JP5062207B2 - ビデオカメラ及びその制御方法 - Google Patents

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本発明は、ビデオカメラ及びその制御方法に係り、特にネットワーク接続機能とカメラ自動制御機能とを備えたビデオカメラ及びその制御方法に関する。
ビデオカメラのカメラ自動制御機能は、撮像素子の平均出力レベルが所定の範囲内となるように、撮像素子に入射する光量を調整する絞り(アイリス)を制御するアイリス制御機能が知られており(例えば、特許文献1参照)、また、撮像素子から得られる輝度信号の高域成分レベルを基に、撮像素子の入射光面側に設けられたフォーカスレンズの位置を自動制御して、入射光を撮像素子の受光面に焦点一致して結像させるフォーカス制御機能が知られている(例えば、特許文献2参照)。これらのアイリス制御機能とフォーカス制御機能により、ビデオカメラは、被写体が変化しても適切な明るさで、焦点の合った画像を撮像できるようになっている。
また、常時電源を入れておき、ネットワークを通じてアクセスがあれば即座に対応できるような構成のネットワーク接続機能を備えたビデオカメラも従来より知られている(例えば、特許文献3参照)。このネットワーク接続機能を備えたビデオカメラは、デジタル画像をインターネット・アドレスへ送信する一体型ビデオカメラであり、所定のファイル転送プロトコルに従ってデジタル画像ファイルを所定のインターネット・アドレスにある宛先シェル・アカウントへ転送し、それによりインターネットにアクセスしたユーザが宛先シェル・アカウント内のデジタル画像ファイル使用することを可能にする。
特許第3216022号公報 特公平6−32501号公報 特許第3034243号公報
しかしながら、従来のVTR付きビデオカメラ(ビデオ一体型VTR)を、上記の従来のカメラ自動制御機能とネットワーク接続機能とを備えた構成とする場合、ネットワークに接続しようとした時に、ネットワークを通じたアクセスにすぐ反応させる必要があるため、アクセスがある場合でもない場合でも常に電源を入れておき、オートフォーカス、オートアイリス、オートホワイトバランス機能が動作している状態にする必要がある。
このため、上記のビデオカメラは、通常のビデオテープに録画する時のビデオカメラの使用状態(例えば1年に20日、1日あたり1時間程度)に比べ、ネットワーク接続時は桁違いに長い時間(例えば1ヶ月、多いときでは1年以上)、ビデオカメラ部の電源を入れ続けた状態になる。この時、モータなどを用いて機械的に動作させる必要のあるオートフォーカス、オートアイリスは被写体に応じて常に動作するため、電源の入っている時間に比例して機械的部分の消耗、劣化が起こってしまう。
また、監視専用のネットワーク接続機能を備えたビデオカメラは、これらの消耗や劣化に対処するため、機械的制御部を持つアイリスの代わりに、電子シャッタによる露光調整だけを用いるとか、焦点を合わせる必要のない単焦点(パンフォーカス式)のレンズを用いるなどで対応しているが、ビデオテープなどの記録媒体に高画質な動画像を記録する目的のVTR付きビデオカメラでは採用することができない。VTR付きビデオカメラでは移動して撮影するため、とても明るい屋外からとても暗い屋内まで撮影できることが必要とされ、電子シャッタ単独では対応できないからである。このため、VTR付きビデオカメラでは、電子シャッタとメカニカルシャッタを併用するのが通常である。
本発明は以上の点に鑑みてなされたものであり、記録媒体に高画質な動画像を記録することが求められる、ネットワーク接続機能とカメラ自動制御機能とを備えたビデオカメラで、カメラ自動制御の機械的部分の消耗、劣化を防止し得るビデオカメラ及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記の目的を達成するため、外部のクライアントにネットワークを介して接続するネットワーク接続手段と、電子シャッタを備えた撮像素子と、
絞り径を可変するアイリス制御手段と、前記クライアントからの要求に従って前記撮像素子によって撮像した映像信号を、前記ネットワークを介して前記クライアントへ送出する送出手段と、前記ネットワーク接続手段によって前記クライアントと接続され、前記クライアントからアクセスが発生した場合には、前記電子シャッタ及び前記アイリス制御手段を用いたオートアイリス制御を行って、前記送出手段によって前記映像信号を前記ネットワークへ送出するよう制御し、前記クライアントからのアクセスがない場合には、前記電子シャッタのみを用いて前記撮像素子の入射光の明るさ調整を行う休止モードとするよう制御する制御手段とを備えることを特徴とするビデオカメラを提供する。
また、本発明は、上記の目的を達成するため、外部のクライアントにネットワークを介して接続するネットワーク接続手段と、撮像素子と、焦点距離を可変するフォーカス制御手段と、前記クライアントからの要求に従って前記撮像素子によって撮像した映像信号を動画像ストリームとして前記ネットワークを介して前記クライアントへ送出する送出手段と、前記ネットワーク接続手段によって前記クライアントと接続され、前記クライアントからアクセスが発生した場合には、前記フォーカス制御手段を用いてオートフォーカス制御を行って、前記送出手段によって前記映像信号を前記ネットワークへ送出するよう制御し、前記クライアントからのアクセスがない場合には、前記フォーカス制御手段によるオートフォーカス制御を前記クライアントからのアクセスが発生した場合よりも間欠的又は低速に行う休止モードとするよう制御する制御手段とを備えることを特徴とするビデオカメラを提供する。
さらに、本発明は、上記の目的を達成するため、絞り径を可変するアイリス制御手段と、電子シャッタを有する撮像素子を備えたビデオカメラの制御方法であって、前記撮像素子によって撮像した映像信号を、ネットワークを介して接続された外部のクライアントに送出可能なネットワークモードで、前記クライアントからのアクセスがある場合には、前記電子シャッタ及び前記アイリス制御手段を用いたオートアイリス制御を行い、前記ネットワークモードで、前記クライアントからのアクセスがない場合には、前記電子シャッタのみを用いて前記撮像素子の入射光の明るさ調整を行うことを特徴とするビデオカメラの制御方法を提供する。
さらにまた、本発明は、上記の目的を達成するため、撮像素子によって撮像した映像信号を、ネットワークを介して接続された外部のクライアントに送出可能なネットワークモードで、前記クライアントからのアクセスがある場合には、焦点距離を可変するフォーカス制御手段を用いたオートフォーカス制御を行い、前記ネットワークモードで、前記クライアントからのアクセスがない場合には、オートフォーカス制御を前記クライアントからのアクセスがある場合よりも間欠的又は低速に行うことを特徴とするビデオカメラの制御方法を提供する。
本実施の形態のビデオカメラは、外部のクライアントにネットワークを介して接続するネットワーク接続手段と、クライアントからの要求に従い映像信号をネットワークへ送出するサーバ手段とを有したビデオカメラであって、電子シャッタを備えた撮像素子と、クライアントからの要求に従い、ネットワークへ映像信号を送出するネットワークモードであるか判定する判定手段と、判定手段によりネットワークモードであると判定されたときは、絞り径を可変するアイリス制御手段及び焦点距離を可変するフォーカス制御手段の一方または両方を非作動とし、アイリス制御手段を非作動としたときは電子シャッタのみを用いて撮像素子の入射光の明るさ調整を行う調整制御手段とを有することを特徴とする。
この実施の形態では、ネットワークモードに設定すると、自動的にアイリス制御手段及びフォーカス制御手段の一方または両方を非作動とし、アイリス制御手段を非作動としたときは電子シャッタのみを用いて撮像素子の入射光の明るさ調整を行うことで、アイリス制御手段及びフォーカス制御手段の可動する機械的構成部分を停止できる。
また、本実施の形態のビデオカメラは、外部のクライアントにネットワークを介して接続するネットワーク接続手段と、クライアントからの要求に従い映像信号をネットワークへ送出するサーバ手段とを有したビデオカメラであって、クライアントからの要求に従い、ネットワークへ映像信号を送出するネットワークモードであるか判定する判定手段と、判定手段によりネットワークモードであると判定されたときは、絞り径を可変するアイリス制御手段の絞りの径の可変速度及び焦点距離を可変するフォーカス制御手段のフォーカスレンズの移動速度の少なくとも一方を、クライアントと接続されていないモードのときのそれに比し、遅くまたは間欠的に制御する調整制御手段とを有することを特徴とする。
この実施の形態では、ネットワークモードに設定すると、自動的にアイリス制御手段の絞りの径の可変速度及びフォーカス制御手段のフォーカスレンズの移動速度の少なくとも一方を、クライアントと接続されていないモードのときのそれに比し、遅くまたは間欠的に制御するようにしたため、アイリス制御手段及びフォーカス制御手段の可動する機械的構成部分の可動動作をネットワークモードではそれ以外のモードに比し遅くできる。
本発明によれば、ネットワークモードに設定した場合、あるいは、検出されたクライアントからのアクセスがなくなるか、またはクライアントへ送出要求された映像信号の送出が完了した後の予め定めた設定時間経過後に、アイリス制御手段及びフォーカス制御手段の一方または両方を非作動とするか、アイリス制御手段の絞りの径の可変速度及びフォーカス制御手段のフォーカスレンズの移動速度の少なくとも一方を、クライアントと接続されていないモードのときのそれに比し、遅くまたは間欠的に制御することにより、アイリス制御手段及びフォーカス制御手段の可動する機械的構成部分の可動動作を停止、遅い制御、または間欠的動作とすることができるので、アイリス制御手段及びフォーカス制御手段の可動する機械的構成部分の磨耗、劣化を従来に比し大幅に低減して長寿命にでき、通常のビデオカメラとして使用するときの性能と、ネットワーク接続カメラとして使用するときの耐久性を両立させることができる。
本発明の一実施の形態のブロック図である。
次に、発明を実施するための形態について説明する。図1は本発明になるビデオカメラの一実施の形態のブロック図を示す。この実施の形態では、撮像素子12が電子シャッタを有しており、また、この撮像素子12の撮像面に形成された光学像の輝度を常時一定範囲内とするために、アイリスモータ34により絞り径が可変制御される絞り(アイリス)が光学系11内に設けられており、さらに、撮像素子12の撮像面に被写体からの光学像を焦点一致して結像させるために、フォーカスモータ35により静止位置が移動制御されるフォーカスレンズが光学系11内に設けられている。
さらに、本実施の形態のビデオカメラは、DSC(デジタル・スチル・カメラシステム)30から無線LANカード41を介してネットワークに接続可能な構成とされている。なお、本実施の形態のビデオカメラは、例えば一定の場所に設置されて監視用途に用いられることが可能とされている。以下、この実施の形態の各モードの動作について説明する。
(1)カメラ動画像のテープ録画モード
光学系11で画角、フォーカス、アイリスを調整された被写体からの入射光は、電荷結合素子(CCD)で構成された撮像素子12の撮像面上で光学像を結ぶ。撮像素子12は、電子シャッタで入射光の明るさを調整し、また画像処理回路14からの垂直ドライブ信号と、AFE13からの水平ドライブ信号により駆動され、撮像面上の光学像を光電変換して2chの画像データを出力する。この2chの画像データは、画面の中心で左右に分割されたデータとなっており、これらの画像データは次のAFE13において、それぞれ相関2重サンプリング(CDS)によるS/N改善、自動利得制御(AGC)による利得調整、及びA/D変換によるデジタル変換が順次に施されて、2chのデジタル信号とされて並列に出力される。
AFE13から並列に出力された2chのデジタル信号は、次段の画像処理回路14において、それぞれゲイン、セットアップ調整されて結合され、1枚の画像に合成されてカメラ/JPEGエンコーダ17へ出力される。
ここで、発振器(OSC)15はカメラ信号処理で必要となるクロックを発生する。このクロックを基準としてAFE13でのCDSやA/D変換に用いるクロックを、画像処理回路14で発生する。また、撮像素子12を駆動する垂直ドライブ信号は、画像処理回路14で発生させ、増幅した後撮像素子12に供給する。水平ドライブ信号は、AFEで発生させて撮像素子12に与える。
画像処理回路14で1枚の画像となった画像データは、カメラ/JPEGエンコーダ17に供給されてカメラ信号処理され、補色のCCDデータからYUVデータに変換される。また、カメラ/JPEGエンコーダ17は、ズーム、モザイク、ソラリゼーションなどの電子画像処理を行い、最終的にデジタルビデオカメラ(DVC)の規格に合う有効画素(NTSC:720×480、PAL/SECAM:720×576)の動画像に画像サイズを変換して画像データを出力端子18から出力する。ここで、カメラ/JPEGエンコーダ17では画像処理回路14からクロックが入力され、同期信号を画像処理回路14へ出力している。
ビデオエンコーダ/デコーダ19は、カメラ/JPEGエンコーダ17の出力端子18から出力された画像データを、そのままビデオ信号として出力する一方、DVコーデック20に供給される。DVコーデック20は、入力されたビデオ信号をDV規格に基づき圧縮し、この圧縮ビデオ信号に音声セレクタ/マイクアンプ21から入力された音声信号をA/D変換して付加し、それら信号全体に誤り訂正符号を付加した後、記録のための所定の変調方式にて変調した後、その変調された信号をDVCデッキ22へ出力して、公知のヘリカルスキャニング方式により回転ヘッドを用いて磁気テープに記録させる。
この時ビデオエンコーダ/デコーダ19において、入力ビデオ信号に対して機器操作に必要となる文字を、同期信号に合わせてOSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)23から出力させ、そのOSD23からの信号を内部で合成した後、NTSC方式またはPAL/SECAM方式のカラー映像信号に変調して、本体表示用表示器(ビューファインダー、液晶表示装置など)24に出力すると共に、ビデオ信号として外部に出力する。
また、マイク25により収音された音声は、マイク25により音響−電気変換されて音声信号となり、その音声信号は音声セレクタ/マイクアンプ21にてゲイン調整後にDVコーデック20に出力され、前述のように動画像のビデオ信号と一緒に磁気テープに記録される。
このビデオカメラ全体はシステムCPU26が、操作スイッチ、センサなどのユーザインタフェース(UI)27からのデータと、時計回路29からのRTC(リアルタイムクロック)信号とを基に、電源回路(REG)28への制御信号や、図示しない信号線により他のブロックを制御する。
カメラ画像処理時は、角速度検出器(GYRO)31により検出された機器の動き情報を、画像処理回路14を経由し、外部バス32、33によりカメラ/JPEGエンコーダ17に取り込むと共に、1フィールド分の画像メモリを持つカメラ/JPEGエンコーダ17において、その動き情報から現在と過去の1フィールド間の画像の動きベクトルを算出して、その動きベクトルが最小になるように画像メモリからの読み出し位置を制御することで、手振れなどによる動画像の細かい揺れを生じさせないようにさせている。
カメラ自動制御機能について次に説明する。カメラ/JPEGエンコーダ17は、画像処理回路14から画像データのフィールド1枚1枚が入力される度に、その1フィールド画像を分割したブロック毎に、それぞれの平均輝度出力レベルを算出する。カメラ/JPEGエンコーダ17は、続いて、算出したその平均輝度出力レベルが、所定のアルゴリズムで一定の範囲内となるように計算し、その計算結果に応じた制御信号を生成して外部バス33、32を介して画像処理回路14に供給する。
画像処理回路14から出力された駆動信号は、アイリスモータ34を駆動制御し、アイリスモータ34の回転角度や回転方向に応じて光学系11内の絞りの口径を可変したり、減光フィルタを撮像素子12の入射光路内に挿入するか外したりするアイリス調整を行う。さらに、入射光量が多い場合には撮像素子12の電子シャッタを用いて調整を行う。このようなオートアイリス制御により、被写体の明るさが変化しても、撮像素子12の撮像面に形成された光学像の輝度は常時一定範囲内に制御される。
同様に、カメラ/JPEGエンコーダ17は、1フィールド画像を分割したブロック毎にそれぞれの輝度信号の高域成分レベルを算出し、その算出した高域成分レベルを基に被写体の応じたフォーカス位置を計算し、その計算結果を外部バス33及び32を介して画像処理回路14に供給し、これよりオートフォーカス信号を生成してフォーカスモータ35を駆動制御する。このフォーカスモータ35の回転方向及び回転量に応じて、光学系11内のフォーカスレンズが、撮像素子12の方向またはその反対方向に、上記の回転量に応じた距離だけ移動し、被写体からの入射光が撮像素子の撮像面に焦点一致して結像するようなオートフォーカス制御が行われる。
以上の電子シャッタ及びオートアイリス制御とオートフォーカス制御により、被写体の明るさ及び位置が変化しても常に適切な明るさで、焦点の合った動画像を撮像でき、その撮像動画像をDVCデッキ22で磁気テープに記録できる。
(2)テープ再生モード
DVCデッキ22により磁気テープから再生された信号は、DVコーデック20に供給されて復調及び誤り訂正され、得られた再生動画像信号はDV伸張後カメラ/JPEGエンコーダ17に一旦出力され、得られた再生音声データはD/A変換された後、音声セレクタ/マイクアンプ21で増幅されてスピーカ36に供給され、ここで電気−音響変換されて音声として発音される。
再生動画像信号はカメラ/JPEGエンコーダ17にて必要に応じてズーム、スチル処理などの処理が施された後、ビデオエンコーダ/デコーダ19に出力され、ここで前記(1)のカメラ動画像のテープ録画モードと同様に、表示器24やビデオ入出力端子に出力されて視聴される。
(3)メモリへの動画録画モード
(1)のカメラ動画像のテープ録画モードと同じ動作をしている時に、カメラ/JPEGエンコーダ17から、DSC30に対して動画像信号が出力される。また、マイク25から入力された音声信号が、音声セレクタ/マイクアンプ21で増幅された後、音声用ADC/DAC37でA/D変換されてデジタル音声データに変換され、DSC30に供給される。
DSC30は、カメラ/JPEGエンコーダ17から入力された動画像信号はCIF(352×288)、QVGA(320×240)など正方画素で、パーソナルコンピュータ(PC)のツールで対応可能な所定のサイズ/フレームレートに変換後に、MPEG4等の動画圧縮を行う。また、DSC30は、音声用ADC/DACから入力された音声データに対しても、上記の動画像信号と同様に、PC上のツールで対応可能なサンプリングレート、ビット数に変換後圧縮を行う。
そして、DSC30はその圧縮した動画像データと音声データを一つのファイルにまとめ、SDメモリカード38への書き込みを行う。この時、DSC30に接続されているリード・オンリ・メモリ(ROM)39はプログラムコード、シンクロナス・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(SDRAM)40は画像バッファ、作業領域として使用している。
テープ再生時のメモリ録画も、上記のカメラ動画像のメモリ録画と同様に、カメラ/JPEGエンコーダ17から、DSC30に対してテープ再生動画像を出力し、テープ再生音声信号を音声セレクタ/マイクアンプ21から音声用ADC/DAC37に対して出力して、A/D変換後DSC30に出力することで、テープ再生動画をMPEG4動画像としてSDメモリカード38に録画することが可能となる。
(4)メモリからの動画再生モード
DSC30のSDIO−I/Fに接続されているSDメモリカード38からMPEG4等の動画ファイルを読み出し、DSC30において動画圧縮データと音声圧縮データに分離後、それぞれ伸張する。DSC30は動画圧縮データに対してMPEG4等の動画伸張後にNTSC方式、PAL方式、あるいはSECAM方式などのテレビ規格に合うように、フレームレートやサイズを変換してビデオエンコーダ/デコーダ19へ出力すると共に、音声圧縮データに対して伸張後にサンプリング周波数を音声用ADC/DAC37で使用する周波数に合わせて変換を行って出力する。
DSC30から出力された動画像データは、ビデオエンコーダ/デコーダ19を経由し表示器24で表示され、また、ビデオ入出力端子にも出力される。また、DSC30から出力された音声データは、音声用ADC/DAC37でD/A変換された後、音声セレクタ/マイクアンプ21を経由してスピーカ36に供給されて発音される。
(5)メモリへの静止画記録モード
上記の(1)のカメラ動画像のテープ録画モードと同様に、カメラ/JPEGエンコーダ17が画像を取り込み、ここでJPEG圧縮を行う。その後、そのJPEG圧縮データを外部バス33及び32を介して画像処理回路14に供給し、さらにこれより高速シリアル転送でDSC30に送信する。DSC30は受け取ったJPEG圧縮データをファイル化してSDメモリカード38に記録する。
(6)メモリからの静止画再生モード
SDメモリカード38などからJPEG圧縮データを読み出してDSC30に供給し、ここでJPEG伸張を行う。その後NTSC方式、PAL方式、あるいはSECAM方式などのテレビ規格に合うようにサイズを変換した後、ビデオエンコーダ/デコーダ19に出力し、表示器24に表示したり、ビデオ入出力端子へビデオ信号として出力したりする。
(7)ネットワーク静止画転送モード
ネットワークモードでは、SDIO無線LANカード(SDIO−WLAN)41によって、外部の無線アクセスポイントまたは無線機能を搭載したコンピュータ42と無線接続される。DSC30内にはTCP/IPプロトコルスタック、Webサーバを搭載し、それら外部機器からのアクセスによって、このビデオカメラを制御することが可能な状態となっている。
具体的には、外部コンピュータ42からWebブラウザ等を用いてDSC30に接続されたROM39に記録されているWebページにアクセスし、これにより外部コンピュータ42の画面に表示されるWebページの項目選択やボタンをクリックすることで、その情報をネットワークを介してビデオカメラ側に伝え、ビデオカメラに対しての要求(静止画選択、動画選択、VTR制御など)を行う。
外部コンピュータ42が静止画のWebページにおいて静止画サイズを選択し、静止画取り込み要求をネットワークを介してビデオカメラに行うと、ビデオカメラ内のDSC30からシリアル信号線を介してシステムCPU26に静止画取り込み要求が出され、これにより、(5)のメモリへの静止画記録モードと同じ動作を開始する。この時静止画のサイズもWebページで選択された情報がシステムCPU26へ伝えられ、指定サイズの静止画データが作成されてDSC30に入力されることになる。
DSC30では撮像素子12で撮像して得られた動画像をJPEG圧縮して得られた静止画データを、一旦SDRAM40に書き込み、その静止画データを外部コンピュータ42にネットワークを介して送り出す。外部コンピュータ42では、その静止画データを受け取り、Webブラウザや専用ツールでJPEG伸張し、Webブラウザ上に表示させる。これにより、インターネット等のネットワークを経由したビデオカメラの撮影静止画を、外部コンピュータ42の画面で鑑賞することが可能となる。
このネットワーク静止画転送モードでのカメラ自動制御機能の動作は、ネットワークからのアクセスが発生すると、(1)のカメラ動画像のテープ録画モードと同様に、1フィールド毎の画像を用いて電子シャッタとアイリスを用いたオートアイリス制御を行うと共にオートフォーカス制御を通常の速度で行う。アクセスのあるなしはシステムCPU26が監視しており、内部タイマを用いて、アクセスがあってから、またはネットワークに対してデータ出力終了後から一定時間(例えば5分)経過すると、カメラ/JPEGエンコーダ17に対して、図示しない信号線によりアイリス/フォーカス休止命令を送る。これによりカメラ/JPEGエンコーダ17ではアイリス及びフォーカス制御の休止モードとなる。
具体的には、アイリスモータ34、フォーカスモータ35の制御出力を全停止する。または、制御を間欠的(例えば10フィールド毎)に行う。または、アイリスモータ34、フォーカスモータ35に対する制御を遅くすることで、アイリスモータ34、フォーカスモータ35の動作を少なくして、光学系11の機械的部分の消耗、劣化を防ぐ。
ネットワークからのアクセスが再びあった場合は、図示しない信号線によりカメラ/JPEGエンコーダ17へアイリス/フォーカス再開命令を送ることで、通常の1フィールド毎のアイリスモータ34、フォーカスモータ35の高速制御に戻して、画質の良い画像を取り込めるようにする。
なお、ネットワークからのアクセスによらず、ネットワークモードに切り替えると、オートアイリス制御とオートフォーカス制御を自動的に休止モードに入れることも可能である。ネットワークモードに切り替える場合、上記のオートアイリス制御の休止モードにおいては機械的な制御を全て止め、電子シャッタのみを用いて撮像素子12により撮像して得られる静止画の明るさを調整する。また、上記のオートフォーカス制御の休止モードでは、フォーカスモータ35の駆動制御を停止する。
また、ネットワークモードでは、本実施の形態のビデオカメラは通常、監視用途に供されるので、被写体の明るさが急に大きく変化することはないはずであるので、その場所の明るさに対応できる露光調整を行えばよく、電子シャッタのみで対応できるので、ネットワークモードに入る前のメカニカルシャッタによる露光調整量をネットークモード中保持するようにしてもよい。
(8)ネットワークカメラ動画ストリーム転送モード
このモードも(7)のネットワーク静止画転送モードと同様に、無線LANカード41によって、外部のビデオカメラがネットワークを介して外部コンピュータ42と接続される。外部コンピュータ42からWebブラウザ等を用いてDSC30に接続されたROM39に記録されているWebページにアクセスし、Webページの項目選択やボタンをクリックすることでカメラ動画ストリーム転送の要求がビデオカメラになされる。
外部コンピュータ42によりWebページのボタンをクリックするなどにより、外部コンピュータ42からカメラ動画ストリーム転送の要求をビデオカメラが受け取った場合は、DSC30からシステムCPU26に(1)のカメラ動画像のテープ録画モードの要請を出し、これに基づくシステムCPU26の制御により、カメラ/JPEGエンコーダ17の出力端子18から出力されたカメラ撮像の動画像データがDSC30に供給される。
DSC30は入力された動画像データを(3)のメモリの動画録画モードと同様に、Webページで設定されたサイズで圧縮し、SDRAM40をバッファとして用いて外部コンピュータ42に対して、ネットワークを介して動画ストリームとして送り出す。また、DSC30は動画ストリームデータの初めに、コーデック種類、画像サイズ、ビットレートなどの情報を出力し、これを基に外部コンピュータ42上の動画再生ソフトが動画ストリームを再生する。そして、外部コンピュータ42との接続が切断されるまで動画ストリームを転送し続ける。
このときのカメラ自動制御機能の動作は、ネットワークからのアクセスが発生して動画ストリームの接続が完了するまでは、(1)のカメラ動画像のテープ録画モードと同様に1フィールド毎の画像を用いて、電子シャッタとアイリスを用いたオートアイリス制御を行うと共にオートフォーカス制御を通常の速度で行う。動画ストリームの接続が切断されてから一定時間(例えば5分)経過すると、アイリス制御及びフォーカス制御の休止モードとなるようにすることで、光学系11内のアイリス系及びフォーカス系の機械的部分の消耗、劣化を防ぐことができる。または、(7)のネットワーク静止画転送モードで説明したように、ネットワークモードを選択した時点でアイリス制御とフォーカス制御を遅くする休止モードに入るようにしてもよい。
なお、ビデオカメラが、外部コンピュータ42よりWebページを介してSDメモリカード38の動画ストリーム転送の要求を受け取った場合は、DSC30がSDメモリカード38から動画ファイルを読み出し、その動画ファイルのフォーマットがネットワークに送り出すことが可能なフォーマットならばそのまま、そうでない場合は送り出すことが可能なフォーマットに変換してから、SDRAM40をバッファとして用いて外部コンピュータ42に対して動画ストリームとして送り出す。
なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、例えば、ネットワークを介して外部のクライアントからアクセスがあったとき、あるいはビデオカメラの設定モードでネットワークからのアクセスモードに設定されているときには、オートフォーカス制御とオートアイリス制御の一方だけを上記の実施の形態で説明した動作を行うようにしてもよい。
11 光学系
12 撮像素子
14 画像処理回路
17 カメラ/JPEGエンコーダ
19 ビデオエンコーダ/デコーダ
20 DVコーデック
22 DVCデッキ
25 マイク
26 システムCPU(中央処理装置)
30 DSC(デジタル・スチル・カメラシステム)
31 角速度検出器(GYRO)
34 アイリスモータ
35 フォーカスモータ
36 スピーカ
38 SDメモリカード
41 無線LANカード
42 外部コンピュータ

Claims (5)

  1. 外部のクライアントにネットワークを介して接続するネットワーク接続手段と、
    電子シャッタを備えた撮像素子と、
    絞り径を可変するアイリス制御手段と、
    前記クライアントからの要求に従って前記撮像素子によって撮像した映像信号を、前記ネットワークを介して前記クライアントへ送出する送出手段と、
    前記ネットワーク接続手段によって前記クライアントと接続され、前記クライアントからアクセスが発生した場合には、前記電子シャッタ及び前記アイリス制御手段を用いたオートアイリス制御を行って、前記送出手段によって前記映像信号を前記ネットワークへ送出するよう制御し、前記クライアントからのアクセスがない場合には、前記電子シャッタのみを用いて前記撮像素子の入射光の明るさ調整を行う休止モードとするよう制御する制御手段と
    を備えることを特徴とするビデオカメラ。
  2. 外部のクライアントにネットワークを介して接続するネットワーク接続手段と、
    撮像素子と、
    焦点距離を可変するフォーカス制御手段と、
    前記クライアントからの要求に従って前記撮像素子によって撮像した映像信号を動画像ストリームとして前記ネットワークを介して前記クライアントへ送出する送出手段と、
    前記ネットワーク接続手段によって前記クライアントと接続され、前記クライアントからアクセスが発生した場合には、前記フォーカス制御手段を用いてオートフォーカス制御を行って、前記送出手段によって前記映像信号を前記ネットワークへ送出するよう制御し、前記クライアントからのアクセスがない場合には、前記フォーカス制御手段によるオートフォーカス制御を前記クライアントからのアクセスが発生した場合よりも間欠的又は低速に行う休止モードとするよう制御する制御手段と
    を備えることを特徴とするビデオカメラ。
  3. 前記制御手段は、前記送出手段による前記映像信号の前記ネットワークへの送出が終了して所定の時間が経過したら前記休止モードにすることを特徴とする請求項1または2に記載のビデオカメラ。
  4. 絞り径を可変するアイリス制御手段と、電子シャッタを有する撮像素子を備えたビデオカメラの制御方法であって、
    前記撮像素子によって撮像した映像信号を、ネットワークを介して接続された外部のクライアントに送出可能なネットワークモードで、前記クライアントからのアクセスがある場合には、前記電子シャッタ及び前記アイリス制御手段を用いたオートアイリス制御を行い、
    前記ネットワークモードで、前記クライアントからのアクセスがない場合には、前記電子シャッタのみを用いて前記撮像素子の入射光の明るさ調整を行う
    ことを特徴とするビデオカメラの制御方法。
  5. 撮像素子によって撮像した映像信号を、ネットワークを介して接続された外部のクライアントに送出可能なネットワークモードで、前記クライアントからのアクセスがある場合には、焦点距離を可変するフォーカス制御手段を用いたオートフォーカス制御を行い、
    前記ネットワークモードで、前記クライアントからのアクセスがない場合には、オートフォーカス制御を前記クライアントからのアクセスがある場合よりも間欠的又は低速に行うことを特徴とするビデオカメラの制御方法。
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