JP5193387B1 - 整列搬送装置 - Google Patents

整列搬送装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5193387B1
JP5193387B1 JP2012225847A JP2012225847A JP5193387B1 JP 5193387 B1 JP5193387 B1 JP 5193387B1 JP 2012225847 A JP2012225847 A JP 2012225847A JP 2012225847 A JP2012225847 A JP 2012225847A JP 5193387 B1 JP5193387 B1 JP 5193387B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
transport
storage case
conveyors
guide mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012225847A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014076886A (ja
Inventor
真二 米澤
Original Assignee
三田機械株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三田機械株式会社 filed Critical 三田機械株式会社
Priority to JP2012225847A priority Critical patent/JP5193387B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5193387B1 publication Critical patent/JP5193387B1/ja
Publication of JP2014076886A publication Critical patent/JP2014076886A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Abstract

【課題】搬送中における搬送対象物の回転を抑制することができる整列搬送装置を提供する。
【解決手段】整列搬送装置10は、収納ケース200を搬送方向へ搬送する搬送速度が互いに異なり、搬送方向と交わる方向に並べて配置されている第1コンベア21、第2コンベア22等と、第1コンベア21、第2コンベア22等に収納ケースを供給する供給機構30と、第1コンベア21、第2コンベア22等が搬送中の収納ケース200を搬送方向と交わる案内方向に案内する第1案内機構41等とを有し、第1案内機構41等は、収納ケース200の前側が接触するように配置されていて、収納ケース200の接触した部分を搬送方向へ送り出すベルト部材110等を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は整列搬送装置に関する。
特許文献1には、搬送速度の異なるコンベア間で容器を搬送する容器搬送装置であって、前記容器を集合状態で搬送する第1の搬送コンベアと、前記第1の搬送コンベアよりも下流側に設けられるとともに、当該第1の搬送コンベアよりも搬送速度の速い第2の搬送コンベアと、前記第1の搬送コンベアから前記第2の搬送コンベアにわたって前記容器の搬送路を形成するガイドと、を有し、前記第2の搬送コンベアは、nを2以上の任意の整数とすると、第1のコンベアから第nのコンベアへと前記搬送路に沿って前記容器を搬送する多列のコンベアを有し、1列目のコンベアである前記第1のコンベアの搬送速度をv1、n列目のコンベアである前記第nのコンベアの搬送速度をvnとすると、前記第1のコンベアから前記第nのコンベアにかけての搬送速度v1〜搬送速度vnは、略等差級数をなすように増加し、前記第nのコンベアに隣接し、かつ当該第nのコンベアよりも上流側に配設された第(n−1)のコンベアの速度をvn-1、当該第nのコンベアに対する前記ガイドの傾斜角度をθn-1、当該第(n−1)のコンベア上で前記容器が前記搬送路に沿って搬送される速度をvn-1cosθn-1とし、前記第(n−1)のコンベアに隣接する前記第nのコンベアの速度をvn、当該第nのコンベアに対する前記ガイドの傾斜角度をθn、当該第nのコンベア上で前記容器が前記搬送路に沿って搬送される速度をvncosθnとすると、前記第(n−1)のコンベアおよび前記第nのコンベアが前記容器を、当該第(n−1)のコンベアおよび当該第nのコンベアの搬送方向に対して垂直な方向(横断する方向)に移送する移送速度vn-1cosθn-1sinθn-1およびvncosθnsinθnを、vn-1cosθn-1sinθn-1 ≒ vncosθnsinθnとする容器搬送装置が記載されている。
特許文献2には、容器処理装置の下流に設けられたアキュームコンベアと、アキューム出口制御コンベアと、ピッチ割りコンベアと、集合装置と、仕上げ装置に接続する単列コンベアとからなる容器整列搬送装置において、アキューム出口制御コンベア上を幅広且つ密集状態で搬送されてくる容器を、同一幅の比較的高速で搬送して容器を引き取るピッチ割りコンベアと、当該搬送方向に間隔の空いた分散状態の容器の広幅な流れに変成した上で、第1列目を最も低速で、第2列目を若干増速してあり、第3列目を更に増速するように、概ね順列に加速される多列平行コンベアを持ち、且つ、当該コンベア上に搬送幅を狭めるようにカーブして設けられた片側案内板を備える集合装置とで構成され、該集合装置に容器を直接供給して、前記第1列目以上の低番列の平行コンベア上にある壜が前記片側案内板に当接し、引き続き滑動搬送されて形成する基幹単列流に、前記番列以上の平行コンベアで搬送される容器が次々と追いつき複数箇所で合流し、当該集合装置出口まで搬送される間に、容器の単列流を円滑に形成させる容器整列搬送装置が記載されている。
しかしながら、従来の技術においては、搬送中に搬送対象物が回転してしまい、搬送対象物の向きが不揃いになる虞があるとの問題点があった。
特許第4006285号公報 特開2009−220937号公報
本発明の目的は、搬送中における搬送対象物の回転を抑制することができる整列搬送装置を提供することにある。
請求項1に係る本発明は、搬送対象物を搬送方向へ搬送し、前記搬送方向と交わる方向に並べて配置されていて、前記搬送方向へ搬送対象物を搬送する速度が少なくとも隣り合うもの同士で互いに異なる複数のコンベアと、前記複数のコンベアに搬送対象物を供給する供給部と、前記複数のコンベアが搬送中の搬送対象物を前記搬送方向と交わる案内方向に案内する案内手段と、を有し、前記案内手段は、搬送対象物の前記搬送方向における前側が接触するように配置されていて、搬送対象物における接触した部分を前記搬送方向へ送り出す送り出し部材を有し、前記送り出し部材は、搬送対象物における接触した部分を前記複数のコンベアが搬送対象物を搬送する速度以上の速度で前記搬送方向へ送り出し、
前記複数のコンベアは、前記送り出し部材が搬送対象物を送り出す範囲内において、前記案内方向における上流側に配置されているものほど速く、前記案内方向における下流側に配置されているものほど遅くなるように搬送速度が定められている整列搬送装置である。
請求項に係る本発明は、前記案内手段を複数有し、複数の前記案内手段は、前記複数のコンベアの幅方向における両側に、前記搬送方向に対して非対称となるように配置されている請求項記載の整列搬送装置である。
請求項に係る本発明は、前記複数のコンベアの少なくとも2つに搬送対象物を整列させ、搬送対象物を整列させる少なくとも2つのコンベアへ単位時間あたりに供給される搬送対象物数が等しくなるように、前記複数のコンベアを構成する各コンベアに供給する搬送対象物の数が定められている請求項1又は2記載の整列搬送装置である。
請求項に係る本発明は、前記供給部から供給された搬送対象物を前記複数のコンベアを構成する各コンベアの一部に受け渡す受渡部をさらに有し、前記受渡部は、前記供給部が搬送対象物を供給する方向とは異なる方向に搬送対象物を移動させる請求項記載の整列搬送装置である。
請求項に係る本発明は、前記受渡部は、帯状部材と、前記帯状部材を張架する張架軸と、を有し、前記張架軸は、当該張架軸の軸方向に対して傾くように前記帯状部材を張架する請求項記載の整列搬送装置である。
請求項に係る本発明は、前記複数のコンベアから供給された搬送対象物を搬送する搬送部をさらに有し、前記搬送部は、搬送対象物を支持する支持面が、重力方向に対して傾斜している請求項1乃至いずれか記載の整列搬送装置である。
本発明によれば、搬送中における搬送対象物の回転を抑制することができる整列搬送装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る整列搬送装置を示す平面図である。 図1に示す整列搬送装置が有する第1コンベアの図1におけるA−A面の断面を示す断面図である。 図1に示す整列搬送装置が有する案内機構を示す斜視図である。 図1に示す整列搬送装置により搬送される収納ケースを示す斜視図である。 図3に示す案内機構が収納ケースを案内する状態を説明する説明図である。 図1に示す整列搬送装置が有する搬送部の図1におけるB−B面の断面を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る整列搬送装置を示す平面図である。 図7に示す整列搬送装置が有する受渡機構を示す平面図である。 比較例に係る整列搬送装置が搬送対象物を搬送する状態を示し、図9(a)は搬送対象物が案内部材に接触した状態を示す平面図であり、図9(b)は搬送対象物が案内部材に接触した後に一定時間が経過した後の状態を示す平面図であり、図9(c)は搬送対象物が案内部材に接触した後にさらに一定時間が経過した後の状態を示す平面図である。
次に本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。図1には、本発明の第1の実施形態に係る整列搬送装置10が示されている。整列搬送装置10は、搬送対象物に相当する収納ケース200を搬送し、収納ケース200を整列させるための装置であり、複数のコンベアを備えるコンベア群20を有する。
コンベア群20は、例えば7個のコンベアを備え、第1コンベア21、第2コンベア22、第3コンベア23、第4コンベア24、第5コンベア25、第6コンベア26、及び第7コンベア27との複数のコンベアを有する。第1コンベア21、第2コンベア22、第3コンベア23、第4コンベア24、第5コンベア25、第6コンベア26、及び第7コンベア27は、収納ケース200を図1中に矢印で示す搬送方向(図1において左向きの方向、以下、単に「搬送方向」とする)に搬送するものであり、7個のコンベアが搬送方向と交わる方向に並べて配置されている。
また、第1コンベア21、第2コンベア22、第3コンベア23、第4コンベア24、第5コンベア25、第6コンベア26、及び第7コンベア27中には、収納ケース200を搬送する搬送速度が互いに異なるものがあり、少なくとも隣り合うコンベア同士は、収納ケース200を搬送する速度が互いに異なるようになっている。また、第1コンベア21には第1コンベア21を駆動するためのモータM1が、第2コンベア22には第2コンベア22を駆動するためのモータM2が、第3コンベア23には第3コンベア23を駆動するためのモータM3が、第4コンベア24には第4コンベア24を駆動するためのモータM4が、第5コンベア25には第5コンベア25を駆動するためのモータM5が、第6コンベア26には第6コンベア26を駆動するためのモータM6が、第7コンベア27には第7コンベア27を駆動するためのモータM7が、例えばギア列等からなる駆動伝達機構(不図示)を介してそれぞれに連結されている。
また、第1コンベア21等のコンベア群20を構成する各コンベアは、後述する第1案内機構41、第2案内機構42、第3案内機構43、第4案内機構44、第5案内機構45、第6案内機構46、及び第7案内機構47が有する後述する送り出し部材(例えば図3に示すベルト部材110)が、それぞれに収納ケース200を送り出す範囲内において、収納ケース200を案内する案内方向において上流側に配置されているものほど速く、下流側に配置されているものほど遅くなるように収納ケース200を搬送する搬送速度が定められている。
より具体的には、第1案内機構41が収納ケース200を搬送方向に対して右側(図1における上側)に案内する範囲内において、案内方向における上流側に位置する第1コンベア21が収納ケース200を搬送する速度が、案内方向における下流側に位置する第2コンベア22が収納ケース200を搬送する速度よりも速くなっている。また、第2案内機構42が収納ケース200を搬送方向に対して右側に案内する範囲内において、案内方向における上流側に位置する第2コンベア22が収納ケース200を搬送する速度が、案内方向における下流側に位置する第3コンベア23が収納ケース200を搬送する速度よりも速くなっている。また、第3案内機構43が収納ケース200を搬送方向に対して右側に案内する範囲内において、案内方向における上流側に位置する第3コンベア23が収納ケース200を搬送する速度が、案内方向における下流側に位置する第4コンベア24が収納ケース200を搬送する速度よりも速くなっている。ここで、第1コンベア21、第2コンベア22、第3コンベア23、及び第4コンベア24のそれぞれが収納ケース200を搬送する搬送速度を比較すると、第1コンベア21が最も速く、第2コンベア22が次に速く、第3コンベア23が次に速く、第4コンベア24が最も遅くなっている。
また、第7案内機構47が収納ケース200を搬送方向に対して左側(図1における下側)に案内する範囲内において、案内方向における上流側に位置する第7コンベア27が収納ケース200を搬送する速度が、案内方向における下流側に位置する第6コンベア26が収納ケース200を搬送する速度よりも速くなっている。また、第6案内機構46が収納ケース200を搬送方向に対して左側に案内する範囲内において、案内方向における上流側に位置する第6コンベア26が収納ケース200を搬送する速度が、案内方向における下流側に位置する第5コンベア25が収納ケース200を搬送する速度よりも速くなっている。また、第5案内機構45及び第4案内機構44が収納ケース200を搬送方向に対して左側に案内する範囲内において、案内方向における上流側に位置する第5コンベア25が収納ケース200を搬送する速度が、案内方向における下流側に位置する第4コンベア24が収納ケース200を搬送する速度よりも速くなっている。ここで、第7コンベア27、第6コンベア26、第5コンベア25、及び第4コンベア24のそれぞれが収納ケース200を搬送する搬送速度を比較すると、第7コンベア27が最も速く、第6コンベア26が次に速く、第5コンベア25が次に速く、第4コンベア24が最も遅くなっている。
また、整列搬送装置10は、コンベア群20に収納ケース200を供給する供給部として用いられている供給機構30を有する。供給機構30は、第1コンベア21等のコンベア群20を構成する各コンベアよりも幅が広いコンベア32からなり、コンベア群20を構成するコンベアの数と同数である7個の収納ケースを幅方向に並べて、コンベア群20に供給することができるようになっている。供給機構30には、例えばギア列等からなる駆動伝達機構(不図示)を介して駆動源として用いられているモータM30が連結されていて、モータM30からの駆動が伝達されることで供給機構30が駆動するようになっている。
また、整列搬送装置10は、第1案内機構41、第2案内機構42、第3案内機構43、第4案内機構44、第5案内機構45、第6案内機構46、及び第7案内機構47を有する。第1案内機構41、第2案内機構42、第3案内機構43、第4案内機構44、第5案内機構45、第6案内機構46、及び第7案内機構47は、コンベア群20が搬送中の収納ケースを、コンベア群20が収納ケースを搬送する搬送方向と交わる案内方向に案内する案内手段として用いられている。
第1案内機構41は第1コンベア21により搬送方向上流側(図1における右側)から搬送されてきた収納ケース200を搬送方向に対して右側(図1における上側)に案内することで、第2コンベア22へと移動させる。また、第2案内機構42は第2コンベア22により搬送方向上流側から搬送されてきた収納ケース200を搬送方向に対して右側に案内することで、第3コンベア23へと移動させる。また、第3案内機構43は第3コンベア23により搬送方向上流側から搬送されてきた収納ケース200を搬送方向に対して右側に案内することで、第4コンベア24へと移動させる。
また、第7案内機構47は第7コンベア27により搬送方向上流側から搬送されてきた収納ケース200を搬送方向に対して左側(図1における下側)に案内することで、第6コンベア26へと移動させる。また、第6案内機構46は第6コンベア26により搬送方向上流側から搬送されてきた収納ケース200を搬送方向に対して左側に案内することで、第5コンベア25へと移動させる。また、第5案内機構45及び第4案内機構44は、第5コンベア25により搬送方向上流側から搬送されてきた収納ケース200を搬送方向に対して左側に案内することで、第4コンベア24へと移動させる。
このようにして、供給機構30から幅方向において7列で供給された収納ケース200は、各案内機構により案内されて第4コンベア24上に幅方向において1列に整列された状態となる。この際、先述のように、第1コンベア21、第2コンベア22、第3コンベア23、及び第4コンベア24のそれぞれが収納ケース200を搬送する搬送速度を比較すると、第1コンベア21が最も速く、第2コンベア22が次に速く、第3コンベア23が次に速く、第4コンベア24が最も遅くなっている。このため、第1コンベア21より搬送されている収納ケース200が、第2コンベア22により搬送されている収納ケース200の1つを追い越すようにして、第2コンベア22により搬送されている互いに隣り合った2つの収納ケース200の間に割り込むようにして第2コンベア22へと移動する。
同様に、第2コンベア22により搬送されている収納ケース200が、第3コンベア23により搬送されている互いに隣り合う2つの収納ケース200に間に割り込むようにして第3コンベア23へと移動する。また、同様に、第3コンベア23により搬送されている収納ケース200が、第4コンベア23により搬送されている互いに隣り合う2つの収納ケース200に間に割り込むようにして第4コンベア24へと移動する。
また、先述のように、第7コンベア27、第6コンベア26、第5コンベア25、及び第4コンベア24のそれぞれが収納ケース200を搬送する搬送速度を比較すると、第7コンベア27が最も速く、第6コンベア26が次に速く、第5コンベア25が次に速く、第4コンベア24が最も遅くなっている。このため、第7コンベア27より搬送されている収納ケース200が、第6コンベア26により搬送されている収納ケース200の1つを追い越すようにして、第6コンベア22により搬送されている互いに隣り合った2つの収納ケース200の間に割り込むようにして第6コンベア26へと移動する。
同様に、第6コンベア26により搬送されている収納ケース200が、第5コンベア25により搬送されている互いに隣り合う2つの収納ケース200に間に割り込むようにして第5コンベア25へと移動する。また、同様に、第5コンベア25により搬送されている収納ケース200が、第4コンベア24により搬送されている互いに隣り合う2つの収納ケース200に間に割り込むようにして第4コンベア24へと移動する。
また、第1案内機構41、第2案内機構42、第3案内機構43、第4案内機構44、第5案内機構45、第6案内機構46、及び第7案内機構47は、コンベア群20の幅方向における両側に、搬送方向に対して非対称となるように配置されている。より具体的体には、第4コンベア24の中心を通る搬送方向の線分Cに対して非対称となるように配置されている。このため、各案内機構が線分Cに対して対象に配置されている場合と比較して、第4コンベア24へと左方向から案内される収納ケース200と、第4コンベア24へと右方向から案内される収納ケース200とが第4コンベア24上で干渉しにくい。
また、整列搬送装置10は、コンベア群20から搬送されてきた収納ケース200を搬送する搬送部であり、収納ケース200を支持する支持面が重力方向に対して傾斜している搬送装置60を有する。搬送装置60は、コンベアからなり、収納ケース200が載置される無端状のベルト部材62と、ベルト部材62を張架する張架ローラ64と、同じくベルト部材62を張架す張架ローラ66とを有する。搬送装置60の詳細は後述する。
図2には、第1コンベア21が示されている。図2に示すように、第1コンベア21は、収納ケース200が載置される載置面を形成する無端状のベルト部材82と、ベルト部材82を張架するローラである張架ローラ84、張架ローラ86、張架ローラ88、張架ローラ90、及び張架ローラ92を有する。張架ローラ84、張架ローラ88、及び張架ローラ92はベルト部材82の内側に配置されていて、張架ローラ86及び張架ローラ90はベルト部材82の外側に配置されている。
また、張架ローラ88には、駆動伝達機構(不図示)を介して先述のモータM1が連結されていて、モータM1からの駆動が伝達されることで張架ローラ88が矢印d方向に回転し、ベルト部材82を矢印e方向へと回転させる。また、張架ローラ86には、張架ローラ86をベルト部材82に押し付けるようにして、ベルト部材82に張力を付与する張力付与部材94が取り付けられている。張力付与部材94としては、例えばコイルスプリング等の弾性部材を用いることができる。
第2コンベア22、第3コンベア23、第4コンベア24、第5コンベア25、第6コンベア26、及び第7コンベア27は、張架ローラ92と張架ローラ84との間の距離が第1コンベア21と異なり、張架ローラ88に連結されるモータが第1コンベア21と異なるものの、他の構成については、第1コンベア21と同等である。
図3には、第1案内機構41が示されている。図3に示すように、第1案内機構41は、送り出し部材として用いられいるベルト部材110と、ベルト部材110を張架する張架ローラ112と、同じくベルト部材110を張架する張架ローラ114とを有する。張架ローラ114には、駆動伝達機構(不図示)を介してモータM40が連結されていて、モータM40からの駆動が伝達されることで張架ローラ114が矢印f方向に回転し、これによりベルト部材110が矢印g方向に回転する。第2案内機構42、第3案内機構43、第4案内機構44、第5案内機構45、第6案内機構46、及び第7案内機構47の構成は、第1案内機構41と同等である。
図4には、収納ケース200が示されている。収納ケース200は、例えば冷凍食品等を収納するためのケースであり、ケース本体202を有し、ケース本体202には、収納対象物である冷凍食品等を収納するための例えば6個の凹部204が形成されている。6個の凹部204は、図4に示すように同形状としても良いし、異なる種類の収納対象物を1つの収納ケース200に収納する場合等には、収納対象物の形状に応じて異なる大きさや異なる形状となるようにそれぞれの凹部204を形成しても良い。
例えば、ケース本体202に複数種類の収納対象物を収納した場合等は、整列搬送装置10で搬送中に収納ケース200が回転してしまうと、例えば収納ケース200を袋詰したり、箱詰したいりする工程等の整列搬送装置10による整列が完了した後の工程における処理が良好になされなく虞がある。より具体的には、例えば、収納ケース200内に収納されている互いに異なる種類の収納対象物の配置に応じて、収納ケース200を特定の方向で袋詰したり、箱詰したりする必要がある場合等に、袋詰や箱詰の前に、整列搬送装置10による搬送中に回転することで前後が入れ替わった収納ケース200の向きを揃えるための作業が必要になる。
また、収納ケース200は、第1案内機構41、第2案内機構42、及び第3案内機構43により案内される場合には、搬送方向における前側の左辺部206がベルト部材110等に接触する。また、収納ケース200は、第7案内機構47、第6案内機構46、第5案内機構45、及び第4案内機構44により案内される場合には、搬送方向における前側の右辺部208が、それぞれの案内機構が有するベルト部材(図3に示すベルト部材110を参照)に接触する。
図5には、収納ケース200が、第1案内機構41によって第1コンベア21から第2コンベア22へと案内される途中の状態が示されている。
図5に示されているように、ベルト部材110は、収納ケース200の前側である左辺部206が接触するように搬送方向に対して斜めに配置されている。また、ベルト部材110は、第1コンベア21が収納ケース200を搬送する速度V1以上の速度であり、第2コンベア22が収納ケース200を搬送する速度V2以上の速度で収納ケース200の左辺部206を搬送方向へと送り出すように回転速度を定めることが望ましい。より具体的には、ベルト部材110の張架ローラ112と張架ローラ114との間に位置する部分が移動する速度V3の搬送方向における成分V3xが速度V1及び速度V2よりも速くなるようにベルト部材110の回転速度が定めることが望ましい。
上述のようにベルト部材110を回転させれば、収納ケース200の後端部210が左辺部206よりも速く進行方向に移動するとの事態が生じにくくなり、収納ケース200の後端部210が左辺部206よりも速く進行方向に移動することによる収納ケース200の回転が生じにくくなり、収納ケース200が回転することによる収納ケース200の向きが入れ替わるとの事態が生じにくくなる。
第1案内機構41と同様に、第2案内機構42及び第3案内機構43もそれぞれの案内機構が有するベルト部材に対して収納ケース200の左辺部206が接触するように配置されている(図1参照)。また、第2案内機構42のベルト部材が収納ケース200の左辺部206を搬送方向に送り出す速度は、第2コンベア22が収納ケース200を搬送する搬送速度V2よりも速く、第3コンベア23が収納ケース200を搬送する速度よりも速くなるように定めることが望ましい。また、第3案内機構43のベルト部材が収納ケース200の左辺部206を搬送方向に送り出す速度は、第3コンベア23が収納ケース200を搬送する搬送速度よりも速く、第4コンベア24が収納ケース200を搬送する速度よりも速くなるように定めることが望ましい。
一方、第7案内機構47、第6案内機構46、第5案内機構45、及び第4案内機構44は、それぞれの案内機構が有するベルト部材に対して収納ケース200の前側における右辺部208が接触するように配置されている(図1を参照)。また、第7案内機構47のベルト部材が収納ケース200の右辺部208を搬送方向に送り出す速度は、第7コンベア27が収納ケース200を搬送する搬送速度よりも速く、第6コンベア26が収納ケース200を搬送する速度よりも速くなるように定めることが望ましい。また、第6案内機構46のベルト部材が収納ケース200の右辺部208を搬送方向に送り出す速度は、第6コンベア26が収納ケース200を搬送する搬送速度よりも速く、第5コンベア25が収納ケース200を搬送する速度よりも速くなるように定めることが望ましい。また、第5案内機構45及び第4案内機構44がそれぞれに有するベルト部材が収納ケース200の右辺部208を搬送方向に送り出す速度は、第5コンベア25が収納ケース200を搬送する搬送速度よりも速く、第4コンベア24が収納ケース200を搬送する速度よりも速くなるように定めることが望ましい。
図6には、搬送装置60が示されている。先述のように、搬送装置60はベルト部材62を有し、ベルト部材62が張架ローラ64(図1参照)と張架ローラ66とにより張架されている。そして、図6に示すように張架ローラ66には、張架ローラ66に駆動を伝達する駆動源として用いられているモータM50が駆動伝達機構(不図示)を介して接続されていて、モータM50からの駆動が伝達されることで張架ローラ66が回転し、ベルト部材62が収納ケース200を搬送する方向に回転するようになっている。
また、搬送装置60は、張架ローラ66と張架ローラ64とを回転可能に支持する支持フレーム68と、整列搬送装置10が設置される設置面に固定されて用いられる台座70とを有する。支持フレーム68は、例えはネジ等からかる固定部材72を用いて、台座70に対して所望の角度に傾けた状態で固定することができるようになっている。そして、通常の使用時には、図6に示すように支持ローラ66が水平状態から傾いた状態となるように支持フレーム68が台座70に固定されていて、収納ケース200を支持する支持面として用いられているベルト部材62の上向きの面63が、重力方向に対して傾斜した状態となっている。
以上のように構成さえた搬送装置60においては、搬送装置60により搬送中の収納ケース200は、重力の作用を受けて矢印h方向へと支持フレーム68に接触する位置まで移動し、支持フレーム68の長手方向に対して水平な状態となる。このため、図1に示す収納ケース200aや収納ケース200bのように、搬送方向に対して傾い状態の収納ケース200が供給されてきたとしても、収納ケース200は、搬送装置60による搬送中に搬送装置60が収納ケース200を搬送する方向と平行になる。
図7には、本発明の第2の形態に係る整列搬送装置10が示されている。先述の第1の形態に係る整列搬送装置10は、コンベア群20として第1コンベア21等の7個のコンベアを有していた。これにに対して、この第2の形態に係る整列搬送装置10は、コンベア群20として、第1コンベア21、第2コンベア22、第3コンベア23、及び第4コンベア24との4個のコンベアを有している。
そして、第2コンベア22が収納ケース200を搬送する速度V2は、第1コンベア21が収納ケース200を搬送する速度V1及び第3コンベア23が収納ケース200を搬送する速度V3よりも速くなるように定められている。また、速度V3は、第4コンベア24が収納ケース200を搬送する搬送速度V4よりも速くなるように定められている。
また、先述の第1の形態に係る整列搬送装置10は、第1案内機構41等の7個の案内機構を有していた。これに対してこの第2の形態に係る整列搬送装置10は、第1案内機構141、第2案内機構142との2つの案内機構を有している。
第1案内機構141は、ベルト部材151を有し、ベルト部材151に収納ケース200の前側の右辺部208が接触するように配置されている。また、第1案内機構141は、第2コンベア22により搬送方向上流側から搬送されてきた収納ケース200を搬送方向に対して左側(図7における下側)に案内することで、収納ケース200を第1コンベア21へと移動させる。また、第1案内機構141においては、ベルト部材151が収納ケース200の前側の右辺部208を搬送方向へと送り出す速度が、速度V2及び速度V1よりも早くなるように回転速度が定めることが望ましい。
また、第2案内機構142は、ベルト部材152を有し、ベルト部材152に収納ケース200の前側の左辺部206が接触するように配置されている。また、第2案内機構142は、第2コンベア22により搬送方向上流側から搬送されてきた収納ケース200を搬送方向に対して右側(図7における上側)に案内することで、収納ケース200を第3コンベア23へと移動させるとともに、第3コンベア23により搬送されてきた収納ケース200を搬送方向に対して右側に案内することで収納ケース200を第4コンベア24へ移動させる。また、第2案内機構142は、ベルト部材152が収納ケース200の前側の左辺部206を搬送方向へと送り出す速度が、速度V2、速度V3、及び速度V4よりも早くなるように回転速度を定めることが望ましい。
先述の第1の形態に係る整列搬送装置10においては、供給機構30のコンベア32は、7個の収納ケース200を幅方向に並べて、コンベア群20に供給することができるようになっていた。これに対して、この第2の形態においては、コンベア32は5個の収納ケース200を幅方向に並べてコンベア群20に供給することができるようになっている。ここで、コンベア32を搬送方向に水平な5個の列に区切り、コンベア32に5個の収納ケースが幅方向に並べられたとして、最も右側に位置する収納ケース200が載置されるコンベア32の列を列L1とし、右端から2番目に位置する収納ケース200が載置されるコンベア32の列を列L2とし、幅方向において中央に位置する収納ケース200が載置されるコンベア32の列を列L3とし、左端から2番目に位置する収納ケース200が載置されるコンベア32の列を列L4とし、最も左側に位置する収納ケース200が載置されるコンベア32の列を列L5とする。
また、この第2の形態に係る整列搬送装置10は、コンベア群20が収納ケース200を搬送する搬送方向と略垂直方向に収納ケース200を搬送し、第1コンベア21から収納ケース200が供給される搬送装置160を有している。
また、先述の第1の形態に係る整列搬送装置10は、収納ケース200を支持する支持面が重力方向に対して傾斜している搬送装置60を1つ有していた。これに対して、この第2の形態に係る整列搬送装置10は、収納ケース200を支持する支持面が重力方向に対して傾斜している搬送装置60を2つ有し、搬送装置60の1つ(不図示)は第4コンベア24から収納ケース200が供給されるように第4コンベア24の下流側に配置されていて、搬送装置60の他の1つ(不図示)は、搬送装置160から収納ケース200が供給されるように搬送装置160の下流側に配置されている。
また、この第2の形態に係る整列搬送装置10は、供給機構30から供給された収納ケース200を、コンベア群20を構成する一部のコンベアである第2コンベア22、第3コンベア23、及び第4コンベア24に対して受け渡す受渡部として用いられている受渡機構170を有する。受渡機構170は、供給機構30が収納ケース200を供給する方向とは異なる方向に収納ケース200を移動させるようになっている。
受渡機構170は、供給機構30における列L1に配置されている収納ケース200を第4コンベア24へと受け渡し、供給機構30における列L2に配置されている収納ケース200を第3コンベア23へと受け渡し、供給機構30における列L3に配置されている収納ケース200を第2コンベア22の搬送方向に対して右側の位置へと受け渡す。
図8には、受渡機構170が示されている。
図8に示すように、受渡機構170は、複数の無端状の帯状部材172と、これらの帯状部材172を張架する張架軸174と、同じく帯状部材172を張架する張架軸180とを有する。また、受渡機構170は、帯状部材172の内側に配置されていて、帯状部材172の上側に位置する部分を重力方向下側から支持する支持部材190を有する。支持部材190は、回転可能である軸192と、軸192に装着された複数のロール部材194とを有する。ロール部材194は、帯状部材172に接触して帯状部材172を直接に支持している。
張架軸174は、張架軸174の軸方向に対して傾くように帯状部材172を張架している。すなわち、通常の張架軸のように軸方向に対して垂直となるように帯状部材172を支持するのではなく、軸方向に対して垂直な方向に対して一定の角度を有するように帯状部材172を支持している。より具体的には、張架軸174は、右側(図8における上側)が細くなるようなテーパ面を有する複数のテーパ部材176と、これらのテーパ部材176が固定された固定軸178とを有していて、テーパ部材176のテーパ面で帯状部材172を支持している。張架軸180も、張架軸174と同様に軸方向に対して傾くように帯状部材172を支持している。より具体的には、張架軸180は、左側(図8における下側)が細くなるようなテーパ面を有する複数のテーパ部材182と、これらのテーパ部材182が固定された固定軸184とを有し、テーパ部材182のテーパ面で帯状部材172を支持している。
また、固定軸178には、図示を省略する駆動伝達機構を介して駆動源として用いられているモータM60が連結されていて、モータM60からの駆動を受けて固定軸178が固定されたテーパ部材176と一体として回転することで、帯状部材172が図8に示す矢印方向に回転する。
先述の第1の形態に係る整列搬送装置10においては、収納ケース200は、コンベア群20を構成する複数のコンベアの1つである第4コンベア24の上に全ての収納ケース200が載置されて状態となるように整列された。これに対して、この第2の実施形態においては、収納ケース200は、コンベア群20を構成する複数のコンベアの中の2つである第1コンベア21と第4コンベア24との上に収納ケース200が載置されるように2つのコンベアに収納ケース200が整列される。
そして、この第2の形態に係る整列搬送装置10においては、収納ケース200を整列させる2つのコンベアである第1コンベア21と第4コンベア24とに単位時間あたりに供給される収納ケース200の数の数が互いに等しくなるように、コンベア群20を構成する各コンベアに供給される収納ケースの数が定められている。具体的には、第1コンベア21には供給機構30の列L5から毎分50個の収納ケース200が供給され、第2コンベア22の左側には供給機構30の列L4から毎分25個の収納ケース200が供給され、第2コンベア22の右側には供給機構30の列L3から毎分25の収納ケース200が供給され、第3コンベア23には供給機構30の列L2から毎分25個の収納ケース200が供給され、第4コンベア24には供給機構30の列L1から毎分25の収納ケース200が供給される。
このため収納ケース200が整列されるコンベアの1つである第1コンベア21に供給される収納ケース200の数は、第1コンベア21に直接に供給される毎分50個と、第2コンベア21の左側に供給されて、第1案内機構141によって第1コンベアに案内される毎分25個とを合計して、毎分75個となる。また、収納ケース200が整列されるコンベの他の1つである第4コンベア24に単位時間あたりに供給される収納ケース200の数は、第4コンベア24に直接に供給される毎分25個と、第3コンベア23に供給されて第2案内機構142によって第4コンベア24に案内される毎分25個と、第2コンベア21の右側に供給されて、第2案内機構142によって第4コンベアに案内される毎分25個とを合計して、第1コンベア21に毎分供給される収納ケース200の数と同数である毎分75個となる。
図9には、比較例に係る整列搬送装置10の一部が示されている。
この比較例に係る整列搬送装置10は、以下で説明をする部分以外は、先述の第1の形態に係る整列搬送装置10と同一である。
先述の第1の形態に係る整列搬送装置10は、第1案内機構41、第2案内機構42、第3案内機構43、第4案内機構44、第5案内機構45、第6案内機構46、及び第7案内機構を有し、これらの案内機構は、それぞれにベルト部材(図3におけるベルト部材110を参照)を有し、これらのベルト部材は、収納ケース200の搬送方向における前側が接触するように配置されていて、収納ケース200における接触した部分を、コンベア群を20を構成する第1コンベア21等が、収納ケース200を搬送する速度以上の速度で搬送方向へ送り出すようになっていた。これに対して、この比較例では、第1案内機構41、第2案内機構42、第3案内機構43、第4案内機構44、第5案内機構45、第6案内機構46、及び第7案内機構に替えて、例えば図9に示す案内部材50等の板状の部材等からなる案内部材を用いて収納ケースを案内している。
図示は省略するものの、第1案内機構41に替えて案内部材50が用いられるのと同様に、この比較例に係る整列搬送装置10においては、第2案内機構42、第3案内機構43、第4案内機構44、第5案内機構45、第6案内機構46、及び第7案内機構に替えて、それぞれ案内部材50と同等に構成される案内部材が用いられている。
この比較例に係る整列搬送装置10においては、図9(a)に示すように収納ケース200の前側の左辺部206が案内部材50に接触すると、左辺部206と案内部材50との間の摩擦により、左辺部206の案内部材50に沿った方向への移動が制限される。そして、左辺部206の移動が制限された状態で、第1コンベア21により収納ケース200が搬送方向へと押し出されることにより、図9(b)に示すように、収納ケース200は左辺部206を中心として反時計回り方向に回転する。そして、反時計回り方向に回転することで、収納ケース200の後端部210が第2コンベア22に載置される位置へと移動すると、図9(b)に示すように収納ケース200の後端部210側が第2コンベア22により搬送方向へと押し出されることで、収納ケース200は左辺部206を中心にさらに回転する。
このような収納ケース200の回転は、第1案内機構41に替えて用いられている案内部材50の位置で生じるのみならず、第2案内機構42、第3案内機構43、第4案内機構44、第5案内機構45、第6案内機構46、及び第7案内機構に替えて用いられている案内板の位置でも生じてしまう。このため、この比較例に係る整列搬送装置10においては、第4コンベア24の後端まで搬送されて来た時点において、収納ケース200の前後の向きが不揃いとなってしまう。
以上のように、本発明は、例えば、収納ケース、瓶、缶等の搬送対象物を搬送し、整列させる整列搬送装置に適用することができる。
10・・・整列搬送装置
20・・・コンベア群
30・・・供給機構
41・・・第1案内機構
42・・・第2案内機構
43・・・第3案内機構
44・・・第4案内機構
45・・・第5案内機構
46・・・第6案内機構
47・・・第7案内機構
50・・・案内部材
60・・・搬送装置
62・・・ベルト部材
63・・・面
110・・・ベルト部材
141・・・第1案内機構
142・・・第2案内機構
151・・・ベルト部材
152・・・ベルト部材
170・・・受渡機構
174・・・張架軸
180・・・張架軸
200・・・収納ケース
206・・・左辺部
208・・・右辺部

Claims (6)

  1. 搬送対象物を搬送方向へ搬送し、前記搬送方向と交わる方向に並べて配置されていて、前記搬送方向へ搬送対象物を搬送する速度が少なくとも隣り合うもの同士で互いに異なる複数のコンベアと、
    前記複数のコンベアに搬送対象物を供給する供給部と、
    前記複数のコンベアが搬送中の搬送対象物を前記搬送方向と交わる案内方向に案内する案内手段と、
    を有し、
    前記案内手段は、搬送対象物の前記搬送方向における前側が接触するように配置されていて、搬送対象物における接触した部分を前記搬送方向へ送り出す送り出し部材を有し、
    前記送り出し部材は、搬送対象物における接触した部分を前記複数のコンベアが搬送対象物を搬送する速度以上の速度で前記搬送方向へ送り出し、
    前記複数のコンベアは、前記送り出し部材が搬送対象物を送り出す範囲内において、前記案内方向における上流側に配置されているものほど速く、前記案内方向における下流側に配置されているものほど遅くなるように搬送速度が定められている整列搬送装置。
  2. 前記案内手段を複数有し、
    複数の前記案内手段は、前記複数のコンベアの幅方向における両側に、前記搬送方向に対して非対称となるように配置されている請求項記載の整列搬送装置。
  3. 前記複数のコンベアの少なくとも2つに搬送対象物を整列させ、
    搬送対象物を整列させる少なくとも2つのコンベアへ単位時間あたりに供給される搬送対象物数が等しくなるように、前記複数のコンベアを構成する各コンベアに供給する搬送対象物の数が定められている請求項1又は2記載の整列搬送装置。
  4. 前記供給部から供給された搬送対象物を前記複数のコンベアを構成する各コンベアの一部に受け渡す受渡部をさらに有し、
    前記受渡部は、前記供給部が搬送対象物を供給する方向とは異なる方向に搬送対象物を移動させる請求項記載の整列搬送装置。
  5. 前記受渡部は、
    帯状部材と、
    前記帯状部材を張架する張架軸と、
    を有し、
    前記張架軸は、当該張架軸の軸方向に対して傾くように前記帯状部材を張架する請求項記載の整列搬送装置。
  6. 前記複数のコンベアから供給された搬送対象物を搬送する搬送部をさらに有し、
    前記搬送部は、搬送対象物を支持する支持面が、重力方向に対して傾斜している請求項1乃至いずれか記載の整列搬送装置。
JP2012225847A 2012-10-11 2012-10-11 整列搬送装置 Expired - Fee Related JP5193387B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012225847A JP5193387B1 (ja) 2012-10-11 2012-10-11 整列搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012225847A JP5193387B1 (ja) 2012-10-11 2012-10-11 整列搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5193387B1 true JP5193387B1 (ja) 2013-05-08
JP2014076886A JP2014076886A (ja) 2014-05-01

Family

ID=48533988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012225847A Expired - Fee Related JP5193387B1 (ja) 2012-10-11 2012-10-11 整列搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5193387B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20230234789A1 (en) * 2020-07-08 2023-07-27 Kyoto Seisakusho Co., Ltd. Transport apparatus for pieces to be transported

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022015333A (ja) * 2020-07-08 2022-01-21 株式会社京都製作所 被搬送物の送出装置

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS531785U (ja) * 1976-06-24 1978-01-10
JPS53148486U (ja) * 1977-04-27 1978-11-22
JPH05301624A (ja) * 1992-04-28 1993-11-16 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 容器の整列方法及びその装置
JPH07242323A (ja) * 1994-03-04 1995-09-19 Kinjiyou Kiko Kk 矩形容器の整列装置
JPH0867334A (ja) * 1994-08-29 1996-03-12 Tsubakimoto Chain Co 搬送物合流整列コンベヤ装置
JP2005022846A (ja) * 2003-07-04 2005-01-27 N Tech:Kk 容器集合方法及び容器集合装置
JP2005060014A (ja) * 2003-08-11 2005-03-10 Kureo:Kk 小型容器を重ねて整列させる小型容器整列装置。
JP2005132577A (ja) * 2003-10-30 2005-05-26 Sanyu Kiki Kk 容器集合方法及び集合装置
JP2006021916A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Maruyasu Kikai Kk 振分けコンベヤ
JP2011124235A (ja) * 2003-12-19 2011-06-23 Cambridge Display Technology Ltd 光学装置
JP2012250803A (ja) * 2011-06-02 2012-12-20 Mitsubishi Heavy Industries Food & Packaging Machinery Co Ltd 容器集合装置

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS531785U (ja) * 1976-06-24 1978-01-10
JPS53148486U (ja) * 1977-04-27 1978-11-22
JPH05301624A (ja) * 1992-04-28 1993-11-16 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 容器の整列方法及びその装置
JPH07242323A (ja) * 1994-03-04 1995-09-19 Kinjiyou Kiko Kk 矩形容器の整列装置
JPH0867334A (ja) * 1994-08-29 1996-03-12 Tsubakimoto Chain Co 搬送物合流整列コンベヤ装置
JP2005022846A (ja) * 2003-07-04 2005-01-27 N Tech:Kk 容器集合方法及び容器集合装置
JP2005060014A (ja) * 2003-08-11 2005-03-10 Kureo:Kk 小型容器を重ねて整列させる小型容器整列装置。
JP2005132577A (ja) * 2003-10-30 2005-05-26 Sanyu Kiki Kk 容器集合方法及び集合装置
JP2011124235A (ja) * 2003-12-19 2011-06-23 Cambridge Display Technology Ltd 光学装置
JP2006021916A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Maruyasu Kikai Kk 振分けコンベヤ
JP2012250803A (ja) * 2011-06-02 2012-12-20 Mitsubishi Heavy Industries Food & Packaging Machinery Co Ltd 容器集合装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20230234789A1 (en) * 2020-07-08 2023-07-27 Kyoto Seisakusho Co., Ltd. Transport apparatus for pieces to be transported

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014076886A (ja) 2014-05-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012521336A (ja) 誘導ボール付きコンベア
US8517165B2 (en) Conveyor line for the transport of articles
JP5193387B1 (ja) 整列搬送装置
JP2014076831A (ja) 収納装置
JP6308887B2 (ja) アキューム装置
JP2009107764A (ja) コンベヤ乗り継ぎ装置
JP5785693B2 (ja) 増列装置
JP2012051730A (ja) 振り分け装置
JP2009280333A (ja) ローラコンベア装置
JP7281292B2 (ja) 搬送装置
JP5901954B2 (ja) 軸受構成部品搬送装置
JP5621138B2 (ja) 棒材の搬送装置
JP2012246078A (ja) 物品分離供給装置及びそれを用いた搬送システム。
JP5784952B2 (ja) 物品仕分装置
JP7368267B2 (ja) 搬送装置および搬送方法
JP2016124632A (ja) 容器集合装置
CN110589352A (zh) 转弯皮带机
WO2021172009A1 (ja) 搬送装置および搬送方法
JP2014227237A (ja) 搬送装置
JP5725938B2 (ja) 搬送装置
JP2015202869A (ja) 物品搬送装置
JP4725370B2 (ja) 容器の分岐装置
WO2021075097A1 (ja) 分岐設備
RU2509706C1 (ru) Способ, а также транспортирующий участок для введения бутылок или подобного рода сосудов на дорожки
JP6007083B2 (ja) 移載装置及び移載方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5193387

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160208

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees