JP5192033B2 - コンテンツ再生装置及びプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、記録メディアから楽曲等のコンテンツデータを読み出して再生するコンテンツ再生装置及びこれら装置としてコンピュータを機能させるプログラムに関するものである。
従来のコンテンツ再生装置としては、例えば特許文献1に開示される自動演奏装置がある。この装置では、記憶手段のデータ保持構造をディレクトリ構造とし、1つのディレクトリ内に楽曲を表す複数の曲データと複数の曲データの再生の順番を表す曲順データとを記憶しておき、曲順データで指定された順番で曲データを再生する。
また、特許文献2には、曲順データの登録処理を簡便化した音楽再生装置が開示されている。この装置で取り扱われる曲データの再生順を規定するプレイリストデータは、各曲データに対応するアイテムデータから構成されており、アイテムデータは、番号データやチェックマークデータ等から構成されている。曲データはアイテムデータの番号データに規定される再生順で再生され、表示器を介して提示されたチェックマークデータに対してユーザが指定するだけで、曲データの再生可否の登録が可能である。
特開2001−109470号公報 特開2006−196058号公報
従来の装置は、CD(Compact Disc)やUSB(Universal Serial Bus)、ハードディスク装置等の異なる種別の記録メディアに記録された曲データを扱う場合、記録メディアの種別を意識せずに、所望の楽曲のデータ再生や録音を実行したり、複数の種別の記録メディアにそれぞれ記録された曲データの再生又は録音順序を任意に設定することができないという課題があった。
例えば、特許文献1は、1つのディレクトリ内に記憶された曲データを曲順データで規定される順番に再生するものであり、種別が異なる記録メディアに記録された曲データを考慮していない。また、特許文献2においても、種別が異なる記録メディアに記録された曲データの再生順序の制御を統一的に実行することができない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、複数の種別の記録メディアを統一的に扱うことにより、記録メディアの種別を意識せずに楽曲等のコンテンツデータを再生又は記録することができる、コンテンツ再生装置及びこれら装置としてコンピュータを機能させるプログラムを得ることを目的とする。
この発明に係るコンテンツ再生装置は、コンテンツデータ及びコンテンツを特定するための付加情報が記録された複数の種別の記録メディアから前記付加情報を抽出し、コンテンツごとに前記付加情報及び前記コンテンツデータの記録場所を示すパス情報を登録したコンテンツデータベースを生成するデータベース生成手段と、前記コンテンツデータベースから、ユーザに指定されたコンテンツの付加情報及びこれに関連付けられた付加情報をリストアップしたオーダーリストを生成するオーダーリスト制御手段と、前記オーダーリストの順に前記コンテンツデータベースから取得した前記パス情報に基づいて、前記記録メディアに記録されたコンテンツデータを再生するコンテンツ再生手段と、前記記録メディアに記録された前記コンテンツデータへのアクセス時間を検出するアクセス時間検出手段を備え、前記オーダーリスト制御手段は、前記オーダーリストにリストアップされたコンテンツに、前記複数の種別の記録メディアに記録された同一の内容でない複数のコンテンツが同一再生順に存在する場合には、前記アクセス時間検出手段で検出されたアクセス時間に応じて、前記オーダーリストにリストアップするコンテンツに優先レベルを付与し、再生の優先順を決定することを特徴とするものである。
この発明によれば、コンテンツを特定するための付加情報及びコンテンツデータの記録場所を示すパス情報を、コンテンツごとに登録したコンテンツデータベースを生成するとともに、コンテンツデータベースから、ユーザに指定されたコンテンツの付加情報及びこれに関連付けられた付加情報をリストアップしたオーダーリストを生成し、このオーダーリストの順にコンテンツデータベースから取得したパス情報に基づいて、記録メディアに記録されたコンテンツデータを再生し、オーダーリストにリストアップされたコンテンツに、複数の種別の記録メディアに記録された同一の内容でない複数のコンテンツが同一再生順に存在する場合には、コンテンツデータへのアクセス時間に応じてオーダーリストにリストアップするコンテンツに優先レベルを付与し、再生の優先順を決定する。このようにすることで、記録メディアの種別を意識せずに楽曲等のコンテンツデータを再生することができるという効果がある。
この発明の実施の形態1によるコンテンツ再生装置の構成を示すブロック図である。 図1中の楽曲データベースの構成例を示す図である。 トラックテーブルの構成例を示す図である。 トラック名テーブルの構成例を示す図である。 アーティスト名テーブルの構成例を示す図である。 プレイリスト名テーブルの構成例を示す図である。 フォルダテーブルの構成例を示す図である。 フォルダの階層関係を示す図である。 オーダーリスト生成トラックテーブルの構成例を示す図である。 プレイリストテーブルの構成例を示す図である。 オーダーリスト生成プレイリストテーブルの構成例を示す図である。 オーダーリストの構成例を示す図である。 図1中のオーダーリスト制御手段の内部構成及びその周辺構成を示すブロック図である。 実施の形態1によるオーダーリスト生成処理の流れを示すフローチャートである。 オーダーリストとすべき情報の選択画面を示す図である。 図15中の項目「アーティスト名」が選択された場合を示す図である。 オーダーリストの表示例を示す図である。 図1中のオーダーリスト制御手段の内部構成及びその周辺構成を示すブロック図である。 実施の形態1によるオーダーリストにおける再生順序の設定処理の流れを示すフローチャートである。 オーダーリストの再生順序の選択画面を示す図である。 オーダーリストの再生順序の選択画面の一例を示す図である。 オーダーリストの再生順序の選択画面の他の例を示す図である。 図1中のオーダーリスト制御手段の内部構成及びその周辺構成を示すブロック図である。 オーダーリストのランダム再生の選択画面を示す図である。 オーダーリストのランダム再生の選択画面の他の例を示す図である。 図1中のトラック再生手段の内部構成及びその周辺構成を示すブロック図である。 図26中の再生手段による再生処理中の表示画面を示す図である。 再生処理中の表示画面の他の例を示す図である。 この発明の実施の形態2によるコンテンツ記録装置の構成を示すブロック図である。 図29中のトラック録音手段の内部構成及びその周辺構成を示すブロック図である。
以下、この発明をより詳細に説明するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるコンテンツ再生装置の構成を示すブロック図であり、この発明をコンテンツとして楽曲を再生する音楽再生装置に適用した場合を示している。図1において、実施の形態1によるコンテンツ再生装置は、オーダーリスト制御手段1、楽曲データベース2、楽曲データベース生成手段4、メディアアクセス時間検出手段6、トラック再生手段7及びHMI手段8を備える。
オーダーリスト制御手段1は、楽曲データベース2から各テーブル2aの内容に基づいて曲データの付加情報を検索して抽出するとともに、抽出した曲データの付加情報がリストアップされたオーダーリスト3を生成し、このオーダーリスト3のリスト項目の順序制御によって曲データの再生順序を制御する。
なお、本発明では、曲データ(例えば、MP3音楽データ)を含む、オーディオデータ、ビデオデータ、カラオケデータ、着信メロディデータ、ポッドキャストデータ、それらの混合データなどの音楽や映像を、再生記録するためのコンテンツデータをコンテンツという。また、曲順データのようにコンテンツの再生順や記録順を表すリストデータをオーダーリスト3とする。
楽曲データベース(コンテンツデータベース)2は、各種別の記録メディア5に記録される曲データの付加情報が登録されたテーブル2aから構成されたデータベースであり、オーダーリスト制御手段1によって曲データの属性情報の検索抽出が可能である。テーブル2aは、記録メディア5に曲データに付随して記録される付加情報等が、曲データの属性情報として登録されたテーブルデータである。
曲データの付加情報としては、曲データファイルに組み込まれた楽曲情報タグに記述された情報が考えられる。MP3(MPEGオーディオレイヤ3)データの場合、ID3タグ(ID3v1タグ、ID3v1.1タグ、ID3V2タグなど)に記載される「アーティスト、作成年、曲名」などの情報がある。
具体的には、トラック(曲データ)のジャンル(Genre)、トラックの名称(Track Title)、トラックの名称の読み(ルビ)(Track Title YOMI)、アーティストの名称(Artist Name)、アーティストの名称の読み(Artist YOMI)、アルバム(プレイリスト)の名称(Playlist Name)、プレイリストの名称の読み(Playlist YOMI)、トラックが収録されたアルバムにおけるトラックナンバー(Tracks)、アルバムが発行された年月日(Album Year)、アルバムのジャンル(Album Genre)などの情報が読み出される。
楽曲データベース生成手段(データベース生成手段)4は、各記録メディア5から読み出した曲データの付加情報を、当該曲データ(トラック)の格納場所を示すトラックパスなどに対応付けてテーブル2aに登録することにより、楽曲データベース2を生成する。楽曲データベース2に登録される項目情報としては、例えばトラックに関するテーブル2aを構成する各テーブルへのインデックス情報であるトラックID(Track ID)、トラックの格納場所を示すトラックパス(Track Path)、ディレクトリ構造のプレイリスト(アルバム)で各トラックに対応するフォルダを特定するためのフォルダ番号(Folder No)、ルートフォルダからのディレクトリ階層の深さを示すフォルダ深さ(Folder Depth)がある。
記録メディア5としては、ハードディスク装置(HDD)に曲データを記録した音楽メディアA、USBメモリに曲データを記録した音楽メディアB、CDやDVDに曲データを記録した音楽メディアCなどが挙げられる。ここで、記録メディア5には、音楽メディアA〜Cのドライブ装置やインタフェースも含まれる。
メディアアクセス時間検出手段(アクセス時間検出手段)6は、記録メディア5の上記ドライブ装置やインタフェースを介して音楽メディアA〜Cに記録された曲データにアクセスするのに必要なアクセス時間を検出する。例えば、音楽メディアCに記録された曲データに対するアクセス時間は、CDやDVDのディスクドライブ装置のピックアップ(ヘッド)と曲データ(音楽ファイル)が存在するディスク上の位置とに依存する。また、曲データが存在するフォルダのフォルダ深さにも依存する。アクセス時間には、所定回のアクセスにおけるメディア平均アクセス時間、最小アクセス時間、最大アクセス時間が考えられる。
トラック再生手段(コンテンツ再生手段)7は、オーダーリスト3に設定されたトラック(曲)の再生順序に従って、トラックパスで規定される音楽メディアの曲データを特定し、トラックごとに再生する。HMI手段8は、不図示の入力装置及び表示装置を用いてコンテンツ再生装置とユーザとの間で情報のやり取りをするためのヒューマンマシンインタフェース(HMI)である。例えば、オーダーリスト制御手段1やトラック再生手段7に制御されて、表示装置の表示画面上に楽曲データベース2の登録情報やオーダーリスト3の情報、再生しているトラック(曲データ)の情報を表示する。また、HMI手段8として音声認識装置を設けることにより、ユーザが発した音声により情報の入力を行うようにしてもよい。
上述したオーダーリスト制御手段1、楽曲データベース生成手段4、メディアアクセス時間検出手段6、トラック再生手段7及びHMI手段8は、例えば本発明の趣旨に従うコンテンツ再生装置の構築用プログラムをコンピュータに読み込ませ、その動作を制御することにより、このコンピュータ上でソフトウエアとハードウエアが協働した具体的な手段として実現することができる。
また、楽曲データベース2及びオーダーリスト3は、上記コンピュータに搭載された記憶装置(HDD)の記憶領域上に構築してもよく、オーダーリスト制御手段1や楽曲データベース生成手段4、トラック再生手段7からデータ通信可能な外部装置の記憶領域上に構築してもよい。
図2は、図1中の楽曲データベースの構成例を示す図である。トラック単位でデータベース化する場合、楽曲データベース2は、図2上段に示すように、トラックテーブル2a−1、トラック名テーブル2a−2、アーティスト名テーブル2a−3、プレイリスト名テーブル2a−4、フォルダテーブル2a−5、これらテーブル2a−1〜2a−5が下位階層に関連付けられたオーダーリスト生成トラックテーブル2a−6から構成される。テーブル2a−1〜2a−5は、オーダーリスト生成トラックテーブル2a−6で管理されるトラックID(Track ID)、アーティスト名ID(Artist Name ID)及びプレイリストID(Playlist ID)の3つのIDで関連付けられる。
トラックテーブル2a−1は、トラックの名称(曲名)以外の付加情報を管理する。このテーブルには、楽曲データベース2を構成する各テーブルへのインデックス情報であるトラックID(Track ID)、トラックの格納場所を示すトラックパス(Track Path)、トラック(曲)が収録されたアルバムにおけるトラックナンバー(Tracks)及びトラックのジャンル(Genre)が登録される。
トラック名テーブル2a−2は、トラックの名称(曲名)の付加情報を管理する。このテーブルには、トラックIDに関連付けられることにより楽曲データベース2を構成する各テーブルへのインデックス情報となるトラック名ID(Track Title ID)、トラック名IDで特定されるトラック名(Track Title)及びトラックの名称の読み(ルビ)(Track Title YOMI)が登録される。
アーティスト名テーブル2a−3は、アーティストの名称の付加情報を管理する。このテーブルには、楽曲データベース2でアーティスト名を特定するためのID情報であるアーティスト名ID(Artist Name ID)、アーティスト名IDで特定されるアーティスト名(Artist Name)、アーティスト名の読み(ルビ)(Artist YOMI)が登録される。
プレイリスト名テーブル2a−4は、プレイリスト(アルバム)の名称の付加情報を管理する。このテーブルには、楽曲データベース2でプレイリスト名を特定するためのID情報であるプレイリスト名ID(Playlist Name ID)、プレイリスト名IDで特定されるプレイリスト名(Playlist Name)、プレイリスト名の読み(ルビ)(Playlist YOMI)が登録される。
フォルダテーブル2a−5は、プレイリストに対応するフォルダに関する付加情報を管理する。このテーブル2a−5には、プレイリストに対応するフォルダを特定するためのフォルダ番号(Folder No)、ディレクトリ構造において階層的に管理されるフォルダのルートフォルダ(0階層(depth=0))からの深さ(階層深さ)を示すフォルダの深さ(Folder Depth)が登録される。
オーダーリスト生成トラックテーブル2a−6は、トラック(曲)を管理し、トラック単位のオーダーリストを生成するためのテーブルデータである。このテーブルには、トラックID、アーティスト名ID、及びプレイリストIDが登録される。トラックテーブル2a−1及びトラック名テーブル2a−2は、オーダーリスト生成トラックテーブル2a−6で管理されるトラックIDに関連付けられる。
アーティスト名テーブル2a−3は、オーダーリスト生成トラックテーブル2a−6で管理されるアーティスト名IDに関連付けられる。プレイリスト名テーブル2a−4及びフォルダテーブル2a−5は、オーダーリスト生成トラックテーブル2a−6で管理されるプレイリストIDに関連付けられる。
このように曲データの付加情報が分類された各テーブル2a−1〜2a−5が、オーダーリスト生成トラックテーブル2a−6に登録される3つのID情報にそれぞれ関連付けられている。これにより、各テーブル2a−1〜2a−5の情報項目に基づいて、検索対象の情報の検索やその特定を実行することができる。また、曲データの付加情報に変更があっても、オーダーリスト生成トラックテーブル2a−6のID情報から順に対応するテーブルを特定することにより、付加情報の変更に対応することができる。
また、アルバム(プレイリスト)単位でデータベース化する場合、楽曲データベース2は、図2下段に示すように、アーティスト名テーブル2a−3、プレイリスト名テーブル2a−4、フォルダテーブル2a−5、プレイリストテーブル2a−7、これらテーブル2a−3〜2a−5,2a−7が下位階層に関連付けられたオーダーリスト生成プレイリストテーブル2a−8から構成される。テーブル2a−3〜2a−5,2a−7は、オーダーリスト生成プレイリストテーブル2a−8で管理されるプレイリストID及びアーティスト名IDの2つのIDで関連付けられる。
プレイリストテーブル2a−7は、プレイリスト(アルバム)の名称以外の付加情報を管理する。このテーブルには、楽曲データベース2でプレイリストを特定するためのID情報であるプレイリストID(Playlist ID)、アルバム(プレイリスト)が発行された年(Album Year)、アルバムのジャンル(Album Genre)が登録される。
オーダーリスト生成プレイリストテーブル2a−8は、プレイリスト(アルバム)を管理し、プレイリスト単位のオーダーリストを生成するためのテーブルデータである。このテーブルには、プレイリストID及びアーティスト名IDが登録される。
プレイリストテーブル2a−7、プレイリスト名テーブル2a−4及びフォルダテーブル2a−5は、オーダーリスト生成プレイリストテーブル2a−8で管理されるプレイリストIDに関連付けられる。アーティスト名テーブル2a−3は、オーダーリスト生成プレイリストテーブル2a−8で管理されるアーティスト名IDに関連付けられる。
曲データの付加情報が分類された各テーブル2a−3〜2a−5,2a−7が、オーダーリスト生成プレイリストテーブル2a−8に登録される2つのID情報にそれぞれ関連付けられている。これにより、各テーブル2a−3〜2a−5,2a−7の情報項目によって、曲データの付加情報から、検索対象の情報の検索やその特定を実行することができる。また、曲データの付加情報に変更があっても、オーダーリスト生成プレイリストテーブル2a−8のID情報から順に対応するテーブルを特定することにより、付加情報の変更に対応することができる。
次に動作について説明する。
(1)楽曲データベースの生成処理
先ず、HMI手段8を用いて、HDD(音楽メディアA)に記録された曲データに対応付けたフォルダを選択する、USBメモリ(音楽メディアB)をUSBコネクタに接続する、若しくは、CD又はDVD(音楽メディアC)をディスクドライブ装置に装填して、音楽メディアA〜Cを楽曲データベース生成手段4でアクセスが可能な状態にする。
楽曲データベース生成手段4は、音楽メディアA〜Cがアクセス可能な状態に設定されると、音楽メディアA〜Cに記録されている曲データファイルに組み込まれた楽曲情報タグ(MP3データのID3タグなど)を抽出してその記述情報を検索し、楽曲情報タグに記述された付加情報を読み出す。また、楽曲データベース生成手段4は、楽曲情報タグを読み出した曲データのライブラリ情報からトラックパス、フォルダ番号、フォルダ深さなどの情報を抽出する。
なお、音楽メディアA〜Cをアクセス可能な状態に設定した際、楽曲データベース生成手段4が、音楽メディアA〜Cから読み出した楽曲情報タグで特定される曲名をリストアップした選択画面を表示装置の表示画面上に表示し、ユーザが入力装置を用いてデータベース化したい曲を選択するようにしてもよい。
次に、楽曲データベース生成手段4は、上述のようにして読み出した情報を、テーブル2aの情報項目に分類して登録することにより、楽曲データベース2を生成する。図2に示した楽曲データベース2で説明すると、楽曲情報タグから読み出された情報のうち、トラック(曲)に関する情報は、トラックIDによって関連付けられたテーブル2a−1,2a−2に分類され、アーティスト名に関する情報は、アーティスト名IDによって関連付けられたテーブル2a−3に分類され、プレイリストに関する情報は、プレイリストIDで関連付けられたテーブル2a−4,2a−5に分類されて登録される。
ここで、図2中に矢印で示すように、トラックテーブル2a−1のトラックIDと、オーダーリスト生成トラックテーブル2a−6のトラックIDとが関連付けられることで、トラックテーブル2a−1が、トラック名テーブル2a−2におけるトラック名ID(Track Title ID)に関連付けられる。また、オーダーリスト生成トラックテーブル2a−6では、トラックIDとプレイリストIDが対応付けられているので、トラックテーブル2a−1において、図3に示すように、トラックID、トラック名ID、アーティスト名ID、プレイリストID、トラックナンバー(Tracks)、ジャンル、トラックパスが関連付けられる。
このテーブル2a−1により、例えばトラックID=4に対応する情報が、トラック名ID=3、トラックナンバー=2、ジャンル=1、トラックパス=¥system_0¥folder_2¥Track_2であることが解る。トラックテーブル2a−1は、トラック(曲)の属性的な情報とトラックの位置(格納場所)に関する情報を有する。
また、トラック名テーブル2a−2は、図4に示すようにトラック名ID、トラック名、トラック読みが登録されたテーブルデータを構成する。なお、テーブルを構成する文字情報は、例えばユニコードの文字符号化方式であるUTF−8を用いて表現する。
このテーブル2a−2により、例えばトラック名ID=3に対応する情報が、トラック名=“山”、トラック読み=“やま”であることが解る。トラック名テーブル2a−2では、トラック名が重複することなく、ユニークに登録されている。ただし、異なるトラックだとしても同一名の区別はない。このため、トラック名IDとしては、同じIDで登録される。
同様に、アーティスト名テーブル2a−3は、図5に示すようにアーティスト名ID、アーティスト名(アルバムアーティスト若しくはトラックアーティスト)、アーティスト読みが登録されたテーブルデータを構成する。例えば、アーティスト名ID=1に対応する情報が、アーティスト名=“AAA”、アーティスト名読み=“aaa”であることが解る。このテーブル2a−3では、アーティスト名が重複することなく、ユニークに登録されている。ただし、異なるアーティストだとしても同姓同名の区別はない。このため、アーティスト名IDは、同じIDで登録される。
また、プレイリスト名テーブル2a−4は、図6に示すようにプレイリスト名ID、プレイリスト名、プレイリスト読みが登録されたテーブルデータを構成する。ここで、プレイリストID=3に対応する情報は、プレイリスト名=“並木道”、プレイリスト読み=“なみきみち”であることが解る。このテーブル2a−4では、プレイリスト名が重複することなく、ユニークに登録されている。ただし、異なるプレイリストだとしても同一名の区別はない。このため、プレイリスト名IDとしては、同じIDで登録される。
さらに、図2中に矢印で示すように、プレイリスト名テーブル2a−4のプレイリスト名ID及びフォルダテーブル2a−5のフォルダ番号と、オーダーリスト生成トラックテーブル2a−6のプレイリストIDとが関連付けられて、フォルダテーブル2a−5が、プレイリスト名テーブル2a−4におけるプレイリスト名IDに関連付けられる。これにより、図7に示すように、フォルダテーブル2a−5において、フォルダ番号、プレイリストID、フォルダの深さの関連付けがなされる。
図8は、曲データが対応付けられたフォルダの階層関係を示す図である。図8に示す関係をテーブルとして構造化したものが、図7に示すフォルダテーブル2a−5である。フォルダテーブル2a−5では、フォルダ番号=2に対応する情報が、プレイリストID=1、フォルダの深さ=2であることが解る。このように、フォルダテーブル2a−5の登録内容を参照することにより、フォルダ間の階層関係、フォルダの位置、フォルダがトラック(曲)を含むこと、つまりプレイリストとして対応しているか否かなどの判断ができる。
楽曲データベース生成手段4は、上述のようにしてテーブル2a−1〜2a−5を生成すると、トラックID、アーティスト名ID及びプレイリストIDによる関連付けを行って、これらID情報をオーダーリスト生成トラックテーブル2a−6に登録する。これにより、楽曲データベース2において、上記3つのID情報で各テーブル2a−1〜2a−6が関連付けられる。
オーダーリスト生成トラックテーブル2a−6を参照することにより、図9に示すように、トラックID=3に対応する情報が、アーティスト名ID=1、プレイリストID=2であることが解る。また、図3に示したトラックテーブル2a−1とオーダーリスト生成トラックテーブル2a−6を参照することで、トラックIDを通してトラック名=1に対応する情報が、トラックナンバー=1、ジャンル=1、トラックパス=¥system_0¥folder_2¥Track_1であることが解る。
さらに、図5に示すアーティスト名テーブル2a−3とオーダーリスト生成トラックテーブル2a−6を参照することで、アーティスト名IDを通して、アーティスト名=“AAA”、アーティスト読み=“aaa”を認識することができる。さらに、図6に示すプレイリスト名テーブル2a−4とオーダーリスト生成トラックテーブル2a−6を参照することで、プレイリストIDを通して、プレイリスト名ID=2に対応する情報が、プレイリスト名=“愛する人へ”、プレイリスト読みが“あいするひとへ”であることが解る。
一方、アルバム(プレイリスト)単位でデータベース化する場合、楽曲データベース生成手段4は、楽曲情報タグから読み出された情報のうち、プレイリストに関する情報は、プレイリストIDによって関連付けられたテーブル2a−7,2a−4,2a−5に分類され、アーティスト名に関する情報は、アーティスト名IDによって関連付けられたテーブル2a−3に分類されて登録される。
ここで、図2中に矢印で示すように、プレイリストテーブル2a−7のプレイリストIDと、オーダーリスト生成プレイリストテーブル2a−8のプレイリストIDと、が関連付けられることで、プレイリストテーブル2a−7が、プレイリスト名テーブル2a−4におけるプレイリスト名ID(Playlist Name ID)に関連付けられる。また、オーダーリスト生成プレイリストテーブル2a−8では、プレイリストIDとアーティスト名IDが対応付けられているので、プレイリストテーブル2a−7において、図10に示すようにプレイリストID、プレイリスト名ID、アーティスト名ID、アルバム発行年、アルバムジャンルが関連付けられる。
図10の例では、プレイリストテーブル2a−7により、プレイリストID=2に対応する情報が、プレイリスト名ID=2、アーティスト名ID=2、アルバム発行年=2004、アルバムジャンル=1であることが解る。このように、プレイリストテーブル2a−7では、プレイリストの属性的な情報が登録される。
楽曲データベース生成手段4は、上述のようにしてテーブル2a−3〜2a−5,2a−7を生成すると、プレイリストID及びアーティスト名IDによる関連付けを行って、これらID情報をオーダーリスト生成プレイリストテーブル2a−8に登録する。これにより、楽曲データベース2において、上記2つのID情報で各テーブル2a−3〜2a−5,2a−7が関連付けられる。
オーダーリスト生成プレイリストテーブル2a−8を参照することにより、図11に示すように、プレイリストID=4が、アーティスト名ID=2に対応することが解る。また、図10に示したプレイリストテーブル2a−7とオーダーリスト生成プレイリストテーブル2a−8を参照することで、プレイリストIDを通してプレイリスト名ID=4に対応する情報が、アルバム発行年=2005、アルバムジャンル=1であることが解る。
さらに、図5に示すアーティスト名テーブル2a−3とオーダーリスト生成プレイリストテーブル2a−8を参照することで、アーティスト名IDを通して、アーティスト名=“BBB”に対応するアーティスト読みが“bbb”であることを認識できる。さらに、図6に示すプレイリスト名テーブル2a−4とオーダーリスト生成プレイリストテーブル2a−8を参照することで、プレイリスト名IDを通して、プレイリスト名=“宇宙”に対応するプレイリスト読みが“うちゅう”であることが解る。
このように、楽曲データベース2では、各種の記録メディア5に記録された曲データの付加情報が、トラックID、アーティスト名ID及びプレイリストIDの3つのID情報を用いて相互に関連付けられたテーブル2aの各種テーブルに分類され登録されている。これにより、各種の記録メディア5に記録された曲データの付加情報が楽曲データベース2で記録メディア5の種別に依存することなく、統一的に管理される。
また、楽曲データベース2において、検索対象の情報の特定、検索、オーダーリスト3への登録処理を実施する際、テーブル2aを構成する各種テーブルの項目を参照して情報間の対応関係を追うことにより、記録メディア5の種別を意識せずに、上記各処理を容易に実行できる。また、曲データの付加情報に変更があっても、テーブル中の関係する情報を変更するだけでよい。
(2)オーダーリストの生成処理
図3〜図8、図10に示すテーブル2a−1〜2a−5,2a−7を組み合わせることにより、オーダーリスト3が生成される。オーダーリスト3は、図12に示すようなリスト構造を有しており、再生する曲データに対応するトラックやプレイリストに関する情報の集合である。図12に示すオーダーリスト3では、トラックIDが、トラック(曲)に関する情報が登録された各種テーブル2a−1〜2a−5へのインデックスとなり、プレイリストIDが、プレイリスト(アルバム)に関する情報が登録された各種テーブル2a−3〜2a−5,2a−7へのインデックスとなる。
図13は、図1中のオーダーリスト制御手段の内部構成及びその周辺構成を示すブロック図であり、オーダーリスト制御手段1の構成要素のうち、楽曲データベース2からオーダーリスト3にする情報を抽出する構成要素を抜き出したものである。図13において、オーダーリスト制御手段1は、楽曲データベース2からオーダーリスト3にする情報を抽出する構成要素として、オーダーリスト抽出優先手段9及びオーダーリスト抽出手段10を備える。
オーダーリスト抽出優先手段9は、同一内容のトラックについてメディアアクセス時間検出手段6で検出された記録メディア5ごとのアクセス時間を考慮して、楽曲データベース2から付加情報を抽出する際の優先レベルを決定する。オーダーリスト抽出手段10は、楽曲データベース2から曲データの再生順に付加情報をリストアップしてオーダーリスト3を生成するとともに、異なる種別の記録メディア5に記録された同一のトラックについては、オーダーリスト抽出優先手段9で決定された優先レベルに基づいてリストアップする付加情報を選択する。
次にオーダーリストの生成処理の詳細を説明する。
オーダーリストの生成の前処理として、メディアアクセス時間検出手段6は、楽曲データベース生成手段4が各種の記録メディア5にアクセスして楽曲データベース2を生成する際、記録メディア5ごとのメディアアクセス時間を検出する。例えば、メディアアクセス時間検出手段6が、音楽メディアA,Cにおけるヘッド動作を含むディスクアクセス時間や、音楽メディアBにおけるUSBメモリのアクセス時間を測定する。
なお、オーダーリストの生成の前処理としてではなく、オーダーリスト制御手段1によるオーダーリスト生成処理中に、メディアアクセス時間検出手段6が、メディアアクセス時間を検出するようにしてもよい。このようにして検出された記録メディア5ごとのアクセス時間は、メディアアクセス時間検出手段6からオーダーリスト抽出優先手段9へ出力される。
図14は、実施の形態1によるオーダーリスト生成処理の流れを示すフローチャートであり、この図に沿って図13中の構成要素によるオーダーリスト生成処理の詳細を説明する。オーダーリスト3を生成するには、曲データの付加情報をユーザに示して、オーダーリスト3とすべき情報の検索と抽出を実施しなければならない。
そこで、オーダーリスト抽出手段10が、楽曲データベース2のテーブル2aに登録されている付加情報を読み出し、HMI手段8を構成する表示装置の表示画面上に、図15に示すような楽曲データベース2に登録されている曲(トラック)かアルバム(プレイリスト)の属性情報を選択可能な選択画面を表示させる。図15の例では、表示装置の表示画面上に、不図示の入力装置で選択可能なHMIとして、曲に関して“曲名”、“アーティスト名”、“ジャンル”を選択項目とし、アルバムに関して“アルバム名”、“アーティスト名”、“ジャンル”、“発売時期”を選択項目とした選択画面を表示している。
この選択画面では、曲の“曲名”、“アーティスト名”、“ジャンル”、アルバムの“アルバム名”、“アーティスト名”、“ジャンル”、“発売時期”に基づいて、楽曲データベース2の各種テーブル2aを単独で検索して情報を抽出することもでき、複数の項目を選択して検索することも可能である。例えば、図15中の各項目欄に表示した下に凸な黒塗り三角形の記号8aをクリックすることにより、同一項目に分類された複数の付加情報が選択可能となる。
図16は、曲の“アーティスト名”で楽曲データベースを検索した場合を説明する図であり、図15中の“アーティスト名”の項目の下に凸の黒塗り三角形の記号8aをクリックした様子を示している。図16に示すように、上記三角形の記号をクリックして選択することにより、楽曲データベース2に登録されている全てのアーティスト名が、ウィンドウ枠内に表示される。
具体的には、アーティスト欄の上記三角形の記号8aを選択することで、オーダーリスト抽出手段10が、図5に示したアーティスト名テーブル2a−3におけるアーティスト名の列を抽出し、アーティスト名テーブル2a−3に登録されている全てのアーティスト名を選択画面上に表示する。
これをデータベース言語で表記すると下記のようになる。
SELECT Artist Name
FROM Artist Name Table;
ここで得られたArtist Name()を表示装置に表示することにより、図16の選択画面を形成することができる。なお、アーティスト名が画面に入りきらない程の量である場合は、スクロール機能を持ったウィンドウで表示してもよい。
不図示の入力装置を用いて、ユーザからアーティスト名の指定があると、オーダーリスト抽出手段10は、指定されたアーティスト名に関連付けられた全ての付加情報を楽曲データベース2から読み出す。例えば“AAA”が選択された場合、オーダーリスト抽出手段10は、図5に示したアーティスト名テーブル2a−3のアーティスト名に登録された“AAA”を抽出するとともに、楽曲データベース2に構築したオーダーリスト生成トラックテーブル2a−6(又はオーダーリスト生成プレイリストテーブル2a−8)を参照してID情報による関連付けを辿ることにより、アーティスト名“AAA”に対応する各種テーブル中の情報が検索され抽出される。
また、HMI手段8として音声認識装置を設け、この音声認識装置によってユーザが発した音声を認識することにより、上述のようなアーティスト名の入力を実施するようにしてもよい。ここまでの処理が、ステップST1に相当する。
次に、オーダーリスト抽出手段10は、楽曲データベース2から抽出した同一トラックのインスタンスが複数の記録メディア5からの情報であるか否かを判定する(ステップST2)。例えば、図16に示す選択画面で、アーティスト名“AAA”を選択した際に、このアーティスト名に対応する情報が複数の記録メディア5からの情報であるか否かを判定する。このとき、複数の記録メディア5からのインスタンスが抽出されていなければ、オーダーリスト抽出手段10は、ステップST1で抽出した情報を用いてオーダーリスト3を生成する。
具体的に説明すると、先ず、オーダーリスト抽出手段10が、図16に示す選択画面でアーティスト名として“AAA”が選択され、楽曲データベース2からアーティスト名“AAA”に対応する各種テーブル中の情報を検索して抽出すると、抽出した情報を用いて図9に示したようなオーダーリスト生成トラックテーブル2a−6を生成する。
これをデータベース言語で表記すると下記のように表せる。
CREATE TrackOrderControlTable AS
SELECT
TrackTable.TrackID TrackID,
TrackTable.ArtistNameID ArtistNameID,
TrackTable.PlaylistID PlaylistID,
FROM TrackTable,ArtistNameTable
WHERE ArtistNameTable.ArtistName IN (“AAA”)
AND ArtistNameTable.ArtistNameID=TrackTable.ArtistNameID;
続いて、オーダーリスト抽出手段10は、上述のようにしてオーダーリスト生成トラックテーブル2a−6を生成すると、ステップST1で抽出したインスタンスを用いて、当該オーダーリスト生成トラックテーブル2a−6の各ID情報に関連付けた、トラックテーブル2a−1、トラック名テーブル2a−2、アーティスト名テーブル2a−3、プレイリスト名テーブル2a−4、フォルダテーブル2a−5を生成し、これらを組み合わせて、図12に示すようなオーダーリスト3を生成する。
図12では、トラックテーブル2a−1、トラック名テーブル2a−2、アーティスト名テーブル2a−3、プレイリスト名テーブル2a−4及びフォルダテーブル2a−5に登録された情報のうち、トラックID、プレイリストID、トラック名、トラック名読み、ジャンル、アーティスト名、アーティスト名読み、アルバム発行年、プレイリスト名、プレイリスト名読み、フォルダ番号、フォルダの深さを属性項目としてオーダーリスト3を生成している。以降、これら属性項目情報でオーダーリスト3が生成されるものとして説明する。
これをデータベース言語で表記すると下記のように表せる。
CREATE OrderList AS
SELECT
TrackTable.TrackID TrackID,
TrackTable.PlaylistID PlaylistID,
TrackTitleTable.TrackTitle TrackTitle,
TrackTitleTable.TrackTitleYOMI TrackTitleYOMI,
TrackTable.Genre Genre,
ArtistNameTable.ArtistName ArtistName,
ArtistNameTable.ArtistYOMI ArtistYOMI,
PlaylistTable.AlbumYear AlbumYear,
PlaylistNameTable.PlaylistName PlaylistName,
PlaylistNameTable.PlaylistYOMI PlaylistYOMI,
FolderTable.FolderNo FolderNo,
FolderTable.FolderDepth FolderDepth
FROM
TrackTable,
TrackTitle,
PlaylistTable,
ArtistNameTable,
PlaylistNameTable,
FolderTable,
PlaylistOrderControlTable,
TrackOrderControlTable
WHERE TrackOrderControlTable. TrackID = TrackTable.TrackID
AND TrackOrderControlTable. TrackTitleID = TrackTitleTable. TrackTitleID
AND TrackOrderControlTable. ArtistNameID = ArtistTable. ArtistNameID
AND TrackOrderControlTable. PlaylistID = PlaylistTable. PlaylistID
AND TrackOrderControlTable. PlaylistID = FolderTable. PlaylistID
オーダーリスト抽出手段10は、上述のようにして、オーダーリスト3を生成すると、図17に示すようなオーダーリスト画面を表示画面上に表示することにより、ユーザに生成結果のオーダーリスト3の内容を提示する。
また、ステップST2において、複数の記録メディア5からのインスタンスが抽出されている場合、オーダーリスト抽出優先手段9が、メディアアクセス時間検出手段6から入力した各音楽メディアA〜Cのアクセス時間に基づいて、各記録メディア5からのインスタンスに対して抽出処理の優先レベルを決定する。ここで、オーダーリスト抽出優先手段9は、記録メディア5のインスタンスに対し、アクセス時間が短い順に優先レベルを付与する(ステップST3)。
次に、オーダーリスト抽出手段10は、複数の記録メディア5からのインスタンス間でオーダーリスト抽出優先手段9によって付与された優先レベルを比較し、最優先のインスタンスのみを抽出して、オーダーリスト3の生成に用いる(ステップST4)。なお、オーダーリスト3の生成処理自体は、上述した処理と同様である。
なお、ステップST1において、ユーザが所望のアーティスト名を指定する際、図16に示すようなリストアップされたアーティスト名から選択するのではなく、不図示の入力装置を用いて、アーティスト名を構成する文字列の一部を入力することによって、対応するアーティスト名を検索し抽出するように構成してもよい。
例えば、ユーザからの文字入力として“A”が入力された場合、上述のような検索を、データベース言語で表記すると下記のように表せる。これにより、“A”に対応するアーティスト名を抽出し、これに関連する情報を抽出する処理自体は、上記と同様である。
CREATE TrackOrderControlTable AS
SELECT
TrackTable.TrackID TrackID,
TrackTable.ArtistNameID ArtistNameID,
TrackTable.PlaylistID PlaylistID,
FROM TrackTable,ArtistNameTable
WHERE ArtistNameTable.ArtistName LIKE ‘%A%’
AND ArtistNameTable.ArtistNameID = TrackTable.ArtistNameID;
また、ステップST1において、複数の項目を選択し、これらを複合して対応する情報を楽曲データベース2から抽出するようにしてもよい。例えば、アーティスト名“AAA”と、曲名「夢」を複合して情報を抽出する場合、データベース言語で表記すると下記のように表現できる。なお、楽曲データベース2から情報を抽出する処理自体は、上記と同様である。
CREATE TrackOrderControlTable AS
SELECT
TrackTable.TrackID TrackID,
TrackTable.ArtistNameID ArtistNameID,
TrackTable.PlaylistID PlaylistID,
FROM TrackTable,ArtistNameTable, TrackTitleTable
WHERE ArtistNameTable.ArtistName IN (“AAA”)
AND ArtistNameTable.ArtistNameID=TrackTable.ArtistNameID;
AND TrackTitleTable.TrackTitle LIKE‘%夢%’
AND TrackTitleTable.TrackTitleID=TrackTable.TrackTitleID;
上述では、トラック(曲)に関する情報を楽曲データベース2から検索し抽出してオーダーリスト3を生成する場合を示したが、アルバム(プレイリスト)単位で情報を検索、抽出してオーダーリスト3を生成する場合も同様である。例えば、アルバム(プレイリスト)単位で情報を検索して楽曲データベース2から情報を抽出し、抽出した情報を用いて図11に示すようなオーダーリスト生成プレイリストテーブル2a−8を生成することにより、オーダーリスト3を生成できる。
(3)オーダーリストにおける再生順序の設定処理
図18は、図1中のオーダーリスト制御手段の内部構成及びその周辺構成を示すブロック図であり、オーダーリスト制御手段1の構成要素のうち、オーダーリスト3内でのトラックの再生順序を設定する構成要素を抜き出したものである。図18において、オーダーリスト制御手段1は、オーダーリスト3のトラック再生順序を設定する構成要素として、オーダーリスト順序生成優先手段11及びオーダーリスト順序生成手段12を備える。
オーダーリスト順序生成優先手段11は、オーダーリスト3内のトラック(曲)ごとの再生順序を決定する際、メディアアクセス時間検出手段6から入力した記録メディア5ごとのメディアアクセス時間を考慮してトラックごとの再生順序の優先レベルを決定する。オーダーリスト順序生成手段12は、オーダーリスト3の登録内容を楽曲データベース2に問い合わせ、曲データの属性項目に従って昇順若しくは降順に再生順序を決定する。
次にオーダーリストにおける再生順序の設定処理の詳細を説明する。
再生順序設定の前処理として、メディアアクセス時間検出手段6が、楽曲データベース生成手段4が各種の記録メディア5にアクセスして楽曲データベース2を生成する際、記録メディア5ごとのアクセス時間を検出する。
なお、前処理としてではなく、オーダーリスト制御手段1によるオーダーリストの再生順序の設定処理中に、メディアアクセス時間検出手段6が、アクセス時間を検出するようにしてもよい。このようにして検出された記録メディア5ごとのアクセス時間は、メディアアクセス時間検出手段6からオーダーリスト順序生成優先手段11へ出力される。
図19は、実施の形態1によるオーダーリストにおける再生順序の設定処理の流れを示すフローチャートであり、この図に沿って図18中の構成要素による再生順序の設定処理の詳細を説明する。
先ず、オーダーリスト順序生成手段12は、オーダーリスト抽出手段10で生成されたオーダーリスト3を入力すると、このオーダーリスト3に登録された項目の情報で楽曲データベース2を検索し、リスト項目の再生順序を楽曲データベース2における項目により昇順若しくは降順に並べる(ステップST1a)。
ステップST1aにおいて、オーダーリスト順序生成手段12が、図20に示すようなオーダーリスト3のトラック再生順序の選択画面を表示装置の表示画面上に表示し、不図示の入力装置を用いてユーザが所望の順序を選択指定できるようにしてもよい。なお、図20では、オーダーリスト3の属性情報として、“曲名”、“アーティスト名”、“ジャンル”、“アルバム名”、“発売時期”が表示され、これら情報に基づいてトラックの再生順序を昇順若しくは降順に選択可能としている。この選択画面において、“曲名”、“アーティスト名”、“ジャンル”、“アルバム名”、“発売時期”の各属性情報を単独で選択することによる再生順序設定を行ってもよく、これら属性情報のうちのいくつかを複合的に扱って再生順序を設定してもよい。
ユーザによる指定で再生順序を設定する処理を、図20を用いて詳細に説明する。
図20では、「発売時期」の項目欄をクリックして「上に凸な黒塗り三角形の記号」を選択することにより、発売時期についての昇順を選択している。この後、「曲名」の項目欄をクリックして「下に凸な黒塗り三角形の記号」を選択することにより、曲名についての降順が選択されている。ここで、選択画面上で上記三角形の記号を再びクリックする等して「マーク無し」とすることで、当初のオーダーリスト3の再生順序に戻るようにしてもよい。
図20において、発売時期での昇順>曲名での降順での順序決定は、オーダーリスト3の発売時期と曲名に作用する。これをデータベース言語で表記すると下記のようになる。
SELECT *
FROM OrderList
ORDER BY AlbumYear ASC,TrackTitleName DESC
また、属性情報の各項目に対して再生順序決定に関する優先レベルを設定し、選択画面上に表示するようにしてもよい。具体的には、HMI手段8を介してユーザが項目ごとに再生順序を優先する優先レベルを指定する。オーダーリスト順序生成手段12は、ユーザにより指定された項目ごとの優先レベルを選択画面上に表示する。
優先レベルは、各項目欄を色識別(例えば、優先レベルが、青>緑>黄色>橙色>ピンク>赤の順で優先レベルが高から低となるものとする)して表示するようにしてもよい。この場合、青色表示された項目が昇順で選択され、赤色表示された項目が降順で選択されると、オーダーリスト順序生成手段12は、青色表示された項目の昇順にトラックを並び替えて再生順序を設定する。
また、図21に示すように、再生順序の昇順、降順を矢印記号8b1,8b2で表し、この矢印記号8b1,8b2内に優先レベル(優先レベル1,2)を記載するようにしてもよい。この場合も、選択画面上で矢印記号8b1,8b2を再びクリックする等して、記号を消すことにより、元の再生順序に戻るようにする。
さらに、図22に示すように、再生順序の昇順を文字Uのマーク8c1、降順を文字Dのマーク8c2で表し、マークの大きさで優先レベルの高さを表現するようにしても構わない。この場合、大きな文字Uのマーク8c1が選択され、小さな文字Dのマーク8c2が選択されると、オーダーリスト順序生成手段12は、大きな文字Uのマーク8c1が記載された項目の昇順にトラックを並び替えて再生順序を設定する。なお、選択画面上でマーク8c1,8c2を再びクリックする等して記号を消すことにより、元の再生順序に戻るようにしてもよい。
オーダーリスト順序生成手段12は、上述のようにしてオーダーリスト3の再生順序を設定すると、オーダーリスト3に同一再生順位のトラックが存在するか否かを判定する(ステップST2a)。このとき、同一再生順位のトラックがなければ、オーダーリスト順序生成手段12は、ステップST1aで再生順序を設定したオーダーリスト3を最終的なリストとする。
一方、同一再生順位のトラックが存在する場合、オーダーリスト順序生成優先手段11が、メディアアクセス時間検出手段6から入力した各音楽メディアA〜Cのアクセス時間に基づいて、同一再生順位のトラックのインスタンスに対して優先レベルを付与する。ここでは、オーダーリスト順序生成優先手段11が、アクセス時間が短い順に高い優先レベルを付与する(ステップST3a)。
次に、オーダーリスト順序生成手段12は、オーダーリスト順序生成優先手段11によって同一再生順位のトラック間に付与された優先レベルを比較し、最優先のトラックをその再生順位でのトラックとして、オーダーリスト3の再生順序を設定する(ステップST4a)。なお、オーダーリスト3の再生順序の設定処理自体は、上述した処理と同様である。
(4)オーダーリストにおける再生順序の設定処理(ランダム再生)
上述した再生順序の設定処理では、楽曲データベース2での順位を設定したり、ユーザ指定の順位に設定する場合を示したが、オーダーリスト3におけるトラックの再生順序をランダムな順番で再生するようにしてもよい。
図23は、図1中のオーダーリスト制御手段の内部構成及びその周辺構成を示すブロック図であり、オーダーリスト制御手段1の構成要素のうち、オーダーリスト3のトラック再生順序をランダムな順序に設定する構成要素を抜き出したものである。図23において、オーダーリスト制御手段1は、オーダーリスト3のトラック再生順序をランダムな順序に設定する構成要素として、ランダム空間設定手段13、ランダム対象設定手段14及びオーダーリストランダム順序生成手段15を備える。
ランダム空間設定手段13は、オーダーリスト3に登録されたトラックが含まれる属性項目を楽曲データベース2に問い合わせ、楽曲データベース2で上記属性項目に対応する全て又は一部の情報で特定される空間を、ランダム再生の対象空間として設定する。例えば、フォルダ構造や曲のジャンル、発行年などの属性項目情報を座標軸とする空間を、ランダム再生の対象空間とする。
ランダム対象設定手段14は、オーダーリスト3に登録されたトラックが含まれる属性項目を楽曲データベース2に問い合わせ、オーダーリスト3でランダムな順序で並べるべき属性項目を設定する。オーダーリストランダム順序生成手段15は、ランダム空間設定手段13により設定されたランダム再生の対象空間に属し、ランダム対象設定手段14によりランダムな順序で並べる対象に設定された属性項目に対応する付加情報を、オーダーリスト3において乱数等を利用してランダムな再生順序で並べる。
次にオーダーリストにおけるランダム再生の設定処理の詳細を説明する。
先ず、ランダム空間設定手段13若しくはランダム対象設定手段14は、図24に示すようなランダム再生の選択画面を表示装置の表示画面上に表示させる。ここで、図24中のランダム空間枠内に設けた「全」及び「指定」のボタンのいずれか一方をクリックして選択することにより、オーダーリスト3に登録された全てのトラック、又は、オーダーリスト3の中から指定されたトラックをランダム再生したい範囲として設定できる。図24の例では、ボタン「全」が選択されており、オーダーリスト3に登録された全ての項目情報で規定される情報空間がランダム再生の範囲に選択される。
なお、図24中のランダム空間枠内に設けた「指定」のボタンが選択された場合、ランダム空間設定手段13が、ランダム再生の対象とする情報空間を規定する項目情報を選択させる選択画面を表示装置に表示し、不図示の入力装置を用いて選択された項目情報で規定される情報空間をランダム再生範囲とする。ランダム再生範囲とされた情報空間を規定する項目情報は、ランダム空間設定手段13からオーダーリストランダム順序生成手段15に出力される。
続いて、図24中のランダム対象枠内に設けた属性曲名の項目(例えば、「曲」)のボタンをクリックして選択すると、ランダム対象設定手段14は、ランダム空間設定手段13で設定された情報空間において、属性項目「曲」をランダムな順序で再生すべき対象として設定し、オーダーリストランダム順序生成手段15に出力する。なお、図24の例では、ランダム再生の対象として、属性項目“曲名”、“アーティスト名”、“ジャンル”、“アルバム名”、“発売時期”が選択可能である。
また、ランダム空間設定手段13でオーダーリスト3の全範囲がランダム再生に設定された際、オーダーリスト3に付加情報の全ての項目が登録されていない場合、ランダム空間設定手段13が、楽曲データベース2にオーダーリスト3に登録されていないその他の項目を問い合わせ、ランダム対象設定手段14に出力し、ランダム対象設定手段14が、上記項目を含む付加情報の項目をランダム再生の対象に選択可能な選択画面を表示装置に表示させるようにしてもよい。
この他、ランダム対象設定手段14が、楽曲データベース2に問い合わせて、オーダーリスト3に登録されていない項目を含む付加情報の項目をランダム再生の対象に選択可能な選択画面を表示装置に表示させるようにしてもよい。
このようにして、ランダムな順序で再生したい範囲と対象が選択されると、オーダーリストランダム順序生成手段15は、選択された範囲と対象に対応するトラックの再生順序を乱数等を利用してランダムに決定し、オーダーリスト3の再生順序を並び替える。
図24の場合、範囲としてオーダーリスト3に登録される全てのトラックが選択され、対象としては曲名が選択されている。この場合の再生順序の決定は、オーダーリスト3の曲名に基づいてランダム再生順序が設定される。これをデータベース言語で表記すると下記のうように表現できる。
SELECT *
FROM OrderList
ORDER BY TrackTitleName RAND()
なお、図24のように複数の項目情報をランダム再生の対象として選択可能に表示するのではなく、図25に示すように、オーダーリスト3に登録されたフォルダ番号やフォルダ深さの情報を利用して選択画面上にフォルダの階層構造を表示し、選択されたフォルダに含まれるプレイリストをランダム再生の対象としてもよい。
図25の例では、斜線を施したフォルダがランダム再生の範囲として選択されており、オーダーリストランダム順序生成手段15が、選択されたフォルダに含まれるプレイリストのトラックをランダム再生の対象としてランダムな再生順序を決定し、オーダーリスト3の再生順序を並び替える。
(5)コンテンツ再生処理
図26は、図1中のトラック再生手段の内部構成及びその周辺構成を示すブロック図である。図26において、トラック再生手段7は、トラックアクセスパス格納手段16、メディアアクセス調整手段17及び再生手段18を備える。トラックアクセスパス格納手段(パス情報格納手段)16は、オーダーリスト3に登録されたトラック(曲)について楽曲データベース2からトラックパス(アクセスパス)を取得して格納する。
メディアアクセス調整手段(アクセス調整手段)17は、メディアアクセス時間検出手段6で検出した各種の記録メディア5に記録された曲データへのアクセス時間を入力し、再生手段18で再生中のトラックの終点から上記アクセス時間分を調整して、トラックアクセスパス格納手段16に格納された上記曲データのトラックパスを、次回再生するトラックのアクセスパスとして再生手段18に出力させる。
再生手段18は、トラックアクセスパス格納手段16から取得したトラックパスに基づいて、記録メディア5からトラックごとに曲データを再生する。なお、図26において、図1と同一構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
次に再生処理の詳細について説明する。
オーダーリスト制御手段1で生成され再生順序が設定されたオーダーリスト3は、オーダーリスト制御手段1内の不図示のメモリに格納される。HMI手段8を介してユーザにより再生要求がなされると、トラックアクセスパス格納手段16が、オーダーリスト3の再生順にトラックごとの情報を入力するとともに、当該トラックに対応するトラックIDで楽曲データベース2を検索し、当該トラックに対応するトラックパスを楽曲データベース2のトラックテーブル2a−1から読み出して格納する。これをデータベース言語で表記すると、下記のように表現することができる。
SELECT
TrackTable. TrackPath TrackPath
FROM TrackTable,Orderlist
WHERE Orderlist.rowid=1
AND Orderlist.TrackID=TrackTable.TrackID;
再生手段18では、トラックアクセスパス格納手段16から入力したトラックパスに基づいて、対応する記録メディア5から上記トラックの曲データにアクセスして再生処理を実行する。これにより、図12に示すオーダーリスト3の場合、リストの先頭にあるトラック名「愛」から順に再生される。このとき、再生手段18は、再生中の曲データの付加情報と再生状況を表示装置の表示画面上に表示する。
図27は、図26中の再生手段による再生処理中の表示画面を示す図である。図27の場合、曲名(トラック名)として“愛”、アーティスト名として“AAA”、再生順番として“1”、コンテンツの存在位置として“HDD”を表示している。また、再生手段18が、再生状況として再生時間“00:15”と再生中を示す「再生マーク」とを表示装置に表示させている。
一方、メディアアクセス調整手段17は、トラックアクセスパス格納手段16が次回の再生用に取得し格納しているトラックパスを読み出し、このトラックパスで規定される記録メディア5のアクセス時間をメディアアクセス時間検出手段6から取得する。
続いて、メディアアクセス調整手段17は、再生手段18が曲データを再生している間に、現在再生中の曲の再生時間等からその終了時刻を算出し、この終了時刻から次回再生すべき曲データが記録された記録メディア5のアクセス時間を調整して、トラックアクセスパス格納手段16から当該次回再生すべき曲データのトラックパスを再生手段18に出力させる。
例えば、現在の曲の再生が終了する時刻から、次回再生すべき曲データが記録された記録メディア5のアクセス時間分だけ早い時刻に、当該次回再生すべき曲データのトラックパスを再生手段18へ出力するように、メディアアクセス調整手段17が、トラックアクセスパス格納手段16から再生手段18へのトラックパスの出力を制御する。このようにすることで、記録メディア5の種別を意識することなく、効率よく曲データを再生することができる。
また、図28に示すように、再生手段18が、図27で示した情報の他、再生中の曲に関する付加情報(曲名、アーティスト名、ジャンル、アルバム名、発売時期)、次回以降に再生する曲の付加情報をオーダーリスト3の再生順に表示させるようにしてもよい。この場合、再生手段18が、トラックアクセスパス格納手段16から予め次回以降のトラックパスを読み込んでおく。ここで、再生手段18は、次回以降に再生する曲の付加情報のうち、次回の再生対象として、HMI手段8を介して付加情報が選択入力されると、オーダーリスト3における再生順を飛ばして対応する曲データを再生する。
なお、図27では、現在再生中の曲名とアーティスト名を表示しているが、図28では、曲名とアーティスト名の項目欄を他の項目欄とは異なる色に変更して表示することで、現在再生中の曲名及びアーティスト名を提示している。
さらに、現在再生中の曲名及びアーティスト名のみならず、全ての項目欄の色を変更して表示することで、現在再生中の曲に関する属性情報を全て提示してもよい。図28の例では、“曲名”、“アーティスト”、“ジャンル”、“アルバム名”、“発売時期”の項目欄を選択色(他の曲の項目欄とは異なる色)で表示している。
以上のように、この実施の形態1によれば、トラック(曲)を特定するための付加情報及び曲データの記録場所を示すトラックパスを、トラックごとに登録した楽曲データベース2を生成するとともに、この楽曲データベース2からトラックの再生順に付加情報をリストアップしたオーダーリスト3を生成し、このオーダーリスト3の再生順に楽曲データベース2から取得したトラックパスに基づいて、記録メディア5に記録された曲データを再生する。このようにすることで、複数の種別の記録メディアを統一的に扱うことができ、記録メディアの種別を意識せずに楽曲等のコンテンツデータを再生することができる。
なお、上記実施の形態1では、MP3(MPEGオーディオレイヤ3)データなどの曲データを扱う場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、オーディオデータ、ビデオデータ、カラオケデータ、着信メロディデータ、ポッドキャストデータ、これらのうちいずれかの混合データなどの音楽や映像のコンテンツであっても同様に取り扱うことができる。
実施の形態2.
図29は、この発明の実施の形態2によるコンテンツ記録装置の構成を示すブロック図であり、この発明をコンテンツとして楽曲を記録メディアに記録する音楽記録装置に適用した場合を示している。図29において、実施の形態2によるコンテンツ記録装置は、上記実施の形態1で示した構成のうち、トラック再生手段7をトラック録音手段19に置き換えた構成を有する。
トラック録音手段(コンテンツ記録手段)19は、オーダーリスト3に設定されたトラック(曲データ)の記録順序に従って、トラックパスで規定される音楽メディアの曲データを特定し、トラックごとに記録メディア5に記録する。なお、図29において、図1と同一符号を付した構成要素は、上記実施の形態1で再生順序としたところを録音順序とすること以外は同様に動作する。
図29におけるオーダーリスト制御手段1、楽曲データベース生成手段4、メディアアクセス時間検出手段6、トラック録音手段19及びHMI手段8は、例えば本発明の趣旨に従うコンテンツ記録装置の構築用プログラムをコンピュータに読み込ませ、その動作を制御することにより、このコンピュータ上でソフトウエアとハードウエアが協働した具体的な手段として実現することができる。
また、楽曲データベース2及びオーダーリスト3は、上記コンピュータに搭載された記憶装置(HDD)の記憶領域上に構築してもよく、オーダーリスト制御手段1や楽曲データベース生成手段4、トラック録音手段19からデータ通信可能な外部装置の記憶領域上に構築してもよい。
図30は、図29中のトラック録音手段の内部構成及びその周辺構成を示すブロック図である。図30において、トラック録音手段19は、トラックアクセスパス格納手段20、メディアアクセス調整手段21及び録音手段22を備える。トラックアクセスパス格納手段(パス情報格納手段)20は、オーダーリスト3に登録されたトラック(曲)について楽曲データベース2からトラックパス(アクセスパス)を取得して格納する。
メディアアクセス調整手段(アクセス調整手段)21は、メディアアクセス時間検出手段6で検出した各種の記録メディア5に記録された曲データへのアクセス時間を入力し、録音手段22で録音中のトラックの終点から上記アクセス時間分を調整して、トラックアクセスパス格納手段20に格納された上記曲データのトラックパスを、次回録音するトラックのアクセスパスとして録音手段22に出力させる。
録音手段(記録手段)22は、トラックアクセスパス格納手段20から取得したトラックパスに基づいて、記録メディア5からトラックごとに曲データを読み出して録音する。なお、図30において、図1と同一構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
次に録音処理の詳細について説明する。
オーダーリスト制御手段1で生成され録音順序が設定されたオーダーリスト3は、オーダーリスト制御手段1内の不図示のメモリに格納される。HMI手段8を介してユーザにより録音要求がなされると、トラックアクセスパス格納手段20が、オーダーリスト3の録音順にトラックごとの情報を入力するとともに、当該トラックに対応するトラックIDで楽曲データベース2を検索し、トラックパスをトラックテーブル2a−1から読み出して格納する。
録音手段22では、トラックアクセスパス格納手段20から入力したトラックパスに基づいて、対応する記録メディア5から曲データを読み出して録音処理を実行する。このとき、上記実施の形態1の図27や図28のように、録音手段22で録音処理中の曲データに関する情報を表示するようにしてもよい。
一方、メディアアクセス調整手段21は、トラックアクセスパス格納手段20が次回の録音用に取得し格納しているトラックパスを読み出し、このトラックパスで規定される記録メディア5のアクセス時間をメディアアクセス時間検出手段6から取得する。
続いて、メディアアクセス調整手段21は、録音手段22が曲データを録音している間に、現在録音中の曲のデータ容量等からその終了時刻を算出し、この終了時刻から次回録音すべき曲データが記録された記録メディア5のアクセス時間を調整して、トラックアクセスパス格納手段20から当該次回録音すべき曲データのトラックパスを録音手段22に出力させる。
例えば、現在の曲の録音が終了する時刻から、次回録音すべき曲データが記録された記録メディア5のアクセス時間分だけ早い時刻に、当該次回録音すべき曲データのトラックパスを録音手段22へ出力するように、メディアアクセス調整手段21が、トラックアクセスパス格納手段20から録音手段22へのトラックパスの出力を制御する。このようにすることで、記録メディア5の種別を意識することなく、効率よく曲データを録音することができる。
以上のように、この実施の形態2によれば、トラック(曲)を特定するための付加情報及び曲データの記録場所を示すトラックパスを、トラックごとに登録した楽曲データベース2を生成するとともに、この楽曲データベース2からトラックの録音順に付加情報をリストアップしたオーダーリスト3を生成し、このオーダーリスト3の録音順に楽曲データベース2から取得したトラックパスに基づき、記録メディア5から読み出した曲データを録音する。このようにすることで、複数の種別の記録メディアを統一的に扱うことができ、記録メディアの種別を意識せずに楽曲等のコンテンツデータを記録することができる。
なお、上記実施の形態2では、MP3(MPEGオーディオレイヤ3)データなどの曲データを扱う場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、オーディオデータ、ビデオデータ、カラオケデータ、着信メロディデータ、ポッドキャストデータ、これらのうちいずれかの混合データなどの音楽や映像のコンテンツであっても同様に取り扱うことができる。

Claims (3)

  1. コンテンツデータ及びコンテンツを特定するための付加情報が記録された複数の種別の記録メディアから前記付加情報を抽出し、コンテンツごとに前記付加情報及び前記コンテンツデータの記録場所を示すパス情報を登録したコンテンツデータベースを生成するデータベース生成手段と、
    前記コンテンツデータベースから、ユーザに指定されたコンテンツの付加情報及びこれに関連付けられた付加情報をリストアップしたオーダーリストを生成するオーダーリスト制御手段と、
    前記オーダーリストの順に前記コンテンツデータベースから取得した前記パス情報に基づいて、前記記録メディアに記録されたコンテンツデータを再生するコンテンツ再生手段と、
    前記記録メディアに記録された前記コンテンツデータへのアクセス時間を検出するアクセス時間検出手段を備え、
    前記オーダーリスト制御手段は、前記複数の種別の記録メディアに記録された同一の内容でない複数のコンテンツが同一再生順に存在する場合には、前記アクセス時間検出手段で検出されたアクセス時間に応じて、前記オーダーリストにリストアップするコンテンツに優先レベルを付与し、再生の優先順を決定することを特徴とするコンテンツ再生装置。
  2. コンテンツ再生手段は、オーダーリストに登録された付加情報に対応するコンテンツデータのパス情報をコンテンツデータベースから再生順に取り出して格納するパス情報格納手段と、前記パス情報格納手段から再生順に読み出したパス情報に基づいて、記録メディアに記録されたコンテンツデータを再生する再生手段と、アクセス時間検出手段で検出されたアクセス時間を用いて、前記パス情報格納手段から前記再生手段へのパス情報の受け渡しタイミングを調整するアクセス調整手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  3. 請求項1記載のコンテンツ再生装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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