JP4915978B2 - 動画再生装置及びそのプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、動画再生装置及びそのプログラムに係り、詳しくは、動画データの動画の中身、内容を簡易、且つ、迅速に知ることができる動画再生装置及びそのプログラムに関する。
従来、動画再生装置、例えば、デジタルカメラにおいては、記録媒体に記録された複数の動画データのサムネイル画像をモニタに一覧表示させて、ユーザにより一覧表示されたサムネイル画像が選択されると、該選択されたサムネイル画像に対応する動画データを記録媒体から読み出して、モニタの画面いっぱいに動画を表示させていた。
また、下記特許公開公報には、動画再生装置及び動画再生方法なる発明が開示されている。詳しくは、操作キー24を構成するメニューキー24aを押下すると、サムネイルデータに基づいて複数のサムネイルをマルチ表示させるメニュー画面がモニタ装置50に表示され、この画面上の任意のサムネイルを選択すると、該選択されたサムネイルに対応する圧縮動画像データに基づいて、モニタ装置50に縮小動画像を表示することにより、圧縮動画像の内容を確認することができ、圧縮動画像データの誤消去を防止することができる動画再生装置及び動画再生方法なるものが記載されている。
公開特許公報 特開2003−244652(段落「0051」〜段落「0066」参照)
しかしながら、従来の動画再生装置にあっては、記録媒体に記録されている動画データのサムネイル画像等の静止画像が一覧表示されるだけであって、その静止画像から動画データの動画の内容、中身などを詳細に認識することができないという問題点があった。
また、動画の内容を知りたい場合には、わざわざ動画の再生処理を行わなければならないため、手間と時間がかかり面倒であるという問題点もあった。
また、上記した特許文献に記載の技術によれば、動画データの動画の内容、中身を知ることができるが、選択されたサムネイルに対応する動画像データのみを縮小してモニタに表示させるため、動画の内容を迅速に知ることができるものではなかった。
そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、動画データの動画の中身、内容を簡易、且つ、迅速に知ることができる動画再生装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による動画再生装置は、記録手段に記録されている複数の動画データに対応するそれぞれの静止画像データを表示手段に一覧表示させる表示制御手段と、
ユーザが前記表示制御手段により前記表示手段に一覧表示された静止画像データのうち任意の静止画像データを選択するための選択手段と、
記選択手段により選択された静止画像データに対応する動画データを、前記表示制御手段による一覧表示がされている状態で再生表示する第1の動画再生手段と、
ユーザが動画再生を指示するための指示手段と、
前記指示手段により動画再生の指示が行われた場合は、前記選択手段により選択された静止画像データに対応する動画データのみを前記表示手段に表示させて動画の再生を行う第の動画再生手段と、
を備え、
前記第の動画再生手段は、
前記第1の動画再生手段により一覧表示状態で再生されている動画データを単独で再生する場合には、前記第1の動画再生手段により既に再生された箇所以降から引き続き再生し、一覧表示状態で再生されていない動画データを単独で再生する場合には、該動画データの先頭から再生することを特徴とする。

上記目的達成のため、請求項2記載の発明による動画再生装置は、記録手段に記録されており、各々が複数のチャプターで構成されている複数の動画データに対応するそれぞれの静止画像データを表示手段に一覧表示させる表示制御手段と、
ユーザが前記表示制御手段により前記表示手段に一覧表示された静止画像データのうち任意の静止画像データを選択するための選択手段と、
記選択手段により選択された静止画像データに対応する動画データ、前記表示制御手段による一覧表示がされている状態で再生表示する第の動画再生手段と、
ユーザが動画再生を指示するための指示手段と、
前記指示手段により動画再生の指示が行われた場合は、前記選択手段により選択された静止画像データに対応する動画データのみを前記表示手段に表示させて動画の再生を行う第の動画再生手段と、
を備え、
前記第の動画再生手段は、
前記第の動画再生手段により一覧表示状態で再生されている動画データを単独で再生する場合には、前記第1の動画再生手段により再生されていた位置を含むチャプターから改めて再生し、一覧表示状態で再生されていない動画データを単独で再生する場合には、該動画データの先頭から再生することを特徴とする。
また、例えば、請求項3に記載されているように、動画データから静止画像データを生成する生成手段を備え、
記表示制御手段は、
前記生成手段により前記記録手段に記録された複数の動画データからそれぞれ生成された静止画像データを前記表示手段に一覧表示させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項に記載されているように、前記生成手段は、
動画データの1つの動画フレームデータを縮小して静止画像データを生成するようにしてもよい。
また、例えば、請求項5に記載されているように、前記第1の動画再生手段は、
記選択手段により選択された静止画像データに対応する動画データの動画フレームデータを縮小して前記表示手段に表示させることにより動画の再生表示を行うようにしてもよい。
また、例えば、請求項6に記載されているように、前記第1の動画再生手段は、
記選択手段により選択された静止画像データに対応する動画データを、所定間隔毎にスキップさせながら動画の再生表示を行うようにしてもよい。
また、例えば、請求項7に記載されているように、前記第1の動画再生手段は、
記選択手段により選択された静止画像データに対応する動画データを、チャプター毎にスキップさせながら所定時間表示させるようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項記載の発明によるプログラムは、コンピュータに、
記録手段に記録されている複数の動画データに対応するそれぞれの静止画像データを表示手段に一覧表示させる表示制御処理と、
記表示制御処理により前記表示手段に一覧表示された静止画像データのうちユーザによって任意に選択された静止画像データに対応する動画データを、前記表示制御処理による一覧表示がされている状態で再生表示する第1の動画再生処理と、
ユーザによって動画再生の指示が行われた場合は、ユーザによって選択された前記静止画像データに対応する動画データのみを前記表示手段に表示させて動画の再生を行う第の動画再生処理と、
を実行させるためのプログラムであり、
前記第の動画再生処理は、
前記第1の動画再生処理により一覧表示状態で再生されている動画データを単独で再生する場合には、前記第1の動画再生処理により既に再生された箇所以降から引き続き再生し、一覧表示状態で再生されていない動画データを単独で再生する場合には、該動画データの先頭から再生することを特徴とする。
上記目的達成のため、請求項記載の発明によるプログラムは、コンピュータに、
記録手段に記録されており、各々が複数のチャプターで構成されている複数の動画データに対応するそれぞれの静止画像データを表示手段に一覧表示させる表示制御処理と、
記表示制御処理により前記表示手段に一覧表示された静止画像データのうちユーザによって任意に選択された静止画像データに対応する動画データ、前記表示制御処理による一覧表示がされている状態で再生表示する第の動画再生処理と、
ユーザによって動画再生の指示が行われた場合は、ユーザによって選択された前記静止画像データに対応する動画データのみを前記表示手段に表示させて動画の再生を行う第の動画再生処理と、
を実行させるためのプログラムであり、
前記第の動画再生処理は、
前記第の動画再生処理により一覧表示状態で再生されている動画データを単独で再生する場合には、前記第1の動画再生手段により再生されていた位置を含むチャプターから改めて再生し、一覧表示状態で再生されていない動画データを単独で再生する場合には、該動画データの先頭から再生することを特徴とする。
発明によれば、記録手段に記録されている複数の動画デーの中身、内容を簡易、且つ、迅速に知ることができ
以下、本実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[実施の形態]
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明の動画再生装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、撮影レンズ2、絞り兼用シャッタ3、CCD4、ユニット回路5、TG(timing generator)6、DRAM7、メモリ8、CPU9、画像表示部10、フラッシュメモリ11、カードI/F12、モータ駆動ブロック14、キー入力部15、音声処理部16、ストロボ駆動部17、ストロボ発光部18を備えており、カードI/F12には、図示しないデジタルカメラ1本体のカードスロットに着脱自在に装着されたメモリ・カード13が接続されている。
撮影レンズ2は、図示しないフォーカスレンズ、ズームレンズを含み、モータ駆動ブロック14が接続されている。モータ駆動ブロック14は、図示しないフォーカスレンズ、ズームレンズをそれぞれ光軸方向に駆動させるモータと、CPU9からの制御信号にしたがってフォーカスモータ、ズームモータをそれぞれ駆動させるモータドライバから構成されている。
絞り兼用シャッタ3は、図示しない駆動回路を含み、駆動回路はCPU9から送られてくる制御信号にしたがって絞り兼用シャッタを動作させる。この絞り兼用シャッタは、絞りとシャッタとして機能する。
絞りとは、撮影レンズ2から入ってくる光の量を制御する機構のことをいい、シャッタとは、CCD4に光を当てる時間を制御する機構のことをいい、CCD4に光を当てる時間は、シャッタの開閉の速度(シャッタ速度)によって変わってくる。露出は、この絞りとシャッタ速度によって定めることができる。
CCD4は、撮影レンズ2、絞り兼用シャッタ3を介して投影された被写体の光を電気信号に変換し、撮像信号としてユニット回路5に出力する。また、CCD4は、TG6によって生成された所定周波数のタイミング信号にしたがって駆動する。TG6にはユニット回路5が接続されている。
ユニット回路5は、CCD4から出力される撮像信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double Sampling)回路、そのサンプリング後の撮像信号の自動利得調整を行うAGC(Automatic Gain Control)回路、その自動利得調整後のアナログの撮像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD4の撮像信号は、ユニット回路5を経てデジタル信号としてCPU9に送られる。
CPU9は、ユニット回路5から送られてきた画像データの画像処理(画素補間処理、γ補正、輝度色差信号の生成、ホワイトバランス処理、露出補正処理等)、画像データの圧縮・伸張(例えば、JPEG形式やMPEG形式の圧縮・伸張)の処理などを行う機能を有するとともに、デジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンである。
DRAM7は、CCD4によって撮像された後、CPU9に送られてきた画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、CPU9のワーキングメモリとして使用される。
フラッシュメモリ11やメモリ・カード13は、CCD4によって撮像された画像データなどを保存しておく記録媒体である。なお、本実施例では、画像データの読み込みは、専らフラッシュメモリ11を用いて説明しているが、ユーザのキー入力部15の操作により、画像データの読み込みをフラッシュメモリ11を用いるか、メモリ・カード13を用いるかを選択することができる。このフラッシュメモリ11やメモリ・カード13は、本発明の記録手段に相当する。
画像表示部10は、カラーLCDとその駆動回路を含み、撮影待機状態にあるときには、CCD4によって撮像された被写体をスルー画像として表示し、記録画像の再生時には、保存用フラッシュメモリ11やメモリ・カード13から読み出され、伸張された記録画像を表示させる。この画像表示部10は、本発明の表示手段に相当する。
キー入力部15は、シャッタボタン、一覧表示キー、チャプター一覧表示キー、十字キー、一覧再生キー、セットキー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をCPU9に出力する。このキー入力部15は、本発明の第1の選択手段、第2の選択手段、第1の指示手段、第2の指示手段、第3の指示手段、第4の指示手段、第5の指示手段として機能する。
音声処理部16は、内蔵マイク、アンプ、A/D変換器、D/A変換器、アンプ、内蔵スピーカ等を含み、音声付画像の撮影時には、内蔵マイクに入力された音声をデジタル信号に変換してCPU9に送る。CPU9は、送られてきた音声データは、バッファメモリ(DRAM7)に順次記憶され、CCD4によって撮像された画像データとともにフラッシュメモリ11又はメモリ・カード13に記録される。
また、音声処理部16は、音声付画像の再生時には、各画像データに付属する音声データに基づく音声等を内蔵スピーカから放音する。
ストロボ駆動部17は、CPU9の制御信号にしたがって、ストロボ発光部18を閃光駆動させ、ストロボ発光部18はストロボを閃光させる。CPU9は、図示しない測光回路によって撮影シーンが暗いか否かを判断し、撮影シーンが暗いと判断し、且つ、撮影を行うと判断した場合(シャッタボタン押下時)には、ストロボ駆動部17に制御信号を送る。
B.以下、本発明の特徴となるCPU9の機能について説明する。
ユーザがキー入力部15の一覧表示キーの操作を行うと、キー入力部15から一覧表示キーの操作に応じた操作信号がCPU9に送られ、CPU9は、この操作信号を受け取ると、フラッシュメモリ11に記録されている複数の動画像データにそれぞれ対応する静止画像データを画像表示部10にインデックス一覧表示させる(第1の表示制御手段)。
この動画データに対応する静止画像データとは、動画データの中のある1つの動画フレームデータ(例えば、動画データの最初の動画フレームデータ)の画像を縮小し(生成手段)、該縮小して得られた画像データ、または、動画データに関連付けられて記録されているサムネイル画像データのことをいう。
このとき、ユーザがキー入力部15の十字キーの操作により画像表示部10にインデックス一覧表示された静止画像データのうち任意の静止画像データの選択を行うことができ、CPU9は、キー入力部15から十字キーの操作に対応する操作信号が送られてくると、静止画像データ(動画データ)の選択を行うと判断し、送られてきた操作信号にしたがって、静止画像データの選択を行う。このとき、選択した静止画像データに対応する動画データの選択も行う。
また、ユーザのキー入力部15の十字キーの操作により静止画像データの選択の変更を行うことができ、CPU9は、キー入力部15から十字キーの操作に対応する操作信号が送られてきた場合には静止画像データ(動画データ)の選択の変更を行うと判断し、送られてきた操作信号にしたがって、新たに静止画像データの選択を行う。このとき、新たに選択した静止画像データに対応する動画データの選択も行う。
CPU9は、動画データの選択を行うと、画像表示部10に静止画像データのインデックス一覧表示を行っている状態で、該選択した動画データの再生処理を行うか否かを判断する。この判断は、ユーザのキー入力部15の一覧再生キーの操作に対応する操作信号が、キー入力部15から送られてきたか否かを判断し、送られてきた場合には再生処理を行うと判断する。
CPU9は、インデックス一覧表示を行っている状態で、該選択した動画データの再生処理を行うと判断すると、画像表示部10に動画データにそれぞれ対応する静止画像データのインデックス一覧表示を行っている状態で、該選択した動画データの再生表示を行う(第1の動画再生手段)。このとき、該選択した静止画像データ(選択した動画データに対応する静止画像データ)が画像表示部10に表示されていた場所、位置に、該選択した動画データの再生表示を行う。また、このときの動画データの再生表示は、動画データの動画フレームデータの画像を縮小して画像表示部10に表示させる。このとき、インデックス一覧表示されている静止画像データの画像の大きさと同じとなるように動画フレームデータの画像を縮小させる。
また、CPU9は、動画データの選択を行うと、動画データのチャプター画像を画像表示部10に一覧表示させるか否かを判断する。この判断は、キー入力部15からチャプター一覧表示キーの操作に対応する操作信号が送られてきたか否かにより判断し、送られてきた場合には動画データのチャプター画像を画像表示部10に一覧表示させると判断する。
CPU9は、動画データのチャプター画像の一覧表示を行うと判断すると、該選択した動画データのチャプター画像を画像表示部10に一覧表示させる(第2の表示制御手段)。チャプター画像とは、1つの動画データが複数のチャプターに区切られ、該区切られたそれぞれのチャプターに対応する動画データの中で最初の動画フレームデータの画像のことをいう。
ここで、この動画データのチャプターはユーザが任意に区切ったものでもよいし、自動的に区切られたものであってもよい。
図2は、複数のチャプターに区切られた動画データの様子を示すものである。
図2を見ると、この動画データは、チャプター1からチャプター5まで区切られているのがわかる。また、この動画データのチャプター画像とは、この動画データの中で、各チャプターに対応する動画データの中で最初の動画フレームデータの画像のことをいうので、ここでは、動画フレームデータ21、動画フレームデータ22、動画フレームデータ23、動画フレームデータ24、動画フレームデータ25のそれぞれの画像がチャプター画像ということになる。
ここで、ユーザは十字キーの操作により、画像表示部10に一覧表示されたチャプター画像のうち任意のチャプター画像の選択を行うことができ、CPU9は、キー入力部15から十字キーに対応する操作信号が送られてきた場合には、チャプター画像の選択を行うと判断し、送られてきた操作信号にしたがってチャプター画像の選択を行う。このとき、チャプター画像の属するチャプターの選択も行う。
また、ユーザのキー入力部15の十字キーの操作によりチャプター画像(チャプター)の選択の変更を行うことができ、CPU9は、キー入力部15から十字キーの操作に対応する操作信号が送られてきた場合にはチャプター画像(チャプター)の選択の変更を行うと判断し、送られてきた操作信号にしたがって、新たにチャプター画像の選択を行う。このとき、新たに選択したチャプター画像に対応するチャプターの選択も行う。
ここで、チャプター画像の属するチャプターとは、例えば、図2を用いて説明すると、動画フレームデータ21の属するチャプターはチャプター1となり、動画フレームデータ22の属するチャプターはチャプター2ということになる。
CPU9は、チャプターの選択を行うと、画像表示部10にチャプター画像の一覧表示を行っている状態で、該選択したチャプターに対応する動画データの再生処理を行うか否かを判断する。この判断は、ユーザのキー入力部15の一覧再生キーの操作に対応する操作信号が、キー入力部15から送られてきたか否かを判断し、送られてきた場合には再生処理を行うと判断する。
CPU9は、チャプター一覧表示を行っている状態で、該選択したチャプターに対応する動画データの再生処理を行うと判断すると、画像表示部10にチャプター画像の一覧表示を行っている状態で、該選択したチャプターに対応する動画データの再生表示を行う(第2の動画再生手段)。このとき、該選択したチャプター画像が画像表示部10に表示されていた場所、位置に、該選択したチャプターに対応する動画データの再生表示を行う。
このときの動画データの再生表示は、チャプターに対応する動画データの動画フレームデータの画像を縮小して、画像表示部10に表示させる。このとき、一覧表示されているチャプター画像の大きさと同じとなるように動画フレームデータの画像を縮小させる。
また、CPU9は、キー入力部15から実行キーの操作に対応する操作信号が送られてきた場合には、該選択している動画データの通常の再生処理を行う(第3の動画再生手段)。つまり、チャプター画像が一覧表示されているときや、動画データに対応する静止画像データのインデックス一覧表示が行われている状態で動画データが選択されている状態で、実行キーの操作に対応する操作信号を受け取ると、該チャプター一覧表示されている動画データや、インデックス一覧表示状態で選択されている動画データの通常の再生処理を行う。
この通常の再生処理とは、選択されている動画データのみを画像表示部10に表示させて再生表示させることをいう。
メモリ8には、CPU9によるデジタルカメラ1の各部の制御に必要なプログラム、及び各部の制御に必要なデータが記録されており、CPU9は、このプログラムにしたがって処理を行うことにより本発明の動画再生装置として機能する。
C.デジタルカメラ1の動作
第1の実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を図3乃至図5のフローチャートにしたがって説明する。
まず、ステップS1で、動画データの一覧表示を行うか否かを判断する。この判断は、キー入力部15の一覧表示キーの操作に対応する操作信号がキー入力部15から送られてきたか否かにより判断する。
動画データの一覧表示を行うと判断すると、フラッシュメモリ11に記録されている複数の動画データにそれぞれ対応する静止画像データを画像表示部10にインデックス一覧表示させる(ステップS2)。動画データに対応する静止画像データとは、動画データの中のある1つの動画フレームデータを縮小し、該縮小して得られた画像データ、又は、動画データに関連付けられて記録されているサムネイル画像データのことをいう。
動画データの中のある1つの動画フレームデータとは、例えば、動画データの最初の動画フレームデータであってもよいし、又は、ユーザによって任意に選ばれた動画フレームデータであってもよい。
図6は、動画データに対応する静止画像データのインデックス一覧表示を行ったときの、画像表示部10の画面の様子を示すものである。
図6を見ると、画像表示部10には、八つの静止画像データがインデックス一覧表示されており、それぞれの静止画像データに番号が付されているのがわかる。この番号は、フラッシュメモリ11に記録されている動画データの中で、何番目に記録された動画データであるかを示している。つまり、フラッシュメモリ11に記録されている動画データの中で、一番最初に記録された動画データ(以下、動画データ1)に対応する静止画像データは「1」であり、8番目に記録された動画データ(以下、動画データ8)に対応する静止画像データは「8」である。なお、ここでは、フラッシュメモリ11には、8つの動画データが記録されているものとする。
ステップS2で、フラッシュメモリ11に記録されている複数の動画データに対応する静止画像データのインデックス一覧表示を行うと、動画データの選択を行うか否かを判断する(ステップS3)。この判断は、ユーザの十字キーの操作に対応する操作信号が、キー入力部15から送られてきたか否かにより判断し、送られてきた場合には、動画データの選択を行うと判断する。なお、ステップS3の判断処理を省略して、インデックス一覧表示を行う際に所定位置の動画データを自動的に選択するように構成してもよい。
ステップS3で、動画データの選択を行うと判断すると、つまり、ユーザの十字キーの操作にしたがって、動画データの選択を行う(ステップS4)。
ここで、ユーザは図6に示すような画像表示部10の画面を見ながら、キー入力部15の十字キーを操作することにより動画データの選択を行うことができる。
まず、ユーザが十字キーの「↑」、「↓」、「←」、「→」のいずれかのキーを操作すると、まず、動画データ1が選択された状態となる。このとき、動画データを選択すると選択された動画データであることをユーザに認識させるため、選択した動画データに対応する静止画像データは、太線で囲まれた状態となる。そして、ユーザが十字キーの「→」を操作すると、選択される静止画像データ(動画データ)が、静止画像データ1(動画データ1)から静止画像データ2(動画データ2)、静止画像データ3(動画データ3)というように切り替わる。
また、ユーザが十字キーの「↓」の操作を、静止画像データ1(動画データ1)が選択されている状態で行うと、静止画像データ1(動画データ1)から静止画像データ(動画データ5)が選択される状態へと切り替わる。このようにして、十字キーを操作することによりユーザは、動画データの選択を行うことができる。
図6を見ると、静止画像データ5の静止画像が太線で囲まれているので、現在静止画像データ5に対応する動画データ5が選択されている状態であることがわかる。
ステップS4で、動画データの選択を行うと、動画データのインデックス一覧表示を行っている状態で、ステップS4で選択された動画データの再生処理を行うか否かを判断する(ステップS5)。この判断は、キー入力部15から一覧再生キーの操作に対応する操作信号が送られてきたか否かにより判断し、送られてきた場合には、インデックス一覧表示をしている状態で、選択した動画データの再生処理を行うと判断する。
ステップS5で、動画データのインデックス一覧表示を行っている状態で、選択された動画データの再生処理を行わないと判断するとステップS7に進む。
一方、ステップS5で、動画データのインデックス一覧表示を行っている状態で、選択された動画データの再生処理を行うと判断すると、動画データのインデックス一覧表示を行っている状態で、ステップS4で選択された動画データの再生処理の開始を行って(ステップS6)、ステップS7に進む。このとき、動画データのインデックス一覧表示を行っている状態で、既に動画データの再生処理が行われている場合には、再生している動画データの再生処理を禁止して、現在選択されている動画データの再生処理を開始する。
例えば、ユーザが図5に示した状態で(動画データ5を選択した状態で)、一覧再生キーの操作を行うと、選択されている静止画像データ5に対応する動画データの動画再生処理を、静止画像5が表示された場所で行う。つまり、静止画像データ5の部分だけが動画再生される。また、インデックス一覧表示を行っている状態で、動画データ5を再生しているときに、静止画像データ6を選択し、一覧再生キーの操作を行うと、動画データ5の再生処理を禁止して、選択されている静止画像データ6の部分だけが動画再生させる。
このとき、動画データの再生方法としては、選択された動画データをチャプター毎にスキップさせながら所定時間、動画再生させるようにする。具体的に説明すると、選択された動画データの1番目のチャプターから動画再生を所定時間(例えば、10秒等)行うと、次のチャプターにスキップして再生を行い、また、所定時間経過すると、次のチャプターにスキップして所定時間再生を行うことをいう。ここで、動画データの各チャプターは、ユーザが任意に区切ったものでもよいし、自動的に設定、又は、予め区切られたものであってもよい。もちろんこのときの動画再生は、縮小された動画データの動画フレームデータが表示されることになる。
なお、該選択された動画データの再生処理をスキップさせずに最初から順番に表示させるようにしてもよいし、チャプターを区切りとせずに普通に動画データをスキップさせるようにしてもよい(例えば、15秒表示させたら、所定時間間隔でスキップして、15秒表示させたら、また、所定時間間隔でスキップさせるというようにする)。
図7は、選択された動画データ5の再生処理を行ってから、ある時間が経過した後の画像表示部10の様子を示すものである。この図7と図6を見比べると、静止画像データ5の場所以外の静止画像はすべて同じであるのに対し、静止画像データ5のところは、動画再生を行っているので、時間と伴に表示される画像は違うことがわかる。これにより、ユーザは、動画データのインデックス一覧表示を行っている状態であっても、選択した動画データの中身、内容を知ることができ、自分が探している動画データであるか否かを簡単に見分けることが可能となる。
ここで、インデックス一覧表示がされている状態で、選択された動画データの再生処理が終了すると(動画データの最後の動画フレームデータまで表示すると)、最初から動画データの再生処理を繰り返す。なお、選択された動画データの再生処理が終了した場合には、次の動画データを再生するようにしてもよい。例えば、動画データ5の再生が終了した場合には、動画データ6の再生処理を開始する。この際には動画データ6が選択されている状態に切り替わる。
ステップS7に進むと、該選択されている動画データのチャプターの一覧を表示させるか否かを判断する。この判断は、ユーザのキー入力部15のチャプター一覧表示キーの操作に対応する操作信号がキー入力部15から送られてきたか否かにより判断し、送られてきた場合はチャプター一覧表示を行うと判断する。
ステップS7で、チャプター一覧表示を行わないと判断すると、該選択されている動画データの通常の再生処理を行うか否かを判断する(図4のステップS8)。この通常の再生処理とは、静止画像のインデックス一覧を表示させた状態での選択した動画データの動画再生処理とは違い、該選択された動画データのみを画像表示部10に表示させて再生することをいう。この選択された動画データの通常の再生処理を行うか否かの判断は、ユーザのキー入力部15のセットキーの操作に対応する操作信号がキー入力部15から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS8で、選択されている動画データの通常の再生処理を行うと判断すると、該選択されている動画データが、動画データのインデックス一覧表示を行っている状態で再生されているか否かを判断する(ステップS9)
ステップS9で、ステップS4で選択された動画データが、動画データのインデックス一覧表示を行っている状態で再生されていないと判断すると、ステップS4で選択された動画データの通常の再生処理を初めから行う(ステップS10)。つまり、選択された動画データの最初の動画フレームデータから通常の再生処理を行う。
一方、ステップS9で、ステップS4で選択された動画データが、動画データのインデックス一覧表示を行っている状態で再生されていると判断すると、動画データの途中から通常の再生処理を行う(ステップS11)。つまり、選択された動画データのうち、インデックス一覧表示で再生されていない動画フレームデータから通常の再生処理を行う。具体的に説明すると、例えば、図2の動画データの動画フレームデータ26までの動画フレームデータを、インデックス一覧表示状態で再生した場合には、動画フレームデータ26からの動画フレームデータを通常の再生処理により再生する。これにより、ユーザはインデックス一覧表示で再生された場面を、通常の再生処理で再び見るという煩わしさがなくなる。
なお、インデックス一覧表示で再生していたチャプターから、動画データの通常の再生処理を行うようにしてもよい。例えば、インデックス一覧表示において選択された動画データの中のチャプター3に対応する動画データを再生しているときに、ユーザのセットキーの操作が行われた場合は、チャプター3から通常の動画再生処理を行うようにする。
一方、ステップS8で、選択されている動画データの通常の再生処理を行わないと判断すると、動画データの選択の変更を行うか否かを判断する(ステップS12)。この判断は、ユーザのキー入力部15の十字キーの操作に対応する操作信号が送られてきたか否かにより判断する。
例えば、ユーザが、図6又は図7に示すような状態で、静止画像データ5を選択して、静止画像データ5に対応する動画データを再生して見て、自分が探している動画データでないと思った場合などに、十字キーの操作により静止画像データ(動画データ)の選択を変更した場合は、動画データの選択変更を行うと判断する。
ステップS12で、動画データの選択変更を行わないと判断すると、ステップS5に戻り、動画データの選択変更を行うと判断すると、ステップS4に進み、ユーザのキー操作にしたがって新たな動画データの選択を行う。
一方、ステップS7で、チャプター一覧表示を行うと判断すると、現在選択されている動画データのチャプター画像の一覧を画像表示部10に表示させる。(ステップS13)。チャプター画像とは、1つの動画データが複数のチャプターに区切られ、該区切られたそれぞれのチャプターに対応する動画データの中で最初の動画フレームデータの画像のことをいう。このときも、チャプター画像の一覧表示においては、チャプター画像に対応する動画フレームデータの画像が縮小されて画像表示部10に一覧表示される。ここでは、ユーザが静止画像データ5を選択している状態で、キー入力部15のチャプター一覧表示キーのキー操作を行ったものとする。
図8は、動画データのチャプターの一覧表示を行ったときの、画像表示部10の画面の様子を示すものである。
図8を見るとわかるように、画像表示部10には、静止画像データ5に対応する動画データのチャプター画像が一覧表示されているのがわかる。ここでは、静止画像データ5に対応する動画データは、チャプター1〜チャプター8までに分けられているものとする。
ステップS13で、選択された動画データのチャプター一覧表示を行うと、チャプターの選択を行うか否かを判断する(ステップS14)。この判断は、ユーザの十字キーの操作に対応する操作信号が、キー入力部15から送られてきたか否かにより判断し、送られてきた場合にはチャプターの選択を行うと判断する。
ここで、ユーザは、図8に示すような画像表示部10の画面を見ながら、動画データの選択と同じように、キー入力部15の十字キーの操作することによりチャプター画像(チャプター)の選択を行うことができる。
ステップS14で、チャプターの選択を行わないと判断した場合はステップS18に進み、チャプターの選択を行うと判断した場合、つまり、ユーザのキー入力部15の十字キーの操作が行われた場合は(ステップS14でYに分岐)、ユーザの十字キーの操作によって選択されたチャプター画像の属するチャプターの選択を行う(ステップS15)。
なお、ステップS14の判断処理を省略して、チャプター一覧表示を行う際に所定位置のチャプター画像を自動的に選択するように構成してもよい。
ステップS15で、チャプターの選択を行うと、動画データのチャプター一覧表示を行っている状態で、ステップS15で選択されたチャプターに対応する動画データの再生処理を行うか否かを判断する(ステップS16)。この判断は、キー入力部15から一覧再生キーの操作に対応する操作信号が送られてきたか否かにより判断し、送られてきた場合には、チャプター一覧表示をしている状態で、選択したチャプターに対応する動画データの再生処理を行うと判断する。
ステップS16で、動画データのチャプター一覧表示を行っている状態で、選択されたチャプターに対応する動画データの再生処理を行わないと判断するとステップS18に進む。
一方、ステップS16で、動画データのチャプター一覧表示を行っている状態で、選択されたチャプターに対応する動画データの再生処理を行うと判断すると、動画データのチャプター一覧表示を行っている状態で、ステップS15選択されたチャプターに対応する動画データの再生処理の開始を行って(ステップS17)、ステップS18に進む。このとき、動画データのチャプター一覧表示を行っている状態で、既にチャプターに対応する動画データの再生処理が行われている場合には、再生しているチャプターに対応する動画データの再生処理を禁止して、現在選択されているチャプターに対応する動画データの再生処理を開始する。
例えば、チャプター画像4を選択された状態で、ユーザが一覧再生キーの操作を行った場合には、図8に示すようなチャプター一覧表示を行っている状態で、チャプター画像4の属するチャプター(以下、チャプター4)に対応する動画データの動画再生処理を、チャプター画像4が表示された場所で行う。つまり、チャプター4以外のチャプターは静止画像で表示されているのに対し、チャプター4の部分だけが動画で表示される。また、チャプター一覧表示を行っている状態で、チャプター4に対応する動画データを再生しているときに、チャプター画像5を選択し、一覧再生キーの操作を行うと、チャプター4に対応する動画データの再生処理を禁止して、選択されたチャプター5の部分だけが動画で表示される。
このとき、チャプターの再生方法としては、選択されたチャプターに対応する動画データをスキップさせながら表示させるようにする。例えば、選択されたチャプターに対応する動画データの最初の動画フレームから200番目の動画フレームまで表示させたら、動画フレームを300フレームスキップさせて、501番目の動画フレームから700番目の動画フレームまで表示させるというように、所定間隔毎にスキップさせて表示させるようにする。もちろんこのときの動画再生は、チャプターに対応する動画データの動画フレームデータの画像が縮小されて表示されることになる。
なお、10秒間表示させたら、次の20秒間はスキップさせるというように所定時間間隔でスキップさせるにしてもよい。
これにより、ユーザは、チャプター一覧表示を行っている状態で、選択したチャプターの中身、内容を詳細に知ることができ、自分が探している動画データであるか否かを簡単に見分けることができる。また、自分が見たいシーンがどこのチャプターにあるのかを簡単に探すことができる。
なお、ステップS17において、選択したチャプターに対応する動画データの最後の動画フレームデータまで再生した場合、つまり、チャプターに対応する動画データの再生が終了した場合には、該再生が終了した動画データの再生を繰り返すようにしてもよいし、次のチャプターに対応する動画データの再生を行うようにしてもよい。
ステップS18に進むと、現在選択されている動画データの通常の再生処理を行うか否かを判断する。この判断は、ユーザのキー入力部15のセットキーの操作に対応する操作信号が、キー入力部15から送られてきたか否かにより判断する。
ステップS18で、通常の動画再生処理を行うと判断すると、動画データのチャプターが選択されているか否かを判断する(ステップS19)。
ステップS19で、チャプターが選択されていないと判断すると、ステップS4で選択された動画データの最初から通常の再生処理を行う(ステップS20)。つまり、選択された動画データの最初の動画フレームデータから通常の再生処理を行う。
一方、ステップS19で、チャプターが選択されていると判断すると、ステップS21に進み、動画データのチャプター一覧表示を行っている状態で、ステップS15で選択されたチャプターに対応する動画データの再生処理が行われているか否かを判断する(ステップS21)。
ステップS21で、選択されたチャプターに対応する動画データが再生中でないと判断すると、ステップS4で選択された動画データのうち、ステップS15で選択されたチャプターに対応する動画データから通常の動画再生処理を行う(ステップS22)。
一方、ステップS21で、選択されたチャプターに対応する動画データが再生中であると判断すると、選択されたチャプターに対応する動画データの途中から通常の動画再生処理を行う(ステップS23)。具体的に説明すると、例えば、図2に示すような動画データのチャプター3に対応する動画データが、チャプター一覧表示が行われている状態で再生を行っているときに、ユーザによりセットキーの操作があると、そのセットキーの操作の際にチャプター3の動画フレームデータ26が画像表示部10に表示されている場合には、図2の動画データの中で、動画フレームデータ26からあとの動画フレームデータが通常の再生処理により再生されることとなる。
これにより、自分が見たいシーンを簡単、且つ、迅速に探すことができ、そのシーンから動画を見ることができる。例えば、映画などこのシーンから映画を見てみたいと思う場合や、この場面をもう一度見たいというときでも、その場面から映画などを見ることができ、手間がかからない。
一方、ステップS18で、通常の再生処理を行わないと判断すると、他の動画データの選択を行うか否かを判断する(ステップS24)。この判断は、ユーザのキー入力部15の一覧表示キーの操作に対応する操作信号が、キー入力部15から送られてきたか否かにより判断し、送られてきた場合には動画データの選択を行うと判断する。
ステップS24で、他の動画データの選択を行うと判断すると、ステップS2に戻って、動画データに対応する静止画像データのインデックス一覧表示を行い、他の動画データの選択を行わないと判断すると、チャプターの選択変更を行うか否かを判断する(ステップS25)。このチャプターの選択変更を行うか否かの判断は、ユーザのキー入力部15の十字キーの操作に対応する操作信号がキー入力部15から送られてきたか否かにより判断する。
例えば、図8に示すような状態で、チャプター4を再生してみて、自分が探しているシーンがないと思った場合などに、十字キーの操作によりチャプターの選択変更の操作が行われた場合は、チャプターの選択変更を行うと判断する。
ステップS25で、チャプターの選択変更を行わないと判断すると、ステップS16に戻り、チャプターの選択変更を行うと判断すると、ステップS15に戻り、ユーザの十字キーの操作によって新たに選択されたチャプターの選択を行う。
D.以上のように、実施の形態においては、ユーザにより一覧表示キーの操作が行われると、フラッシュメモリ11に記録されている動画データに対応する静止画像データのインデックス一覧表示を行い、ユーザによって動画データの選択が行われ、且つ、チャプター一覧表示キーの操作が行われると、該選択した動画データのチャプター画像の一覧表示を行うので、動画データの中身、内容を簡単に知ることができ、自分が探している動画データであるか否かを簡単に見分けることができる。
また、動画データの静止画インデックス一覧表示を行っているときに、動画データの選択し、一覧再生キーの操作を行うと、インデックス一覧表示を行っている状態で、該選択した動画データの再生処理を行うので、インデックス一覧表示を行っている状態であっても、選択した動画データの中身、内容を簡単に知ることができる。
また、チャプター画像の一覧表示を行っているときに、チャプターの選択し、一覧再生キーの操作を行うと、チャプター一覧表示を行っている状態で、該選択したチャプターに対応する動画データの再生処理を行うので、選択した動画データの中身、内容を詳細に知ることができる。また、自分が見たいシーンがどこのチャプターにあるのかを簡単に探すことができる。
なお、実施の形態においては、インデックス一覧表示やチャプター一覧表示が行われているときに、十字キーの操作により動画データやチャプターを選択し、一覧再生キーの操作が行われると、インデックス一覧表示やチャプター一覧表示を行っている状態で、該選択された動画データやチャプターの動画再生処理を行うようにしたが、十字キーの操作により動画データやチャプターが選択された場合は、そのまま、インデックス一覧表示やチャプター一覧表示を行っている状態で、該選択された動画データやチャプターの再生処理を行うようにしてもよい。
また、図3のステップS7でチャプターの一覧表示を行うと判断すると、ステップS4で選択された動画データのチャプター画像の一覧表示を行い(ステップS13)、一覧再生キーの操作を行うと(ステップS16)、ステップS15で選択されている動画データの再生処理を、チャプター画像を一覧表示している状態で行うようにしたが(ステップS17)、ステップS13でチャプター一覧表示させる動画データが、既に動画データのインデックス一覧表示状態で、動画データの再生処理が行われている場合には、該動画データのチャプター一覧表示を行い、該動画データのうち、インデックス一覧表示で再生されていない動画フレームデータから、又は該動画フレームデータに対応するチャプターから自動的に再生するようにしてもよい。この場合には、再生する動画フレームデータが属するチャプターが選択されている状態となる。
具体的に説明すると、例えば、動画データのインデックス一覧表示状態で、図6に示すように静止画像データ5に対応する動画データが再生されていたとする。そして、該動画データの4番目のチャプターに対応する部分が再生されているときに、チャプター一覧表示キーの操作が行われた場合には、画像表示部10には、図8に示すような動画データのチャプター画像が表示され、インデックス一覧表示状態で再生されていた4番目のチャプター(チャプター画像4)が選択され、4番目のチャプターに対応する動画データが再生されている状態となる。
また、チャプター一覧表示が行われた場合は、チャプター一覧表示を行い、自動的に最初のチャプターを選択して再生するようにしてもよい。
また、上記実施の形態における動画再生装置は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、携帯電話、PDA、パソコン、又はデジタルビデオカメラ、ハードディスクビデオレコーダー、DVDビデオレコーダー等でもよく、要は動画を再生することができる機器であれば何でもよい。
本発明の実施の形態のデジタルカメラのブロック図である。 複数のチャプターに区切られた動画データの様子を示す図である。 実施の形態のデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。 実施の形態のデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。 実施の形態のデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。 インデックス一覧表示を行ったときの、画像表示部10の画面の様子を示すものである インデックス一覧表示時での動画再生を行っている状態で、ある時間が経過した後の画像表示部10の様子を示す図である。 動画データのチャプターの一覧表示を行ったときの、画像表示部10の画面の様子を示す図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 撮影レンズ
3 絞り兼用シャッタ
4 CCD
5 ユニット回路
6 TG
7 DRAM
8 メモリ
9 CPU
10 画像表示部
11 フラッシュメモリ
12 カードI/F
13 メモリ・カード
14 モータ駆動ブロック
15 キー入力部
16 音声処理部
17 ストロボ駆動部
18 ストロボ発光部

Claims (9)

  1. 記録手段に記録されている複数の動画データに対応するそれぞれの静止画像データを表示手段に一覧表示させる表示制御手段と、
    ユーザが前記表示制御手段により前記表示手段に一覧表示された静止画像データのうち任意の静止画像データを選択するための選択手段と、
    記選択手段により選択された静止画像データに対応する動画データを、前記表示制御手段による一覧表示がされている状態で再生表示する第1の動画再生手段と、
    ユーザが動画再生を指示するための指示手段と、
    前記指示手段により動画再生の指示が行われた場合は、前記選択手段により選択された静止画像データに対応する動画データのみを前記表示手段に表示させて動画の再生を行う第の動画再生手段と、
    を備え、
    前記第の動画再生手段は、
    前記第1の動画再生手段により一覧表示状態で再生されている動画データを単独で再生する場合には、前記第1の動画再生手段により既に再生された箇所以降から引き続き再生し、一覧表示状態で再生されていない動画データを単独で再生する場合には、該動画データの先頭から再生することを特徴とする動画再生装置。
  2. 記録手段に記録されており、各々が複数のチャプターで構成されている複数の動画データに対応するそれぞれの静止画像データを表示手段に一覧表示させる表示制御手段と、
    ユーザが前記表示制御手段により前記表示手段に一覧表示された静止画像データのうち任意の静止画像データを選択するための選択手段と、
    記選択手段により選択された静止画像データに対応する動画データ、前記表示制御手段による一覧表示がされている状態で再生表示する第の動画再生手段と、
    ユーザが動画再生を指示するための指示手段と、
    前記指示手段により動画再生の指示が行われた場合は、前記選択手段により選択された静止画像データに対応する動画データのみを前記表示手段に表示させて動画の再生を行う第の動画再生手段と、
    を備え、
    前記第の動画再生手段は、
    前記第の動画再生手段により一覧表示状態で再生されている動画データを単独で再生する場合には、前記第1の動画再生手段により再生されていた位置を含むチャプターから改めて再生し、一覧表示状態で再生されていない動画データを単独で再生する場合には、該動画データの先頭から再生することを特徴とする動画再生装置。
  3. 動画データから静止画像データを生成する生成手段を備え、
    記表示制御手段は、
    前記生成手段により前記記録手段に記録された複数の動画データからそれぞれ生成された静止画像データを前記表示手段に一覧表示させることを特徴とする請求項1又は2記載の動画再生装置。
  4. 前記生成手段は、
    動画データの1つの動画フレームデータを縮小して静止画像データを生成することを特徴とする請求項3記載の動画再生装置。
  5. 前記第1の動画再生手段は、
    記選択手段により選択された静止画像データに対応する動画データの動画フレームデータを縮小して前記表示手段に表示させることにより動画の再生表示を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の動画再生装置。
  6. 前記第1の動画再生手段は、
    記選択手段により選択された静止画像データに対応する動画データを、所定間隔毎にスキップさせながら動画の再生表示を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の動画再生装置。
  7. 前記第1の動画再生手段は、
    記選択手段により選択された静止画像データに対応する動画データを、チャプター毎にスキップさせながら所定時間表示させることを特徴とする請求項6記載の動画再生装置。
  8. コンピュータに、
    記録手段に記録されている複数の動画データに対応するそれぞれの静止画像データを表示手段に一覧表示させる表示制御処理と、
    記表示制御処理により前記表示手段に一覧表示された静止画像データのうちユーザによって任意に選択された静止画像データに対応する動画データを、前記表示制御処理による一覧表示がされている状態で再生表示する第1の動画再生処理と、
    ユーザによって動画再生の指示が行われた場合は、ユーザによって選択された前記静止画像データに対応する動画データのみを前記表示手段に表示させて動画の再生を行う第の動画再生処理と、
    を実行させるためのプログラムであり、
    前記第の動画再生処理は、
    前記第1の動画再生処理により一覧表示状態で再生されている動画データを単独で再生する場合には、前記第1の動画再生処理により既に再生された箇所以降から引き続き再生し、一覧表示状態で再生されていない動画データを単独で再生する場合には、該動画データの先頭から再生することを特徴とするプログラム。
  9. コンピュータに、
    記録手段に記録されており、各々が複数のチャプターで構成されている複数の動画データに対応するそれぞれの静止画像データを表示手段に一覧表示させる表示制御処理と、
    記表示制御処理により前記表示手段に一覧表示された静止画像データのうちユーザによって任意に選択された静止画像データに対応する動画データ、前記表示制御処理による一覧表示がされている状態で再生表示する第の動画再生処理と、
    ユーザによって動画再生の指示が行われた場合は、ユーザによって選択された前記静止画像データに対応する動画データのみを前記表示手段に表示させて動画の再生を行う第の動画再生処理と、
    を実行させるためのプログラムであり、
    前記第の動画再生処理は、
    前記第の動画再生処理により一覧表示状態で再生されている動画データを単独で再生する場合には、前記第1の動画再生手段により再生されていた位置を含むチャプターから改めて再生し、一覧表示状態で再生されていない動画データを単独で再生する場合には、該動画データの先頭から再生することを特徴とするプログラム。
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