JP5188869B2 - 駆動伝達機構及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、異なる駆動伝達部の軸部材によりそれぞれ支持されるギアどうしを噛み合わせるように構成された駆動伝達機構に関する。
一般に用いられている各種の機器装置において、ギアの噛み合わせを利用した駆動伝達機構が広く採用されている。そのような駆動伝達機構において一対のギアどうしを噛み合わせて連結するにあたって、それら一対のギアの各々を支持している軸部材が、互いに異なる駆動伝達部に設けられている場合には、ギアどうしの間の軸間距離に誤差を生じてしまうことがある。
例えば図12に示されている従来の駆動伝達機構においては、第1の駆動伝達部(ギアボックス)1内に配置された軸部材1aに第1のギア1bが回転自在に支持されているとともに、第2の駆動伝達部(ギアボックス)2内に配置された軸部材2aに第2のギア2bが回転自在に支持されている。そして、これら第1の駆動伝達部1における第1のギア1bと、第2の駆動伝達部2における第2のギア2bとが、前記第1の駆動伝達部1から第2の駆動伝達部2内に延出する軸部材3に装着された連結ギア3aを介して連結されており、前記第1のギア1b及び第2のギア2bのいずれか一方から他方に回転駆動力が伝達される構成になされている。なお、図12にかかる従来例では、図示を省略した駆動源に連結された第1のギア1bからの回転駆動力が第2のギア2bに伝達されるようになっている。
ところが、上述したような連結ギア3aを介して互いに噛み合わされた第1及び第2のギア1b,2bのうち、第1のギア1bは、第1のフレーム1cに形成された取付穴を位置決め基準として配置されている一方、第2のギア2bは、上記第1のフレーム1cとは異なる第2のフレーム2cに形成された取付穴を位置決め基準として配置されている。すなわち、それら第1及び第2のギア1b,2bは、互いに異なる第1及び第2のフレーム1c,2cに形成された異なる取付穴を位置基準として取り付けられていることから、当該第1及び第2のギア1b,2bどうしの間の軸間距離にバラツキ等の誤差を生じ易くなっており、その結果、両ギア1b,2bと連結ギア3aとの噛み合わせ状態が良好でなくなる場合がある。
特開平11−52211号公報
以上の問題点に鑑みて本発明は、異なるフレームを基準としたギアどうしの噛み合わせ状態を簡易な構成で良好に維持することができるようにした駆動伝達機構及びそれを用いた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明においては、第1のギアと第2のギアとが、軸部材に取り付けられた連結ギアを介して連結され、前記第1及び第2のギアのいずれか一方から他方に回転駆動力が伝達されるように構成されたものであって、前記連結ギアが取り付けられた前記軸部材は、前記第1及び第2のギアのいずれか一方の近傍に配置された第1のフレームに固定されているとともに、当該軸部材が、前記第1のフレームと異なる第2のフレームに向かって片持ち状に延出する構成を備えた駆動伝達機構において、第1のギアと第2のギアとが、軸部材に取り付けられた連結ギアを介して連結され、前記第1及び第2のギアのいずれか一方から他方に回転駆動力が伝達されるように構成されたものであって、前記連結ギアが取り付けられた軸部材は、前記第1及び第2のギアのいずれか一方の近傍に配置された第1のフレームに固定されているとともに、当該軸部材が、前記第1及び第2のギアのいずれか他方の近傍に配置された第2のフレームに向かって片持ち状に延出する構成を備えた駆動伝達機構において、前記連結ギアは、前記軸部材の軸方向に分割された一対のギア片から構成され、かつそれら一対のギア片どうしが回転方向に係合しかつ半径方向に位置ずれ可能となるように連結されたものであって、前記一対のギア片のうちの一方のギア片が、前記軸部材に対して半径方向に移動可能となるように遊嵌され、かつ前記第2のフレームに設けられた軸受部材により半径方向に嵌合されているとともに、前記一方のギア片が、前記第1及び第2のギアのいずれか一方に噛み合わされ、かつ他方のギア片が、前記第1及び第2のギアのいずれか他方に噛み合わされた構成が採用されている。
このような構成を有する駆動伝達機構によれば、第1及び第2のギアが異なるフレームに設けられていることによって当該両ギアどうしの軸間距離にバラツキ等の誤差を生じていても、それら第1及び第2のギアどうしを連結する連結ギアを構成している一対のギア片のうちの一方が、上述した軸間距離の誤差を吸収する位置に移動しつつ軸受部材により安定した状態で回転されることとなり、それによって上記第1及び第2のギアと連結ギアとの噛み合い精度が、上述した両ギアどうしの軸間距離の誤差にかかわらず良好に維持されるようになっている。
このとき、本発明おける他方のギア片が、前記軸部材に対して半径方向に位置決めされるように装着された構成とすることが可能である。
このような構成を有する駆動伝達機構によれば、他方のギア片が軸部材を基準に取り付けられることから、当該他方のギア片と、第1のギア又は第2のギアとの間における噛み合いが良好に行われるようになっている。
また本発明おける軸受部材は、前記第2のフレームを絞り加工することにより形成された構成とすることが可能である。
このような構成を有する駆動伝達機構によれば、一方のギア片を保持する軸受部材が簡易な構成なされて低廉な加工により形成される。
また、本発明にかかる一対のギア片どうしがラチェット機構により連結された構成とすることが可能である。
このような構成を有する駆動伝達機構によれば、一対のギア片における逆転が良好に防止されることとなる。
また、本発明は、上述した構成を有する駆動伝達機構が、記録媒体に画像を形成する画像形成ユニット又は原稿を読み取る原稿読取ユニットに用いられる構成とすることが可能である。
このような構成を有する駆動伝達機構によれば、画像形成装置を構成している各画像形成ユニットにおいて、異なるフレームに設けられた第1及び第2のギアと連結ギアとの噛み合い精度が良好に確保される。
以上述べたように本発明は、異なるフレームに設けられた第1及び第2のギアを連結する連結ギアを、回転方向に係合しかつ半径方向に位置ずれ可能となるように連結した一対のギア片から構成し、その一対のギア片の各々を前記第1及び第2のギアに噛み合わせ、上記第1及び第2のギアどうしの軸間距離の誤差を吸収して両ギアと連結ギアとの噛み合い精度を良好に維持するように構成したものであるから、異なるフレームに配置されたギアと、それらの両ギアを連結する連結ギアとの噛み合わせを簡易な構成で良好な状態に確保することができ、駆動伝達機構及びそれを用いた画像形成装置の信頼性を低廉かつ大幅に向上させることができる。
以下、画像形成装置としてのマルチファンクションプリンタ(MFP)に対して本発明にかかる原稿搬送装置を適用した実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
まず、図1に示されているように、画像記録本体部11には、種々の画像形成ユニットがハイされており、当該画像記録本体部11の最上部に原稿搬送装置21が装着されているとともに、上記画像記録本体部11の最下部に、カット紙などのシート状記録媒体を収容して当該シート状記録媒体の給紙動作を行う給紙装置としてのユニバーサルカセット装置12及び手差し給紙装置13が配置されている。また、それらの給紙装置12,13の上方には、当該給紙装置12,13から給紙されるシート状記録媒体上に画像を転写して形成する画像形成部14が配置されている。さらにその画像形成部14の上方位置には、当該画像形成部14によりシート状記録媒体上に形成されたトナー像の定着を行わせる定着部15が配置されているとともに、その定着部15の上方位置に、該定着部15でトナー像を定着されたシート状記録媒体の排出部16が配置されている。
このような画像形成に関与する各部12〜16は、図示を省略した動作制御部からの指令に従って概略次のような画像形成プロセスを実行する。すなわち、まず上述した画像形成部14を構成している感光ドラム14aの表面感光層が、帯電ローラ14bによって一様に帯電されると、上述した原稿搬送装置21で読み取られた画像情報又は外部コンピュータなどを通して入力された画像情報に基づいて変調されたレーザ光がレーザ光学ユニット14cから射出されて上記感光ドラム14a上に照射され、上記感光ドラム14aの表面感光層に画像情報に応じた静電潜像が形成される。次いで、現像装置14dに設けられた現像スリーブによって、上記感光ドラム14aの表面感光層が帯電されている極性と同極性のトナーが感光ドラム14a側に供給され、上述したようにレーザー光が照射された部分が現像(反転現像)されることによって可視像としてのトナー像が形成される。その可視像としてのトナー像は、感光ドラム14aと転写ローラ14eとの対向部位に形成された転写位置に送り込まれ、それにタイミングを合わせて上述した給紙装置としてのユニバーサルカセット装置12及び手差し給紙装置13のいずれかからシート状記録媒体が供給され、当該シート状記録媒体上にトナー像が転写される。そのトナー像を転写されたシート状記録媒体は上述した定着部15に送られて定着が行われる。
ここで、上述した給紙装置としてのユニバーサルカセット装置12は、箱状の給紙ハウジングを構成するカセットトレイ12aを有しており、そのカセットトレイ12aの内部に、カット紙などの適宜のシート状記録媒体が積層状に載置される媒体積載板(中板)12bが配置されている。この媒体積載板12bの前方側(図示左方側)には分離爪12cが配置されており、その分離爪12cの上方位置に、前記媒体積載板12b上に積層状に載置されたシート状記録媒体の給紙動作を行わせるための給紙ローラ12dが配置されている。この給紙ローラ12dは、横断面略半月形状を有する円筒形状の一部からなる回転体により構成されており、当該給紙ローラ12dが回転駆動されることによって、シート状記録媒体が前方側(図示左方側)に向かって移動するように付勢されると同時に、上述した分離爪12cの捌き作用が付与されることによってシート状記録媒体が一枚ずつ分離されながら給紙動作が行われる。
また、上述した定着部15は、ヒータを内蔵した定着フィルムユニット15aと、その定着フィルムユニット15aに圧接された加圧ローラ15bとを備えており、それらの定着フィルムユニット15aと加圧ローラ15bとが圧接された定着ニップ部内に、トナー像を転写されたシート状記録媒体が送り込まれてトナー像に対する加熱・加圧処理による定着が行われる。そして、シート状記録媒体の片面のみに対して画像形成を実行する片面画像形成時の場合には、上述したようにしてトナー像を定着されたシート状記録媒体が、前記排出部16の搬送路に沿って斜め上方に案内されていき、その出口部分に配置された排紙ローラ16aと排紙コロ16bとの挟持搬送力により、画像記録本体部11の最上位置に配置された記録媒体排紙トレイ16cに向かって定着後のシート状記録媒体が排出されて積層状に積載されるようになっている。
一方、上述した転写終了後における感光ドラム14aの外周表面には、残留トナーなどの残留物が付着されるが、それらの残留物は、画像形成部14を構成しているクリーニング部14fで除去され、その後に、再び帯電工程へ進んで同様な画像形成工程が繰り返される。以上の工程が、シート状記録媒体の片面(表側面)に対する画像形成工程の概略である。
これに対して、シート状記録媒体の両面に画像形成を実行する両面画像形成時の場合においては、前記排出部16に設けられた排紙ローラ16aが上記シート状記録媒体を後端まで搬送した後に一旦停止し、その後に逆方向に回転されるスイッチバック動作により、片面に画像を形成された後のシート状記録媒体が、排出部16に連設された反転搬送機構17に送り込まれて当該反転搬送機構17を通して装置下方側に搬送されていく。これにより表裏を反転されたシート状記録媒体は、上述した画像形成部14に再度送り込まれ、その画像形成部14において上記シート状記録媒体の第2面目(裏側面)に対して上述した第1面目(表側面)の画像形成動作と同様にしてトナー像の転写が行われるようになっている。このようにして第2面目(裏側面)にトナー像を転写されたシート状記録媒体は、定着部15に送られてトナー像の定着が行われた後、上述した排出部16の排紙ローラ16a及び排紙コロ16bの搬送作用によって、記録媒体排紙トレイ16c上に排出されていくようになっている。
一方、上述した原稿搬送装置21は、図示を省略した原稿搬送制御手段からの指令に基づいて原稿を読取部まで搬送して当該原稿の画像を読み取るように原稿の搬送制御を行う構成になされたものであるが、より具体的には図2、図3及び図4にも示されているように、原稿幅方向に沿って細長状に延在する自動原稿搬送部211を備えているとともに、その自動原稿搬送部211における一端面側(図3の右端面側)の上方位置に、画像を読み取られるべき原稿が積層状に載置される原稿給紙トレイ(原稿載置台)212が片持ち状をなして略水平に突出するように取り付けられている。
上記原稿給紙トレイ212の上面に形成された原稿載置面には、一対の原稿ガイド212a,212aが原稿幅方向に互いに対面するように立設されている。これら一対の原稿ガイド212a,212aは、周知のように原稿幅方向の中心位置に関して対称的な位置を維持するように往復移動可能に取り付けられており、それら一対の原稿ガイド212a,212aが、上記原稿給紙トレイ212上に積層上に載置された原稿束の積層両側面にそれぞれ接触するように移動されることによって、上記原稿給紙トレイ212上の原稿束が、当該原稿給紙トレイ212の原稿幅方向の中心位置に対して正確な位置及び方向に揃えられるようになっている。
また、その原稿給紙トレイ212の下方には、後述する読取部211gで画像を読み取られた原稿を受ける原稿排紙トレイ213が配置されている。この原稿排紙トレイ213は、前記自動原稿搬送部211における一端面側(図3の右端面側)の下方位置から前記原稿給紙トレイ212と同様な片持ち状をなして略水平に突出するように取り付けられており、その原稿排紙トレイ213の上面側に排出原稿が積層状に載置されるようになっている。
これらの原稿給紙トレイ212及び原稿排紙トレイ213は、上下方向において適宜の間隔をなして上下に対面するように配置されており、平面視においてほぼ重なり合う重合配置関係になされている。また、これらの原稿給紙トレイ212及び原稿排紙トレイ213は、前述した画像記録本体部11の記録媒体排紙トレイ16cの上方位置に配置されており、原稿給紙トレイ212の下方側に配置された原稿排紙トレイ213が、前記記録媒体排紙トレイ16cに対して適宜の間隔をなして配置されている。
このような原稿給紙トレイ212及び原稿排紙トレイ213における操作手前側の端縁部分には、当該端縁部分の先端側の一部を切り欠くようにして操作用凹部212b,213aがそれぞれ設けられている。そして、このような操作用凹部212b,213aによる切欠き開口部が形成されていることによって、上記原稿排紙トレイ213の下方側に配置された画像記録本体部11の記録媒体排紙トレイ16c上のシート状記録媒体が良好に視認されることとなるとともに、当該原稿排紙トレイ213上に送り出された排出原稿が容易に把持されることとなり、排出原稿の取り出し操作が円滑に行われるようになっている。
一方、前記原稿給紙トレイ212上に積層状に載置された複数枚の原稿束は、特に図3に示されているように、まず前記自動原稿搬送部211内における複数の原稿搬送通路の一つを構成している片面搬送路211aの内方に向かって送り込まれるように構成されている。この片面搬送路211aは、原稿の第1面(表側面)の読取時に使用されるものであるが、その片面搬送路211aまで所定のタイミングで下降される給紙ローラ211bの回転駆動力によって原稿の搬送が行われようになっている。分離ローラ211cまで搬送された原稿は、上記分離ローラ211cの下方側にバネ付勢された分離部材211dとの間の摩擦力によって二重送りが防止されて一枚ずつに分離されながら、上記片面搬送路211aの内部を図示下方側に湾曲させられるように搬送される構成になされている。
上記片面搬送路211aの出口側の端部は、図示下方側に向かって開口するように配置されており、斜行補正手段を構成するレジストローラ対(第1搬送ローラ対)211e,211eのニップ部に上方側から対面するように配置されている。この斜行補正手段としてのレジストローラ対211e,211eは、周知のように図示を省略した搬送制御手段によって回転駆動を適宜のタイミングで停止又は開始される構成になされており、上述したように片面搬送路211a内を搬送されてきた原稿の先端が当該レジストローラ対211e,211eのニップ部に当接されるようになっている。そして、そのレジストローラ対211e,211eの入口側部分に近接配置されたレジストセンサ211mにより原稿の先端が検知された時を起点として以後の搬送動作が適宜のタイミングで行われるようになっている。
上記レジストローラ対211e,211eのニップ部の出口側(図示下方側)には、読取導入搬送路211fの入口側端部が下方側から対面するように配置されている。その読取導入搬送路211fは、前記原稿の読取部211gに向かって斜め下方に延在するように設けられており、上述したようにレジストローラ対211e,211eの回転駆動により搬送される原稿が、上記読取導入搬送路211fを通して読取部211g内に一定速度で搬入される構成になされている。
このとき、上記読取部211gは、例えば当該読取部211g内に搬入される原稿を支持する原稿支持部材としての原稿支持用ガラス板211g1と、その原稿支持用ガラス板211g1の下方に配置された画像読取用センサ211g2とを備えた構成のものが採用されている。特に本実施形態における上記読取部211gは、原稿を搬送しながら画像の読み取りを行う「流し読み方式」にて構成されている。
上記読取部211gにおいて画像の読み取りが行われた後の原稿は、その読取部211gから斜め上方に延出する読取排出搬送路211h内に送り出されていく。このとき、原稿の片面(第1面)の画像を読み取る場合において、当該原稿に対して後述するような読み取り済みの印影を押捺しないときには、上記読取排出搬送路211hに設けられて読み取り後の原稿を排出する排出手段を構成する排出側搬送ローラ対(第2搬送ローラ対)211i,211i及び排紙ローラ対211j,211jが正転駆動される。これら排出側搬送ローラ対211i,211i及び排紙ローラ対211j,211jの正転駆動により行われる正転搬送によって、上述した原稿排紙トレイ213の載置面上に読み取り済みの原稿が積層状に排出されるように構成されている。
一方、表裏両面に印字された原稿の両面読み取りを行う場合には、上述したように第1面(表側面)の画像を読み取られた原稿が、読取排出搬送路211h内の反転位置(スイッチバックポイント)で一旦停止され、その後に前記排紙ローラ対211j,211jが反転回転駆動されてスイッチバックされることにより、原稿搬送通路の一部をなすように設けられた反転搬送路211k内を逆方向に搬送されるようになっている。この原稿の第1面(表側面)の読み取り後に表裏反転された前記原稿の第2面(裏側面)の読み取り時に使用される反転搬送路211kは、上記排紙ローラ対211j,211jから略水平に延出するように設けられており、その延出側(図3の左側)の端部が、図示下方側に向かって湾曲されていることによって上述した斜行補正手段として設けられたレジストローラ対211e,211eのニップ部に上方側から対面するように配置されている。
上記反転搬送路211kは、上述したレジストローラ対211e,211eの入口側において前記片面搬送路211aと合流して一体化されており、それら両搬送路211k,211aどうしが合流して、前記排紙ローラ対211j,211jから前記読取部211gまで延びる読取導入搬送路211fになされている。そして、上述したように反転搬送路211kから送られてくる反転原稿の先端は、再び前記レジストローラ対211e,211eのニップ部に把持されて前記読取導入搬送路211fに送り出され、その読取導入搬送路211fを通して前記読取部211gに送り込まれることによって当該原稿の第2面(裏側面)の画像が読み取られる構成になされている。
ここで、上述した片面搬送路211aは、薄板状部材により形成された上下一対のガイド板から形成されており、その片面搬送路211aの上面を形成するように配置された片面上部ガイド板211a1と、下面を形成するように配置された片面下部ガイド板211a2との間に通路状をなすように形成されている。このうち、上方側の片面上部ガイド板211a1は、前記自動原稿搬送部211の外表面を形成している機能ユニットである開閉カバーユニット211Aに対して、その下面(内面)を構成するように取り付けられている。
上記開閉カバーユニット211Aは、側面視において略逆L字状をなすように構成されていて、前記自動原稿搬送部211の下端側角隅部(図示左端下部)に配置された回動軸211qを中心として回動可能となるように支持されている。これによって前記開閉カバーユニット211Aの全体が、特に図4に示されているようにして上方側に開放される構成になされている。このように上記回動軸211qを中心として回動可能に構成された開閉カバーユニット211Aにおいては、上述した給紙ローラ211b及び分離ローラ211cが、前記片面上部ガイド板211a1から下方側に一部露出するように取り付けられている。
また、特に図2に示されているように、上記開閉カバーユニット211Aの外表面部分に設けられた操作口211A1内には、解除レバー211A2の上面部が露出するように配置されている。その解除レバー211A2の一端縁部分は、上記開閉カバーユニット211Aのフレーム(図示省略)に対して略水平方向の支持軸211A3を介して回動可能となるように取り付けられており、当該解除レバー211A2の回動側の端縁部分がユーザにより引き上げ操作されることによって回動される構成になされている。
上記解除レバー211A2には、前記支持軸211A3の近傍に不図示の凸部が設けられており、その凸部に、細長板状部材からなる解除リンク部材211A4の一端部分が回転自在に取り付けられているとともに、その解除リンク部材211A4の他端側部分には長穴211A5が形成されている。そして、その長穴211A5内に遊嵌状態にて挿通された回動ピン(図示省略)を有する解除軸211A6に対して、上述したユーザによる前記解除レバー211A2の引き上げ操作が回動力として伝達されるようになっている。
上記解除軸211A6は、前記開閉カバーユニット211Aの内部に原稿幅方向に延在するように配置されており、上述した解除レバー211A2の回動動作に従って、当該解除軸211A6の軸方向両端部分に設けられた一対の解除フック211A7が回動される構成になされている。すなわち、上述した解除レバー211A2が図2の通常状態から上方に向かって引き上げられると、前記解除フック211A7が、後述する排紙ガイドユニット211Dに設けられたフック係止部(図示省略)から解除される方向に回動され、それによって前記開閉カバーユニット211Aの全体が、上方側に開放可能状態に移行される。
一方、一体の機能ユニットとして設けられた上記開閉カバーユニット211Aの下方側には、同じく一体の機能ユニットとして設けられた分離ガイドユニット211Bが、前記片面搬送路211aを介して下方側から重なり合うようにして重合配置されている。この分離ガイドユニット211Bの上面側には、上述した片面搬送路211aの下面を構成している片面下部ガイド板211a2が取り付けられている。そして、前述した開閉カバーユニット211Aが上方側に開放動作された状態になされたときに、当該開閉カバーユニット211Aと、その下方側に重合配置されている分離ガイドユニット211Bとの間に開放隙間S1が形成され、それら両機能ユニットどうしの間の片面搬送路211aの開放動作が行われるようになっている。
上記分離ガイドユニット211Bは、原稿幅方向に沿って延在する細長板状部材から形成されており、原稿搬送方向(図3の左方向)の一端側部分(図3の左端側部分)が、後述する搬送ガイドユニット211Cの側端板211C1に設けられた回動軸211r(図4参照)を中心として回動可能となるように支持されている。また、上記分離ガイドユニット211Bにおける操作方向手前側の端面上には、開放動作に関する適宜のリンク機構を構成するリンク係止ピン211B1が立設されており、そのリンク係止ピン211B1が、同じくリンク機構を構成する細長板状部材からなるリンク部材211Lを介して上述した開閉カバーユニット211Aに対してリンク結合により連結されている。
すなわち、上記リンク部材211Lの上端側部分は、上述した開閉カバーユニット211Aの手前側端面に枢着されており、その開閉カバーユニット211Aから回動自在の状態で垂れ下がるように取り付けられている。また、このリンク部材211Lの下方側部分には長穴211L1が形成されており、その長穴211L1内に、上述した分離ガイドユニット211Bの片側端面(操作方向手前側端面)に立設されたリンク係止ピン211B1が遊嵌状態で挿入されている。
そして、前記開閉カバーユニット211Aが上方側に向かってある程度の角度まで開放操作されたときに、上述したリンク部材211Lの長穴211L1の下端側部分を構成している略半円状の開口端縁が、上述した分離ガイドユニット211B側のリンク係止ピン211B1に当接される。そして、そのときから上記分離ガイドユニット211Bは、前記開閉カバーユニット211Aに対してリンク部材211Lを介して一体化された状態になされ、その一体の機能ユニットとしての開閉カバーユニット211Aに対する開放動作が行われることにより、他の機能ユニットとしての上記分離ガイドユニット211Bが開閉カバーユニット211Aにより引っ張り上げられる構成になされている。
このように上記両ユニット211A,211Bは一体となって開放される構成になされており、それらが開放された状態において上記分離ガイドユニット211Bと、その下方側に重合配置された後述する搬送ガイドユニット211Cとの両機能ユニットどうしの間に適宜の開放隙間S2が形成され(図4参照)、上述した反転搬送路211kの開放が行われるようになっている。そのときに形成される開放隙間S2の大きさは、前記リンク部材211Lに設けられた長穴211L1の長さに対応したものとなる。
また、前記分離ガイドユニット211Bの上面側には、上述した分離部材211dが取り付けられているとともに、この分離ガイドユニット211Bの下面側には、前述した反転搬送路211kの上面を構成している薄板状部材からなる反転上部ガイド板211k1が取り付けられている。さらに、この機能ユニットとして設けられた分離ガイドユニット211Bの下方側には、同じく機能ユニットとして設けられた搬送ガイドユニット211Cが、前記反転搬送路211kを形成する適宜の間隔を介して重なり合うように重合配置されている。
この搬送ガイドユニット211Cの上面側には、薄板状部材からなる反転下部ガイド板211k2が取り付けられており、その反転下部ガイド板211k2と、前記分離ガイドユニット211Bに取り付けられた両反転上部ガイド板211k1との間に、上述した反転搬送路211kが形成されている。
また、上記搬送ガイドユニット211Cの下面側には、前記読取部211gを挟んだ両側部分に、同じく薄板状部材からなる読取導入上部ガイド板211f1及び読取排出上部ガイド板211h1がそれぞれ取り付けられている。一方、装置本体側における前記読取部211gを挟んだ両側部分には、給紙ガイドユニット211D及び排紙ガイドユニット211Eがそれぞれ固定状態にて設けられており、それらの給紙ガイドユニット211D及び排紙ガイドユニット211Eの上面を構成するようにして薄板状部材からなる読取導入下部ガイド板211f2及び読取排出下部ガイド板211h2がそれぞれ取り付けられている。そして、それら読取導入下部ガイド板211f2及び読取排出下部ガイド板211h2と、上記読取導入上部ガイド板211f1及び読取排出上部ガイド板211h1との間に、前述した読取導入搬送路211f及び読取排出搬送路211hがそれぞれ形成されている。
さらに、前記搬送ガイドユニット211Cの原稿幅方向における両端位置に一体形成された両側端板211C1には上述した回動軸211qが設けられている。そして、その回動軸211qを中心として上記搬送ガイドユニット211Cが、前記開閉カバーユニット211Aと同軸に回動可能となるように支持されていて、それによって上方側に開放される構成になされている。さらに、この搬送ガイドユニット211Cは、上述した開閉カバーユニット211Aの片側端面(操作方向手前側端面)から回動自在に垂れ下がるリンク部材211Lを介して、前記開閉カバーユニット211Aとリンク結合される構成になされている。
すなわち、上述したリンク部材211Lの下端部分には、特に図4に示されているように、原稿幅方向の装置外方側に向かって略直角に折り曲げられたフック係合片211L3が形成されている。一方、前記搬送ガイドユニット211Cの両側端板のうちの手前側に配置された側端板211C1の内壁面側には、上記リンク部材211L側のフック係合片211L3に係合可能な位置にフック係止片211L4が装置内方側に向かって凸状をなすように形成されている。
そして、前記開閉カバーユニット211Aが、分離ユニット211Bとともに上方側に向かってある程度の角度まで開放されたときに、上述したリンク部材211L側のフック係合片211L3が搬送ガイドユニット211C側のフック係止片211L4に係合される。それによって上記搬送ガイドユニット211Cが、リンク部材211Lを介して開閉カバーユニット211Aと一体化された状態になされ、さらに開閉カバーユニット211Aが開放操作されることによって上記搬送ガイドユニット211Cが、上述した分離ガイドユニット211Bとともに前記開閉カバーユニット211Aにより引っ張り上げられるようにして開放され、さらに上記搬送ガイドユニット211Cを単独で開放方向に回動させれば全開放状態になされるようになっている。
上述した構成を有する前記搬送ガイドユニット211Cには、前記斜行補正手段を構成するレジストローラ対211e,211eが取り付けられているとともに、前記排出側搬送ローラ対211i,211iのうちの上方側ローラが取り付けられている。さらに、上述した読取部211gを構成する上部反射板(白板)211g3が、当該搬送ガイドユニット211Cの最下端部分に取り付けられている。
次に、前述したように原稿搬送装置21内に配置された各ローラ、すなわち給紙ローラ211b、分離ローラ211c、レジストローラ対(第1搬送ローラ対)211e、排出側搬送ローラ対(第2搬送ローラ対)211i及び排紙ローラ対211jを回転駆動する駆動伝達機構の構成について説明する。
まず図2に示されているように、前記原稿搬送装置21における操作方向の操作最奥側部分には、当該原稿搬送装置21に設けられた前記各ローラを回転駆動させる駆動伝達機構221が設けられている。この駆動伝達機構221は、特に図5、図6及び図7に示されているように、略鉛直方向に立設するように配置された略平板状のメインフレーム221aを備えている。このメインフレーム221aは、本発明における第2のフレームを構成するものである。
上記メインフレーム(第2のフレーム)221aの操作奥側面(図7の左側面)には、第1駆動モータ222及び第2駆動モータ223が適宜の間隔をなして取り付けられている。それらの第1駆動モータ222及び第2駆動モータ223の各出力軸は、前記メインフレーム221aを操作手前側(図7の右側)に向かって貫通するように突出している。
そのうちの第1駆動モータ222の出力軸には駆動プーリ222aが取り付けられており、その駆動プーリ222aの回転駆動力が、タイミングベルト222bを介して段ギア222cへ伝達され、その段ギア222cに噛み合わされた適宜の中間ギアトレインを介して、前述した排紙ローラ対211jの回転軸に取り付けられた出力プーリ222dに回転駆動力が伝達されるようになっている。
また、上記出力プーリ222dは、適宜のギア及びベルト駆動機構を介して、前述した排出側搬送ローラ対(第2搬送ローラ対)211iの回転軸に取り付けられた出力プーリ222eに回転駆動力を伝達するように接続されている。このような第1駆動モータ222を含む駆動力伝達機構によって、前記排紙ローラ211j及び排出側搬送ローラ対211iにおける回転駆動が適宜に実行されるようになっている。
さらに、前記第1駆動モータ222からやや離れた位置に配置された第2駆動モータ223の出力軸には駆動プーリ223aが取り付けられている。その駆動プーリ223aの回転駆動力は、上述した第2のフレームとしてのメインフレーム221aの操作手前側面(図7の右側面)に配置された第1の駆動伝達部(ギアボックス)221b、及び前記メインフレーム221aの操作奥側面(図7の左側面)に配置された第2の駆動伝達部(ギアボックス)221c内の中間ギアトレインを介して、前述した給紙ローラ211b、分離ローラ211c、レジストローラ対(第1搬送ローラ対)211eに対して回転駆動力が伝達される構成になされている。
すなわち、前記メインフレーム(第2のフレーム)221aの操作手前側面(図7の右側面)には、第1の駆動伝達部(ギアボックス)221bが手前側に突出するように取り付けられているとともに、前記メインフレーム221aの操作奥側面(図7の左側面)には、第2の駆動伝達部(ギアボックス)221cが奥側に突出するように取り付けられている。そして、まず上述した第2駆動モータ223の出力軸に取り付けられた駆動プーリ223aの回転駆動力は、前記第1の駆動伝達部221bの内部に配置されたタイミングベルト223bを介して、第1のギアである段ギア223cへ伝達される構成になされている。
上記第1の駆動伝達部(ギアボックス)221b内に配置された段ギア(第1のギア)223cは、特に図7に示されているように、当該第1の駆動伝達部(ギアボックス)221bにおける第1のフレームを構成しているベースフレーム221dに軸部材として立設された段ギア支持軸223dに回転自在となるように装着されている。前記段ギア支持軸223dの基端部分(図7の右端部分)は、前記ベースフレーム(第1のフレーム)221dにカシメ等により固定されており、上述したメインフレーム(第2のフレーム)221aに向かって略水平に片持ち状をなすように延出している。すなわち、当該段ギア支持軸223dの延出端部分(図7の左端部分)は自由端になされている。
その段ギア支持軸223dにより回転可能に支持された段ギア(第1のギア)223cには、適宜の中間ギアトレインが噛み合わされているが、その中間ギアトレインは、特に図6に示されているように、前記段ギア223cの小径ギア部に噛み合わされた一対の従動ギア223e,223fによって2系統に分離されている。そのうちの一方の従動ギア223eは、適宜のギアを介して、前述したレジストローラ対(第1搬送ローラ対)211eの回転軸に取り付けられたレジストギア223gに連結されており、それによって前述したレジストローラ対(第1搬送ローラ対)211eの回転駆動が行われるようになっている。
ここで、上記段ギア(第1のギア)223cに噛み合わされた他方の従動ギア223fは、本発明にかかる連結ギアにおける他方のギア片を構成するものであるが、当該他方のギア片としての従動ギア223fは、図8にも示されているように、前述した第1の駆動伝達部(ギアボックス)221bのベースフレーム(第1のフレーム)221dに立設された連結支持軸(軸部材)223hに支持されるように回転自在に装着されている。この従動ギア223fは、上記連結支持軸223hに嵌合されていることによって半径方向の位置決めが行われた状態で回転されるようになっている。
上記連結支持軸(軸部材)223hの基端部分(図7及び図8の右端部分)は、前述したように第1の駆動伝達部(ギアボックス)221bのベースフレーム(第1のフレーム)221dに対してカシメ等により固定されており、そのベースフレーム221dから前述したメインフレーム(第2のフレーム)221aに向かって片持ち状をなすようにして略水平に延出した状態に支持されている。この連結支持軸223hの延出端部分(図7の左端部分)は、上述したメインフレーム(第2のフレーム)221aを貫通して、前記第2の駆動伝達部(ギアボックス)221cの内部に突出している。
また、上述した連結ギアにおける他方のギア片を構成している従動ギア223fを支持する連結支持軸(軸部材)223hには、同じく連結ギアにおける一方のギア片を構成する連動ギア223iが回転自在に装着されている。この一方のギア片としての連動ギア223iは、上述した他方のギア片としての従動ギア223fに対して軸方向の奥側(図7の左方側)に隣接するように配置されており、前記第2の駆動伝達部(ギアボックス)221cの内部に配置されている。このように本実施形態における連結ギアは、上述した軸部材としての連結支持軸223hの軸方向に分割された一対のギア片から構成されており、一方のギア片としての連動ギア223iと、他方のギア片としての従動ギア223fとが、後述するように回転方向に係合する構成になされている。
上記第1のギアにおける一方のギア片を構成している連動ギア223iは、前記連結支持軸(軸部材)223hに対して適宜のクリアランスCを備えた状態で遊嵌されている。本実施形態におけるクリアランスCは、例えば直径方向において0.2〜0.5mm程度となるように設定されている。この一対のギア片のうちの一方を構成している前記連動ギア223iは、前記軸部材としての連結支持軸223hに対して半径方向に移動可能となるように遊嵌されており、当該連動ギア223iにおける前記連結支持軸223hに対する半径方向の位置が、上述したクリアランスCにわたって位置ずれ可能となるように装着されている。
さらに、上記連動ギア(一方のギア片)223iは、前記メインフレーム(第2のフレーム)221aに取り付けられた軸受部材223jにより回転自在となるように支持されている。この軸受部材223jは、上記連動ギア223iの外周面を回転自在に支持するよう嵌合されたものであって、当該連動ギア223iを半径方向に位置決めする構成になされている。このように一方のギア片としての連動ギア223iは、第2のフレームであるメインフレーム221aに設けられた軸受部材223jにより半径方向に嵌合されており、前記メインフレーム221aを位置基準として位置決めされている。
また、上記連動ギア(一方のギア片)223iは、前記連結支持軸(軸部材)223hの先端部分に取り付けられた止め輪223kによりスラスト方向に位置規制されており、その連動ギア223iの位置規制によって、上述した従動ギア(他方のギア片)223fもスラスト方向に位置規制されるようになっている。
ここで、上述したように本実施形態における連結ギアは、前記軸部材としての連結支持軸223hの軸方向に分割された一対のギア片223f,223iから構成されているとともに、当該連結ギアを構成している連動ギア(一方のギア片)223iと、従動ギア(他方のギア片)223fとからなる一対のギア片どうしは、特に図9に示されているように、互いに回転方向に係合しかつ半径方向に位置ずれ可能となるように連結されている。すなわち、これらの連動ギア(一方のギア片)223iと、従動ギア(他方のギア片)223fとは、本発明でいう連結ギアが軸方向に分割された一対のギア片を構成するものである。
本実施形態においては、上記両ギア223i,223fの各ボス部が軸方向に沿って互いに近接するように延出されており、それらの各ボス部の延出端部分に凹凸係合片223f1,223i1が環状に形成されている。それらの凹凸係合片223f1,223i1は、回転方向に係合して回転伝達を行うように嵌合されているが、両者の嵌合後においても半径方向には互いに位置ずれ可能となるように構成されている。これによって、上述した連動ギア(一方のギア片)223iは、前記連結支持軸(軸部材)223hとの間に形成されたクリアランスCにわたって半径方向に移動可能になされている。
さらに、上記連動ギア(一方のギア片)223iは、第2のギア、すなわち前述した第2の駆動伝達部(ギアボックス)221c内に配置された電磁クラッチ224のクラッチギア224aに噛み合わされている。このように本実施形態では、第1のギアである段ギア223cと、第2のギアであるクラッチギア224aとが、軸部材を構成する連結支持軸223hに取り付けられた連結ギア223f,223iを介して連結されている。そして、前記第1及び第2のギア223c,224aのいずれか一方から他方に回転駆動力が伝達されるように構成されており、本実施形態では、前記第1及び第2のギアの一方の段ギア223cから他方のクラッチギア224aに回転駆動力が伝達される構成になされている。
また本実施形態では、連結ギア223f,223iが取り付けられた軸部材としての連結支持軸223hは、前記第1及び第2のギア223c,224aのいずれか一方の近傍に配置された第1のフレームであるベースフレーム221dに固定されているとともに、当該としての連結支持軸223hが、前記第1及び第2のギア223c,224aのいずれか他方の近傍に配置されたフレーム、すなわち上述した第1のフレームと異なる第2のフレームとしてのメインフレーム221aに向かって片持ち状に延出する構成になされている。
一方、上述した電磁クラッチ224は、当該電磁クラッチ224を貫通するように配置されたクラッチ支持軸(軸部材)224bに装着されて回転自在に支持された第2のギアとしてのクラッチギア224aと、当該クラッチギア(第2のギア)224aの同軸上に配置された出力ギア224cとの間を連結又は解除するアクチュエータを構成するものであって、前記出力ギア224cを回転駆動させたり回転停止させたりする構成になされている。前記出力ギア224cは、適宜の中間ギアトレインを介して、前述した給紙ローラ211b及び分離ローラ211cの回転軸に連結されている。
上記クラッチ支持軸224bの基端部分(図7及び図8の左端部分)は、前述した第2の駆動伝達部(ギアボックス)221cのベースフレームに対して軸受部材224dを介して支持されており、上記ベースフレームから前述した第2のフレームとしてのメインフレーム221aに向かって略水平に延出している。このクラッチ支持軸224bの延出端部分(図7の右端端部分)は、上述したメインフレーム(第2のフレーム)221aに装着された軸受部材224eにより回転自在に支持されているとともに、その軸受部材224eからさらに前記第1の駆動伝達部(ギアボックス)221b側に向かって突出している。
前記電磁クラッチ224は、上述したメインフレーム(第2のフレーム)221aに取り付けられた原稿位置検知センサ(図示省略)から出力される原稿端検知信号に基づいてオン・オフされる構成になされている。そして、原稿の搬送タイミングに連動して前記出力ギア224cの回転状態を電磁クラッチ224でオン・オフさせるように切り替えることによって、給紙ローラ211b及び分離ローラ211cを適宜のタイミングで回転駆動させるようにしている。
ここで、上述した第1の駆動伝達部(ギアボックス)221b内に配置された段ギア支持軸223dと、第2の駆動伝達部(ギアボックス)221c内に配置されたクラッチ支持軸224bとは、互いに異なる第1及び第2のフレーム221d,221aを基準として固定されていることから、それらの段ギア支持軸223dとクラッチ支持軸224bとの間の軸間距離にバラツキ等の誤差を生じ易い。しかしながら、前述したように本実施形態にかかる駆動伝達機構によれば、連結支持軸223hに装着されている連結ギアの一方のギア片を構成している連動ギア223iが、上述した軸間距離の誤差を吸収する位置に移動した状態で回転されることとなり、それによって上記連結ギアとしての連動ギア223iと、第2のギアとしてのクラッチギア224aとが良好に噛み合わされることとなる。その結果、第1のギアである段ギア223cから連結ギア223f,223iを介して第2のギアであるクラッチギア224aに至るまでの噛み合い精度が、上述した軸間距離の誤差にかかわらず良好に維持されるようになっている。
特に本実施形態では、一方のギア片を構成している連動ギア223iが上述したように軸間距離の誤差を吸収する位置に移動した状態で回転されるにあたって、メインフレーム(第2のフレーム)221aに取り付けられた軸受部材223jにより回転自在となるように嵌合支持されていることから、当該連動ギア223iの回転動作が上記軸受部材223jによって安定した状態に維持されるようになっている。
ここで、上述した連動ギア223iを保持する軸受部材は、図10に示されているようなバーリング形状とするとができる。すなわち、本図に示されている軸受部材223j’は、メインフレーム(第2のフレーム)221aに対して絞り加工を施すことによって形成されており、その絞り加工により形成された軸受部材223j’の内周面に対して、上述した連結ギアの一方のギア片を構成している連動ギア223iの外周面を摺動自在に装着している。
このような構成を有する駆動伝達機構によれば、連結ギアの一方のギア片を構成している連動ギア223iを保持する軸受部材が、簡易な構成になされて低廉な加工により形成されるようになっている。
さらに、上述した一対のギア片、すなわち連結ギアを構成している連動ギア(一方のギア片)223iと、従動ギア(他方のギア片)223fとは、特に図11に示されているようなラチェット機構により連結させることが可能である。すなわち、上記両ギア223i,223fの各ボス部が軸方向に沿って互いに近接する延出端部分には、回転方向の傾斜面を有する凹凸係合片223f2,223i2が環状に形成されている。それらの凹凸係合片223f2,223i2は、回転方向の一方向にのみ係合して当該一方向の回転伝達を行うように嵌合されているが、逆方向には回転伝達を行わない構成になされている。
なお、逆方向における駆動遮断時には、上記両ギア223i,223fどうしが前述した連結支持軸(軸部材)223hのスラスト方向(軸方向)に沿って移動することとなる。従って、前記連結支持軸223hの先端部分に取り付けられた止め輪223kを、上記両ギア223i,223fの移動量を確保可能とする位置に取り付けるようにすることは言うまでもない。
以上、本発明者によりなされた発明の実施形態を具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、一方のギア片を構成している連動ギア223iを第2のギアであるクラッチギア224aに噛み合わせ、他方のギア片を構成している従動ギア223fを第1のギアである段ギア223cに噛み合わせているが、一方のギア片が前記第1及び第2のギアのいずれか一方に噛み合わされ、かつ他方のギア片が前記第1及び第2のギアのいずれか他方に噛み合わされていればよい。
また上述した実施形態では、連結ギアにおける一方のギア片を構成している連動ギア223iの外周面を軸受部材223jにより支持しているが、その連動ギア223iの内周面を支持するように構成することも可能である。
さらに上述した実施形態では、連結ギアを一対のギア片から構成しているが、第1及び第2のギアとしての段ギア223c及びクラッチギア224aを軸方向に分割して一対のギア片から構成することも可能である。
さらにまた本発明は、画像形成装置の各種ユニットに対して適用することが可能であって、その場合には、上述した駆動伝達機構が、記録媒体に画像を形成するユニット又は原稿を読み取る原稿読取ユニットに用いられる。
加えて上述した実施形態は、マルチファンクションプリンタ(MFP)に対して本発明を適用したものであるが、複写機等の他の画像形成装置に対しても本発明は同様に適用することができ、さらに画像形成装置以外の機器にも同様に適用することが可能である。
以上述べたように本発明にかかる画像形成装置は、プリンタをはじめとするファクシミリや複写機などの画像形成装置の他、多種多様な機器に対しても広く採用することが可能である。
本発明にかかる駆動伝達機構を適用した画像形成装置の一例としてのマルチファンクションプリンタ(MFP)の全体構造を模式的に表した縦断面説明図である。 図1に示されたマルチファンクションプリンタ(MFP)に取り付けられている本発明の一実施形態にかかる原稿搬送装置の外観を表した斜視説明図である。 図1及び図2に示された本発明の一実施形態にかかる原稿搬送装置の自動原稿搬送部の内部構造を模式的に表した縦断面説明図である。 図2及び図3に示された原稿搬送装置におけるユニット開放状態を表したものであって、側端板から外カバーを取り外した状態の外観斜視説明図である。 本発明の一実施形態における駆動伝達機構を全体構成を表した側面説明図である。 図5により表された本発明の一実施形態における駆動伝達機構を全体構成を表した外観斜視説明図である。 図5及び図6により示された本発明の一実施形態における駆動伝達機構の要部構成を表した正面説明図である。 図7に示された本発明の一実施形態における駆動伝達機構の要部を拡大して表した正面説明図である。 図7及び図8に示された本発明の一実施形態における一対のギア片どうしの連結構造を拡大して構成を表したものであって、(a)は一方のギア片の端部を表した外観斜視説明図、(b)は両ギア片の連結状態を端部を表した外観斜視説明図である。 本発明の他の実施形態にかかる駆動伝達機構の要部を拡大して構成を表した図8相当の正面説明図である。 本発明の他の実施形態における一対のギア片どうしの連結構造を拡大して構成を表したものであって、(a)は一方のギア片の端部を表した図9(a)相当の外観斜視説明図、(b)は両ギア片の連結状態を端部を表した図9(b)相当の外観斜視説明図である。 従来における駆動伝達機構の要部を表した正面説明図である。
符号の説明
11 画像記録本体部
12,13 給紙装置
14 画像形成部
16 排出部
16c 記録媒体排紙トレイ
21 原稿搬送装置
211 自動原稿搬送部
211a 片面搬送路
211b 給紙ローラ
211c 分離ローラ
211d 分離部材
211e レジストローラ(斜行補正手段)
211f 読取導入搬送路
211g 読取部
211g1 原稿支持用ガラス板(原稿支持部材)
211g2 画像読取用センサ
211h 読取排出搬送路
211i 排出側搬送ローラ対
211j 排紙ローラ対
211k 反転搬送路
211k1 反転上部ガイド板
211k2 反転下部ガイド板
211n 排紙センサ
211A 開閉カバーユニット(機能ユニット)
211B 分離ガイドユニット(機能ユニット)
211C 搬送ガイドユニット(機能ユニット)
211D 給紙ガイドユニット
211E 排紙ガイドユニット
212 原稿給紙トレイ
212a 原稿ガイド
213 原稿排紙トレイ
221 駆動伝達機構
221a メインフレーム(第2のフレーム)
221b 第1の駆動伝達部(ギアボックス)
221c 第2の駆動伝達部(ギアボックス)
221d ベースフレーム(第1のフレーム)
222 第1駆動モータ
222a 駆動プーリ
222b タイミングベルト
222c 段ギア
222d 出力プーリ
222e 出力プーリ222e
223 第2駆動モータ
223a 駆動プーリ
223b タイミングベルト
223c 段ギア(第1のギア)
223d 段ギア支持軸
223e 従動ギア
223f 従動ギア(連結ギアの他方のギア片)
223g レジストギア
223h 連結支持軸(軸部材)
223i 連動ギア(連結ギアの一方のギア片)
223j 軸受部材
223j’ 軸受部材
223k 止め輪
223f1,223i1 凹凸係合片
223f2,223i2 凹凸係合片(ラチェット機構)
224 電磁クラッチ
224a クラッチギア(第2のギア)
224b クラッチ支持軸(軸部材)
224c 出力ギア
224d,224e 軸受部材

Claims (5)

  1. 第1のギアと第2のギアとが、軸部材に取り付けられた連結ギアを介して連結され、前記第1及び第2のギアのいずれか一方から他方に回転駆動力が伝達されるように構成されたものであって、
    前記連結ギアが取り付けられた前記軸部材は、前記第1及び第2のギアのいずれか一方の近傍に配置された第1のフレームに固定されているとともに、当該軸部材が、前記第1のフレームと異なる第2のフレームに向かって片持ち状に延出する構成を備えた駆動伝達機構において、
    前記連結ギアは、前記軸部材の軸方向に分割された一対のギア片から構成され、かつそれら一対のギア片どうしが回転方向に係合しかつ半径方向に位置ずれ可能となるように連結されたものであって、
    前記一対のギア片のうちの一方のギア片が、前記軸部材に対して半径方向に移動可能となるように遊嵌され、かつ前記第2のフレームに設けられた軸受部材により半径方向に嵌合されているとともに、
    前記一方のギア片が、前記第1及び第2のギアのいずれか一方に噛み合わされ、かつ他方のギア片が、前記第1及び第2のギアのいずれか他方に噛み合わされていることを特徴とする駆動伝達機構。
  2. 前記他方のギア片が、前記軸部材に対して半径方向に嵌合されるように装着されていることを特徴とする請求項1記載の駆動伝達機構。
  3. 前記軸受部材は、前記第2のフレームを絞り加工することにより形成されていることを特徴とする請求項1記載の駆動伝達機構。
  4. 前記一対のギア片どうしが、ラチェット機構により連結されていることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の駆動伝達機構。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載された駆動伝達機構が、記録媒体に画像を形成する画像形成ユニット又は原稿を読み取る原稿読取ユニットに用いられていることを特徴とする画像形成装置。
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