JP5186064B2 - 板材に対するインサートの固着方法およびインサート - Google Patents

板材に対するインサートの固着方法およびインサート Download PDF

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Description

本発明は、直接雄ねじを螺合することが不可能なような薄い板材に固着されることにより、前記板材に間接的に被取付物を締結することを可能にする板材に対するインサートの固着方法およびインサートに関する。
従来より、この種のインサート(スペーサ、圧入ナット、ファスナー、ボス部材等とも呼ばれている)は、電子機器等において広く用いられている。従来のこの種のインサートは、特許文献1および2等に開示されているように、多くの場合、軸部と、この軸部の一端部に設けられており、前記軸部より該軸部の径方向外方に突出する鍔部と、この鍔部に隣接して前記軸部に設けられた環状溝とを有しており、板材に明けた貫通穴に前記軸部を挿入した状態で、前記鍔部を前記板材に圧入すると、板材の材料の一部が板材の表面と平行な方向に塑性変形して前記環状溝に侵入することにより、板材に固着されるようになっていた。
特開2004−138167号公報 特開2006−308023号公報
近年、各種機器の薄型化、小型化、軽量化の要請はますます高まっており、これに伴いそれらに使用される板材の板厚をより薄くすることが望まれている。しかるに、従来技術では、実用上は、板材の板厚は1.0〜0.8mm程度が限界であり、それより板材を薄くすると、板材に対しインサートを十分な固着強度(鍔部が先頭となる方向およびその反対に軸部が先頭となる方向に板材からインサートを押し抜こうとする押抜力に対する耐押抜力、および板材に対しインサートを回転させようとする回転力に対する耐回転力等)で固着することができなくなるという問題があった。
また、従来のインサートにおいては、環状溝が鍔部に隣接して設けられていたので、環状溝をヘッダーや転造により加工すると、鍔部が椀状に反り返ってしまい、板材に対するインサートの固着強度に悪影響を与える虞があるとともに、美観を損なう虞があった。
本発明は、このような従来の事情に鑑みてなされたもので、本発明の目的の一つは、板材の板厚が薄くなっても、板材に対しインサートを十分な固着強度で固着することができる板材に対するインサートおよびインサートの固着方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、環状溝をヘッダーや転造により加工する場合も、鍔部が椀状に反り返らないようにすることができるとともに、板材に対する固着強度を向上することができるインサートを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、以下の説明から明らかになろう。
本発明による板材に対するインサートの固着方法は、
軸部と、この軸部の一端部に設けられており、前記軸部より該軸部の径方向外方に突出する鍔部と、前記軸部に、前記鍔部に隣接しないように設けられた環状溝とを有してなるインサートを用意する段階と、
バーリング穴を加工された板材を用意する段階と、
前記インサートの軸部を、該軸部の方を先頭、前記鍔部の方を後尾として、前記バーリング穴に該バーリング穴の穴フランジ部突出側と反対側から挿入された状態とする段階と、
前記鍔部を前記板材に圧入するとともに、前記バーリング穴の穴フランジ部を外側から押圧し、これによって該穴フランジ部を塑性変形させて該穴フランジ部の材料の一部を前記環状溝に侵入・充填させることにより、前記板材に前記インサートを固着する固着段階とを有してなるものである。
従来の板材に対するインサートの固着方法においては、板材に設けられる貫通穴はバーリング加工されていない穴であり、前述のようにインサートの鍔部が板材に板厚方向に圧入されることにより、板材の材料の一部が板材の表面と平行な方向に塑性変形してインサートの環状溝に侵入するだけであった。したがって、板材に生じさせることができる塑性変形量が板材の板厚により直接的に限定されてしまって小さいので、板材が薄くなってくると、板材を十分塑性変形させることができなくなり、板材とインサートとの密着度が悪くなるため、板材に対するインサートの固着強度を大きくすることができなかった。
しかるに、本発明による板材に対するインサートの固着方法によれば、バーリング穴の穴フランジ部を塑性変形させて該穴フランジ部の材料の一部を環状溝に侵入・充填させるので、板材が薄くなっても、板材の塑性変形を十分大きくし、板材とインサートとの密着を強固にすることができるため、板材に対するインサートの固着強度を大きくすることができる。
また、従来の板材に対するインサートの固着方法においては、前述のように板材に設けられる貫通穴はバーリング加工されていない穴であったので、鍔部の厚さを板材の板厚の1/2程度に薄くしておく必要があった。これは、鍔部の厚さを厚くすると、インサート圧入後の鍔部の軸部側の端面と板材の圧入方向前方側の表面との間の距離(すなわち、板材の板厚からインサートの圧入深さを引いた距離)が小さくなってしまい、板材からインサートを軸部が先頭となる方向に押し抜こうとする押抜力に対する耐押抜力が著しく低下してしまうからである。このため、板材の板厚が薄くなるほど、鍔部の厚さも薄くする必要があり、これも、板材の板厚が薄くなると、十分なインサートの固着強度が得られない原因となっていた。
しかるに、本発明による板材に対するインサートの固着方法によれば、インサートの鍔部の少なくとも一部が、板材のうちの穴フランジ部により厚さが増した部分に圧入されることになるので、この穴フランジ部に圧入される部分の厚さを板材の板厚以上の厚さとすることが可能になる。そして、これにより、板材に対するインサートの固着強度を一層大きくすることができる。
本発明によるインサートは
軸部と、この軸部の一端部に設けられており、前記軸部より該軸部の径方向外方に突出する鍔部と、前記軸部に設けられた環状溝とを有してなり、前記鍔部を板材に圧入されて該板材に固着されるインサートにおいて、
前記環状溝は前記鍔部に隣接しないように設けられており、当該インサートの前記軸部が前記板材に加工されたバーリング穴に挿入され、前記鍔部が前記板材に圧入されるとともに、前記バーリング穴の穴フランジ部が塑性変形されて前記穴フランジ部の材料の一部が前記環状溝内に侵入・充填されるようになっているものである。
既に述べたように、従来の板材に対するインサートの固着方法においては、板材に設けられる貫通穴はバーリング加工されていない穴であったので、インサートの圧入時に環状溝が板材の板厚の範囲内に存在する必要があったため、従来のインサートにおいては、環状溝を鍔部に隣接して設ける必要があった。しかしながら、環状溝をヘッダーや転造により加工する場合、環状溝が鍔部に隣接して設けられていると、既に述べたように、鍔部が椀状に反り返ってしまい、板材に対するインサートの固着強度に悪影響を与える虞があるとともに、美観を損なう虞があった(特に鍔部の厚さが薄くなるほど、椀状に反り返り易くなる)。
これに対し、この発明においては、板材に設けたバーリング穴の穴フランジ部を塑性変形させて該穴フランジ部の材料の一部を環状溝に侵入・充填させるので、インサートの環状溝を鍔部に隣接しないようにして軸部に設けることができ、これにより、環状溝をヘッダーや転造により加工する場合も、鍔部が椀状に反り返らないようにすることができる。
また、インサートの環状溝を鍔部に隣接しないようにして軸部に設けることにより、インサートのうちの板材中に埋設される部分に形成される段部の数が増加することになるので、これによっても、板材に対するインサートの固着強度が向上する。
また、本発明によるインサートの一つの態様においては
軸部と、この軸部の一端部に設けられており、前記軸部より該軸部の径方向外方に突出する鍔部と、前記軸部に設けられた環状溝とを有してなり、前記鍔部を板材に圧入されて該板材に固着されるインサートにおいて、
記鍔部は、該鍔部のうちの前記軸部側の部分を構成する小径部と、該鍔部のうちの前記軸部と反対側の部分を構成する、前記小径部より径が大きい大径部と、前記小径部と前記大径部との間に形成された段部とを有し、
前記小径部における前記鍔部の厚さは前記板材の板厚以上とされる一方、前記大径部における前記鍔部の厚さは前記板材の板厚より薄くされている。
この態様によるインサートにおいては、鍔部が板材の板厚以上の厚さの小径部を有していることにより、板材に対するインサートの固着強度を大きくすることができる上、小径部の外側に広がる大径部を有していることにより、より一層インサートの耐押抜力(特に、板材からインサートを軸部が先頭となる方向に押し抜こうとする押抜力に対する耐押抜力)を大きくすることができる。
本発明の板材に対するインサートの固着方法は、板材の板厚が薄くなっても、板材に対しインサートを十分な固着強度で固着することができる等の優れた効果を得られるものである。
本発明によるインサートは、環状溝をヘッダーや転造により加工する場合も、鍔部が椀状に反り返らないようにすることができるとともに、板材に対するインサートの固着強度が向上することができる。
また、本発明によるインサートは前記態様とすることにより、インサートの耐押抜力(特に、板材からインサートを軸部が先頭となる方向に押し抜こうとする押抜力に対する耐押抜力)を一層大きくすることができる。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1〜8は本発明の実施例1を示しており、このうち図1〜4は、本実施例におけるインサート1を示している。このインサート1は、鋼、アルミニウム合金等の金属、セラミック、あるいは硬質プラスチック等からなり、円筒状の軸部2と、この軸部2の一端部に設けられた鍔部3とを一体的に有している。前記鍔部3は、軸部2より外径を大きくされていて、該軸部2の径方向外方に突出しており、その全外周にセレーションからなる回り止め凹凸部4を設けられている。前記鍔部3の軸部2と反対側の端面3aは平面状とされている。前記軸部2のうちの鍔部3付近には、環状溝5が設けられている。このインサート1においては、環状溝5と鍔部3との間には軸部2のうちの環状溝5ではない部分が若干存在しており、環状溝5は鍔部3に隣接していない。図4に示されるように、前記環状溝5の両側面5a,5bは、該環状溝5の開口側へ末広がりとなるように傾斜されている。前記インサート1には、軸部2および鍔部3を貫通する下穴6が軸部2および鍔部3と同心に明けられている。前記下穴6の両端部には面取り部7,8が設けられている。
図5は、インサート1を固着するべき板材9を示しており、鋼、アルミ合金等の金属からなり、インサート1を固着すべき箇所にバーリング穴10を加工されている。前記バーリング穴10の穴フランジ部11の内面の基端側部分には、該穴フランジ部11の先端側に行くほど径が次第に減少して行く径漸減部11aが設けられている。
次に、図6〜8を用いて、本実施例における板材9に対するインサート1の固着工程を説明する。
第一の型12は、金属からなり、該第一の型12の上面をなす水平方向に広がる平面状の板材対向面13と、この板材対向面13に対し垂直方向(すなわち、鉛直方向)に明けられている軸部収容穴14とを有している。前記軸部収容穴14の径は、次に説明する穴フランジ押圧部15の部分を除いて、インサート1の軸部2の径より僅かに大きい径とされている。前記軸部収容穴14の板材対向面13側の端部にはテーパー状の穴フランジ押圧部15が設けられており、この穴フランジ押圧部15は該軸部収容穴14の内部側から前記板材対向面13に近づくほどその径が次第に拡大して行く形状とされている。
ここで、前記インサート1の鍔部3の厚さは、板材9の板厚tより厚くされている。また、鍔部3の外径Aはバーリング穴10の基端側の内径Bおよび穴フランジ押圧部15の開口の径C(すなわち、軸部収容穴14の板材対向面13側の開口の径)より小さくされている。
パンチ金型状をなす第二の型16は、金属からなり、インサート1の鍔部3の軸部2と反対側の端面3aより広い平面状の鍔部押圧面16aを有しており、この鍔部押圧面16aは該第二の型16の下端面をなしている。前記第二の型16は、第一の型12の軸部収容穴14の上方においてプレス機械(図示せず)により上下動されるようになっている。
前記板材9に対しインサート1を固着する際には、まず図6のように、固定設置されている第一の型12の板材対向面13上に板材9を載置し、板材9の穴フランジ部11突出側の表面が第一の型12の板材対向面13に対向されるようにするとともに、穴フランジ部11が穴フランジ押圧部15に対向され、穴フランジ部11の先端部が第一の型12の穴フランジ押圧部15に当接されるようにする。また、インサート1の軸部2を、軸部2の方を先頭、鍔部3の方を後尾として、バーリング穴10に挿通し、鍔部3の外周エッジ部が穴フランジ部11の内面の径漸減部11aに当接されるようにするとともに、軸部2のうちのバーリング穴10から突き出した部分の大部分が、第一の型12の軸部収容穴14のうちの穴フランジ押圧部15以外の部分に収容されるようにし、かつインサート1の環状溝5が穴フランジ部11の内面に対向されるようにした状態で、第二の型16を下降して行く。
すると、図7のように、鍔部3が板材9のうちのバーリング穴10の穴フランジ部11部分に該穴フランジ部11の内面側から圧入されるとともに、穴フランジ部11が第一の型12の穴フランジ押圧部15に外側から押圧される。これにより、穴フランジ部11は鍔部3と穴フランジ押圧部15により挟まれるようにして塑性変形し、穴フランジ部11の材料の一部が環状溝5に侵入して該環状溝5を充填する一方、穴フランジ部11の材料の他の一部がインサート1の軸部2のうちの鍔部3と環状溝5との間の部分および鍔部3の軸部2側の端面3bに密着する。これにより、板材9に対しインサート1が強固に固着される。なお、回り止め凹凸部4は、従来と同様に、板材9に対するインサート1の回転を防止する機能、即ち耐回転力を向上させる機能を果たす。図8は、固着後のインサート1および板材9を取り出して示す縦断面図である。
そして、板材9に固着されたインサート1の下穴6にタッピンねじ(図示せず)を螺入することにより、板材9に対してインサート1を介して被締結物(図示せず)を取り付けることができる。
前述のように従来の板材に対するインサートの固着方法においては、板材に設けられる貫通穴はバーリング加工されていない穴であり、インサートの鍔部が板材に板厚方向に圧入されることにより、板材の材料の一部が板材の表面と平行な方向に塑性変形してインサート1の環状溝5に侵入するだけであった。したがって、板材に生じさせることができる塑性変形量が板材の板厚により直接的に限定されてしまうので、板材が薄くなってくると、板材を十分塑性変形させることができなくなり、板材とインサートとの密着度が悪くなるため、板材に対するインサートの固着強度を大きくすることができなかった。
しかるに、本発明の板材9に対するインサート1の固着方法によれば、バーリング穴10の穴フランジ部11を塑性変形させて該穴フランジ部11の材料の一部を環状溝5に侵入・充填させるので、板材9が薄くなっても、板材9の塑性変形を十分大きくし、板材9とインサート1との密着を強固にすることができるため、板材9に対するインサート1の固着強度を大きくすることができる。
また、前述のように従来の板材に対するインサートの固着方法においては、バーリング部が存在しないため、鍔部の厚さを板材板厚の1/2程度に薄くしておく必要があった。これは、鍔部の厚さを厚くすると、インサート圧入後の鍔部の軸部側の端面と板材の圧入方向前方側の表面との間の距離(すなわち、板材の板厚からインサートの圧入深さを引いた距離)が小さくなってしまう(例えば、鍔部の厚さを板材の板厚と等しくすると、インサート圧入後の鍔部の軸部側の端面と板材の圧入方向前方側の表面との間の距離は零になり、鍔部が板材を貫通した状態になってしまう)ので、板材からインサートを軸部が先頭となる方向に押し抜こうとする押抜力(図8の矢印Q方向の押抜力に相当する)に対する耐押抜力が著しく低下してしまうからである。このため、板材の板厚が薄くなるほど、鍔部の厚さも薄くする必要があり、これも板材の板厚が薄くなると、十分なインサートの固着強度が得られない原因となっていた。
さらに、従来は、極薄板に対するインサートの固着を可能にするため、鍔部を薄くするとともに、このように薄くしたことにより鍔部が非常にへたり易くなるのを防止する目的で、鍔部を浸炭熱処理する試みもなされていたが、薄くされた鍔部に浸炭熱処理を行うと、鍔部はその内部まで全体的に浸炭熱処理されてしまうことになるので、非常に脆くなり、圧入時に破壊されてしまうという問題もあった。
しかるに、本実施例のように、鍔部3の外径Aをバーリング穴10の基端側の内径Bより小さくし、圧入過程で、鍔部3の外周エッジ部が穴フランジ部11の内面の径漸減部11aに当接されるようにすれば、図7および8に示されるように、板材9のうちの穴フランジ部11により厚さが増した部分に鍔部3が圧入されることになるので、鍔部3の厚さを板材9の板厚t以上とすることが可能になる。これにより、鍔部3自体の強度を大きくできるとともに、板材9に対するインサート1の固着強度を一層大きくすることができる。
これらの結果、本発明によれば、板厚0.6mm以下の極薄板の板材1にもインサート1を十分な大きさの固着強度で固着することが可能になる。
また、既に述べたように、従来の板材に対するインサートの固着方法においては、板材に設けられる貫通穴はバーリング加工されていない穴であり、鍔部を板材に圧入したとき、板材の材料の一部が板材の表面と平行な方向に塑性変形して環状溝に侵入するようにしていたので、従来のインサートにおいては、環状溝を鍔部に隣接して設ける必要があった。しかしながら、環状溝をヘッダーや転造により加工する場合、インサートの環状溝を鍔部に隣接して設けると、鍔部が椀状に反り返ってしまい(図10において一点鎖線で示したようになる)、板材に対するインサートの固着強度に悪影響を与える虞があるとともに、美観を損なう虞がある(特に鍔部の厚さが薄くなるほど、椀状に反り返り易くなる)。
しかるに、本発明では、環状溝5が鍔部3に隣接していないので、環状溝5をヘッダーや転造により加工する場合も、鍔部3が椀状に反り返らないようにすることができる。また、環状溝5を鍔部3に隣接していないので、インサート1のうちの板材9中に埋設される部分に形成される段部の数が増加することになるため、これによっても、板材9に対するインサート1の固着強度が向上する。
また、本実施例においては、前述のように、環状溝5の両側面5a,5bが該環状溝5の開口側へ末広がりとなるように傾斜されているので、板材9に対するインサート1の固着工程において、穴フランジ部11の材料が環状溝5に一層充填され易くなる。ただし、本発明においては、必ずしも環状溝5の両側面5a,5bを傾斜させなくてもよい。
また、本実施例においては、第一の型12の方を下方、第二の型16の方を上方に位置させ、第一の型12を固定し、第二の型16の方を移動させているが、逆に第一の型12の方を上方、第二の型16の方を下方に位置させ、第二の型16の方を固定し、第一の型12の方を移動させるようにしてもよい。また、第一および第二の型16の両方を移動させてもよい。さらに、第一および第二の型16を横方向に配置し、第一または(および)第二の型16を横方向に移動させるようにしてもよい。
図9は、本発明の実施例2におけるインサート1を示している。本実施例においては、下穴6の代わりに雌ねじ17を形成されたねじ穴18が設けられている。インサート1の他の構成および板材9に対するインサート1の固着方法は、前記実施例1と同様である。
本実施例においては、タッピンねじではない小ねじ等の雄ねじ部品(図示せず)を用いて被締結物(図示せず)をインサート1を介して板材9に取り付けることができる。
(参考例1)
図10は、本発明の参考例1におけるインサート1を示している。本参考例においては、従来のインサート同様に、インサート1の環状溝5が鍔部3に隣接して設けられている。また、環状溝5の両側面5a,5bは傾斜されていない。インサート1の他の構成および板材9に対するインサート1の固着方法は、前記実施例1と同様である。
既に述べたように、このように環状溝5を鍔部3に隣接して設けると、環状溝5をヘッダーや転造により加工する場合、図10において一点鎖線で示したように、鍔部3が椀状に反り返ってしまい、板材9に対するインサート1の固着強度に悪影響を与える虞があるとともに、美観を損なう虞がある(特に鍔部3の厚さが薄くなるほど、椀状に反り返り易くなる)。
(参考例2)
図11は、本発明の参考例2におけるインサート1を示している。本参考例においては、インサート1の環状溝5が鍔部3に隣接して設けられているが、環状溝5の鍔部3側の側面5aは傾斜されている。インサート1の他の構成および板材9に対するインサート1の固着方法は、前記実施例1と同様である。
参考例においては、環状溝5が鍔部3に隣接して設けられているが、環状溝5の鍔部3側の側面5aが傾斜されているので、環状溝5をヘッダーや転造により加工する場合も、参考例1のように環状溝5の鍔部3側の側面5aが傾斜されていない場合よりは、鍔部3が椀状に反り返り難いようにすることができる。
図12および13は、本発明の実施例を示している。本実施例においては、鍔部3の外径Aはバーリング穴10の基端側の内径Bより大きくされ、図12に示されるように、圧入過程で、鍔部3の外周エッジ部がバーリング穴10外において板材9の穴フランジ部11突出側と反対側の表面に当接されるようになっている。また、鍔部3の厚さは板材9の板厚tより薄くされている。インサート1の他の構成および板材9に対するインサート1の固着方法は、前記実施例1と同様である。
本実施例においても、前記各実施例の場合と同様に、バーリング穴10の穴フランジ部11が第一の型12の穴フランジ押圧部15により外側から押されて塑性変形し、穴フランジ部11の材料の一部が環状溝5に侵入して該環状溝5を充填するという点では、板材9に対するインサート1の固着強度を大きくすることができる。
しかし、鍔部3の外径Aがバーリング穴10の穴フランジ部11の基端側の内径Bより大きくされているので、鍔部3の厚さを板材9の板厚tより薄くせざるを得ないため、鍔部3の厚さを板材9の板厚t以上とする場合に比較すると、板材9に対するインサート1の固着強度を大きくできない。
図14〜16は、本発明の実施例を示している。本実施例においては、インサート1の鍔部3のうちの軸部2側の部分は小径部3c、軸部2と反対側の部分は小径部3cより径が大きい大径部3dをそれぞれ構成していて、小径部3cと大径部3dとの間には段部19が形成されている。前記小径部3cにおける鍔部3の厚さは板材9の板厚tより厚くされる一方、大径部3dにおける鍔部3の厚さは板材9の板厚tより薄くされている。図15に示されるように、前記大径部3dの外径Dはバーリング穴10の基端側の内径Bより大きくされており、圧入過程で、大径部3dの外周エッジ部がバーリング穴10外において板材9の穴フランジ部11突出側と反対側の表面に当接されるようになっている。前記小径部3cの外径Eはバーリング穴10の穴フランジ部11の基端側の内径Bより小さくされており、圧入過程で、小径部3cの外周エッジ部が穴フランジ部11の内面の径漸減部11aに当接されるようになっている。前記小径部3cは、図14に示されるように、その全外周にセレーションからなる回り止め凹凸部4を設けられている。
インサート1の他の構成および板材9に対するインサート1の固着方法は、前記実施例1と同様である。
本実施例においては、実施例1における全体に厚い鍔部3に相当する、板材9の板厚tより厚い小径部3cを鍔部3が有していることにより、実施例1と同様の理由で、板材9に対するインサート1の固着強度を大きくすることができる上、小径部3cの外側に広がる大径部3dを有していて、鍔部3が段付き状となっているので、より一層インサート1の固着強度を大きくすることができる。

なお、前記各実施例においては、第一の型12の軸部収容穴14の穴フランジ押圧部15はテーパー状(縦断面において直線状をなす)をなしているが、本発明においては、第一の型の穴フランジ押圧部は、必ずしもテーパー状でなくてもよく、例えば、縦断面において曲線状をなすようになっていてもよいし、段付き状ないしはギザギザ状となるようにしてもよい。さらに、本発明においては、第一の型の穴フランジ押圧部は、必ずしも軸部収容穴の内部側から前記板材対向面に近づくほど径が次第に拡大して行く形状となっていなくてもよく、第一の型と前記第二の型とが互いに近づくように第一の型に対し第二の型を相対的に移動したときに、穴フランジ部を外側から押圧して、穴フランジ部を塑性変形させて該穴フランジ部の材料の一部を環状溝に侵入・充填させることとなる形状であればよい。
また、前記各実施例においては、穴フランジ部11の先端部が固着工程の初期段階で第一の型12の穴フランジ押圧部15に当接されるようにして、固着工程を行っているが、本発明においては、固着工程の初期段階において、穴フランジ部の先端部が第一の型の穴フランジ押圧部に当接されないようにしてもよい。
また、前記各実施例においては、インサート1に設けられた下穴6またはねじ穴18は、インサート全体を貫通しているが、本発明においては、下穴6またはねじ穴18の鍔部3側または鍔部3と反対側の端部が閉じられた形状となるようにしてもよい。また、インサートに下穴およびねじ穴のいずれも設けないようにしてもよい。
また、前記各実施例においては、板材9に対するインサート1の耐回転力を大きくするため、インサート1の鍔部3の外周にセレーションによる回り止め凹凸部4を設けているが、セレーションの代わりにローレット加工等による他の種の回り止め凹凸部を設けてもよいし、鍔部の外周を多角形状等の非円形状としてもよい。また、場合によっては、鍔部の外周部を円形状とし、かつ鍔部の外周部に回り止め凹凸部を設けなくてもよい。
また、本発明は、以上の説明から明らかなように、板材の板厚が薄くなるほど、特に優れた効果が得られるが、板材の板厚が厚い場合においても板材に対するインサートの固着強度を向上することができる。そして、本願発明が属する技術分野では、電子機器等の放熱効果の観点から、板材の板厚を比較的に厚くすることが選択される場合があるが、本発明においては、このような場合には、バーリング穴の穴フランジ部の厚さが板材の板厚に比し特に薄くなるように加工すれば、板材の板厚が比較的に厚くても、インサートに対する環状溝の加工、第一の型の加工、および板材に対するインサートの固着作業等を容易に行うことができるようになる。
以上のように本発明による板材に対するインサートの固着方法およびインサートは、直接雄ねじを螺合することが不可能なような薄い板材に固着されて、前記板材に被取付物を間接的に締結することを可能にする板材に対するインサートの固着方法およびインサートとして有用である。
本発明の実施例1におけるインサートを示す斜視図である。 前記インサートを示す正面図である。 前記インサートを示す平面図である。 図3のIV−IV線における断面図である。 実施例1における板材のバーリング穴付近を示す縦断面図である。 実施例1の固着作業における圧入直前の状態を示す縦断面図である。 実施例1における固着作業完了時の状態を示す縦断面図である。 実施例1における固着後のインサートおよび板材を取り出して示す縦断面図である。 本発明の実施例2におけるインサートを示す縦断面図である。 本発明の参考例1におけるインサートを示す縦断面図である。 本発明の参考例2におけるインサートを示す縦断面図である。 本発明の実施例の固着作業における圧入直前の状態を示す縦断面図である。 実施例における固着作業完了時の状態を示す縦断面図である。 本発明の実施例におけるインサートを示す斜視図である。 本発明の実施例の固着作業における圧入直前の状態を示す縦断面図である。 実施例における固着作業完了時の状態を示す縦断面図である。
1 インサート
2 軸部
3 鍔部
3a 鍔部の軸部2と反対側の端面
3b 鍔部の軸部2側の端面
3c 小径部
3d 大径部
5 環状溝
5a,5b 環状溝の側面
9 板材
10 バーリング穴
11 穴フランジ部
11a 径漸減部
12 第一の型
13 板材対向面
14 軸部収容穴
15 穴フランジ押圧部
16 第二の型
16a 第二の型の鍔部押圧面(下端面)
19 段部
t 板材9の板厚

Claims (11)

  1. 軸部と、この軸部の一端部に設けられており、前記軸部より該軸部の径方向外方に突出する鍔部と、前記軸部に、前記鍔部に隣接しないように設けられた環状溝とを有してなるインサートを用意する段階と、
    バーリング穴を加工された板材を用意する段階と、
    前記インサートの軸部を、該軸部の方を先頭、前記鍔部の方を後尾として、前記バーリング穴に該バーリング穴の穴フランジ部突出側と反対側から挿入された状態とする段階と、
    前記鍔部を前記板材に圧入するとともに、前記バーリング穴の穴フランジ部を外側から押圧し、これによって該穴フランジ部を塑性変形させて該穴フランジ部の材料の一部を前記環状溝に侵入・充填させることにより、前記板材に前記インサートを固着する固着段階とを有してなる板材に対するインサートの固着方法。
  2. 前記インサートの前記鍔部のうちの少なくとも前記穴フランジ部に圧入される部分の一部の厚さは、前記板材の板厚以上とされている請求項1記載の板材に対するインサートの固着方法。
  3. 板材対向面と、この板材対向面に対し垂直方向に明けられており、前記インサートの前記軸部を収容可能な軸部収容穴と、この軸部収容穴の前記板材対向面側の端部に形成された、穴フランジ押圧部とを有する第一の型を用意する段階と、
    前記インサートの前記鍔部の前記軸部と反対側の端面を押圧可能な鍔部押圧面を有する第二の型を用意する段階とをさらに有し、
    前記固着段階は、前記板材の前記穴フランジ部突出側の表面が前記第一の型の前記板材対向面に対向され、前記インサートの前記軸部が前記第一の型の前記軸部収容穴に収容され、前記穴フランジ部が穴フランジ押圧部に対向され、かつ前記インサートの前記環状溝が前記穴フランジ部の内面に対向されるようにした状態で、前記第一の型と前記第二の型とが互いに近づくように、前記第一の型の軸部収容穴および前記インサートの軸方向に、前記第一の型に対し前記第二の型を相対的に移動することにより、前記第二の型の鍔部押圧面が前記鍔部の前記軸部と反対側の端面を押圧するとともに、前記穴フランジ押圧部が前記穴フランジ部を外側から押圧するようにし、これによって前記鍔部を前記板材に圧入するとともに、前記穴フランジ部を塑性変形させて該穴フランジ部の材料の一部を前記環状溝に侵入・充填させる段階を有する請求項1記載の板材に対するインサートの固着方法。
  4. 前記穴フランジ押圧部は、軸部収容穴の内部側から前記板材対向面に近づくほど径が次第に拡大して行く形状を有している請求項3記載の板材に対するインサートの固着方法。
  5. 前記固着段階は、前記穴フランジ部の先端部が前記第一の型の前記穴フランジ押圧部に当接されるようにした状態で、前記第一の型と前記第二の型とが互いに近づくように前記第一の型に対し前記第二の型を相対的に移動する請求項3または4記載の板材に対するインサートの固着方法。
  6. 前記固着段階の以前において、前記バーリング穴の穴フランジ部の内面には、該穴フランジ部の先端側に行くほど径が次第に減少して行く径漸減部が設けられており、
    前記固着段階は、前記インサートの前記鍔部のうちの前記軸部側の部分の外周エッジ部が前記バーリング穴の穴フランジ部の内面の前記径漸減部に当接されるようにした状態で、前記第一の型と前記第二の型とが互いに近づくように前記第一の型に対し前記第二の型を相対的に移動する請求項3乃至5のいずれかに記載の板材に対するインサートの固着方法。
  7. 前記インサートの前記鍔部は、少なくとも前記外周エッジ部より径方向内側の部分の厚さを前記板材の板厚以上とされている請求項6記載の板材に対するインサートの固着方法。
  8. 前記インサートの前記鍔部のうちの前記軸部側の部分は小径部、前記軸部と反対側の部分は前記小径部より径が大きい大径部をそれぞれ構成していて、前記小径部と前記大径部との間には段部が形成されており、前記小径部における前記鍔部の厚さは前記板材の板厚以上とされる一方、前記大径部における前記鍔部の厚さは前記板材の板厚より薄くされており、
    前記固着段階は、前記鍔部の前記小径部の外周エッジ部が前記穴フランジ部の内面に当接されるようにした状態で、前記第一の型と前記第二の型とが互いに近づくように前記第一の型に対し前記第二の型を相対的に移動する請求項7記載の板材に対するインサートの固着方法。
  9. 前記インサートは、前記軸部に軸方向に雄ねじを螺合されるようになっている請求項1乃至8のいずれかに記載の板材に対するインサートの固着方法。
  10. 軸部と、この軸部の一端部に設けられており、前記軸部より該軸部の径方向外方に突出する鍔部と、前記軸部に設けられた環状溝とを有してなり、前記鍔部を板材に圧入されて該板材に固着されるインサートにおいて、
    前記環状溝は前記鍔部に隣接しないように設けられており、当該インサートの前記軸部が前記板材に加工されたバーリング穴に挿入され、前記鍔部が前記板材に圧入されるとともに、前記バーリング穴の穴フランジ部が塑性変形されて前記穴フランジ部の材料の一部が前記環状溝内に侵入・充填されるようになっているインサート。
  11. 記鍔部は、該鍔部のうちの前記軸部側の部分を構成する小径部と、該鍔部のうちの前記軸部と反対側の部分を構成する、前記小径部より径が大きい大径部と、前記小径部と前記大径部との間に形成された段部とを有し、
    前記小径部における前記鍔部の厚さは前記板材の板厚以上とされる一方、前記大径部における前記鍔部の厚さは前記板材の板厚より薄くされている請求項10記載のインサート。
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