JPH09168109A - ビデオカメラ装置 - Google Patents

ビデオカメラ装置

Info

Publication number
JPH09168109A
JPH09168109A JP7327305A JP32730595A JPH09168109A JP H09168109 A JPH09168109 A JP H09168109A JP 7327305 A JP7327305 A JP 7327305A JP 32730595 A JP32730595 A JP 32730595A JP H09168109 A JPH09168109 A JP H09168109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
setting data
video
file
camera setting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP7327305A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsutoshi Magai
光俊 真貝
Mitsugi Yoshihiro
貢 吉弘
Hiroshi Kosugi
弘 小杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP7327305A priority Critical patent/JPH09168109A/ja
Publication of JPH09168109A publication Critical patent/JPH09168109A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers

Abstract

(57)【要約】 【課題】カメラ設定データ専用のメモリカード等を必要
とせずに、カメラ部の設定を容易に行なう。 【解決手段】記録時には、記録ビデオ信号処理部111
の出力ディジタル信号(ビデオ信号)をハードディスク
制御部114のバッファメモリ114aを介してディス
クドライブ113に供給し、HD112にファイルに区
切って順次書き込む。キー操作部107を操作してカメ
ラ設定データを変更し、ビデオカメラ部の各設定項目を
設定する。キー操作部107の書込キーを操作して、変
更されたカメラ設定データのファイルをHD112に書
き込む。また、表示器108にHD112に記録されて
いるカメラ設定データファイルを一覧表示し、カーソル
で所定のファイルを選択した状態で、キー操作部107
の読出キーを操作し、HD112より選択されたカメラ
設定データファイルを読み出し、そのデータに基づいて
ビデオカメラ部を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばカメラ一
体型記録再生装置に適用して好適なビデオカメラ装置に
関する。詳しくは、ビデオカメラ部の各設定項目を設定
するためのカメラ設定データをビデオ信号が記録される
記録媒体に記録することによって、専用のメモリカード
等を必要とすることなく、ビデオカメラ部の各設定項目
の設定を容易に行ない得るようにしたビデオカメラ装置
に係るものである。
【0002】
【従来の技術】放送用または業務用ビデオカメラは、一
般にカメラマンや撮影環境等によって、色相や輪郭補正
等の各設定項目が色々な設定で使用される。従来、ビデ
オカメラが一体的に構成されたカメラ一体型記録再生装
置が知られている。このカメラ一体型記録再生装置で
は、ビデオカメラ部の各設定項目を各単体毎に手動で設
定したり、ビデオカメラ部の各設定項目を設定するため
のカメラ設定データを専用のメモリカードに保存するこ
とが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したようにカメラ
設定データを専用のメモリカードに保存することで、そ
のメモリカードを使用可能な他のカメラ一体型記録再生
装置では、そのメモリカードよりカメラ設定データを読
み出してビデオカメラ部における各設定項目の設定を自
動的に行わせることができ、各単体毎に各項目を手動で
設定する手間を省くことができる。
【0004】しかし、専用のメモリカードを必要とする
という欠点がある。また、専用のメモリカードに保存さ
れるカメラ設定データは記録媒体に記録された何らビデ
オ信号と関連づけられておらず、その対応関係を必要と
する場合には、ユーザが紙に筆記する等の手段で記録し
なければならないという欠点があった。
【0005】そこで、この発明では、専用のメモリカー
ド等を必要とすることなく、ビデオカメラ部の各設定項
目の設定を容易に行ない得るビデオカメラ装置を提供す
るものである。また、この発明では、記録媒体に記録さ
れるビデオ信号の各部とカメラ設定データとの関連づけ
を容易に行い得るビデオカメラ装置を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るビデオカ
メラ装置は、被写体を撮像してビデオ信号を出力するビ
デオカメラ部と、このビデオカメラ部より出力されるビ
デオ信号を記録媒体に記録するビデオ信号記録手段と、
ビデオカメラ部の各設定項目をカメラ設定データに基づ
いて設定するカメラ部設定手段と、上記カメラ設定デー
タで構成されるカメラ設定データファイルを記録媒体に
記録するカメラ設定データ記録手段とを備えるものであ
る。
【0007】ビデオカメラ部で被写体が撮像されてビデ
オ信号が得られ、このビデオ信号がビデオ信号記録手段
によって記録媒体、例えばディスク状記録媒体またはテ
ープ状記録媒体に記録される。また、ビデオカメラ部の
各設定項目がカメラ設定データに基づいて設定される。
そして、そのカメラ設定データで構成されるカメラ設定
データファイルがカメラ設定データ記録手段によって上
述した記録媒体にビデオ信号と共に記録される。
【0008】ここで、記録媒体に記録されるビデオ信号
の各部に対応するカメラ設定データファイルのファイル
名をビデオ信号の各部に関連づけて記録媒体に記録する
ファイル名記録手段を有するようにしてもよい。また、
記録媒体よりカメラ設定データファイルを再生するカメ
ラ設定データ再生手段を有し、カメラ部設定手段は、カ
メラ設定データ再生手段で記録媒体より再生されるカメ
ラ設定データファイルを構成するカメラ設定データに基
づいてビデオカメラ部の各設定項目を設定するようにし
てもよい。また、記録媒体に記録されるビデオ信号の各
部とそれに対応するカメラ設定データファイルとの関連
を表示する表示手段を有するようにしてもよい。また、
ビデオ信号再生手段で記録媒体より再生されるビデオ信
号に対応するカメラ設定データファイルのファイル名を
表示する表示手段を有するようにしてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1は、実施の形態としてのカ
メラ一体型ディスク装置100を示している。このディ
スク装置100は、レンズブロック101と、このレン
ズブロック101を通して入射された光を赤、緑、青の
色成分光に分解するための色分解プリズム102と、こ
の色分解プリズム102で分解された赤、緑、青の色成
分光が入射されて撮像面上にそれぞれ被写体に係る赤色
画像、緑色画像、青色画像が結像されるCCD(charge
coupled device)固体撮像素子103R,103G,1
03Bと、この撮像素子103R,103G,103B
を駆動するためのCCDドライバ104とを有してい
る。
【0010】また、ディスク装置100は、CCDドラ
イバ104等に必要なタイミング信号を供給するための
タイミング発生器105と、マイクロコンピュータを有
し、システム全体の動作を制御するためのシステム制御
部106と、ユーザの操作のためにシステム制御部10
6に接続されたキー操作部107と、ユーザのキー操作
部107の操作状態などを表示するためにシステム制御
部106に接続された表示器108とを有している。表
示器108は、例えば液晶表示素子で構成される。ま
た、タイミング発生器105の動作はシステム制御部1
06によって制御されるように構成されている。
【0011】また、ディスク装置100は、撮像素子1
03R,103G,103Bよりそれぞれ出力される
赤、緑、青の撮像信号に対して周知の相関二重サンプリ
ング処理を行ってリセット雑音を低減するためのCDS
(corelated double sampling)回路109R,109
G,109Bと、このCDS回路109R,109G,
109Bより出力される赤、緑、青の色信号R,G,B
に対して、それぞれ増幅処理、シェーディング補正処
理、低光量時撮像用のゲインアップ処理、ホワイトバラ
ンス調整処理、フレア補正処理、ペデスタル成分付加処
理、ダイナミックレンジを圧縮するニー処理、ガンマ補
正処理、ホワイトクリップ処理、ブラッククリップ処理
等を行った後にマトリックス処理して輝度信号Y、赤色
差信号CR、青色差信号CBを得るための撮像信号処理部
110とを有している。撮像信号処理部110の処理動
作はシステム制御部106によって制御されるように構
成されている。
【0012】上述せずも、キー操作部107の所定のキ
ーを操作することで、ビデオカメラ部(撮像素子103
R,103G,103Bから撮像信号処理部110まで
の部分)の各設定項目に対応する設定データを変更で
き、ビデオカメラ部の各設定項目の設定が可能となる。
ビデオカメラ部の設定項目としては、例えばシャッター
スピードに関する設定、ホワイトバランスに関する設
定、輪郭補正に関する設定、ガンマ補正に関する設定、
オートシェーディング補正に関する設定等がある。
【0013】また、ディスク装置100は、撮像信号処
理部110より出力される輝度信号Y、色差信号CR
Bをディジタル信号に変換した後に、データ圧縮処
理、誤り訂正符号の付加処理、ディジタル変調処理等を
してハード型ディスク(以下、「HD」という)112
に記録すべきディジタル信号を得るための記録ビデオ信
号処理部111と、HD112が装着されるディスクド
ライブ113と、このディスクドライブ113を制御
し、記録時にはHD112に記録ビデオ信号処理部11
1より出力されるディジタル信号を書き込むと共に、再
生時にはシステム制御部106からの要求に従って希望
の内容のディジタル信号をHD112より読み出すよう
にディスクドライブ113を制御するハードディスク制
御部114とを有している。
【0014】ここで、ハードディスク制御部114はバ
ッファメモリ114aを備えており、記録ビデオ信号処
理部111より出力されるディジタル信号はハードディ
スク制御部114のバッファメモリ114aを介してデ
ィスクドライブ113に供給されてHD112に書き込
まれると共に、HD112より読み出されるディジタル
信号はハードディスク制御部114のバッファメモリ1
14aを介して後述する再生ビデオ信号処理部に供給さ
れる。また、記録ビデオ信号処理部111より出力され
るディジタル信号は、例えば8ビットまたは16ビット
のパラレル信号としてハードディスク制御部114に供
給される。また、記録ビデオ信号処理部111の処理動
作およびハードディスク制御部114の制御動作は、シ
ステム制御部106によって制御されるように構成され
ている。
【0015】また、ディスク装置100は、ハードディ
スク制御部114の制御によってHD112より読み出
されたディジタル信号に対してディジタル復調処理、誤
り訂正処理、データ伸張処理等をした後にアナログ信号
に変換して輝度信号Y、色差信号CR,CBを得るための
再生ビデオ信号処理部115を有している。
【0016】ここで、HD112へのディジタル信号
(ビデオ信号)の記録形式を説明する。HD112に
は、図2に示すように、ディジタル信号がファイルに区
切られて書き込まれる。この場合、区切りは、一定時
間、例えば1分とされる。なお、ある連続した記録にお
ける最後のファイルは一定時間よりも短くなることがほ
とんどである。各ファイルは、記録順、記録開始時刻、
記録終了時刻をファイル識別情報として持っている。記
録順は、例えば1〜65536(216)まで等のように
実用上充分な数が指定される。記録順として小さな値し
か指定できないとすれば、1枚のHD112に、同じ記
録順のファイルができることとなる。上述せずも、HD
112のファイル管理領域には、データ領域に記録され
ている各ファイルの記録順、記録開始時刻、記録終了時
刻のファイル識別情報の他に、各ファイルのディジタル
信号が実際に記録されているデータ領域のアドレス情報
が記録される。
【0017】また、HD112の全容量が記録済みとな
った後は、ファイル識別情報としての記録開始時刻や記
録終了時刻に基づいて、HD112に記録されているフ
ァイルのうち最も古いファイルの部分からディジタル信
号が上書き記録されるように構成されている。
【0018】また、図3は、キー操作部107に配置さ
れるキーの一部を示している。なお、図面を簡単にする
ため、ビデオカメラ部の各設定項目を設定するためのキ
ーの表示は省略している。
【0019】キー操作部107は、再生位置を前に戻す
ための巻き戻しキー201と、記録動作や再生動作を停
止させるための停止キー202と、再生動作を開始させ
るための再生キー203と、再生位置を後に送るための
早送りキー204と、記録動作を開始させるための記録
キー205とを有している。
【0020】また、キー操作部107は、HD112に
記録されているディジタル信号のファイル(ビデオデー
タファイル)を表示器108に一覧表示させるためのビ
デオファイルキー206と、HD112に記録されてい
るカメラ設定データファイルを表示器108に一覧表示
させるためのカメラ設定ファイルキー207と、表示器
108に一覧表示されたビデオデータファイルまたはカ
メラ設定データファイルより所定のファイルを選択する
カーソルを移動させるための上キー208、下キー20
9と、HD112にカメラ設定データファイルを書き込
むための書込キー210と、HD112よりカメラ設定
データファイルを読み出すための読出キー211とを有
している。
【0021】ビデオファイルキー206が押圧操作され
るとき、HD112に記録されているビデオデータファ
イルが表示器108に一覧表示される。この状態で、再
生キー203が押圧操作されるときは、カーソルで選択
されたビデオデータファイルから記録順に再生が行われ
る。この場合、表示器108には、再生されるビデオデ
ータファイルに対応したカメラ設定データファイル(再
生されるビデオデータファイルが記録されるときにビデ
オカメラ部を設定するために使用されていたカメラ設定
データで構成されるファイル)のファイル名が表示され
る。なお、表示器108にビデオデータファイルが一覧
表示されている状態でビデオファイルキー206が再度
押圧操作されるときは、その表示が消えるように構成さ
れている。表示器108のファイル表示は一定時間後に
自動的に消えるようにしてもよい。
【0022】カメラ設定ファイルキー207が押圧操作
されるときは、HD112に記録されているカメラ設定
データファイルが表示器108に一覧表示される。この
状態で、読出キー211が押圧操作されるときは、カー
ソルで選択されたカメラ設定データファイルがHD11
2より読み出され、そのカメラ設定データファイルを構
成するカメラ設定データに基づいてビデオカメラ部の各
設定項目が設定される。なお、表示器108にカメラ設
定データファイルが一覧表示されている状態でカメラ設
定ファイルキー207が再度押圧操作されるときは、そ
の表示が消えるように構成されている。表示器108の
ファイル表示は一定時間後に自動的に消えるようにして
もよい。
【0023】次に、図1に示すディスク装置100の動
作を説明する。
【0024】レンズブロック101を通して入射された
被写体からの光は色分解プリズム102に供給されて、
赤色光、緑色光、青色光に分解されてそれぞれCCD固
体撮像素子103R,103G,103Bに導かれる。
そして、撮像素子103R,103G,103Bの撮像
面上にはそれぞれ被写体に係る赤色画像、緑色画像、青
色画像が結像されて撮像が行われ、撮像素子103R,
103G,103Bより出力される赤、緑、青の撮像信
号はそれぞれCDS回路109R,109G,109B
に供給されて相関二重サンプリング処理される。また、
CDS回路109R,109G,109Bより出力され
る赤、緑、青の色信号R,G,Bは、撮像信号処理部1
10でシェーディング補正、ホワイトバランス調整等な
どの処理が行われて輝度信号Y、色差信号CR,CBが形
成される。
【0025】この状態で、キー操作部107の記録キー
205(図3参照)が押圧操作されるときは、システム
制御部106によって記録ビデオ信号処理部111が制
御され、撮像信号処理部110より出力される輝度信号
Y、色差信号CR,CBに対して記録ビデオ信号処理部1
11でディジタル変換処理、データ圧縮処理、誤り訂正
符号の付加処理等が行われて記録すべきディジタル信号
が形成される。そして、システム制御部116によって
ハードディスク制御部114が制御され、記録ビデオ信
号処理部111で形成されるディジタル信号がハードデ
ィスク制御部114のバッファメモリ114aを介して
ディスクドライブ113に供給され、HD112にファ
イルに区切って順次書き込まれる。この場合、HD11
2の全容量が記録済みとなるときは、例えば最も古いフ
ァイルの部分に順次上書き記録される。
【0026】ここで、ビデオカメラ部の各設定項目がH
D112に記録されているカメラ設定データファイルを
構成するカメラ設定データに基づいて設定されている場
合には、システム制御部106よりハードディスク制御
部114にそのカメラ設定データファイルのファイル名
データが供給され、HD112のファイル管理領域には
記録されたビデオデータファイルに関連してそのファイ
ル名が記録される。
【0027】なお、HD112がディスクドライブ11
3に装着されるとき、そのHD112のファイル管理領
域のデータが読み出され、ハードディスク制御部114
を介してシステム制御部106のメモリ106aに供給
されて格納される。そして、メモリ106aに記録され
たHD112のファイル管理領域のデータは、HD11
2へのビデオデータファイルやカメラ設定データファイ
ルの書き込み制御、HD112からのビデオデータファ
イルやカメラ設定データファイルの読み出し制御、ビデ
オデータファイルやカメラ設定データの一覧表示等に利
用される。この場合、HD112へのビデオデータファ
イルやカメラ設定データファイルの書き込みに伴ってH
D112のファイル管理領域のデータが変更されるとき
は、それに伴ってシステム制御部106のメモリ106
aに格納されたファイル管理領域のデータも変更され
る。
【0028】次に、図1に示すディスク装置100の再
生時の動作を説明する。HD112よりビデオデータフ
ァイルを再生する場合、まずキー操作部107のビデオ
ファイルキー206(図3参照)が押圧操作される。こ
れにより、システム制御部106より表示器108に表
示データが供給され、図4Aに示すように、HD112
に記録されているビデオデータファイルが表示器108
に一覧表示される。この場合、各ビデオデータファイル
の記録順、記録日、記録開始時刻、記録終了時刻が表示
されると共に、対応するカメラ設定データファイルのフ
ァイル名(CAM1,CAM2,・・・)も表示され
る。さらに、ファイルを選択するためのカーソル220
も表示される。
【0029】次に、表示器108にビデオデータファイ
ルが一覧表示されている状態で、上キー208、下キー
209が押圧操作され、カーソル220で再生を開始す
る所定のファイルが選択される。図4Aは、カーソル2
20によって、ファイル3が選択されている状態を示し
ている。そして、再生を開始する所定ファイルが選択さ
れた状態で、再生キー203が押圧操作される。これに
より、システム制御部106によってハードディスク制
御部114が制御されて、カーソル220で選択された
ビデオデータファイルより記録順に再生が行われる。そ
して、図1において、HD112より再生されたディジ
タル信号はディスクドライブ113よりハードディスク
制御部114のバッファメモリ114aを介して再生ビ
デオ信号処理部115に供給され、ディジタル信号に対
してディジタル復調処理、誤り訂正処理、データ伸張処
理等が行われた後にアナログ信号に変換されて、輝度信
号Y、色差信号CR,CBが得られる。なお、表示器10
8には、図4Bに示すように、再生されるビデオデータ
ファイルに対応するカメラ設定データファイルのファイ
ル名が表示される。
【0030】次に、HD112に記録されているカメラ
設定データファイルを読み出し、そのカメラ設定データ
ファイルを構成するカメラ設定データに基づいてビデオ
カメラ部の各設定項目を設定する場合について説明す
る。
【0031】この場合、まずキー操作部107のカメラ
設定ファイルキー207(図3参照)が押圧操作され
る。これにより、システム制御部106より表示器10
8に表示データが供給され、図5に示すように、HD1
12に記録されているカメラ設定データファイルが表示
器108に一覧表示される。この場合、カメラ設定デー
タファイルのファイル名が表示されると共に、HD11
2に記録された日付も表示されている。さらに、ファイ
ルを選択するためのカーソル220も表示される。な
お、キー操作部107を操作することで表示形式を選択
できる。例えば、日付の他に時刻やその他のコメントを
表示する表示形式やカメラ設定データファイルのファイ
ル名のみを表示する表示形式等を選択できる。
【0032】表示器108にカメラ設定データファイル
が一覧表示されている状態で、上キー208、下キー2
09(図3参照)が押圧操作され、カーソル220でH
D112より読み出すカメラ設定データファイルが選択
される。図5は、カーソル220によって、“CAM
SET 1”のカメラ設定データファイルが選択されて
いる状態を示している。そして、この状態で、読出キー
211(図3参照)が押圧操作される。これにより、シ
ステム制御部106によってハードディスク制御部11
4が制御されて、HD112より選択されたカメラ設定
データファイルが読み出され、そのカメラ設定データフ
ァイルがハードディスク制御部114を介してシステム
制御部106に供給されてメモリ106aに格納され
る。そして、システム制御部106によって、メモリ1
06aに格納されたカメラ設定データファイルを構成す
るカメラ設定データに基づいてビデオカメラ部の各設定
項目が自動的に設定される。
【0033】次に、HD112にカメラ設定データファ
イルを書き込む場合について説明する。
【0034】この場合、キー操作部107の操作でシス
テム制御部106のメモリ106aに格納されているカ
メラ設定データが変更されてビデオカメラ部の各設定項
目の設定が行われた後に、キー操作部107のカメラ設
定ファイルキー207(図3参照)が押圧操作される。
これにより、システム制御部106より表示器108に
表示データが供給され、図6Aに示すように、HD11
2に記録されているカメラ設定データファイルのファイ
ル名と、変更されたカメラ設定データで構成される仮の
カメラ設定データファイルのファイル名“CAM SE
T TEMP”とが表示器108に一覧表示される。
【0035】なお、キー操作部107のカメラ設定ファ
イルキー207が押圧操作されて図5に示すようにHD
112に記録されているカメラ設定データファイルのフ
ァイル名を一覧表示された後に、キー操作部107の操
作でシステム制御部106のメモリ106aに格納され
ているカメラ設定データが変更されてビデオカメラ部の
各設定項目の設定が行われても同様の状態となる。ま
た、上述せずも、パワーオン時にシステム制御部106
のメモリ106aに格納されているカメラ設定データ
は、前回の使用時の最後の状態、あるいはディフォルト
状態となっている。
【0036】そして、表示器108に仮のカメラ設定デ
ータファイルのファイル名が表示されている状態で、下
キー209(図3参照)が押圧操作され、カーソル22
0で仮のカメラ設定データファイルが選択される(図6
Aに破線図示)。そして、この状態で、書込キー210
(図3参照)が押圧操作される。これにより、システム
制御部106のメモリ106aに格納されている変更さ
れたカメラ設定データがハードディスク制御部114を
介してディスクドライブ113に供給され、HD112
に新たなカメラ設定データファイルとして書き込まれ
る。
【0037】このとき、システム制御部106より表示
器108に供給される表示データが変更され、表示器1
08にはHD112に新たに記録されたカメラ設定デー
タファイルのファイル名“CAM SET 4”が追加
表示される(図6Bに図示)。これにより、ユーザはH
D112に新たなカメラ設定データファイルが書き込ま
れたことを知ることができる。なお、カーソル220を
移動して仮のカメラ設定データファイルを選択すること
を省略してもよい。
【0038】次に、図6Aに示すように、表示器108
に仮のカメラ設定データファイルのファイル名が表示さ
れている状態で、キー操作部107の記録キー205
(図3に図示)が押圧操作される場合について説明す
る。
【0039】この場合、上述したようにシステム制御部
106によって記録ビデオ信号処理部111およびハー
ドディスク制御部114が制御され、記録ビデオ信号処
理部111で形成されるディジタル信号がハードディス
ク制御部114のバッファメモリ114aを介してディ
スクドライブ113に供給され、HD112にファイル
に区切って順次書き込まれる。
【0040】さらにこの場合、システム制御部106の
メモリ106aに格納されている変更されたカメラ設定
データがハードディスク制御部114を介してディスク
ドライブ113に供給され、HD112に新たなカメラ
設定データファイルとして書き込まれる。そして、HD
112のファイル管理領域には記録されたビデオデータ
ファイルに関連してそのカメラ設定データファイルのフ
ァイル名が記録される。このときも、システム制御部1
06より表示器108に供給される表示データが変更さ
れ、表示器108にはHD112に新たに記録されたカ
メラ設定データファイルのファイル名“CAM SET
4”が追加表示される(図6Bに図示)。
【0041】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、ビデオカメラ部の各設定項目を設定するためのカ
メラ設定データで構成されるカメラ設定データファイル
を、ビデオ信号の記録媒体であるHD112に記録で
き、そして、このHD112より所定のカメラ設定デー
タファイルを読み出し、そのデータに基づいてビデオカ
メラ部の各設定項目を設定できる。したがって、カメラ
設定データが記録される専用のメモリカード等を必要と
することなく、ビデオカメラ部の設定を容易に行うこと
ができる。
【0042】また、HD112のファイル管理領域に
は、記録されたビデオデータファイルに対応するカメラ
設定データファイルのファイル名がビデオデータファイ
ルに関連づけて記録される。そして、表示器108にビ
デオデータファイルを一覧表示する場合には各ビデオデ
ータファイルに対応するカメラ設定データファイルのフ
ァイル名も表示され(図4参照)、また再生時に表示器
108に再生ビデオ信号に対応するカメラ設定データフ
ァイルのファイル名が表示される。したがって、ユーザ
は再生されるビデオデータファイル(ビデオ信号)に対
応するカメラ設定データファイルを容易に知ることがで
き、従来のように対応関係を紙に筆記する等の手間を省
くことができる。また、所定の再生ビデオ信号における
カメラ設定を容易に再現できる。
【0043】なお、上述実施の形態においては、記録媒
体がHD112であるものを示したが、この発明はその
他のディスク状記録媒体やテープ状記録媒体等を使用す
るものにも同様に適用できる。また、上述実施の形態に
おいては、HD112にディジタル信号がファイルに区
切って記録されるものを示したが、これに限定されるも
のではない。
【0044】
【発明の効果】この発明に係るビデオカメラ装置は、ビ
デオカメラ部の各設定項目を設定するためのカメラ設定
データファイルをビデオ信号が記録される記録媒体に記
録できる。そのため、この記録媒体よりカメラ設定デー
タファイルを読み出してビデオカメラ部の各設定項目を
設定でき、従来のようにカメラ設定データ専用のメモリ
カード等を必要とすることなく、ビデオカメラ部の設定
を容易に行なうことができる。
【0045】また、記録媒体に記録されるビデオ信号の
各部に対応するカメラ設定データファイルのファイル名
をビデオ信号の各部に関連づけて記録媒体に記録するこ
とで、記録媒体に記録されたビデオ信号の各部(例えば
ビデオデータファイル)を一覧表示する際にビデオ信号
の各部に対応するカメラ設定データファイルのファイル
名を表示でき、また再生時に再生ビデオ信号に対応する
カメラ設定データファイルのファイル名を表示できる。
そのため、ユーザは再生ビデオ信号に対応するカメラ設
定データファイルを容易に知ることができ、従来のよう
に対応関係を紙に筆記する等の手間を省くことができ、
また所定の再生ビデオ信号におけるカメラ設定を容易に
再現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としてのカメラ一体型ディスク装置
を示す構成図である。
【図2】ハード型磁気ディスク(HD)へのビデオ信号
の記録形式を示す図である。
【図3】キー操作部のキー配置(一部)を示す図であ
る。
【図4】再生時の動作を説明するための図である。
【図5】ハード型磁気ディスク(HD)に記録されてい
るカメラ設定データファイルによるビデオカメラ部の設
定を説明するための図である。
【図6】ハード型ディスク(HD)へのカメラ設定デー
タファイルの書き込みを説明するための図である。
【符号の説明】
100 カメラ一体型ディスク装置 103R,103G,103B CCD固体撮像素子 106 システム制御部 107 キー操作部 108 表示器 110 撮像信号処理部 111 記録ビデオ信号処理部 112 ハード型磁気ディスク(HD) 113 ディスクドライブ 114 ハードディスク制御部 115 再生ビデオ信号処理部 206 ビデオファイルキー 207 カメラ設定ファイルキー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像してビデオ信号を出力する
    ビデオカメラ部と、 上記ビデオカメラ部より出力されるビデオ信号を記録媒
    体に記録するビデオ信号記録手段と、 上記ビデオカメラ部の各設定項目をカメラ設定データに
    基づいて設定するカメラ部設定手段と、 上記カメラ設定データで構成されるカメラ設定データフ
    ァイルを上記記録媒体に記録するカメラ設定データ記録
    手段とを備えることを特徴とするビデオカメラ装置。
  2. 【請求項2】 上記記録媒体に記録されるビデオ信号の
    各部に対応する上記カメラ設定データファイルのファイ
    ル名を上記ビデオ信号の各部に関連づけて上記記録媒体
    に記録するファイル名記録手段を有することを特徴とす
    る請求項1に記載のビデオカメラ装置。
  3. 【請求項3】 上記記録媒体より上記カメラ設定データ
    ファイルを再生するカメラ設定データ再生手段を有し、 上記カメラ部設定手段は、上記カメラ設定データ再生手
    段で上記記録媒体より再生される上記カメラ設定データ
    ファイルを構成するカメラ設定データに基づいて上記ビ
    デオカメラ部の各設定項目を設定することを特徴とする
    請求項1に記載のビデオカメラ装置。
  4. 【請求項4】 上記記録媒体に記録されるビデオ信号の
    各部とそれに対応するカメラ設定データファイルとの関
    連を表示する表示手段を有することを特徴とする請求項
    2に記載のビデオカメラ装置。
  5. 【請求項5】 上記記録媒体に記録されるビデオ信号を
    再生するビデオ信号再生手段と、 上記ビデオ信号再生手段で再生されるビデオ信号に対応
    する上記カメラ設定データファイルのファイル名を表示
    する表示手段とを有することを特徴とする請求項2に記
    載のビデオカメラ装置。
  6. 【請求項6】 上記記録媒体は、ディスク状記録媒体で
    あることを特徴とする請求項1に記載のビデオカメラ装
    置。
  7. 【請求項7】 上記記録媒体は、テープ状記録媒体であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のビデオカメラ装
    置。
JP7327305A 1995-12-15 1995-12-15 ビデオカメラ装置 Abandoned JPH09168109A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7327305A JPH09168109A (ja) 1995-12-15 1995-12-15 ビデオカメラ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7327305A JPH09168109A (ja) 1995-12-15 1995-12-15 ビデオカメラ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09168109A true JPH09168109A (ja) 1997-06-24

Family

ID=18197650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7327305A Abandoned JPH09168109A (ja) 1995-12-15 1995-12-15 ビデオカメラ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09168109A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7423683B2 (en) * 2000-05-31 2008-09-09 Fujifilm Corporation Image quality selecting method and digital camera
JP2011193539A (ja) * 2011-06-24 2011-09-29 Casio Computer Co Ltd 撮影装置、撮影条件設定方法及びプログラム
US8314860B2 (en) 2008-06-24 2012-11-20 Sony Corporation Recording media control apparatus, recording media controlling method, and computer program

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7423683B2 (en) * 2000-05-31 2008-09-09 Fujifilm Corporation Image quality selecting method and digital camera
US7990456B2 (en) 2000-05-31 2011-08-02 Fujifilm Corporation Image quality selecting method and digital camera
US8564709B2 (en) 2000-05-31 2013-10-22 Fujifilm Corporation Image quality selecting method and digital camera
US8314860B2 (en) 2008-06-24 2012-11-20 Sony Corporation Recording media control apparatus, recording media controlling method, and computer program
JP2011193539A (ja) * 2011-06-24 2011-09-29 Casio Computer Co Ltd 撮影装置、撮影条件設定方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4051776B2 (ja) 映像情報記録装置、及び映像情報再生装置
JP2001333350A (ja) 画質調整方法および画質調整装置
JP2001111963A (ja) 光ディスクを利用したビデオカメラにおける録画再生方法
JP2003032607A (ja) 画像記録装置
JP2004064677A (ja) デジタルカメラ
JPH09168109A (ja) ビデオカメラ装置
US7869692B2 (en) Imaging apparatus
JP3666088B2 (ja) ビデオ信号記録装置およびビデオ信号再生装置
JP2742491B2 (ja) 字幕情報処理装置
KR100925197B1 (ko) 디지털 녹화기에서의 오디오 및 이미지 재생방법
JP4213840B2 (ja) 携帯型画像再生装置およびその動作制御方法ならびに携帯型撮像装置およびその動作制御方法
JPH09233410A (ja) デジタルビデオカメラ
JP2007157256A (ja) 記録システム
JPH066746A (ja) 画像情報記録再生システム
JP2003309790A (ja) 再生装置、再生方法およびディジタルカメラ
JP3815223B2 (ja) ビデオカメラ
JP3865211B2 (ja) 記録再生装置
JPH11203783A (ja) 音声及び画像の記録及び再生方法ならびにこれを用いた記録再生装置
JP3454537B2 (ja) 異なる記録媒体間のマルチ画面表示システム
JPH11122524A (ja) 画像記録装置
JPH1056608A (ja) 撮像装置、ビデオカメラシステム及び再生装置
GB2322225A (en) Method of scanning and sequentially displaying picture information stored on a digital video cassette
JPS63279468A (ja) 画像ファイル装置
JPH1079921A (ja) 映像再生装置
JP3272244B2 (ja) デジタルビデオレコーダ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050517

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20050712