JP2005309742A - 環境計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】センサ接続用に用意したコネクタに任意のセンサを接続することが可能な環境計測装置を提供する。
【解決手段】サーバラックあるいはサーバルームの環境を検出する複数の検出手段と、当該検出手段からの信号に基づいてサーバラックあるいはサーバルームの環境状態を計測する計測装置とで構成された環境計測装置であって、検出手段は、検知量を変換したアナログ電圧と、検出手段の種類を特定可能な識別信号とを計測装置に出力する。そして計測装置は、前記識別信号に基づいて、予め識別信号に対応させて記憶している電圧−物理量変換テーブルを選択し、選択した電圧−物理量変換テーブルに基づいて前記アナログ電圧に対応する物理量を出力する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、サーバを収容するサーバラック、サーバルームの温度、供給電源等の環境状態を計測する環境計測装置に関する。
上記した環境計測装置に関する技術が特許文献1及び特許文献2に開示されている。
特許文献1に記載のサーバ収納ボックスでは、省スペース、省力化、低発熱、セキュリティ、耐震等に配慮したサーバ収納ボックスが提案されている。そして環境監視装置(環境計測装置)には、温度センサ、湿度センサ、ファン等の種々のセンサ類が接続され、種々の環境状態が監視されている。
また、特許文献2に記載のネットワーク環境監視装置(環境計測装置)では、環境状態を監視するための基板ボードが挿抜自在なボード差込口を複数備えたネットワーク環境監視装置が提案されている。
特開2000−010663号公報 特開2002−135218号公報
特許文献1に記載のサーバ収納ボックスに収容される環境監視装置には種々のセンサが接続され、環境監視装置にはセンサ毎に対応するインターフェース及び接続端子が設けられている。従って、例えばセンサ接続用の端子を16個用意していたとしても、その16個の端子に任意のセンサを自由に選択して接続することができず、温度センサは4個の端子のいずれかにしか接続することができない等の制限がある。つまり、特許文献1に記載の従来の環境監視装置では、予め使用するセンサの種類と数が決まってしまっている。
また、特許文献2に記載のネットワーク環境監視装置では、センサの種類に応じて基板ボードを差し替えるように構成しており、例えば温度センサを接続する場合には、温度センサ用の基板ボードを差すことで、センサに応じたインターフェース及び端子を備えた基板ボードに差し替えることができる。しかし当該温度センサ用の基板ボードに用意された全てのコネクタに温度センサを接続するとは限らず、一般的には空きコネクタが発生する。そして、空きコネクタに他の種類のセンサ(ファン回転数センサ、ドア施錠センサ等)の接続を所望しても、その空きコネクタの基板ボードではインターフェースが合わずに接続できない場合もある。
以上に説明したように、従来はセンサに合わせて環境監視装置内のインターフェースを用意していたため、上記の問題が発生する可能性がある。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、センサ接続用に用意したコネクタに任意のセンサを接続することが可能な環境計測装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための手段として、本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの環境計測装置である。
請求項1に記載の環境計測装置は、サーバラックあるいはサーバルームの環境を検出する複数の検出手段と、当該検出手段からの信号に基づいてサーバラックあるいはサーバルームの環境状態を計測する計測装置とで構成された環境計測装置であって、検出手段は、検知量を変換したアナログ電圧と、検出手段の種類を特定可能な識別信号とを計測装置に出力する。そして計測装置は、前記識別信号に基づいて、予め識別信号に対応させて記憶している電圧−物理量変換テーブルを選択し、選択した電圧−物理量変換テーブルに基づいて前記アナログ電圧に対応する物理量を出力する。
また、本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりの環境計測装置である。
請求項2に記載の環境計測装置は、請求項1に記載の環境計測装置であって、検出手段から出力される識別信号は、計測装置に接続されるコネクタ内の複数のピンにて設定され、識別信号の出力に用いられる少なくとも1つのピンからは検出手段の種類に対応させたアナログ電圧が出力される。
請求項1に記載の環境計測装置を用いれば、センサからの検知量は全てアナログ電圧にて計測装置に入力される。そして計測装置は接続されたセンサに対応する(識別信号に対応する)電圧−物理量変換テーブルを用いて入力されたアナログ電圧を物理量(温度、回転数等)に変換する。
従来はセンサに合わせて計測装置内のインターフェースを用意していたが、本発明では計測装置のインターフェース(アナログ電圧入力に統一)に合わせてセンサの検知量をアナログ電圧に変換して計測装置に入力する。このように、センサからの入力をアナログ電圧に統一することで、センサ接続用に用意したコネクタに任意のセンサを接続することが可能となる。
これにより、空きコネクタがあっても所望するセンサを接続できない状態を回避することができる(所望センサの検知量をアナログ電圧に変換して計測装置に入力し、計測装置に所望センサの電圧−物理量変換テーブルを記憶させればよい)。
従って、センサ接続用に用意したコネクタを有効利用することができる。
請求項2に記載の環境計測装置を用いれば、識別信号による種類の数を効果的に増加させることができる。例えば識別信号の出力用に3つのピンしか使用できない場合、この3つのピンをHiレベルまたはLowレベルに設定すると8通りの識別信号しか構成することができない。しかしHiレベルまたはLowレベルの設定に2つのピンを使用し、1つのピンから例えば8通りのアナログ電圧を出力させると、32通りの識別信号を構成することができる。
また、計測装置は請求項1に記載したようにアナログ電圧のインターフェースを備えているので、そのインターフェースを利用することができる。
以下に本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。本発明の環境計測装置10は、計測装置20と検出手段30とで構成される。図1(A)は本発明の計測装置20の概略外観図である。
●[計測装置の外観(図1(A))]
計測装置20の幅(W)、高さ(H)、奥行き(D)はサーバラックに収容可能なサイズに収められている。
また、計測装置20の前面にはセンサ接続用のコネクタCH1〜CH8、CH9〜CH16が設けられており、図示しないが背面にも同様にセンサ接続用のコネクタCH17〜CH24、CH25〜CH32が設けられている。なお、コネクタCH1〜CH32は全て同一形状にしている(例えばLANコネクタの形状にしている)。
また、計測装置20には、管理装置(パーソナルコンピュータ等)に接続するためのコネクタR1(LANコネクタ等)、複数台の計測装置20を相互に接続するためのコネクタR3及びR4(RS485を用いた通信用コネクタ等)、計測装置20内のプログラムやデータ等を書き替えるとき等に書替えツールと接続するコネクタR2(RS232Cを用いた通信用コネクタ等)を備えている(図5参照)。
●[検出手段の外観(図1(B))]
検出手段30は、検知量を出力する検知部32と、検知量をアナログ電圧に変換した変換信号を出力する変換部34と、検出手段の種類を特定可能な識別信号を設定する設定部(この例では変換部34に含まれている)と、計測装置20に接続するコネクタ部38とで構成されている。
また、検出手段30は、検知する環境の種類に応じて種々の検知部32、及び変換部34がある。例えば温度を検知する場合、検知部32は温度に応じて抵抗値が変化するサーミスタ等であり、変換部34は抵抗値に応じた電圧を出力する回路等で構成される。また、例えば換気ファンの回転数を検知する場合、検知部32は回転数に応じた周期のパルスを発生する回路等であり、変換部34はパルスの周期に応じた電圧を出力するF−V変換回路等で構成される。
なおコネクタ部38は、どの検知手段も同一形状かつ同一ピン配列にしている。本実施の形態では形状はLANコネクタに統一し、ピン1〜3には計測装置20から+12[V]、基準電位(GND)、−12[V]を提供し、ピン5〜6は検出手段の出力電圧を、ピン4、7、8には検出手段の種類を特定可能な識別信号(以降、検出手段IDと記載する)を割り付けている。
●[検出手段と計測装置の動作(図2)]
図2の例は、温度センサを備えた検出手段30を用いて、計測装置20が温度を計測するまでの動作を示している。
検知部32(この例では温度センサ)は検知量に応じて特性の変化を示す(この例では温度に応じて「特性グラフA」に示すように抵抗値が変化する)。
そして変換部34は特性をアナログ電圧に変換して計測装置20に出力する(特性グラフB)。
計測装置20は、予め内部の記憶装置に特性グラフC(各検出手段IDに対応させた電圧−物理量変換テーブル)を記憶しており、入力されたアナログ電圧と特性グラフCとに基づいて、接続された検出手段30が検出した物理量に換算する。
なお、検出手段30は検知量のアナログ電圧の他にも、検出手段ID(検出手段30の種類を特定するデジタル信号、またはアナログ信号、またはデジタル信号とアナログ信号)も出力している。計測装置20は、この検出手段IDに基づいて検出手段30を特定し、検出手段IDに対応させて記憶している複数の電圧−物理量変換テーブルの中から、1つの電圧−物理量変換テーブルを選択する。
●[計測装置のブロック構成(図3)]
次に、図3を用いて計測装置20のブロック構成について説明する。
検出手段30が接続されるCH1〜CH32のピン1〜3には電源回路26からの出力が接続される(この例ではピン1〜3に+12[V]、基準電位(GND)、−12[V]が接続される)。ピン4(検出手段IDにおけるアナログ電圧)は選択回路S2に接続され、ピン7、8(検出手段IDにおけるデジタル値(ONまたはOFF))は選択回路S3に接続される。なお本実施の形態では、検出手段IDについては図4の「識別信号」に示すように、ピン4のアナログ電圧とピン7、8のデジタル値との組み合わせで各検出手段IDが決定する。
ピン5、6(検知量に基づいて変換したアナログ電圧)は、それぞれアンプA1〜A32を介して選択回路S1に入力される。選択回路S1と選択回路S2の出力は選択回路S4に入力される。
CPU22は、選択信号CS12にて選択回路S1及び選択回路S2の出力をCH1〜CH32の任意の1つに選択することができる。またCPU22は、選択信号CS4にて選択回路S4の出力を、選択回路S1または選択回路S2のどちらかを選択することができる。選択回路S4の出力はA/D変換回路25に入力され、A/D変換回路25は変換結果をCPU22に出力する。
またCPU22は、選択信号CS3にて選択回路S3の出力をCH1〜CH32の任意の1つに選択することができる。
CPU22にはRandom Access Memory(RAM23)、Read Only Memory(ROM24)が接続され、CPU22はROM24に記憶されたプログラム及びデータ(電圧−物理量変換テーブル等)を用いて種々の処理を実行する。なお、ROM24はEEPROM、FlashROM等の電気的に書替え可能なROMで構成しておくと、プログラム及びデータを適宜変更することができるので好ましい(センサの追加または変更に応じて書替えが必要になる場合があるため)。
また、CPU22は外部機器と通信を行うための種々のインターフェース及びコネクタを用意している。CPU22は変換回路IF3、IF4(例えばRS485を用いた通信信号に変換する回路)、及び変換回路IF34(例えばRS485からRS232Cに変換する回路)、及び変換回路IF2(例えばRS232Cを用いた通信信号に変換する回路)、及び変換回路IF1(例えばRS232CからLANに変換する回路)を備えている。そしてコネクタR1(この例ではLANコネクタ)、コネクタR2(この例ではRS232C用コネクタ)、コネクタR3、R4(この例ではRS485用コネクタ)から種々の通信を行うことができる。
LEDは変換回路IF1の状態に応じて点灯、消灯、点滅等の動作を行い、シャットダウンスイッチSswは変換回路IF1に接続されている。
例えばCH1に温度センサ(検出手段ID:2、図4参照)を備えた検出手段30を接続した場合における、CPU22がCH1に接続した検出手段30が検知した物理量を計測する手順の例について説明する。
まずCPU22は所定時間毎(30[ms]毎等)に、CH1からの識別信号(検出手段IDに対応した信号)を取り込み、検出手段30の種類を特定する。例えばCPU22は、CH1〜CH32に接続された検出手段30の出力信号(検出手段ID及び検知量に基づいたアナログ電圧)を、30[ms]毎に順次取り込むことで、1[sec]程度で一通りの検出結果を得ることができる。
CPU22は、選択信号CS12、CS3からCH1に対応した信号を出力し、選択信号CS4から選択回路S2側を選択する信号を出力する。すると選択回路S2ではCH1のピン4のアナログ電圧が選択され、選択回路S4では選択回路S2のアナログ電圧が選択される。従ってA/D変換回路25にはCH1のピン4のアナログ電圧が入力される。この場合A/D変換回路25は0[V]に対応するデジタル値をCPU22に出力する(図4の検出手段ID:2、温度センサを参照)。
また、選択回路S3ではCH1のピン7、8のデジタル入力が選択され、CPU22にはCH1のピン7、8のデジタル値が入力される。この場合、選択回路S3からCPU22にはピン7、8がOFF、ONの状態で入力される(図4の検出手段ID:2、温度センサを参照)。
CPU22は、ピン4が0[V]、ピン8がON、ピン7がOFFであると判定し、図4に従い、CH1には「検出手段ID:2の温度センサ」が接続されていることを認識する。
次に、CPU22は選択信号CS12からCH1に対応した信号を出力した状態にて、選択信号CS4から選択回路S1側を選択する信号に切替える。すると選択回路S4の出力には選択回路S1のアナログ電圧が選択される。従ってA/D変換回路25にはCH1のピン5、6のアナログ電圧が入力される。この場合、A/D変換回路25はCH1に接続された検出手段30が検知量に基づいて出力するアナログ電圧をデジタル値に変換してCPU22に出力する。
CPU22は、A/D変換回路25から入力されたデジタル値と、先に認識した検出手段IDに対応させて選択した電圧−物理量変換テーブル(図2における特性グラフC)とに基づいて、例えばCH1に接続された検出手段30の計測結果は温度であり、計測値は40[℃]である、と判定することができる。
更にCPU22は、判定した結果を定期的にコネクタR1等から外部機器に送信したり、異常(例えば60[℃]以上)と判定した場合は警報手段K(ブザー、ランプ等)から警報を出力するようにすることもできる。
また、スイッチIswは複数の計測装置20を接続する場合に、各計測装置20を識別するための装置IDを設定するスイッチである。なお、計測装置20の複数接続については後述する。
●[検出手段の種類を特定する検出手段ID(識別信号)の例(図4)]
次に、図4を用いて検出手段の種類を特定する検出手段IDの例について説明する。本実施の形態の説明では、コネクタCH1〜CH32にLANコネクタ(8ピン)を使用しており、センサ信号、電源等に必要なピンを除くと、検出手段IDとして使用可能なピンが3本(ピン4、7、8)である。この3本をON(Hiレベル)またはOFF(Lowレベル)のデジタル値として使用すると8通り(2*2*2=8)の検出手段IDを構成することができる。しかし図4に示す例ではピン4をアナログ電圧、ピン7、8をデジタル値としており、例えばピン4から8通りのアナログ電圧を出力可能に設定し、ピン7、8をONまたはOFFのデジタル値に設定すれば、32通り(8*2*2=32)の検出手段IDを構成することができる。
また、本実施の形態では、ピン4のアナログ電圧の判定には誤差を考慮した幅を持たせている。例えば1[V]設定の判定では、0.8〜1.2[V]の場合を1[V]設定と判定している。なお、例えばON(Hiレベル)に設定するにはピン1(+12[V])に接続し、OFF(Lowレベル)に設定するにはピン2(基準電位(GND))に接続すればよい。またアナログ電圧を設定するにはピン1とピン2の間を2個の抵抗で分圧すればよい。
また、アナログ電圧を出力するピンを2つ以上にすることもできる。例えばピン4とピン7を各々8通りのアナログ電圧を出力可能に設定し、ピン8をONまたはOFFのデジタル値に設定すれば、128通り(8*8*2)の検出手段IDを構成することができ、3つのピンを全て8通りのアナログ電圧を出力可能に設定すれば512通り(8*8*8=512)の検出手段IDを構成することができる。これにより、検出手段IDの設定に使用可能なピン数に制限があっても、効果的に検出手段IDの数を増加させることができる。また、計測装置20は既にアナログ電圧のインターフェース(検知量を変換したアナログ電圧を検出するA/D変換回路25)を備えているので、このインターフェースを利用すればよい。
なお、本実施の形態ではピン4をアナログ電圧としたが、ピン4をデジタル値と使用してもよい(この場合、検出手段IDは8通りになる)。なお、ピン4、7、8をデジタル値として使用した場合、図3のブロック図において、選択回路S2及びS4を省略し、選択回路S3にピン4を新たに入力するブロック構成となり、回路がやや簡素化される。
●[環境計測装置を複数台接続する例(図5)]
次に、図5を用いてサーバルーム等の複数のサーバラックに対して複数台の環境計測装置10を接続する方法の例について説明する。
図5に示すように、「行」方向及び「列」方向に環境計測装置10を接続する。このように複数の環境計測装置10を接続し、1000個程度の検出手段30を使用することができる。
計測結果は、LANに接続された管理装置S(パーソナルコンピュータ等)にて収集することができ、管理装置Sにて集中管理することができる。また、各環境計測装置10には、装置ID設定スイッチIswにて固有の装置IDが設定可能である。図5の例ではA行a列の環境計測装置10の装置ID=00:00に設定し、以下A行の装置ID=01:00、02:00と順に設定している。またB行a列の環境計測装置10の装置ID=00:01に設定し、以下B行の装置ID=01:01、02:01と順に設定している。同様にC行では装置ID=00:02、01:02、02:02と順に設定している。
管理装置Sは装置ID=00:00の環境計測装置10とのみ接続されており、通信回線は例えばLANにて接続される。A行の環境計測装置10は、変換回路IF3(例えばRS485を用いた通信回路)にて「行」方向に順次接続される。また、B行以降の「列」方向には変換回路IF3にて環境計測装置10が順次接続され、A行の環境計測装置10とB行の環境計測装置10とは、それぞれ変換回路IF4(例えばRS485を用いた通信回路)と変換回路IF3にて接続されている。なお、変換回路IF1とIF34は、本実施の形態ではA行a列の環境計測装置10のみに搭載させている(本実施の形態では他の環境計測装置10ではIF1とIF34を使用しないため)。
上記に説明した接続により、A行の各環境計測装置10は、自身以下の「行」方向の環境計測装置10の計測結果を収集して、収集した計測結果を装置ID=00:00側の環境計測装置10に送信する。そして装置ID=00:00の環境計測装置10は、全ての環境計測装置10の計測結果を収集し、収集した計測結果を管理装置Sに送信する。
図5に示す例では、管理装置Sと装置ID=00:00との間の通信をLANで行い、環境計測装置10の間の通信を変換回路IF3及びIF4による通信(この例ではRS485による通信)で行うため、LANの通信量を低減し、LAN及び管理装置Sの負荷を低減することができる(図示していないがLANには通常、種々の機器が接続され相互に通信を行っている)。
本発明の環境計測装置(計測装置20及び検出手段30)は、本実施の形態で説明した外観、構成、動作、接続等に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。
検出手段30における、検知部32の外観及び特性グラフA、変換部34の外観及び特性グラフB、計測装置20内の特性グラフC(電圧−物理量変換テーブル)は、図2に示す例に限定されるものではない。また、電圧−物理量変換テーブルは、図2の特性グラフCに示すようなグラフに限定されず、換算式や換算表等、入力された電圧を物理量に変換できるものであればよい。
本実施の形態の説明に用いた数値等は一例であり、この数値等に限定されるものではない。
センサの種類及び各センサのIDの設定は図4に示すものに限定されるものではない。
本発明の環境計測装置における計測装置20及び検出手段30の一実施の形態の概略外観図である。 検出手段30が検知量を電圧に変換して出力し、計測装置20が入力された電圧から物理量に変換する動作を説明する図である。 計測装置20のブロック構成を説明する図である。 検出手段30を識別する検出手段IDの割付けの例を説明する図である。 複数台の計測装置20を接続する例を説明する図である。
符号の説明
10 環境計測装置
20 計測装置
30 検出手段
32 検知部
34 変換部
38 コネクタ部
CH1〜CH32 コネクタ
S 管理装置

Claims (2)

  1. サーバラックあるいはサーバルームの環境を検出する複数の検出手段と、
    当該検出手段からの信号に基づいてサーバラックあるいはサーバルームの環境状態を計測する計測装置とで構成された環境計測装置であって、
    検出手段は、検知量を変換したアナログ電圧と、検出手段の種類を特定可能な識別信号とを計測装置に出力し、
    計測装置は、前記識別信号に基づいて、予め識別信号に対応させて記憶している電圧−物理量変換テーブルを選択し、選択した電圧−物理量変換テーブルに基づいて前記アナログ電圧に対応する物理量を出力する、
    ことを特徴とする環境計測装置。
  2. 請求項1に記載の環境計測装置であって、
    検出手段から出力される識別信号は、計測装置に接続されるコネクタ内の複数のピンにて設定され、識別信号の出力に用いられる少なくとも1つのピンからは検出手段の種類に対応させたアナログ電圧が出力される、
    ことを特徴とする環境計測装置。


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