JP2000149386A - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JP2000149386A
JP2000149386A JP10319389A JP31938998A JP2000149386A JP 2000149386 A JP2000149386 A JP 2000149386A JP 10319389 A JP10319389 A JP 10319389A JP 31938998 A JP31938998 A JP 31938998A JP 2000149386 A JP2000149386 A JP 2000149386A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異種メディアにまたがった多様な再生動作を
提供する。 【解決手段】 各ドライブ手段で再生可能状態とされて
いる異なる種類の各記録媒体に記録されている再生単位
データをリストアップした再生リストを生成し、その再
生リストに基づいて再生動作制御を行うことで、再生可
能状態にある、種類の異なる複数の記録媒体に記録され
た全部の再生単位データ群を対象として、再生単位デー
タを順次に再生させていく。これにより、複数種類のメ
ディアについて隔てなく、再生可能な全ての再生単位デ
ータ(トラック/ファイルなどの1つの再生単位)を対
象として多様な再生動作を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種類の異なる複数
の記録媒体を再生できる再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ユーザーの所有するオーディオビジュア
ル機器として各種のものが普及しており、音楽ソフトや
映像ソフトを個人で楽しむことが一般化している。例え
ばユーザーがCD(コンパクトディスク)、MD(ミニ
ディスク)などのディスク記録媒体を用いたオーディオ
システムなどを所有し、所望のCD、MD等を購入して
再生させることが行われている。又、再生装置として
は、同一種類の記録媒体を複数装填可能なものや、異な
る種類の記録装置を装填可能なものがある。同一種類の
記録媒体を複数装填可能なものとしては、例えばCDチ
ェンジャープレーヤがあり、これは複数のCDを装填可
能として、その中で選択的に再生を実行できるものであ
る。また、異なる種類の記録装置を装填可能なものとし
ては、例えばCD・MDプレーヤがあり、これはCDプ
レーヤ部とMDプレーヤ/レコーダ部を一体的に設けた
ものである。この場合、もちろんCD、MDともに再生
可能であるとともに、CDからMDへのダビング動作な
ども簡単にできるという利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これらの各
種記録媒体についての再生装置では、シャッフル再生や
プログラム再生といわれているような、特殊な再生動作
が知られている。シャッフル再生とは、例えばCDプレ
ーヤなどにおいて、CDに収録されている曲(トラッ
ク)をランダムな順序で再生していく動作である。また
プログラム再生とは、例えばCDに収録されている曲の
中からユーザーが曲順を指定していく操作を行うことに
応じて、その指定された順序で曲の再生を行っていく動
作である。
【0004】このような特殊再生動作は、ユーザーにと
って再生、即ち音楽を聴く際の楽しみを広げるものであ
り、有効な機能とされているが、従来の特殊再生機能
は、あくまで1つの記録媒体の中での再生単位データ
(曲/トラック)での再生順序に関する機能であるた
め、ユーザーにとって不十分であるという問題があっ
た。特に近年、記録メディアの多様化に応じて、上記し
たCD・MDプレーヤのような複合機器が普及している
が、そのような異なる種類の記録媒体に対応できる再生
装置において、ユーザーにより多様な楽しみを提供する
機能が求められている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、異なる種類の複数の記録媒体にまたがって
特殊再生動作を実行できるようにする。
【0006】このため再生装置として、それぞれ異なる
種類の記録媒体に対応して再生動作を行うことのできる
複数のドライブ手段と、各ドライブ手段で再生可能状態
とされている各記録媒体に記録されている再生単位デー
タ(トラック、ファイル等)をリストアップした再生リ
ストを生成するリスト生成手段と、再生リストに基づい
て再生動作制御を行うことで、再生可能状態にある種類
の異なる複数の記録媒体に記録された全部又は一部の再
生単位データ群を対象として、各再生単位データを順次
に再生させていくことのできる再生制御手段とを備える
ようにする。即ち、複数のドライブ手段で再生可能な再
生単位データについて全てを対象として再生リストを生
成し、その再生リストに基づいて再生動作制御を行うこ
とで、記録媒体の区別なく、その時点で再生可能な再生
単位データを対象として各種の特殊再生動作を実行でき
るようにする。
【0007】又、リスト生成手段は、再生リストに、リ
ストアップされた各再生単位データについて、その再生
単位データが記録されている記録媒体を識別する識別情
報を付加するとともに、再生制御手段は、再生リスト上
の或る再生単位データを再生させる際に、その再生単位
データについての識別情報に基づいて再生動作指示を行
うようにする。つまり再生リスト上で、再生させようと
する再生単位データについてその記録位置(記録媒体)
を識別できるようにすることで、再生リストのみを基準
にして容易に再生制御を行うことができるようにする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態として
の記録再生装置10を説明するが、まず記録再生装置1
0を含む情報配信システム(情報センタ1、記録再生装
置10、携帯装置50によるシステム)について説明し
ていく。なお本発明の特徴的な動作としては、実施の形
態として記録再生装置10が単体で実行できるものであ
る。説明は次の順序で行う。 1.情報配信システムの概要 2.記録再生装置及び携帯装置の外観例 3.記録再生装置の内部構成 4.記録再生装置のファイル格納形態 5.通常再生動作 6.異種メディア交互再生動作 7.メディアミックスシャッフル再生動作 8.メディアミックスプログラム再生動作
【0009】1.情報配信システムの概要 図1は本例の記録再生装置10を含む情報配信システム
の概要を示すものである。この情報配信システムは、基
本的には、一般ユーザーが家庭2などで用いる記録再生
装置10と、記録再生装置10の使用に関する情報サー
ビス組織としての情報センタ1とから構成される。情報
センタ1と記録再生装置10は、通信回線3を用いて各
種情報の通信が可能とされている。通信回線3は例えば
ISDN回線などの公衆回線網としてもよいし、当該シ
ステムのための専用回線網などを構築してもよく、その
回線の形態は特に限定されない。また通信衛星4や各家
庭2に設置したパラボラアンテナ5などを利用した衛星
通信回線を構成し、情報センタ1と記録再生装置10と
の情報通信が可能とされるようにしてもよい。
【0010】一般ユーザーが使用する記録再生装置10
は、詳しくは後述するが、内部に大容量のデータファイ
ル格納部(例えば図3のハードディスクドライブ15)
を備えるとともに、CD、MDなどのパッケージメディ
アのドライブ機能や、他の機器からのデータ入力機能、
通信回線を介したデータ入力機能などを備えており、C
D、CD−ROM、MDなどのユーザーが購入したメデ
ィアから再生されるオーディオデータ、ビデオデータ、
その他の各種データや、他の機器や通信回線から入力さ
れる各種データを、それぞれファイルとして格納してい
くことができる。
【0011】そして格納されたファイル(例えば音楽等
を1曲単位で1つのファイルとして格納している)につ
いては、ユーザーが任意に再生させることなどが可能と
なる。従って、例えば多数のCDを有するユーザーが、
全CDの全楽曲をそれぞれ1つのファイルとして記録再
生装置10内に格納しておけば、わざわざCD等を選び
出して装填しなくても、所望の楽曲等の再生を実行させ
ることができる。
【0012】このような記録再生装置10に対して、情
報センタ1は有料又は無料で各種の情報を提供すること
ができる。例えば記録再生装置10に格納されている楽
曲等のファイルに関連する情報として、曲名、アーティ
スト名、歌詞などのテキストデータ、楽曲イメージやア
ーティストの画像などの画像データ、アーティストのイ
ンターネットホームページのアドレス(URL:Unifor
m Resource Locator)、著作権に関する情報、関係者名
(作詞者、作曲者、制作者等)・・・・などの情報を提
供することができる。例えば記録再生装置10ではこれ
ら情報センタから提供された情報を曲のファイルと対応
させて格納しておき、表示出力に利用するなど各種動作
を行うことができる。また、場合によっては情報センタ
1はオーディオデータ自体、即ち楽曲等を記録再生装置
10に送信し、ファイルとして格納させることで、いわ
ゆるパッケージメディアとしてのCD等とは異なった楽
曲等の販売システムを構築することも可能である。
【0013】また本例ではユーザーが使用する装置とし
て、記録再生装置10と接続可能な携帯用の記録再生装
置50(以下、携帯装置という)がある。この携帯装置
50には、内部にオーディオデータ等のファイルを格納
することができるデータファイル格納部(例えばハード
ディスクドライブやフラッシュメモリなど)を備える。
そして記録再生装置10と接続された際に、記録再生装
置10内に格納されているファイル(楽曲等)を、この
携帯装置50内のデータファイル格納部に複写又は移動
させることができる。もちろん、逆に携帯装置50内の
データファイル格納部に格納されたファイルを、記録再
生装置10内のデータファイル格納部に複写又は移動さ
せることも可能である。
【0014】ユーザーは記録再生装置10内に格納され
たファイルのうち任意のファイルを携帯装置50に移動
又は複写させることで、そのファイルを携帯装置50で
利用することができる。例えば携帯装置50を使用する
際に、その日に聴きたいと思った楽曲のファイルを移動
させることで、例えば外出先でそれらの曲を聴くことな
どが可能となる。
【0015】2.記録再生装置及び携帯装置の外観例 記録再生装置10及び携帯装置50の外観例について図
2に示す。なお、ここで説明するのはあくまでも一例で
あり、各機器の外観やユーザーインターフェース構成
(操作や表示のための構成)、記録再生装置10と携帯
装置50の接続形態などは他にも各種の例が考えられ
る。
【0016】図2に示すように記録再生装置10は例え
ばユーザーの家庭での使用に適するように、いわゆるラ
ジカセ型の機器とされている。もちろんコンポーネント
タイプでもよい。この記録再生装置10には、ユーザー
が各種操作を行うための各種の操作子Kaとして、操作
キーや操作つまみ、ジョグダイヤルと呼ばれる回動プッ
シュ式のキーなどが、機器前面パネルなどに設けられて
いる。またユーザーに対する出力部位として、再生音声
等を出力するスピーカ35や、各種情報を表示出力する
表示部24が設けられる。表示部24は例えば液晶パネ
ルなどで形成される。
【0017】また、ユーザーが所有するCD方式のディ
スク(オーディオCD、CD−ROM、CDテキストな
ど)を記録再生装置10で再生させたり、後述する内部
のハードディスクにデータダビング等を行うために、C
D方式のディスクを挿入するCD挿入部17が設けられ
る。同様に、ユーザーが所有するMD方式のディスク
(オーディオMD、MDデータなど)を記録再生装置1
0で再生/再生させたり、内部のハードディスクにデー
タダビング等を行うために、MD方式のディスクを挿入
するMD挿入部18が設けられる。
【0018】また、他の機器との接続を行うための各種
の端子taが用意される。これらは、マイクロホン、ヘ
ッドホンの接続に用いられる部位とされたり、他のオー
ディオビジュアル機器やパーソナルコンピュータ等と接
続できるライン接続端子、光デジタル接続端子、インタ
ーフェースコネクタ等とされている。
【0019】また、ユーザーの操作入力の手段として
は、上記操作子Ka以外に、キーボード90やリモート
コマンダー91を用いることができる。キーボード90
は端子taとしてのキーボード用コネクタを介して接続
して用いるようにしたり、或いは赤外線送信部をキーボ
ード90に搭載した場合は、キーボード90からの操作
情報を赤外線無線方式で出力し、受光部21から記録再
生装置10に入力させることもできる。リモートコマン
ダー91は例えば赤外線方式で操作情報を出力する。そ
してその赤外線信号による操作情報は受光部21から記
録再生装置10に入力される。なお、キーボード90を
無線方式とする場合の操作情報の出力や、リモートコマ
ンダー91からの操作情報の出力は、赤外線ではなく電
波を用いるようにしてもよい。
【0020】また記録再生装置10にはPCMCIAス
ロット39が形成され、PCMCIAカードを装着して
のデータのやりとりが可能とされている。
【0021】携帯装置50は、ユーザーが携帯して使用
を行うことに好適なように小型軽量の機器とされる。こ
の携帯装置50には、ユーザーが各種操作を行うための
各種の操作子Kbとして、操作キーなどが設けられてい
る。図示していないが、もちろんジョグダイヤルなどを
設けてもよい。またユーザーに対する出力部位として、
再生音声等を出力するスピーカ68や、各種情報を表示
出力する表示部57が設けられる。表示部57は例えば
液晶パネルなどで形成される。
【0022】また、他の機器との接続を行うための各種
の端子tbが用意される。これらは、マイクロホン、ヘ
ッドホンの接続に用いられる部位とされたり、他のオー
ディオビジュアル機器やパーソナルコンピュータ等と接
続できるライン接続端子、光デジタル接続端子、インタ
ーフェースコネクタ等とされている。例えばユーザーが
携帯して音楽等を聴く場合は、スピーカ68から音声を
再生させる他、ヘッドホン92を端子tbのうちのヘッ
ドホン用端子に接続することで、ヘッドホン92を用い
て音楽等を聴くことができる。
【0023】記録再生装置10と携帯装置50を接続す
ることで、記録再生装置10と携帯装置50の間で各種
データ通信(オーディオデータ等の実ファイルデータ
や、それらの通信時の処理のための制御データなどの通
信)が可能とされる。この例では、記録再生装置10
に、コネクタ27を有する装着部MTが設けられ、この
装着部MTに携帯装置50を装填することで両機器が接
続されるものとしている。携帯装置50が装着部MTに
装填されると、携帯装置50の下部に設けられたコネク
タ60と、装着部MT内のコネクタ27が接続された状
態となり、このコネクタ60,27を介して両機器の間
のデータ通信が行われる。なお、記録再生装置10と携
帯装置50の接続は、通信ケーブルを用いたライン接続
方式としたり、もしくは赤外線等を利用した無線接続方
式としてもよい。
【0024】3.記録再生装置の内部構成 続いて記録再生装置10の内部構成例を図3で説明す
る。この記録再生装置10には、パネル操作部20とし
てプッシュ式や回動式の操作子が設けられている。ここ
でいう操作子とは、図2に示した各種操作子Kaに相当
する。つまり機器筐体上に形成される各種操作子であ
る。なお、図2では説明していなかったが、表示部24
に操作キー表示を行うとともに表示部24上でのタッチ
検出機構を設けることで、タッチパネル操作子を形成し
てもよく、その場合のタッチパネル操作子も図3でいう
パネル操作部20に含まれるものとなる。このパネル操
作部20が操作されることにより、記録再生装置10の
各種動作を実行させるための操作信号が送出され、記録
再生装置10はこの操作信号に応じて動作される。
【0025】また、例えば記録されるオーディオ情報に
対応する曲名、アーティスト名等の入力を容易にするた
めに、上記したようにキーボード90やリモートコマン
ダー91を利用することができるが、USB(universal
serial bus)端子ta6にキーボード90を接続するこ
とで、キーボード90による入力が可能となる。即ちキ
ーボード90からの入力信号(操作信号)はUSB端子
ta6を介してUSBドライバに供給されることで、記
録再生装置10の内部に取り込むことができる。なお、
図3における各種の端子ta1〜ta7は、それぞれ図
2に示した端子taのうちの1つに相当する。
【0026】またリモートコマンダー91からの赤外線
による操作信号(及びキーボード90が赤外線出力を行
う場合の操作信号)は、その赤外線操作信号は受光部2
1で光電変換され、赤外線インターフェースドライバ2
2に供給されることで、記録再生装置10の内部に取り
込むことができるようにされている。
【0027】なお、赤外線インターフェースドライバ2
2、或いはUSBドライバ23を介してデータ転送出力
を行うように構成してもよい。
【0028】この記録再生装置10には通常のパーソナ
ルコンピュータの構成であるRAM13、ROM12、
フラッシュメモリ14が設けられており、CPU11に
より記録再生装置10の全体の動作制御が行われる。ま
た各ブロック間でのファイルデータや制御データの授受
はバスB1を介して行われる。
【0029】ROM12には、パネル操作部20が操作
されることにより入力される入力信号(もしくはキーボ
ード90やリモートコマンダー91からの入力信号)に
応じて記録再生装置10の動作を制御するプログラム等
が記憶されている。またRAM13、フラッシュメモリ
14にはプログラムを実行する上でのデータ領域、タス
ク領域が一時的に確保される。または、ROM12には
プログラムローダーが記憶されており、そのプログラム
ローダーによりフラッシュメモリ14にプログラム自体
がロードされることも可能である。
【0030】CD−ROMドライブ17にはCD方式の
光ディスク(オーディオCD、CD−ROM、CDテキ
スト等)が、上記CD挿入部17から装着されると共
に、1倍速或いはより高速、例えば16倍速、32倍速
で光学ピックアップにより光ディスクに記憶される情報
が読み出される。またMDドライブ17にはMD方式の
光ディスク又は光磁気ディスク(オーディオMD、MD
データ等)が上記MD挿入部18から装着されると共
に、光学ピックアップによりディスクに記憶される情報
が読み出される。もしくは装填されたディスクに対して
情報の記録を行うことができる。なお、本例ではCD−
ROMドライブ17、MDドライブ18を設けた例をあ
げているが、このいづれか一方のみを設けたり、もしく
は情報が記憶されているメディアとして他のメディア
(例えばMOディスクと呼ばれる光磁気ディスクや他の
方式の光ディスク、磁気ディスク、メモリカード等)に
対応するドライブが設けられてもかまわない。
【0031】この記録再生装置10の内部の大容量の格
納手段としては、ハードディスクに対して情報の記録再
生を行うハードディスクドライブ(hard disk drive :
以下HDDという)15が設けられている。例えばCD
−ROMドライブ17やMDドライブ18から読み出さ
れるオーディオ情報などを、HDD15においてファイ
ル単位(例えば1曲が1ファイル)で格納できる。
【0032】また、オーディオデータに関してATRA
C2方式(Adaptive Transform Acoustic Coding 2)の
圧縮エンコードを行うエンコーダ28、及びオーディオ
データに関してATRAC2方式の圧縮に対するデコー
ドを行うデコード29が設けられる。エンコーダ28、
デコーダ29はCPU11の制御に応じて、供給された
オーディオデータに関するエンコード、デコードを行
う。また処理対象となっているオーディオデータを一時
的に格納するためのバッファメモリ16が設けられる。
バッファメモリ16はCPU11の制御によりデータの
書込/読出が行われる。
【0033】例えばCD−ROMドライブ17でディス
クから読み出されたオーディオデータをHDD15に格
納する場合、HDD15にオーディオデータを記憶する
前処理として、バッファメモリ16にディスクから読み
出されたオーディオデータが一時記憶されると共に、そ
のオーディオデータがエンコーダ28に供給されてAT
RAC2方式のエンコードが行われる。さらにエンコー
ダ28でエンコードされたデータがバッファメモリ16
に再び一時記憶され、最終的にHDD15にエンコード
されたオーディオ情報が蓄積されることになる。
【0034】なお本例では、エンコーダ28によりAT
RAC2方式でエンコードされたオーティオデータがH
DD15に蓄積されるようにしているが、例えばCD−
ROMドライブ17から読み出されるデータがそのまま
HDD15に蓄積されるようにしてもかまわない。
【0035】エンコーダ28では、CD−ROMドライ
ブ17に装着されるメディアから読み出されたデータが
エンコードされるだけではなく、マイクロホンが接続さ
れたマイク端子ta3からアンプ32を介して入力され
るオーディオ信号、或いは他のCDプレーヤ等の機器が
接続されたライン入力端子ta2から入力されるオーデ
ィオ信号が、A/D変換器31を介して入力されるよう
に構成されており、これらの入力されたオーディオデー
タもエンコーダ28によりエンコードすることができ
る。更に、光デジタル端子ta4に接続された外部機器
(例えばCDプレーヤ等)から入力されたデータがIE
C958(International Electrotechnical Commission
958) エンコーダ30を介してエンコーダ28に入力さ
れるように構成され、このように光デジタル方式で入力
されたデータもエンコーダ28によりエンコードでき
る。
【0036】そして、これらのように外部機器から入力
されたデータをエンコーダ28でエンコードした後に、
そのエンコードされたデータをHDD15にファイル単
位で格納できるようにされている。
【0037】なおエンコーダ28のエンコードアルゴリ
ズムとしてはATRAC2(商標)を用いたが、情報圧
縮されるエンコードアルゴリズムであればよく、ATR
AC(商標)、MPEG(moving picture coding exper
ts group) 、PASC(precision adaptive sub-band c
oding)、TwinVQ(商標)、RealAudio
(商標)、LiquidAudio(商標)等であって
もかまわない。
【0038】また記録再生装置10には、通信回線3と
して、通信端子ta5に接続される外部ネットワークで
あるインターネット、TELネットワーク、ケーブルT
V、ワイヤレスネットワーク等に接続可能なインターフ
ェースであるモデム19が備えられている。そしてモデ
ム19を介して遠隔地のサーバにリクエスト信号、或い
はCD−ROMドライブ17に装着されるメディア情
報、ユーザID、ユーザ情報、ユーザ課金情報等が送出
される。
【0039】外部ネットワークのサーバ(通信回線3で
通信可能なサーバ)側ではユーザIDによる照合処理、
課金処理、ディスク情報からの音楽付加情報、例えば曲
のタイトル、アーティスト名、作曲家、作詞家、歌詞、
ジャケットイメージ等の検索が行われ、ユーザがリクエ
ストした所定の情報を記録再生装置10側へ返信するよ
うに制御される。ここで、音楽に対する付加的な関連情
報を返信する例を示したが、ユーザがリクエストする曲
情報が直接外部ネットワークからダウンロードされるよ
うに構成してもよい。また、メディア情報に対応して曲
情報が返信されるように構成して所定のメディアのボー
ナストラックが配信により取得されるように構成しても
良い。
【0040】HDD15に蓄積されたオーディオ情報
は、バッファメモリ15の容量等の事情に応じてHDD
15から読み出されてバッファメモリ15に格納されて
いき、バッファメモリ15から連続的に所定レート(再
生音声として適切なレート)でデコーダ29に供給され
る。そしてデコーダ29によりデコードされ、D/A変
換器33、アンプ34を介してスピーカ35により再生
音声として出力することができる。もしくはヘッドホン
端子ta1にヘッドホンを接続することで、ヘッドホン
より再生出力させることができる。ここではデコーダ2
9はATRAC2方式のデコードを行うものとしている
が、エンコーダ28のエンコードアルゴリズムに対応す
るデコードアルゴリズムであればよい。また、ここでエ
ンコード及びデコードはハードウェアを持たず、CPU
11によるソフトウェア処理であってもよい。
【0041】又、CD−ROMドライブ17に装填され
ているCDについても同様に再生させることができる。
即ちCDに各トラックとして収録されている各楽曲デー
タは、CD−ROMドライブ17において、バッファメ
モリ15の容量に応じてCDから読み出されてバッファ
メモリ15に格納されていき、バッファメモリ15から
連続的に所定レートでデコーダ29に供給される。ただ
しCDでは記録されるデータは非圧縮であるため、CD
再生時にはデコーダ29はスルー状態とされて、再生デ
ータはD/A変換器33に供給される。そしD/A変換
器33でアナログ音声信号とされた後、アンプ34を介
してスピーカ35により再生音声として出力することが
できる。もしくはヘッドホン端子ta1にヘッドホンを
接続することで、ヘッドホンより再生出力させることが
できる。
【0042】同様にMDドライブ18に装填されている
MDについても再生出力することができる。即ちMDド
ライブ18でMDから読み出されたデータは、バッファ
メモリ16を介してデコーダ29に供給されて圧縮処理
に対するデコードが行われる。そして、D/A変換器3
3、アンプ34を介してスピーカ35により再生音声と
して出力される。もしくはヘッドホン端子ta1にヘッ
ドホンを接続することで、ヘッドホンより再生出力させ
ることができる。
【0043】ところでHDD15に蓄積されるオーディ
オデータ等のファイルをユーザが管理、制御するための
インターフェースとして、図2にも示したように表示部
24が設けられているが、表示部24は表示ドライバ2
5によって表示駆動される。表示部24ではCPU11
の制御に基づいて所要の文字、記号、アイコン等が表示
される。また表示部24にはオーディオファイル(な
お、楽曲等のオーディオデータが記録されたファイルを
説明上オーディオファイルという)などに対応するフォ
ルダ、或いはジャケットイメージが表示され、マウス、
ペン、ユーザの指で触れる等の、パネル操作部20に該
当することになるポインティングデバイスによる操作が
可能とされる。例えば表示上でユーザーが指示したオー
ディオファイルが再生されるような動作が可能となる。
【0044】また表示部24での表示を用いて、選択さ
れたオーディオファイルの消去や、外部機器(例えば携
帯装置50)への複写、移動等も制御可能である。或い
は、表示部24は、CD−ROMドライブ17に装着さ
れるメディアのTOC(table of contents) 情報を基に
インターネット上のWWW(world wide web)サイトから
検索された関連情報としてのhtml(hyper text mark
up laguage) 文書がグラフィック表示されるように構成
され、更に通常のインターネットブラウザとしても使用
可能となっている。
【0045】また記録再生装置10では、IEEE13
94インターフェース37、IEEE1394ドライバ
36を介して、端子ta7に接続された各種機器やシス
テム、例えば衛星放送用のIRD、MDプレーヤ、DV
Dプレーヤ、DVプレーヤ等からオーディオ情報が取り
込まれるように構成されている。更なる付加機能として
PCMCIA(Personal Computer Memory Card Interna
tional Association) スロット39がPCMCIAドラ
イバ38を介して設けられ、PCMCIAカードが装着
可能となっており、外部記憶装置、その他のメディアド
ライブ、モデム、ターミナルアダプタ、キャプチャボー
ド等様々な周辺機器の拡張が容易である。
【0046】さらに図2で説明したように記録再生装置
10には携帯装置50と接続する際のコネクタ27が設
けられている。コネクタ27と、携帯装置50側のコネ
クタ60とが接続されることにより、CPU11はイン
ターフェースドライバ26を介して携帯装置50側と各
種のデータ通信が可能となる。例えばHDD15に蓄積
されているオーディオファイルを転送することができ
る。
【0047】4.記録再生装置のファイル格納形態 図4には、記録再生装置10内のHDD15におけるフ
ァイルの格納形態の例を示している。例えばユーザーは
自分の所有しているCDをCD−ROMドライブ17に
装填し、収録されている各楽曲をそれぞれファイルとし
てHDD15に記録(即ち複写)させることになる。例
えばそのCDなどのメディア単位で格納が行われていく
とすると、ダビングしたCDなどのメディア単位で管理
ファイルが形成され、各楽曲等は、それぞれ1つのオー
ディオファイルとして格納される。
【0048】図4には、n枚のCDがHDD15にダビ
ングされた状態を示しており、各CDに対応して管理フ
ァイルAL(AL1〜AL(n))が形成される。そし
て各CDに収録されている楽曲は、それぞれ管理ファイ
ルALに対応された状態でオーディオファイルとして格
納される。図4では、1行分で示す各ファイルが1つの
CDからダビングされたファイルとして示しており、例
えば或るCDからのダビングデータ(各楽曲)は、管理
ファイルAL1に対応して、オーディオファイルAL1
−M1、AL1−M2、AL1−M3・・・として格納
される。また、他のCDからのダビングデータ(各楽
曲)は、管理ファイルAL2に対応して、オーディオフ
ァイルAL2−M1、AL2−M2、AL2−M3・・
・として格納される。即ちこれらが実際の音楽等のデー
タである。このように、1つのCDからのダビングが行
われた際には、1つの管理ファイルとともに、ダビング
した曲数分のオーディオファイルが形成される。
【0049】またあるCD等のダビングに際して、ユー
ザーがデータを入力したり、或いは情報センタ1からそ
のCDに関する関連情報を有料又は無料で受け取ること
ができるが、それらの情報が関連情報ファイルとして格
納される。例えば管理ファイルAL1に対応して関連情
報ファイルAL1adが形成される。関連情報ファイル
AL(*)adとして格納されるデータとは、上述した
ように、曲名、アーティスト名、歌詞などのテキストデ
ータ、楽曲イメージやアーティストの画像などの画像デ
ータ、アーティストのインターネットホームページのア
ドレス(URL)、著作権に関する情報、関係者名(作
詞者、作曲者、制作者等)・・・・などの情報となる。
【0050】管理ファイルは、対応する1又は複数の各
オーディオファイルや関連情報ファイルに関する各種の
管理情報を有するものとなり、各オーディオファイルや
関連情報ファイルの再生、移動、複写、編集などの際に
用いられるものとなる。例えば管理ファイルAL1は、
或るCD等のメディアからダビング格納されたファイル
群に関して、その全体の管理情報や、各オーディオファ
イルAL1−M1、AL1−M2、AL1−M3・・・
に関する管理情報、さらには関連情報ファイルAL1a
dに関する管理情報が記録される。
【0051】図5は、管理ファイルに記録される管理情
報のデータ例を示している。例えばCD等のメディアか
らダビング格納されたファイル群の全体の管理情報とな
るアルバム情報として、ファイル種別やファイル数、ア
ルバムタイトル、データサイズ、ダビングが行われた日
時情報、関係者名(アルバム制作者や作詞作曲者、演奏
者など)、著作権情報、アルバムID、その他各種の管
理情報が記録される。アルバムIDとはCDなどのメデ
ィアとしてのアルバム単位で固有に付されている識別コ
ードである。
【0052】また管理ファイルには、対応する各オーデ
ィオファイルに個別に対応する管理情報としてファイル
情報(#1)〜ファイル情報(#m)が記録され、この
ファイル情報としては、対応するファイルのファイル種
別、対応するファイルのHDD15上での記録位置を示
すアドレスポインタ、ファイルのデータサイズ、タイト
ル(曲名など)、ダビングが行われた日時情報、関係者
名(作詞作曲者、演奏者など)、著作権情報、その他各
種の管理情報が記録される。
【0053】さらに管理ファイルには、対応する関連情
報ファイルを管理する管理情報として関連ファイル情報
が記録され、この関連ファイル情報としては、対応する
関連情報ファイルのファイル種別やファイル数、対応す
る関連情報ファイルのHDD15上での記録位置を示す
アドレスポインタ、関連情報ファイルのデータサイズ、
記録が行われた日時情報、関係者名、著作権情報、オー
ディオファイルとしての通しナンバ、その他各種の管理
情報が記録される。通しナンバとは、HDD15内のオ
ーディオファイルについて通して付されているナンバと
する。
【0054】管理ファイルに、例えばこのような管理情
報が記録されることで、記録再生装置10は特定の楽曲
の再生、移動、複写、編集等の各種処理が可能になり、
また曲の再生等の動作に合わせて、関連情報としての画
像やテキストを出力することも可能となる。
【0055】なお、図5にあげた管理情報の内容は、あ
くまでも一例であり、また図4のファイル格納形態も一
例である。実際には、格納される実データとなるオーデ
ィオファイルの各種処理に好適なファイル格納形態や管
理形態がとられればよい。また、本例では実施の形態の
ファイルとして、楽曲等のオーディオファイルを例にあ
げて説明して行くが、動画データ、静止画データ、テキ
ストデータ、ゲームソフトとしてのプログラム等を実フ
ァイルとして(つまり関連情報ファイルとしてではなく
独立のファイルとして)格納することも当然考えられ
る。
【0056】5.通常再生動作 以上の説明からわかるように、記録再生装置10は、再
生装置としてみればHDD15、CD−ROMドライブ
17、MDドライブ18を有することで、3種類の異な
るメディア、つまりハードディスク、CD、MDに対応
する再生装置となっている。そしてこれら3種類のメデ
ィアに記録された音楽等の情報(CD、MDにおけるト
ラックや、HDD15における上記オーディオファイ
ル)については、ユーザーに任意に再生を指示すること
ができる。
【0057】なお、説明の簡略化のため、以下、MDド
ライブ18を除いて、CDとHDD15からの再生動作
について各種の動作態様を説明していく。
【0058】まず仮に、CD−ROMドライブ17に装
填されているCDが、いわゆる音楽CDであるとし、そ
のCDには図6(a)に示すようにトラックTK#1〜
TK#10として10トラック(10曲)が収録されて
いるとする。なお、CD−ROMドライブ17にCDが
装填されると、CPU11はまずそのCDのTOCデー
タを読み込む動作を行うことになり、これによってCD
の種別や図6(a)のような収録トラックを把握するこ
とになる。
【0059】またHDD15には、上記図4のように多
数のオーディオファイルが格納されるが、そのオーディ
オファイルとして、図6(b)のようにAL1−M1〜
AL1−M5、AL2−M1〜AL2−M12、AL3
−M1〜AL3−M3として20個のファイル(20
曲)が記録されているとする。この20個のオーディオ
ファイルについては、HDD15内のファイルとしての
通しナンバ1〜20が付されている。なお、この通しナ
ンバは、一例としては、図5で説明したように各オーデ
ィオファイルを管理する管理ファイル内において記録さ
れるものとしているが、実際には管理ファイル等におい
て管理情報としては保持しないものとしてもよく、あく
まで全オーディオファイルが図4のアルバム単位を超え
ても管理できる状態となっていれば、通しナンバは不要
である。
【0060】この図6(a)(b)のように装填されて
いるCDに10トラックが収録され、HDD15に20
個のオーディオファイルが格納されているとき、即ち記
録再生装置10で、10トラックと20オーディオファ
イルについて再生可能な状態にある場合を例にあげて、
以下、各種再生動作を述べていく。
【0061】まず、通常再生動作を図7、図8で説明す
る。通常再生動作とは、例えばユーザーがCD再生を指
示する操作を行うことに従って、CDに収録されている
各トラックをトラックナンバ通りの順番に再生していく
動作や、あるいはHDD15に収録されたオーディオフ
ァイルの中で、ユーザーに指定されたアルバムに含まれ
るオーディオファイルを、そのファイルナンバ順に(も
しくはHDD15全体としてオーディオファイルを通し
ナンバ順に)再生していく動作である。
【0062】図7はCDの通常再生時のCPU11の処
理を示している。ユーザーにより通常のCD再生の操作
が行われると、CPU11は処理をステップF101か
らF102に進め、RAM13に再生リスト領域を確保
する。そしてステップF103で、その再生リスト領域
に、CDのTOCデータを参照してCDに収録されてい
るトラック(トラックナンバ)を読み込んでいき、図8
のような再生リストを生成する。即ち、図6(a)のよ
うに10トラックが収録されている場合、図8のように
再生リスト上に、リストナンバL1〜L10としてトラ
ックTK#1〜TK#10が対応づけられる。またこの
再生リストの生成時には、各リストナンバとして対応さ
れる曲(トラック又はオーディオファイル)が、どの記
録媒体に収録されるものであるかを識別するメディアコ
ードが付加される。この場合は、トラックTK#1〜T
K#10はCD収録トラックであるため、メディアコー
ドはリストナンバL1〜L10について全て「CD」を
示すコードとなる。
【0063】続いてステップF104で、CPU11は
デコーダ29をスルーモードに設定する。つまり上述し
たようにCDには非圧縮データが記録されているため、
再生出力時に圧縮デコードを行う必要がないためであ
る。次にステップF105で、図8のように作成した再
生リストにおいて、最終のリストナンバを変数Zに代入
する。この例の場合はZ=10となる。そしてステップ
F106で、再生するトラックナンバを管理する変数n
をn=1とし、ステップF107から再生を開始する。
【0064】まず最初に変数n=1であるため、ステッ
プF107でリストナンバL1の再生が開始される。具
体的にはCPU11は再生リストを確認してリストナン
バL1であるトラックTK#1の再生をCD−ROMド
ライブ17に実行させる制御を行うことになる。
【0065】再生が開始されたら、ステップF108で
ユーザーによる停止操作を監視するとともに、ステップ
F109でリストナンバL(n)の曲の再生終了、つま
り現在再生している曲の再生終了を監視する。現在再生
中の曲の再生が終了したら、ステップF110を介して
ステップF111に進み、変数nをインクリメントして
ステップF107に戻る。従ってトラックTK#1の再
生終了時には、変数n=2とされることで、リストナン
バL2であるトラックTK#2の再生が開始されるよう
に制御が行われる。即ち、ステップF107〜F111
のループ処理により、再生リスト順にCDのトラックが
再生されていくことになり、特にこの通常再生の場合
は、再生リストのリストナンバは、トラックナンバ順に
付されているため、トラックナンバ順の再生が行われて
いくことになる。
【0066】最後のトラックTK#10の再生が終了し
た時点では、ステップF110で変数n=Zとなるた
め、ステップF112に進み、再生停止処理が行われ
る。また再生中であっても、ユーザーが停止操作を行っ
た場合はステップF108からF112に進み、再生停
止処理が行われる。そしてCDからの再生動作が停止さ
れたら、ステップF113でRAM13の再生リストの
領域が開放される。つまり図8のような再生リストは消
去され、処理を終えることになる。
【0067】この処理例はCDの通常再生について示し
たが、HDD15に格納されたオーディオファイルに対
する通常再生も、ほぼ同様の処理となる。その場合はス
テップF103としての再生リスト生成処理において、
選択されたアルバムのオーディオファイルが、そのファ
イルナンバ順にリストナンバが振られて割り当てられ、
またメディアコードは「HD(ハードディスク)」を示
すものとされる。またその場合はステップF104に相
当する処理としてデコーダ29はデコードモード(圧縮
デコードを実行するモード)とされる。そして再生リス
トに従って、各オーディオファイルが再生されていくこ
とになる。
【0068】6.異種メディア交互再生動作 続いて、CDとHDD15という2種類のメディアにま
たがった特殊再生動作について説明していくが、まずこ
こでは、2つのメディアから交互に曲を再生させていく
動作を説明する。
【0069】図9はHDD15内の全曲(全オーディオ
ファイル)とCDに収録された全曲(全トラック)を、
交互に再生していく動作(以下、HD/CD交互再生と
いう)のためのCPU11の処理を示している。ユーザ
ーによりHD/CD交互再生を指示する操作が行われる
と、CPU11は処理をステップF201からF202
に進め、RAM13に再生リスト領域を確保する。そし
てステップF203で、その再生リスト領域に、HDD
15の管理情報(管理ファイル等)や、CDのTOCデ
ータを参照して、HDD15及びCDに収録されている
オーディオファイル及びトラックナンバを読み込んでい
き、図11のような再生リストを生成する。即ち、図6
のようにCDに10トラックが収録され、HDD15に
20個のオーディオファイルが格納されている場合、図
11のように再生リスト上に、リストナンバL1〜L3
0として、オーディオファイル(AL1−M1〜AL3
−M3)とトラック(TK#1〜TK#10)が交互に
対応づけられていく。またこの再生リストの生成時に
は、各リストナンバとして対応される曲(トラック又は
オーディオファイル)が、どの記録媒体に収録されるも
のであるかを識別するメディアコードが付加される。
【0070】このステップF203の再生リスト生成処
理は図10に詳しく示される。まずステップF251と
して、リストナンバを示す変数n、オーディオファイル
のナンバ(上述した通しナンバ)を示す変数p、トラッ
クナンバを示す変数Qを、それぞれ「1」にセットす
る。又、ステップF252、F253で、HDD15内
のオーディオファイルとしての最後のナンバ(通しナン
バ)の値を変数PZにセットし、またCDに収録された
最後のトラックナンバを変数QZにセットする。
【0071】続いてステップF254で(P>PZ)の
判断を行い、P>PZでなければステップF255で、
再生リストのリストナンバL(n)として、HDD15
内の通しナンバが第(P)とされているオーディオファ
イルを読み込む。最初はP=1、n=1であるため、図
6(b)に示したように通しナンバ「1」のオーディオ
ファイルAL1−M1が、図11のようにリストナンバ
L1に対応されてセットされる。このとき、メディアコ
ードはHDD15を示すコード「HD」となる。
【0072】続いてステップF256,F257で変数
P、変数nをインクリメントしてステップF258に進
み、(Q>QZ)の判断を行う。そしてQ>QZでなけ
ればステップF259で、再生リストのリストナンバL
(n)として、CD内のトラックナンバが第(Q)とさ
れているトラックを読み込む。このときQ=1、n=2
であるため、トラックTL#1が、図11のようにリス
トナンバL2に対応されてセットされる。メディアコー
ドはCD−ROMドライブ17に装填されているCDを
示すコード「CD」となる。続いてステップF260,
F261で変数Q、変数nをインクリメントしてステッ
プF254に戻り、P>PZでなければステップF25
5に進む。このときP=2、n=3であるため、通しナ
ンバ「2」のオーディオファイルAL1−M2が、リス
トナンバL3に対応されてセットされる。メディアコー
ドはHDD15を示すコード「HD」となる。
【0073】さらにステップF256,F257で変数
P、変数nのインクリメントが行われてステップF25
8に進み、Q>QZでなければステップF259で、再
生リストのリストナンバL(n)として、CD内のトラ
ックナンバが第(Q)のトラックを読み込む。このとき
Q=2、n=4であるため、トラックTL#2が、リス
トナンバL4に対応されて、メディアコード「CD」と
ともにセットされる。以降同様に処理が繰り返され、H
DD15とCDに収録されている曲が交互に再生リスト
上に割り当てられていく。なお、図6の例の場合はHD
D15の方が曲数が多いため、CD側のトラックが全て
割り当てられたリストナンバ以降は、残りのHDD15
側のオーディオファイルが順次割り当てられていく。即
ち処理としては、ステップF258→F263→F25
5と進むことになる。(逆に、CD側の方が曲数が多か
った場合は、HDD側の全オーディオファイルの再生リ
ストへの割当が終わった時点からは、ステップF254
→F262→F259と進むことになる。)
【0074】図6の例のようにHDD15側の方が曲数
が多かった場合は、ステップF258→F263と進ん
だ時点で、P>PZと判断された時点で、全曲の割当が
完了したことになる。逆にCD側の方が曲数が多かった
場合(もしくは同数の場合)は、ステップF254→F
262と進んだ時点で、Q>QZと判断された時点で、
全曲の割当が完了したことになる。これらの時点で、図
11のような再生リストが完成していることになり、図
9のステップF203としての処理が完了する。
【0075】続いてステップF204で、図11のよう
に作成した再生リストにおいて、最終のリストナンバを
変数Zに代入する。この例の場合はZ=30となる。そ
してステップF205で、リストナンバに対応する変数
nをn=1に戻し、ステップF206からリストナンバ
L(n)の再生のための処理を開始する。
【0076】まず変数n=1であるため、ステップF2
06でリストナンバL1の処理が開始される。まずCP
U11は再生リストのメディアコードを確認してリスト
ナンバL1がCDのトラックであるか否かを確認する。
図11の例ではリストナンバL1はHDD15収録のオ
ーディオファイルであるためステップF208に進み、
CPU11はデコーダ29をデコードモードに設定す
る。つまり上述したようにHDD15のオーディオファ
イルは圧縮データ形態でデータが記録されているため、
再生出力時に圧縮デコードを行う必要があるためであ
る。そしてステップF209に進んで、リストナンバL
1の再生が開始される。つまりこの場合、CPU11は
リストナンバL1であるオーディオファイルAL1−M
1の再生をHDD15に実行させる制御を行うことにな
る。
【0077】再生が開始されたら、ステップF210で
ユーザーによる停止操作を監視するとともに、ステップ
F211でリストナンバL(n)の曲の再生終了、つま
り現在再生している曲の再生出力の終了を監視する。現
在再生中の曲の再生が終了したら、ステップF212を
介してステップF213に進み、変数nをインクリメン
トしてステップF206に戻る。
【0078】この時点で変数n=2であるため、ステッ
プF206でリストナンバL2のメディアコードを確認
して、リストナンバL2がCDのトラックであるか否か
を確認する。図11の例ではリストナンバL2はCD収
録のトラックであるためステップF207に進み、CP
U11はデコーダ29をスルーモードに設定する。CD
には非圧縮データが記録され、再生出力時に圧縮デコー
ドを行う必要がないためである。そしてステップF20
9に進んで、リストナンバL2の再生が開始される。つ
まりこの場合、CPU11はリストナンバL2であるト
ラックTK#1の再生をCD−ROMドライブ171に
実行させる制御を行うことになる。
【0079】以上のような処理が、ステップF206〜
F213のループにより繰り返されていくことになる
が、この場合は、再生リストのリストナンバについてH
DD収録曲とCD収録曲が交互に割り当てられているた
め、HDD15の収録曲とCD収録曲が交互に再生され
ていくという特殊な再生動作が実現されることになる。
【0080】最後のリストナンバについての再生が終了
した時点では、ステップF212で変数n=Zとなって
いるため、ステップF214に進み、再生停止処理が行
われる。また再生中であっても、ユーザーが停止操作を
行った場合はステップF210からF214に進み、再
生停止処理が行われる。そして再生動作が停止された
ら、ステップF214でRAM13の再生リストの領域
が開放される。つまり図11のような再生リストは消去
され、処理を終えることになる。
【0081】以上の処理で複数の異種メディアの収録曲
が交互に再生されていくという特殊再生処理が実行され
る。またCPU11は、再生動作中は単に再生リストに
従って指示を行えばよいものであるため、再生動作中の
処理負担は重いものとはならない。つまり図10のよう
な再生リスト生成処理で再生リストを生成しまえば、あ
とは(つまり再生実行中は)、逐次再生曲を選択してい
くような処理は不要である。そして異種メディアの事情
(データ記録方式など)により、例えば上記デコーダ2
9に対する指示などを行っていかなければならないが、
再生リストにメディアコードが付加されていることで、
その処理も、単にメディアコードを確認して指示を出す
という簡易なものとなる。
【0082】なお、この例では2つのメディアからの再
生を例にあげたが、例えばHDD15、CD−ROMド
ライブ17に装填されたCD、MDドライブ18に装填
されたMDというような、3種のメディアから曲を順番
に再生していくような動作も可能である。即ち、再生リ
ストの生成時に、各リストナンバに各メディアの収録曲
を順次割り当てていくのみで、その様な交互再生動作が
実現できる。
【0083】ところで、或る曲の再生音声出力が終わっ
て次の曲の再生音声出力が開始される前までの期間(い
わゆる曲間)は、短すぎず、かつ長すぎないような時間
が保たれることが好ましい。例えば曲間は2〜3秒程度
とされるユーザーにとって快適な再生動作を感じさせる
ことになる。この交互再生動作の場合、1曲毎に再生対
象のメディアが変わるため、快適な曲間を得るための処
置が必要となる。具体的には、HDD15からの再生時
にはCD−ROMドライブ17は停止状態としておくこ
とが通常考えられるが、HDD15からの或る曲の再生
音声の出力が終了した時点で、CD−ROMドライブ1
7の立ち上げ処理(スピンドルモータ起動、サーボ系の
整定、再生すべきトラックへのアクセス等)を行ってい
ると、曲間が長くなりすぎることになる。そこで、HD
D15からの曲の再生音声の出力が終了する時点より多
様前の時点で、CD−ROMドライブの立ち上げを実行
させ、例えば一時停止状態で待機させるような処理を行
っておくことが好適である。もちろんCDからのデータ
読出及びバッファメモリ16へのバッファリングまでを
行っておくようにしてもよい。またHDD15側で読出
開始までのファイルアクセスに時間がかかるような場合
についても、同様にCDからの再生音声出力が終了する
前の時点でファイルアクセスやバッファリングを行って
おき、適切な曲間時間が得られるように制御されること
が好ましい。
【0084】7.メディアミックスシャッフル再生動作 続いて、CDとHDD15という2種類のメディアにま
たがった特殊再生動作として、2つのメディアを対象と
してランダムに曲を再生させていくシャッフル再生動作
(メディアミックスシャッフル再生)を説明する。
【0085】図12はHDD15内の全曲(全オーディ
オファイル)とCDに収録された全曲(全トラック)を
対象として、メディアミックスシャッフル再生を行うた
めのCPU11の処理を示している。ユーザーによりメ
ディアミックスシャッフル再生を指示する操作が行われ
ると、CPU11は処理をステップF301からF30
2に進め、RAM13に再生リスト領域を確保する。そ
してステップF303で、その再生リスト領域に、HD
D15の管理情報を参照して、HDD15に収録されて
いるオーディオファイルをリストナンバに割り当ててい
く。さらにステップF304で、再生リスト領域に、C
DのTOCデータを参照してCDに収録されているトラ
ックナンバをリストナンバに割り当てていく。これによ
り、図13のような再生リストを生成する。
【0086】即ち、再生リスト上に、リストナンバL1
〜L20として、HDD15内の20個のオーディオフ
ァイル(AL1−M1〜AL3−M3)が割り当てら
れ、またリストナンバL21〜L30としてCDのトラ
ック(TK#1〜TK#10)が割り当てられた状態と
なる。この場合、リストナンバL1〜L20のメディア
コードは「HD」、リストナンバL21〜L30のメデ
ィアコードは「CD」となる。又、シャッフル再生動作
として、各曲は1回のみ再生されるものとすると、或る
曲を重複して選択しないようにするために再生済フラグ
が用意され、初期状態では図示するように全ての曲は未
再生を示す「0」とされる。
【0087】続いてステップF305で、再生する曲を
選択するシャッフリングが行われる。即ちCPU11
は、再生済フラグが「0」となっているリストナンバの
中からランダムに或るリストナンバを選択する。例えば
乱数発生処理により、或るリストナンバを得る。そして
選択したリストナンバを変数nに代入する。
【0088】そしてステップF306で選択されたリス
トナンバL(n)の処理が開始される。まずCPU11
はリストナンバL(n)について、再生リストのメディ
アコードを確認して、そのリストナンバL(n)として
割り当てられているのがCDのトラックであるか否かを
確認する。もしリストナンバL(n)がHDD15収録
のオーディオファイルであったら、ステップF308に
進み、CPU11はデコーダ29をデコードモードに設
定する。逆にリストナンバL(n)がCD収録のトラッ
クであったら、ステップF307に進み、デコーダ29
をスルーモードに設定する。
【0089】そしてステップF309に進んで、リスト
ナンバL(n)の再生を開始させる。つまりこの場合、
CPU11はリストナンバL(n)がHDD15収録の
オーディオファイルであったら、そのオーディオファイ
ルの再生をHDD15に実行させる制御を行ない、一
方、リストナンバL(n)がCD収録のトラックであっ
たら、そのトラックの再生をCD−ROMドライブ17
に実行させる制御を行う。又このとき再生リスト上で、
その再生を実行するリストナンバについての再生済フラ
グをオン、つまり「1」とする処理を行う。
【0090】再生が開始されたら、ステップF310で
ユーザーによる停止操作を監視するとともに、ステップ
F311でリストナンバL(n)の曲の再生終了を監視
する。現在再生中の曲の再生が終了したら、ステップF
312を介してステップF305に戻り、再生する曲を
決めるためのシャッフリングを行う。このとき、再生済
フラグがオンとされているリストナンバは除外すること
になる。
【0091】以上のような処理が、ステップF305〜
F312のループにより繰り返されていくことになり、
つまり再生リストにリストアップされたHDD収録曲と
CD収録曲を対象として、ランダムに曲が選択されて再
生されていくというメディアミックスシャッフル再生動
作が実現されることになる。
【0092】全ての曲の再生が終了された時点では、再
生リスト上で全てのリストナンバに対応する再生済フラ
グがオンとなっているため、ステップF312で全曲再
生済と判断され、ステップF313に進み、再生停止処
理が行われる。また再生中であっても、ユーザーが停止
操作を行った場合はステップF310からF313に進
み、再生停止処理が行われる。そして再生動作が停止さ
れたら、ステップF314でRAM13の再生リストの
領域が開放される。つまり図13のような再生リストは
消去され、処理を終えることになる。
【0093】以上の処理で複数の異種メディアの収録曲
が対象とされたシャッフル再生処理が実行される。つま
りCPU11が、複数メディアからの曲がリストアップ
された再生リスト上でのリストナンバのシャッフリング
により曲を選択していくことで、メディアミックスシャ
ッフル再生が実現できる。なお、もちろんHDD15、
CD−ROMドライブ17に装填されたCD、MDドラ
イブ18に装填されたMDというような、3種のメディ
アの収録曲を対象としてメディアミックスシャッフル再
生を行うことも可能である。即ち、再生リストの生成時
に、図13の各曲に加えて、MDに収録されているトラ
ックもリストナンバに割り当てておけばよい。
【0094】ところで、このメディアミックスシャッフ
ル再生の場合も、曲間時間が適正な時間となることが好
ましい。ところがこの場合は、ステップF305でのシ
ャッフリングが済まなければ次の曲の再生を行うドライ
ブが特定できないため、例えば次の曲の選択のためのシ
ャッフリング(ステップF305の処理)は、現在再生
中の曲が終了する前に実行しておき、次の曲の再生のた
めにドライブが変わる場合は、次に再生を指示するドラ
イブに立ち上げを実行させておくようにすることが考え
られる。
【0095】8.メディアミックスプログラム再生動作 続いて、CDとHDD15という2種類のメディアにま
たがった特殊再生動作として、2つのメディアを対象と
してユーザーに曲順を指定させ、その曲順で各曲を再生
させていくプログラム再生動作(メディアミックスプロ
グラム再生)を説明する。
【0096】図14はHDD15内の全曲(全オーディ
オファイル)とCDに収録された全曲(全トラック)を
対象として、メディアミックスプログラム再生を行うた
めのCPU11の処理を示している。ユーザーによりメ
ディアミックスプログラム再生を指示する操作が行われ
ると、CPU11は処理をステップF401からF40
2に進め、RAM13に再生リスト領域を確保する。ま
たこのときプログラムリストとしての領域も確保する。
プログラムリストとは、ユーザーの指定した曲順を保持
するリストである。
【0097】ステップF403で、RAM13の再生リ
スト領域に、HDD15の管理情報を参照して、HDD
15に収録されているオーディオファイルをリストナン
バに割り当てていく。さらにステップF404で、再生
リスト領域に、CDのTOCデータを参照してCDに収
録されているトラックナンバをリストナンバに割り当て
ていく。これにより、図15(a)のような再生リスト
を生成する。
【0098】即ち、再生リスト上に、リストナンバL1
〜L20として、HDD15内の20個のオーディオフ
ァイル(AL1−M1〜AL3−M3)が割り当てら
れ、またリストナンバL21〜L30としてCDのトラ
ック(TK#1〜TK#10)が割り当てられた状態と
なる。この場合、リストナンバL1〜L20のメディア
コードは「HD」、リストナンバL21〜L30のメデ
ィアコードは「CD」となる。
【0099】このように再生リストが生成されたら、続
いてステップF405でユーザーにプログラム入力要求
を行う。つまりユーザーの望む曲順どおりに曲を指定し
ていく操作を求める。ユーザーはこれに応じて、HDD
15またはCDに収録された曲を任意に指定していく。
このための操作としては、例えばCPU11が表示部2
4に各トラックやオーディオファイルを指定するための
曲の一覧表示を実行させ、ユーザーがその中で任意の曲
を任意の順番に指定できるようにする。CPU11はユ
ーザーが或る曲を指定する毎に、ステップF407から
F408に進め、その指定されたトラック又はオーディ
オファイルの、再生リストにおけるリストナンバを、プ
ログラムリストに書き込んでいく。例えばユーザーが8
曲を順次指定したとすると、各曲のリストナンバがプロ
グラムリスト上でプログラムナンバに割り当てられてい
き、例えば図15(b)のようなプログラムリストが生
成される。つまりこのプログラムリストは、リストナン
バでユーザーの指定したプログラム(再生順)を保存す
るリストとなる。
【0100】ユーザーが入力完了としてエンター操作を
行ったら、その時点のプログラムリストが確定され、ス
テップF406からF409に進む。そして変数mZと
してプログラムリストでの最後のプログラムナンバをセ
ットする。図15(b)の例の場合、mZ=8となる。
またステップF410で、プログラムナンバを示す変数
mを「1」にセットする。
【0101】ステップF411では、プログラムナンバ
PG(m)に対応されるリストナンバを変数nとしてセ
ットする。最初はm=1であり、また例えば図15
(b)の例ではプログラムナンバPG1に対応されるリ
ストナンバはL3であるため、変数n=3となる。
【0102】そしてステップF412でCPU11は、
リストナンバL(n)について、再生リストのメディア
コードを確認して、そのリストナンバL(n)として割
り当てられているのがCDのトラックであるか否かを確
認する。もしリストナンバL(n)がHDD15収録の
オーディオファイルであったら、ステップF414に進
み、CPU11はデコーダ29をデコードモードに設定
する。逆にリストナンバL(n)がCD収録のトラック
であったら、ステップF413に進み、デコーダ29を
スルーモードに設定する。
【0103】例えば図15の場合、プログラムナンバP
G1とされたリストナンバL3のメディアコードは「H
D」であるため、デコーダ29はデコードモードとされ
ステップF415に進む。ステップF415では、リス
トナンバL(n)の再生を開始させる。つまりCPU1
1は、リストナンバL(n)がHDD15収録のオーデ
ィオファイルであったら、そのオーディオファイルの再
生をHDD15に実行させる制御を行ない、一方、リス
トナンバL(n)がCD収録のトラックであったら、そ
のトラックの再生をCD−ROMドライブ17に実行さ
せる制御を行う。図15の場合は、HDD15からリス
トナンバL3であるオーディオファイルAL1−M3の
再生が開始されることになる。
【0104】再生が開始されたら、ステップF416で
ユーザーによる停止操作を監視するとともに、ステップ
F417でリストナンバL(n)の曲の再生終了を監視
する。現在再生中の曲の再生が終了したら、ステップF
418を介してステップF419に戻り、変数mをイン
クリメントしてステップF411に戻る。そしてプログ
ラムナンバPG(m)に対応されるリストナンバを変数
nとしてセットする。従って図15の場合は、変数m=
2となった時点でプログラムナンバPG2に対応される
リストナンバL23が選択される。この場合、リストナ
ンバL23はCD収録のトラックTK#3であるため、
ステップF412以降の処理でデコーダ29をスルーモ
ードとさせた後、トラックTK#3の再生をCD−RO
Mドライブ17に実行させる制御を行うことになる。
【0105】以上のステップF411〜F419の処理
が繰り返されていくことで、HDD収録曲とCD収録曲
を対象として、ユーザーの指定した曲順、即ちプログラ
ムリストの曲順で各曲が再生されていくというメディア
ミックスプログラム再生動作が実行されていくことにな
る。
【0106】プログラムリスト上での全ての曲の再生が
終了された時点では、ステップF418の時点で変数m
=mZとなっているため、ステップF420に進み、再
生停止処理が行われる。また再生中であっても、ユーザ
ーが停止操作を行った場合はステップF416からF4
20に進み、再生停止処理が行われる。そして再生動作
が停止されたら、ステップF421でRAM13の再生
リストの領域及びプログラムリストの領域が開放され
る。つまり図15のような再生リスト、プログラムリス
トは消去され、処理を終えることになる。
【0107】以上の処理で複数の異種メディアの収録曲
が対象とされたプログラム再生処理が実現される。つま
りCPU11が、複数メディアからの曲がリストアップ
された再生リストに対して、ユーザーに曲順選択を求め
てプログラムリストを生成していく。そしてプログラム
リストの曲順で再生を進めることで、メディアミックス
プログラム再生が実現できる。なお、もちろんHDD1
5、CD−ROMドライブ17に装填されたCD、MD
ドライブ18に装填されたMDというような、3種のメ
ディアの収録曲を対象としてメディアミックスプログラ
ム再生を行うことも可能である。即ち、再生リストの生
成時に、図15(a)の各曲に加えて、MDに収録され
ているトラックもリストナンバに割り当てておき、ユー
ザーに曲順指定対象として提供(表示)すればよい。
【0108】ところで、このメディアミックスプログラ
ム再生の場合も、上述した交互再生の場合と同様に、曲
間時間を適正な時間とするために、次の曲でドライブが
変わる場合は、現在再生中の曲が終了する前に、次に再
生を指示するドライブに立ち上げを実行させておくよう
にするとよい。
【0109】以上、実施の形態としてのシステム構成や
各種再生動作例を説明してきたが、本発明はこれらの例
に限定されることなく、機器の構成や処理手順、特殊再
生としての例は、交互再生、シャッフル再生、プログラ
ム再生以外にも各種多様に考えられる。特に上記例では
HDD15とCDというメディア間での特殊再生を述べ
たが、これ以外にも、上記記録再生装置10の場合で
は、MDとCDにわたった特殊再生や、HDD15とM
Dにわたった特殊再生、さらには上記したように、HD
D15、CD、MDにわたった特殊再生も可能である。
もちろんCD・MD間での特殊再生は、上記記録再生装
置10のような機器でなくとも、近年普及しているCD
/MD複合機器(一般にCD・MDラジカセと呼ばれて
いる機器など)に適用して実現可能である。
【0110】又、記録再生装置として、固体メモリチッ
プ、メモリカードなどの他の記録媒体をドライブ可能と
するものであれば、そのメモリカードとCDなどにわた
った特殊再生も可能となる。また再生単位データが曲と
してのトラックやオーディオファイルである例を述べた
が、いわゆるビデオクリップや、静止画像(写真画像)
としてのデータを対象として、複数のメディアにまたが
った特殊再生を行うことも可能である。例えば複数のメ
ディアに収録された多数の写真画像を対象としてメディ
アミックスシャッフル再生を行うことで、ランダムな順
序でのスライドショウを楽しむことができたり、或いは
写真画像や図表としての画像などを対象としてメディア
ミックスプログラム再生を行うことで、会議、プレゼン
テーション、講演、講義などの用途にも好適な再生を実
現できる。
【0111】
【発明の効果】以上の説明からわかるように本発明の再
生装置では以下のような効果が得られる。即ち各ドライ
ブ手段で再生可能状態とされている異なる種類の各記録
媒体に記録されている再生単位データ(トラック/ファ
イルなどの1つの再生単位)をリストアップした再生リ
ストを生成し、その再生リストに基づいて再生動作制御
を行う。これにより、再生可能状態にある、種類の異な
る複数の記録媒体に記録された全部の再生単位データ群
を対象として、各再生単位データを再生させていくこと
ができるようになる。つまり、複数種類のメディア毎で
隔てなく、再生可能な全ての再生単位データを対象とし
て多様な再生動作を実行することができるという効果が
あり、これによって多種メディア対応の複合機器を使用
するユーザーの楽しみを広げることができる。
【0112】又、リスト生成手段は、前記再生リスト
に、リストアップされた各再生単位データについて、そ
の再生単位データが記録されている記録媒体を識別する
識別情報を付加するとともに、再生制御手段は、前記再
生リスト上の或る再生単位データを再生させる際に、そ
の再生単位データについての識別情報に基づいて再生動
作指示を行うようにすることで、再生リストに従って各
部に必要な指示を与えることができ、処理負担なく多様
な再生制御を実現できる。
【0113】リスト生成手段は、再生順序に基づいて各
再生単位データをリストアップした再生リストを生成す
るとともに、再生制御手段は、再生リストにおいてリス
トアップされた順序に、各再生単位データを再生させる
制御を行うことで再生リスト生成時に設定された再生順
序で特殊再生が可能となる。例えば異種メディア間で交
互に曲を再生させていくなどが可能となり、また再生制
御手段は単に再生リスト順に再生制御を行えばよいた
め、再生中の処理負担は大きくないという利点がある。
【0114】再生制御手段は、再生リストにリストアッ
プされた再生単位データの中から或る再生単位データを
ランダムに選択して再生させる制御を行うことで、異種
メディアにまたがったシャッフル再生を実現できるとい
う効果がある。また再生制御手段は、再生リストにリス
トアップされた再生単位データのうちで、その全部又は
一部を、指定された順序で再生させる制御を行うこと
で、異種メディアにまたがったプログラム再生を実現で
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の情報配信システムの説明
図である。
【図2】実施の形態の端末装置としての記録再生装置及
び携帯装置の説明図である。
【図3】実施の形態の記録再生装置のブロック図であ
る。
【図4】実施の形態の記録再生装置のハードディスク内
のファイル格納形態の説明図である。
【図5】実施の形態の記録再生装置のハードディスク内
の管理ファイルの内容の説明図である。
【図6】実施の形態の再生可能な曲の例の説明図であ
る。
【図7】実施の形態のCD通常再生時の処理のフローチ
ャートである。
【図8】実施の形態のCD通常再生時の再生リストの説
明図である。
【図9】実施の形態のHD/CD交互再生時の処理のフ
ローチャートである。
【図10】実施の形態のHD/CD交互再生時の再生リ
スト生成処理のフローチャートである。
【図11】実施の形態のHD/CD交互再生時の再生リ
ストの説明図である。
【図12】実施の形態のメディアミックスシャッフル再
生時の処理のフローチャートである。
【図13】実施の形態のメディアミックスシャッフル再
生時の再生リストの説明図である。
【図14】実施の形態のメディアミックスプログラム再
生時の処理のフローチャートである。
【図15】実施の形態のメディアミックスプログラム再
生時の再生リストの説明図である。
【符号の説明】
1 情報センタ、3 通信回線、10 記録再生装置、
11 CPU、12ROM、13 RAM、14 フラ
ッシュメモリ、15 HDD、16 バッファメモリ、
17 CD−ROMドライブ、18 MDドライブ、1
9 モデム、20 パネル操作部、22 赤外線インタ
ーフェースドライバ、23 USBドライバ、24 表
示部、25 表示ドライバ、26 インターフェースド
ライバ、27 コネクタ、28 エンコーダ、29 デ
コーダ、30 IEC958エンコーダ、31 A/D
変換器、32 マイクアンプ、33 D/A変換器、3
4 アンプ、35 スピーカ、36 IEEE1394
ドライバ、37 IEEE1394インターフェース、
38 PCMCIAドライバ、39 PCMCIAスロ
ット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ異なる種類の記録媒体に対応し
    て再生動作を行うことのできる複数のドライブ手段と、 前記各ドライブ手段で再生可能状態とされている各記録
    媒体に記録されている再生単位データをリストアップし
    た再生リストを生成するリスト生成手段と、 前記再生リストに基づいて再生動作制御を行うことで、
    再生可能状態にある種類の異なる複数の記録媒体に記録
    された全部又は一部の再生単位データ群を対象として、
    再生単位データを順次に再生させていくことのできる再
    生制御手段と、 を備えたことを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】 前記リスト生成手段は、前記再生リスト
    に、リストアップされた各再生単位データについて、そ
    の再生単位データが記録されている記録媒体を識別する
    識別情報を付加するとともに、 前記再生制御手段は、前記再生リスト上の或る再生単位
    データを再生させる際に、その再生単位データについて
    の識別情報に基づいて再生動作指示を行うことを特徴と
    する請求項1に記載の再生装置。
  3. 【請求項3】 前記リスト生成手段は、再生順序に基づ
    いて各再生単位データをリストアップした再生リストを
    生成するとともに、 前記再生制御手段は、前記再生リストにおいてリストア
    ップされた順序に、各再生単位データを再生させる制御
    を行うことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  4. 【請求項4】 前記再生制御手段は、前記再生リストに
    リストアップされた再生単位データの中から或る再生単
    位データをランダムに選択して順次再生させる制御を行
    うことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  5. 【請求項5】 前記再生制御手段は、前記再生リストに
    リストアップされた再生単位データのうちで、その全部
    又は一部を、指定された順序で再生させる制御を行うこ
    とを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
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