JP5346785B2 - 帯電装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、プリンタ、コピー機などの画像形成装置、及び画像形成装置における像担持体の表面を帯電させる帯電装置に関する。
プリンタ、コピー機などの電子写真方式の画像形成装置においては、帯電装置により、感光体ドラム等の像担持体の表面を帯電させてから、現像器により、像担持体の表面の静電潜像にトナーを付着させて像担持体の表面にトナー画像を形成(現像)している。帯電装置としては、例えば、像担持体の表面に接触しながら像担持体の回転に従って従動回転し、像担持体の表面を帯電させる帯電ローラと、帯電ロ−ラの表面をクリーニングするクリーニング回転体と、を備えるものが知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
クリーニング回転体は、例えばブラシローラからなり、帯電ロ−ラの表面に接触しながら回転することにより、帯電ロ−ラの表面をクリーニングする。帯電ロ−ラの表面をクリーニングすることにより、帯電ローラの長寿命化を図ることができる。
また、クリーニング回転体は、例えば、その回転軸の端部に歯車(クリーニング歯車)を備え、このクリーニング歯車に別の歯車から回転駆動力を伝達させることにより、回転することができる。
また、帯電ローラとクリーニング回転体とはユニット化されていることも多い。また、帯電ローラやクリーニング回転体は、それらのメンテナンスや消耗した後の交換のために、像担持体を保持する保持体に対して像担持体の回転軸が延びる方向に沿って、着脱自在に構成されることも多い。この場合、帯電ローラやクリーニング回転体を前記保持体から外すときには、クリーニング歯車と別の歯車との噛み合いが外れる。一方、帯電ローラやクリーニング回転体を前記保持体に装着するときには、クリーニング歯車は、像担持体の回転軸が延びる方向に接近しながら、別の歯車に噛み合うことになる。
特開2008−089636号公報
しかし、帯電ローラやクリーニング回転体を保持体に装着するときに、クリーニング歯車の歯側面と別の歯車の歯側面とが一致すると、両歯車が干渉し、スムーズに噛み合わず、両歯車の装着性が低下すると共に、歯車にダメージを与えることがある。
本発明は、像担持体の表面を帯電させる帯電ローラと帯電ロ−ラの表面をクリーニングするクリーニング回転体とを備え、クリーニング回転体の回転軸に設けられた歯車とこの歯車に噛み合う別の歯車とがスムーズに噛み合い、両歯車の装着性に優れた帯電装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、前記帯電装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、第1回転軸を中心に回転する像担持体の表面に接触しながら、前記第1回転軸と平行な第2回転軸を中心に前記像担持体の回転に従って従動回転し、該像担持体の表面を帯電させる帯電ローラと、前記帯電ロ−ラの表面に接触しながら、前記第2回転軸と平行な第3回転軸を中心に回転し、前記帯電ロ−ラの表面をクリーニングするクリーニング回転体と、前記帯電ローラ及び前記クリーニング回転体を収容する装置ケースと、前記第2回転軸及び前記第3回転軸を支持し、前記帯電ロ−ラが前記像担持体の表面を押圧する押圧方向に沿って移動可能に前記装置ケースに保持される軸受体と、前記軸受体を前記押圧方向に沿って前記像担持体の表面に向けて付勢することにより、前記帯電ローラを前記像担持体の表面に押圧させる付勢部材と、前記第3回転軸に設けられる第1歯車と、前記第1歯車と噛み合って該第1歯車を回転させる第2歯車と、を備える帯電装置であって、前記クリーニング回転体は、前記像担持体を保持する保持体に対して、前記第1回転軸が延びる方向に沿って着脱自在に構成され、前記第2歯車は、該第2歯車の中心と前記第3回転軸の中心とを結ぶラインが前記軸受体の移動方向と一致しないように配置され、前記軸受体は、前記第1歯車の歯先が前記第2歯車の歯先に噛み合わない位置まで移動可能であり、前記第1歯車における前記第2歯車へ進入する側の歯側面は、歯底から歯先に向けて減肉方向に傾斜している帯電装置に関する。
また、前記第1歯車は、前記第2歯車へ進入する側の歯側面に、歯形中心線を対称中心とする一対の面取りを有することが好ましい。
また、前記第2歯車は、前記第1歯車と前記第2歯車との噛み合いによる圧力角の方向が前記軸受体の移動方向と直交する方向になるように配置されることが好ましい。
また、本発明は、表面に静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体の表面を帯電させる前記帯電装置と、前記帯電装置により帯電された前記像担持体に形成される静電潜像にトナーを付着させて該像担持体の表面にトナー画像を形成する現像器と、前記像担持体に形成されたトナー画像を直接的又は間接的にシート状の被転写材に転写する転写部と、被転写材に転写されたトナー画像を構成するトナーを被転写材に定着させる定着部と、を備える画像形成装置に関する。
本発明の帯電装置によれば、像担持体の表面を帯電させる帯電ローラと帯電ロ−ラの表面をクリーニングするクリーニング回転体とを備え、クリーニング回転体の回転軸に設けられた歯車とこの歯車に噛み合う別の歯車とがスムーズに噛み合い、両歯車の装着性に優れた帯電装置を提供することができる。
また、本発明の画像形成装置によれば、前記帯電装置を備えた画像形成装置を提供することができる。
本発明の画像形成装置の一実施形態としてのプリンタ1の各構成要素の配置を説明するための正面図である。 図1に示す帯電装置10の概略構成を示す拡大図である。 帯電装置10におけるクリーニング歯車124が、クリーニング歯車124を駆動する第2歯車164に噛み合っている状態を示す斜視図である。 帯電装置10における第2回転軸111及び第3回転軸121の支持構造、並びに、クリーニング歯車124の歯側面124aの形状を示す縦断面図である。 帯電装置10の帯電ローラ112が感光体ドラム2を押圧している状態を示す縦断面図である。 帯電装置10のクリーニング歯車124を駆動する歯車列の説明図である。 帯電装置10を装置本体Mの所定箇所に装着する途中の状態を示す斜視図である。 帯電装置10のクリーニング歯車124の歯側面124aの形状を、歯車の正面から示す図である。 帯電装置10のクリーニング歯車124の歯側面124aの形状を示す斜視図である。 図6に示す状態から、クリーニング歯車124の歯先124cが第2歯車164の歯先164cに噛み合わない位置まで、軸受体141が移動した状態を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1により、本実施形態における画像形成装置としてのプリンタ1における全体構造を説明する。図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態としてのプリンタ1の各構成要素の配置を説明するための正面図である。
図1に示すように、画像形成装置としてのプリンタ1は、装置本体Mと、所定の画像情報に基づいてシート状の被転写材としての用紙Tに所定のトナー画像を形成する画像形成部GKと、用紙Tを画像形成部GKに給紙すると共にトナー画像が形成された用紙Tを排紙する給排紙部KHとを有する。
装置本体Mにおける外形は、筐体としてのケース体BDにより構成される。
図1に示すように、画像形成部GKは、像担持体(感光体)としての感光体ドラム2と、帯電装置10と、露光ユニットとしてのレーザスキャナユニット4と、現像器16と、トナーカートリッジ5と、トナー供給部6と、ドラムクリーニング部11と、除電器12と、転写ローラ8と、定着部9とを備える。
図1に示すように、給排紙部KHは、給紙カセット52と、手差し給紙部64と、用紙Tの搬送路Lと、レジストローラ対80と、排紙部50とを備える。
以下、画像形成部GK及び給排紙部KHの各構成について詳細に説明する。
まず、画像形成部GKについて説明する。
画像形成部GKにおいては、感光体ドラム2の表面に沿って順に、上流側から下流側に順に、帯電装置10による帯電、レーザスキャナユニット4による露光、現像器16による現像、転写ローラ8による転写、除電器12による除電、及びドラムクリーニング部11によるクリーニングが行われる。
感光体ドラム2は、円筒形状の部材からなり、感光体又は像担持体として機能する。感光体ドラム2は、搬送路Lにおける用紙Tの搬送方向に対して直交する方向に延びる機軸を中心に、矢印の方向に回転可能に配置される。感光体ドラム2の表面には、静電潜像が形成され得る。
帯電装置10は、感光体ドラム2の表面に対向して配置される。帯電装置10は、感光体ドラム2の表面を一様に負(マイナス極性)又は正(プラス極性)に帯電させる。
帯電装置10の詳細については後に詳述する。
レーザスキャナユニット4は、露光ユニットとして機能するものであり、感光体ドラム2の表面から離間して配置される。レーザスキャナユニット4は、不図示のレーザ光源、ポリゴンミラー、ポリゴンミラー駆動用モータ等を有して構成される。
レーザスキャナユニット4は、PC(パーソナルコンピュータ)等の外部機器から入力された画像情報に基づいて、感光体ドラム2の表面を走査露光する。レーザスキャナユニット4により走査露光されることで、感光体ドラム2の表面の露光された部分の電荷が除去される。これにより、感光体ドラム2の表面に静電潜像が形成される。
現像器16は、感光体ドラム2に対応して設けられ、感光体ドラム2の表面に対向して配置される。現像器16は、感光体ドラム2に形成された静電潜像に単色(通常はブラック)のトナーを付着させて、単色のトナー画像を感光体ドラム2の表面に形成する。現像器16は、感光体ドラム2の表面に対向配置された現像ローラ17、トナー攪拌用の攪拌ローラ18等を有して構成される。
トナーカートリッジ5は、現像器16に対応して設けられており、現像器16に対して供給されるトナーを収容する。
トナー供給部6は、トナーカートリッジ5及び現像器16に対応して設けられており、トナーカートリッジ5に収容されたトナーを現像器16に対して供給する。トナー供給部6と現像器16とは、不図示のトナー供給路により結ばれている。
転写ローラ8は、感光体ドラム2の表面に現像されたトナー画像を用紙Tに転写させる。転写ローラ8には、不図示の転写バイアス印加部により、感光体ドラム2に形成されたトナー画像を用紙Tに転写させるための転写バイアスが印加される。
転写ローラ8は、感光体ドラム2に対して当接したり離間したりする。具体的には、転写ローラ8は、感光体ドラム2に当接される当接位置と、感光体ドラム2から離間する離間位置とに移動可能に構成される。詳細には、転写ローラ8は、感光体ドラム2に現像されたトナー画像を用紙Tに転写させる場合には当接位置に配置され、他の場合には離間位置に配置される。
感光体ドラム2と転写ローラ8との間で、搬送路Lを搬送される用紙Tが挟み込まれる。挟み込まれた用紙Tは、感光体ドラム2の表面に押し当てられる。感光体ドラム2と転写ローラ8との間で、転写ニップNが形成される。転写ニップNにおいて、感光体ドラム2に現像されたトナー画像が用紙Tに転写される。
除電器12は、感光体ドラム2の表面に対向して配置される。除電器12は、感光体ドラム2の表面に光を照射することにより、転写が行われた後の感光体ドラム2の表面を除電する(電荷を除去する)。
ドラムクリーニング部11は、感光体ドラム2の表面に対向して配置される。ドラムクリーニング部11は、感光体ドラム2の表面に残存したトナーや付着物を除去すると共に、除去されたトナー等を所定の回収機構へ搬送して、回収させる。
定着部9は、用紙Tに転写されたトナー画像を構成するトナーを溶融及び加圧して、用紙Tに定着させる。定着部9は、ヒータにより加熱される加熱回転体9aと、加熱回転体9aに圧接される加圧回転体9bと、を備える。加熱回転体9aと加圧回転体9bとは、トナー画像が転写された用紙Tを挟み込んで加圧すると共に、搬送する。加熱回転体9aと加圧回転体9bとの間に挟み込まれた状態で用紙Tが搬送されることで、用紙Tに転写されたトナーは、溶融及び加圧され、用紙Tに定着される。
次に、給排紙部KHについて説明する。
図1に示すように、装置本体Mの下部には、用紙Tを収容する1個の給紙カセット52が配置される。給紙カセット52は、装置本体Mの右側(図1における右側)から水平方向に引き出し可能に構成される。給紙カセット52には、用紙Tが載置される載置板60が配置される。給紙カセット52には、用紙Tが載置板60の上に積層された状態で収容される。載置板60に載置された用紙Tは、給紙カセット52における用紙送り出し側の端部(図1において右側の端部)に配置されるカセット給紙部51により搬送路Lに送り出される。カセット給紙部51は、載置板60上の用紙Tを取り出すための前送りコロ61と、用紙Tを1枚ずつ搬送路Lに送り出すための給紙ローラ対63とからなる重送防止機構を備える。
装置本体Mの右側(図1において右側)には、手差し給紙部64が設けられる。手差し給紙部64は、給紙カセット52にセットされる用紙Tとは異なる大きさや種類の用紙Tを装置本体Mに供給することを主目的として設けられる。手差し給紙部64は、閉状態において装置本体Mの前面の一部を構成する手差しトレイ65と、給紙コロ66とを備える。手差しトレイ65は、その下端が給紙コロ66の近傍に回動自在(開閉自在)に取り付けられる。開状態の手差しトレイ65には、用紙Tが載置される。給紙コロ66は、開状態の手差しトレイ65に載置された用紙Tを手差し搬送路Laに給紙する。
装置本体Mにおける上方側には、排紙部50が設けられる。排紙部50は、第3ローラ対53により用紙Tを装置本体Mの外部に排紙する。排紙部50の詳細については後述する。
用紙Tを搬送する搬送路Lは、カセット給紙部51から転写ニップNまでの第1搬送路L1と、転写ニップNから定着部9までの第2搬送路L2と、定着部9から排紙部50までの第3搬送路L3と、手差し給紙部64から供給される用紙を第1搬送路L1に合流させる手差し搬送路Laと、第3搬送路L3を下流側から上流側へ搬送する用紙を、表裏反転させて第1搬送路L1に戻す戻り搬送路Lbとを備える。
また、第1搬送路L1の途中には、第1合流部P1及び第2合流部P2が設けられている。第3搬送路L3の途中には、第1分岐部Q1が設けられている。
第1合流部P1は、手差し搬送路Laが第1搬送路L1に合流する合流部である。第2合流部P2は、戻り搬送路Lbが第1搬送路L1に合流する合流部である。
第1分岐部Q1は、戻り搬送路Lbが第3搬送路L3から分岐する分岐部で、第1ローラ対54a及び第2ローラ対54bを有する。第1ローラ対54aの一方のローラと第2ローラ対54bの一方のローラとは兼用される。
第1搬送路L1の途中(詳細には、第2合流部P2と転写ローラ8との間)には、用紙Tを検出するためのセンサと、用紙Tのスキュー(斜め給紙)補正や画像形成部GKにおけるトナー画像の形成とタイミングを合わせるためのレジストローラ対80とが配置される。センサは、用紙Tの搬送方向におけるレジストローラ対80の直前(搬送方向における上流側)に配置される。レジストローラ対80は、センサからの検出信号情報に基づいて上述の補正やタイミング調整をして用紙Tを搬送する。
戻し搬送路Lbは、用紙Tに両面印刷を行う際に、既に印刷されている面とは反対面(非印刷面)を感光体ドラム2に対向させるために設けられる搬送路である。
戻し搬送路Lbによれば、第1分岐部Q1から第1ローラ対54aにより排紙部50側に搬送された用紙Tを表裏反転させて第2ローラ対54bにより第1搬送路L1に戻して、転写ローラ8の上流側に配置されたレジストローラ対80の上流側に搬送させることができる。戻し搬送路Lbにより表裏反転された用紙Tには、転写ニップNにおいて非印刷面に対して所定のトナー画像が転写される。
第3搬送路L3における端部には、排紙部50が形成される。排紙部50は、装置本体Mにおける上方側に配置される。排紙部50は、装置本体Mの右側(図1において右側、手差し給紙部64側)に向けて開口している。排紙部50は、第3搬送路L3を搬送される用紙Tを第3ローラ対53により装置本体Mの外部に排紙する。
排紙部50における開口側には、排紙集積部M1が形成される。排紙集積部M1は、装置本体Mにおける上面(外面)に形成される。排紙集積部M1は、装置本体Mにおける上面が下方に窪んで形成された部分である。排紙集積部M1の底面は、装置本体Mにおける上面の一部を構成する。排紙集積部M1には、所定のトナー画像が形成され排紙部50から排紙された用紙Tが積層して集積される。
なお、各搬送路の所定位置には用紙検出用のセンサが配置される。
以上に説明した画像形成装置としてのプリンタ1の装置構成について簡単にまとめると、プリンタ1は、表面に静電潜像が形成される像担持体としての感光体ドラム2と、感光体ドラム2の表面を帯電させる帯電装置10と、帯電装置10により帯電された感光体ドラム2に形成される静電潜像にトナーを付着させて感光体ドラム2の表面にトナー画像を形成する現像器16と、感光体ドラム2に形成されたトナー画像を直接的又は間接的にシート状の被転写材としての用紙Tに転写する転写部としての転写ローラ8と、用紙Tに転写されたトナー画像を構成するトナーを用紙Tに定着させる定着部9と、を備えている。
以下、図2から図10を参照して、本実施形態のプリンタ1における特徴部分である帯電装置10に係る構成について詳細に説明する。図2は、図1に示す帯電装置10の概略構成を示す拡大図である。図3は、帯電装置10におけるクリーニング歯車124が、クリーニング歯車124を駆動する第2歯車164に噛み合っている状態を示す斜視図である。図4は、帯電装置10における第2回転軸111及び第3回転軸121の支持構造、並びに、クリーニング歯車124の歯側面124aの形状を示す縦断面図である。
図5は、帯電装置10の帯電ローラ112が感光体ドラム2を押圧している状態を示す縦断面図である。図6は、帯電装置10のクリーニング歯車124を駆動する歯車列の説明図である。図7は、帯電装置10を装置本体Mの所定箇所に装着する途中の状態を示す斜視図である。図8は、帯電装置10のクリーニング歯車124の歯側面124aの形状を、歯車の正面から示す図である。図9は、帯電装置10のクリーニング歯車124の歯側面124aの形状を示す斜視図である。図10は、図6に示す状態から、クリーニング歯車124の歯先124cが第2歯車164の歯先164cに噛み合わない位置まで、軸受体141が移動した状態を示す図である。
図2から図9に示すように、本実施形態の帯電装置10は、第2回転軸111を中心に回転する帯電ローラ112と、第3回転軸121を中心に回転するクリーニング回転体としてクリーニングブラシ122と、装置ケース131と、軸受体141と、付勢部材としての付勢バネ151と、第3回転軸121に設けられる第1歯車としてのクリーニング歯車124と、第4回転軸161を中心に回転する第2歯車164と、を備える。
図2及び図5に示すように、第2回転軸111は、第1回転軸21と平行に配置される。第1回転軸21は、像担持体としての感光体ドラム2の回転中心軸(機軸)である。
図4に示すように、帯電ローラ112は、第2回転軸111に固定されている。図2及び図5に示すように、この帯電ローラ112は、第1回転軸21を中心に回転する感光体ドラム2の表面に接触しながら、感光体ドラム2の回転に従って従動回転し、感光体ドラム2の表面を帯電させる。
クリーニングブラシ122は、第2回転軸111と平行な第3回転軸121に固定されている。このクリーニングブラシ122は、帯電ローラ112の表面に接触しながら第3回転軸121を中心に回転し、帯電ローラ112の表面をクリーニングするブラシである。クリーニングブラシ122は、帯電ローラ112の表面に対して滑りながら(遅い周速度で)回転する。
図2に示すように、装置ケース131は、帯電ローラ112及びクリーニングブラシ122を収容するケース体である。
図3から図5に示すように、軸受体141は、第2回転軸111及び第3回転軸121を回転自在に支持する。軸受体141は、帯電ローラ112が感光体ドラム2の表面を押圧する押圧方向X1(図5参照)に沿って移動可能に、装置ケース131に保持される。
図2から図4に示すように、付勢バネ151は、コイルバネからなり、装置ケース131と軸受体141との間に圧縮状態で配置される。付勢バネ151は、軸受体141を、押圧方向X1に沿って一定の荷重で、感光体ドラム2の表面に向けて付勢する。これにより、軸受体141に支持されている帯電ローラ112は、感光体ドラム2の表面を押圧する。
クリーニング歯車124は、第3回転軸121に設けられる。詳しくは、図4に示すように、軸受体141を挿通した第3回転軸121の端部に固定されている。
図3、図6及び図7に示すように、第2歯車164は、感光体ドラム2を保持する筐体としての保持体23に、回転自在に支持されている。第2歯車164は、クリーニング歯車124に噛み合って、クリーニング歯車124を回転させる。第2歯車164は、保持体23に回転自在に支持された第4回転軸161に固定されている。第4回転軸161は、第1回転軸21と平行に延びている。第2歯車164は、保持体23に回転自在に支持された第3歯車174に噛み合っており、第3歯車174から入力される回転力により駆動されて、クリーニング歯車124を回転させる。
図6に示すように、保持体23は、第2歯車164を回転自在に支持すると共に、第2歯車164に噛み合う第3歯車174、及び第3歯車174に噛み合う第5歯車184を回転自在に支持している。
第3歯車174は、感光体ドラム2の機軸である第1回転軸21に固定されている。第5歯車184は、軸方向が第1回転軸21と平行な第5回転軸181に固定されている。第5歯車184は、不図示の駆動源により回転駆動される。図6に示す歯車列では、第5歯車184から第3歯車174へ、第3歯車174から第2歯車164へ、第2歯車164からクリーニング歯車124へと、順次回転が伝達される。クリーニング歯車124の回転は、クリーニングブラシ122の回転となる。
図7に示すように、クリーニングブラシ122は、感光体ドラム2を保持する保持体23に対して、第1回転軸21が延びる方向に沿って着脱自在に構成される。帯電装置10は、帯電ローラ112及びクリーニングブラシ122を装置ケース131の内側に保持した状態で、保持体23に着脱される。
図7に示すように、保持体23は、第2歯車164などが設けられる側とは反対側に、ガイド部24を備える。ガイド部24は、帯電装置10の装置ケース131を、第1回転軸21が延びる方向に沿ってスライド可能に案内すると共に支持する。
帯電装置10における第2歯車164側の端部には、クリーニング歯車124が突出している。クリーニング歯車124は、帯電装置10が保持体23に装着されると、第2歯車164と隣接する位置に配置され、第2歯車164に噛み合うことになる。
図6に示すように、第2歯車164は、その中心(第4回転軸161の中心)と第3回転軸121の中心とを結ぶラインK1が装置ケース131の内側の軸受体141(図5参照)の移動方向Xと一致しないように、配置される。言い換えると、第2歯車164は、ラインK1が、クリーニング歯車124の中心を通って軸受体141の移動方向Xに延びるラインK2に一致せずに、ラインK2に所定の挟角βを有して交差するように、配置される。
軸受体141は、装置ケース131に、図6に示すラインK2に沿って(移動方向Xに沿って)移動可能に支持されている。軸受体141は、図6に示すようにクリーニング歯車124の歯先124cが第2歯車164の歯先164cに噛み合う位置から、図10に示すようにクリーニング歯車124の歯先124cが第2歯車164の歯先164cに噛み合わない位置まで、移動可能である。即ち、第2歯車164に作用する外力等によって、軸受体141に第2歯車164から離反する方向の力が作用すると、軸受体141は、付勢バネ151の付勢力に抗して、図6に示す矢印X2の方向に移動する。これにより、図10に示すように、軸受体141は、クリーニング歯車124の歯先124cが第2歯車164の歯先164cに噛み合わない位置まで移動することができる。
図4に示すように、クリーニング歯車124における第2歯車164へ進入する側の歯側面124aは、歯底124bから歯先124cに向けて減肉方向(歯の肉厚が薄くなる方向)に傾斜している。この歯側面124aの傾斜角度(第3回転軸121が延びる方向に対する傾斜角度)は、θ1である。クリーニング歯車124における第2歯車164へ進入する側とは反対側の歯側面は、傾斜していない。従って、クリーニング歯車124の歯幅HBは、歯底124bから歯先124cに向かって且つ第3回転軸121の外側から内側に向けて徐々に小さくなる。
図8及び図9に示すように、クリーニング歯車124は、第2歯車164へ進入する側の歯側面124aに、歯形中心線124dを対称中心とする一対の面取り124e,124eを有する。面取り124eは、第3回転軸121の外側から内側に向けて傾斜している。
図8に示すように、第2歯車164は、クリーニング歯車124と第2歯車164との噛み合いによる圧力角αの方向Yが軸受体141の移動方向Xと直交する方向になるように、保持体23に支持されて配置される。言い換えると、圧力角αの方向Yと軸受体141の移動方向Xとが交差する角度θ2は、直角になっている。このように第2歯車164が配置されているため、図6に示すラインK1とラインK2との挟角βは、圧力角αに一致する。
次に、図1を参照して、第1実施形態のプリンタ1の動作について、簡単に説明する。
まず、給紙カセット52に収容された用紙Tに片面印刷を行う場合について説明する。
給紙カセット52に収容された用紙Tは、前送りコロ61及び給紙ローラ対63によって第1搬送路L1に送り出され、その後、第1合流部P1及び第1搬送路L1を介してレジストローラ対80に搬送される。
レジストローラ対80においては、用紙Tのスキュー補正や、トナー画像とのタイミング調整が行われる。
レジストローラ対80から排出された用紙Tは、第1搬送路L1を介して感光体ドラム2と転写ローラ8との間(転写ニップN)に導入される。そして、用紙Tには、感光体ドラム2と転写ローラ8との間において、トナー画像が転写される。
その後、用紙Tは、感光体ドラム2と転写ローラ8との間から排出され、第2搬送路L2を介して、定着部9における加熱回転体9aと加圧回転体9bとの間の定着ニップに導入される。そして、定着ニップにおいてトナーTNが溶融し、トナーTNが用紙Tに定着される。
次いで、用紙Tは、第1ローラ対54aにより第3搬送路L3を通して排紙部50に搬送され、第3ローラ対53により排紙部50から排紙集積部M1に排出される。
このようにして、給紙カセット52に収容された用紙Tの片面印刷が完了する。
手差しトレイ65に載置された用紙Tに片面印刷を行う場合には、手差しトレイ65に載置された用紙Tは、給紙コロ66によって手差し搬送路Laに送り出され、その後、第1合流部P1及び第1搬送路L1を介して、レジストローラ対80に搬送される。それ以降の動作は、前述した、給紙カセット52に収容された用紙Tの片面印刷の動作と同様であり、説明を省略する。
次に、両面印刷を行う場合のプリンタ1の動作について説明する。
片面印刷の場合には、前述した通り、片面印刷がされた用紙Tが、排紙部50から排紙集積部M1に排出されて印刷動作が完了する。
これに対し、両面印刷を行う場合には、片面印刷がされた用紙Tが、戻し搬送路Lbを介して、片面印刷時とは表裏反転して、レジストローラ対80に再度搬送されることにより、用紙Tに両面印刷が施される。
詳述すると、片面印刷がされた用紙Tが第3ローラ対53により排紙部50から排出されるまでは、前述した片面印刷の動作と同様である。而して、両面印刷の場合には、片面印刷がされた用紙Tが第3ローラ対53により保持されている状態において、第3ローラ対53の回転を停止させ、逆方向に回転させる。このように第3ローラ対53を逆方向に回転させると、第3ローラ対53に保持されている用紙Tは、第3搬送路L3を逆方向(排紙部50から第1分岐部Q1に向かう方向)に搬送される。
前述したように、用紙Tが、第3搬送路L3を逆方向に搬送されると、(第1ローラ対54aではなく、)第2ローラ対54bに導入される。そして、用紙Tは、戻し搬送路Lb及び第2合流部P2を介して、第1搬送路L1に合流する。ここで、用紙Tは、片面印刷時とは表裏反転している。
更に、用紙Tは、レジストローラ対80により前記補正又は前記調整が行われ、第1搬送路L1を介して、感光体ドラム2と転写ローラ8との間に導入される。用紙Tは、戻し搬送路Lbを経由することにより、非印刷面が感光体ドラム2に対向するので、非印刷面にトナー画像が転写され、その結果、両面印刷が施される。
次に、本実施形態の帯電装置10をプリンタ1の内部の保持体23に着脱するときの動作について説明する。
帯電装置10においては、帯電ローラ112やクリーニングブラシ122のメンテナンス時、帯電ローラ112やクリーニングブラシ122の消耗による交換時などにおいて、保持体23への着脱が必要になる。
帯電装置10が保持体23に取り付けられている状態では、図3に示すように、クリーニング歯車124は第2歯車164に噛み合っている。
帯電装置10を保持体23から取り外す場合には、図7に示す矢印J2の方向に、帯電装置10を引き出す。引き出す方向は、感光体ドラム2の中心軸である第1回転軸21が延びる方向に沿い、クリーニング歯車124における第3回転軸121が延びる方向及び第2歯車164における第4回転軸が延びる方向と平行である。そのため、帯電装置10を引き出す操作を行うと、それまで噛み合っていたクリーニング歯車124と第2歯車164との噛み合いがスムーズに外れ、小さな操作力で帯電装置10を取り出すことができる。
帯電装置10を保持体23に取り付ける場合には、帯電装置10を、図7に示す矢印J1の方向へ移動し、保持体23のガイド部24に挿入する。ガイド部24への帯電装置10の挿入が進んで、クリーニング歯車124と第2歯車164との噛み合いが開始するときに、両歯車の歯の位置が重なると、両歯車の干渉が発生する。
しかし、本実施形態の帯電装置10においては、図4に示すように、クリーニング歯車124における第2歯車164に進入する側の歯側面124aは、歯底124bから歯先124cに向けて減肉方向に傾斜している。
従って、両歯車の干渉が発生すると、この干渉によって歯側面124aに作用する押圧力は、図4に示す矢印Fの方向(クリーニング歯車124が第2歯車164から離れる方向)に付勢する分力を含むことになる。そして、この分力によって、軸受体141が矢印Fの方向に移動するため、クリーニング歯車124は、歯車の干渉を解消する方向に移動する。
また、歯側面124aが傾斜面を有するため、干渉した歯車間に滑りが生じ易く、干渉時に大きな衝撃力が発生しない。従って、干渉によって歯車がダメージを受けることを抑制することができる。
更に、図10に示すように、軸受体141は、クリーニング歯車124の歯先124cが第2歯車164の歯先164cに噛み合わない位置まで移動可能であるため、両歯車の干渉が確実に解消される。従って、帯電装置10を、保持体23に保持される正規の取り付け位置まで挿入することが容易である。
一方、両歯車の干渉が解消されると、付勢バネ151の付勢力により、軸受体141は、感光体ドラム2側に再び押し戻され、移動する。この軸受体141の移動に伴って、クリーニング歯車124は、第2歯車164側に移動する。このとき、仮に第2歯車164の中心と第3回転軸121の中心とを結ぶラインK1(図6参照)が軸受体141の移動方向Xと一致していると、両歯車の歯先同士が再び衝突して干渉する虞がある。
しかし、本実施形態の帯電装置10においては、第2歯車164は、前記ラインK1が軸受体141の移動方向Xと一致しないように、配置されている。そのため、噛み合い位置に戻る過程におけるクリーニング歯車124の歯先124cと第2歯車164の歯先164cとが衝突することを抑制して、両歯車の干渉の発生を抑制することができる。
本実施形態の帯電装置10によれば、例えば、次のような効果が奏される。
本実施形態の帯電装置10においては、クリーニングブラシ122は、感光体ドラム2を保持する保持体23に対して、第1回転軸21が延びる方向に沿って着脱自在に構成され、第2歯車164は、第2歯車164の中心と第3回転軸121の中心とを結ぶラインK1が軸受体141の移動方向X(図6に示すラインK2の方向)と一致しないように配置され、軸受体141は、クリーニング歯車124の歯先124cが第2歯車164の歯先164cに噛み合わない位置まで移動可能であり、クリーニング歯車124における第2歯車164へ進入する側の歯側面124aは、歯底124bから歯先124cに向けて減肉方向に傾斜している。
そのため、本実施形態の帯電装置10においては、感光体ドラム2を保持している保持体23に帯電装置10を装着する際に、クリーニングブラシ122の第3回転軸121に設けられたクリーニング歯車124の歯側面124aが、保持体23側に設けられた第2歯車164と干渉する場合に、軸受体141の移動によってクリーニング歯車124が干渉を解消する方向に逃げることができ、クリーニング歯車124と第2歯車164との干渉を容易に解消することができる。また、歯側面124aが歯先124cに向かって減肉方向に傾斜しており、干渉面に滑りが生じ易く、両歯車の干渉時に大きな衝撃力が発生しない。
更に、第2歯車164の中心と第3回転軸121の中心とを結ぶラインK1が軸受体141の移動方向Xと一致しないように第2歯車164が配置されているため、軸受体141が感光体ドラム2側へ復帰することによってクリーニング歯車124が第2歯車164との噛み合い位置に戻るときに、両歯車の歯先が衝突することを抑制して、両歯車の干渉の発生を抑止することができる。
従って、本実施形態の帯電装置10においては、帯電装置10を保持体23に装着する際に、クリーニングブラシ122の第3回転軸121に設けられたクリーニング歯車124と、このクリーニング歯車124に噛み合う第2歯車164とがスムーズに噛み合い、両歯車間において優れた装着性を実現することができる。
また、本実施形態の帯電装置10においては、図9に示すように、クリーニング歯車124は、第2歯車164(図8参照)へ進入する側の歯側面124aに、歯形中心線124dを対称中心とする一対の面取り124e,124eを有する。
そのため、帯電装置10が保持体23へ装着されるときに、クリーニング歯車124の歯側面124aの面取り124eに第2歯車164の歯側面が当たると、面取り124eに作用する力は、両歯車を相対的に回転させる回転力となる。これにより、両歯車における歯の干渉を解消する方向の相対的な回転が、両歯車間に発生する。従って、軸受体141の移動によるクリーニング歯車124の移動量が小さくても、両歯車における歯の干渉を解消することが可能になる。これにより、クリーニング歯車124と第2歯車164の正常な噛み合わせ状態を、一層速やかに実現することができる。
また、本実施形態の帯電装置10においては、第2歯車164は、クリーニング歯車124と第2歯車164との噛み合いによる圧力角αの方向Yが軸受体141の移動方向Xと直交する方向になるように、配置される。そのため、これらの歯車間におけるトルク伝達方向(圧力伝達方向)は、軸受体141の移動方向Xと直交する方向となり、軸受体141の移動方向Xには作用しない。従って、両歯車間におけるトルク伝達によって軸受体141が不用意に移動することがなく、帯電ローラ112が感光体ドラム2へ押圧する性能や、クリーニング歯車124の回転性能などを安定的に維持することができる。また、クリーニングブラシ122の径方向の寸法や材質などが変わったとしても、付勢バネ151による一定な荷重により帯電ローラ112を押圧することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、前述した実施形態に限定されることなく、種々の形態で実施することができる。
例えば、クリーニング回転体は、ブラシからなるクリーニングブラシに制限されず、ローラからなるクリーニングローラから構成することもできる。
また、本発明の画像形成装置の種類は、特に限定がなく、コピー機、プリンタ、ファクシミリ、又はこれらの複合機などであってもよい。
シート状の被転写材は、用紙に制限されず、例えば、フィルムシートであってもよい。
1……プリンタ(画像形成装置)、2……感光体ドラム(像担持体)、8……転写ローラ(転写部)、9……定着部、10……帯電装置、16……現像器、21……第1回転軸、23……保持体、111……第2回転軸、112……帯電ローラ、121……第3回転軸、122……クリーニングブラシ(クリーニング回転体)、124……クリーニング歯車(第1歯車)、124a……歯側面、124b……歯底、124c……歯先、124e……面取り、131……装置ケース、141……軸受体、151……付勢バネ(付勢部材)、164……第2歯車、164c……第2歯車の歯先、J……第1回転軸が延びる方向、K1……第2歯車の中心と第3回転軸の中心とを結ぶライン、X……軸受体の移動方向、X1……押圧方向、Y……圧力角の方向、T……用紙(被転写材)、α……圧力角

Claims (4)

  1. 第1回転軸を中心に回転する像担持体の表面に接触しながら、前記第1回転軸と平行な第2回転軸を中心に前記像担持体の回転に従って従動回転し、該像担持体の表面を帯電させる帯電ローラと、
    前記帯電ロ−ラの表面に接触しながら、前記第2回転軸と平行な第3回転軸を中心に回転し、前記帯電ロ−ラの表面をクリーニングするクリーニング回転体と、
    前記帯電ローラ及び前記クリーニング回転体を収容する装置ケースと、
    前記第2回転軸及び前記第3回転軸を支持し、前記帯電ロ−ラが前記像担持体の表面を押圧する押圧方向に沿って移動可能に前記装置ケースに保持される軸受体と、
    前記軸受体を前記押圧方向に沿って前記像担持体の表面に向けて付勢することにより、前記帯電ローラを前記像担持体の表面に押圧させる付勢部材と、
    前記第3回転軸に設けられる第1歯車と、
    前記第1歯車と噛み合って該第1歯車を回転させる第2歯車と、を備える帯電装置であって、
    前記クリーニング回転体は、前記像担持体を保持する保持体に対して、前記第1回転軸が延びる方向に沿って着脱自在に構成され、
    前記第2歯車は、該第2歯車の中心と前記第3回転軸の中心とを結ぶラインが前記軸受体の移動方向と一致しないように配置され、
    前記軸受体は、前記第1歯車の歯先が前記第2歯車の歯先に噛み合わない位置まで、前記押圧方向に沿って移動可能であり、
    前記第1歯車の歯側面であって前記クリーニング回転体に対して前記第3回転軸が延びる方向の外側に位置する歯側面は、歯底から歯先に向けて歯幅が小さくなる方向に傾斜している
    帯電装置。
  2. 前記第1歯車は、前記歯側面に、歯形中心線を対称中心とする一対の面取りを有する
    請求項1に記載の帯電装置。
  3. 前記第2歯車は、前記第1歯車と前記第2歯車との噛み合いによる圧力角の方向が前記軸受体の移動方向と直交する方向になるように配置される
    請求項1又は2に記載の帯電装置。
  4. 表面に静電潜像が形成される像担持体と、
    前記像担持体の表面を帯電させる請求項1から3のいずれかに記載の帯電装置と、
    前記帯電装置により帯電された前記像担持体に形成される静電潜像にトナーを付着させて該像担持体の表面にトナー画像を形成する現像器と、
    前記像担持体に形成されたトナー画像を直接的又は間接的にシート状の被転写材に転写する転写部と、
    被転写材に転写されたトナー画像を構成するトナーを被転写材に定着させる定着部と、を備える
    画像形成装置。
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