JP6497889B2 - 無線テレメータシステム及び無線通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、メータにて計測された水道、ガスなどの使用量を無線網を利用してセンタ側の通信装置へ送信する無線テレメータシステム及び無線通信装置に関する。
従来、水道、ガス、電気等のメータ検針用に開発された無線テレメータシステムでは、ホストコンピュータおよびセンタ網制御装置を備えたセンタ側装置にPHS網、FOMA網などの広域無線網を介して無線親機が接続される(例えば、特許文献1を参照)。また、無線親機には、複数の無線子機が接続されており、無線子機の夫々には検針用のメータが接続されている。メータから得られる検針値などのデータは、無線子機から無線親機へ送信され、さらに無線親機からセンタ側装置へ送信される。
また、通信システムの新バージョンで使用される端末装置に搭載される通信インタフェースである次世代通信ラインの仕様について規定するUバスと呼ばれる規格が存在する(例えば、非特許文献1を参照)。
特開2012−249166号公報
"新しいテレメータリング通信方式(Uバス・Uバスエアー)の標準化"、[online]、NPO法人テレメータリング推進協議会、[平成26年10月1日検索]、インターネット〈URL : http://www.teleme-r.or.jp/u-bus/〉
前述のUバスの通信規格では、サブアドレスを用いることにより、無線機(無線親機又は無線子機)とUバスに接続された機器との間で通信を行うことが可能である。しかしながら、サブアドレスを用いた通信では、必然的にメータを経由してメータ以外の機器にアクセスするため、メータの事業者と機器の事業者とが異なる場合には、機器の事業者は、メータの事業者に対して許可を得ることなく、メータを使用することになるという問題点を有していた。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、メータの事業者と機器の事業者が異なる場合には通信を禁止できる無線テレメータシステム及び無線通信装置を提供することを目的とする。
本願の無線テレメータシステムは、無線網を介して通信可能に接続された複数の無線通信装置と、バスを介して前記複数の無線通信装置のうちの1つと通信可能に接続され、事業体より供給される供給物の使用量を計測するメータと、前記メータを介して前記複数の無線通信装置と通信可能に構成してある機器とを含む無線テレメータシステムにおいて、前記機器は、前記機器の属性を示す属性情報を記憶する手段を備え、各無線通信装置は、前記属性情報を取得する取得手段と、取得した属性情報に基づき、前記機器との通信の許否を決定する決定手段と、前記事業体を識別する識別コードを含む前記メータの属性情報を記憶する記憶手段とを備え、前記決定手段は、前記取得手段が取得した属性情報に前記識別コードが含まれるか否かを判断し、前記識別コードが含まれないと判断した場合、前記機器との通信を許可しないようにしてあることを特徴とする。
本願の無線テレメータシステムは、各無線通信装置は、通信を許可すべき(又は不許可とすべき)機器の識別情報を前記記憶手段に記憶してあり、前記決定手段は、前記取得手段が取得した属性情報に含まれる機器の識別情報と、前記記憶手段が記憶する識別情報とが一致するか否かを判断し、一致すると判断した場合、前記機器との通信を許可する(又は許可しない)と決定するようにしてあることを特徴とする。
本願の無線テレメータシステムは、各無線通信装置は、前記機器との通信を許可すべき旨の指示を受付ける手段を更に備え、該手段により許可すべき旨の指示を受付けた場合、前記決定手段が不許可と決定した前記機器との通信を許可するようにしてあることを特徴とする。
本願の無線通信装置は、事業体より供給される供給物の使用量を計測するメータを介して通信可能な機器が接続された他の無線通信装置と無線通信を行う無線通信装置において、前記機器の属性を示す属性情報を取得する取得手段と、取得した属性情報に基づき、前記機器との通信の許否を決定する決定手段と、前記事業体を識別する識別コードを含む前記メータの属性情報を記憶する記憶手段とを備え、前記決定手段は、前記取得手段が取得した属性情報に前記識別コードが含まれるか否かを判断し、前記識別コードが含まれないと判断した場合、前記機器との通信を許可しないようにしてあることを特徴とする。
本願では、メータの事業者と機器の事業者が異なる場合には通信を禁止することができる。
無線テレメータシステムの全体構成を示すブロック図である。 無線親機の内部構成を示すブロック図である。 無線子機の内部構成を示すブロック図である。 メータの内部構成を示すブロック図である。 機器の内部構成を示すブロック図である。 実施の形態1における通信許否の決定手順を示すフローチャートである。 無線子機が実行する通信処理の処理手順を説明するフローチャートである。 実施の形態2における通信許否の決定手順を示すフローチャートである。 実施の形態3における通信許否の決定手順を示すフローチャートである。 実施の形態4における通信許否の決定手順を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る通信システムの一例として、無線テレメータシステムに適用した形態を図面を用いて具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は無線テレメータシステムの全体構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る無線テレメータシステムは、センタ側の構成として、ホストコンピュータ11及びセンタ側網制御装置12を備え、端末側の構成として、無線親機21、無線子機22,22,…,22、並びに無線子機22の夫々にUバス(以下、単にバスともいう)接続されたメータ23及び機器24を備える。メータ23は、需要家毎に設置され、事業体から供給される水道、ガス、電気など供給物の使用量を計測し、計測結果(検針値)を出力する計測器である。機器24は、火災警報器などの警報器、設備機器等である。本実施の形態に係る無線テレメータシステムは、メータ23の検針値を示すデータ、機器24から出力される警報等のデータ、無線親機21及び無線子機22の動作状態を示すデータなど端末側から出力される各種データを含んだパケットを、無線通信を利用してセンタ側へ送信すると共に、無線親機21、無線子機22、メータ23、及び機器24の動作を制御するためのコマンド等を含んだ各種パケットをセンタ側から端末側へ送信する。
センタ側網制御装置12と端末側の無線親機21とは、例えばPHS網、FOMA網などの広域無線網N1に接続され、広域無線網N1を介して無線通信を行う。なお、図1に示す例では、広域無線網N1に接続されている無線親機21の数を1つとしたが、複数の無線親機21が接続されていてもよいことは勿論のことである。
センタ側網制御装置12は、例えば通信事業者の公衆網に設けられ、広域無線網N1を介した端末側との通信を制御する機能を有する。センタ側網制御装置12は、ホストコンピュータ11から端末側へ送信すべきパケットが入力された場合、広域無線網N1の通信規格に準拠した通信方式にて、端末側へパケットを送信する。また、端末側から送信されたデータを広域無線網N1を介して受信した場合、センタ側網制御装置12は、受信したパケットをホストコンピュータ11へ送信するように構成されている。
無線親機21は、広域無線網N1を介してセンタ側に接続されると共に、複数の無線子機22,22,…,22との間で例えばメッシュ型の狭域無線網N2を形成する。無線親機21は、広域無線網N1を介してセンタ側のホストコンピュータ11と無線通信を行うと共に、狭域無線網N2を介して無線子機22,22,…,22と無線通信を行うように構成されている。
ホストコンピュータ11から無線子機22又はメータ23に対してデータを送信する必要がある場合、宛先アドレスを無線子機22又はメータ23のID(アドレス)に指定したパケットを生成し、広域無線網N1を通じて宛先の無線子機22又はメータ23へ送信する。また、ホストコンピュータ11は、機器24に対してデータを送信する必要がある場合、宛先の機器24と同一のバスに接続されたメータ23のアドレスを宛先アドレスに指定すると共に、サブアドレスにより機器24を指定したパケットを生成して送信する。このパケットは、送信先の機器24と同一のバスに接続されたメータ23を介してして機器24へ送信される。
無線子機22は、狭域無線網N2を通じてパケットを受信した場合、そのパケットの自機宛のパケットであるか否かを判断する。無線子機22は、受信したパケットの宛先アドレスとして自機のIDが指定されている場合、受信したパケットが自機宛のパケットであると判断し、そのパケットに含まれるデータの内容に基づいて各種の処理を実行する。一方、受信したパケットの宛先アドレスとして自機に接続されたメータ23のIDが指定されている場合、無線子機22は、そのパケットを自機に接続されたメータ23へ転送する。
また、無線子機22は、自機に接続されたメータ23から検針値等のデータを含むパケットを受信した場合、又は機器24から出力される警報等を示すデータを含むパケットを受信した場合、当該パケットを直接的又は他の1又は複数の無線子機22を経由して無線親機21へ送信する。無線親機21は、無線子機22から送信されたパケットを受信した場合、広域無線網N1を介した無線通信によりホストコンピュータ11へパケットを送信する。
メータ23は、バスを介して接続された無線子機22から自機宛のパケットを受信した場合、そのパケットに含まれるデータの内容に基づいて各種の処理を実行する。また、メータ23は、サブアドレスにより機器24宛のパケットであることが指定されたパケットを受信した場合、そのパケットの送信元アドレス及び宛先アドレスを、それぞれ自機(メータ23)のアドレス及び機器24のアドレスに書き換えて機器24へ転送する。
また、機器24からホストコンピュータ11へデータを送信する必要がある場合、当該機器24は、宛先アドレス及びサブアドレスをそれぞれメータ23のアドレス及びホストコンピュータ11のアドレスに設定したパケットを生成し、生成したパケットをメータ23へ送信する。メータ23は、機器24から受信したパケットの宛先アドレスをホストコンピュータ11のアドレスに書き換えてホストコンピュータ11へ転送する。
このように、本実施の形態に係る無線テレメータシステムでは、メータ23がゲートウェイ機能を有しているため、ホストコンピュータ11、無線親機21、及び無線子機22を含む通信装置と、無線子機22のバスに接続された機器24との間では、メータ23を介して通信を行うことができる。水道、ガス、電気など供給物を供給する事業体(以下、メータ23の事業体という)と、システム内に機器24を導入した事業体(以下、機器24の事業体という)とは常に同一であるとは限らないため、機器24の事業体は、メータ23を無断で使用する可能性が生じる。本願では、このような問題点を解決するために、デバイス検索によって得られる機器24の属性情報に基づき、前記機器24との通信の許否を決定する構成としている。
なお、図1に示す例では、各無線子機22にメータ23及び機器24をそれぞれ1台ずつ接続する構成としたが、各無線子機22に接続される機器24の台数は1台に限定されるものではない。例えば、メータ23のみが接続された無線子機22が含まれていてもよく、メータ23及び2台以上の機器24,24,…が接続された無線子機22が含まれていてもよい。
以下、無線テレメータシステムを構成する個々の装置の構成について説明する。
図2は無線親機21の内部構成を示すブロック図である。無線親機21は、制御部210、記憶部211、広域無線通信部212、狭域無線通信部213、表示部214、操作部215などを備える。無線親機21が備えるハードウェア各部は、電池219から供給される電力により動作するように構成されている。
制御部210は、例えば、CPU、ROM、RAMなどを備え、ROMに予め格納された制御プログラムをRAMに読み出し、CPUが前記制御プログラムを実行することにより、機器全体を本発明に係る無線通信装置として機能させる。
記憶部211は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの不揮発性メモリにより構成されており、自機の動作に関する設定情報、広域無線網N1を介して通信する際に必要となる情報、狭域無線網N2を介して通信する際に必要となる情報等を記憶する。また、実施の形態1では、各無線子機22に接続されたメータ23の事業体を識別するための識別コード(事業体コード)が記憶部211に記憶されているものとする。
広域無線通信部212は、アンテナ212aを通じて電波を発信または受信することによって、広域無線網N1を介した無線通信を行う。無線親機21は、例えば、自機に接続された無線子機22を通じてメータ23の検針値を取得した場合、検針値を示すデータをセンタ側のホストコンピュータ11へ送信する。広域無線通信部212は、制御部210を通じて送信すべきデータを取得した場合、アンテナ212aを駆動して電波を発信させることより、広域無線網N1の通信規格に準拠した形式にてパケットを送信する処理を行う。
また、広域無線通信部212は、アンテナ212aにて電波を受信した場合、受信した電波をデコードすることにより所定の形式のパケットを取得する。アンテナ212aにて受信する受信電波には、例えば、ホストコンピュータ11からの起動指令などの各種制御コマンドが含まれる。広域無線通信部212は、デコードして得られるパケットを制御部210へ出力する。制御部210は、広域無線通信部212から出力されたパケットを取得した場合、そのパケットに基づいて各種の制御を行う。
狭域無線通信部213は、アンテナ213aを通じて電波を発信または受信することによって、複数の無線子機22,22,…,22と所定の無線通信方式にて通信を行う。無線通信方式としては、例えば特定小電力無線方式が採用される。無線親機21の狭域無線通信部213は、送信すべきパケットを有する無線子機22を探索するための探索信号として、ビーコンを間欠的に送信する。このビーコンには、狭域無線網N2において無線親機21を識別するための識別情報として無線機番号が含まれているものとする。また、狭域無線通信部213は、無線子機22から送信されるビーコンを受信した場合であって、自装置が送信すべきパケットを有するとき、ビーコンに含まれる無線機番号より特定される無線子機22へパケットを送信する。
表示部214は、LEDランプ、液晶表示パネル等により構成されており、制御部210から出力される制御信号に基づいて、保守作業を行う作業員等に通知すべき情報を表示する。
操作部215は、ディップスイッチ等の各種スイッチ、ボタンにより構成されており、例えば保守作業を行う作業員等による各種の設定操作を受付ける。制御部210は、操作部215から入力される設定内容を基に各種制御を行い、必要に応じて設定内容を記憶部211に記憶させる。
本実施の形態では、無線親機21がNCUの機能を有するものとして説明を行ったが、NCUの機能を有する網制御装置を個別の装置として用意し、無線親機21を網制御装置に接続する構成であってもよい。この場合、無線親機21は、網制御装置を接続する接続インタフェースを備え、接続インタフェースに接続された網制御装置を介してセンタ側と通信を行う構成とすればよい。
図3は無線子機22の内部構成を示すブロック図である。無線子機22は、制御部220、記憶部221、狭域無線通信部222、接続IF223、表示部224、操作部225などを備える。無線子機22が備えるハードウェア各部は、電池229から供給される電力により動作するように構成されている。
制御部220は、例えば、CPU、ROM、RAMなどを備え、ROMに予め格納された制御プログラムをRAMに読み出し、CPUが前記制御プログラムを実行することにより、機器全体を本発明に係る無線通信装置として機能させる。
記憶部221は、例えば、EEPROMなどの不揮発性メモリにより構成されており、自機の動作に関する設定情報、狭域無線網N2を介して通信する際に必要となる情報等を記憶する。また、実施の形態1では、各無線子機22に接続されたメータ23の事業体コードが記憶部211に記憶されているものとする。
狭域無線通信部222は、アンテナ222aを通じて電波を発信または受信することによって、無線親機21及び他の無線子機22と所定の無線通信方式にて通信を行う。無線通信方式としては、例えば特定小電力無線方式が採用される。無線子機22の狭域無線通信部222は、送信すべきパケットを有する無線親機21又は他の無線子機22を探索するための探索信号として、ビーコンを間欠的に送信する。このビーコンには、狭域無線網N2において個々の無線子機22を識別するための識別子として無線機番号が含まれているものとする。また、狭域無線通信部222は、無線親機21又は他の無線子機22から送信されるビーコンを受信した場合であって、自装置が送信すべきパケットを有するとき、ビーコンに含まれる無線機番号より特定される無線親機21又は他の無線子機22へデータを送信する。
接続IF223は、例えばバスを介して、水道、ガス、電気などの使用量を計測するメータ23、警報器等の機器24を接続するためのインタフェースである。無線子機22は、接続IF223を通じてバスに接続されたメータ23及び機器24とパケットの送受信を行う。
表示部224は、LEDランプ、液晶表示パネル等により構成されており、制御部220から出力される制御信号に基づいて、保守作業を行う作業員等に通知すべき情報を表示する。
操作部225は、ディップスイッチ等の各種スイッチ、ボタンにより構成されており、例えば保守作業を行う作業員等による各種の設定操作を受付ける。制御部220は、操作部225から入力される設定内容を基に各種制御を行い、必要に応じて設定内容を記憶部221に記憶させる。
図4はメータ23の内部構成を示すブロック図である。メータ23は、制御部230、記憶部231、接続IF232、検針部233などを備える。
制御部230は、例えば、CPU、ROM、RAMなどを備え、ROMに予め格納された制御プログラムをRAMに読み出し、CPUが前記制御プログラムを実行することにより、メータ23を本発明に係る機器として機能させる。
記憶部231は、例えば、EEPROMなどの不揮発性メモリにより構成されており、システム内で自他を識別するID、事業者コード等を記憶する。
接続IF232は、例えばバスに接続するためのインタフェースを備える。メータ23は、接続IF232を通じて、バスを介して接続された他の機器とパケットの送受信を行う。
検針部233は、事業体から供給される水道、ガス、電気などの供給物の使用量を計測し、計測結果(検針値)を制御部230を出力する。制御部230は、検針値をデータとして含むパケットを生成し、生成したパケットを接続IF232を通じて無線子機22へ送信する。
図5は機器24の内部構成を示すブロック図である。機器24は、制御部240、記憶部241、接続IF242、検出部243などを備える。
制御部240は、例えば、CPU、ROM、RAMなどを備え、ROMに予め格納された制御プログラムをRAMに読み出し、CPUが前記制御プログラムを実行することにより、機器24を本発明に係る機器として機能させる。
記憶部241は、例えば、EEPROMなどの不揮発性メモリにより構成されており、同一のバス上で自他を識別するID、自機をシステム内に導入した事業体を識別する事業体コード等を記憶する。
接続IF242は、例えばバスに接続するためのインタフェースを備える。機器24は、接続IF242を通じて、バスを介して接続された他の機器とパケットの送受信を行う。
検出部243は、例えば、火災発生等の何らかの状態の変化を検出し、検出結果を示すデータを制御部240へ出力する。制御部240は、検出結果を示すデータを含むパケットを生成し、生成したパケットを接続IF242を通じて無線子機22へ送信する。
無線テレメータシステムにおける無線子機22は、自機に接続されていれるデバイスを検索するために、起動時若しくは定期的なタイミング、又はホストコンピュータ11等から指示があった場合などにおいて、デバイス検索を行う。本実施の形態に係る無線子機22は、デバイス検索により、自機に接続されているデバイスの属性情報を取得し、取得した属性情報に基づいてメータ23を介した機器24との通信の許否を決定する。
図6は実施の形態1における通信許否の決定手順を示すフローチャートである。図6の例は、無線子機22がデバイス検索を実行した際に、機器24との通信の許否を決定する手順を示したものである。無線子機22の記憶部221には、メータ23の事業体コードが記憶されているものとする。
無線子機22の制御部220は、デバイス検索を実行するか否かを判断する(ステップS101)。制御部220は、例えば、自機の起動時若しくは定期的なタイミング、又はホストコンピュータ11等から指示があった場合などにおいてデバイス検索を行うと判断する。デバイス検索を実行しないと判断した場合(S101:NO)、本フローチャートによる処理を終了する。
デバイス検索を実行すると判断した場合(S101:YES)、制御部220は、デバイス検索を実行することにより、バスを介して自機に接続されたデバイス(メータ23及び機器24)の属性情報を取得する(ステップS102)。このとき、無線子機22は、属性情報を送信するように要求する要求信号を接続IF223を通じて同報的に送信し、要求信号に対する応答として、バスを介して自機に接続されたデバイスの属性情報を取得する。
次いで、制御部220は、取得した機器24の属性情報に、自機の記憶部221に予め記憶されている事業体コードが含まれているか否かを判断する(ステップS103)。
取得した機器24の属性情報に前記事業体コードが含まれている場合(S103:YES)、制御部220は、前記機器24との通信を許可すると決定する(ステップS104)。一方、取得した機器24の属性情報に前記事業体コードが含まれていない場合(S103:NO)、制御部220は、前記機器24との通信を許可しないと決定する(ステップS105)。ステップS104又はS105で決定した機器24との通信の許否に係る情報は、記憶部221に記憶される。
なお、図6に示した例では、無線子機22が自機に接続された機器24から属性情報を取得し、取得した属性情報に基づいて通信の許否を決定する構成について説明したが、無線親機21が狭域無線網N2を通じて各無線子機22に接続された機器24の属性情報を取得して、これらの機器24との通信の許否を決定する構成としてもよい。また、無線子機22が他の無線子機22に接続された機器24の属性情報を取得して、これらの機器24との通信の許否を決定する構成としてもよい。
また、無線子機22は、決定した通信の許否に係る情報を無線親機21及び他の無線子機22へ通知して、自機に接続された機器24との通信が発生することを回避する構成としてもよい。
更に、無線テレメータシステム内で複数の事業体のメータ23が混在する場合、無線親機21及び無線子機22は、各事業体の事業体コードを記憶しておき、これらの事業体コードの1つがデバイス検索によって取得した機器24の属性情報に含まれているか否かを判断し、通信の許否を決定する構成としてもよい。また、各無線子機22に接続されたメータ23の事業体コードを無線子機22のIDに対応付けて記憶しておき、同じバス上に接続されたメータ23及び機器24が同じ事業体コードを有しているか否かを判断する構成としてもよい。
次に、無線子機22における通信処理について説明する。
図7は無線子機22が実行する通信処理の処理手順を説明するフローチャートである。図7では、無線子機22が狭域無線通信部222を通じてパケットを受信した場合の処理手順を説明する。なお、無線子機22の記憶部221には、自機に接続された機器24との通信の許否に係る情報(以下、許否情報という)が記憶されているものとする。
無線子機22の制御部220は、狭域無線通信部222を通じてパケットを受信した場合(ステップS111)、宛先アドレスを確認することにより、自機宛のパケットであるか否かを判断する(ステップS112)。自機宛のパケットであると判断した場合(S112:YES)、制御部220は、受信したパケットに基づく処理を実行する(ステップS113)。
自機宛のパケットでないと判断した場合(S112:NO)、制御部220は、自機に接続された機器24宛のパケットであるか否かを判断する(ステップS114)。例えば、制御部220は、受信したパケットのサブアドレスを参照することにより、機器24宛のパケットであるか否かを判断することができる。
機器24宛のパケットであると判断した場合(S114:YES)、制御部220は、記憶部221に記憶されている許否情報を確認し、機器24との通信が許可されているか否かを判断する(ステップS115)。機器24との通信が許可されていると判断した場合(S115:YES)、制御部220は、ステップS111で受信したパケットを、接続IF223を通じてメータ23へ転送する(ステップS116)。メータ23は、無線子機22から受信したパケットの宛先アドレスを機器24のアドレスに書き換えて、機器24へパケットを転送する。
一方、機器24との通信が許可されていないと判断した場合(S115:NO)、制御部220は、ステップS111で受信したパケットの転送を禁止する(ステップS117)。このとき、無線子機22は、パケットの送信元に対して、機器24との通信が許可されていない旨を通知してもよい。
ステップS114において、受信したパケットの宛先が機器24宛でなく(S114:NO)、メータ23宛のパケットであると判断した場合、制御部220は、ステップS111で受信したパケットを、接続IF223を通じてメータ23へ転送する(ステップS118)。
図7では、無線子機22における通信処理の手順について説明したが、無線親機21において、同様の手順を実施することにより、不許可とされた機器24との通信を禁止する構成としてもよい。
以上のように、実施の形態1では、デバイス検索によって取得した機器24の属性情報に、記憶部221に予め記憶されている事業体コードが含まれていない場合、機器24との通信を許可しないようにしているので、例えば、通信を許可する事業体の事業体コードとしてメータ23の事業体コードを予め記憶させておくことにより、メータ23と異なる事業体コードを有する機器24がメータ23を無断で使用することを禁止できる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、同一のバス上に接続されたメータ23及び機器24の属性情報に含まれる事業体コード同士を比較して、通信の許否を決定する構成について説明を行う。なお、無線テレメータシステムの全体構成、及び個々の装置の内部構成等については実施の形態1と同様であるため、その説明を省略することとする。
図8は実施の形態2における通信許否の決定手順を示すフローチャートである。図8の例は、無線子機22がデバイス検索を実行した際に、機器24との通信の許否を決定する手順を示したものである。無線子機22の制御部220は、デバイス検索を実行するか否かを判断する(ステップS201)。制御部220は、例えば、自機の起動時若しくは定期的なタイミング、又はホストコンピュータ11等から指示があった場合などにおいてデバイス検索を行うと判断する。デバイス検索を実行しないと判断した場合(S201:NO)、本フローチャートによる処理を終了する。
デバイス検索を実行すると判断した場合(S201:YES)、制御部220は、デバイス検索を実行することにより、バスを介して自機に接続されたデバイス(メータ23及び機器24)の属性情報を取得する(ステップS202)。このとき、無線子機22は、属性情報を送信するように要求する要求信号を接続IF223を通じて同報的に送信し、要求信号に対する応答として、バスを介して自機に接続されたデバイスの属性情報を取得する。
次いで、制御部220は、メータ23から取得した属性情報に含まれる事業体コードと、機器24から取得した属性情報に含まれる事業体コードとが一致するか否かを判断する(ステップS203)。
メータ23から取得した属性情報に含まれる事業体コードと、機器24から取得した属性情報に含まれる事業体コードとが一致する場合(S203:YES)、制御部220は、前記機器24との通信を許可すると決定する(ステップS204)。一方、メータ23から取得した属性情報に含まれる事業体コードと、機器24から取得した属性情報に含まれる事業体コードとが一致しない場合(S203:NO)、制御部220は、前記機器24との通信を許可しないと決定する(ステップS205)。ステップS204又はS205で決定した機器24との通信の許否に係る情報は、記憶部221に記憶される。
なお、図8に示した例では、無線子機22が自機に接続されたメータ23及び機器24から属性情報を取得し、取得した属性情報に基づいて通信の許否を決定する構成について説明したが、無線親機21が狭域無線網N2を通じて各無線子機22に接続されたメータ23及び機器24の属性情報を取得して、各機器24との通信の許否を決定する構成としてもよい。また、無線子機22が他の無線子機22に接続されたメータ23及び機器24の属性情報を取得して、各機器24との通信の許否を決定する構成としてもよい。
また、無線子機22は、決定した通信の許否に係る情報を無線親機21及び他の無線子機22へ通知して、自機に接続された機器24との通信が発生することを回避する構成としてもよい。
以上のように、実施の形態2では、同一のバス上に接続されている機器24の事業体コードがメータ23のものと異なる場合には、機器24との通信を許可しないようにしているので、異なる事業体のメータ23を無断で使用することが禁止される。
(実施の形態3)
実施の形態1及び2では、機器24及びメータ23の事業体コードが一致するか否かを判断基準として、機器24との通信の許否を決定する構成について説明したが、機器24に割り当てられたIDを基に通信の許否を決定する構成としてもよい。
実施の形態3では、通信を許可すべき機器24のIDを無線親機21及び無線子機22に予め登録しておき、登録しておいた機器24のIDを基に通信の許否を決定する構成について説明する。なお、無線テレメータシステムの全体構成、及び個々の装置の内部構成等については実施の形態1と同様であるため、その説明を省略することとする。
実施の形態3に係る機器24は、自機固有の識別情報(以下、機器IDという)を記憶部241に記憶してあり、接続IF242を通じてデバイス検索の要求を受付けた場合、機器IDを含む属性情報を検索元の装置へ送信する。
無線子機22(無線親機21)は、メータ23を介した通信を許可する機器24の機器IDをそれぞれ記憶部221(記憶部211)に記憶してあり、デバイス検索を通じて属性情報を取得した場合、属性情報に含まれる機器IDと、記憶部221(記憶部211)に予め記憶してある機器IDとの異同を判別することにより、通信の許否を決定する。
図9は実施の形態3における通信許否の決定手順を示すフローチャートである。図9の例は、無線子機22がデバイス検索を実行した際に、機器24との通信の許否を決定する手順を示したものである。無線子機22の制御部220は、デバイス検索を実行するか否かを判断する(ステップS301)。制御部220は、例えば、自機の起動時若しくは定期的なタイミング、又はホストコンピュータ11等から指示があった場合などにおいてデバイス検索を行うと判断する。デバイス検索を実行しないと判断した場合(S301:NO)、本フローチャートによる処理を終了する。
デバイス検索を実行すると判断した場合(S301:YES)、制御部220は、デバイス検索を実行することにより、バスを介して自機に接続されたデバイス(メータ23及び機器24)の属性情報を取得する(ステップS302)。このとき、無線子機22は、属性情報を送信するように要求する要求信号を接続IF223を通じて同報的に送信し、要求信号に対する応答として、バスを介して自機に接続されたデバイスの属性情報を取得する。
次いで、制御部220は、メータ23から取得した属性情報に含まれる機器IDと、記憶部221に予め記憶してある機器IDとが一致するか否かを判断する(ステップS303)。
メータ23から取得した属性情報に含まれる機器IDと、記憶部221に予め記憶してある機器IDとが一致する場合(S303:YES)、制御部220は、前記機器24との通信を許可すると決定する(ステップS304)。一方、メータ23から取得した属性情報に含まれる機器IDと、記憶部221に記憶してある機器IDとが一致しない場合(S303:NO)、制御部220は、前記機器24との通信を許可しないと決定する(ステップS305)。ステップS304又はS305で決定した機器24との通信の許否に係る情報は、記憶部221に記憶される。
なお、図9に示した例では、無線子機22が自機に接続されたメータ23及び機器24から属性情報を取得し、取得した属性情報に含まれる機器IDに基づいて通信の許否を決定する構成について説明したが、無線親機21が狭域無線網N2を通じて各無線子機22に接続されたメータ23及び機器24の属性情報を取得して、各機器24との通信の許否を決定する構成としてもよい。また、無線子機22が他の無線子機22に接続されたメータ23及び機器24の属性情報を取得して、各機器24との通信の許否を決定する構成としてもよい。
また、無線子機22は、決定した通信の許否に係る情報を無線親機21及び他の無線子機22へ通知して、自機に接続された機器24との通信が発生することを回避する構成としてもよい。
また、無線親機21及び無線子機22は、それぞれ複数の機器IDを記憶しておき、これらの機器IDの1つと、デバイス検索より得られる属性情報に含まれる機器IDとが一致するか否かを判別して、通信の許否を決定する構成としてもよい。
更に、本実施の形態では、無線親機21及び無線子機22は、メータ23を介した通信を許可する機器24の機器IDを記憶する構成としたが、許可しない機器24の機器IDを記憶する構成としてもよい。この場合、無線親機21(又は無線子機22)は、デバイス検索を通じて属性情報を取得した際、属性情報に含まれる機器IDと、無線親機21(又は無線子機22)に予め記憶してある機器IDとの異同を判別し、取得した属性情報に含まれる機器IDが無線親機21(又は無線子機22)に記憶されていない場合に、メータ23を介した通信を許可する構成とすればよい。
以上のように、実施の形態3では、機器IDが無線親機21又は無線子機22に記憶されていない機器24についてはメータ23を介した通信を許可しないので、メータ23を無断で使用することを禁止することができる。
(実施の形態4)
実施の形態1〜3では、無線親機21又は無線子機22にて機器24との通信を不許可とする決定を行った場合、当該機器24との通信を禁止する構成としたが、不許可とする決定を行った場合であっても、通信を許可すべき旨の指示を受付けた場合には、通信を許可するようにしてもよい。
実施の形態4では、許可すべき旨の指示を受付けた場合に、機器24との通信を不許可から許可に変更する構成について説明する。なお、無線テレメータシステムの全体構成、及び個々の装置の内部構成等については実施の形態1と同様であるため、その説明を省略することとする。
図10は実施の形態4における通信許否の決定手順を示すフローチャートである。図10の例は、無線子機22がデバイス検索を実行した際に、機器24との通信の許否を決定する手順を示したものであり、ステップS101〜ステップS105までの手順は、実施の形態1と同様である。
ステップS105で機器24との通信を許可しないと決定した後、制御部220は、操作部225を通じて機器24との通信を許可すべき旨の指示を受付けたか否かを判断する(ステップS401)。通信を許可すべき旨の指示を受付けていない場合(S401:NO)、制御部220は、本フローチャートによる処理を終了する。
一方、機器24との通信を許可すべき旨の指示を受付けた場合(S401:YES)、制御部220は、記憶部221に記憶されている許否に係る情報を書き換え、機器24との通信を許可する(ステップS402)。
なお、本実施の形態では、無線子機22の操作部225を通じて、機器24との通信を許可すべき旨の指示を受付ける構成としたが、狭域無線通信部222を介した通信、又は接続IF223を介した通信により、機器24との通信を許可すべき旨の指示を受付ける構成としてもよい。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
以上の実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
本願の無線テレメータシステムは、無線網(N1)を介して通信可能に接続された複数の無線通信装置(21,22)と、バスを介して前記複数の無線通信装置(21,22)のうちの1つと通信可能に接続され、事業体より供給される供給物の使用量を計測するメータ(23)と、前記メータ(23)を介して前記複数の無線通信装置(21,22)と通信可能に構成してある機器(24)とを含む無線テレメータシステムにおいて、前記機器(24)は、自機の属性を示す属性情報を記憶する手段(241)を備え、各無線通信装置(21,22)は、前記属性情報を取得する取得手段(213,223)と、取得した属性情報に基づき、前記機器(24)との通信の許否を決定する決定手段(210,220)とを備えることを特徴とする。
本願では、機器から取得した属性情報に基づき、メータを介した機器との通信の許否を決定する構成としているので、例えば、事業体が想定していない機器がメータを無断で使用して通信することを回避することができる。
本願の無線テレメータシステムは、各無線通信装置(21,22)は、前記事業体を識別する識別コードを含む前記メータ(23)の属性情報を記憶する記憶手段(211,221)を備え、前記決定手段(210,220)は、前記取得手段(213,223)が取得した属性情報に前記識別コードが含まれるか否かを判断し、前記識別コードが含まれないと判断した場合、前記機器(24)との通信を許可しないようにしてあることを特徴とする。
本願では、事業体を識別する識別コードがメータと機器との間で異なる場合には、機器との通信を許可しないようにしているので、異なる事業体のメータを無断で使用することを禁止することができる。
本願の無線テレメータシステムは、各無線通信装置(21,22)は、通信を許可すべき(又は不許可とすべき)機器(24)の識別情報を記憶する記憶手段(211,221)を備え、前記決定手段(210,220)は、前記取得手段(213,223)が取得した属性情報に含まれる機器(24)の識別情報と、前記記憶手段(211,221)が記憶する識別情報とが一致するか否かを判断し、一致すると判断した場合、前記機器(24)との通信を許可する(又は許可しない)と決定するようにしてあることを特徴とする。
本願では、予め設定した機器の識別情報に基づき通信の許否を決定する構成としているので、許可されていない機器が無断でメータを使用することを禁止することができる。
本願の無線テレメータシステムは、各無線通信装置(21,22)は、前記機器(24)との通信を許可すべき旨の指示を受付ける手段(214,224)を更に備え、該手段により許可すべき旨の指示を受付けた場合、前記決定手段(210,220)が不許可と決定した前記機器(24)との通信を許可するようにしてあることを特徴とする。
本願では、例えば事業体からの許可が得られた場合には、メータを介した機器の通信を許可することができる。
本願の無線通信装置は、事業体より供給される供給物の使用量を計測するメータ(23)を介して通信可能な機器(24)が接続された他の無線通信装置(21,22)と無線通信を行う無線通信装置(22)において、前記機器(24)の属性を示す属性情報を取得する取得手段(223)と、取得した属性情報に基づき、前記機器(24)との通信の許否を決定する決定手段(220)とを備えることを特徴とする。
本願では、機器から取得した属性情報に基づき、メータを介した機器との通信の許否を決定する構成としているので、例えば、事業体が想定していない機器がメータを無断で使用して通信することを回避することができる。
11 ホストコンピュータ
12 センタ側網制御装置
21 無線親機
22 無線子機
23 メータ
24 機器
210,220,230,240 制御部
211,221,231,241 記憶部
212 広域無線通信部
213,222 狭域無線通信部
214,224 表示部
215,225 操作部
219,229 電池
223,232,242 接続IF
233 検針部
243 検出部

Claims (4)

  1. 無線網を介して通信可能に接続された複数の無線通信装置と、バスを介して前記複数の無線通信装置のうちの1つと通信可能に接続され、事業体より供給される供給物の使用量を計測するメータと、前記メータを介して前記複数の無線通信装置と通信可能に構成してある機器とを含む無線テレメータシステムにおいて、
    前記機器は、
    前記機器の属性を示す属性情報を記憶する手段
    を備え、
    各無線通信装置は、
    前記属性情報を取得する取得手段と、
    取得した属性情報に基づき、前記機器との通信の許否を決定する決定手段と
    前記事業体を識別する識別コードを含む前記メータの属性情報を記憶する記憶手段と
    を備え
    前記決定手段は、前記取得手段が取得した属性情報に前記識別コードが含まれるか否かを判断し、前記識別コードが含まれないと判断した場合、前記機器との通信を許可しないようにしてあることを特徴とする無線テレメータシステム。
  2. 各無線通信装置は、
    通信を許可すべき(又は不許可とすべき)機器の識別情報を前記記憶手段に記憶してあり、
    前記決定手段は、前記取得手段が取得した属性情報に含まれる機器の識別情報と、前記記憶手段が記憶する識別情報とが一致するか否かを判断し、一致すると判断した場合、前記機器との通信を許可する(又は許可しない)と決定するようにしてあることを特徴とする請求項1に記載の無線テレメータシステム。
  3. 各無線通信装置は、
    前記機器との通信を許可すべき旨の指示を受付ける手段
    を更に備え、
    該手段により許可すべき旨の指示を受付けた場合、前記決定手段が不許可と決定した前記機器との通信を許可するようにしてあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無線テレメータシステム。
  4. 事業体より供給される供給物の使用量を計測するメータを介して通信可能な機器が接続された他の無線通信装置と無線通信を行う無線通信装置において、
    前記機器の属性を示す属性情報を取得する取得手段と、
    取得した属性情報に基づき、前記機器との通信の許否を決定する決定手段と
    前記事業体を識別する識別コードを含む前記メータの属性情報を記憶する記憶手段と
    を備え
    前記決定手段は、前記取得手段が取得した属性情報に前記識別コードが含まれるか否かを判断し、前記識別コードが含まれないと判断した場合、前記機器との通信を許可しないようにしてあることを特徴とする無線通信装置。
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