JP5184085B2 - 分注システムのための分注ライン - Google Patents

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Description

本発明は、飲料の分注に関連して使用される分注システムのための分注ラインに関する。前記システムは飲料容器を備え、前記容器は、抜き出しチューブが配置された出口と、COのような圧力媒体を容器に接続するように設けられた分注装置とを備え、容器内に存在する飲料は、抜き出しチューブを介して容器から外へ押し出されている。
本発明はさらに、飲料の分注のためのシステム、抜き出しチューブ、及び前記分注ラインの使用に関している。
ビールのような飲料の分注は、ビールの消費者がビールの品質に注意を払い、最終的な印象の点から、例えば分注ビールのようなビールのレーベルを選択する傾向がますます強くなっているという事実によって、ますます消費者の注目を引くようになってきている。
新たに分注されたビールの印象は、味及び消費者にどのようにアピールするかによって影響される。また、ビールの味は、ビールの温度が変化するにつれて変化する場合がある。このことを考慮して、分注装置は、適正な温度範囲のみにおいて、また適正なビール中のCOの量で、ビールを分注するという目的を果たすことが非常に重要である。
新たに分注されたビールの中のCOの量は、製造の時点でビールに適用されたCOの量及びビールが貯蔵されていた周囲環境によって影響を受ける。ビールに適用されたCOは、ビールがビール樽中において圧力をかけられた状態におかれていない場合は、ビールから外へ移動してしまう。したがって、COの圧力は、ビールを分注するために十分であることに加えて、ビール樽中における圧力均衡を保つのに十分であり、よってビールを泡立ち良くし、分注後に泡立った状態に保つことが非常に重要である。
さらに、ビールの分注装置は、多くの消費者が家、会社、運動施設等において所有しやすくなって来ており、何らの訓練も受けていない人が分注装置を操作している。よって、分注装置の使用者の安全性及び装置の衛生状態が同様に非常に重要となってきている。
ビールのような飲料を酒場施設において分注するとき、人が装置を適正に洗浄することは難しい場合があり、又は毎日の決まった仕事において低い優先順位を与えられる場合がある。
さらに、飲料容器の入れ替えの間に、分注ラインが洗浄されずに再使用されることが良くある。その結果、分注ラインが、例えばバクテリアが存在する古い飲料を含んでいる場合がある。これは飲料の味を不味くするか、又は消費者に対する健康上の問題を生じさせる場合がある。
よって、法律によって定められた衛生及び安全の規制を遵守し、遂行することができるとともに、簡単に操作できる分注システム及び分注ラインに対する必要性がある。
本発明の目的は、上述の不都合点及び従来技術の欠点を完全に若しくは部分的に克服することである。より具体的には、本発明の目的は、本質的に洗浄の要らないシステムを可能とする分注ラインを提供することである。
さらに、本発明の目的は、分注装置の衛生状態を実質的に清浄に保つために必要な作業を容易化し、よって分注装置の衛生度を上げることである。
本発明の目的は、分注システム及び抜き出しチューブへの分注ラインの取り付け及び取り外し、及び飲料容器が空の場合に飲料容器を入れ換えることに関して使用しやすい分注ラインを提供することである。
さらに、本発明の目的は、予防構成が内蔵され、分注ラインが1度だけしか使用できないことを可能にする分注ラインを提供することである。
また、本発明の目的は、廉価な分注ラインを提供することである。
上述の目的は、後述の記載から明らかとなるであろう他の多くの目的、利点及び特徴とともに、抜き出しチューブへの取り付けのための接続手段を備える分注ラインによる本発明に従う解決法によって達成され、前記接続手段は再取り付け不能(non−reattachment)手段を備え、この再取り付け不能手段は、分注ラインが抜き出しチューブから取り外されるときに接続を解除するように設けられており、分注ラインは再使用できない。
このことによって、分注ラインが1度だけしか使用できないということが可能になる。さらに、上述の分注装置の洗浄作業は本発明の分注ラインによってもはや必要とされない。この分注ラインは、例えば1つの飲料容器にしか使用されないように、1度だけしか使用されず、飲料は、容器から例えばグラスへ分注されるときに、分注ラインの内側にしか接触しない。
また、1つの同じ分注容器を異なるレーベルの飲料、又は異なる飲料のタイプに使用する場合、分注ラインはそれぞれの飲料に対する1つの分注ラインとして、飲料の入れ替えの間に分注ライン及び分注装置を洗浄することなく使用することができる。
本発明による分注ラインの操作中は、接続手段の再取り付け不能手段が、分注ラインが抜き出しチューブから取り外されるときに抜き出しチューブへの接続を解除するように適用され、分注ラインは再使用することができない。これは、分注ラインは、飲料容器を入れ替えるときに再使用できないということ、及び分注ライン、分注装置、及びシステムの適正な衛生状態が維持されるということを保証している。
この明細書において“再使用”という文言は、抜き出しチューブから取り外された後の分注ラインが、接続手段(例えば再取り付け不能手段)の事前の変型及び洗浄を行わずには再使用できない、ということと解釈される。
本発明の好ましい実施形態によれば、再取り付け不能手段はシール手段を備え、このシール手段は、接続手段が抜き出しチューブから取り外されるときにそのシール特性を解除するように設けられている。シール手段が(取り外しの間に)失われるか又は破壊されるとき、抜き出しチューブへの接続が漏れやすくなっているので、分注ラインは再使用することができない。すなわち、接続手段は、圧力媒体が抜き出しチューブに接続されていない取り外しの後には抜き出しチューブには適合せず、抜き出しチューブは機能しない、ということである。
有利には、接続手段は留め金式(snap)又はつめ式(click)の作用によって抜き出しチューブに取り付けることができる。これによって、分注ラインを抜き出しチューブに取り付ける簡単で迅速な方法が得られる。
また、再取り付け不能手段は、接続手段が抜き出しチューブから取り外されるときに、留め金式又はつめ式の作用を破壊するか、又は損傷する手段を備えることができる。すなわち、取り外しの後に留め金式又はつめ式の作用は失われるか、又は破壊され、接続手段を抜き出しチューブに再び取り付けることはできないということである。接続手段は単純に抜き出しチューブに固定することができず、したがって、圧力媒体が抜き出しチューブに適正に導かれないので、分注システムは機能しない。
本発明による接続手段は、圧力媒体を抜き出しチューブに接続するように設けられたバルブを備えることができる。
本発明の特定の実施形態においては、分注ラインはプラスティック又はその種の可撓性を有する材料から作ることができ、よって分注ラインは取り付け及び取り外しの間に簡単に取り扱うことができる。
さらに、接続手段は有利にはポリマーのような成型可能な材料から作ることができる。これによって、例えば鋳型成型によって接続手段を製造することができる。
好都合な方法においては、分注ラインは使い捨て式又は使い捨て部品とすることができる。
本発明によれば、分注ラインは殺菌包装することができる。
本発明の実施形態によれば、分注ラインは、装置の出口である出口を備えることができる。この出口が装置の出口であるという事実は、注入装置が飲料と直接接触しないということを保証している。このことは、使い捨ての注入ラインだけが飲料に接触し、注入ラインが飲料容器の入れ替えの間に変えられた場合に、もはや洗浄操作を必要としないことを保証している。
出口は開口部に向かって先細とすることができ、飲料の流れ特性を出口において拡張することができる。
さらに、分注ラインの出口に近接して配置された部分は、無滴下型出口を提供するように角度をつけられている。
また、分注ラインは、注入ラインを開閉するための取っ手に接続された手段を備えることができる。
さらに、本発明は、特許請求の範囲に記載されているように、抜き出しチューブ、分注システム、及び分注ラインの使用に関する。
本発明及びその多くの利点は、添付の図面を参照して以下に詳述され、図面はそれに限定されるわけではないいくつかの実施形態を図示する目的で示されている。
図1には、注入装置1が、ハウジング3の中において、ここではビール樽2の形態である飲料容器2上に取り付けられた状態で示されており、飲料を分注するための取っ手4及び注入装置の出口だけがハウジング3から外へ突出している。ハウジング3の内部においては、ビール樽2は冷却装置(図示せず)の使用によって冷却されている。
図2には、分注装置が断面図で示されている。分注装置1には、例えば、圧力調整装置、意図しない取り扱いの間の使用者及び分注装置の損傷を避けるための安全構成、バルブ手段等のいくつかの異なる特徴を組み込むことができる。
この実施形態においては、装置は2つの部分、すなわち第1の底部部分5及び第2の上部部分6を備え、上部部分6は蓋としても機能している。分注装置は解除装置7を押すことによって開かれ、蓋6は分注装置1の内部が開けられた状態となるように持ち上げられる。
このように、本発明による分注ライン8へアクセスすることができる。分注ラインは後述に図3〜6に関連し記載される。しかし、図2には分注装置1に通じる分注ライン8の延長部が示されている。分注ライン8の一方の端部9には、接続手段10が分注ライン8を抜き出しチューブ(図示せず)と、それによって容器(図示せず)中に含まれる飲料とに取り付けるために配置されている。接続手段の反対側の端部11には、分注ライン8の出口12が設けられている。
図3には分注ライン8が平面図に示され、断面図が図4に示されている。分注ライン8は、接続部10、チューブ部13、及び出口12のような分注部14を備えている。接続部10は(図示されていない)抜き出しチューブに接続されて配置されており、飲料の分注に対して密封接続を提供している。分注部14は、分注装置1の取っ手4に接続されて配置され、取っ手に係合して飲料の分注を開閉している。
接続部10の領域Bの拡大図が図5に示されており、ここにはシール手段15の断面が示されている。これらシール手段15は(図示されていない)抜き出しチューブへの密封接続を可能としており、シール手段又は再取り付け不能手段は、接続部10を抜き出しチューブから取り外すとき、取り外されるか、引きちぎられるか、又は破壊される。これによって、例えば分注ライン8が使い捨てであるか又は使い捨て部品であることができるように、1度だけしか使用されないことを確実にしている。
図10〜12には、例えば再取り付け不能手段のような、シール手段35の別の形態が示されている。
さらに、接続手段10はバルブ16を備えることができ、バルブ16は圧力媒体を抜き出しチューブに接続するように設けられている。
図6には、分注部14の拡大された領域Cが示されている。飲料の分注は、前述したように、分注装置1の取っ手4を引くことによって行われる。この取っ手4は分注ライン8の分注部の留め具17に係合し、飲料を開閉している。この実施形態における留め金17は、シール層18、19で覆われており、これらシール層18、19は分注部の一部分に沿ってさらに延在している。留め具17は図6に示すように中立的な開位置を有し、取っ手4と係合するときに、より開の方に押されるか、又は閉の方に押されて飲料の注入を閉じる。留め具17が飲料の注入を閉じるとき、シール手段は密封された封止を保証する。
図9には、分注部14の別の実施形態が断面図で示されている。この実施形態における分注部分は、栓30及びつる巻きばねのようなばね31を備えている。ばね31は、分注ラインから離れる方向の力を栓に与えるように設けられている。操作の間は、装置の上部が閉じられているために、栓が分注ラインに向かって押し下げられるまで、ばね31は開けられた分注ラインを提供している。この後、栓31は上述したように取っ手によって駆動することができ、よって飲料の容器からの分注を可能とする。
さらに、分注ライン8は出口12を備え、この出口12はこの実施形態においては分注装置の出口であり、分注装置1が飲料に接触しないことを保証する。分注ライン8が装置中の飲料に接触する唯一の手段であり、再取り付け不能手段が分注ライン8の再使用を不可能にしているという事実は、飲料容器の入れ替えの後においても分注装置に高い衛生状態が存在していることを保証している。
分注ライン8は、有利にはプラスティックで作ることができるが、飲料の通過を可能とする他の可撓性を有する材料で作ることもできる。更なる利点は、分注ラインが廉価であることである。
本発明によれば、出口12は開口部に向かって先細とすることができ(図示されず)、飲料の流れ特性を出口において拡張している。さらに、出口12に近接して配置される分注ライン8の一部分は、図4に示すように、滴下の無い出口を提供するように角度をつけられる。
図13には、分注ライン8の別の実施形態が示されている。この実施形態においては、部分40がチューブ部13と分注部14との間に配置されている。部分40は円錐形状のチューブ又は通路とされており、最小の内径をチューブ部13の近くに有している。分注ライン8中にこの部分40を使用することによって、分注されている飲料の流量を分注部14に入る前に減少することができ、よってより静かな分注が可能となり、飲料中の望ましくない泡立ちが回避される。部分40は分注部14の一体部分とすることができるか、又は使用の前に組み立てることができる分離された部分とすることができる。好ましくは、部分40はプラスティック材料から作られる。
上述したように、飲料は今日、推進ガスによって圧力をかけられた容器内に保存され、そこから分注されている。この目的のために、それぞれの容器は、例えば一方がガスの入口のためであり、他方がガスの圧力によって容器から飲料を押し出すためである、2つの通路を有する抜き出しチューブ20のような、バルブ構成を有して設けられる。抜き出しチューブ20は通常、容器の出口開口部に固定された首部の中に配置されている。
図7及び図8は、本発明による抜き出しチューブ20を示している。図7において、抜き出しチューブ20は部分断面図の形で示されている。抜き出しチューブ20は、下パイプ22を取り囲む裾部(skirt)21を備えている。また、外部圧力ばね23が、裾部21の内側において下パイプ22の周りに配置されている。その上端部において、圧力ばね23が下パイプ22の円錐形状の延在部に当接し、さらにシール要素24に当接している。この実施形態においては、圧力ばね23はつる巻きばねとして示されている。抜き出しチューブ20の上部には、注入ラインの接続手段に接続可能であるように設けられた取り付け手段が備えられている。有利には、抜き出しチューブ20の上部は既存の抜き出しチューブに対して延伸されており、注入ラインと抜き出しチューブとの間の接続を容易化している。
図8には、本発明による抜き出しチューブ20の斜視図が示されている。この図には、取り付け手段25が明瞭に示されている。
飲料の注入のための好ましい注入システムの組立は、抜き出しチューブの上部に、例えば連結装置のような注入装置を装着することによって行われる。続いて、使い捨て式の注入ラインが、例えば留め金式(snap)又はつめ式(click)取り付け部材の方法によって、装置の中及び抜き出しチューブの上に装着される。最後に、装置は、圧力媒体への接続が実行されることによって閉じられ、圧力媒体は抜き出しチューブの飲料の通路を開けるためにピストンを下方に押すことによって2重機能バルブを機能させる。これによって、飲料は、装置の取っ手を駆動することによって分注することができる。
飲料容器を入れ替える場合、注入装置は蓋を開けることによって開けられる。このあけるための動きは圧力媒体を遮断し、次いで密閉圧力は安全手段を通じて開放される。この後、注入ラインは抜き出しチューブから取り外される。この取り外しの間に、注入ラインの接続手段は損傷を受け、よって別の抜き出しチューブ又は容器とともに再使用することはできない。したがって、注入ラインは、容器が変えられるたびに取り換えられ、これによって装置の高い衛生状態が得られることが保証されている。続いて、注入装置は抜き出しチューブから取り外され、その後、装置は別の容器に使用することができる。
さらに、本発明は飲料を分注するシステムに関する。分注システムは、飲料の容器を備え、この容器は、抜き出しチューブが配置された出口と、COのような圧力媒体とを備え、圧力媒体は、抜き出しチューブを介して飲料を容器の外へ押し出すように設けられている。さらに前記システムは、本発明の技術的思想による注入ラインを備えている。
有利には、圧力媒体は、容器の分離された室に収容することができる。さらに、容器は金属で作られ、冷却装置を容器に接触するように配置することができ、よって容器はこの接触によって冷却される。
上述の発明は、本発明の好ましい実施形態に関して記載されてきたが、当業者にとって、いくつかの変型が特許請求の範囲によって規定された発明から離れることなく想到可能であることは明確である。
ビール樽上に載置された分注装置の図である。 注入装置の側断面図である。 本発明による分注ラインの平面図である。 図3に示した使い捨て式の分注ラインの断面図である。 図4に示した分注ラインの拡大断面図である。 図4に示した分注ラインの拡大断面図である。 本発明による抜き出しチューブの図である。 図7に示した抜き出しチューブの斜視図である。 第2の実施形態の分注ラインの一部分を示す図である。 第2の実施形態の使い捨て式の分注ラインの一部分の断面図である。 図10に示した分注ラインの拡大断面図である。 図11に示した円内領域Hの拡大図である。 分注ラインの別の実施形態の図である。
符号の説明
1・・・分注装置
2・・・飲料容器
4・・・取っ手
8・・・分注ライン
10・・・接続手段
12・・・出口
15・・・シール手段、再取り付け不能手段
16・・・バルブ
20・・・抜き出しチューブ
25・・・取り付け手段
40・・・分注ラインを開閉する手段

Claims (17)

  1. 飲料の分注に関連して使用される分注システムのための分注ラインであって、
    前記システムは飲料容器を備え、該容器は抜き出しチューブが配置された出口、及び、COのような圧力媒体を前記容器に接続するように設けられた分注装置を備え、前記容器の中に存在する飲料は前記抜き出しチューブを介して前記容器から外部へ押し出され、
    前記分注ラインは前記抜き出しチューブへの取り付けのための接続手段を備え、前記接続手段は再取り付け不能手段を備え、該再取り付け不能手段は、前記分注ラインが前記抜き出しチューブから取り外されたときに、前記分注ラインを再使用することができないように接続を切り離すように設けられていることを特徴とする分注ライン。
  2. 前記再取り付け不能手段はシール手段を備え、該シール手段は、前記接続手段が前記抜き出しチューブから取り外されたときにそのシール特性を失うように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の分注ライン。
  3. 前記接続手段は、留め金式(snap)又はつめ式(click)の作用によって、前記抜き出しチューブに取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の分注ライン。
  4. 前記再取り付け不能手段は、前記接続手段が前記抜き出しチューブから取り外されたときに、前記留め金式(snap)又はつめ式(click)の作用を破壊又は損傷するための手段を備えることを特徴とする請求項3に記載の分注ライン。
  5. 前記接続手段はバルブを備え、該バルブは前記抜き出しチューブへの前記圧力媒体の通路を開くように設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の分注ライン。
  6. 前記分注ラインは、そのチューブ部分が可撓性を有するプラスティック材料からなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の分注ライン。
  7. 前記接続手段は、ポリマーのような成型可能な材料からなることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の分注ライン。
  8. 前記分注ラインは、使い捨て式であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の分注ライン。
  9. 前記分注ラインは、殺菌包装されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の分注ライン。
  10. 前記分注ラインは、前記分注装置の出口である出口を備えていることを特徴とする請求項1に記載の分注ライン。
  11. 前記出口は、開口部に向かって先細とされており、飲料の流速を出口において高めていることを特徴とする請求項10に記載の分注ライン。
  12. 前記分注ラインの、前記出口に近接して配置された部分は、滴下の無い出口を提供するために角度をつけられていることを特徴とする請求項10又は11に記載の分注ライン。
  13. 前記分注ラインは、取っ手に接続されて前記分注ラインを開閉する手段を備えていることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の分注ライン。
  14. 前記抜き出しチューブは取り付け手段を備え、該取り付け手段は、前記分注ラインの前記接続手段に接続可能であることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載の分注ラインとともに使用するための抜き出しチューブ。
  15. 飲料容器であって、該容器は抜き出しチューブが配置された出口を備える飲料容器と、
    COのような圧力媒体を前記容器に接続するように設けられた分注装置であって、前記容器の中に存在する前記飲料が前記抜き出しチューブを介して前記容器から外へ押し出される分注装置と、
    を備える飲料を分注するためのシステムであって、
    前記システムは、請求項1〜13のいずれか一項に記載の分注ラインをさらに備えることを特徴とするシステム。
  16. 前記圧力媒体は、前記容器内の分離された室に収容されていることを特徴とする請求項15に記載のシステム。
  17. 前記容器は金属からなり、冷却装置が前記容器に接触するように配置され、よって前記容器はこの接触によって冷却されていることを特徴とする請求項15又は16に記載のシステム。
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