JP4293082B2 - サーバ機能を備えた再生装置 - Google Patents

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本発明はサーバ機能を備えた再生装置に係り、特にネットワークを介して外部のクライアントから遠隔制御されるサーバ機能を備えた再生装置に関する。
VTR付きビデオカメラ(カメラ一体型VTR)は、撮像素子により撮像した被写体画像を磁気テープなどの記録媒体に記録し再生する機能を有するビデオカメラであり、広く一般に普及している。このようなVTR付きビデオカメラにより記録媒体から再生した映像信号あるいは撮影した映像信号を、ネットワークを通じて受信端末へ送信すると共に、受信端末からはビデオカメラの撮影方向(パン/チルト)や撮影倍率(ズーム)の操作を遠隔制御できるシステムが従来より提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−247637号公報
しかしながら、ネットワーク接続機能を備え、かつ、サーバ機能を有するビデオカメラを、ネットワークに接続した外部コンピュータなどのクライアントから、そのビデオカメラの記録媒体から記録映像信号を再生させて動画像を表示するように遠隔制御する場合、記録媒体の再生モードの中で画像を再生しない映像信号非再生モード(停止、早送り、巻戻し、イジェクト、ローディング中、再生禁止メディアの再生など)では、外部のコンピュータ上の画面の表示は青色や黒色などの一色表示となり、クライアントではサーバのビデオカメラの状態がわからないという問題がある。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、ネットワークを介して外部のクライアントから動作が遠隔制御される際に、クライアントが制御状態を正確に確認し得るビデオ一体型VTR等のサーバ機能を備えた再生装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、ネットワークを介して接続されるクライアントにより遠隔制御されるサーバ機能を備えており、記録媒体に記録された映像信号を再生する再生装置であって、記録媒体の走行停止、少なくとも早送り、巻戻し、イジェクト、ローディング中の各種の映像信号非再生モードのそれぞれを表わす複数の画像を予め記憶している記憶手段と、ネットワークを介して接続されたクライアントからの制御信号により、映像信号非再生モードの動作指示がされたときは、その動作指示に対応した画像を、記憶手段に記憶されている複数の画像の中から読み出して、ネットワークを介してクライアントへ出力する出力制御手段とを有することを特徴とするサーバ機能を備えたことを特徴とする。
この発明では、クライアントから映像信号を再生しない映像信号非再生モードの指示があったときには、そのモードに対応した画像を記憶手段から読み出してクライアントへ伝送するようにしたため、クライアントは、映像信号を再生しないモードを指示したときでも、ネットワークを介して受信した画像から再生装置の動作状態を知ることができる。
本発明によれば、クライアントから映像信号を再生しない映像信号非再生モード(例えば、記録媒体の走行停止、早送り、巻戻し、イジェクト、ローディング中、再生禁止媒体の再生など)の指示があったときには、その映像信号非再生モードに対応した画像を記憶手段から読み出してクライアントへ伝送することにより、クライアントは、映像信号を再生しないモードを指示したときでも、ネットワークを介して受信した画像により、再生装置の動作状態を正確に知ることができる。
また、本発明によれば、上記の画像は記憶手段から読み出しているので、従来の本体LCDなどで使用するモード表示用OSD回路などのハードウェアを必要としないため、容易で安価に構成ができる。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面と共に説明する。図1は本発明になるサーバ機能を備えた再生装置の第1の実施の形態のブロック図を示す。この実施の形態の再生装置は、ネットワーク接続可能なVTR付きビデオカメラ(カメラ一体型VTR)に適用した例を示している。以下、本実施の形態の各モードの動作について説明する。
(1)カメラ動画像のテープ録画モード
光学系11で画角、フォーカス、アイリスを調整された被写体(図示せず)からの入射光は、電荷転送素子(CCD)で構成された撮像素子12の受光面に結像される。撮像素子12は、垂直ドライブ信号及び水平ドライブ信号により駆動され、入射光を光電変換して2chの画像データとして並列に出力する。この2chの画像データは、画面の中心で左右に分割された画像データとなっている。これらの画像データはAFE13において、相関2重サンプリング(CDS)によるS/N改善処理、自動利得制御(AGC)によるレベル調整処理、及びA/D変換器によるA/D変換処理が順次行われて2chのデジタル信号として出力される。
上記の2chのデジタル信号は画像処理回路14において、それぞれゲイン、セットアップ調整されてから結合され、1枚の画像信号に合成されて出力される。ここで、画像処理回路14には、発振器(OSC)15により発振出力された一定周波数のクロック信号が供給されており、画像処理回路14はこのクロック信号を基準にしてAFE13内のCDSやA/D変換に用いるクロックを発生してそれらに供給すると共に、撮像素子12を駆動する垂直ドライブ信号を発生し、それを増幅器16で増幅した後撮像素子12に供給する。また、撮像素子12を駆動する水平ドライブ信号はAFE13で発生される。
1枚の画像となった画像信号は、画像処理回路14から出力されてカメラ/JPEGエンコーダ17に供給され、ここでカメラ信号処理され補色のCCDデータからYUVデータに変換され、更に、ズーム、モザイク、ソラリゼーションなどの電子画像処理が行われ、最終的にデジタルビデオカメラ(DVG)の規格に合う有効画素(NTSC:720×480画素、PAL/SECAM:720×576画素)の動画像に画像サイズを変換されて出力端子18へビデオ信号として出力される。また、カメラ/JPEGエンコーダ17では、画像処理回路14からクロックが入力され、これに同期した同期信号を生成して画像処理回路14へ出力している。
ビデオエンコーダ/デコーダ19は、カメラ/JPEGエンコーダ17の出力端子18から供給されたビデオ信号をそのまま外部へ出力する一方、DVコーデック20でDV規格に準拠して圧縮した後、その圧縮ビデオ信号に音声セレクタ/マイクアンプ21から入力される音声信号をA/D変換して付加し、更に誤り訂正符号を生成して付加してから、記録のための変調処理を行い、その変調後の信号をDVCデッキ22へ出力する。DVCデッキ22はDVコーデック20から入力された信号を、回転ヘッドを用いた公知のヘリカルスキャニング方式により磁気テープに記録する。
この時、ビデオエンコード/デコーダ19において、カメラ/JPEGエンコーダ17からの入力ビデオ信号に対して機器操作に必要となる文字を、オンスクリーンディスプレイ(OSD)23への同期信号に同期させてOSD23から入力として受け、ビデオエンコード/デコーダ19内部で入力ビデオ信号に合成後に、NTSC方式またはPAL/SECAM方式のテレビジョン信号に変調して本体表示用の表示器(ビューファインダ、液晶表示装置など)24に出力すると共に、ビデオ信号として外部に出力する。
また、マイク25により収音された音声は、マイク25で音声信号に変換された後、音声セレクタ/マイクアンプ21でゲイン調整後にDVコーデック20を経由してDVCデッキ22に供給され、前述のように動画像と一緒に磁気テープに記録される。
一方、システムCPU(中央処理装置)26は、UI操作スイッチ、センサなどのユーザインタフェース(UI)27からのデータ、リアルタイムクロック(RTC)29からの時計信号を基に、電源回路(REG)28への制御信号や、DSC(デジタル・スチル・カメラシステム)30への制御信号や、図示しない各種の信号線により、このビデオカメラ全体を統括的に制御する。
カメラ画像処理時は、角速度検出器であるジャイロ(GYRO)31によりビデオカメラの手振れが検出され、その検出信号が画像処理回路14を経由し、外部バス32、33によりカメラ/JPEGエンコーダ17に取り込まれる。カメラ/JPEGエンコーダ17は、1フィールド分の画像バッファをカメラ/JPEGエンコーダ17に持ち、手ぶれ検出信号に基づき、現在と過去の1フィールド間の画像の動きベクトルを算出して、その動きベクトルが最小になるように、画像バッファからの読み出し位置を制御することで、手振れなどによる動画像の細かい揺れを生じさせないようにさせる。
カメラオート系の処理は、カメラ/JPEGエンコーダ17に画像処理回路14からCCDデータのフィールド1枚1枚が入力される度に、その1フィールド画像を分割したブロック毎に、それぞれの平均輝度出力レベルを算出する。その算出データを所定のアルゴリズムでCCDデータの輝度レベルが一定の範囲内となるように計算し、外部バス33、32、画像処理回路14を経由してアイリスモータ34を駆動制御し、被写体の明るさに応じて光学系11内のアイリス調整(絞り調整/減光フィルタの挿入の調整)を行う。更に、入射光量の多い場合には撮像素子12の電子シャッターを用いて調整を行う。
同様に、カメラ/JPEGエンコーダ17は、1フィールド画像を分割したブロック毎に、それぞれの輝度信号の高域成分レベルを算出し、そのデータを基に被写体に応じたフォーカス位置を計算し、外部バス33、32、画像処理回路14を経由してフォーカスモータ35を駆動制御して、撮像素子12の受光面に被写体光が焦点一致して結像するように光学系11内のフォーカスレンズを移動制御させる構成になっている。これらにより、接写体が変化しても常に適切な明るさで、焦点の合った動画像を記録できるようになる。
(2)テープ再生モード
DVCデッキ36により磁気テープから再生された信号は、DVコーデック20にて復調、誤り訂正されて再生動画像信号と再生音声信号とが得られ、再生動画像信号はDV規格の伸張処理が施された後、カメラ/JPEGエンコーダ17に一旦出力され、再生音声信号はDVコーデック20にてD/A変換された後、音声セレクタ/マイクアンプ21に出力されて増幅された後、スピーカ36により電気−音響変換されて発音される。
再生動画像信号は、カメラ/JPEGエンコーダ17にて必要に応じてズーム、スチル処理などが施された後、ビデオエンコーダ/デコーダ19に出力され、上記の(1)のカメラ動画像のテープ録画モードと同様に、表示器24やビデオ入出力端子に出力されて見ることができる。
これらの制御は図示しない信号線によりシステムCPU26が行っている。ここで、記録画像を再生しないモード(停止、早送り、巻戻し、イジェクト、ローディング中)や、再生禁止メディアの場合などでは再生画像の替わりにブルーバック画像を出力し、OSD23にてその時の動作モードを表示器24やビデオ入出力端子に出力する画像に情報として合成して表示する。
図5(A)〜(E)は上記の記録画像を再生しないモードの画像例を示す。同図(A)は早送り、同図(B)は巻き戻し、同図(C)はイジェクト、ローディング中、同図(D)は再生中(再生禁止メディア)、同図(E)は停止時を示す画像であり、いずれも白地の部分はブルーバック画像であり、表示マークの画像はブルーバックとは異なる色に選定されている。
(3)メモリへの動画録画モード
前述した(1)のカメラ動画像のテープ録画モードと同じ動作をしている時に、カメラ/JPEGエンコーダ17から、DSC30に対して被写体の撮像信号である動画像信号を出力する。また、マイク25から音声信号が、音声セレクタ/マイクアンプ21から音声用ADC/DAC37に入力され、ここでA/D変換され後DSC30に対して出力される。
DSC30は、このビデオカメラに挿入されたSDメモリカード38に記録・再生を行うためのデジタル・スチル・カメラシステムで、マイクロコンピュータとDSPで構成されており、入力動画像信号に対しては、CIF(352x288)、QVGA(320x240)など正方画素でパーソナルコンピュータ(PC)のツールで対応可能な所定のサイズ/フレームレートに変換後に、MPEG4等の動画圧縮を行う。また、DSC30では、入力音声信号に対しても、同様にPC上のツールで対応可能なサンプリングレート、ビット数に変換後圧縮を行う。そして、DSC30はその圧縮した動画像データと音声データを一つのファイルにまとめ、SDメモリカード38へ書き込む。この時、DSC30に接続されるリード・オンリ・メモリ(ROM)39はプログラムコード、シンクロナス・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(SDRAM)40は画像バッファ、作業領域として使用している。
テープ再生時のメモリ録画も同様に、カメラ/JPEGエンコーダ17から、DSC30に対してテープ再生動画像信号が入力され、テープ再生音声信号が音声セレクタ/マイクアンプ21から音声用ADC/DAC37に入力され、ここでA/D変換され後DSC30に対して出力される。これにより、上記と同様にして、DSC30によりテープ再生動画信号及びテープ再生音声信号を一つのファイルにまとめてSDメモリカード38に書き込むことが可能となる。
(4)メモリからの動画再生モード
DSC30は、そのSDIO−I/Fに接続されているSDメモリカード38からMPEG4等の動画ファイルを読み出し、動画圧縮データと音声圧縮データに分離後、それぞれ伸張する。動画圧縮データに対してはMPEG4等の動画伸張後にNTSC方式、PAL方式、SECAM方式などのテレビ規格に合うようにフレームレートやサイズを変換してビデオエンコーダ/デコーダ19へ出力し、音声圧縮データについても伸張後にサンプリング周波数を音声用ADC/DAC37で使用する周波数に合わせて変換を行い、音声用ADC/DAC37へ出力する。
ビデオエンコーダ/デコーダ19に入力された動画像信号は、デコードされた後表示器24で表示され、又はビデオ入出力端子へ出力される。音声信号は音声用ADC/DAC37でD/A変換後、音声セレクタ/マイクアンプ21を経由してスピーカ36へ出力され、これにより音声として発音される。
(5)メモリへの静止画記録モード
前述した(1)のカメラ動画像のテープ録画モードと同様に、被写体の撮像信号である動画像信号がカメラ/JPEGエンコーダ17に取り込まれるが、カメラ/JPEGエンコーダ17はカメラ動画像のテープ録画モードとは異なり、入力動画像信号に対してJPEG圧縮を行う。
その後、カメラ/JPEGエンコーダ17により得られたJPEG圧縮データは、外部バス33、32を経由して画像処理回路14に転送され、さらにこれより高速シリアル転送でDSC30に送信される。DSC30は受け取ったJPEG圧縮データをファイル化して、SDメモリカード38に記録する。
(6)メモリからの静止画再生モード
DSC30は、SDメモリカード38からJPEG圧縮データを読み出し、JPEG伸張した後、更にNTSC方式、PAL方式、SECAM方式などのテレビ規格に合うようにサイズを変換して、ビデオエンコーダ/デコーダ19を経由して表示器24に静止画を表示させ、又はビデオ信号としてビデオ入出力端子へ出力する。
(7)ネットワークからのテープ制御とテープ再生動画ストリーム転送モード
ネットワークモードでは、SDIO無線LANカード(SDIO−WLAN)41によって外部の無線アクセスポイントまたは無線機能を搭載した外部コンピュータ(PC)42と無線接続される。DSC30内にはTCP/IPプロトコルスタック、Webサーバを搭載し、それら外部コンピュータ42をクライアントとするネットワークを介してのアクセスによってこのビデオカメラを遠隔制御することが可能な状態となっている。
具体的には、外部コンピュータ42からWebブラウザ等を用いて、DSC30に接続されたROM39に記憶されているWebページにアクセスし、これにより外部コンピュータ42の画面に表示されるWebページの項目選択やボタンをクリックすることで、その情報をネットワークを介してビデオカメラ側に伝え、ビデオカメラに対しての要求(動画選択、VTR制御など)を行う。
図2は外部コンピュータ42の画面に表示される上記のWebページの一例を示す。同図に示すように、このWebページは、画面50の中央やや下側に比較的大きな面積の再生動画ストリーム表示領域51があり、画面上部には早送りボタン52、停止ボタン53、再生ボタン54、巻き戻しボタン55、再生動画サイズ選択メニュー56が表示され、またカーソル制御ボタン57が表示される。
図1の構成のビデオカメラは、外部コンピュータ42によりWebページの再生ボタン54をクリックするなどにより、外部コンピュータ42から動画ストリーム転送の要求を受け取った場合は、DSC30からシステムCPU26にテープ再生動画モードの要請を出し、これに基づくシステムCPU26の制御により、DVCデッキ22がテープ再生モードとなって磁気テープから動画像信号を再生し、DVCコーデック20を経由して再生動画像信号がDSC30に供給される。
DSC30は入力された再生動画像信号をWebページで設定されたサイズで圧縮し、SDRAM40をバッファとして用いて外部コンピュータ42に対して、ネットワークを介して動画ストリームとして送り出す。
また、DSC30は動画ストリームデータの初めに、コーデック種類、画像サイズ、ビットレートなどの情報を出力し、これを基に外部コンピュータ42上の動画再生ソフトが動画ストリームを再生する。そして、外部コンピュータ42との接続が切断されるまで動画ストリームを転送し続ける。外部コンピュータ42の図2の画面50の再生動画ストリーム表示領域51には、ビデオカメラから送信された上記の再生動画ストリームが表示される。
また、外部コンピュータ42は、上記の動作と並行して上記のWebページにアクセスし、WebページのボタンをクリックすることでVTR制御を行うことができる。例えば、図2の早送りボタン52、停止ボタン53、再生ボタン54、巻戻しボタン55のいずれかをクリックするなどの方法で押すと、ネットワークを通じて図1の構成のビデオカメラに、押したボタンに対応する情報が通知され、DSC30からシリアル信号線によりシステムCPU26に押したボタンに対応するVTR制御要求が出され、図示しない信号線でDVCデッキ22を遠隔制御できる。
テープ再生動画ストリームは、DVCデッキ22→DVコーデック20→カメラ/JPEGエンコーダ17→→DSC30の順に伝送される。この時、テープ再生動画像信号に対して、動作モードを合成して表示するOSD23は、上記のテープ再生画像信号ルートに含まれないため使用することができない。そこで、DSC30に接続されるROM39内に動作を示す画像(静止画または動画)を入れておき、再生画像が表示されないモードにおいて、ブルーバック画像の替わりに表示を行う。
例えば、上記の表示例としては、停止は図3(A)、早送りは図3(B)、巻戻しは図3(C)、イジェクトは図3(D)、ローディング中は図3(E)、再生禁止メディアは図3(F)、再生未対応フォーマットは図3(G)、テープ先頭は図3(H)、テープエンドは図3(I)などである。また、再生中のテープ位置を知るために、現在の再生位置を示すマークを画像として持っておき、その画像を停止中に合成して表示することも選択可能である(図3(J))。更に、停止時におけるタイムコード、音声フォーマットや画像情報なども同様に選択して追加表示できる。
これらの画像は1枚の画像として用意すると簡単に表示できる。ROM39のサイズ節約のため文字や記号に分けて用意すると、組み合わせで多くのモードの画像を作成できる。また、複数の静止画像を順番に表示することや、動画データを用いることで、人目を引くような動画像にすることもできる。
このように、本実施の形態では、クライアントである外部コンピュータ42の画面には、記録画像を再生しないモード(停止、早送り、巻戻し、イジェクト、ローディング中)や、再生禁止メディアの場合などでは、そのモードに応じた図3(A)〜(J)のいずれかの画像が表示されるため、クライアントである外部コンピュータ42のユーザは、遠隔操作するサーバのビデオカメラのモード状態を正確に確認できる。
また、記録画像を再生しないモードのときに表示する上記の各画像は、本実施の形態では、従来の本体LCDなどで使用するモード表示用OSD回路などのハードウェアを用いることなく生成するようにしたため、容易で安価に構成が可能である。
(8)メモリカード制御とネットワークメモリ動画ストリーム転送モード
ビデオカメラ本体で再生表示できる動画像は磁気テープから再生した動画像だけではなく、SDメモリカード38から読み出した動画像でも可能である。上記の(7)のテープ制御とネットワークテープ再生動画ストリーム転送モードにおいて、DVCデッキ22でのテープ再生の替わりに、SDメモリカード38から動画ファイルを読み出し再生を行うことで同様の機能を実現できる。
ビデオカメラが、外部コンピュータ42よりWebページを介してSDメモリカード38の動画ストリーム転送の要求を受け取った場合は、DSC30がSDメモリカード38から動画ファイルを読み出し、その動画ファイルのフォーマットがネットワークに送り出すことが可能なフォーマットならばそのまま、そうでない場合は送り出すことが可能なフォーマットに変換してから、SDRAM40をバッファとして用いて外部コンピュータ42に対して動画ストリームとして送り出す。
SDメモリカード38のようにランダムアクセス可能なメディアの場合は、再生画像を表示しない時、SDメモリカード38に記録してあるMPEG4などの動画ファイルの内容が分かる一部を切り取った静止画像である、図4のようなサムネイル画像の一覧を、図2の再生動画ストリーム表示領域51に表示し、Webサーバ(図2)の選択ボタン(上・下・左・右)57で上下左右にカーソル枠を動かし、選択したサムネイル画像の再生を行う。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明をする。図6は本発明になるサーバ機能を備えた再生装置の第2の実施の形態のブロック図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。本実施の形態は、図1の第1の実施の形態と比較して、ビデオエンコーダ/デコーダ19からDSC30への信号線44を追加した点に特徴がある。
ネットワークを用いて外部コンピュータ42でビデオカメラ側の動画を表示させる場合には、OSD24で動作モードの文字や記号を合成させた動画像を、図6の信号線44を用いてDSC30に送り、ネットワークに配信する。これにより、常にビデオカメラの状態(カメラモード、テープ再生モード、メモリ再生モードでも)が外部のコンピュータ42から把握できる。
この動作モードの文字や記号の表示は、オン/オフ可能なように、DSC30に接続されているROM39のWebページに、図7に示すようにモード表示の選択ボタン58を搭載する。外部コンピュータ42の画面50に表示される図7に示すWebページの選択ボタン58を押下したか否かの情報は、外部コンピュータ42からネットワークを介して図6のビデオカメラのDSC30に送信され、更にDSC30からシステムCPU26へ送られ、システムCPU26がOSD23を制御して表示のオン/オフを制御する。
選択ボタン58を押す回数により、例えば、全消去、一部消去、全表示とモードが変わるようにできる。
なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、例えば上記の実施の形態ではサーバ機能を有するビデオ一体型VTRについて説明したが、本発明はサーバ機能を有する再生装置全般に適用可能である。
本発明の第1の実施の形態のブロック図である。 本発明におけるWebページの一例を示す図である。 本発明におけるモード表示画像例を示す図である。 本発明におけるサムネイル表示例を示す図である。 本発明におけるOSD画像合成例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態のブロック図である。 本発明におけるWebページの他の例を示す図である。
符号の説明
11 光学系
12 撮像素子
13 AFE
14 画像処理回路
17 カメラ/JPEGエンコーダ
19 ビデオエンコーダ/デコーダ
20 DVコーデック
21 音声セレクタ/マイクアンプ
22 DVCデッキ
23 OSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)
24 表示器
25 マイク
26 システムCPU(中央処理装置)
30 DSC(デジタル・スチル・カメラシステム)
36 スピーカ
37 音声用ADC/DAC
38 SDメモリカード
39 ROM(リード・オンリ・メモリ)
40 SDRAM(シンクロナス・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)
41 無線LANカード
42 外部コンピュータ
44 信号線

Claims (1)

  1. ネットワークを介して接続されるクライアントにより遠隔制御されるサーバ機能を備えており、記録媒体に記録された映像信号を再生する再生装置であって、
    前記記録媒体の走行停止、少なくとも早送り、巻戻し、イジェクト、ローディング中の各種の映像信号非再生モードのそれぞれを表わす複数の画像を予め記憶している記憶手段と、
    前記ネットワークを介して接続された前記クライアントからの制御信号により、前記映像信号非再生モードの動作指示がされたときは、その動作指示に対応した画像を、前記記憶手段に記憶されている前記複数の画像の中から読み出して、前記ネットワークを介して前記クライアントへ出力する出力制御手段と
    を有することを特徴とするサーバ機能を備えた再生装置。
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