JP5187416B2 - 撮影装置、撮影条件設定方法及びプログラム - Google Patents

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この発明は、任意に設定されている現在の撮影条件に基づいて撮影制御を行う撮影装置、撮影条件設定方法及びプログラムに関する。
一般に、デジタルカメラ(撮影装置)においては、「シャッター優先」、「絞り値」、「シャッター速度」、「フラッシュ」、「画像サイズ」、「画質」、「露出補正」、「ホワイトバランス」、「連写」など、様々な撮影条件を任意に設定して撮影を行うようにしている。
このような撮影条件の設定という面倒な作業を改善するために、従来では、撮影条件が記録されている着脱自在な2つのメモリカードに対応して2つのシャッターボタンを設け、一方のシャッターボタンが操作された際に、これに対応付けられているメモリカードから読み出された撮影条件にて撮影を行い、他方、のシャッターボタンが操作された際に、これに対応付けられているメモリカードから読み出された撮影条件にて撮影を行うようにした技術(デジタルカメラ)が知られている(特許文献1参照)。
特開2001−160915号公報
この特許文献1のデジタルカメラにあっては、実質的に2台のカメラを準備したと同等となるが、メモリカードとシャッターボタンとの対応関係を間違えると、所望する撮影条件で撮影できなくなり、また、2つのメモリカードを装着可能な構造としたり、2つのシャッターボタンを設ける構造とするなど、カメラ自体の構造を大きく変える必要があった。
ところで、撮影者、撮影環境、被写体などが変わった場合には、それに応じて撮影条件を変更するようにしているが、撮影者が同じであれば、撮影環境、被写体などが大きく変わらない限り、いつもの撮影条件で撮影するのが一般的である。逆に、同じような撮影環境、被写体であっても、撮影者が異なれば、自己の好みに合った撮影条件に変更するのが一般的である。
この発明の課題は、撮影画像を記録する着脱自在な記録メディアが同じであれば、特別な操作を行うことなしに、同じ内容の撮影条件を設定できるようにすることである。
請求項1記載の発明は、現在の撮影条件に基づいて撮影制御を行う撮影装置であって、撮影画像を記録する着脱自在な記録メディアが装置本体に装着されているか否かを判別する判別手段と、この判別手段によって記録メディアの装着有りが判別されている場合に、撮影画像にその撮影条件を示す撮影パラメータを付加して当該記録メディアに書き込むメディア書き込み手段と、今回の電源投入後から最初の撮影を開始するまでの間において前記判別手段によって記録メディアの装着有りが判別されている場合に、最後に撮影した撮影画像に付加されている撮影条件を示す撮影パラメータを当該記録メディアから読み出して現在の撮影条件として設定する設定手段とを具備したことを特徴とする。
更に、上述した請求項1記載の発明に対応する撮影条件設定方法及びプログラムを提供する(請求項2及び3に記載の発明)。
本発明によれば、最後に撮影したときの撮影条件を撮影再開後も引き続き設定することができる。
撮影装置として適用したデジタルスチルカメラの基本的構成要素を示したブロック図。 撮像部8の詳細な構成を示した図。 ラストメモリLMを説明するための図。 ラストメモリ設定画面を示した図。 電源ON/OFFボタンのOFF操作によって実行開始される電源遮断時の動作を示したフローチャート。 電源ON/OFFボタンのON操作によって実行開始される電源投入時の動作を示したフローチャート。 第2実施例における電源遮断時の動作を示したフローチャート。 第2実施例における電源投入時の動作を示したフローチャート。 第2実施例において、前回設定した撮影条件を今回も使用するか否かをYES/NO形式で問い合わせるためのメッセージ画面を示した図。 第3実施例における電源投入時の動作を示したフローチャート。
(実施例1)
以下、図1〜図6を参照して本発明の実施例を説明する。
この実施例は、撮影装置として、デジタルスチルカメラに適用した場合を例示したもので、図1は、デジタルスチルカメラの基本的構成要素を示したブロック図である。
このデジタルスチルカメラは、「絞り優先」、「シャッター優先」、「絞り値」、「シャッター速度」、「フラッシュ」、「画像サイズ」、「画質」、「露出補正」、「ホワイトバランス」、「連写」など、様々な撮影条件を任意に設定可能なもので、任意に設定されている現在の撮影条件に基づいて撮影制御を行う。
なお、この実施例の特徴部分を詳述する前に、この実施例のハードウェア上の構成について以下、説明しておく。
CPU1は、記憶部2内の各種のプログラムに応じてこのデジタルスチルカメラの全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶部2は、例えば、ROM(フラッシュメモリなど)によって構成された内部メモリであり、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図5及び図6に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納され、また、このデータ領域には、撮影条件などを保存するラストメモリLMなどが設けられている。
記録メディア3は、着脱自在な可搬型メモリで、撮影画像データ、各種のデータ、プログラムを外部供給するもので、例えば、スマートメディア、ICカードなどによって構成されている。この記録メディア3を撮影画像保存用として使用する場合、カメラ撮影された撮影画像は、BMP、JPEG、TIFなどの記録形式によって圧縮されて1画像1ファイル形式で逐次記録保存される。この場合、画像撮影が行われるごとに、画像ファイルが生成されて記録メディア3に保存登録される。メモリ4は、ワーク領域を有する内部メモリで、例えば、DRAM(Direct Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)などによって構成されている。
一方、CPU1には、その入出力周辺デバイスである入力部5、表示部6、伝送制御部7、撮像部8がバスラインを介して接続されており、入出力プログラムに応じてCPU1は、これらの入出力デバイスの動作制御を行う。入力部5は、電源ON/OFFボタン、シャッターボタン、ズームボタン、撮影モード/再生モードなどに切り替え指定するモードボタン、上下左右の方向にカーソルなどを移動させる選択ボタンなどを有し、その操作信号はCPU1に与えられる。表示部6は、例えば、タッチパネル付きの液晶表示部であり、モニタ画面/ファインダ画面/再生画面として使用される。
伝送制御部7は、電話回線、ケーブルなどの有線伝送路あるいは電波、赤外線などの無線伝送路を介して外部機器としてのパーソナルコンピュータ、プリンタ装置など任意に接続可能なもので、外部機器との間において画像データなどの送受信を制御する。
撮像部8は、静止画撮影のほかに動画撮影も可能なもので、撮影レンズ、ミラー等のレンズ・ミラーブロック、CCDイメージセンサなどの撮像素子、その駆動系のほか、測距センサ、光量センサ、アナログ処理回路、信号処理回路、圧縮伸張回路等を備え、光学ズームを調整制御したり、オートフォーカス時の駆動制御、シャッター駆動制御、露出、ホワイトバランス等を制御する。
図2は、この撮像部8の詳細な構成を示した図である。
撮影レンズ系11からの被写体像は、絞り機構12を通して撮像素子13に結像される。光学系駆動部14は、撮影レンズ系11内の移動レンズの位置を制御して焦点合わせを行ったり、絞り機構12の絞り量を可変して露出調整を行うもので、測距センサ、光量センサなどを含むセンサ部15からの出力に基づいてCPU1は、光学系駆動部14の動作を制御する。駆動回路16は、撮像素子13によって光電変換された各画素対応の電荷を画像信号として順次取り出してアナログ処理回路17に与える。このアナログ処理回路17は、入力された画像信号に色分離、ゲイン調整、ホワイトバランスなどを施すもので、A/D変換回路18によってデジタル変換された画像データは、バッファレジスタ19に一時記憶される。信号処理回路20は、画像データを輝度信号及び色差信号に変換出力する処理回路であり、圧縮伸張回路21は、シャッター操作に応答して画像データを記録保存する際に画像データの圧縮処理を行う処理回路である。
図3は、ラストメモリLMを説明するための図である。
このラストメモリLMは、最終撮影時の撮影条件とメディア識別情報に対応付けて記憶保存するもので、CPU1は、電源遮断時に現在設定されている撮影条件を最終撮影時の撮影条件として取得すると共に、装置本体に装着されている記録メディア3からメディア識別情報を読み出し、この最終撮影時の撮影条件とメディア識別情報とを対応付けてラストメモリLMに記憶保存させる。このラストメモリLMは、記録メディア3に対応して、そのメディア識別情報と最終撮影時の撮影条件とを対応付けて記憶可能な構成となっている。
CPU1は、電源投入時に装置本体に装着されている記録メディア3から読み出したメディア識別情報とラストメモリLMから読み出したメディア識別情報とを比較し、両者が一致するか否かを判別すると共に、メディア識別情報の一致を検出した場合には、ラストメモリLM内に保存されている当該メディア識別情報対応の撮影条件を読み出し、この撮影条件を現在の撮影条件として設定するようにしている。なお、上述したメディア識別情報は、例えば、製造番号などの固定情報あるいはユーザが任意に設定したシリアル番号などの情報である。
図4は、ラストメモリ設定画面を示した図である。
このラストメモリ設定画面は、現在設定されている複数の撮影条件がリスト表示されている状態において、このリスト表示されている撮影条件の中からどの撮影条件を保存対象とするか非保存対象とするかを任意に選択するための設定画面であり、保存対象項目には「ON」、非保存対象項目には「OFF」が表示される。図示の例では、現在設定されている複数の撮影条件として「シャッター優先」、「シャッター速度」、「フラッシュ」、「画像サイズ」、「画質」、「EVシフト(露出補正)」、「ホワイトバランス」がリスト表示されている状態において、「シャッター優先」、「シャッター速度」、「EVシフト(露出補正)」、「ホワイトバランス」を非保存対象として選択した場合、「フラッシュ」、「画像サイズ」、「画質」を保存対象として選択した場合を示している。このラストメモリ設定画面の内容は、保存対象選択情報PSVとして記憶部2に設定される。
次ぎに、この第1実施例におけるデジタルスチルカメラの特徴的な動作を図5及び図6に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施例においても同様であり、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図5は、電源遮断(電源オフ)時の動作を示したフローチャートであり、電源ON/OFFボタンのOFF操作によって実行開始される。
先ず、CPU1は、電源OFF操作が行われると、装置本体に記録メディア3が装着されているか否かをチェックし(ステップA1)、記録メディア3が装着されていなければ、電源オフ処理に移るが(ステップA6)、記録メディア3が装着されていれば、この記録メディア3からメディア識別情報を読み出すと共に(ステップA2)、現在設定されている撮影条件を最終撮影時の撮影条件として読み出す(ステップA3)。そして、CPU1は、記憶部2内の保存対象選択情報PSVを参照し、現在設定されている撮影条件の中から予め保存対象として任意に選択指定されている撮影条件を抽出すると共に(ステップA4)、この撮影条件をメディア識別情報と共にラストメモリLMに書き込んだのち(ステップA5)、電源オフ処理に移る(ステップA6)。
図6は、電源投入(電源オン)時の動作を示したフローチャートであり、電源ON/OFFボタンのON操作によって実行開始される。
先ず、CPU1は、電源オン処理(各種の初期化処理)を実行したのち(ステップB1)、装置本体に記録メディア3が装着されているかをチェックし(ステップB2)、記録メディア3が装着されていなければ、別のメモリの存在有無をチェックする(ステップB3)。すなわち、画像記録用の内蔵メモリなどが存在しているかをチェックし、別のメモリが無ければ、記録メディア3の装着を促すエラーメッセージを表示出力させるが(ステップB4)、別のメモリが有れば、デフォルト値として予め用意されている標準的な撮影条件を現在の撮影条件として設定する(ステップB5)。
一方、記録メディア3の装着有りが検出された場合には(ステップB2でYES)、当該記録メディア3からメディア識別情報を読み出すと共に(ステップB6)、ラストメモリLMからメディア識別情報を読み出し(ステップB7)、両メディア識別情報を比較する(ステップB8)。この結果、これらのメディア識別情報が一致する場合には(ステップB9でYES)、ラストメモリLMから当該メディア識別情報に対応付けられている撮影条件を読み出して(ステップB10)、現在の撮影条件として設定するが(ステップB11)、両メディア識別情報の不一致が検出されると(ステップB9でNO)、デフォルト値として予め用意されている標準的な撮影条件を現在の撮影条件として設定する(ステップB5)。
以上のように、この第1実施例においてCPU1は、電源遮断時に装置本体に記録メディア3が装着されている場合に現在設定されている撮影条件を最終撮影時の撮影条件として記録メディア3から読み出したメディア識別情報と共にラストメモリLMに記憶保存しておき、電源投入時に記録メディア3から読み出したメディア識別情報とラストメモリLMに保存されているメディア識別情報とを比較し、その結果、両者が一致していれば、当該メディア識別情報に対応付けてラストメモリLMに保存されている撮影条件を読み出して現在の撮影条件として設定するようにしたから、記録メディア3が同じであれば、特別な操作を行うことなしに、同じ内容の撮影条件を確実に設定することができる。
例えば、撮影者ごとに専用の記録メディア3を使用する場合には、前回の撮影者が設定した撮影条件を変更する作業を行うことなしに、自分の好みに合った撮影条件で撮影することができ、また、同一撮影者であっても、人物撮影用、風景撮影用などのように撮影対象あるいは撮影目的に対応して複数の記録メディア3を用意しておけば、記録メディア3を交換するだけで、つまり、記録メディア3を使い分けるだけで、撮影対象あるいは撮影目的に適した撮影条件での撮影が可能となるなど、実用効果の高いものとなる。電源切断時の撮影条件を保存し、電源投入時の撮影条件を復帰させることができ、途中で中断した撮影を前回に引き続いて行うような場合には、記録メディア3を装着するだけでよい。
CPU1は、現在設定されている複数の撮影条件の中から保存対象となる撮影条件が任意に選択指定されている状態において、この保存対象の撮影条件のみをラストメモリLMに保存するようにしたから、現在設定されている複数の撮影条件の中から保存対象と非保存対象に分けることができ、ユーザが所望する撮影条件のみを保存することが可能となる。例えば、特殊撮影を行うために様々な撮影条件を一時的に設定したとしても、その中から必要最小限の撮影条件のみが保存されるので、次回の撮影時には必要最小限の撮影条件に設定することができる。
なお、上述した第1実施例においては、撮影条件を保存するタイミングとして、電源遮断時の場合を例示したが、例えば、モード切り替えボタンの操作によって撮影モード(RECモード)から再生モード(PLAYモード)に切り替えられたとき、あるいは装置本体に記録メディア3が装着されたときに、現在設定されている撮影条件をラストメモリLMに保存するようにしてもよい。また、画像を撮影するごとに、あるいは画像を記録メディア3に保存するごとに、また、撮影条件が変更されるごとに、ラストメモリLM内の撮影条件を記録メディア3に更新書き込み(上書き更新)するようにしてもよい。
一方、最終撮影時の撮影条件を現在の撮影条件として設定するタイミングは、電源投入時に限らず、例えば、再生モード(PLAYモード)から撮影モード(RECモード)に切り替えられたとき、あるいは記録メディア3が装着されたときに設定するようにしてもよい。
また、ラストメモリ設定画面の内容を保存対象選択情報PSVとして作成する場合に、電源遮断時に行うようにしてもよい。すなわち、電源遮断時にラストメモリ設定画面を表示させると共に、この設定画面中から任意に選択された撮影条件を保存対象選択情報PSVとして作成するようにしてもよい。
また、メディア識別情報は、記録メディア3の個々を識別するものに限らず、記録メディア3の種類、グループなどを識別するものであってもよい。例えば、スペアカードとして用意されているメモリカードをオリジナルのメモリカードと同様に取り扱うようにしてもよい。
(実施例2)
以下、この発明の第2実施例について図7〜図9を参照して説明する。
なお、上述した第1実施例においては、電源遮断時に最終撮影時の撮影条件をメディア識別情報に対応付けてラストメモリLMに記憶保存しておき、電源投入時に記録メディア3から読み出したメディア識別情報とラストメモリLMに保存されているメディア識別情報とを比較し、その結果、両者が一致していれば、当該メディア識別情報に対応付けてラストメモリLMに保存されている撮影条件を読み出して現在の撮影条件として設定するようにしたが、この第2実施例においては、電源遮断時に最終撮影時の撮影条件をファイル化して記録メディア3に書き込んで記憶保存しておき、電源投入時に記録メディア3から読み出した撮影条件を現在の撮影条件として設定するようにしたものである。
ここで、両実施例において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施例の特徴部分を中心に説明するものとする。
図7は、第2実施例における電源遮断時の動作を示したフローチャートである。
先ず、CPU1は、電源OFF操作が行われると、装置本体に記録メディア3が装着されているか否かをチェックし(ステップC1)、記録メディア3が装着されていなければ、電源オフ処理に移る(ステップC5)。いま、記録メディア3が装着されていれば、CPU1は、記憶部2内の保存対象選択情報PSVを参照し、現在設定されている撮影条件の中から予め保存対象として任意に選択されている撮影条件を抽出すると共に(ステップC2)、この撮影条件をファイル化して(ステップC3)、当該記録メディア3に書き込んで記憶保存させたのち(ステップC4)、電源オフ処理に移る(ステップC5)。
図8は、第2実施例における電源投入時の動作を示したフローチャートである。
先ず、CPU1は、電源オン処理(各種の初期化処理)を実行したのち(ステップD1)、装置本体に記録メディア3が装着されているかをチェックする(ステップD2)。ここで、記録メディア3が装着されていなければ、別のメモリの存在有無をチェックし(ステップD3)、画像記録用の内蔵メモリなど、別メモリが存在していなければ、記録メディア3の装着を促すエラーメッセージを表示出力させるが(ステップD4)、別メモリが有れば、デフォルト値として予め用意されている標準的な撮影条件を現在の撮影条件として設定する(ステップD5)。
一方、CPU1は、記録メディア3の装着有りが検出された場合(ステップD2でYES)、当該記録メディア3に撮影条件ファイルが保存されているかをチェックし(ステップD6)、撮影条件ファイルが無ければ、デフォルト値(標準的な撮影条件)を現在の撮影条件として設定する(ステップD5)。また、撮影条件ファイルが有れば、当該カメラ機種などから有効に適合する撮影条件か否かを調べ(ステップD7)、対象外の撮影条件であれば(ステップD7でNO)、デフォルト値(標準的な撮影条件)を現在の撮影条件として設定する(ステップD5)。
また、有効な撮影条件であれば(ステップD7でYES)、図9に示すように前回設定した撮影条件を今回も使用するか否かをYES/NO形式で問い合わせるための案内メッセージを表示出力させる(ステップD8)。このメッセージ画面内の「NO」が選択されると(ステップD9)、つまり、否定応答を受けた場合にはデフォルト値(標準的な撮影条件)を現在の撮影条件として設定するが(ステップD5)、「YES」が選択されると(ステップD9)、つまり、肯定応答を受けた場合には記録メディア3から撮影条件ファイルを読み出し(ステップD10)、この撮影条件を現在の撮影条件として設定する(ステップD11)。
以上のように、この第2実施例においてCPU1は、電源遮断時に装置本体に記録メディア3が装着されている場合に、現在設定されている撮影条件を最終撮影時の撮影条件をファイル化して当該記録メディア3に書き込んでおき、電源投入時に記録メディア3から最終撮影時の撮影条件のファイルを読み出して現在の撮影条件として設定するようにしたから、従来のように複数のメモリカードを装着可能としたり、複数のシャッターボタンを設けなくてもよく、記録メディア3が同じであれば、特別な操作を行うことなしに、同じ内容の撮影条件を確実に設定することができると共に、カメラ本体側で撮影条件などを保持しておく必要もなく、内部メモリの節約となる。更に記録メディア3を使い分けるだけで、撮影者ごとに自分の好みに合った撮影条件で撮影することができ、撮影対象あるいは撮影目的に適した撮影条件での撮影が可能となる。
また、記録メディア3を介して取得した前回設定の撮影条件を今回も設定するか否かを問い合わせる案内メッセージを表示出力している状態において、この問い合わせに対して設定可の肯定応答を受けた場合には、記録メディア3から撮影条件を読み出して現在の撮影条件として設定するようにしたから、ユーザ(撮影者)は、記録メディア3の撮影条件を設定するか、カメラ本体側にデフォルト値(標準的な撮影条件)を設定するかを任意に選択することができる。
なお、上述した第2実施例においては、前回の撮影条件を今回も使用するか否かをYES/NO形式で問い合わせる案内メッセージを表示させたが、記録メディア3から取得した撮影条件をリスト表示すると共に、このリスト画面の中から任意の撮影条件が選択指定された際に、この指定された撮影条件を取得し、現在の撮影条件として設定するようにしてもよい。
更に、第2実施例においても、撮影条件を保存するタイミングは、電源遮断時に限らず、また、現在の撮影条件を設定するタイミングは、電源投入時に限らず、例えば、RECモードからPLAYモードに切り替えられたとき、あるいは装置本体に記録メディア3が装着されたときなどであってもよい。
(実施例3)
以下、この発明の第3実施例について図10を参照して説明する。
なお、上述した第2実施例においては、最終撮影時の撮影条件をファイル化して記録メディア3に書き込んで記憶保存しておき、この記録メディア3から撮影条件ファイルを読み出して現在の撮影条件として設定するようにしたが、この第3実施例においては、各撮影画像ごとにその画像ファイルのヘッダー部分に付加されている「Exif」から撮影条件を示す撮影パラメータを読み出して現在の撮影条件を設定するようにしたものである。
ここで、両実施例において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第3実施例の特徴部分を中心に説明するものとする。
この第3実施例においてCPU1は、画像撮影を行うごとに、画像ファイルを生成して記録メディア3に書き込み保存するが、その際、この画像ファイルのヘッダー部分に付加されている「Exif」に現在の撮影条件を示す撮影パラメータを付加して記録メディア3に書き込むようにしている。なお、この「Exif」には「ファイル番号」、「撮影日時」のほか、「画像サイズ」などの各種の撮影条件が付加される。
図10は、第3実施例における電源投入時の動作を示したフローチャートである。
先ず、CPU1は、上述した第2実施例と同様に、電源オン処理(各種の初期化処理)を実行したのち(ステップE1)、装置本体に記録メディア3が装着されているかをチェックする(ステップE2)。ここで、記録メディア3が装着されていなければ、別のメモリの存在有無をチェックし(ステップE3)、画像記録用の内蔵メモリなど、別メモリが存在していなければ、記録メディア3の装着を促すエラーメッセージを表示出力させるが(ステップE4)、別メモリが有れば、デフォルト値(標準的な撮影条件)を現在の撮影条件として設定する(ステップE5)。
一方、CPU1は、記録メディア3の装着有りが検出された場合(ステップE2でYES)、当該記録メディア3に画像ファイルが格納されているかをチェックする(ステップE6)。いま、記録メディア3に画像ファイルが格納されていない空状態であれば(ステップE6でNO)、デフォルト値(標準的な撮影条件)を現在の撮影条件として設定するが(ステップE5)、1つの画像ファイルでも格納されていれば(ステップE6でYES)、その最後に格納されている画像ファイルを特定すると共に、この画像ファイルの「Exif」から撮影画像の撮影条件を示す撮影パラメータを読み出し(ステップE7)、当該カメラ機種などから有効に適合する撮影条件か否かを調べる(ステップE8)。この結果、対象外の撮影条件であれば、デフォルト値(標準的な撮影条件)を現在の撮影条件として設定するが(ステップE5)、処理可能な有効ファイルであれば、この撮影条件を現在の撮影条件として設定する(ステップE9)。
以上のように、この第3実施例においてCPU1は、記録メディア3が装着されている場合に、撮影画像ファイルにその撮影条件を示す撮影パラメータを付加して当該記録メディア3に書き込んでおき、電源投入時に装置本体に記録メディア3が装着されている場合に、最後に撮影された画像ファイルを特定すると共に、この画像ファイルのヘッダー部分に付加されている「Exif」から撮影条件を示す撮影パラメータを読み出して現在の撮影条件として設定するようにしたから、画像ファイルのヘッダー部分に付加されている「Exif」を利用することができ、撮影条件をファイル化して記録メディアに書き込む必要がなくなり、また、撮影を途中で中断した場合には記録メディアを装着するだけで中断前に最後に撮影したときの撮影条件を再開後も引き続き設定することができる。
なお、第3実施例においてCPU1は、記録メディア3から最後に撮影された画像ファイルを特定し、この画像ファイルのヘッダー部分に付加されている「Exif」から撮影条件を示す撮影パラメータを読み出して現在の撮影条件として設定するようにしたが、記録メディア3に格納されている各撮影画像の中から最後に画像再生を行った撮影画像を特定し、この画像ファイルから撮影パラメータを読み出して現在の撮影条件として設定するようにしてもよい。この場合、図10のステップE7の処理内容を次ぎのような処理内容に代えればよい。すなわち、この処理内容としては、最後に再生された画像ファイルの「Exif」から撮影画像の撮影条件を示す撮影パラメータを読み出す処理とすればよい。
ここで、最後に再生された画像の識別情報(例えば、画像No)と当該撮影画像が保存されている記録メディア3を示すメディア識別情報とを対応付けてカメラ本体側で記憶管理し、CPU1は、この記録メディア3が装着された際に、このメディア識別情報に対応付けられている画像識別情報から最後に再生された画像を特定すると共に、この画像ファイルの「Exif」から撮影画像の撮影条件を示す撮影パラメータを読み出すようにしてもよい。逆に、最後に再生された画像の識別情報を記録メディア3側で記憶管理し、この記録メディア3が装着された際に、CPU1は、この記録メディア3から画像識別情報を読み出して最後に再生された画像を特定すると共に、この画像ファイルの「Exif」から撮影画像の撮影条件を示す撮影パラメータを読み出すようにしてもよい。その他は、図10に示したフローと基本的には同様である。
このようにCPU1は、記録メディア3が装着されている場合に撮影画像ファイルにその撮影条件を示す撮影パラメータを付加して当該記録メディア3に書き込んでおき、電源投入時に装置本体に記録メディア3が装着されている場合に、最後に再生表示した画像ファイルを特定すると共に、この画像ファイルに付加されている撮影条件を示す撮影パラメータを当該記録メディア8から読み出して現在の撮影条件として設定するようにすれば、記録メディア8を装着するだけで最後に再生表示によって確認した画像と同様の撮影条件を引き続き設定することができる。
なお、第3実施例においても、現在の撮影条件を設定するタイミングは、電源投入時に限らず、RECモードからPLAYモードに切り替えられたとき、あるいは装置本体に記録メディア3が装着されたときなどであってもよい。
上述した第1〜第3実施例において、記録メディア3は、可搬型のメディアであり、カード型あるいはスティック型など、その形状は任意である。
また、撮影装置としてデジタルスチルカメラに適用した場合を示したが、デジタルビデオカメラに適用するようにしてもよく、更に、カメラ機能付きの携帯電話、PDAなどの携帯端末装置に適用するようにしてもよい。
1 CPU
2 記憶部
3 記録メディア
5 入力部
6 表示部
8 撮像部
11 撮影レンズ系
12 絞り機構
13 撮像素子
14 光学系駆動部
15 センサ部
16 駆動回路
17 アナログ処理回路
18 A/D変換回路
20 信号処理回路
LM ラストメモリ
PSV 保存対象選択情報

Claims (3)

  1. 現在の撮影条件に基づいて撮影制御を行う撮影装置であって、
    撮影画像を記録する着脱自在な記録メディアが装置本体に装着されているか否かを判別する判別手段と、
    この判別手段によって記録メディアの装着有りが判別されている場合に、撮影画像にその撮影条件を示す撮影パラメータを付加して当該記録メディアに書き込むメディア書き込み手段と、
    今回の電源投入後から最初の撮影を開始するまでの間において前記判別手段によって記録メディアの装着有りが判別されている場合に、最後に撮影した撮影画像に付加されている撮影条件を示す撮影パラメータを当該記録メディアから読み出して現在の撮影条件として設定する設定手段と、
    を具備したことを特徴とする撮影装置。
  2. 現在の撮影条件に基づいて撮影制御を行う撮影装置の撮影条件設定方法であって、
    撮影画像を記録する着脱自在な記録メディアが装置本体に装着されているか否かを判別するステップと、
    記録メディアの装着有りが判別されている場合に、撮影画像にその撮影条件を示す撮影パラメータを付加して当該記録メディアに書き込むステップと、
    今回の電源投入後から最初の撮影を開始するまでの間において記録メディアの装着有りが判別されている場合に、最後に撮影した撮影画像に付加されている撮影条件を示す撮影パラメータを当該記録メディアから読み出して現在の撮影条件として設定するステップと、
    を含む撮影条件設定方法。
  3. コンピュータに対して、
    撮影画像を記録する着脱自在な記録メディアが装置本体に装着されているか否かを判別する機能と、
    記録メディアの装着有りが判別されている場合に、撮影画像にその撮影条件を示す撮影パラメータを付加して当該記録メディアに書き込む機能と、
    今回の電源投入後から最初の撮影を開始するまでの間において記録メディアの装着有りが判別されている場合に、最後に撮影した撮影画像に付加されている撮影条件を示す撮影パラメータを当該記録メディアから読み出して現在の撮影条件として設定する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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