JP5190011B2 - 無線検針システム - Google Patents

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Description

本発明は、電力量計やガスメータ・水道メータ等の計量値を無線通信により収集して検針を行う無線検針システムに関する。
従来、各家庭に設けられた電気、ガス、水道等の使用量を計量するメータの検針は、検針員が直接目視することにより行われていた。この場合において、検針員は、目視して得た検針値を検針員の持つハンディターミナルに手動で入力する。しかしながら、オートロックマンション等の増加により、検針員がメータ設置箇所に立ち入ること自体が困難になっているため、遠隔からの検針が可能な検針システムが求められている。
そこで、メータに無線端末を取り付け、検針員の持つハンディターミナルと無線通信を行うことで、遠隔地のメータの検針値を取得できる無線検針装置が提案されている。特許文献1には、メータで得られる大量の計量値を短時間で収集可能な無線検針システムが記載されている。この無線検針システムは、ハンディターミナル等の情報端末と、当該情報端末に接続される無線親機と、各メータに接続された無線子機とを備えることにより無線で遠隔からの検針を可能としたものである。さらに、この無線検針システムは、定期的にメータから取得した計量値を子機の計量値蓄積手段に蓄積しておき、親機から検針要求を受け取った場合に当該蓄積した計量値を親機に送信する。したがって、当該無線検針システムは、子機が親機から検針要求を受け取る毎にメータから計量値を取得する必要がないので、大量の計量値を短時間で収集することができる。さらに、当該無線検針システムは、子機が計量値を圧縮して生成したデータを親機に送信するので、通信量を減らすことができ、その結果、計量値の収集に要する時間を短縮できるという利点を有している。
特開2006−277378号公報
ここで、既存の電気、ガス、水道等の使用量を計量するメータは、それぞれ固有のIDを有しており、メータの種類によってIDの桁数が異なる場合が多い。また、同じ電力量計であっても、高圧用の電力量計と低圧用の電力量計とは、メータを特定するためのIDの桁数が異なる。しかしながら、従来の無線検針システムにおいて、各メータに接続される無線子機は、通常、所定の桁数のIDを有するメータにのみ対応可能であり、IDの桁数が異なる複数種類のメータに対応可能な構成ではない。したがって、メータの種類毎に無線検針システムが必要となり、設置スペースやコストの問題が生じる。
また、検針員の所持するハンディターミナルは、メータを特定して確実に検針を行うために、無線子機のID及び当該無線子機に接続されたメータのIDの双方を保持・管理する必要があり、IDの登録作業を必要としていた。さらに、無線親機と無線子機とは、混信を防止し、通信相手を特定して相互間で無線通信を行うために、無線親機、無線子機双方のIDを互いに登録する必要がある。従来、このID登録に係る作業は、無線検針装置の設置時等に施工者により手動で行われていたため、ID登録に手間や時間を要するという問題点がある。
本発明は上述した従来技術の問題点を解決するもので、異なる桁数のIDを有する様々な種類のメータに対応可能であるとともに、ハンディターミナルや無線親機・子機に対するID登録作業を軽減することが可能な無線検針システムを提供することを課題とする。
本発明に係る無線検針システムは、上記課題を解決するために、メータとセンサとのいずれかの下位装置に接続される1以上の無線子機と、前記1以上の無線子機の各々との間で無線通信を行う無線親機と、前記無線親機に接続され、前記無線親機及び前記1以上の無線子機を介して前記下位装置から情報を取得する上位装置とを備え、前記1以上の無線子機の各々は、自己の無線子機に接続された前記下位装置に対して計器IDを要求するとともに、要求に応じて取得した前記計器IDに基づいて前記下位装置の種類を判別する第1制御部を有し、前記第1制御部は、自己の前記無線子機に接続された前記下位装置の前記計器IDを所定の桁数に拡張するとともに、拡張した前記計器IDを前記無線親機と前記無線子機とが無線通信を行う際に使用する無線子機IDとして設定することを特徴とする。
本発明によれば、異なる桁数のIDを有する様々な種類のメータに対応可能であるとともに、ハンディターミナルや無線親機・子機に対するID登録作業を軽減することができる。
本発明の実施例1の形態の無線検針システムの運用時の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1の形態の無線検針システムにおける無線親機及び無線子機の詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1の形態の無線検針システムにおけるハンディターミナルの詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1の形態の無線検針システムの初期登録における無線子機の動作を示すフローチャート図である。 本発明の実施例1の形態の無線検針システムの初期登録におけるメータの動作を示すフローチャート図である。 本発明の実施例1の形態の無線検針システムの初期登録における機器自動判別用電文の1例を示す図である。 本発明の実施例1の形態の無線検針システムの初期登録における機器自動判別応答電文の1例を示す図である。 本発明の実施例1の形態の無線検針システムの無線子機によるID拡張動作のイメージを示す図である。 本発明の実施例1の形態の無線検針システムの構成の変形例を示すブロック図である。 本発明の実施例1の形態の無線検針システムの無線子機によるID拡張動作のイメージの別例を示す図である。 本発明の実施例2の形態の無線検針システムの運用時の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例3の形態の無線検針システムにおける無線子機の詳細な構成を示すブロック図である。
以下、本発明の無線検針システムの実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1の無線検針システムの運用時の構成を示すブロック図である。図1を参照して、無線検針システムの構成を説明する。本実施例の無線検針システムは、図1に示すように、ハンディターミナル1及び無線検針装置2aからなり、無線検針装置2aにおいて複数のメータ3−1〜3−nの検針データを収集するシステムである。また、無線検針装置2aは、無線親機4とn台の無線子機5−1〜5−nとを備えており、メータ3−1〜3−nの検針を行う運用時には、無線親機4と無線子機5−1〜5−nとの間で無線通信を行う。n台の無線子機5−1〜5−nの各々は、n個のメータ3−1〜3−nに対して1対1で接続されている。
ハンディターミナル1は、本発明の上位装置に対応し、無線親機4に接続され、無線親機4及び1以上の無線子機5−1〜5−n(本実施例ではn台)を介して下位装置であるメータ3−1〜3−nに計量値を要求し、あるいはメータ3−1〜3−nに設定された時刻や需給パターン等の設定値を要求することにより、メータ3−1〜3−nから情報を取得する。
また、ハンディターミナル1は、検針員等の外部入力により入力された計器IDを所定の桁数に拡張する第2制御部を内部に有する。ここで、計器IDとは、下位装置(本実施例においてはメータ3−1〜3−n)の各々が有する固有のID番号である。検針員等は、情報を欲するメータ等の下位装置の計器IDを予めハンディターミナル1に入力しておく。なお、ハンディターミナル1の詳細な構成については後述する。
また、本発明を実施するに際し、無線子機は、1以上あればよく、メータとセンサとのいずれかの下位装置に接続されている。センサについては後述する。
無線親機4は、1以上の無線子機5−1〜5−nの各々との間で無線通信を行う。
図2は、本実施例の無線検針システムにおける無線親機4及び無線子機5の詳細な構成を示すブロック図である。なお、図2における無線検針システムは、簡単のために無線子機5を1台のみ備えているとしているが、図1のように複数台備えていても無線子機内部の構成は同じであるとする。
まず、無線子機5について説明する。無線子機5は、アンテナ13、無線送受信部14、制御部15、記憶部16、I/F部17、表示部18、通信端子19、及び外部入力検出部20を備えている。I/F部17は、運用時において通信端子19を介してメータ3に接続され、メータ3との間で有線通信を行う。無線送受信部14は、運用時においてアンテナ13を介して無線親機4との間で無線通信を行う。
制御部15は、無線子機5の全体を制御する。特に、本実施例における制御部15は、本発明の第1制御部に対応し、自己の無線子機5に接続された下位装置であるメータ3に対して計器IDを要求するとともに、要求に応じて取得した計器IDに基づいて下位装置(メータ3)の種類を判別する。また、制御部15は、自己の無線子機5に接続された下位装置(メータ3)の計器IDを所定の桁数に拡張するとともに、拡張した計器IDを無線親機4と無線子機5とが無線通信を行う際に使用する無線子機IDとして設定する。
なお、制御部15による計器IDの拡張方法は、上述したハンディターミナル1の第2制御部による計器IDの拡張方法と同じである。したがって、同じ計器IDに対しては、第1制御部である制御部15とハンディターミナル1内の第2制御部とは、同じ拡張結果を出力する。
記憶部16は、自己のID等の無線通信に必要な情報を記憶する。例えば、記憶部16は、制御部15により設定された無線子機IDを記憶する。表示部18は、無線子機5の状態を表示する。
外部入力検出部20は、初期登録動作を行うための外部入力を検出する。具体的には、外部入力検出部20は、例えば無線子機5に設けられた押しボタン式のスイッチが検針員等により押下されたことを検出し、初期登録を開始すべき旨の信号を制御部15に通知する。制御部15は、外部入力検出部20により初期登録動作を行うための外部入力が検出された場合に、自己の無線子機5に接続された下位装置であるメータ3に対して計器IDを要求する。
なお、外部入力検出部20は、押しボタン式スイッチの押下を検出するものに限らず、例えば磁石により開閉するリードスイッチの状態を検出するものでもよい。
すなわち、外部入力検出部20は、無線検針装置2の設置時に、通信相手を特定するID等の無線通信に必要な情報を取得し、無線子機5内の記憶部16に記憶させるといった一連の初期登録動作を開始するための手段である。
次に、無線親機4について説明する。無線親機4は、アンテナ6、無線送受信部7、制御部8、記憶部9、I/F部10、表示部11、及び短距離無線送受信部12を備えている。I/F部10は、運用時において短距離無線送受信部12を介してハンディターミナル1に接続され、ハンディターミナル1との間で無線通信を行う。無線送受信部7は、運用時においてアンテナ6を介して無線子機5との間で無線通信を行う。制御部8は、無線親機4の全体を制御する。記憶部9は、自己のID等の無線通信に必要な情報を記憶する。表示部11は、無線親機4の状態を表示する。
なお、無線親機4は、ハンディターミナル1内の第2制御部により拡張された計器IDを使用して無線子機5を特定し、無線通信を行う。
また、本実施例において、無線親機4は、短距離無線通信を利用してハンディターミナル1との間で通信を行っているが、必ずしもこれに限るものではなく、有線接続による通信を利用してもよいし、ブルートゥースや赤外線通信を利用するものでもよい。
図3は、本実施例の無線検針システムにおけるハンディターミナル1の詳細な構成を示すブロック図である。図3に示すように、ハンディターミナル1は、入力部25、制御部26、表示部27、短距離無線送受信部28、及び記憶部29により構成される。
入力部25は、タッチパネルやハンディターミナル1の表面に設けられたキー等であり、検針員等は入力部25を操作することにより、情報をハンディターミナル1に入力する。
制御部26は、本発明の第2制御部に対応する。上述したように、制御部26は、入力部25から検針員等により入力された計器IDを所定の桁数に拡張するのみならず、ハンディターミナル1における動作全体を制御する。
短距離無線送受信部28は、無線親機4内の短距離無線送受信部12との間で短距離無線通信により接続を行う。なお、上述したように、ハンディターミナル1は、有線通信により無線親機4と接続することも可能であり、その場合には短距離無線送受信部28は不要である。
記憶部29は、入力された計器ID(あるいは、その拡張結果)や、メータ等から無線親機4、無線子機5を介して得た検針結果等の情報を記憶する。表示部27は、制御部26の制御に基づいて必要な情報を表示する。
次に、上述のように構成された本実施の形態の作用を説明する。まず、無線子機5とメータ3との間で行われる初期登録動作について説明する。図4は、本実施例の無線検針システムの初期登録における無線子機5の動作を示すフローチャート図である。また、図5は、本実施例の無線検針システムの初期登録におけるメータ3の動作を示すフローチャート図である。
最初に、無線子機5内の制御部15は、外部入力検出部20により外部入力が検出されたか否かを判断する(ステップS1)。外部入力検出部20により外部入力が検出されていない場合には、制御部15は、初期登録動作を行わず、外部入力が検出されるのを待つ。外部入力検出部20により外部入力が検出されると、制御部15は、自己の無線子機5に接続された下位装置であるメータ3に対して計器IDを要求する(ステップS2)。具体的には、制御部15は、接続されたメータ3に対して、通信端子19を介して記憶部16に登録された機器自動判別用電文21を送信する。ここで、図6は、本実施例の無線検針システムの初期登録における機器自動判別用電文21の1例を示す図である。
なお、メータ3の機器の種類を判別するに際し、電気・ガス・水道等のメータに共通なコマンドは通常は存在しないため、実際には、1度の機器自動判別用電文21の送信により機器が判別される確率は低く、制御部15は、機器自動判別用電文21を複数回送信する必要がある。例えば、制御部15は、機器自動判別用電文21として、ガスメータ用の計器ID要求コマンドを送信する。メータ3がガスメータではなく水道メータであった場合には、メータ3は、ガスメータ用の計器ID要求コマンドを認識できないため、応答しない。したがって、制御部15は、応答が無いことを確認した後、別の種類(例えば水道)のメータ用の計器ID要求コマンドを送信する。
ここで、機器自動判別用電文21を受信したメータ3の動作を説明する。図5に示すように、メータ3は、機器自動判別用電文21を受信したか否かを判断し(ステップS8)、機器自動判別用電文21を受信したと判断した場合に、通信端子19を介して機器自動判別応答電文22を無線子機5に有線送信する(ステップS9)。ここで、図7は、本実施例の無線検針システムの初期登録における機器自動判別応答電文22の1例を示す図である。
次に、無線子機5内の制御部15は、メータ3からの機器自動判別応答電文22を受信したか否かを判断する(ステップS3)。ここで、所定の時間、機器自動判別応答電文22を受信していないと判断した場合には、制御部15は、応答無しと判断し、ステップS2に戻って、記憶部16に記憶されている別の種類の機器に対応する機器自動判別用電文21を再び送信することによって、メータ3に対して計器IDを要求する。
このように、記憶部16に登録されている機器自動判別用電文21を順次メータ3に送信することにより、制御部15は、接続されているメータ3の種類を自動的に判別することができる。
ステップS3において機器自動判別応答電文22を受信したと判断した場合には、制御部15は、機器自動判別応答電文22を解析することにより機器の判別(機器自動判別処理)を行う(ステップS4)。
次に、制御部15は、機器自動判別処理が成功したか否かを判断する(ステップS5)。例えば、制御部15は、機器自動判別用電文21に対応した機器自動判別応答電文22が得られなかった場合に機器自動判別処理が失敗したと判断する。1例として、ガスメータ用の機器自動判別用電文21を送信したにもかかわらず、電力量計用の機器自動判別応答電文22が返ってきたような場合には、制御部15は、機器自動判別処理が失敗したと判断し、ステップS2に戻って機器自動判別用電文21の送信からやり直す。なお、表示部18は、登録が失敗し再び機器自動判別処理(ステップS4)が行われている旨を表示する。ただし、表示部18は、失敗した旨の表示を省略することにより、初期登録にかかる時間を短縮するようにしても良い。
ステップS5において機器自動判別処理が成功したと判断した場合には、制御部15は、機器ID拡張処理を行う(ステップS6)。ここで、図8は、本実施例の無線検針システムの無線子機5によるID拡張動作のイメージを示す図である。制御部15は、受信した機器自動判別応答電文22内に含まれる計器ID23を所定の桁数を有する特定の形式に拡張する。この計器ID23の拡張は、特定の方式に基づいて行われる。例えば、制御部15は、図8に示すように、メータ3から得られた計器ID23の桁数が、例えばガスメータ等の検針で用いられている無線機IDの桁数に満たない場合に、不足した桁数をスペース等で拡張する。したがって、制御部15は、計器IDの拡張作業において、あらゆる種類の下位装置(メータあるいはセンサ等)に対応するために、使用すると考えられる下位装置の中で最も大きな計器IDの桁数以上の桁数に拡張する必要がある。例えば、8桁、10桁、12桁の計器IDを有する下位装置を無線子機5に接続すると考えられる場合に、制御部15は、最も大きな桁数である12桁以上の桁数(例えば14桁)に全ての計器IDを一律に拡張する。
なお、制御部15により生成された拡張部は、上述したようにスペースで構成されていてもよいし、0を埋めることにより構成されていてもよい。また、拡張部分を「*」で区切るといった方法も挙げられる。
次に、制御部15は、機器ID拡張処理により拡張された計器ID23を無線子機ID24aとして記憶部16に登録する(ステップS7)。この際に、表示部18は、機器の判別が完了して登録が成功した旨を表示する。
初期登録動作は以上のようにして終了し、制御部15は、メータ3の計器ID23を所定の桁数に拡張した無線子機ID24aを自己の無線子機5のIDとして登録する。この無線子機ID24aは、無線親機4と無線子機5との間で無線通信を行う際に、無線親機4が無線子機5を特定するために使用される。
また、初期登録が完了した後において、無線子機5とメータ3との接続確認等の何らかの要因で再び初期登録を行う場合が考えられる。このような場合に、制御部15は、前回初期登録時に特定した計器に対応する機器自動判別用電文21を最初に送信することにより、初期登録動作の迅速化を図ることもできる。このように、制御部15は、記憶部16に登録されている機器自動判別用電文21の送信順序を入れ替えることもできる。
次に、ハンディターミナル1による検針動作(計量値取得動作)について説明する。なお、初期登録動作は終了しており、制御部15は、メータ3の7桁の計器ID23を拡張して14桁の無線子機ID24aとして登録済みであるものとする。
検針員等は、ハンディターミナル1の入力部25からメータ3の7桁の計器ID23を入力する。ハンディターミナル1内の制御部26は、入力された計器ID23を所定の桁数(ここでは14桁)に拡張して記憶部29に記憶させる。なお、制御部26は、計器ID23をそのまま記憶部29に記憶させ、必要に応じて記憶部29から計器ID23を取得して所定の桁数に拡張させてもよい。
制御部26により拡張された計器ID23は、無線子機ID24aと同一である。すなわち、ハンディターミナル1内の制御部26と無線子機5内の制御部15とは、いずれも同一の方法により計器IDを所定の桁数に拡張して特定の形式とする。言い換えれば、制御部26は、入力された計器ID23を拡張して無線子機ID24aを生成する。
ハンディターミナル1は、無線親機4に対して生成した無線子機ID24aとともに検針要求の電文を送信する。無線親機4は、無線子機ID24aの情報を含む検針要求の電文を受信すると、無線子機ID24aを使用して無線子機5を特定し、無線通信により検針要求の電文を無線子機5に送信する。
一方、無線親機4からアンテナ13を介して検針要求の電文を受信した無線子機5は、受信した電文に付された無線子機IDをチェックして自分宛の無線通信であることを識別するとともに、検針要求の電文であることを認識する。
その後、無線子機5内の制御部15は、I/F部17及び通信端子19を介して有線通信により検針要求の電文をメータ3に送信する。この無線子機5からメータ3に送信される電文は、計器ID23(無線子機ID24aに拡張される以前のID)とコマンドとを含むものでもよいし、計器ID23を含まずにコマンドのみを含むものでもよい。
検針要求の電文を受信したメータ3は、計量値の情報を含む検針応答の電文を生成し、有線通信により無線子機5に送信する。無線子機5内の制御部15は、無線送受信部14及びアンテナ13を介して無線親機4に検針応答の電文を無線通信で送信する。また、無線親機4は、受信した検針応答の電文をハンディターミナル1に送信する。
ハンディターミナル1は、受信した検針応答の電文に基づいて、メータ3から取得した計量値を記憶部29に記憶させ、あるいは表示部27に表示させる。
なお、図1の無線検針装置2aのように、複数の無線子機5−1〜5−nを備えている場合でも動作は同様である。ここで、図1に示す無線検針システムによるメータ3−1〜3−nの一括検針について簡単に説明する。ただし、初期登録動作は終了しており、各無線子機内の制御部は、自己に接続されたメータの計器IDを拡張して無線子機IDとしてそれぞれ登録済みであるものとする。
検針員等は、ハンディターミナル1の入力部25から検針を必要とするメータの計器IDを入力する。仮に、メータ3−1〜3−nのn個のメータ全ての検針を行う場合には、検針員は、メータ3−1〜3−nの各々が有する計器IDを全て(すなわちn個の計器ID)ハンディターミナル1に入力する必要がある。
ハンディターミナル1内の制御部26は、入力された計器IDを全て所定の桁数(ここでは14桁)に拡張して記憶部29に記憶させる。次に、ハンディターミナル1は、無線親機4に対して生成した無線子機IDとともに検針要求の電文を送信する。無線親機4は、無線子機IDの情報を含む検針要求の電文を受信すると、無線子機IDを使用して無線子機5−1〜5−nを特定し、無線通信により検針要求の電文を無線子機5−1〜5−nに順次送信する。
自己のIDに対応する検針用電文を受信した無線子機5−1〜5−nは、上述したようにメータ3−1〜3−nに検針要求を行い、計量値の情報を含む検針応答の電文を受け取った後に、当該検針応答の電文を無線親機4に順次送信する。無線子機5−1〜5−nから応答電文を受信した無線親機4は、受信した電文内容をハンディターミナル1に短距離無線を用いて送信する。
以上説明したように、図1に示す無線検針システムは、複数の無線子機5−1〜5−nを備えることにより、検針対象のメータ3−1〜3−nを一括検針することができる。
上述のとおり、本発明の実施例1の形態に係る無線検針システムによれば、異なる桁数のIDを有する様々な種類のメータに対応可能であるとともに、ハンディターミナルや無線親機・子機に対するID登録作業を軽減することができる。
まず、本発明の無線検針システムは、既存の電気、ガス、水道等の使用量を計量する様々なメータあるいはセンサに対応可能であり、取得した計器IDに基づいて自動的にメータやセンサ等の下位装置の種類を判別することができる。
また、既存の様々なメータは異なる桁数のIDを有しているのが通常であるが、本発明の無線検針システムは、各メータに接続される無線子機がメータから取得した計器IDの桁数を拡張し、どのような種類のメータであっても全て同じ桁数のIDで一律に管理することにより、複数種類のメータに対応可能な構成となっている。
この「様々な種類の下位装置に対応可能」である点は、本発明の無線検針システムの最大の利点である。従来であれば電気・ガス・水道等のメータの種類に応じてそれぞれ別の無線検針システムを必要としていたところ、本発明の無線検針システムは、1つのシステムで全てのメータに対応可能であるため、コスト削減や設置スペースの縮小に資するのみならず、下位装置としてメータだけではなく温度センサ(火災検知器)やガスセンサ(ガス警報器)を接続することで総合セキュリティシステムを構築することも可能である。
さらに、本発明の無線検針システムにおける無線子機は、接続されたメータから取得した計器IDを拡張し、自己の無線子機のIDとして登録することにより、検針員等の登録作業の手間を省くことができるという利点がある。従来であれば、ハンディターミナル1や無線親機4は、無線子機のIDを登録する必要があったが、本発明の無線検針システムにおけるハンディターミナル1は、計器IDを拡張処理することにより無線子機IDを生成することができるので、無線子機IDの登録作業が不要である。
すなわち、計器IDを拡張して無線子機5のIDとしたことで、ハンディターミナル1は、計器IDのみを保持すれば、無線子機5と同様の機器ID拡張処理により、無線親機4と無線子機5とが通信するのに必要な無線子機IDを自動生成することが可能となる。したがって、本発明の無線検針システムにおけるハンディターミナル1は、無線子機のID及び計器IDの双方を保持する必要がある従来のハンディターミナルに比して、一つの無線検針箇所で保持するIDの数を少なくすることができる。
また、無線親機4は、ハンディターミナル1から受信した無線子機IDを使用して無線子機を特定し、無線通信を行うので、ハンディターミナル1と同様に無線子機IDの登録作業が不要であり、施工が容易という利点がある。
また、本発明の無線検針システムは、外部入力検出部20を有しているので、任意のタイミングで初期登録動作の開始が可能である。
なお、初期登録を開始する旨の信号は、外部入力検出部20により検出される外部入力に限らない。例えば、無線子機5は、外部入力検出部20の代わりに、自己の無線子機5にメータやセンサ等の下位装置が接続されたことを検出する接続検出部を有していてもよい。この接続検出部は、具体的には、通信端子19の状態を監視しており、メータ3が通信端子19に接続されると、接続が検出された旨の信号を制御部15に出力する。制御部15は、接続検出部により自己の無線子機5に対する下位装置の接続が検出された場合に、初期登録動作を開始し、下位装置に対して計器IDを要求する。
この接続検出部を備えた無線検針システムによれば、無線子機5をメータ3に接続するだけで自動的に初期登録動作が行われるという利点がある。
さらに、無線子機5に接続されたメータ3の電源投入をきっかけとして初期登録動作を行う無線検針システムを構成することも可能である。この場合の無線検針システムの無線子機5は、外部入力検出部20の代わりに、自己の無線子機5に接続された下位装置の電源状態を監視する電源監視部を有している。一方、制御部15は、電源監視部により下位装置の電源投入が検出された場合に、初期登録動作を開始し、下位装置に対して計器IDを要求する。
この電源監視部を備えた無線検針システムによれば、無線子機5をメータ3に接続後、メータ3の電源を投入することにより自動的に初期登録動作が行われるという利点がある。
さらに、制御部15は、設定した時刻に初期登録動作を自動的に開始する構成とすることも可能である。
図9は、本実施例の無線検針システムの構成の変形例を示すブロック図である。図9に示す無線検針システムの無線検針装置2bは、無線親機4と無線子機5及び無線子機5−1〜5−nとの間で行われる通信を中継する無線中継機33を備えている。無線中継機33は、無線親機4(又は無線子機5,5−1〜5−n)の通信内容を受信し、受信した内容を無線子機5,5−1〜5−n(又は無線親機4)に対して転送する。このような構成をとることにより、直接通信できないような距離にある無線親機4と無線子機5,5−1〜5−nとは、無線中継機33を介して通信することが可能である。
図10は、本実施例の無線検針システムの無線子機5によるID拡張動作のイメージの別例を示す図である。図10に示すように、無線子機5内の制御部15は、計器ID23を拡張して無線子機ID24bに設定する際に、無線子機ID24bの拡張部分に、設定値等の特定の情報を付加するものでもよい。
すなわち、制御部15は、前述したような拡張部をスペースで生める拡張方法の代わりに、拡張部に情報を付加した無線子機ID24bを自動的に生成する。拡張部に付加する情報は、例えば、日付、時刻、機器の情報、施工時の情報等が考えられる。なお、ハンディターミナル1内の制御部26は、制御部15と同様の方法により入力された計器IDを拡張する。
このように無線子機ID24bの拡張部に情報を付加することにより、必要に応じて無線子機ID24bから施工時の情報を得ることができる。また、無線子機ID24bを参照することにより接続されている機器の情報が得られるため、機器の種類を問うような電文を送信する必要が無く、無線子機ID24bに基づいて機器の種類が特定できるという利点を有する。
図11は、本発明の実施例2の無線検針システムの運用時の構成を示すブロック図である。実施例1の無線検針システムと異なる点は、ハンディターミナル1の代わりにセンタ装置30、通信回線31、及び網制御装置32が備えられている点であり、その他の構成は実施例1と同様である。
センタ装置30、通信回線31、及び網制御装置32は、本発明の上位装置に対応し、網制御装置32と無線親機4とが短距離無線により接続され、無線親機4及び1以上の無線子機5を介してメータ3等の下位装置から情報を取得する。すなわち、本実施例の無線検針システムは、センタ装置30の検針要求に応じて、電話回線等の通信回線31を利用してメータ3の検針を行う。
なお、網制御装置と無線親機4とは、短距離無線の代わりに有線により接続されていてもよい。また、センタ装置30は、通信回線31を介して網制御装置32と通信を行う装置であり、通常は各メータ等に対して遠隔地に存在する。
次に、上述のように構成された本実施の形態の作用を説明する。まず、無線子機5とメータ3との間で行われる初期登録動作については実施例1と同様であり、重複した説明を省略する。
次に、センタ装置30からの検針動作(計量値取得動作)について説明する。なお、初期登録動作は終了しており、制御部15は、メータ3の7桁の計器ID23を拡張して14桁の無線子機ID24aとして登録済みであるものとする。
センタ装置30は、予め入力されたメータ3の7桁の計器ID23を記憶しているとともに、計器ID23を所定の桁数に拡張して無線子機ID24aを生成する第2制御部を有している。
センタ装置30は、通信回線31及び網制御装置32を介して、無線親機4に対して生成した無線子機ID24aとともに検針要求の電文を送信する。無線親機4は、無線子機ID24aの情報を含む検針要求の電文を受信すると、無線子機ID24aを使用して無線子機5を特定し、無線通信により検針要求の電文を無線子機5に送信する。
一方、無線親機4からアンテナ13を介して検針要求の電文を受信した無線子機5は、受信した電文に付された無線子機IDをチェックして自分宛の無線通信であることを識別するとともに、検針要求の電文であることを認識する。
その後、無線子機5内の制御部15は、I/F部17及び通信端子19を介して有線通信により検針要求の電文をメータ3に送信する。この無線子機5からメータ3に送信される電文は、計器ID23(無線子機ID24aに拡張される以前のID)とコマンドとを含むものでもよいし、計器ID23を含まずにコマンドのみを含むものでもよい。
検針要求の電文を受信したメータ3は、計量値の情報を含む検針応答の電文を生成し、有線通信により無線子機5に送信する。無線子機5内の制御部15は、無線送受信部14及びアンテナ13を介して無線親機4に検針応答の電文を無線通信で送信する。また、無線親機4は、受信した検針応答の電文を網制御装置32及び通信回線31を介してセンタ装置30に送信する。
また、下位装置としてメータ3の代わりに温度センサ(火災検知器)やガスセンサ(ガス警報器)が接続されている場合には、これらの下位装置は、火災やガス漏れが発生した場合に、無線検針装置2、網制御装置32、及び通信回線31を介してセンタ装置30に通報することができる。
上述のとおり、本発明の実施例2の形態に係る無線検針システムによれば、実施例1の効果に加え、遠隔地のセンタ装置30から検針を行うことが可能である。センタ装置30は、メータの計器IDのみを管理することにより、無線子機IDの管理が不要となる。さらに、火災やガス漏れ等の非常事態が発生した際に迅速な対応が可能となる。
図12は、本発明の実施例3の無線検針システムにおける無線子機34の詳細な構成を示すブロック図である。無線子機34以外のハンディターミナル1及び無線親機4は、実施例1の構成と同じであり、重複した説明を省略する。
無線子機34は、アンテナ13、無線送受信部14、制御部15、記憶部16、I/F部17a,17b,17c、表示部18、通信端子19a,19b,19c、及び外部入力検出部20を備えている。すなわち、実施例1の無線子機5と異なる点は、I/F部及び通信端子を複数備えている点である。これにより、無線子機34は、複数のメータ3a,3b,3cを接続することができる。
なお、本実施例における無線子機34は、3台のメータ3a,3b,3cを接続しているが、必ずしも3台に限らず、I/F部及び通信端子を増やすことにより任意の台数のメータを接続することができる。また、実施例1の図1に示すように、1つの無線検針システムは、複数台の無線子機を備えることができる。したがって、実施例3に示す無線検針システムにおいて、1以上の無線子機の各々は、複数の下位装置に接続されていると言うことができる。
I/F部17a,17b,17cの各々は、運用時において通信端子19a,19b,19cを介してメータ3a,3b,3cに接続され、メータ3a,3b,3cとの間で有線通信を行う。なお、通信端子19a,19b,19cに接続される下位装置は、メータに限らずセンサ等を接続することもできる。
制御部15は、無線子機34の全体を制御する。特に、本実施例における制御部15は、自己の無線子機34に接続された複数の下位装置であるメータ3a,3b,3cから取得した複数の計器IDに基づいて複数の下位装置(メータ3a,3b,3c)の種類を判別する。また、制御部15は、自己の無線子機34に接続された複数の下位装置(メータ3a,3b,3c)から取得した複数の計器IDの各々を所定の桁数に拡張するとともに、拡張した複数の計器IDのいずれも無線子機IDとして設定する。
無線子機34内のその他の構成は、実施例1と同様であり、重複した説明を省略する。
次に、上述のように構成された本実施の形態の作用を説明する。まず、無線子機5とメータ3との間で行われる初期登録動作について説明する。基本的には、実施例1で説明した初期登録動作と同じである。ただし、無線子機34は、初期登録を行う際に、機器自動判別用電文21をそれぞれのメータ3a,3b,3cに対して順次送信する。
電文を受信したメータ3a,3b,3cは、機器自動判別応答電文22を無線子機34に送信する。無線子機34は、これを機器自動判別処理により判定し、それぞれの通信端子19a,19b,19cに接続されたメータ3a,3b,3cの種類を特定する。
機器の種類が特定できた無線子機34内の制御部15は、機器自動判別応答電文22より得られたメータ3a,3b,3cのそれぞれの計器IDを拡張し、各計器IDに対応する無線子機IDを自動的に生成するとともに、記憶部16に保存する。すなわち、無線子機34は、接続されたメータ3a,3b,3cの台数と同じ数の無線子機IDを保持することになる。無線親機4は、無線子機34が保持する複数の無線子機IDのうち、いずれを用いても無線子機34を特定することができ、無線子機34と無線通信を行うことができる。
次に、ハンディターミナル1による検針動作(計量値取得動作)について説明する。なお、初期登録動作は終了しており、無線子機34内の制御部15は、メータ3a,3b,3cの3つの計器IDを拡張して生成した3つの無線子機IDを登録済みであるものとする。
検針員等は、ハンディターミナル1の入力部25からメータ3a,3b,3cの計器IDを入力する。ただし、例えばメータ3aのみ検針を望む場合には、検針員等は、メータ3aの計器IDのみを入力することもできる。ハンディターミナル1内の制御部26は、入力された1以上の計器IDの各々を所定の桁数に拡張して無線子機IDとして記憶部29に記憶させる。
その後の検針要求動作は、実施例1と同様である。無線親機4は、ハンディターミナル1により生成された無線子機IDを使用して無線子機34と無線通信を行う。ハンディターミナル1は、無線親機4及び無線子機34を介してメータ3a,3b,3cから検針結果等の情報を得る。
上述のとおり、本発明の実施例3の形態に係る無線検針システムによれば、実施例1の効果に加え、無線子機34が自己に接続された下位装置の台数と同数の無線子機IDを保持することにより、ハンディターミナル1は、無線子機34に接続されている機器の種類及び台数を意識することなく、入力された計器IDのみを用いて容易に1台の無線子機34に接続された複数の下位装置と通信を行うことが出来る。
本発明に係る無線検針システムは、電力量計やガスメータ・水道メータ等の計量値を無線通信により収集して検針を行う無線検針システムに利用可能である。
1 ハンディターミナル
2,2a,2b 無線検針装置
3 メータ
4 無線親機
5 無線子機
6 アンテナ
7 無線送受信部
8 制御部
9 記憶部
10 I/F部
11 表示部
12 短距離無線送受信部
13 アンテナ
14 無線送受信部
15 制御部
16 記憶部
17,17a,17b,17c I/F部
18 表示部
19,19a,19b,19c 通信端子
20 外部入力検出部
21 機器自動判別用電文
22 機器自動判別応答電文
23 計器ID
24a,24b 無線子機ID
25 入力部
26 制御部
27 表示部
28 短距離無線送受信部
29 記憶部
30 センタ装置
31 通信回線
32 網制御装置
33 無線中継機
34 無線子機

Claims (7)

  1. メータとセンサとのいずれかの下位装置に接続される1以上の無線子機と、
    前記1以上の無線子機の各々との間で無線通信を行う無線親機と、
    前記無線親機に接続され、前記無線親機及び前記1以上の無線子機を介して前記下位装置から情報を取得する上位装置とを備え、
    前記1以上の無線子機の各々は、自己の無線子機に接続された前記下位装置に対して計器IDを要求するとともに、要求に応じて取得した前記計器IDに基づいて前記下位装置の種類を判別する第1制御部を有し
    前記第1制御部は、自己の前記無線子機に接続された前記下位装置の前記計器IDを所定の桁数に拡張するとともに、拡張した前記計器IDを前記無線親機と前記無線子機とが無線通信を行う際に使用する無線子機IDとして設定することを特徴とする無線検針システム。
  2. 前記第1制御部は、前記計器IDを拡張して前記無線子機IDに設定する際に、前記無線子機IDの拡張部分に、特定の情報を付加することを特徴とする請求項1記載の無線検針システム。
  3. 前記上位装置は、前記計器IDを入力する入力部を備え、前記入力部により入力された前記計器IDを所定の桁数に拡張する第2制御部を有し、
    前記無線親機は、前記第2制御部により拡張された前記計器IDを使用して前記無線子機を特定し、無線通信を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の無線検針システム。
  4. 前記1以上の無線子機の各々は、初期登録動作を行うための外部入力を検出する外部入力検出部を有し、
    前記第1制御部は、前記外部入力検出部により初期登録動作を行うための外部入力が検出された場合に、自己の無線子機に接続された前記下位装置に対して計器IDを要求することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の無線検針システム。
  5. 前記1以上の無線子機の各々は、自己の無線子機に前記下位装置が接続されたことを検出する接続検出部を有し、
    前記第1制御部は、前記接続検出部により自己の無線子機に対する前記下位装置の接続が検出された場合に、前記下位装置に対して計器IDを要求することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の無線検針システム。
  6. 前記1以上の無線子機の各々は、自己の無線子機に接続された前記下位装置の電源状態を監視する電源監視部を有し、
    前記第1制御部は、前記電源監視部により前記下位装置の電源投入が検出された場合に、前記下位装置に対して計器IDを要求することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の無線検針システム。
  7. 前記1以上の無線子機の各々は、複数の前記下位装置に接続され、
    前記第1制御部は、自己の前記無線子機に接続された複数の前記下位装置から取得した複数の前記計器IDの各々を所定の桁数に拡張するとともに、拡張した複数の前記計器IDのいずれも無線子機IDとして設定することを特徴とする請求項2乃至請求項6のいずれか1項記載の無線検針システム。
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