JP2010037103A - シート搬送装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】レジストローラを回転駆動するための駆動源から駆動伝達手段を介して伝達される駆動によりレジストローラを回転させるシート搬送装置であって、シート搬送機構の複雑化を招くことなく、駆動伝達手段のあそびによる駆動源からレジストローラへの駆動伝達の遅延、ひいてはシートの搬送遅延を防止できるシート搬送装置及びそれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】レジストローラ101を回転駆動するための駆動源102から駆動伝達手段103を介してレジストローラ100へ伝達される駆動のタイミングを制御してレジストローラ101を回転させるシート搬送装置100を備えた画像形成装置Dにおいて、シート搬送制御手段104は、復帰動作の開始が指示された場合に、少なくとも駆動伝達手段103のあそびd1,d2の分だけレジストローラ101のシート搬送方向Xへの回転駆動を行う。
【選択図】図4
【解決手段】レジストローラ101を回転駆動するための駆動源102から駆動伝達手段103を介してレジストローラ100へ伝達される駆動のタイミングを制御してレジストローラ101を回転させるシート搬送装置100を備えた画像形成装置Dにおいて、シート搬送制御手段104は、復帰動作の開始が指示された場合に、少なくとも駆動伝達手段103のあそびd1,d2の分だけレジストローラ101のシート搬送方向Xへの回転駆動を行う。
【選択図】図4
Description
本発明は、シートを搬送するレジストローラを回転駆動するための駆動源から駆動伝達手段を介して伝達される駆動によりレジストローラを回転させるシート搬送装置及びそれを備えた画像形成装置に関する。
例えば、電子写真方式の画像形成装置においては、一般的に、静電潜像を感光体ドラム等の像担持体表面に形成し、現像剤により像担持体表面の静電潜像を現像して、像担持体表面にトナー像を形成し、像担持体と転写部材間のニップ域に用紙等のシートを挟み込んで搬送しつつ、トナー像を像担持体からシートに転写し、シートを加熱及び加圧して、トナー像をシート上に定着させている。
このような画像形成装置においてはシート搬送装置が組み込まれており、このシート搬送装置によりシートが給紙トレイ等の給紙部から引き出されて搬送される。また、シート搬送装置の搬送経路においては、像担持体と転写部材間のニップ域よりもシート搬送方向上流側にレジストローラ(PS(Paper Stop)ローラとも称する)が設けられており、停止状態のレジストローラにシートの先端(シート搬送方向下流側端)を付き当てて、シートを撓ませ、このシートの弾性力によりシートの先端をレジストローラと平行に揃えてから、レジストローラによりシートをニップ域へと搬送している。これにより、シートが斜めになってニップ域を通過することが防止され、トナー像がシートに対して斜めに転写されずに済む。
このレジストローラは、駆動源から駆動伝達手段を介して伝達される駆動のタイミングが制御されることで、シート搬送方向に回転されるようになっている。駆動伝達手段は、通常、各種のギア等の駆動伝達部材が相互に係合するようになっている。そして、この駆動伝達手段には(詳しくは、駆動伝達手段を構成する駆動伝達部材間には)、あそびが設けられていることがある。
このような従来のシート搬送装置では、駆動伝達手段にあそびが設けられている場合に、次のような問題があった。
例えば、レジストローラにシートが跨った状態でジャム(シート詰まり)等のトラブルが発生してシートの搬送途中でレジストローラへの駆動が停止した場合に、ユーザー等の作業者がレジストローラに跨ったシートをシート搬送方向に引っ張って該レジストローラをシート搬送方向に回転させつつ該シートの取り除き作業を行うと、駆動伝達手段を構成する駆動伝達部材のあそび(例えば、レジストローラに設けられるギア、駆動モータの回転軸に設けられるギア、これらのギアを連結する連結ギアのあそびや、駆動モータ自身のあそび(より具体的にはギアのバックラッシュ、軸受けのガタツキ等のあそび))の分だけレジストローラへ回転が伝達せず、再印刷時において最初のシートの搬送開始タイミングが遅延するために、すなわち、駆動源からの駆動伝達の遅延が発生することでシートが正規のタイミングより遅れるためにシートに形成される画像の位置がシート搬送方向の下流側にずれてしまう。これについて図5を参照しながら以下に説明する。
図5は、駆動伝達手段にあそびを有する従来のシート搬送装置の不都合を説明するための模式図である。図5(a)は、シート搬送動作及びトラブルが発生した時点での駆動伝達手段における駆動伝達部材間のあそび状態を示しており、図5(b)は、作業者によるシートの取り除き作業を行った後の駆動伝達手段における駆動伝達部材間のあそび状態を示しており、また、図5(c)は、トラブル解消後に復帰動作する際の駆動伝達手段における駆動伝達部材の動作状態を示している。なお、図5において符号γは駆動が伝達される方向を示している。
図5に示す従来のシート搬送装置は、シートQを搬送するレジストローラ101と、レジストローラ101を回転駆動するための駆動源として作用する駆動モータ102と、駆動モータ102からレジストローラ101へ駆動伝達を行う駆動伝達手段として作用する駆動伝達機構103とを備えており、駆動モータ102から駆動伝達機構103を介して駆動伝達されることで、レジストローラ101が所定のシート搬送方向(図中矢印X方向)へ回転駆動されるようになっている。そして、図示しないシート搬送制御手段が駆動モータ102から駆動伝達機構103を介してレジストローラ101へ伝達される駆動のタイミングを制御するようになっている。なお、駆動伝達機構103は、所定量のあそびd1,d2を有している。
詳しくは、レジストローラ101は、対向する対向ローラ(ここでは従動ローラ)105との間にシートQを挟持しつつ軸線回りに回転駆動されることで、シートQを搬送方向(図中矢印X’方向)へ搬送するようになっている。
また、駆動伝達機構103は、複数のギア(ここでは、第1から第3のギア)103a〜103cを含んでいる。具体的には、第1ギア103aは、レジストローラ101の回転軸101aに相対回転不能に設けられている。第2ギア103bは、レジストローラ101の回転軸101aとは変位した位置に配置された駆動モータ102の回転軸102aに相対回転不能に設けられている。また、第3ギア103cは、第1ギア103a及び第2ギア103bの双方に噛合する連結ギアとして作用するものであり、第1ギア103aと第2ギア103bとの間で相互に駆動伝達するように回転軸103dに軸線回り回転自在に設けられている。
そして、駆動伝達機構103において、第2ギア103bと第3ギア103cとの係合部、及び第1ギア103aと第3ギア103cとの係合部には、それぞれ、あそびd1,d2が設けられている。
このように構成された従来のシート搬送装置では、シート搬送動作が行われる場合、図5(a)に示すように、駆動モータ102から駆動伝達機構103を介してレジストローラ101へ駆動モータ102による駆動が伝達される。詳しくは、駆動モータ102からの回転駆動が第2ギア103bから第3ギア103cを通じて第1ギア103aへ伝達される。すなわち、駆動モータ102の回転軸102aの回転により第2ギア103bがX方向に回転し、この第2ギア103bのX方向の回転により第3ギア103cがX方向とは反対方向(図中矢印Y方向)に回転し、さらに第3ギア103cのY方向の回転により第1ギア103a及び回転軸101aがX方向に回転することで、レジストローラ101が回転する。
このとき、駆動モータ102による駆動側の第2ギア103bは、回転方向Xの下流側で第3ギア103cと、また、その第2ギア103bに噛合する第3ギア103cは、回転方向Yの上流側で第2ギア103bと相互に係合している(図5(a)中α1参照)。一方、従動側の第1ギア103aに噛合する第3ギア103cは、回転方向Yの下流側で第1ギア103aと、また、従動側の第1ギア103aは、回転方向Xの上流側で第3ギア103cと相互に係合している(図5(a)中β1参照)。そうすると、あそびd1は、第2ギア103bと第3ギア103cとの係合位置α1とは周方向の相反する側に設けられ、あそびd2は、第1ギア103aと第3ギア103cとの係合位置β1とは周方向の相反する側に設けられる。
ここで、シートジャム等のトラブルが発生して駆動モータ102の駆動が停止し、ユーザー等の作業者がシートQを除去するために、レジストローラ101に跨ったシートQを搬送方向X’に引っ張ると、図5(b)に示すように、レジストローラ101は、シート搬送方向Xに回転される。そうすると、レジストローラ101から駆動伝達機構103を介して駆動モータ102へ作業者による駆動が伝達される。詳しくは、ユーザーによる回転駆動が第1ギア103aから第3ギア103cを通じて第2ギア103bへ伝達される。すなわち、レジストローラ101の回転軸101aの回転により第1ギア103aがX方向に回転し、この第1ギア103aのX方向の回転により第3ギア103cがY方向に回転し、さらに第3ギア103cのY方向の回転により第2ギア103b及び駆動モータ102の回転軸102aがX方向に回転する。
このとき、ユーザーによる駆動側の第1ギア103aは、回転方向Xの下流側で第3ギア103cと、また、その第1ギア103aに噛合する第3ギア103cは、回転方向Yの上流側で第1ギア103aと相互に係合している(図5(b)中β2参照)。一方、従動側の第2ギア103bに噛合する第3ギア103cは、回転方向Yの下流側で第2ギア103bと、また、従動側の第2ギア103bは、回転方向Xの上流側で第3ギア103cと相互に係合している(図5(b)中α2参照)。そうすると、あそびd1は、第2ギア103bと第3ギア103cとの係合位置α2とは周方向の相反する側に設けられ、あそびd2は、第1ギア103aと第3ギア103cとの係合位置β2とは周方向の相反する側に設けられる。
そして、レジストローラ101に跨ったシートが除去されてシートが除去された後の復帰動作では、図5(b)に示す状態から、図5(c)に示すように、駆動モータ102による回転駆動が駆動伝達機構103を介してレジストローラ101へ伝達される。詳しくは、駆動モータ102からの回転駆動が第2ギア103bから第3ギア103cを通じて第1ギア103aへ伝達される。このように駆動モータ102が回転駆動すると、レジストローラ101へあそびd1,d2分の回転が伝達しない状態となり、レジストローラ101がすぐには(駆動モータ102の駆動と同タイミングで)回転駆動しない(換言すれば、あそびd1,d2分の回転が伝達しない分だけ遅れて回転駆動する)状態となってしまう。なお、レジストローラ101が回転駆動しない時間は、あそびの大きさが大きい程、またあそびの箇所が多い程長くなることは言うまでもない。
この点に関し、例えば、下記特許文献1には、感光体を内蔵した装置本体に感光体と対向する転写部を有して開閉自在なカバーを形成し、このカバーの近傍に複数枚の記録紙を収容して装置本体に対して着脱自在な給紙カセットを配設し、この給紙カセットとカバーの転写部とを連絡する搬送経路中にレジストローラとこのレジストローラに圧接させた加圧ローラとを配設し、カバーの開放操作に連動してレジストローラに対する加圧ローラの圧接を解除する解除手段を設けた構成が開示されている。
特開平6−9098号公報
しかしながら、上記したような解除手段を設けた構成では、シートジャム等のトラブルを解消する際に、レジストローラに対する加圧ローラの圧接を解除してレジストローラを回転させることなくシートを除去することで、駆動伝達手段のあそびによる駆動源からレジストローラへの駆動伝達の遅延、ひいてはシートの搬送遅延を防止できるものの、解除手段を設ける必要があるため、シート搬送機構が複雑化する。
そこで、本発明は、レジストローラを回転駆動するための駆動源から駆動伝達手段を介して伝達される駆動によりレジストローラを回転させるシート搬送装置であって、シート搬送機構の複雑化を招くことなく、前記駆動伝達手段のあそびによる前記駆動源から前記レジストローラへの駆動伝達の遅延、ひいてはシートの搬送遅延を防止できるシート搬送装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために、所定のシート搬送方向にシートを搬送するレジストローラと、前記レジストローラを回転駆動するための駆動源と、前記駆動源から前記レジストローラへ駆動伝達を行う駆動伝達手段と、シート搬送制御手段とを備えたシート搬送装置において、前記駆動伝達手段は、所定量のあそびを有しており、前記シート搬送制御手段は、シート搬送のための復帰動作の開始が指示された場合に、少なくとも前記駆動伝達手段における前記所定量のあそびの分だけ前記レジストローラの前記シート搬送方向への回転駆動を行うことを特徴とするシート搬送装置及びそれを備えた画像形成装置を提供する。
本発明に係るシート搬送装置及び画像形成装置によれば、従来の如くレジストローラに対する加圧ローラの圧接を解除する解除手段を設けなくてもよいので、シート搬送機構の複雑化を招くことない。そして、前記シート搬送制御手段は、前記復帰動作の開始指示がなされた場合に少なくとも前記駆動伝達手段の前記所定量のあそび分だけ前記レジストローラに対して前記シート搬送方向へ回転駆動するので、前記駆動伝達手段における前記あそびの位置を前記レジストローラが前記駆動源の駆動と同タイミングで回転駆動可能な位置とすることができ、これにより、駆動伝達手段のあそびによる駆動源からレジストローラへの駆動伝達の遅延、ひいてはシートの搬送遅延を回避することができる。
以上説明したように、本発明によると、レジストローラを回転駆動するための駆動源から駆動伝達手段を介して伝達される駆動によりレジストローラを回転させるシート搬送装置であって、シート搬送機構の複雑化を招くことなく、前記駆動伝達手段のあそびによる前記駆動源から前記レジストローラへの駆動伝達の遅延、ひいてはシートの搬送遅延を防止できるシート搬送装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明に係る一実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
図1は、本発明に係るシート搬送装置の一実施形態を適用した画像形成装置Dを概略的に示す側面図である。この画像形成装置Dは、原稿の画像を読取る原稿読取り装置Bと、原稿読取り装置Bにより読取られた原稿の画像又は外部から受信した画像をカラーもしくは単色で普通紙やOHP等の記録シート(シートの一例)に記録形成する装置本体Aとを備えている。
原稿読取り装置Bでは、原稿が原稿セットトレイ41にセットされると、ピックアップ ローラ44が原稿表面に押し付けられて回転され、原稿がトレイ41から引き出され、原稿がサバキローラ45と分離パッド46間を通過して1枚ずつに分離されてから搬送経路47へと搬送される。
この搬送経路47では、原稿の先端がレジストローラ49に当接して、原稿の先端がレジストローラ49と平行に揃えられ、この後に原稿がレジストローラ49により搬送されて読取りガイド51と読取りガラス52間を通過する。このとき、第1走査部53の光源の光が読取りガラス52を介して原稿表面に照射され、その反射光が読取りガラス52を介して第1走査部53に入射し、この反射光が第1及び第2走査部53,54のミラーで反射されて結像レンズ55へと導かれ、結像レンズ55によって原稿表面の画像がCCD(Charge Coupled Device)56上に結像される。CCD56は、原稿表面の画像を読取り、原稿表面の画像を示す画像データを出力する。更に、原稿は、搬送ローラ57により搬送され、排紙ローラ58を介して排紙トレイ59に排出される。
また、原稿台ガラス61上に載置された原稿を読取ることができる。レジストローラ49、読取りガイド51、排紙トレイ59等とそれらよりも上側の部材とは、一体化されたカバー体となっており、原稿読取り装置Bの背面側で原稿搬送方向に沿った軸線回りに開閉可能に枢支されている。この上側のカバー体を開くと、原稿台ガラス61が解放されて、原稿台ガラス61上に原稿を載置することができる。原稿が載置されて、カバー体が閉じられると、第1及び第2走査部53,54が副走査方向に移動されつつ、第1走査部53によって原稿台ガラス61上の原稿表面が露光され、第1及び第2走査部53,54によって原稿表面からの反射光が結像レンズ55へと導かれ、結像レンズ55によって原稿表面の画像がCCD56上に結像される。このとき、第1及び第2走査部53,54が相互に所定の速度関係を維持しつつ移動されて、原稿表面→第1及び第2走査部53,54→結像レンズ55→CCD56という反射光の光路の長さが変化しないように第1及び第2走査部53,54の位置関係が常に維持され、これによりCCD56上での原稿表面の画像のピントが常に正確に維持される。
こうして読取られた原稿の画像全体は、画像データとして画像形成装置Dの装置本体Aへと送受され、装置本体Aにおいて画像が記録シートに記録される。
一方、画像形成装置Dの装置本体Aは、露光装置1、現像装置2(2a,2b,2c,2d)、像担持体として作用する感光体ドラム3(3a,3b,3c,3d)、帯電器5(5a,5b,5c,5d)、クリーナ装置4(4a,4b,4c,4d)、転写部として作用する中間転写ローラ6(6a,6b,6c,6d)を含む中間転写ベルト装置8、定着装置12、シート搬送装置100、給紙部として作用する給紙トレイ10、及び排紙部として作用する排紙トレイ15を備えている。
画像形成装置Dの装置本体Aにおいて扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたもの、又は単色(例えばブラック)を用いたモノクロ画像に応じたものである。従って、現像装置2(2a,2b,2c,2d)、感光体ドラム3(3a,3b,3c,3d)、帯電器5(5a,5b,5c,5d)、クリーナ装置4(4a,4b,4c,4d)、中間転写ローラ6(6a,6b,6c,6d)は各色に応じた4種類の画像を形成するようにそれぞれ4個ずつ設けられ、それぞれの末尾符号a〜dのうち、aがブラックに、bがシアンに、cがマゼンタに、dがイエローに対応付けられて、4つの画像ステーションが構成されている。以下、末尾符号a〜dは省略して説明する。
感光体ドラム3は、装置本体Aの上下方向のほぼ中央に配置されている。
帯電器5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段であり、接触型であるローラ型やブラシ型の帯電器のほか、チャージャー型の帯電器が用いられる。
露光装置1は、ここでは、レーザダイオード及び反射ミラーを備えたレーザスキャニングユニット(LSU)であり、帯電された感光体ドラム3表面を画像データに応じて露光して、その表面に画像データに応じた静電潜像を形成する。
現像装置2は、感光体ドラム3上に形成された静電潜像を(K,C,M,Y)のトナーにより現像する。クリーナ装置4は、現像及び画像転写後に感光体ドラム3表面に残留したトナーを除去及び回収する。
感光体ドラム3の上方に配置されている中間転写ベルト装置8は、中間転写ローラ6に加えて、中間転写ベルト7、中間転写ベルト駆動ローラ21、従動ローラ22、テンションローラ23、及び中間転写ベルトクリーニング装置9を備えている。
中間転写ベルト駆動ローラ21、中間転写ローラ6、従動ローラ22、テンションローラ23等のローラ部材は、中間転写ベルト7を張架して支持し、中間転写ベルト7を所定のシート搬送方向(図中矢印C方向)に周回移動させる。
中間転写ローラ6は、中間転写ベルト7内側に回転可能に支持され、中間転写ベルト7を介して感光体ドラム3に圧接されている。
中間転写ベルト7は、各感光体ドラム3に接触するように設けられており、各感光体ドラム3表面のトナー像を中間転写ベルト7に順次重ねて転写することによって、カラーのトナー像(各色のトナー像)を形成する。この転写ベルト7は、ここでは、厚さ100μm〜150μm程度のフィルムを用いて無端ベルト状に形成されている。
感光体ドラム3から中間転写ベルト7へのトナー像の転写は、中間転写ベルト7内側(裏面)に圧接されている中間転写ローラ6によって行われる。中間転写ローラ6には、トナー像を転写するために高電圧の転写バイアス(例えば、トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加される。中間転写ローラ6は、ここでは、直径8〜10mmの金属(例えばステンレス)軸をベースとし、その表面は、導電性の弾性材(例えばEPDM、発泡ウレタン等)により覆われたローラである。この導電性の弾性材により、記録シートに対して均一に高電圧を印加することができる。
画像形成装置Dの装置本体Aは、転写部として作用する転写ローラ11aを含む2次転写装置11をさらに備えている。転写ローラ11aは、中間転写ベルト7の外側に接触している。
上述の様に各感光体ドラム3表面のトナー像は、中間転写ベルト7で積層され、画像データによって示されるカラーのトナー像となる。このように積層された各色のトナー像は、中間転写ベルト7と共に搬送され、2次転写装置11によって記録シート上に転写される。
中間転写ベルト7と2次転写装置11の転写ローラ11aとは、相互に圧接されてニップ域を形成する。また、2次転写装置11の転写ローラ11aには、中間転写ベルト7上の各色のトナー像を記録シートに転写させるための電圧(例えば、トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加される。さらに、そのニップ域を定常的に得るために、2次転写装置11の転写ローラ11aもしくは中間転写ベルト駆動ローラ21の何れか一方を硬質材料(金属等)とし、他方を弾性ローラ等の軟質材料(弾性ゴムローラや発泡性樹脂ローラ等)としている。
また、2次転写装置11によって中間転写ベルト7上のトナー像が記録シート上に完全に転写されず、中間転写ベルト7上にトナーが残留することがあり、この残留トナーが次工程でトナーの混色を発生させる原因となる。このため、中間転写ベルトクリーニング装置9によって残留トナーを除去及び回収する。中間転写ベルトクリーニング装置9には、 例えばクリーニング部材として中間転写ベルト7に接触するクリーニングブレードが備えられており、このクリーニングブレードで残留トナーを除去及び回収することができる。従動ローラ22は、中間転写ベルト7を内側(裏側)から支持しており、クリーニングブレードは、外側から従動ローラ22に向けて押圧するように中間転写ベルト7に接触している。
給紙トレイ10は、記録シートを格納しておくためのトレイであり、装置本体Aの画像形成部の下側に設けられている。また、画像形成部の上側に設けられている排紙トレイ15は、印刷済みの記録シートをフェイスダウンで載置するためのトレイである。
また、装置本体Aには、給紙トレイ10の記録シートを2次転写装置11や定着装置12を経由させて排紙トレイ15に送るためのシート搬送装置100が設けられている。このシート搬送装置100は、Sの字形状のシート搬送路Sを有し、シート搬送路Sに沿って、ピックアップローラ16、サバキローラ14a、分離ローラ14b、各搬送ローラ13、レジスト前ローラ19、レジストローラ101、定着装置12、及び排紙ローラ17等の搬送部材が配置されている。
ピックアップローラ16は、給紙トレイ10のシート搬送方向下流側端部に設けられ、給紙トレイ10から記録シートを1枚ずつシート搬送路Sに供給する呼び込みローラである。サバキローラ14aは、分離ローラ14bとの間に記録シートを通過させて1枚ずつ分離しつつシート搬送路Sへと搬送する。各搬送ローラ13及びレジスト前ローラ19は、記録シートの搬送を促進補助するための小型のローラである。各搬送ローラ13は、シート搬送路Sに沿って複数箇所に設けられている。レジスト前ローラ19は、レジストローラ101のシート搬送方向上流側の直近に設けられており、記録シートをレジストローラ101へと搬送するようになっている。また、シート搬送路Sには、記録シートの先端(シート搬送方向下流側端)のタイミングを検知するレジストローラ前シート検知装置(図示省略)が設けられている。このレジストローラ前シート検知装置は、例えば、レジスト前ローラ19の近傍に設けることができる。レジストローラ前シート検知装置は、記録シートの先端タイミング信号を後述する制御部104に送信するために制御部104の入力系に接続されている。
レジストローラ101は、停止状態において、搬送されて来た記録シートの先端を突き当てて、該記録シートの先端を揃え、中間転写ベルト7と2次転写装置11との間のニップ域で中間転写ベルト7上のトナー像が記録シートに転写されるように、中間転写ベルト7上に形成されたトナー像と同期をとって、該記録シートをタイミングよく搬送する。例えば、レジストローラ101は、中間転写ベルト7と2次転写装置11との間のニップ域で中間転写ベルト7上におけるトナー像が記録シートにおける画像を形成すべき位置に合うように、記録シートを搬送する。なお、シート搬送動作については、のちほど詳述する。
定着装置12は、トナー像が転写された記録シートを受け取り、この記録シートをヒートローラ31及び加圧ローラ32間に挟み込んで搬送する。
ヒートローラ31は、所定の定着温度となるように温度制御され、加圧ローラ32とともに記録シートを熱圧着することにより、記録シートに転写されたトナー像を溶融、混合、圧接し、記録シートに対して熱定着させる機能を有している。
各色のトナー像の定着後での記録シートは、排紙ローラ17によって排紙トレイ15上に排出される。
なお、4つの画像形成ステーションのうち一つだけを用いて、モノクロ画像を形成し、モノクロ画像を中間転写ベルト装置8の中間転写ベルト7に転写することも可能である。このモノクロ画像も、カラー画像と同様に、中間転写ベルト7から記録シートに転写され、記録シート上定着される。
また、記録シートの表(オモテ)面だけではなく、両面の画像形成を行う場合は、記録シートの表面の画像を定着装置12により定着した後に、記録シートをシート搬送路Sの排紙ローラ17により搬送する途中で、排紙ローラ17を停止させてから逆回転させ、記録シートを反転経路Srに通して、記録シートの表裏を反転させてから、記録シートを再びレジストローラ101へと導き、記録シートの表面と同様に、記録シートの裏面に画像を記録して定着し、記録シートを排紙トレイ15に排出する。
ところで、レジストローラ101よりもシート搬送方向上流側には、シート搬送路Sを所定の曲率で湾曲させた湾曲部71が形成されている。
図2は、図1に示すシート搬送装置100におけるシート搬送路Sの湾曲部71近傍を概略的に示す断面図である。
図2に示すように、シート搬送路Sの湾曲部71は、外側ガイド72と内側ガイド73との間に形成され、レジストローラ101よりも所定のシート搬送方向(図中矢印X’方向)上流側に、かつレジスト前ローラ19よりも下流側に位置している。
外側ガイド72は、固定されている。また、内側ガイド73は、シート搬送方向X’に直交する方向に沿った軸支点73a回り揺動自在に軸支されている。内側ガイド73の自重により該内側ガイド73が軸支点73a回りで時計回り方向に回転して、内側ガイド73の端部がストッパー74に当接し、内側ガイド73の時計回り方向の回転が規制されて内側ガイド73が位置決めされている。ストッパー74は、装置本体Aに対して湾曲部71を通過する記録シートQに接触したり干渉したりすることはない位置に固定されている。
また、シート搬送路Sには、記録シートQの先端をレジストローラ101と平行に揃えるように当接してシートQを確実に撓ませるための撓み形成部(スペース)75が設けられている。この撓み形成部75は、レジストローラ101のシート搬送方向X’上流側近傍において、シート搬送路Sの外側ガイド72が外側に向けて断面視(断面から視て)凹状に膨らむように設けられている。換言すれば、レジストローラ101のシート搬送方向X’上流側近傍には、停止状態のレジストローラ101に突き当たって撓んだ記録シートQが収まるように、シート搬送路Sの幅を広げてなる撓み形成部75を設けている。この撓み形成部75は、シート搬送路Sのガイド76を湾曲させて窪ませることにより形成されている。
図3は、画像形成装置Dの制御系のシステムブロック図である。画像形成装置Dは、さらに制御部104を備えている。
図3に示すように、制御部104は、CPU等の処理装置104aと、ROM及びRAM等のメモリを含む記憶部104bとを備えている。詳しくは、この画像形成装置Dは、制御部104の処理装置104aが記憶部104bのROMに予め格納された制御プログラムを記憶部104bのRAM上にロードして実行することにより、各種構成要素を制御するようになっている。
なお、制御部104は、本発明の実施形態に係るシート搬送装置100のシート搬送制御手段としても機能するようになっている。例えば、制御部104は、図示を省略したレジストローラ前シート検知装置からの記録シートQの先端タイミング信号に基づき、記録シートQ先端の検知から所定の時間経過後に(すなわち、停止状態のレジストローラ101の直前で)レジスト前ローラ19への回転駆動を一旦停止させると共に、さらに所定の時間経過後に(すなわち、レジスト前ローラ19の回転駆動を再開して停止状態のレジストローラ101に先端を突き当てて撓んだ状態の記録シートQが中間転写ベルト7上に形成されたトナー像と同期する画像形成タイミングで)レジストローラ101を回転駆動させるようになっている。
[本発明の特徴部分の説明]
本発明の実施形態に係るシート搬送装置100は、図3に示すように、レジストローラ101と、駆動モータ(駆動源の一例)102と、駆動伝達機構(駆動伝達手段の一例)103と、制御部104(シート搬送制御手段の一例)とを備えている。なお、対向ローラ105、駆動モータ102や駆動伝達機構103等は、図5に示す上記した従来のシート搬送装置のものと同様であり、ここでは詳しい説明を省略する。
本発明の実施形態に係るシート搬送装置100は、図3に示すように、レジストローラ101と、駆動モータ(駆動源の一例)102と、駆動伝達機構(駆動伝達手段の一例)103と、制御部104(シート搬送制御手段の一例)とを備えている。なお、対向ローラ105、駆動モータ102や駆動伝達機構103等は、図5に示す上記した従来のシート搬送装置のものと同様であり、ここでは詳しい説明を省略する。
本実施の形態においては、制御部104は、駆動モータ102から駆動伝達機構103を介してレジストローラ101へ伝達される駆動のタイミングを制御してレジストローラ101のシート搬送方向Xへの回転タイミング(例えば、画像形成タイミング)を制御するように構成されている。ここでは、駆動モータ102は、作動信号が入力できるように制御部104の出力系に電気的に接続されており、この作動信号が入力されているときに駆動するようになっている。
また、制御部104は、トラブル検知信号が入力された場合に(例えば、記録シートQがレジストローラ101に跨った状態でシートジャム等のトラブルを検知した場合に)、装置D(駆動モータ102)の駆動を停止し、ユーザーにトラブルが発生した旨を報知するように構成されている。
また、シート搬送装置100は、ユーザー等の作業者がレジストローラ101に跨った記録シートQを搬送方向X’に引っ張って該レジストローラ101をシート搬送方向X(図5(b)参照)に回転させつつ該記録シートQの取り除き作業を行うことが可能となるように開閉可能に設けられたカバー部材106と、このカバー部材106の開閉状態を検知する開閉検知装置107とをさらに備えている(図3参照)。
開閉検知装置107は、カバー部材106の開閉状態の検知信号を送信できるように制御部104の入力系に電気的に接続されている。
制御部104は、記録シートQを搬送するレジストローラ101への駆動がシート搬送途中で停止した後、復帰動作の開始指示が指示された場合に、次のシート搬送のための復帰動作を行うように構成されている。具体的には、制御部104は、開閉検知装置107からの開閉状態の検知信号に基づきカバー部材106が開状態から閉状態になったと判断した場合に、復帰動作を行うように構成されている。
そして、制御部104は、この復帰動作の開始が指示された場合(すなわち復帰動作開始時点から次の記録シートがレジストローラ101に到達するまでの間)に、停止状態のレジストローラ101に対して、少なくとも駆動伝達機構103における所定量のあそびd1,d2の分だけシート搬送方向Xへ回転駆動した後に駆動を停止して該レジストローラ101を停止状態にし、次のシート搬送に備えるように構成されている。
(制御部104による処理動作について)
次に、画像形成装置Dにおけるトラブル発生時の制御部104による処理の流れについて図4を参照しながら説明する。図4は、画像形成装置Dの印刷動作の際にトラブルを検知した場合での処理動作の一例を示すフローチャートである。
次に、画像形成装置Dにおけるトラブル発生時の制御部104による処理の流れについて図4を参照しながら説明する。図4は、画像形成装置Dの印刷動作の際にトラブルを検知した場合での処理動作の一例を示すフローチャートである。
この画像形成装置Dでは、図4に示すように、印刷動作が行われるにあたり、印刷要求があるまで待機する(ステップS1)。このとき、レジストローラ101は停止状態となっている。ここで、印刷要求があると(ステップS1:Yes)、給紙処理を実行して給紙トレイ10から記録シートQをシート搬送路Sへ搬送する(ステップS2)。
次に、レジスト前ローラ19近傍のレジストローラ前シート検知装置にて記録シートQの先端を検知する(ステップS3)。この記録シートQ先端の検知から所定の時間経過後にレジスト前ローラ19への回転駆動を停止する(ステップS4)。次に、中間転写ベルト7上に形成されたトナー像と同期する画像形成タイミングがくるまで待機し(ステップS5:No)。画像形成タイミングがくると(ステップS5:Yes)、レジストローラ101を回転駆動し(ステップS6)、画像形成処理を開始する(ステップS7)。
そして、トラブルが検知されるか否かを判断し(ステップS8)、トラブルが検知されていない場合には(ステップS8:No)、さらに、画像形成処理が終了したか否かを判断し(ステップS9)。画像形成処理が終了していない場合には(ステップS9:No)、ステップS8に移行する一方、画像形成処理が終了した場合には(ステップS9:Yes)、レジストローラ101への回転駆動を停止し(ステップS10)、次の記録シートQの印刷処理があるか否かを判断する(ステップS11)。次の記録シートQの印刷処理がある場合には(ステップS11:Yes)、ステップS2に移行する一方、次の記録シートQの印刷処理がない場合には(ステップS11:No)、処理を終了する。
一方、ステップS8でトラブルが検知された場合には(ステップS8:Yes)、画像形成装置Dを停止し(ステップS12)、トラブルがあった旨を使用者に知らせる(ステップS13)。
次に、開閉検知装置107からの検知信号によりカバー部材106が開状態から閉状態になるまで待機し(ステップS14:No)、カバー部材106が開状態から閉状態になった場合に(ステップS14:Yes)、復帰動作を開始する(ステップS15)。そして、少なくとも駆動伝達機構103の所定量のあそびd1,d2の分だけレジストローラ101に対してシート搬送方向Xへ回転駆動した後(ステップS16)、レジストローラ101への駆動を停止し(ステップS17)、ステップS2に移行する。
このように、本発明の実施形態に係るシート搬送装置100によれば、シートジャム等のトラブルの際にユーザー等の作業者がレジストローラ101に跨った記録シートQを搬送方向X’に引っ張って図5(b)に示すような状態になっても、制御部104が復帰動作の開始から次の記録シートQが搬送されるまでに、少なくとも駆動伝達機構103の所定量のあそびd1,d2分だけレジストローラ101のシート搬送方向Xへの回転駆動を行うので、あそびd1,d2を図5(a)に示す位置とすることができ、すなわち、駆動伝達機構103におけるあそびd1,d2の位置をトラブルが発生した時点での位置とすることができ、これにより、駆動モータ102が回転駆動しても、レジストローラ101へあそびd1,d2分の回転が伝達しないという事態を回避でき、レジストローラ101をすぐに(駆動モータ102の駆動と同タイミングで)回転駆動させることができる。従って、駆動伝達機構103のあそびd1,d2による駆動モータ102からレジストローラ101への駆動伝達の遅延、ひいては記録シートQの搬送遅延を防止することができる。しかも、シート搬送機構の複雑化を招くことはない。
なお、本発明の実施形態に係るシート搬送装置100の駆動伝達手段としては、ここでは、第1から第3ギア103a〜103cを含む駆動伝達機構103を用いたが、それに限定されるものではなく、構成する駆動伝達部材間にあそびを存する駆動伝達手段であれば何れのものも適用でき、例えば、スプロケットやチェーン或いはプーリやベルトを含む駆動伝達手段を用いてもよい。また、本実施形態のシート搬送装置は、画像形成装置本体に適用して記録シートを搬送するものとしたが、それに限定されるものではなく、例えば、画像形成装置における原稿読取り装置に適用して原稿シートを搬送するものとしてもよい。
100 シート搬送装置
101 レジストローラ
102 駆動モータ(駆動源の一例)
103 駆動伝達機構(駆動伝達手段の一例)
104 制御部(シート搬送制御手段の一例)
d1,d2 あそび
D 画像形成装置
Q 記録シート(シートの一例)
X レジストローラの回転方向
101 レジストローラ
102 駆動モータ(駆動源の一例)
103 駆動伝達機構(駆動伝達手段の一例)
104 制御部(シート搬送制御手段の一例)
d1,d2 あそび
D 画像形成装置
Q 記録シート(シートの一例)
X レジストローラの回転方向
Claims (2)
- 所定のシート搬送方向にシートを搬送するレジストローラと、前記レジストローラを回転駆動するための駆動源と、前記駆動源から前記レジストローラへ駆動伝達を行う駆動伝達手段と、シート搬送制御手段とを備えたシート搬送装置において、
前記駆動伝達手段は、所定量のあそびを有しており、
前記シート搬送制御手段は、シート搬送のための復帰動作の開始が指示された場合に、少なくとも前記駆動伝達手段における前記所定量のあそびの分だけ前記レジストローラの前記シート搬送方向への回転駆動を行うことを特徴とするシート搬送装置。 - 請求項1に記載のシート搬送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008205694A JP2010037103A (ja) | 2008-08-08 | 2008-08-08 | シート搬送装置及びそれを備えた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=42010034
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013082513A (ja) * | 2011-10-06 | 2013-05-09 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
-
2008
- 2008-08-08 JP JP2008205694A patent/JP2010037103A/ja active Pending
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JP2013082513A (ja) * | 2011-10-06 | 2013-05-09 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
US8995901B2 (en) | 2011-10-06 | 2015-03-31 | Konica Minolta, Inc. | Image forming apparatus and rotation control method for motor driving rotation of timing rollers |
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