JP5188159B2 - 駆動装置 - Google Patents

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本発明は、2つのボビンをレーザ樹脂溶着方法により溶着する構造の駆動装置に関する。
近年、デジタルカメラや携帯音楽プレーヤ等の携帯機器の小型化及び低コスト化に伴い、携帯機器に搭載されるステッピングモータ等の小型モータにおいても、さらなる小型化及び低コスト化が進展している。また、小型モータの組立に関して、短時間で安定的に組立てることが要求されている。
それを実現するものとして、例えば図11及び図12に示す構成のものが提案されている(特許文献1参照)。
以下、図を参照にしながら、特許文献1記載のステッピングモータについて簡単に説明する。
図11は、従来例に係るステッピングモータの構成を示す分解斜視図、図12は、図11のステッピングモータの軸方向の内部構造を示す断面図である。
図11及び図12において、ステッピングモータは、マグネット部101、コア102、回転軸103、2つの軸受104、第1のボビン105、第1のヨーク106、第2のボビン107、第2のヨーク108を備えている。
マグネット部101は、円筒形状に形成されており、その外周面が円周方向にN分割されると共にS極及びN極が交互に着磁された着磁部を備えている。マグネット部101、電磁軟鉄等の軟磁性材料から形成されたコア102、回転軸103によってロータユニット(回転軸ユニット)が構成される。
第1のボビン105の穴部に軟磁性材料から形成される第1のヨーク106の磁極部106aを貫通させ、一方の軸受104の円筒部を第1のボビン105の中心穴105cに貫通させた後、第1のヨーク106の中心穴106bに圧入する。
即ち、一方の軸受104により第1のボビン105と第1のヨーク106を径方向と軸方向の所定の位置関係で固定する。これにより、一方の相のコイルのユニット(第1のユニット)が構成される。
同様に、他方の軸受104、第2のボビン107、第2のヨーク108で、第2のユニットを構成する。
上記回転軸ユニットの回転軸103をその軸方向の前後から、上記第1のユニットの一方の軸受104の内径と、上記第2のユニットの他方の軸受104の内径に嵌め合わせる。また、第1のボビン105の内周部105aに、第2のボビン107の桟橋形状部107aを嵌め合わせる。これにより、ステッピングモータの仮組立(以後、仮組と略記する)が完成する。
ここで、第1のボビン105は、例えば、液晶ポリマー等の耐熱性を有し、かつ乳白色でレーザ光透過性を有する樹脂材料を成形型に射出して成形したものである。第1のボビン105は、第2のボビン107の桟橋形状部107aが嵌合される内周部105aと、第1のヨーク106が第1のボビン105と組み合わされる際に第1のヨーク106の複数の磁極部106aがそれぞれ貫通する複数の穴部とを備えている。
また、第2のボビン107は、液晶ポリマー等の耐熱性を有する材料に黒のカーボン等を混入したレーザ光吸収性を有する樹脂材料を上記第1のボビン用の成形型とは異なる成形型に射出して成形したものである。
第2のボビン107は、ボビン本体から軸方向に延出された桟橋形状の複数の桟橋形状部107aと、第2のヨーク108が第2のボビン107と組み合わされる際に第2のヨーク108の複数の磁極部108aがそれぞれ貫通する複数の穴部とを備えている。
桟橋形状部107aは、第2のボビン107の周方向において隣接する上記の穴部と穴部との間に存在し、第1のボビン105の内周部105aに嵌合される。
ステッピングモータ仮組後は、第1のボビンの内周部105aと第2のボビンの桟橋形状部107aが重畳している状態であり、この重畳部に第1のボビン105側からレーザ光照射を行うことで、ステッピングモータが完成する。
特開2007−068267号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示のステッピングモータでは、2つのボビンを溶着する工程において、2つのボビンを嵌合し、第1のボビンの内周部105aと第2のボビンの桟橋形状部107aとを重畳させ、その重畳部にレーザ光を照射する。そして、2つのボビンを溶着固定させている。
しかしながら、第2のボビンの桟橋形状部の内側でかつロータの外周面に保護部材がないため、レーザ光の照射条件によっては、溶着後にボビンが膨らんだまま固まってしまい、ロータと接触してしまう虞がある、また、レーザ光が強すぎる場合には、ボビンに穴が空いてしまい、内側に配置されているロータを傷つけてしまう虞がある。
また、2つのボビンの嵌合部に寸法誤差が生じた場合、重畳部に隙間ができてしまい、レーザ溶着後の固定強度が不十分となってしまう。逆に、重畳部に隙間ができないようにするには、かなり厳しく寸法を管理しなければならない。
本発明の目的は、2つのボビンがレーザ溶着で固定される際のロータの保護を図ることができ、かつレーザ溶着後に十分な強度を有する駆動装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の駆動装置は、外周面が周方向に分割されて異なる極に交互に着磁された円筒形状のマグネット部を持つロータユニットと、前記ロータユニットの外周面に対向し、第1のコイルにより励磁される第1の磁極部を有する第1のステータと、前記ロータユニットの外周面に対向し、第2のコイルにより励磁される第2の磁極部を有する第2のステータと、レーザ光透過性を有する樹脂材料で形成され、前記第1のステータを保持する第1の樹脂部材と、レーザ光吸収性を有する樹脂材料で形成され、前記第2のステータを保持する第2の樹脂部材と、を備え、前記第2の樹脂部材には、桟橋形状部が形成され、前記第1の樹脂部材には、前記桟橋形状部が嵌合する内周部と、前記第1の磁極部が挿入される穴部が形成され、前記第1の磁極部を前記穴部に挿入することで、前記第1の磁極部は前記桟橋形状部と重なるように前記桟橋形状部の内側に配置され、前記穴部に挿入された前記第1の磁極部は前記桟橋形状部を前記内周部に向けて押圧し、前記内周部と前記桟橋形状部と前記第1の磁極部とが前記ロータユニットの径方向に重なる部分に前記第1の樹脂部材の外側から前記ロータユニットの径方向にレーザ光を照射されることにより、前記第1の樹脂部材と前記第2の樹脂部材とが溶着固定されていることを特徴とする。
本発明の駆動装置は、2つのボビン(樹脂部材)がレーザ溶着で固定される際のロータユニットの保護を図ることができ、かつレーザ溶着後に十分な強度を有する。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るステッピングモータの構成を示す分解斜視図である。図2は、図1のステッピングモータの組立完成状態を示す図、図3は、図2のA−Aでの断面図である。図4は、図1のステッピングモータの組立完成状態における軸方向の内部構造を示す断面図である。
図1乃至図4において、駆動装置としてのステッピングモータは、マグネット部1、コア2、回転軸3、2つの軸受4、第1のボビン5、第1のステータ6、第2のボビン7、第2のステータ8を備えている。
マグネット部1は、円筒形状に形成されており、その外周面が円周方向にN分割(本実施の形態ではN=12)されると共に、S極及びN極が交互に着磁された着磁部を備えている。
コア2は、電磁軟鉄等の軟磁性材料から形成されており、その外周部にマグネット部1が固定される。回転軸3は、コア2の中心穴に圧入され、後述の軸受4により回転可能に支持される。上記マグネット部1、コア2、回転軸3によってロータユニット(回転軸ユニット)が構成される。
軸受4は、軟磁性材料から形成されており、上記ロータユニットを構成する回転軸3を円滑に回転可能に支持するものであり、円筒部と鍔部とから構成されている。本実施の形態では、回転軸3の軸方向に対し所定間隔をおいて同一の軸受4を2個配置している。
以下では、第1のボビン5側に配置される軸受4を適宜「一方の軸受4」と表記し、第2のボビン7側に配置される軸受4を適宜「他方の軸受4」と表記する。
第1のボビン5及び第2のボビン7は樹脂で形成され、レーザ光に対する透過率が、第1のボビン5>第2のボビン7の関係を有している。つまり、第1のボビン5及び第2のボビン7は、それぞれ、本発明の第1の樹脂部材及び第2の樹脂部材を構成する。
第1のボビン5は、例えば、液晶ポリマー等の耐熱性を有し、かつ乳白色でレーザ光透過性を有する樹脂材料を成形型に射出して成形したものであり、マグネット部1と同心に配置される第1のコイル5bが巻回される。
第1のボビン5は、第2のボビン7の桟橋形状部7aが嵌合される内周部5aと、第1のステータ6が第1のボビン5と組み合わされる際に第1のステータ6の複数の磁極部6aがそれぞれ貫通する複数(本実施の形態では3個)の穴部5cとを備えている。また穴部5cは、第1のボビン5と第2のボビン7が組み合わさる際に、第2のボビン7の桟橋形状部7aと周方向に同じ位置になるように配置されている。
第1のステータ6は、軟磁性材料から形成されており、マグネット部1の外周面に対向する状態に配置されるものであり、ステータ本体から軸方向に延出された歯形状の複数(本実施の形態では3本)の磁極部6aを備えている。磁極部6aは、所定のピッチ(本実施の形態では120度)間隔で、かつ所定の歯幅で形成されている。
ここで、一対の軸受4のうち一方の軸受4は、第1のステータ6の中心穴6bに圧入され、第1のボビン5を第1のステータ6との間に挟み込まれ、第1のステータ6の磁極部6aが第1のボビン5の穴部5cに挿入されることで、第1のステータ6が保持される。
その結果、一方の軸受4、第1のボビン5、第1のステータ6は一体的に固定されてユニットとなる。また、これにより、一方の軸受4と第1のステータ6は磁気的に接続される。
また、一方の軸受4は、その内径部において回転軸3と嵌合することにより、回転軸3を回転可能に保持する。また、該嵌合部において一方の軸受4と回転軸3が磁気的に接続される。
以上のことにより、一方の軸受4を介して第1のステータ6と回転軸3とが磁気的に接続され、第1のコイル5bにより発生する磁束が流れる結果、第1のステータ6の磁極部6aが励磁される。
第2のボビン7は、液晶ポリマー等の耐熱性を有する材料に黒色のカーボン等を混入したレーザ光吸収性を有する樹脂材料を上記第1のボビン5用の成形型とは異なる成形型に射出して成形したものである。第2のボビン7には、マグネット部1と同心に配置される第2のコイル7bが巻回される。
第2のボビン7は、ボビン本体から軸方向に延出された桟橋形状の複数の桟橋形状部7aと、第2のステータ8が第2のボビン7と組み合わされる際に第2のステータ8の複数の磁極部8aがそれぞれ貫通する複数の穴部7cとを備えている。桟橋形状部7aは本実施の形態では3本であり、穴部7cは本実施の形態では3個である。
桟橋形状部7aは、第2のボビン7の周方向において隣接する穴部7cと穴7c部との間に存在し、第1のボビン5の内周部5aに嵌合される。
第2のステータ8は、軟磁性材料から形成されており、マグネット部1の外周面に対向する状態に配置されるものであり、ステータ本体から軸方向に延出された歯形状の複数(本実施の形態では3本)の磁極部8aを備えている。磁極部8aは、所定のピッチ(本実施の形態では120度)間隔で、かつ所定の歯幅で形成されている。
上記一対の軸受4のうち他方の軸受4は、第2のステータ8の中心穴8bに圧入され、第2のボビン7と第2のステータ8との間に挟み込まれ、第2のステータ8の磁極部8aが第2のボビン7の穴部7cに挿入されることで、第2のステータ8が保持される。
その結果、他方の軸受4、第2のボビン7、第2のステータ8は一体的に固定されてユニットとなる。また、これにより、他方の軸受4と第2のステータ8は磁気的に接続される。
また、他方の軸受4は、その内径部において回転軸3と嵌合することにより回転軸3を回転可能に保持する。また、該嵌合部において他方の軸受4と回転軸3が磁気的に接続される。
以上のことにより、他方の軸受4を介して第2のステータ8と回転軸3とが磁気的に接続され、第2のコイル7bにより発生する磁束が流れる結果、第2のステータ8の磁極部8aが励磁される。
本ステッピングモータの組立時には、第1のボビン5と第1のステータ6は、径方向と軸方向とにおいてそれぞれ所定の位置関係で結合され、第2のボビン7と第2のステータ8は、径方向と軸方向とにおいてそれぞれ所定の位置関係で結合される。
また、組立後の第1のボビン5と第2のボビン7が重畳する部分は、第1のボビン5の内周部5aと第2のボビン7の桟橋形状部7aとが嵌合する部分である。また第1のボビン5の穴部5cは、第2のボビン7の桟橋形状部7aと周方向に同じ位置にあるため、第1のボビン5に挿入された第1のステータ6の磁極部6aは、第2のボビン7の桟橋形状部7aの内周部に重畳して配置される。
つまり、図3に示すように外側から、第1のボビン5、第2のボビン7の桟橋形状部7a、第1のステータ6の磁極部6a、マグネット部1が配置されることで、マグネット部1の一部をステータの磁極部で覆っている。
即ち、本実施の形態では、第1のステータ6の磁極部6aが、本発明の金属部材を兼ねている。また、第1のステータ6の磁極部6aが、第2のボビン7の桟橋形状部7aを押圧し、本発明の圧接部材を兼ねている。
尚、本実施の形態及び後述の実施の形態における第1及び第2のボビン、第1及び第2のコイル、第1及び第2のステータという表記は、これら一対ずつのボビン、コイル、ステータを区別するための便宜上の表記である。
本実施の形態では、内周部5aを有するボビンを第1のボビン5、桟橋形状部7aを有するボビンを第2のボビン7としているが、内周部5aを有するボビンを第2のボビン、桟橋形状部7aを有するボビンを第1のボビンとしてもよい。この場合は、第1のステータが第2のステータとなり、第2のステータが第1のステータとなる。
次に、上記構成を有する本実施の形態のステッピングモータの組立工程及びレーザ溶着工程について説明する。
最初に、ステッピングモータの組立工程について説明する。
先ず、マグネット部1とコア2を一体化した後、コア2の中心穴に回転軸3を圧入する。これにより、マグネット部1、コア2、回転軸3によりロータユニット(回転軸ユニット)を構成する。
次に、第1のボビン5の穴部5cに第1のステータ6の磁極部6aを貫通させ、一方の軸受4の円筒部を、第1のボビン5の中心穴に貫通させた後、第1のステータ6の中心穴6bに圧入する。
即ち、一方の軸受4により第1のボビン5と第1のステータ6を径方向と軸方向の所定の位置関係で固定する。これにより、一方の相のコイルのユニット(第1のユニット)が構成される。このとき、第1のボビン5は一方の軸受4の鍔部により固定されている。
同様に、第2のボビン7の穴部7cに第2のステータ8の磁極部8aを貫通させ、他方の軸受4の円筒部を、第2のボビン7の中心穴7cに貫通させた後、第2のステータ8の中心穴8bに圧入する。
即ち、他方の軸受4により第2のボビン7と第2のステータ8を径方向と軸方向の所定の位置関係で固定する。これにより、もう一方の相のコイルのユニット(第2のユニット)が構成される。このとき、第2のボビン7は他方の軸受4の鍔部により固定されている。
最後に、上記ロータユニットの回転軸3を、その軸方向の前後から、上記第1のユニットの一方の軸受4の内径と、上記第2のユニットの他方の軸受4の内径に嵌め合わせ、第1のボビン5の内周部5aに、第2のボビン7の桟橋形状部7aを嵌め合わせる。これにより、ステッピングモータの仮組立(以後、仮組と略記する)が完成する。
次に、上記仮組されたステッピングモータのレーザ溶着工程について説明する。
先ず、上記の状態で仮組されたステッピングモータを所定の冶具にセットする。次に、第1のボビン5と第2のボビン7の桟橋形状部7aと第1ステータ6の磁極部6aが重畳している部分、即ち、第2のボビン7の最初の位相の桟橋形状部7aの位置にレーザ光を所定量、照射する。
具体的には、第2のボビン7の最初の位相の桟橋形状部7aの位置に、ステッピングモータの外周側で軸方向に直交する方向(図3、図4の矢印方向)からレーザ照射装置によりレーザ光を所定量、照射する。
レーザ光透過性樹脂からなる第1のボビン5を透過したレーザ光は、レーザ光吸収性樹脂からなる第2のボビン7の桟橋形状部7aの表面部分を発熱させ溶融させる。その熱伝播により、第1のボビン5の内周部5aも発熱し溶融する。従って、両者の溶融部が融合して第1のボビン5と第2のボビン7が溶着される。
次に、ステッピングモータを所定量(本実施の形態では120度)回転させて、第2のボビン7の次の位相の桟橋形状部7aをレーザ光照射位置にセットし、レーザを照射し溶着する。
この動作をもう1度繰り返し、3箇所の桟橋形状部7aにレーザ光照射を行うことで、ステッピングモータが完成する。
尚、本実施の形態では、ワークであるステッピングモータを回転させる方法を用いているが、これに限定されるものではない。予め複数のレーザ光照射部を設置し、ワークであるステッピングモータを回転させずに複数のレーザ光照射部からレーザ光をワークに照射する方法を用いてもよい。
レーザを照射する位置、即ち、第1のボビン5と第2のボビン7の桟橋形状部7aが重畳している位置には、前述した通り、図3、図4に示すように、第2のボビン7の桟橋形状部7aの内側に第1のステータ6の磁極部6aが配置される。そして、第1のステータ6の磁極部6がマグネット部1の一部を覆っている。
そのため、レーザ光照射の際に、レーザ光がロータユニットに当たらないように保護することが可能となる。
また、第1のステータ6の磁極部6aが第1のボビン5と第2のボビン7の桟橋形状部7aの接触面が密着するように、桟橋形状部7aに圧接している。そのため、第1の樹脂部材としての第1のボビン5と第2の樹脂部材としての第2のボビン7が隙間なく接触するので、レーザ光を照射した際に第1の樹脂部材と第2の樹脂部材とを確実に溶着固定することができる。
また、第1のボビン5と第2のボビン7の桟橋形状部7aが溶融した際に桟橋形状部7aが溶着熱でロータユニット側に膨張するのを防ぐことができる。
(第1の実施の形態の変形例)
上記第1の実施の形態では、第1のステータ6の磁極部6aを第2のボビン7の桟橋形状部7aの内側に配置していたが、図6に示すように、第1のステータ6の磁極部6aの代わりに、第2のステータ8の磁極部8aを配置する構成としても構わない。
この際には、図5に示すように、第2のボビン17の穴部17cは、第2のボビン17の桟橋形状部17aと周方向で同じ位置となるように配置されている。また、第1のボビンの穴部15cは、組立後に第2のボビン17の桟橋形状部17aの間で、かつ所定の位置にくるように配置されている。
また、本実施の形態では、図6に示すように、外側から第1のボビン15、第2のボビン17の桟橋形状部17a、第2のステータ8の磁極部8a、マグネット部1の順に重畳され、第2のステータ8の磁極部8aが、マグネット部1の一部を覆っている。
即ち、第2のステータ8の磁極部8aが、本発明の金属部材を兼ねている。また、第2のステータ8の磁極部8aが、第1のボビン15、第2のボビン17の桟橋形状部17aの接触面に隙間がないように第2のボビン17の桟橋形状部17aを押圧する圧接部材を兼ねている。
第1のボビン15は、内周部15a、第1のコイル15bを有し、第2のボビン17は、第2のコイル17bを有する。
[第2の実施の形態]
図7及び図8は、本発明の第2の実施の形態に関わる図である。
図7は、本発明の第2の実施の形態に係るステッピングモータの構成を示す分解斜視図であり、図8は、図7のステッピングモータの組立完成状態における軸方向の内部構造を示す断面図である。
本実施の形態における上述した第1の実施の形態と同じ要素については、同一符号を付し説明を省略する。
本実施の形態は、上述した第1の実施の形態に対して、下記の点において相違する。
本実施の形態のステッピングモータは、第1のステータ6と第2のステータ8の位置を決めるための位相決め部材9を有している。
位相決め部材9は、非磁性材料から形成されており、マグネット部1と同軸でかつマグネット部1の外側にマグネット部1を覆うように配置される金属部材である。また、第1のステータ6の磁極部6a及び、第2のステータ8の磁極部8aを挿入する複数(本実施の形態では10個)の切欠き部9aを有している。
図8に示すように、外側から第1のボビン5、第2のボビン7の桟橋形状部7a、位相決め部材9、マグネット部1が配置され、位相決め部材9はマグネット部1の外周面を覆っている。また、位相決め部材9が第2のボビン7の桟橋形状部7aを押圧している。
そのため、第1のボビン5の内周部5aと第2のボビン7の桟橋形状部7aは隙間なく接触することが可能となる。この状態で、第1のボビン5側からレーザ照射装置によりレーザ光を所定量、照射する。
レーザ光透過性樹脂からなる第1のボビン5を透過したレーザ光は、レーザ光吸収性樹脂からなる第2のボビン7の桟橋形状部7aの表面部分を発熱させ溶融させる。その熱伝播により、第1のボビン5の内周部5aも発熱し溶融する。従って、両者の溶融部が融合して第1のボビン5と第2のボビン7が溶着される。
次に、ステッピングモータを所定量(本実施の形態では72度)回転させて、第2のボビン7の次の位相の桟橋形状部7aをレーザ光照射位置にセットし、レーザを照射し溶着する。
この動作をもう3度繰り返し、5箇所の桟橋形状部7aにレーザ光照射を行うことで、ステッピングモータが完成する。
以上述べたように、本実施の形態のステッピングモータは、外側から第1のボビン5、第2のボビン7の桟橋形状部7a、位相決め部材9、マグネット部1が配置され、第1のステータ6と第2のステータ7の磁極部が位相決め部材9の切欠き部9aに挿入される。
即ち、位相決め部材9は、マグネット部1の外周面を覆うとともに、第1のステータ6及び第2のステータ8の周方向及び軸方向の位置を決めるという両方の機能を兼ね備えている。更に、位相決め部材9は、第1のボビン5と第2のボビン6の重畳部を押圧するため、第1のボビン5と第2のボビン6が隙間なく密着する。
[第3の実施の形態]
図9及び図10は、本発明の第3の実施の形態に関わる図である。
図9は、本発明の第3の実施の形態に係るステッピングモータの組立完成状態の斜視図であり、図10は、図9のステッピングモータの組立完成状態における軸方向の内部構造を示す断面図である。
本実施の形態における上述した第1及び第2の実施の形態と同じ要素については、同一符号を付し説明を省略する。
本実施の形態は、上述した第1の実施の形態に対して、下記の点において相違する。
本実施の形態のステッピングモータは、ステッピングモータを外部ユニットに取り付けるための取り付け板10を有する。取り付け板10は、非磁性の材料からなる金属部材である。取り付け板10は、その一部に複数(本実施の形態では3個)の歯形状部10aを有する。
第1のボビン35には、第1のステータ6の磁極部が挿入される穴部とは別の個所に、更に別の穴部が設けられ、その穴部に取り付け板10の歯形状部10aを挿入されている。
図10に示すように、ステッピングモータの外側から第1のボビン35、第2のボビン37の桟橋形状部37a、取り付け板10の歯形状部10aが配置され、マグネット部1の外周面を覆っている。即ち、取り付け板が本発明の金属部材である。
また、取り付け板10の歯形状部10aが第2のボビン37の桟橋形状部37aを押圧する圧接部材でもあり、第1のボビン35の内周部35aと第2のボビン37の桟橋形状部37aは隙間なく接触している。
この状態で、第1のボビン35、第2のボビン37の桟橋形状部37a、取り付け板10の歯形状部10aの重畳部に第1のボビン35側からレーザを照射(本実施の形態では3箇所)することで、ステッピングモータが完成する。
以上述べたように、取り付け板10は、ロータユニットの外周面を覆うとともに、外部ユニットへ取り付けるという両方の機能を兼ね備えている。また、取り付け板10は、第1のボビン35、第2のボビン37の桟橋形状部37aの積層部を押圧するため、第1のボビン35、第2のボビン37が隙間なく密着する。
本発明の第1の実施の形態に係るステッピングモータの構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施の第1の形態に係るステッピングモータの組立完成状態を示す図である。 図2のA−Aでの断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るステッピングモータの組立完成状態における軸方向の内部構造を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の変形例に係るステッピングモータの構成を示す分解斜視図である。 本発明の第1の実施の形態の変形例に係るステッピングモータの組立完成状態における軸方向の内部構造を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るステッピングモータの構成を示す分解斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係るステッピングモータの組立完成状態における軸方向の内部構造を示す断面図である。 本発明の実施の第3の形態に係るステッピングモータの組立完成状態を示す斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係るステッピングモータの組立完成状態における軸方向の内部構造を示す断面図である。 従来例に係るステッピングモータの構成を示す分解斜視図である。 従来例に係るステッピングモータの軸方向の内部構造を示す断面図である。
符号の説明
1 マグネット部
2 コア
3 回転軸
4 軸受
5 第1のボビン
6 第1のステータ
7 第2のボビン
8 第2のステータ
9 位相決め部材
10 取り付け板

Claims (4)

  1. 外周面が周方向に分割されて異なる極に交互に着磁された円筒形状のマグネット部を持つロータユニットと、
    前記ロータユニットの外周面に対向し、第1のコイルにより励磁される第1の磁極部を有する第1のステータと、
    前記ロータユニットの外周面に対向し、第2のコイルにより励磁される第2の磁極部を有する第2のステータと、
    レーザ光透過性を有する樹脂材料で形成され、前記第1のステータを保持する第1の樹脂部材と、
    レーザ光吸収性を有する樹脂材料で形成され、前記第2のステータを保持する第2の樹脂部材と、を備え、
    前記第2の樹脂部材には、桟橋形状部が形成され、
    前記第1の樹脂部材には、前記桟橋形状部が嵌合する内周部と、前記第1の磁極部が挿入される穴部が形成され、
    前記第1の磁極部を前記穴部に挿入することで、前記第1の磁極部は前記桟橋形状部と重なるように前記桟橋形状部の内側に配置され、
    前記穴部に挿入された前記第1の磁極部は前記桟橋形状部を前記内周部に向けて押圧し、
    前記内周部と前記桟橋形状部と前記第1の磁極部とが前記ロータユニットの径方向に重なる部分に前記第1の樹脂部材の外側から前記ロータユニットの径方向にレーザ光を照射されることにより、前記第1の樹脂部材と前記第2の樹脂部材とが溶着固定されていることを特徴とする駆動装置。
  2. 外周面が周方向に分割されて異なる極に交互に着磁された円筒形状のマグネット部を持つロータユニットと、
    前記ロータユニットの外周面に対向し、第1のコイルにより励磁される第1の磁極部を有する第1のステータと、
    前記ロータユニットの外周面に対向し、第2のコイルにより励磁される第2の磁極部を有する第2のステータと、
    レーザ光透過性を有する樹脂材料で形成され、前記第1のステータを保持する第1の樹脂部材と、
    レーザ光吸収性を有する樹脂材料で形成され、前記第2のステータを保持する第2の樹脂部材と、を備え、
    前記第2の樹脂部材には、桟橋形状部と、前記第2の磁極部が挿入される穴部が形成され、
    前記第1の樹脂部材には、前記桟橋形状部が嵌合する内周部が形成され、
    前記第2の磁極部を前記穴部に挿入することで、前記第2の磁極部は前記桟橋形状部と重なるように前記桟橋形状部の内側に配置され、
    前記穴部に挿入された前記第2の磁極部は前記桟橋形状部を前記内周部に向けて押圧し、
    前記内周部と前記桟橋形状部と前記第2の磁極部とが前記ロータユニットの径方向に重なる部分に前記第1の樹脂部材の外側から前記ロータユニットの径方向にレーザ光を照射されることにより、前記第1の樹脂部材と前記第2の樹脂部材とが溶着固定されていることを特徴とする駆動装置。
  3. 外周面が周方向に分割されて異なる極に交互に着磁された円筒形状のマグネット部を持つロータユニットと、
    前記ロータユニットの外周面に対向し、第1のコイルにより励磁される第1の磁極部を有する第1のステータと、
    前記ロータユニットの外周面に対向し、第2のコイルにより励磁される第2の磁極部を有する第2のステータと、
    レーザ光透過性を有する樹脂材料で形成され、前記第1のステータを保持する第1の樹脂部材と、
    レーザ光吸収性を有する樹脂材料で形成され、前記第2のステータを保持する第2の樹脂部材と、
    非磁性材料で形成され、前記第1の磁極部および前記第2の磁極部がそれぞれ挿入される切欠き部が形成される位置決め部材と、を備え、
    前記第2の樹脂部材には、桟橋形状部が形成され、
    前記第1の樹脂部材には、前記桟橋形状部が嵌合する内周部が形成され、
    前記位置決め部材は前記桟橋形状部と重なるように前記桟橋形状部の内側に配置され、
    前記位置決め部材は前記桟橋形状部を前記内周部に向けて押圧し、
    前記内周部と前記桟橋形状部と前記位置決め部材とが前記ロータユニットの径方向に重なる部分に前記第1の樹脂部材の外側から前記ロータユニットの径方向にレーザ光を照射されることにより、前記第1の樹脂部材と前記第2の樹脂部材とが溶着固定されていることを特徴とする駆動装置。
  4. 外周面が周方向に分割されて異なる極に交互に着磁された円筒形状のマグネット部を持つロータユニットと、
    前記ロータユニットの外周面に対向し、第1のコイルにより励磁される第1の磁極部を有する第1のステータと、
    前記ロータユニットの外周面に対向し、第2のコイルにより励磁される第2の磁極部を有する第2のステータと、
    レーザ光透過性を有する樹脂材料で形成され、前記第1のステータを保持する第1の樹脂部材と、
    レーザ光吸収性を有する樹脂材料で形成され、前記第2のステータを保持する第2の樹脂部材と、
    非磁性材料で形成され、歯形状部が形成される取付部材と、を備え、
    前記第2の樹脂部材には、桟橋形状部が形成され、
    前記第1の樹脂部材には、前記桟橋形状部が嵌合する内周部と、前記歯形状部が挿入される穴部が形成され、
    前記歯形状部を前記穴部に挿入することで、前記歯形状部は前記桟橋形状部と重なるように前記桟橋形状部の内側に配置され、
    前記穴部に挿入された前記歯形状部は前記桟橋形状部を前記内周部に向けて押圧し、
    前記内周部と前記桟橋形状部と前記歯形状部とが前記ロータユニットの径方向に重なる部分に前記第1の樹脂部材の外側から前記ロータユニットの径方向にレーザ光を照射されることにより、前記第1の樹脂部材と前記第2の樹脂部材とが溶着固定されていることを特徴とする駆動装置。
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