JP2007127390A - 積層型熱交換器 - Google Patents

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【課題】圧力損失を増大させることなく、またアセンブリー容積及び製造コストを著しく増大させることもなく、熱交換効率を十分に向上させることができる積層型熱交換器を提供する。
【解決手段】前後のエンドプレート10,11間に複数のコアプレート15,16の組(コア12)を積層し、その外周フランジ部同士をロウ付けすることで、エンドプレート10,11及びコアプレート15,16で囲われた内部を一対の流体室に画成し、各流体室を前部側エンドプレート10にそれぞれ突設された一対の循環パイプ31,32に連通させた積層型熱交換器1であって、コアプレート15,16、及び中間コアプレート17、並びにエンドプレート10,11は、それぞれ波状部100a〜100eを備え、これらの波状部100a〜100eで挟まれた空間により各流体室が構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、積層型熱交換器に関する。
従来、積層型熱交換器としては、例えば図2に示すものがある。すなわち、従来の積層型熱交換器2は、前後のエンドプレート20,21間に複数のコアプレート25,26の組(同図に示す「コア22」参照)を積層し、その外周フランジ部同士をロウ付けすることで、エンドプレート20,21及びコアプレート25,26で囲われた内部を一対の流体室に画成したものであり、各流体室を前部側エンドプレート20にそれぞれ突設された一対の循環パイプ31,32に連通させている(例えば、特許文献1参照)。EGRガス等の高温流体が流れる高温流体室は、コアプレート25とコアプレート26とで囲われた内部に画成されている。一方、冷却水等の低温流体が流れる低温流体室は、前部側エンドプレート20とコアプレート25とで囲われた内部、及びコアプレート26とコアプレート25とで囲われた内部、並びにコアプレート26と後部側エンドプレート21で囲われた内部に画成されている。
かかる構成の積層型熱交換器2において、各流体室を流れる高温流体及び低温流体は、コアプレート25,26を介して相互に熱交換を行う。同図において、高温流体は、循環パイプ31の一方から流入してコア22内部の各高温流体室を循環し、循環パイプ31の他方から流出する。一方、低温流体は、循環パイプ32の一方から流入して各低温流体室を循環し、循環パイプ32の他方から流出する。また、従来の積層型熱交換器2において、熱交換効率を向上させるべく、コアプレート25,26の間にフィン30が形成された中間コアプレート27を介挿したものもある。
特開2000-310497号公報
しかしながら、従来の積層型熱交換器2にあっては、前述した各プレートが略平板状に成形されている。そのため、高温流体及び低温流体のパス長Y(図2の矢印参照)、すなわち高温流体及び低温流体が各流体室に流入してから流出するまでの距離が短く、熱交換効率が十分とはいえない。
なお、かかる従来の積層型熱交換器2であっても、前述したフィン30のラビリンス構造をより細かいものに改良すれば、熱交換効率を十分に向上させることが可能となる(例えば、特開2003−176995号公報)。しかし、このようにフィン30を改良した場合には、圧力損失が増大してしまう。一方、前述したコア22の数を増やして伝熱面積を拡大させた場合にも、熱交換効率を十分に向上させることが可能となる。しかし、このようにコア22の数を増やした場合には、アセンブリー容積及び製造コストが著しく増大してしまう。
本発明は、上記の問題を解決するためのものであり、その目的は、圧力損失を増大させることなく、またアセンブリー容積及び製造コストを著しく増大させることもなく、熱交換効率を十分に向上させることができる積層型熱交換器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、前後のエンドプレート間に複数のコアプレートの組を積層し、その外周フランジ部同士をロウ付けすることで、エンドプレート及びコアプレートで囲われた内部を一対の流体室に画成し、各流体室を前部側エンドプレートにそれぞれ突設された一対の循環パイプに連通させた積層型熱交換器であって、前記コアプレートは、長手方向断面が略波形状となるように湾曲成形された波状部を備え、該波状部で挟まれた空間により前記流体室が構成されていることを特徴とする。
かかる構成とした場合には、湾曲成形された波状部によって、高温流体及び低温流体の各パス長が伸張することとなり、熱交換効率が十分に向上する。その際、圧力損失を増大させることがなく、アセンブリー容積及び製造コストを著しく増大させることもない。
また、本発明において、前記コアプレートは、フィンが形成された中間コアプレートを介挿して構成され、該中間コアプレートは、前記波状部と同期して凹凸を繰り返すように湾曲成形された波状部を備えることを特徴とする。
また、本発明において、前記エンドプレートは、前記波状部と同期して凹凸を繰り返すように湾曲成形された波状部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、積層型熱交換器において、圧力損失を増大させることなく、またアセンブリー容積及び製造コストを著しく増大させることもなく、熱交換効率を十分に向上させることができる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
本実施形態に係る積層型熱交換器1は、前後のエンドプレート10,11間に複数のコアプレート15,16の組(以下、この組を「コア12」という。)を積層し、その外周フランジ部同士をロウ付けすることで、エンドプレート10,11及びコアプレート15,16で囲われた内部を一対の流体室に画成したものであり、各流体室を前部側エンドプレート10にそれぞれ突設された一対の循環パイプ31,32に連通させたものである。
かかる積層型熱交換器1において、コアプレート15,16は、いずれも長手方向断面が略波形状となるように湾曲成形された波状部100a,100bを備えており、波状部100a,100bで挟まれた空間により高温流体室が画成されている。一方、低温流体室は、前部側エンドプレート10とコアプレート15とで囲われた内部、及びコアプレート16とコアプレート15とで囲われた内部、並びにコアプレート16と後部側エンドプレート11とで囲われた内部に画成されている。そして、高温流体は、循環パイプ31の一方側から流入してコア12内部の各高温流体室を循環し、循環パイプ31の他方側から流出する。また、低温流体は、循環パイプ32の一方側から流入して各低温流体室を循環し、循環パイプ32の他方側から流出する。
ところで、コアプレート15,16間には、フィン30が形成された中間コアプレート17が介挿されている。また、中間コアプレート17、及びエンドプレート10,11は、それぞれ波状部100c及び100d,100eを備えており、いずれも前述の波状部100a,100bと同期して凹凸を繰り返すように湾曲成形されている。なお、本発明は、かかる形態に限定されるものではなく、コアプレート15,16間に、中間コアプレート17が介挿されていない形態であってもよい。また、波状部100a〜100eの形状は、各プレートの長手方向断面が波形状となるように湾曲成形された形態に限定されるものではなく、例えば、各プレートの長手方向断面がV字状に湾曲成形されたものであってもよく、さらには他の形態を含むものとする。かかる波状部100a〜100eは、各プレート上に不連続的に設けてもよいが、同図に示す如く連続的に設けたものが好ましい。
以上のように、本実施形態の積層型熱交換器1にあっては、コアプレート15,16、及び中間プレート17、並びにエンドプレート10,11が湾曲成形されており、それぞれ前述した波状部100a〜100dを備えている。そして、高温流体室及び低温流体室は、いずれも波状部100a〜100dで挟まれた空間で構成されており、高温流体及び低温流体の各パス長X(図1の矢印参照)が伸張した状態、すなわち、図1のパス長X>図2のパス長Yの関係にある。そのため、かかる構成の積層型熱交換器1にあっては、熱交換効率が十分に向上する(例えば、約10〜20%向上)。しかも、波状部100a〜100dは、いずれも圧力損失を増大させることがないように湾曲成形されている。また、アセンブリー容積は、湾曲成形したことにより若干増大するが、著しく増大させるものではない。さらに、図1に示すようにコア12の数は、図2のコア22と同数であり、その他の部品点数が増加することもないので、製造コストが著しく増大することもない。
従って、本実施形態の積層型熱交換器1によれば、圧力損失を増大させることなく、またアセンブリー容積及び製造コストを著しく増大させることもなく、熱交換効率を十分に向上させることができる。
本発明の一実施形態における積層型熱交換器を示す分解斜視図である。 従来技術における積層型熱交換器を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 積層型熱交換器
10 前部側エンドプレート
11 後部側エンドプレート
12 コア
15,16 コアプレート
17 中間コアプレート
100a,100b,100c,100d 波状部
X パス長

Claims (3)

  1. 前後のエンドプレート間に複数のコアプレートの組を積層し、その外周フランジ部同士をロウ付けすることで、エンドプレート及びコアプレートで囲われた内部を一対の流体室に画成し、各流体室を前部側エンドプレートにそれぞれ突設された一対の循環パイプに連通させた積層型熱交換器であって、
    前記コアプレートは、長手方向断面が略波形状となるように湾曲成形された波状部を備え、該波状部で挟まれた空間により前記流体室が構成されていることを特徴とする積層型熱交換器。
  2. 請求項1に記載の積層型熱交換器において、
    前記コアプレートは、フィンが形成された中間コアプレートを介挿して構成され、該中間コアプレートは、前記波状部と同期して凹凸を繰り返すように湾曲成形された波状部を備えることを特徴とする積層型熱交換器。
  3. 請求項1又は2に記載の積層型熱交換器において、
    前記エンドプレートは、前記波状部と同期して凹凸を繰り返すように湾曲成形された波状部を備えることを特徴とする積層型熱交換器。

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