設けられている。他方、コアプレート53,54の長手方向他端側には、高温流体用の出口ポート58b及び低温流体用の入口ポート59aが設けられている。これらの入口ポート58a及び出口ポート58b、並びに入口ポート59a及び出口ポート58bは、いずれもコアプレート53,54の角部付近に配置され、それぞれが当該コアプレート53,54の略対角線上に配置された状態にある。さらに、凸部10の両端側は、それぞれ高温流体用の入口ポート58a及び高温流体用の出口ポート58bに向けて曲げられている。具体的には、凸部10a〜10eは、いずれもその両端側が高温流体用の入口ポート58a及び高温流体用の出口ポート58bに対して略円弧状を描きながら接続された状態にある。一対のコアプレート53,54の組は、二枚のコアプレート53,54を前記片面側と反対側の他面側同士が相互に向き合い、且つそれぞれに形成した凸部10,10同士が逆向きに対をなすように組み付けて構成されたものである。そして、当該一対のコアプレート53,54の組により、凸部10,10同士の壁面で囲繞されてなる管が複数形成され、これらの管により、高温流体室が構成されている。
図1に示すコアプレート53は、コアプレート53,54の積層方向から視た形状が略長方形である。他方、図2,3に示すコアプレート53は、コアプレート53,54の積層方向から視た形状が略平行四辺形である。そして、図2,3に示すコアプレート53の場合には、対角が大きい方の一対の角部に、高温流体用の入口ポート58a及び高温流体用の出口ポート58bが配置され、対角が小さい方の一対の角部には、低温流体の入口ポート59a及び低温流体の出口ポート59bが配置されている。
また、図1〜3に示すコアプレート53において、高温流体用の入口ポート58a及び高温流体用の出口ポート58bの形状は、いずれも断面略円形状である。他方、低温流体の入口ポート59a及び低温流体の出口ポート59bの形状は、断面略円形状のポートを変形させた形状であり、具体的には、コアプレート53の角部の形状や、隣接する高温流体用の入口ポート58a及び高温流体用の出口ポート58bの形状、並びにコアプレート53の幅方向の両端側に配置されている凸部10a,10eの形状などに応じて、適宜変形させたものである。特に、図2,3に示すコアプレート53における低温流体の入口ポート59a及び出口ポート59bは、断面略三角形状とされている。
図1,2に示すプレート積層型熱交換器100,110に複数形成された管は、いずれもコアプレート53,54の幅方向の断面積がほぼ同一となるように構成されており、これらの管を構成する凸部10a〜10eは、プレート53,54の幅方向の断面積が次のような関係にある。すなわち、凸部10aの断面積=凸部10bの断面積=凸部10cの断面積=凸部10dの断面積=凸部10eの断面積、という関係にある。他方、図3に示すプレート積層型熱交換器120に形成された管は、その両端間の長さが長いものほど、当該管の断面積が大きくなるように構成されており、逆に、その両端間の長さが短いものほど、すなわち、高温流体用の入口ポート58aへの接続部と高温流体用の出口ポート58bへの接続部との間の距離が短いものほど、コアプレート53,54の幅方向の断面積が小さくなるように構成されている。より具体的に説明すると、プレート積層型熱交換器120に形成された管は、コアプレート53,54の幅方向の両端側から当該コアプレート53,54の中心側に配置されたものほど、コアプレート53,54の幅方向の断面積が小さくなるように構成されており、これらの管を構成する凸部10a〜10eは、コアプレート53,54の幅方向の断面積が次のような関係にある。すなわち、凸部10aの断面積=凸部10eの断面積>凸部10bの断面積=凸部10dの断面積>凸部10cの断面積、という関係にある。
プレート積層型熱交換器100,110,120では、一対のコアプレート53,54の組により、凸部10,10同士の壁面で囲繞されてなる管が複数形成され、これらの管により、高温流体室が構成されている。しかも、管の両端側は、高温流体用の入口ポート58a及び高温流体用の出口ポート58bに対して略円弧状を描きながら接続されている。そのため、高温流体は、管内の高温流体室を流れるとともに、高温流体用の入口ポート58a及び高温流体用の出口ポート58bの付近においては円弧状に旋回しながら流れることとなり、コアプレート53,54の広範囲の領域と接触しながら流れる。これにより、コアプレート53,54においては、伝熱に寄与しない領域が狭くなり、当該コアプレート53,54には、高温流体と低温流体との熱交換に寄与する領域が広く形成されることとなる。その結果、コアプレート53,54の有効伝熱面積が約10〜15%増加する。従って、プレート積層型熱交換器100,110,120においては、いずれも従来のプレート積層型熱交換器500と比べて、高温流体と低温流体との熱交換効率が高くなり、具体的には、熱交換効率が5〜10%向上する。
また、プレート積層型熱交換器110,120では、コアプレート53,54の形状が略平行四辺形であり、当該コアプレート53,54の幅方向の両端側に配置された管内を流れる高温流体は、高温流体用の入口ポート58a及び高温流体用の出口ポート58bの付近において大きく旋回しながら流れる。そのため、コアプレート53,54においては、伝熱に寄与しない領域がより狭くなり、当該コアプレート53,54には、高温流体と低温流体との熱交換に寄与する領域がより広く形成されることとなる。従って、プレート積層型熱交換器110,120においては、プレート積層型熱交換器100と比べて、熱交換効率がより高くなる。
さらに、プレート積層型熱交換器120では、前述した管が、コアプレート53,54の幅方向の両端側から当該コアプレート53,54の中心側に配置されたものほど、コアプレート53,54の幅方向の断面積が小さくなるように構成されている。そのため、プレート積層型熱交換器120では、コアプレート53,54の幅方向の両端側に配置された管内にも、当該コアプレート53,54の中心側に配置された管内と同程度に、高温流体が分配されることとなる。その結果、コアプレート53,54の幅方向の両端側に配置された管内を流れる高温流体の流量と、当該コアプレート53,54の中心側に配置された管内を流れる高温流体の流量とがほぼ同一となり、各管内を流れる高温流体の流量が均一化されることとなる。従って、プレート積層型熱交換器120においては、プレート積層型熱交換器110と比べて、熱交換効率がより高くなる。
===第2実施形態===
次に、図4を参照しながら、本発明の第2実施形態について説明する。
図4は、本発明の第2実施形態に係るプレート積層型熱交換器150の分解斜視図である。同図において、図1〜3に示した箇所と同一若しくは類似の箇所には、同一の符号を付している。
図4に示すプレート積層型熱交換器150は、前後のエンドプレート51,52間に複数のコアプレート53,54の組を積層し、その外周フランジ部同士をロウ付けすることで、エンドプレート51,52及びコアプレート53,54で囲われた内部を高温流体が流れる高温流体室と低温流体が流れる低温流体室とに画成し、高温流体室を前部側エンドプレート51に突設した一対の循環パイプ56a,56b(図示せず)に連通させ、他方、低温流体室を後部側エンドプレート52に突設した一対の循環パイプ57a,57b(図示せず)に連通させたものである。前部側エンドプレート51には、循環パイプ56a,56bを接続するための接続孔560a,560bが形成されており、後部側エンドプレート52には、循環パイプ57a,57bを接続するための接続孔570a,570bが形成されている。また、これらのエンドプレート51,52には、コアプレート53,54の形状に応じて、凹凸が適宜設けられている。
コアプレート53,54は、平板状のプレートの片面側に溝状の凸部10が複数形成されるとともに、これらの凸部10a〜10eが当該プレートの長手方向に対して略平行となるように配置され、且つ当該プレートの積層方向に山部と谷部とが形成され、これらの山部及び谷部がプレートの長手方向に沿って繰り返されるように平板状のプレートが湾曲形成されたものである。コアプレート53,54は、当該コアプレート53,54の積層方向から視た形状が略長方形である。
コアプレート53,54の長手方向一端側には、高温流体用の入口ポート58a及び低温流体用の出口ポート59bが設けられている。他方、コアプレート53,54の長手方向他端側には、高温流体用の出口ポート58b及び低温流体用の入口ポート59aが設けられている。なお、コアプレート54において、低温流体用の入口ポート59a及び低温流体用の出口ポート59bには、取付部60が一体成形されている。これらの高温流体用の入口ポート58a及び高温流体用の出口ポート58b、並びに低温流体用の入口ポート59a及び低温流体用の出口ポート59bは、いずれもコアプレート53,54の角部に配置され、それぞれが略対角線上に配置された状態にある。さらに、凸部10の両端側は、それぞれ高温流体用の入口ポート58a及び高温流体用の出口ポート58bに対して略円弧状を描きながら接続されている。そして、一対のコアプレート53,54の組は、二枚のコアプレート53,54を前記片面側と反対側の他面側同士が相互に向き合い、且つそれぞれに形成された凸部10,10同士が逆向きに対をなすように組み付けて構成されている。
プレート積層型熱交換器150では、一対のコアプレート53,54の組により、凸部10,10同士の壁面で囲繞されてなる管が複数形成され、これらの管により、高温流体室が構成されている。また、管の両端側は、高温流体用の入口ポート58a及び高温流体用の出口ポート58bに対して略円弧状を描きながら接続されている。さらに、コアプレート53,54の積層方向には、山部と谷部とが形成され、これらの山部及び谷部がコアプレート53,54の長手方向に沿って繰り返されるように構成されている。そのため、高温流体は、複雑な構造の高温流体室内を流れるとともに、高温流体用の入口ポート58a及び高温流体用の出口ポート58bの付近においては円弧状に旋回しながら流れる。従って、高温流体は、コアプレート53,54の広範囲の領域と接触しながら流れる。これにより、コアプレート53,54においては、伝熱に寄与しない領域が狭くなり、当該コアプレート53,54には、高温流体と低温流体との熱交換に寄与する領域が広く形成されることとなる。以上より、プレート積層型熱交換器150では、従来のプレート積層型熱交換器500と比べて、熱交換効率が高くなり、さらには、前述したプレート積層型熱交換器100と比べても、熱交換効率が高くなる。
===第3実施形態===
次に、図5を参照しながら、本発明の第3実施形態について説明する。
図5は、本発明の第3実施形態に係るプレート積層型熱交換器160において、高温流体と低温流体とがコアプレート53を介して熱交換を行う様子を示す図である。同図において、図4に示した箇所と同一若しくは類似の箇所には、同一の符号を付している。以下、プレート積層型熱交換器160のコアプレート53について、図4に示したコアプレート53と異なる箇所を中心に説明する。
図5に示すプレート積層型熱交換器160において、コアプレート53は、コアプレート53,54の積層方向から視た形状が略平行四辺形である。コアプレート53において、対角が大きい方の一対の角部には、断面略円形状の高温流体用の入口ポート58a及び高温流体用の出口ポート58bが配置され、対角が小さい方の一対の角部には、断面略三角形状の低温流体用の入口ポート59a及び低温流体用の出口ポート59bが配置されている。また、コアプレート53には、凸部10a〜10eが形成されており、これらの凸部10a〜10eは、コアプレート53の長手方向に対して略平行に配置されている。凸部10a〜10eには、図4に示した凸部10a〜10eと同様、コアプレート53の積層方向に山部と谷部とが形成されている。これらの山部及び谷部は、コアプレート53の長手方向に沿って周期的に繰り返されるように構成されている。また、凸部10a〜10eには、コアプレート53の幅方向にも山部と谷部とが形成されている。これらの山部及び谷部は、コアプレート53の長手方向に沿って周期的に繰り返されるように構成されている。そして、コアプレート53の積層方向に形成された山部及び谷部によって構成される波と、コアプレート53の幅方向に形成された山部及び谷部によって構成される波とは、それぞれの波の周期が同一の関係にある。また、コアプレート53の積層方向に形成された山部及び谷部は、コアプレート53の幅方向に形成された山部及び谷部によって構成される波において、位相ゼロに相当する箇所に配置されている。但し、本発明の構成は、このような構成に限定されるものではなく、例えば、コアプレート53の積層方向に形成された山部及び谷部が当該コアプレート53の積層方向に形成された山部及び谷部に対応するように構成されたものを含むものとする。
一対のコアプレート53,54に形成された凸部10,10同士は、コアプレート53,54の長手方向に沿って同位相で蛇行するように構成されている。そして、一対のコアプレート53,54の組により、凸部10,10同士の壁面で囲繞されてなる蛇行管が複数形成され、これらの蛇行管により、高温流体室が構成されている。蛇行管は、コアプレート53,54の幅方向の両端側から当該コアプレート53,54の中心側に配置されたものほど、その断面積が小さくなるように構成されている。具体的には、蛇行管を構成する凸部10a〜10eは、コアプレート53,54の幅方向の断面積が、凸部10aの断面積=凸部10eの断面積>凸部10bの断面積=凸部10dの断面積>凸部10cの断面積、という関係にある。
プレート積層型熱交換器160では、一対のコアプレート53,54の組により、凸部10,10同士の壁面で囲繞されてなる蛇行管が複数形成され、これらの蛇行管により、高温流体室が構成されている。また、蛇行管の両端側は、高温流体用の入口ポート58a及び高温流体用の出口ポート58bに対して略円弧状を描きながら接続されている。さらに、コアプレート53,54の積層方向には、山部と谷部とが形成され、これらの山部及び谷部がコアプレート53,54の長手方向に沿って繰り返されるように構成されている。また、コアプレート53,54の幅方向にも、山部と谷部とが形成され、これらの山部及び谷部がコアプレート53,54の長手方向に沿って繰り返されるように構成されている。そのため、高温流体は、これらの蛇行管によって構成される高温流体室内を流れ、高温流体用の入口ポート58a及び高温流体用の出口ポート58bの付近においては円弧状に旋回しながら流れる。従って、高温流体は、コアプレート53,54の広範囲の領域と接触しながら流れる。これにより、コアプレート53,54においては、伝熱に寄与しない領域がより狭くなり、当該コアプレート53,54には、高温流体と低温流体との熱交換に寄与する領域が広く形成されることとなる。以上より、プレート積層型熱交換器160では、従来のプレート積層型熱交換器500と比べて、熱交換効率が高くなるととともに、前述したプレート積層型熱交換器150と比べても、熱交換効率が高くなる。
===その他の実施形態===
次に、図6A,図6B及び図7A,図7Bを参照しながら、本発明のその他の実施形態について説明する。図6A,図6B及び図7A,図7Bは、本発明のその他の実施形態に係るプレート積層型熱交換器200の改良部分を示す図である。図7A,図7Bは、図6A,図6Bの凸部30,40に第2凸部50を形成したものを示す図である。各図において、同一若しくは類似の箇所には、同一の符号を付している。
図6A,図6B及び図7A,図7Bに示すプレート積層型熱交換器200は、前後のエンドプレート51,52間に複数のコアプレート13,14の組(コア15)を積層し、その外周フランジ部同士をロウ付けすることで、エンドプレート51,52及びコアプレート13,14で囲われた内部を高温流体室と高温流体室とが交互に積層されるように画成し、各流体室をそれぞれ前部側エンドプレート51に突設した一対の循環パイプ56a,56b及び57a,57bに連通させたものである。
コアプレート13,14は、平板状のプレートを改良したものである。具体的には、これらのコアプレート13,14は、平板状のプレートの片面側に、当該プレートの長手方向に沿って連続的に蛇行する波状の凸部30,40を複数形成し、さらにこのプレートを当該プレートの積層方向に山部と谷部とが配置され、これらの山部及び谷部が当該プレートの長手方向に沿って繰り返されるように湾曲形成したものである。凸部30,40は、コアプレート13,14の長手方向と平行に複数形成されており、隣接する凸部30,40の間隔が等間隔となるように配列されている。凸部30,40には、コアプレート13,14の幅方向に山部と谷部とが形成されており、これらの山部と谷部とが交互にコアプレート13,14の長手方向に沿って周期的に繰り返されるように蛇行する。さらに、凸部30,40には、コアプレート13,14の積層方向にも山部と谷部とが形成され、これらの山部と谷部とが交互にコアプレート13,14の長手方向に沿って周期的に繰り返されるように蛇行する。そして、コアプレート13,14の幅方向に形成された山部及び谷部は、それぞれコアプレート13,14の積層方向に形成された山部及び谷部に対応するように配置されている。凸部30,40には、コアプレート13,14の積層方向及び幅方向に波が形成されている。そして、凸部30,40同士は、当該コアプレート13,14の幅方向に形成された波の周期、位相及び振幅が同一の関係にある。
一対のコアプレート13,14の組(コア15)は、二枚のコアプレート13,14を凸部30,40が形成された片面側とは反対側の他面側同士が相互に向き合い、それぞれに形成した凸部30,40同士が上下逆向きに対をなすように組み付けたものである(図6A参照)。コア15には、凸部30,40同士の壁面で囲繞されてなる蛇行管が複数形成されており、これらの蛇行管により、高温流体室が構成されている。また、各コア15は、それぞれに形成された積層方向の山部同士及び谷部同士が互いに重なり合うように組み付けられている(図6B参照)。
凸部30,40同士は、上下逆向きに対をなして蛇行管を構成し、コアプレート13,14の幅方向に隣接する蛇行管同士は、互いに遮断された状態にある。従って、高温流体は、同一の蛇行管内を略長手方向に流れることとなり、隣接する他の蛇行管内には流れ込まない。但し、本発明の構成は、かかる構成に限定されるものではなく、例えば、凸部30,40同士をコアプレート13,14の長手方向若しくは幅方向に半位相ずらして形成し、蛇行管を構成しないようにしてもよい(但し図示せず)。このような構成とした場合には、高温流体が隣接する凸部間にも流れ込むようになり、より複雑な高温流体室が形成されることとなる。なお、凸部30,40には、コアプレート13,14の積層方向に形成された山部及び谷部に相当する箇所に、エンボス31,41を形成しておくことが好ましい。この場合に、コアプレート13,14の組を積層すると、上下一対のエンボス31,41が相互に当接して、低温流体室内に円柱状の柱体が形成される(図6B参照)。これらの柱体によりコアプレート13,14が積層方向に支えられることとなり、その結果、プレート強度が向上する。
また、図7A,図7Bに示すように、凸部30,40を構成する各壁面には、第2凸部50を形成し、蛇行管内を複雑な構造にしておくことが好ましい。すなわち、図7A,図7Bに示す凸部30,40を構成する各壁面には、それぞれ高温流体の流れ方向と略直交する方向に沿って連続する小さな第2凸部50が形成されており、これらの第2凸部50は、コアプレート13,14の幅方向と略平行となるように配列されている。これにより、蛇行管内には、より複雑な流路が形成されている。但し、本発明は、かかる構成に限定されるものではなく、第2凸部50を不連続的に形成してもよい。また、第2凸部50の形状、方向及び配列等は、適宜設計することとする。例えば、第2凸部50を、凸部30,40が蛇行する方向と直交する方向に沿って連続的若しくは不連続的に形成し、或いは凸部30,40が蛇行する方向に沿って連続的若しくは不連続的に形成してもよい。
以上の構成によれば、一対のコアプレート13,14の組には、コアプレート13,14の積層方向及び幅方向に蛇行する蛇行管が形成されている。これらの蛇行管内には、高温流体室が構成され、蛇行管同士で挟まれた領域には、低温流体室が構成されている。蛇行管は、フィンに代替する複雑な流路を形成するので、コアプレート13,14の伝熱面積が増加する。また、各流体室における出入口間の長さ(パス長)が増加して、熱交換効率が約10〜20%向上する。従って、フィンを削減したプレート積層型熱交換器200においても、フィンを設けた場合と同等の熱交換効率を維持することが可能となる。また、すべてのコア15において、フィンを完全に廃止することも可能となる。さらに、フィンの削減若しくは廃止により、部品点数の低減、及びコスト削減も可能となる。
ところで、プレート積層型熱交換器200は、高温流体が蛇行管内を長手方向一端側から他端側に向けて流れるように構成されており、チューブ式熱交換器と類似の構造を有する。しかし、プレート積層型熱交換器200は、複雑な流路が形成されており、この点でチューブ式熱交換器の構造と相違する。つまり、チューブ式熱交換器では、各流体室が直管状のチューブ管で構成されており、その構造上、チューブ管を積層方向及び幅方向に蛇行させて蛇行管とすることが困難である。そのため、チューブ式熱交換器の場合には、チューブ管内及びチューブ管同士で挟まれた領域に、複雑な流路を形成することが著しく困難である。ところが、本発明のプレート積層型熱交換器200の場合には、コアプレート13,14を積層するだけで、複雑な流路を形成することが可能となる。これにより、プレート積層型熱交換器200においては、高温流体と低温流体との熱交換効率が著しく向上する。
さらに、図8及び図9A,図9Bを参照しながら、本発明のその他の実施形態について説明する。図8は、プレート積層型熱換器300の改良部分を示す斜視図、図9A,図9Bは、プレート積層型熱換器400の改良部分を示す図である。各図において、図6A,図6B及び図7A,図7Bと同一若しくは類似の箇所には同一の符号を付している。
図8及び図9A,図9Bに示すように、プレート積層型熱換器300,400は、いずれも図7A,図7Bに示したプレート積層型熱交換器200とほぼ同じ構成を有するが、凸部30,40の断面形状が断面略矩形ではなく断面略半円形である点で、プレート積層型熱交換器200と異なる構成を有する。そして、図8に示すプレート積層型熱換器300においては、凸部30,40同士がいずれも長手方向に沿って同位相で蛇行し、一対のコアプレート13,14の組には、同位相の凸部30,40同士の壁面で囲繞されてなる蛇行管が形成されている。この蛇行管は、断面略円形状であり、フィンに代替する複雑な流路を構成する。従って、本実施形態においても、コアプレート13,14の伝熱面積が増加する。また、各流体室における出入口間の長さ(パス長)も増加して、熱交換効率が向上する。
他方、図9A,図9Bに示すプレート積層型熱換器400においては、凸部30,40同士がコアプレート13,14の長手方向に沿って逆位相で蛇行するように構成されている(図9A参照)。なお、図9Bは、図9Aに示したプレート積層型熱換器400を上方から視た概略図であり、図9BのA−A線矢視図が図9Aにほぼ対応する。但し、図9Bには、図9Aに示した第2凸部50を図示していない。
以上の構成によれば、一対のコアプレート13,14の組には、凸部30,40同士の壁面により、高温流体が交差攪拌する複雑な流路が形成されることとなり、その結果、高温流体と低温流体との熱交換効率が著しく向上する。従って、プレート積層型熱換器300,400においては、フィンを設けた場合と同等の熱交換効率を維持することが容易となり、また、すべての組においてフィンを完全に廃止することも容易となる。
産業上の利用の可能性
本発明によれば、熱交換効率が高いプレート積層型熱交換器を提供することができる。

Claims (9)

  1. 前後のエンドプレート間に複数のコアプレートの組を積層し、その外周フランジ部同士をロウ付けすることで、エンドプレート及びコアプレートで囲われた内部を高温流体が流れる高温流体室と低温流体が流れる低温流体室とに画成し、各流体室をそれぞれ前部側エンドプレート又は後部側エンドプレートに突設した一対の循環パイプに連通させてなるプレート積層型熱交換器であって、
    前記コアプレートは、平板状のプレートの片面側に溝状の凸部が複数形成され、これらの凸部が当該プレートの長手方向に対して略平行となるように配置されるとともに、積層方向から視た形状が略平行四辺形とされ、
    前記コアプレートの長手方向一端側には、円形状の高温流体用の入口ポート及び略三角形状の低温流体用の出口ポートが設けられ、他方、前記コアプレートの長手方向他端側には、円形状の高温流体用の出口ポート及び略三角形状の低温流体用の入口ポートが設けられ、
    且つ前記高温流体用の入口ポート及び前記高温流体用の出口ポートが、対角が大きい方の一対の角部に、並びに前記低温流体用の入口ポート及び前記低温流体用の出口ポートが、対角が小さい方の一対の角部にそれぞれ配置され、
    前記凸部の両端側が前記高温流体用の入口ポート及び前記高温流体用の出口ポートに対して略円弧状を描きながら接続された状態に構成されており、
    一対のコアプレートの組は、二枚のコアプレートを前記片面側と反対側の他面側同士が相互に向き合い、且つそれぞれに形成した前記凸部同士が逆向きに対をなすように組み付けて構成され、
    当該一対のコアプレートの組により、前記凸部同士の壁面で囲繞されてなる管が複数形成され、これらの管により、前記高温流体室が構成されていることを特徴とするプレート積層型熱交換器。
  2. 請求項1において、
    前記管は、その両端間の長さが短いものほど、前記コアプレートの幅方向の断面積が小さくなるように構成されていることを特徴とするプレート積層型熱交換器。
  3. 前後のエンドプレート間に複数のコアプレートの組を積層し、その外周フランジ部同士をロウ付けすることで、エンドプレート及びコアプレートで囲われた内部を高温流体が流れる高温流体室と低温流体が流れる低温流体室とに画成し、各流体室をそれぞれ前部側エンドプレート又は後部側エンドプレートに突設した一対の循環パイプに連通させてなるプレート積層型熱交換器であって、
    前記コアプレートは、平板状のプレートの片面側に溝状の凸部が複数形成されるとともに、これらの凸部が当該プレートの長手方向に対して略平行となるように配置されるとともに、積層方向から視た形状が略平行四辺形とされ、且つ当該プレートの積層方向に山部と谷部とが形成され、これらの山部及び谷部が前記長手方向に沿って繰り返されるように前記プレートが湾曲形成されたものであり、
    前記コアプレートの長手方向一端側には、円形状の高温流体用の入口ポート及び略三角形状の低温流体用の出口ポートが設けられ、他方、前記コアプレートの長手方向他端側には、円形状の高温流体用の出口ポート及び略三角形状の低温流体用の入口ポートが設けられ、
    且つ前記高温流体用の入口ポート及び前記高温流体用の出口ポートが、対角が大きい方の一対の角部に、並びに前記低温流体用の入口ポート及び前記低温流体用の出口ポートが、対角が小さい方の一対の角部にそれぞれ配置され、
    前記凸部の両端側が前記高温流体用の入口ポート及び前記高温流体用の出口ポートに対して略円弧状を描きながら接続された状態に構成されており、
    一対のコアプレートの組は、二枚のコアプレートを前記片面側と反対側の他面側同士が相互に向き合い、且つそれぞれに形成された前記凸部同士が逆向きに対をなすように組み付けて構成されていることを特徴とするプレート積層型熱交換器。
  4. 請求項3において、
    前記凸部には、前記コアプレートの長手方向と直交する当該コアプレートの幅方向にも山部と谷部とが形成され、これらの山部及び谷部が前記コアプレートの長手方向に沿って繰り返されるように構成されていることを特徴とするプレート積層型熱交換器。
  5. 請求項4において、
    一対の前記コアプレートに形成された前記凸部同士は、当該コアプレートの幅方向に形成された山部と谷部によって構成される波の周期及び振幅が同一であることを特徴とするプレート積層型熱交換器。
  6. 請求項5において、
    前記凸部同士は、前記コアプレートの長手方向に沿って同位相で蛇行することを特徴とするプレート積層型熱交換器。
  7. 請求項6において、
    一対の前記コアプレートの組により、前記凸部同士の壁面で囲繞されてなる蛇行管が複数形成され、これらの蛇行管により、前記高温流体室が構成されていることを特徴とするプレート積層型熱交換器。
  8. 請求項5において、
    前記凸部同士は、前記コアプレートの長手方向に沿って逆位相で蛇行することを特徴とするプレート積層型熱交換器。
  9. 請求項1〜8において、
    前記凸部を構成する壁面には、前記高温流体の流れ方向と略直交する方向に沿って第2凸部が形成されていることを特徴とするプレート積層型熱交換器。
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