JP2003309790A - 再生装置、再生方法およびディジタルカメラ - Google Patents

再生装置、再生方法およびディジタルカメラ

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JP2003309790A
JP2003309790A JP2002111046A JP2002111046A JP2003309790A JP 2003309790 A JP2003309790 A JP 2003309790A JP 2002111046 A JP2002111046 A JP 2002111046A JP 2002111046 A JP2002111046 A JP 2002111046A JP 2003309790 A JP2003309790 A JP 2003309790A
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Shinji Furukawa
真治 布留川
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像の再生を途中で終了したときでも終了した
再生位置から再生を開始することができる再生装置、再
生方法およびディジタルカメラを提供する。 【解決手段】 ディジタルカメラ1は、内部記録媒体5
または外部記録媒体16に記録された動画像または静止
画像のファイル名を読み出して表示するLCD13と、
ファイル名を元に、内部記録媒体5または外部記録媒体
16に記録された再生すべき動画像または静止画像を選
択する操作部3と、再生中の動画像または静止画像のフ
ァイル上の再生位置を保持し、保持された再生位置から
動画像または静止画像の再生を行うCPU4、EEPR
OM8とを備え、保持した静止画像の再生位置から動画
像の自動再生を行う際に、一時停止状態でのディジタル
カメラ1の電源14をスイッチ15によりオフにした後
に、再度、同一の動画像を再生する際に、再生開始位置
を保持した再生位置から再生を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、記録媒体
に記録された動画像または静止画像を再生手段により再
生して表示手段に表示する再生装置、再生方法およびデ
ィジタルカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像を再生する画像再生装置で
は、記録媒体に記録されている動画を再生する場合にお
いて、使用者が再生を停止し、装置の電源をオフにする
と、その動画を再度再生する場合には、画像の先頭から
再生されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の画像再生装置では、記録媒体の大容量化に伴い、動画
記録時間が長くなった場合には、再生を途中で終了させ
る状態が頻繁に発生するが、一度電源をオフにすると、
画像の先頭から電源オフ前までに再生が完了した画像の
位置まで再度再生する必要があるという不都合があっ
た。
【0004】そこで、本発明は、かかる点に鑑みてなさ
れたものであり、画像の再生を途中で終了したときでも
終了した再生位置から再生を開始することができる再生
装置、再生方法およびディジタルカメラを提供すること
を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の再生装置は、内
部記録媒体または着脱可能な外部記録媒体に記録された
動画像または静止画像を再生手段により再生して内部表
示手段または外部表示手段に表示する再生装置におい
て、上記内部記録媒体または上記外部記録媒体に記録さ
れた動画像または静止画像のファイル名を読み出して表
示するファイル名表示手段と、上記ファイル名表示手段
により表示されたファイル名を元に、上記内部記録媒体
または上記外部記録媒体に記録された再生すべき動画像
または静止画像を選択する再生画像選択手段と、上記再
生手段により再生中の動画像または静止画像のファイル
上の再生位置を保持し、保持された上記再生位置から上
記再生手段により動画像または静止画像の再生を行うこ
とができる再生位置保持手段とを備えたものである。
【0006】また、本発明の再生方法は、内部記録媒体
または着脱可能な外部記録媒体に記録された動画像をイ
ンデックス画像から再生すべき画像を選んで再生手段に
より再生して内部表示手段または外部表示手段に表示す
る再生方法において、上記内部記録媒体または上記外部
記録媒体に記録された動画像のファイル名を読み出して
インデックス画像と共に表示するファイル名表示ステッ
プと、上記ファイル名表示ステップにより表示されたイ
ンデックス画像およびファイル名を元に、上記内部記録
媒体または上記外部記録媒体に記録された再生すべき動
画像を選択する再生画像選択ステップと、上記再生画像
選択ステップにより選択された動画像の各画像と、予め
保持された再生位置の画像とが一致したときに、上記再
生位置から上記再生手段により動画像の再生を行う再生
位置設定ステップと、上記再生手段により再生中の動画
像のファイル上の再生位置を上記再生手段による再生の
終了まで順次上書きして保持する再生位置保持ステップ
とを備えたものである。
【0007】また、本発明の再生方法は、内部記録媒体
または着脱可能な外部記録媒体に記録された動画像を予
め保持された動画像の再生位置から再生手段により再生
して内部表示手段または外部表示手段に表示する再生方
法において、予め保持された再生すべき動画像の再生位
置を取得する再生位置取得ステップと、上記内部記録媒
体または上記外部記録媒体に記録された動画像のうちか
ら、上記再生位置取得ステップにより取得された再生す
べき上記再生位置の動画像を読み出して表示する動画像
表示ステップと、上記再生手段により再生中の動画像の
ファイル上の再生位置を上記再生手段による再生の終了
まで順次上書きして保持する再生位置保持ステップとを
備えたものである。
【0008】また、本発明の再生方法は、内部記録媒体
または着脱可能な外部記録媒体に記録された複数枚の静
止画像、または動画像の途中の静止画像から再生すべき
動画像を選んで再生手段により再生して内部表示手段ま
たは外部表示手段に表示する再生方法において、上記内
部記録媒体または上記外部記録媒体に記録された画像の
ファイル名を読み出して複数枚の静止画像または動画像
の途中の静止画像とともに表示する静止画像表示ステッ
プと、上記静止画像表示ステップにより表示された静止
画像およびファイル名を元に、上記内部記録媒体または
上記外部記録媒体に記録された再生すべき動画像を選択
する再生画像選択ステップと、上記静止画像表示ステッ
プにより表示された静止画像の再生位置を上記再生画像
選択ステップによる再生すべき動画像の選択決定まで順
次上書きして保持する静止画像再生位置保持ステップ
と、上記再生手段により上記静止画像の再生位置から動
画像の再生を開始して、再生中の動画像のファイル上の
再生位置を上記再生手段による再生の終了まで順次上書
きして保持する動画像再生位置保持ステップとを備えた
ものである。
【0009】また、本発明の再生方法は、内部記録媒体
または着脱可能な外部記録媒体に記録された動画像を予
め保持された複数枚の静止画像、または動画像の途中の
静止画像の再生位置から再生手段により再生して内部表
示手段または外部表示手段に表示する再生方法におい
て、予め保持された再生すべき複数枚の静止画像、また
は動画像の途中の静止画像の再生位置を取得する再生位
置取得ステップと、上記内部記録媒体または上記外部記
録媒体に記録された複数枚の静止画像、または動画像の
途中の静止画像のうちから、上記再生位置取得ステップ
により取得された再生すべき上記再生位置の複数枚の静
止画像、または動画像の途中の静止画像を読み出して表
示する静止画像表示ステップと、上記再生手段により上
記静止画像の再生位置から動画像の再生を開始して、再
生中の動画像のファイル上の再生位置を上記再生手段に
よる再生の終了まで順次上書きして保持する再生位置保
持ステップとを備えたものである。
【0010】また、本発明のディジタルカメラは、カメ
ラ部により撮像され、内部記録媒体または着脱可能な外
部記録媒体に記録された動画像または静止画像を再生手
段により再生して内部表示手段または外部表示手段に表
示するディジタルカメラにおいて、上記内部記録媒体ま
たは上記外部記録媒体に記録された動画像または静止画
像のファイル名を読み出して表示するファイル名表示手
段と、上記ファイル名表示手段により表示されたファイ
ル名を元に、上記内部記録媒体または上記外部記録媒体
に記録された再生すべき動画像または静止画像を選択す
る再生画像選択手段と、上記再生手段により再生中の動
画像または静止画像のファイル上の再生位置を保持し、
保持された上記再生位置から上記再生手段により動画像
または静止画像の再生を行うことができる再生位置保持
手段とを備えたものである。
【0011】従って本発明によれば、以下の作用をす
る。まず、初期化動作の後に表示されるインデックス画
像から再生画像を選んで、予め保持された再生位置から
再生画像の自動再生を行うことができる。これにより、
インデックス画像から再生画像を選んで、予め保持され
た再生位置から再生画像の自動再生を行う際において、
一時停止状態でのディジタルカメラの電源をスイッチに
よりオフにした後に、再度、同一の動画像を再生する際
に、再生開始位置を保持した再生位置から再生を行うこ
とができる。
【0012】また、記録または再生などの動作の後に、
保持した動画像の再生位置から連続再生となる静止画ま
たは動画像の自動再生を行うことができる。これによ
り、保持した動画像の再生位置から連続再生となる静止
画または動画像の自動再生を行う際において、一時停止
状態でのディジタルカメラの電源をスイッチによりオフ
にした後に、再度、同一の動画像を再生する際に、再生
開始位置を保持した再生位置から再生を行うことができ
る。
【0013】また、静止画像から再生画像を選んで、予
め保持された再生位置から再生画像として動画像の自動
再生を行うことができる。例えば、動画像の途中の静止
画像の再生や、複数枚の静止画像の再生を行っていて、
このうちの1枚の静止画像に対する再生位置から動画像
の再生を行うことができる。これにより、静止画像から
再生画像を選んで、予め保持された再生位置から再生画
像として動画像の自動再生を行う際において、一時停止
状態でのディジタルカメラの電源をスイッチによりオフ
にした後に、再度、同一の動画像を再生する際に、再生
開始位置を保持した再生位置から再生を行うことができ
る。
【0014】また、保持した静止画像の再生位置から再
生画像として動画像の自動再生を行うことができる。例
えば、予め再生位置が保持されている動画像の途中の静
止画像の再生や、複数枚の静止画像の再生のうちの予め
再生位置が保持されている1枚の静止画像に対する再生
位置から動画像の再生を行うことができる。これによ
り、保持した静止画像の再生位置から再生画像として動
画像の自動再生を行う際において、一時停止状態でのデ
ィジタルカメラの電源をスイッチによりオフにした後
に、再度、同一の動画像を再生する際に、再生開始位置
を保持した再生位置から再生を行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照しながら説明する。図1は、本実施の形態に適
用されるディジタルカメラの構成を示すブロック図であ
る。図1において、ディジタルカメラ1は、記録系とし
て、本体に着脱可能に設けられた外部記録媒体16に画
像データを分散または部分的に連続して記録するための
処理をすると共に、外部記録媒体16に分散または部分
的に連続して記録された画像データを読み出すためのつ
なぎ合わせの処理をするメディア処理部2と、各種入力
操作が可能な操作部3と、各部の動作の制御を司るCP
U(Central Processing Uni
t)4と、静止画像または動画像の再生位置を保持する
不揮発性記録媒体であるEEPROM(Electro
nical Erasable Programabl
e Read OnlyMemory)8と、画像デー
タを記録する内部記録媒体5と、静止画の場合にはJP
EG(Joint Photograph Exper
ts Group)方式、動画像の場合にはMPEG
(Moving Picture Exerts Gr
oup)方式で、画像データの圧縮処理または伸張処理
を行う画像処理部6とを有して構成される。
【0016】また、ディジタルカメラ1は、表示系とし
て、ディジタルの画像データをアナログ信号に変換し
て、輝度信号および色差信号またはR,G,B信号を生
成して表示処理をする信号処理部7と、外部モニタ17
に輝度信号および色差信号により画像を表示させるため
の駆動をするビデオ出力処理部9と、LCD(Liqu
id Crystal Display)13にR,
G,B信号により画像を表示させるための駆動をする
R,G,B処理部10と、LCD13とを有して構成さ
れる。
【0017】また、ディジタルカメラ1は、撮像系とし
て、カメラ部の被写体の反射光を集光するレンズ12
と、静止画像または動画像の撮像信号を出力する固体撮
像素子であるCCD(Charge Coupled
Device)11と、撮像信号の処理を行う信号処理
部7と、を有して構成される。
【0018】また、ディジタルカメラ1は、電源電圧系
として、各部に電源電圧を供給する電源14と、電源1
4の動作のオンまたはオフの操作を可能にする電源スイ
ッチ15とを有して構成される。
【0019】なお、撮像系は、例えば、静止画像の撮像
においては全画素読み出して、30万画素対応VGA
(Video Graphics Array),80
万画素対応XGA(Extended Graphic
s Array)または130万画素対応SXGA(S
uper XGA)方式で撮像し、動画像の撮像におい
てはインターレース読み出しで、40万画素対応NTS
C(Naional Televsion Syste
m Standard)または200万画素対応HDT
V(High Definition Televsi
on)方式で撮像するようにしてもよい。
【0020】なお、内部記録媒体5はフラッシュメモリ
またはハードディスクで構成し、外部記録媒体16は多
ピン表面を本体側のコネクタに接触することにより着脱
可能な板状フラッシュメモリ、または書き換え可能なデ
ィスク状記録媒体で構成するようにしてもよい。
【0021】まず、このように構成されたディジタルカ
メラの通常の動作を説明する。撮像系において、レンズ
12を介してCCD11により被写体の撮像が行われ、
CCD11からの撮像信号は信号処理部7により、CD
S(相関二重サンプリング)、AGC(自動利得制
御)、ADC(アナログ/ディジタル変換)が行われ、
ディジタル信号になる。
【0022】さらに、このディジタル信号は、信号処理
部7により、色分離、ガンマ補正、輪郭補償などの信号
処理が施された後、記録系において、画像処理部6で情
報量を圧縮されて所望の記録フォーマットの画像データ
信号に変換されて、内部記録媒体5に記録され、または
メディア処理部2により記録媒体適応の処理を施され
て、外部記録媒体16に記録される。
【0023】一方、内部記録媒体5または外部記録媒体
16に記録された画像データを読み出して、画像処理部
6で情報量を伸張されて、表示系において、信号処理部
7によりディジタルの画像データをアナログ信号に変換
して、輝度信号および色差信号またはR,G,B信号を
生成して表示処理をする。ビデオ出力処理部9において
輝度信号および色差信号により画像を表示させるための
駆動をした後に外部モニタ17に画像を表示させる。ま
たは、R,G,B処理部10においてR,G,B信号に
より画像を表示させるための駆動をした後にLCD13
に画像を表示させる。
【0024】図2に本実施の形態に適用されるディジタ
ルカメラの機能ブロック図を示す。図2において、記録
媒体21は図1に示した内部記録媒体5または外部記録
媒体16に対応し、再生手段22は図1に示したCPU
4、画像処理部6、信号処理部7およびビデオ出力処理
部9またはR,G,B処理部10に対応し、表示手段2
3は図1に示したLCD13または外部モニタ17に対
応し、再生画像選択手段24は図1に示した操作部3お
よびCPU4に対応し、再生位置保持手段25は図1に
示したEEPROM8に対応し、クリア手段27は図1
に示したCPU4に対応し、再生位置選択手段26は図
1に示した操作部3およびCPU4に対応する。
【0025】このディジタルカメラの機能ブロックは、
記録媒体21としての内部記録媒体または着脱可能な外
部記録媒体に記録された動画像または静止画像を再生手
段22により再生して表示手段23としての内部表示手
段または外部表示手段に表示する再生装置において、適
用される。
【0026】このディジタルカメラの機能ブロックは、
記録媒体21としての内部記録媒体または外部記録媒体
に記録された動画像または静止画像のファイル名を読み
出して表示する表示手段23と、表示手段23により表
示されたファイル名を元に、記録媒体21としての内部
記録媒体または外部記録媒体に記録された再生すべき動
画像または静止画像を選択する再生画像選択手段24
と、再生手段22により再生中の動画像または静止画像
のファイル上の再生位置を保持し、保持された再生位置
から再生手段22により動画像または静止画像の再生を
行うことができる再生位置保持手段25とを備えたもの
である。
【0027】このように構成された図2に示す機能ブロ
ックの動作を説明する。再生手段22は記録媒体21か
ら静止画像または動画像の画像データのファイル情報C
1を読み出して、表示手段23に静止画像または動画像
の画像データのファイル情報の表示信号C2を供給し
て、表示手段23に静止画像または動画像の画像データ
のファイル情報を表示させる。
【0028】再生手段22は再生画像選択手段24に画
像選択信号C3を供給して、これに基づいて再生画像選
択手段24は表示手段23に画像選択決定信号C4を供
給して、表示手段23に表示された静止画像または動画
像の画像データのファイル情報の中から再生すべき画像
データのファイル情報を選択する。
【0029】再生手段22は再生中の静止画像または動
画像の画像データの再生位置C5を再生位置保持手段2
5に供給して、再生が終了するまで再生位置保持手段2
5に再生中の静止画像または動画像の画像データの再生
位置C5を上書きして順次保持させる。
【0030】再生手段22は再生位置保持手段25に保
持された静止画像または動画像の画像データの再生位置
C6を読み出して、再生位置C6から静止画像または動
画像の画像データの再生を開始する。
【0031】このとき、再生手段22は再生位置選択手
段26に選択信号C7を供給して、再生位置選択手段2
6からの再生位置読み出し信号C8により上述と同様に
再生位置保持手段25に保持された静止画像または動画
像の画像データの再生位置C6を読み出す場合と、再生
位置選択手段26からの先頭読み出し信号C9によりク
リア手段27からクリア信号C10を再生位置保持手段
25に供給して、再生位置保持手段25に保持された静
止画像または動画像の画像データの再生位置をクリアし
て、静止画像または動画像の先頭の画像データC6を読
み出す場合とを選択するようにしてもよい。
【0032】以下に、このように構成された本実施の形
態に適用されるディジタルカメラの動作を図3〜図6に
示すフローチャートを用いて説明する。図3は、インデ
ックス画像から再生画像を選ぶときの動作を示すフロー
チャートである。図3に示すフローチャートによる再生
方法は、内部記録媒体または着脱可能な外部記録媒体に
記録された動画像をインデックス画像から再生すべき画
像を選んで再生手段により再生して内部表示手段または
外部表示手段に表示する再生方法において、適用される
ものである。
【0033】ステップS1、ステップS3は、内部記録
媒体または外部記録媒体に記録された動画像のファイル
名を読み出してインデックス画像と共に表示するファイ
ル名表示ステップに対応し、ステップS6、ステップS
7は、ファイル名表示ステップにより表示されたインデ
ックス画像およびファイル名を元に、内部記録媒体また
は外部記録媒体に記録された再生すべき動画像を選択す
る再生画像選択ステップに対応し、ステップS4、ステ
ップS5、ステップS6は、再生画像選択ステップによ
り選択された動画像の各画像と、予め保持された再生位
置の画像とが一致したときに、再生位置から再生手段に
より動画像の再生を行う再生位置設定ステップに対応
し、ステップS11は、再生手段により再生中の動画像
のファイル上の再生位置を再生手段による再生の終了ま
で順次上書きして保持する再生位置保持ステップに対応
する。
【0034】図3において、ステップS1で、画像を読
み込む。具体的には、まず、始めにCPU4は初期値の
代入やメモリ容量の検査などのシステム上必要な初期化
処理を行う。初期化処理が終了すると、CPU4は外部
記録媒体16および内部記録媒体5に記録されているイ
ンデックス画像のための画像ファイルの情報を取得す
る。
【0035】ここで、図7はデータ領域のツリー構造を
示す図であり、ディレクトリDCIM71の下にディレ
クトリ100****72があり、ディレクトリ100
****72には、静止画像ファイル***.jpg7
3、動画像ファイル***.mpg74、・・・が格納
されている。また、図8は画像ファイル情報を示す図で
あり、画像ファイル情報は、JPEG方式による静止画
像またはMPEG方式による動画像の別を示す画像ファ
イル情報81と、静止画像ファイル***.jpg73
または動画像ファイル***.mpg74で示す画像フ
ァイル名82と、画像ファイルのサイズを示す画像サイ
ズ83とを有して構成される。
【0036】ステップS2で、インデックス画像の画像
を伸張する。具体的には、CPU4は、必要なインデッ
クス画像のファイル情報を取得し終わると、画像処理部
6により静止画像はJPEG方式でインデックス画像の
解像度となるように伸張処理し、動画像はMPEG方式
でインデックス画像の解像度となるように伸張処理をす
る。
【0037】ステップS3で、各インデックス画像の先
頭画像を表示する。具体的には、CPU4はインデック
ス画像と共にインデックス画像のファイル名をLCD1
3または外部モニタ17に表示する。次に、使用者は操
作部3を入力操作し、LCD13または外部モニタ17
に表示されたインデックス画像およびインデックス画像
のファイル名を元に、自動再生したい画像を選択する。
【0038】ステップS4で、表示画像と保持した画像
は一致するか否かを判断する。具体的には、CPU4
は、選択されたインデックス画像の画像ファイルの表示
画像の再生位置と後述するステップS11で予めEEP
ROM8に保持されている再生すべき画像の再生位置と
が一致するか否かを判断する。ここで、図2において説
明したように、保持した再生位置と先頭位置とを使用者
が選択することができる。
【0039】ここで、図9は、外部記録媒体16上の画
像に対する再生位置情報を示す図であり、外部記録媒体
16上の画像に対する再生位置情報は、画像ファイル名
91と、画像サイズ92と、格納ディレクトリの先頭ク
ラスタ番号93と、ファイルの先頭クラスタ番号94
と、再生順序95とを有して構成される。
【0040】また、図10は、内部記録媒体5上の画像
に対する再生位置情報を示す図であり、内部記録媒体5
上の画像に対する再生位置情報は、画像ファイル名10
1と、画像サイズ102と、格納領域の先頭アドレス1
03と、再生順序104とを有して構成される。
【0041】なお、例えば、静止画像の場合にはタイム
コードにより、動画像の場合にはMPEG方式のIピク
チャを用いて表示されている画像データの元のデータの
位置を保持しておいて、上述した画像の一致の判断をす
るようにしてもよい。
【0042】ステップS4で表示画像と保持した画像が
一致したときは、ステップS5で、再生開始位置を設定
する。具体的には、CPU4は、予めEEPROM8に
保持されている再生すべき画像の再生位置として、図9
に示す外部記録媒体16上の画像に対する再生位置情報
に対しては、画像ファイル名91と、画像サイズ92
と、格納ディレクトリの先頭クラスタ番号93と、ファ
イルの先頭クラスタ番号94と、再生順序95の外部記
録媒体16上の画像に対する再生位置情報を設定し、図
10に示す内部記録媒体5上の画像に対する再生位置情
報に対しては、画像ファイル名101と、画像サイズ1
02と、格納領域の先頭アドレス103と、再生順序1
04の内部記録媒体5上の画像に対する再生位置情報を
設定する。
【0043】ステップS6で、再生するか否かを判断す
る。具体的には、CPU4は、設定された再生位置情報
に基づく画像の再生を行うか否かを判断する。ステップ
S6で画像を再生するときはステップS8へ進み、ステ
ップS6で画像を再生しないときはステップS7へ進
む。
【0044】ステップS4で表示画像と保持した画像が
一致しないときは、ステップS6で再生を行わないで、
ステップS7で、次画像の読み込みを行う。具体的に
は、CPU4は、外部記録媒体16および内部記録媒体
5に記録されているインデックス画像の取得されている
画像ファイルの次画像の情報を読み出す。ステップS7
で次画像の読み込みを行った後には、ステップS2へ戻
って、ステップS2〜ステップS6までの処理および判
断を繰り返す。
【0045】ステップS4で表示画像と保持した画像が
一致したときは、ステップS6で再生を行うので、ステ
ップS8で、再生画像の画像の読み込みを行う。具体的
には、CPU4は、インデックス画像から再生画像およ
び再生位置の選択処理が終了すると、CPU4は外部記
録媒体16および内部記録媒体5に記録されている再生
画像のための画像ファイルの情報を取得する。
【0046】ステップS9で、再生画像の画像を伸張す
る。具体的には、CPU4は、必要な再生画像のファイ
ル情報を取得し終わると、画像処理部6により静止画像
はJPEG方式で再生画像の解像度となるように伸張処
理し、動画像はMPEG方式で再生画像の解像度となる
ように伸張処理をする。CPU4は、画像処理部6によ
り伸張処理した画像データを内部記録媒体5に記録す
る。伸張処理が終了すると、画像処理部6はCPU4に
処理終了を通知する。
【0047】ステップS10で、再生画像を表示する。
具体的には、伸張処理の終了通知を受け取ったCPU4
は、画像処理部6により伸張処理された静止画像または
動画像の再生画像を読み込み、信号処理部7、R,G,
B処理部10またはビデオ出力処理部9を経由してLC
D13または外部モニタ17に表示する。
【0048】ステップS11で、再生位置を保持する。
具体的には、次に、使用者はLCD13または外部モニ
タ17に表示された再生画像を元に、操作部3を入力操
作し、CPU4は、自動再生したい画像の再生位置とし
て、図9に示す外部記録媒体16上の画像に対する再生
位置情報に対しては、画像ファイル名91と、画像サイ
ズ92と、格納ディレクトリの先頭クラスタ番号93
と、ファイルの先頭クラスタ番号94と、再生順序95
の外部記録媒体16上の画像に対する再生位置情報を選
択してEEPROM8に保持し、図10に示す内部記録
媒体5上の画像に対する再生位置情報に対しては、画像
ファイル名101と、画像サイズ102と、格納領域の
先頭アドレス103と、再生順序104の内部記録媒体
5上の画像に対する再生位置情報を選択してEEPRO
M8に保持する。
【0049】ステップS12で、再生を終了するか否か
を判断する。具体的には、CPU4は、画像の再生を終
了するか否かを判断する。ステップS12で画像の再生
を終了するときは終了し、ステップS12で画像の再生
を終了しないときはステップS8へ戻って、ステップS
8〜ステップS12までの処理および判断を繰り返す。
【0050】このようにして、初期化動作の後に表示さ
れるインデックス画像から再生画像を選んで、予め保持
された再生位置から再生画像の自動再生を行うことがで
きる。これにより、インデックス画像から再生画像を選
んで、予め保持された再生位置から再生画像の自動再生
を行う際において、一時停止状態でのディジタルカメラ
1の電源14をスイッチ15によりオフにした後に、再
度、同一の動画像を再生する際に、再生開始位置を保持
した再生位置から、または先頭からとを使用者が選択し
て再生を行うことができる。
【0051】図4は、保持した動画像の再生位置から動
画像を再生するときの動作を示すフローチャートであ
る。図4に示すフローチャートによる再生方法は、内部
記録媒体または着脱可能な外部記録媒体に記録された動
画像を予め保持された動画像の再生位置から再生手段に
より再生して内部表示手段または外部表示手段に表示す
る再生方法において、適用されるものである。
【0052】ステップS21は、予め保持された再生す
べき動画像の再生位置を取得する再生位置取得ステップ
に対応し、ステップS24、ステップS28は、内部記
録媒体または外部記録媒体に記録された動画像のうちか
ら、再生位置取得ステップにより取得された再生すべき
再生位置の動画像を読み出して表示する動画像表示ステ
ップに対応し、ステップS29は、再生手段により再生
中の動画像のファイル上の再生位置を再生手段による再
生の終了まで順次上書きして保持する再生位置保持ステ
ップに対応する。
【0053】ステップS21で予め保持した再生位置を
取得する。具体的には、CPU4は、予めEEPROM
8に保持されている再生すべき画像の再生位置として、
図9に示す外部記録媒体16上の画像に対する再生位置
情報に対しては、画像ファイル名91と、画像サイズ9
2と、格納ディレクトリの先頭クラスタ番号93と、フ
ァイルの先頭クラスタ番号94と、再生順序95の外部
記録媒体16上の画像に対する再生位置情報を取得し、
図10に示す内部記録媒体5上の画像に対する再生位置
情報に対しては、画像ファイル名101と、画像サイズ
102と、格納領域の先頭アドレス103と、再生順序
104の内部記録媒体5上の画像に対する再生位置情報
を取得する。ここで、図2において説明したように、保
持した再生位置と先頭位置とを使用者が選択することが
できる。
【0054】ステップS22で、保持した位置の画像を
読み込む。具体的には、処理が終了すると、CPU4は
外部記録媒体16および内部記録媒体5に記録されてい
るインデックス画像のための画像ファイルとして、図7
におけるデータ領域のツリー構造を示す図において、デ
ィレクトリDCIM71の下のディレクトリ100**
**72に設けられた、静止画像ファイル***.jp
g73、動画像ファイル***.mpg74、・・・の
情報を取得する。取得した画像ファイル情報は、図8に
おいて画像ファイル情報を示すように、JPEG方式に
よる静止画像またはMPEG方式による動画像の別を示
す画像ファイル情報81と、静止画像ファイル***.
jpg73または動画像ファイル***.mpg74で
示す画像ファイル名82と、画像ファイルのサイズを示
す画像サイズ83とが記載されている。
【0055】ステップS23で、読み込んだ再生画像を
伸張する。具体的には、CPU4は、予めEEPROM
8に保持されている再生すべき画像の再生位置の取得処
理が終了すると、CPU4は、画像処理部6により連続
再生となる静止画像はJPEG方式で再生画像の解像度
となるように伸張処理し、動画像はMPEG方式で再生
画像の解像度となるように伸張処理をする。
【0056】ステップS24で、読み込んだ再生画像を
表示する。具体的には、CPU4は再生画像をLCD1
3または外部モニタ17に表示する。
【0057】ステップS25で、再生するか否かを判断
する。具体的には、CPU4は、保持された再生位置情
報に基づく画像の再生を行うか否かを判断する。ステッ
プS25で画像を再生するときはステップS26へ進
み、ステップS25で画像を再生しないときは終了す
る。
【0058】ステップS25で再生を行うときは、ステ
ップS26で、再生画像の画像の読み込みを行う。具体
的には、CPU4は、再生画像および再生位置の選択処
理が終了すると、CPU4は外部記録媒体16および内
部記録媒体5に記録されている再生画像のための画像フ
ァイルの情報を取得する。
【0059】ステップS27で、再生画像の画像を伸張
する。具体的には、CPU4は、必要な再生画像のファ
イル情報を取得し終わると、画像処理部6により連続再
生となる静止画像はJPEG方式で再生画像の解像度と
なるように伸張処理し、動画像はMPEG方式で再生画
像の解像度となるように伸張処理をする。CPU4は、
画像処理部6により伸張処理した画像データを内部記録
媒体5に記録する。伸張処理が終了すると、画像処理部
6はCPU4に処理終了を通知する。
【0060】ステップS28で、再生画像を表示する。
具体的には、伸張処理の終了通知を受け取ったCPU4
は、画像処理部6により伸張処理された静止画像または
動画像の再生画像を読み込み、信号処理部7、R,G,
B処理部10またはビデオ出力処理部9を経由してLC
D13または外部モニタ17に表示する。
【0061】ステップS29で、再生位置を保持する。
具体的には、次に、使用者はLCD13または外部モニ
タ17に表示された再生画像を元に、操作部3を入力操
作し、CPU4は、自動再生したい画像の再生位置とし
て、図9に示す外部記録媒体16上の画像に対する再生
位置情報に対しては、画像ファイル名91と、画像サイ
ズ92と、格納ディレクトリの先頭クラスタ番号93
と、ファイルの先頭クラスタ番号94と、再生順序95
の外部記録媒体16上の画像に対する再生位置情報を選
択してEEPROM8に保持し、図10に示す内部記録
媒体5上の画像に対する再生位置情報に対しては、画像
ファイル名101と、画像サイズ102と、格納領域の
先頭アドレス103と、再生順序104の内部記録媒体
5上の画像に対する再生位置情報を選択してEEPRO
M8に保持する。
【0062】ステップS30で、再生を終了するか否か
を判断する。具体的には、CPU4は、画像の再生を終
了するか否かを判断する。ステップS30で画像の再生
を終了するときは終了し、ステップS30で画像の再生
を終了しないときはステップS26へ戻って、ステップ
S26〜ステップS30までの処理および判断を繰り返
す。
【0063】このようにして、記録または再生などの動
作の後に、保持した動画像の再生位置から連続再生とな
る静止画または動画像の自動再生を行うことができる。
これにより、保持した動画像の再生位置から連続再生と
なる静止画または動画像の自動再生を行う際において、
一時停止状態でのディジタルカメラ1の電源14をスイ
ッチ15によりオフにした後に、再度、同一の動画像を
再生する際に、再生開始位置を保持した再生位置から、
または先頭からとを使用者が選択して再生を行うことが
できる。
【0064】図5は、静止画像の再生から動画像を再生
するときの動作を示すフローチャートである。図5に示
すフローチャートによる再生方法は、内部記録媒体また
は着脱可能な外部記録媒体に記録された複数枚の静止画
像、または動画像の途中の静止画像から再生すべき動画
像を選んで再生手段により再生して内部表示手段または
外部表示手段に表示する再生方法において、適用される
ものである。
【0065】ステップS33は、内部記録媒体または外
部記録媒体に記録された画像のファイル名を読み出して
複数枚の静止画像、または動画像の途中の静止画像とと
もに表示する静止画像表示ステップに対応し、ステップ
S35、ステップS36は、静止画像表示ステップによ
り表示された静止画像およびファイル名を元に、内部記
録媒体または外部記録媒体に記録された再生すべき動画
像を選択する再生画像選択ステップに対応し、ステップ
S34は、静止画像表示ステップにより表示された静止
画像の再生位置を再生画像選択ステップによる再生すべ
き動画像の選択決定まで順次上書きして保持する静止画
像再生位置保持ステップに対応し、ステップS41は、
再生手段により静止画像の再生位置から動画像の再生を
開始して、再生中の動画像のファイル上の再生位置を再
生手段による再生の終了まで順次上書きして保持する動
画像再生位置保持ステップに対応する。
【0066】図5において、ステップS31で、画像を
読み込む。具体的には、まず、始めにCPU4は初期値
の代入やメモリ容量の検査などのシステム上必要な初期
化処理を行う。初期化処理が終了すると、CPU4は外
部記録媒体16および内部記録媒体5に記録されている
複数枚の静止画像の再生、または動画像の途中の静止画
像の再生から動画像の再生のための画像ファイルとし
て、図7におけるデータ領域のツリー構造を示す図にお
いて、ディレクトリDCIM71の下のディレクトリ1
00****72に設けられた、静止画像ファイル**
*.jpg73、動画像ファイル***.mpg74、
・・・の情報を取得する。取得した画像ファイル情報
は、図8において画像ファイル情報を示すように、JP
EG方式による静止画像またはMPEG方式による動画
像の別を示す画像ファイル情報81と、静止画像ファイ
ル***.jpg73または動画像ファイル***.m
pg74で示す画像ファイル名82と、画像ファイルの
サイズを示す画像サイズ83とが記載されている。
【0067】ステップS32で、再生画像の画像を伸張
する。具体的には、CPU4は、必要な再生画像のファ
イル情報を取得し終わると、画像処理部6により複数の
静止画像に対してはJPEG方式で、また動画像の途中
の静止画像に対してMPEG方式で再生画像の解像度と
なるように伸張処理をする。
【0068】ステップS33で、動画像の途中の静止画
像の画像を表示する。具体的には、CPU4は複数枚の
静止画像、または動画像の途中の静止画像をLCD13
または外部モニタ17に表示する。
【0069】ステップS34で、再生位置を保持する。
具体的には、次に、使用者はLCD13または外部モニ
タ17に表示された複数枚の静止画像、または動画像の
途中の静止画像の再生画像を元に、操作部3を入力操作
し、CPU4は、自動再生したい画像の再生位置とし
て、図9に示す外部記録媒体16上の画像に対する再生
位置情報に対しては、画像ファイル名91と、画像サイ
ズ92と、格納ディレクトリの先頭クラスタ番号93
と、ファイルの先頭クラスタ番号94と、再生順序95
の外部記録媒体16上の画像に対する再生位置情報を選
択してEEPROM8に保持し、図10に示す内部記録
媒体5上の画像に対する再生位置情報に対しては、画像
ファイル名101と、画像サイズ102と、格納領域の
先頭アドレス103と、再生順序104の内部記録媒体
5上の画像に対する再生位置情報を選択してEEPRO
M8に保持する。ここで、図2において説明したよう
に、保持した再生位置と先頭位置とを使用者が選択する
ことができる。
【0070】ステップS35で、表示画像の決定をする
か否かを判断する。具体的には、CPU4は、ステップ
S34で保持した複数枚の静止画像、または動画像の途
中の静止画像の画像ファイルの表示画像の再生位置と後
述するステップS41で予めEEPROM8に保持され
ている再生すべき画像の再生位置として、図9に示す外
部記録媒体16上の画像に対する再生位置情報に対して
は、画像ファイル名91と、画像サイズ92と、格納デ
ィレクトリの先頭クラスタ番号93と、ファイルの先頭
クラスタ番号94と、再生順序95の外部記録媒体16
上の画像に対する再生位置情報とが一致するか否かを判
断し、図10に示す内部記録媒体5上の画像に対する再
生位置情報に対しては、画像ファイル名101と、画像
サイズ102と、格納領域の先頭アドレス103と、再
生順序104の内部記録媒体5上の画像に対する再生位
置情報とが一致するか否かを判断する。
【0071】ステップS37で、静止画か否かを判断す
る。具体的には、CPU4は、静止画像の再生から動画
像の再生を行うか否かを判断する。ステップS37で静
止画像の再生から動画像の再生を行うときはステップS
38へ進み、ステップS37で画像を再生しないときは
終了する。
【0072】ステップS35で表示画像の決定をしない
ときは、ステップS36で、次画像の読み込みを行う。
具体的には、CPU4は、外部記録媒体16および内部
記録媒体5に記録されている動画像の途中の静止画像の
取得されている画像ファイルの次画像の情報を読み出
す。ステップS36で次画像の読み込みを行った後に
は、ステップS32へ戻って、ステップS32〜ステッ
プS35までの処理および判断を繰り返す。
【0073】ステップS37で静止画像の再生から動画
像の再生を行うときは、ステップS38で、再生画像の
画像の読み込みを行う。具体的には、CPU4は、複数
枚の静止画像、または動画像の途中の静止画像から再生
画像および再生位置の選択処理が終了すると、CPU4
は外部記録媒体16および内部記録媒体5に記録されて
いる再生画像である動画像の再生のための画像ファイル
の情報を取得する。
【0074】ステップS39で、再生画像の画像を伸張
する。具体的には、CPU4は、必要な再生画像である
動画像の再生のためのファイル情報を取得し終わると、
画像処理部6により動画像に対してMPEG方式で再生
画像の解像度となるように伸張処理をする。CPU4
は、画像処理部6により伸張処理した画像データを内部
記録媒体5に記録する。伸張処理が終了すると、画像処
理部6はCPU4に処理終了を通知する。
【0075】ステップS40で、再生画像を表示する。
具体的には、伸張処理の終了通知を受け取ったCPU4
は、画像処理部6により伸張処理された動画像の再生画
像を読み込み、信号処理部7、R,G,B処理部10ま
たはビデオ出力処理部9を経由してLCD13または外
部モニタ17に表示する。
【0076】ステップS41で、再生位置を保持する。
具体的には、次に、使用者はLCD13または外部モニ
タ17に表示された再生画像を元に、操作部3を入力操
作し、CPU4は、自動再生したい画像の再生位置とし
て、図9に示す外部記録媒体16上の画像に対する再生
位置情報に対しては、画像ファイル名91と、画像サイ
ズ92と、格納ディレクトリの先頭クラスタ番号93
と、ファイルの先頭クラスタ番号94と、再生順序95
の外部記録媒体16上の画像に対する再生位置情報を選
択してEEPROM8に保持し、図10に示す内部記録
媒体5上の画像に対する再生位置情報に対しては、画像
ファイル名101と、画像サイズ102と、格納領域の
先頭アドレス103と、再生順序104の内部記録媒体
5上の画像に対する再生位置情報を選択してEEPRO
M8に保持する。ここで、図2において説明したよう
に、保持した再生位置と先頭位置とを使用者が選択する
ことができる。
【0077】ステップS42で、再生を終了するか否か
を判断する。具体的には、CPU4は、画像の再生を終
了するか否かを判断する。ステップS42で画像の再生
を終了するときは終了し、ステップS42で画像の再生
を終了しないときはステップS38へ戻って、ステップ
S38〜ステップS42までの処理および判断を繰り返
す。
【0078】このようにして、静止画像から再生画像を
選んで、予め保持された再生位置から再生画像として動
画像の自動再生を行うことができる。例えば、動画像の
途中の静止画像の再生や、複数枚の静止画像のスライド
ショーを行っていて、このうちの1枚の静止画像に対す
る再生位置から動画像の再生を行うことができる。これ
により、静止画像から再生画像を選んで、予め保持され
た再生位置から再生画像として動画像の自動再生を行う
際において、一時停止状態でのディジタルカメラ1の電
源14をスイッチ15によりオフにした後に、再度、同
一の動画像を再生する際に、再生開始位置を保持した再
生位置から、または先頭からとを使用者が選択して再生
を行うことができる。
【0079】図6は、保持した静止画像の再生位置から
動画像を再生するときの動作を示すフローチャートであ
る。図6に示すフローチャートによる再生方法は、内部
記録媒体または着脱可能な外部記録媒体に記録された動
画像を予め保持された複数枚の静止画像、または動画像
の途中の静止画像の再生位置から再生手段により再生し
て内部表示手段または外部表示手段に表示する再生方法
において、適用されるものである。
【0080】ステップS51は、予め保持された再生す
べき動画像の途中の静止画像の再生位置を取得する再生
位置取得ステップに対応し、ステップS54は、内部記
録媒体または外部記録媒体に記録された複数枚の静止画
像、または動画像の途中の静止画像のうちから、再生位
置取得ステップにより取得された再生すべき再生位置の
複数枚の静止画像、または動画像の途中の静止画像を読
み出して表示する静止画像表示ステップに対応し、ステ
ップS59は、再生手段により静止画像の再生位置から
動画像の再生を開始して、再生中の動画像のファイル上
の再生位置を再生手段による再生の終了まで順次上書き
して保持する再生位置保持ステップに対応する。
【0081】ステップS51で予め保持した再生位置を
取得する。具体的には、CPU4は、予めEEPROM
8に保持されている再生すべき画像の再生位置として、
図9に示す外部記録媒体16上の画像に対する再生位置
情報に対しては、画像ファイル名91と、画像サイズ9
2と、格納ディレクトリの先頭クラスタ番号93と、フ
ァイルの先頭クラスタ番号94と、再生順序95の外部
記録媒体16上の画像に対する再生位置情報を取得し、
図10に示す内部記録媒体5上の画像に対する再生位置
情報に対しては、画像ファイル名101と、画像サイズ
102と、格納領域の先頭アドレス103と、再生順序
104の内部記録媒体5上の画像に対する再生位置情報
を取得する。ここで、図2において説明したように、保
持した再生位置と先頭位置とを使用者が選択することが
できる。
【0082】ステップS52で、保持した位置の画像を
読み込む。具体的には、再生画像の再生位置情報の取得
処理が終了すると、CPU4は外部記録媒体16および
内部記録媒体5に記録されている再生画像のための画像
ファイルとして、図7におけるデータ領域のツリー構造
を示す図において、ディレクトリDCIM71の下のデ
ィレクトリ100****72に設けられた、静止画像
ファイル***.jpg73、動画像ファイル***.
mpg74、・・・の情報を取得する。取得した画像フ
ァイル情報は、図8において画像ファイル情報を示すよ
うに、JPEG方式による静止画像またはMPEG方式
による動画像の別を示す画像ファイル情報81と、静止
画像ファイル***.jpg73または動画像ファイル
***.mpg74で示す画像ファイル名82と、画像
ファイルのサイズを示す画像サイズ83とが記載されて
いる。
【0083】ステップS53で、読み込み画像の画像を
伸張する。具体的には、CPU4は、保持した再生位置
の画像のファイル情報を取得し終わると、画像処理部6
により複数枚の静止画像に対してJPEG方式で、また
は動画像の途中の静止画像に対してMPEG方式で再生
画像の解像度となるように伸張処理をする。
【0084】ステップS54で、動画像の途中の静止画
像の画像を表示する。具体的には、CPU4は複数枚の
静止画像、または動画像の途中の静止画像をLCD13
または外部モニタ17に表示する。
【0085】ステップS55で、静止画か否かを判断す
る。具体的には、CPU4は、静止画像の再生から動画
像の再生を行うか否かを判断する。ステップS55で静
止画像の再生から動画像の再生を行うときはステップS
56へ進み、ステップS55で画像を再生しないときは
終了する。
【0086】ステップS55で静止画像の再生から動画
像の再生を行うときは、ステップS56で、再生画像の
画像の読み込みを行う。具体的には、CPU4は、複数
枚の静止画像動、または動画像の途中の静止画像から再
生画像および再生位置の選択処理が終了すると、CPU
4は外部記録媒体16および内部記録媒体5に記録され
ている再生画像である動画像の再生のための画像ファイ
ルの情報を取得する。
【0087】ステップS57で、再生画像の画像を伸張
する。具体的には、CPU4は、必要な再生画像である
動画像の再生のためのファイル情報を取得し終わると、
画像処理部6により動画像に対してMPEG方式で再生
画像の解像度となるように伸張処理をする。CPU4
は、画像処理部6により伸張処理した画像データを内部
記録媒体5に記録する。伸張処理が終了すると、画像処
理部6はCPU4に処理終了を通知する。
【0088】ステップS58で、再生画像を表示する。
具体的には、伸張処理の終了通知を受け取ったCPU4
は、画像処理部6により伸張処理された動画像の再生画
像を読み込み、信号処理部7、R,G,B処理部10ま
たはビデオ出力処理部9を経由してLCD13または外
部モニタ17に表示する。
【0089】ステップS59で、再生位置を保持する。
具体的には、次に、使用者はLCD13または外部モニ
タ17に表示された再生画像を元に、操作部3を入力操
作し、CPU4は、自動再生したい画像の再生位置とし
て、図9に示す外部記録媒体16上の画像に対する再生
位置情報に対しては、画像ファイル名91と、画像サイ
ズ92と、格納ディレクトリの先頭クラスタ番号93
と、ファイルの先頭クラスタ番号94と、再生順序95
の外部記録媒体16上の画像に対する再生位置情報を選
択してEEPROM8に保持し、図10に示す内部記録
媒体5上の画像に対する再生位置情報に対しては、画像
ファイル名101と、画像サイズ102と、格納領域の
先頭アドレス103と、再生順序104の内部記録媒体
5上の画像に対する再生位置情報を選択してEEPRO
M8に保持する。ここで、図2において説明したよう
に、保持した再生位置と先頭位置とを使用者が選択する
ことができる。
【0090】ステップS60で、再生を終了するか否か
を判断する。具体的には、CPU4は、画像の再生を終
了するか否かを判断する。ステップS60で画像の再生
を終了するときは終了し、ステップS60で画像の再生
を終了しないときはステップS56へ戻って、ステップ
S56〜ステップS60までの処理および判断を繰り返
す。
【0091】このようにして、保持した静止画像の再生
位置から再生画像として動画像の自動再生を行うことが
できる。例えば、予め再生位置が保持されている動画像
の途中の静止画像の再生や、複数枚の静止画像のスライ
ドショーのうちの予め再生位置が保持されている1枚の
静止画像に対する再生位置から動画像の再生を行うこと
ができる。これにより、保持した静止画像の再生位置か
ら再生画像として動画像の自動再生を行う際において、
一時停止状態でのディジタルカメラ1の電源14をスイ
ッチ15によりオフにした後に、再度、同一の動画像を
再生する際に、再生開始位置を保持した再生位置から、
または先頭からとを使用者が選択して再生を行うことが
できる。
【0092】なお、上述した実施の形態では、本発明を
ディジタルカメラに適用した例を示したが、これに限ら
ず、上述した構成および動作により画像を再生する他の
電子機器に適用することができる。
【0093】
【発明の効果】この発明の再生装置は、内部記録媒体ま
たは着脱可能な外部記録媒体に記録された動画像または
静止画像を再生手段により再生して内部表示手段または
外部表示手段に表示する再生装置において、上記内部記
録媒体または上記外部記録媒体に記録された動画像また
は静止画像のファイル名を読み出して表示するファイル
名表示手段と、上記ファイル名表示手段により表示され
たファイル名を元に、上記内部記録媒体または上記外部
記録媒体に記録された再生すべき動画像または静止画像
を選択する再生画像選択手段と、上記再生手段により再
生中の動画像または静止画像のファイル上の再生位置を
保持し、保持された上記再生位置から上記再生手段によ
り動画像または静止画像の再生を行うことができる再生
位置保持手段とを備えたので、保持した静止画像の再生
位置から再生画像として動画像の自動再生を行う際にお
いて、一時停止状態での再生装置の電源をスイッチによ
りオフにした後に、再度、同一の動画像を再生する際
に、再生開始位置を保持した再生位置から再生を行うこ
とができ、再生の際の操作性を向上させることができる
という効果を奏する。
【0094】また、この発明の再生装置は、上述におい
て、上記再生位置保持手段に保持された上記再生位置を
クリアするクリア手段と、上記再生位置保持手段に保持
された上記再生位置から上記再生手段により動画像また
は静止画像の再生を行う場合と、上記再生位置保持手段
に保持された上記再生位置を上記クリア手段によりクリ
アし、上記ファイルの先頭から上記再生手段により動画
像または静止画像の再生を行う場合とを選択する再生画
像選択手段を備えたので、再生開始位置を保持した再生
位置から、または先頭からとを使用者が選択して再生を
行うことができるという効果を奏する。
【0095】また、この発明の再生装置は、上述におい
て、上記再生位置保持手段に保持される上記再生位置
は、順次上書きされるので、再生の終了位置から次回の
再生を自動的に行うことができるという効果を奏する。
【0096】また、この発明の再生方法は、内部記録媒
体または着脱可能な外部記録媒体に記録された動画像を
インデックス画像から再生すべき画像を選んで再生手段
により再生して内部表示手段または外部表示手段に表示
する再生方法において、上記内部記録媒体または上記外
部記録媒体に記録された動画像のファイル名を読み出し
てインデックス画像と共に表示するファイル名表示ステ
ップと、上記ファイル名表示ステップにより表示された
インデックス画像およびファイル名を元に、上記内部記
録媒体または上記外部記録媒体に記録された再生すべき
動画像を選択する再生画像選択ステップと、上記再生画
像選択ステップにより選択された動画像の各画像と、予
め保持された再生位置の画像とが一致したときに、上記
再生位置から上記再生手段により動画像の再生を行う再
生位置設定ステップと、上記再生手段により再生中の動
画像のファイル上の再生位置を上記再生手段による再生
の終了まで順次上書きして保持する再生位置保持ステッ
プとを備えたので、初期化動作の後に表示されるインデ
ックス画像から再生画像を選んで、予め保持された再生
位置から再生画像の自動再生を行うことができ、これに
より、インデックス画像から再生画像を選んで、予め保
持された再生位置から再生画像の自動再生を行う際にお
いて、一時停止状態での再生装置の電源をスイッチによ
りオフにした後に、再度、同一の動画像を再生する際
に、再生開始位置を保持した再生位置から、または先頭
からとを使用者が選択して再生を行うことができるとい
う効果を奏する。
【0097】また、この発明の再生方法は、内部記録媒
体または着脱可能な外部記録媒体に記録された動画像を
予め保持された動画像の再生位置から再生手段により再
生して内部表示手段または外部表示手段に表示する再生
方法において、予め保持された再生すべき動画像の再生
位置を取得する再生位置取得ステップと、上記内部記録
媒体または上記外部記録媒体に記録された動画像のうち
から、上記再生位置取得ステップにより取得された再生
すべき上記再生位置の動画像を読み出して表示する動画
像表示ステップと、上記再生手段により再生中の動画像
のファイル上の再生位置を上記再生手段による再生の終
了まで順次上書きして保持する再生位置保持ステップと
を備えたので、記録または再生などの動作の後に、保持
した動画像の再生位置から連続再生となる静止画または
動画像の自動再生を行うことができ、これにより、保持
した動画像の再生位置から連続再生となる静止画または
動画像の自動再生を行う際において、一時停止状態での
再生装置の電源をスイッチによりオフにした後に、再
度、同一の動画像を再生する際に、再生開始位置を保持
した再生位置から再生を行うことができるという効果を
奏する。
【0098】また、この発明の再生方法は、内部記録媒
体または着脱可能な外部記録媒体に記録された複数枚の
静止画像、または動画像の途中の静止画像から再生すべ
き動画像を選んで再生手段により再生して内部表示手段
または外部表示手段に表示する再生方法において、上記
内部記録媒体または上記外部記録媒体に記録された画像
のファイル名を読み出して複数枚の静止画像、または動
画像の途中の静止画像とともに表示する静止画像表示ス
テップと、上記静止画像表示ステップにより表示された
静止画像およびファイル名を元に、上記内部記録媒体ま
たは上記外部記録媒体に記録された再生すべき動画像を
選択する再生画像選択ステップと、上記静止画像表示ス
テップにより表示された静止画像の再生位置を上記再生
画像選択ステップによる再生すべき動画像の選択決定ま
で順次上書きして保持する静止画像再生位置保持ステッ
プと、上記再生手段により上記静止画像の再生位置から
動画像の再生を開始して、再生中の動画像のファイル上
の再生位置を上記再生手段による再生の終了まで順次上
書きして保持する動画像再生位置保持ステップとを備え
たので、静止画像から再生画像を選んで、予め保持され
た再生位置から再生画像として動画像の自動再生を行う
ことができ、例えば、動画像の途中の静止画像の再生
や、複数枚の静止画像の再生を行っていて、このうちの
1枚の静止画像に対する再生位置から動画像の再生を行
うことができ、これにより、静止画像から再生画像を選
んで、予め保持された再生位置から再生画像として動画
像の自動再生を行う際において、一時停止状態での再生
装置の電源をスイッチによりオフにした後に、再度、同
一の動画像を再生する際に、再生開始位置を保持した再
生位置から再生を行うことができるという効果を奏す
る。
【0099】また、この発明の再生方法は、内部記録媒
体または着脱可能な外部記録媒体に記録された動画像を
予め保持された複数枚の静止画像、または動画像の途中
の静止画像の再生位置から再生手段により再生して内部
表示手段または外部表示手段に表示する再生方法におい
て、予め保持された再生すべき複数枚の静止画像、また
は動画像の途中の静止画像の再生位置を取得する再生位
置取得ステップと、上記内部記録媒体または上記外部記
録媒体に記録された複数枚の静止画像、または動画像の
途中の静止画像のうちから、上記再生位置取得ステップ
により取得された再生すべき上記再生位置の複数枚の静
止画像、または動画像の途中の静止画像を読み出して表
示する静止画像表示ステップと、上記再生手段により上
記静止画像の再生位置から動画像の再生を開始して、再
生中の動画像のファイル上の再生位置を上記再生手段に
よる再生の終了まで順次上書きして保持する再生位置保
持ステップとを備えたので、保持した静止画像の再生位
置から再生画像として動画像の自動再生を行うことがで
き、例えば、予め再生位置が保持されている動画像の途
中の静止画像の再生や、複数枚の静止画像の再生のうち
の予め再生位置が保持されている1枚の静止画像に対す
る再生位置から動画像の再生を行うことができ、これに
より、保持した静止画像の再生位置から再生画像として
動画像の自動再生を行う際において、一時停止状態での
再生装置の電源をスイッチによりオフにした後に、再
度、同一の動画像を再生する際に、再生開始位置を保持
した再生位置から再生を行うことができるという効果を
奏する。
【0100】また、この発明のデジタルカメラは、カメ
ラ部により撮像され、内部記録媒体または着脱可能な外
部記録媒体に記録された動画像または静止画像を再生手
段により再生して内部表示手段または外部表示手段に表
示するディジタルカメラにおいて、上記内部記録媒体ま
たは上記外部記録媒体に記録された動画像または静止画
像のファイル名を読み出して表示するファイル名表示手
段と、上記ファイル名表示手段により表示されたファイ
ル名を元に、上記内部記録媒体または上記外部記録媒体
に記録された再生すべき動画像または静止画像を選択す
る再生画像選択手段と、上記再生手段により再生中の動
画像または静止画像のファイル上の再生位置を保持し、
保持された上記再生位置から上記再生手段により動画像
または静止画像の再生を行うことができる再生位置保持
手段とを備えたので、保持した静止画像の再生位置から
再生画像として動画像の自動再生を行う際において、一
時停止状態でのディジタルカメラの電源をスイッチによ
りオフにした後に、再度、同一の動画像を再生する際
に、再生開始位置を保持した再生位置から再生を行うこ
とができ、再生の際の操作性を向上させることができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用されるディジタルカメラの
構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態に適用されるディジタルカメラの
機能を示すブロック図である。
【図3】インデックス画像から再生画像を選ぶときの動
作を示すフローチャートである。
【図4】保持した動画像の再生位置から動画像を再生す
るときの動作を示すフローチャートである。
【図5】静止画像の再生から動画像を再生するときの動
作を示すフローチャートである。
【図6】保持した静止画像の再生位置から動画像を再生
するときの動作を示すフローチャートである。
【図7】データ領域のツリー構造を示す図である。
【図8】画像ファイル情報を示す図である。
【図9】再生位置情報を示す図である。
【図10】他の再生位置情報を示す図である。
【符号の説明】
1……ディジタルカメラ、2……メディア処理部、3…
…操作部、4……CPU、5……内部記録媒体、6……
画像処理部、7……信号処理部、8……EEPROM、
9……ビデオ出力処理部、10……R,G,B処理部、
11……CCD、12……レンズ、13……LCD、1
4……電源、15……スイッチ、16……外部記録媒
体、17……外部モニタ、21……記録媒体、22……
再生手段、23……表示手段、24……再生画像選択手
段、25……再生位置保持手段、26……再生位置選択
手段、27……クリア手段、71、72……ディレクト
リ、73……静止画像ファイル、74……動画像ファイ
ル、81……画像ファイル情報、82……画像ファイル
名、83……画像サイズ、91……画像ファイル名、9
2……画像サイズ、93……格納ディレクトリの先頭ク
ラスタ番号、94……ファイルの先頭クラスタ番号、9
5……再生順序、101……画像ファイル名、102…
…画像サイズ、103……格納領域の先頭アドレス、1
04……再生順序

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部記録媒体または着脱可能な外部記録
    媒体に記録された動画像または静止画像を再生手段によ
    り再生して内部表示手段または外部表示手段に表示する
    再生装置において、 上記内部記録媒体または上記外部記録媒体に記録された
    動画像または静止画像のファイル名を読み出して表示す
    るファイル名表示手段と、 上記ファイル名表示手段により表示されたファイル名を
    元に、上記内部記録媒体または上記外部記録媒体に記録
    された再生すべき動画像または静止画像を選択する再生
    画像選択手段と、 上記再生手段により再生中の動画像または静止画像のフ
    ァイル上の再生位置を保持し、保持された上記再生位置
    から上記再生手段により動画像または静止画像の再生を
    行うことができる再生位置保持手段と、 を備えたことを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の再生装置において、 上記再生位置保持手段に保持された上記再生位置をクリ
    アするクリア手段と、 上記再生位置保持手段に保持された上記再生位置から上
    記再生手段により動画像または静止画像の再生を行う場
    合と、上記再生位置保持手段に保持された上記再生位置
    を上記クリア手段によりクリアし、上記ファイルの先頭
    から上記再生手段により動画像または静止画像の再生を
    行う場合とを選択する再生画像選択手段を備えたことを
    特徴とする再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の再生装置において、 上記再生位置保持手段に保持される上記再生位置は、順
    次上書きされることを特徴とする再生装置。
  4. 【請求項4】 内部記録媒体または着脱可能な外部記録
    媒体に記録された動画像をインデックス画像から再生す
    べき画像を選んで再生手段により再生して内部表示手段
    または外部表示手段に表示する再生方法において、 上記内部記録媒体または上記外部記録媒体に記録された
    動画像のファイル名を読み出してインデックス画像と共
    に表示するファイル名表示ステップと、 上記ファイル名表示ステップにより表示されたインデッ
    クス画像およびファイル名を元に、上記内部記録媒体ま
    たは上記外部記録媒体に記録された再生すべき動画像を
    選択する再生画像選択ステップと、 上記再生画像選択ステップにより選択された動画像の各
    画像と、予め保持された再生位置の画像とが一致したと
    きに、上記再生位置から上記再生手段により動画像の再
    生を行う再生位置設定ステップと、 上記再生手段により再生中の動画像のファイル上の再生
    位置を上記再生手段による再生の終了まで順次上書きし
    て保持する再生位置保持ステップと、 を備えたことを特徴とする再生方法。
  5. 【請求項5】 内部記録媒体または着脱可能な外部記録
    媒体に記録された動画像を予め保持された動画像の再生
    位置から再生手段により再生して内部表示手段または外
    部表示手段に表示する再生方法において、 予め保持された再生すべき動画像の再生位置を取得する
    再生位置取得ステップと、 上記内部記録媒体または上記外部記録媒体に記録された
    動画像のうちから、上記再生位置取得ステップにより取
    得された再生すべき上記再生位置の動画像を読み出して
    表示する動画像表示ステップと、 上記再生手段により再生中の動画像のファイル上の再生
    位置を上記再生手段による再生の終了まで順次上書きし
    て保持する再生位置保持ステップと、 を備えたことを特徴とする再生方法。
  6. 【請求項6】 内部記録媒体または着脱可能な外部記録
    媒体に記録された複数枚の静止画像、または動画像の途
    中の静止画像から再生すべき動画像を選んで再生手段に
    より再生して内部表示手段または外部表示手段に表示す
    る再生方法において、 上記内部記録媒体または上記外部記録媒体に記録された
    画像のファイル名を読み出して複数枚の静止画像、また
    は動画像の途中の静止画像とともに表示する静止画像表
    示ステップと、 上記静止画像表示ステップにより表示された静止画像お
    よびファイル名を元に、上記内部記録媒体または上記外
    部記録媒体に記録された再生すべき動画像を選択する再
    生画像選択ステップと、 上記静止画像表示ステップにより表示された静止画像の
    再生位置を上記再生画像選択ステップによる再生すべき
    動画像の選択決定まで順次上書きして保持する静止画像
    再生位置保持ステップと、 上記再生手段により上記静止画像の再生位置から動画像
    の再生を開始して、再生中の動画像のファイル上の再生
    位置を上記再生手段による再生の終了まで順次上書きし
    て保持する動画像再生位置保持ステップと、 を備えたことを特徴とする再生方法。
  7. 【請求項7】 内部記録媒体または着脱可能な外部記録
    媒体に記録された動画像を予め保持された複数枚の静止
    画像、または動画像の途中の静止画像の再生位置から再
    生手段により再生して内部表示手段または外部表示手段
    に表示する再生方法において、 予め保持された再生すべき複数枚の静止画像、または動
    画像の途中の静止画像の再生位置を取得する再生位置取
    得ステップと、 上記内部記録媒体または上記外部記録媒体に記録された
    複数枚の静止画像、または動画像の途中の静止画像のう
    ちから、上記再生位置取得ステップにより取得された再
    生すべき上記再生位置の複数枚の静止画像、または動画
    像の途中の静止画像を読み出して表示する静止画像表示
    ステップと、 上記再生手段により上記静止画像の再生位置から動画像
    の再生を開始して、再生中の動画像のファイル上の再生
    位置を上記再生手段による再生の終了まで順次上書きし
    て保持する再生位置保持ステップと、 を備えたことを特徴とする再生方法。
  8. 【請求項8】 カメラ部により撮像され、内部記録媒体
    または着脱可能な外部記録媒体に記録された動画像また
    は静止画像を再生手段により再生して内部表示手段また
    は外部表示手段に表示するディジタルカメラにおいて、 上記内部記録媒体または上記外部記録媒体に記録された
    動画像または静止画像のファイル名を読み出して表示す
    るファイル名表示手段と、 上記ファイル名表示手段により表示されたファイル名を
    元に、上記内部記録媒体または上記外部記録媒体に記録
    された再生すべき動画像または静止画像を選択する再生
    画像選択手段と、 上記再生手段により再生中の動画像または静止画像のフ
    ァイル上の再生位置を保持し、保持された上記再生位置
    から上記再生手段により動画像または静止画像の再生を
    行うことができる再生位置保持手段と、 を備えたことを特徴とするディジタルカメラ。
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